JPH0721084Y2 - ブラシホルダ装置 - Google Patents

ブラシホルダ装置

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JPH0721084Y2
JPH0721084Y2 JP1987059178U JP5917887U JPH0721084Y2 JP H0721084 Y2 JPH0721084 Y2 JP H0721084Y2 JP 1987059178 U JP1987059178 U JP 1987059178U JP 5917887 U JP5917887 U JP 5917887U JP H0721084 Y2 JPH0721084 Y2 JP H0721084Y2
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brush
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opening
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JP1987059178U
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正夫 吉田
良夫 松嶋
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株式会社三ツ葉電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ブラシホルダ装置に関し、特に、リード線の
配線技術に係り、例えば、自動車に搭載されるリトラク
タブル・ヘッドライト用モータ等に使用されるものに利
用して有効なブラシホルダ装置に関する。
〔従来の技術〕 一般的なモータと同様、自動車に開閉自在に設備された
ヘッドライトを開閉駆動するためのリトクタブル・ヘッ
ドライト用モータにおいては、ブラシホルダ装置が組み
込まれるが、このブラシホルダ装置においてはブラシを
外部に電気的に接続するためのリード線配線技術が必要
になる。
従来、このようなブラシホルダ装置においてリード線を
ブラシに電気的に接続する場合、リード線がゴムグロメ
ットに手作業により挿入され、ブラシに電気的に接続さ
れている接続部片に1本宛当てがわれた後、そのまま手
を添えられながらはんだ付け作業が実施される。そし
て、はんだ付け作業後、リード線ははんだ付け作業が実
施し易いように余分に引き出されていた長さ分をフォー
ミングされながら外部へ引き出される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このようなブラシホルダ装置におけるリード線接続作業
においては、リード線を接続部片に手作業で位置合わせ
しながら、はんだ付け作業が実施され、さらに、はんだ
付け作業後、補正作業が必要になるため、作業性が悪い
という問題点がある。
また、補正作業が充分に実施されない場合、余分に引き
出された分だけリード線が弛んで遊動するため、モータ
ハウジングのギャフレームへの組付作業時にリード線の
噛み込みが発生する危惧がある。
本考案の目的は、作業性が良く、容易に自動化を実現す
ることができるとともに、リード線の遊動を防止するこ
とができるブラシホルダ装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るブラシホルダ装置は、絶縁材料が用いられ
て一体成形されて、機枠(3)のコンミュテータ(6)
周りに固定されているベース(11)と、このベース(1
1)に保持されてコンミュテータ(6)に摺接されてい
るブラシ(53、63)と、機枠(3)のベース(11)と離
れた位置に嵌着されているグロメット(4)と、グロメ
ット(4)に挿通されてブラシ(53、63)に電気的に接
続されているリード線(64、65)とを備えているブラシ
ホルダ装置において、 前記ベース(11)にリード線案内筒(28、32)が一体的
に形成されており、このリード線案内筒(28、32)は両
端がそれぞれ開口した筒形状に形成されているととも
に、一方の開口部(29、33)が前記グロメット(4)の
リード線挿通口に近接して対向され、他方の開口部(3
0、35)が前記リード線(64、65)の前記ブラシ(53、6
3)との接続部位(42b、57)に近接して対向されてお
り、 前記グロメット(4)を挿通されたリード線(64、65)
は前記一方の開口(29、33)から前記リード線案内筒
(28、32)の内部に挿入されて、前記他方の開口部(3
0、35)まで案内され、前記ブラシ(53、63)との前記
接続部位(42b、57)に電気的に接続されていることを
特徴とする。
〔作用〕
前記した手段によれば、リード線は案内筒に案内されて
接続部まで自然に導かれるため、その配線作業はきわめ
て簡単化される。また、接続後、リード線は案内筒によ
って包囲された状態になるため、リード線の補正作業を
省略化することができるとともに、遊動が防止されるた
め、組付作業時におけるリード線の噛み込み等を回避す
ることができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例であるブラシホルダ装置を示
す分解斜視図、第2図および第3図はその組立状態を示
す平面図および側面図、第4図はサーキットブレーカ組
込部を示す拡大部分斜視図、第5図はリード線接続部を
示す拡大部分斜視図、第6図はそのブラシホルダ装置が
使用されているリトラクタブル・ヘッドライト用モータ
を示す一部切断正面図である。
本実施例において、このブラシホルダ装置10はリトラク
タブル・ヘッドライト用モータ1に組み込まれるように
構成されており、機枠としてのギャフレーム3に固定的
に組み付けられている。このモータ1は自動車のボンネ
ット内にモータハウジング2側を上向きにして設備され
るようになっている。
このブラシホルダ装置10は絶縁性を有する樹脂を用いて
射出成形等のような適当な手段により一体成形されたベ
ース11を備えており、ベース11はモータハウジング2と
ギャフレーム3との内部に収容されるように、平面形状
が両者2および3の外形に略相似する略アーチ形状に形
成されている。すなわち、ベース11は円弧形状に形成さ
れた本体部12と、この本体部12の両端部(以下、前後端
部とする。)から互いに平行になるように配されてそれ
ぞれ一体的に突設されている一対のアーム部13a、13bと
を備えている。両アーム部13a、13bの他端部(以下、右
端部とする。)間にはブリッジ14が架設されており、こ
のブリッジ14はベース11の樹脂成形時における変形を防
止する役目を果たすように設定されている。
ベース11における本体部12にはサーキットブレーカ保持
筒15が、一方のアーム部13a側(以下、前側とする。)
に寄るように配されて、垂直下向きに突設されており、
この保持筒15は横断面形状が略長方形で、上面が開口さ
れ下面が閉塞された角筒形状に一体的に形成されてい
る。この保持筒15の筒中空部は、その大きさが後記する
サーキットブレーカを嵌入して保持し得る寸法に設定さ
れていることにより、サーキットブレーカ保持穴16を実
質的に構成するようになっている。
ベース本体部12の上面には略柱形状に形成された第1タ
ーミナル部材保持部17が、サーキットブレーカ保持穴16
の左脇において前側に寄るように配されて、垂直上向き
に一体的に突設されており、この保持部17には第1ター
ミナル部材保持穴18が垂直方向に配されて、上面が開口
するように開設されている。この保持部17には略角棒形
状の抜け止め部片19が保持穴18の左脇に配されて、垂直
方向に立脚するように形成されており、この抜け止め部
片19の上端部には係合爪20が保持穴18の内方向に突設さ
れている。保持部17には細長い縦溝21が保持穴18の前脇
に配されて、垂直方向に切り込まれており、縦溝21の右
脇には後記する第1ターミナル部材に突設された接続部
片を挿入するための挿入溝22が左右方向に貫通するよう
に配されて、垂直方向に切り込まれている。
また、ベース本体部12の上面には略柱形状に形成された
第2ターミナル部材保持部23が、後側のアーム13bに寄
るように配されて、垂直上向きに一体的に突設されてお
り、この保持部23には第2ターミナル部材保持穴24が垂
直方向に配されて、その上面が開口するように開設され
ている。この保持部23には略角棒形状の抜け止め部片25
が保持穴24の左脇に配されて、垂直方向に立脚するよう
に形成されており、この抜け止め部片25の上端部には係
合爪26が保持穴24の内方向に突設されている。保持部23
には縦溝27が保持穴24の後脇に配されて、垂直方向に切
り込まれている。
この保持部23の右脇には第1リード線案内筒28および第
2リード線案内筒32が、左右で隣接するようにそれぞれ
配されて、垂直上下方向に延びるように一体的に突設さ
れており、両筒の下端はギャフレーム3に嵌着されたゴ
ムグロメット4に整合するようになっている。右側に配
置されている第1リード線案内筒28には、その下端開口
部29がゴムグロメット4の第1リード線挿通孔に対向す
るように、また、その上端開口部30が垂直に、かつ前記
サーキットブレーカ保持穴16の上方空間を向くようにそ
れぞれ開設されている。この案内筒28の上端開口部30に
は傾斜面部31が上方に行くにしたがってサーキットブレ
ーカ保持穴16に次第に近づくように適度な曲率を有する
凹状弯曲面に形成されている。
他方、左側に配置されている第2リード線案内筒32には
下端開口部33がゴムグロメット4の第2リード線挿通孔
に対向するように開設されている。この案内筒32の上端
には後記する第2ターミナル部材に突設された接続部片
を収容するための収容部34が、筒端を閉塞するように形
成されており、この収容部34の底壁には後記する第2リ
ード線を突き出させるための小孔35が上下方向に貫通す
るように開設されている。
ベース11の上面外縁辺には一対の絶縁壁36a、36bが両保
持部17および23から両アーム部13a、13bにかけてそれぞ
れ配され、一定高さの円弧形薄板形状に垂直に立設され
ている。両アーム部13a、13bには一対のストッパ部37
a、37bがそれぞれ突設されており、両ストッパ部37a、3
7bは後記するブラシスプリングにそれぞれ背側から当接
し得るように構成されている。両ストッパ部37a、37bの
内側には仮止め爪部38a、38bがそれぞれ突設されてお
り、両仮止め爪部38a、38bはブラシスプリングの先端部
をそれぞれ引っ掛け得るように構成されている。両アー
ム部13a、13bの右端部には、一対の小孔39a、39bが上下
方向に貫通するように開設されており、両小孔39a、39b
はこのベース11をギャフレーム3に螺着するためのビス
をそれぞれ挿通されるようになっている。
サーキットブレーカ41は横断面形状が長方形で縦長の略
直方体形状に形成されており、その上側端面には一対の
端子部片42a、42bがそれぞれ両側に配されて、略垂直に
突設されている。両端子部片42a、42bには係合凹部43が
それぞれ切設されている。
第1ターミナル部材44は黄銅等のような導電材料を用い
てプレス加工により、略矩形の小さい薄板形状に一体形
成されており、前記ベース11における第1保持穴18に嵌
入し得るように形成されている。このターミナル部材44
の上端辺には係合凹部45が長方形に切設されており、こ
の係合凹部45の前脇にはサーキットブレーカ41の端子部
片42aと接続するための接続部片46が、略直角に屈曲さ
れた後、下向きに垂下するように一体的に突設されてい
る。この接続部片46には係合凹部47が下向きに開口する
達磨穴形状に切設されている。
この第1ターミナル部材44の中間部には第1ブラシスプ
リング48が片脇に突出するように直角に配されて、その
一端部においてかしめ加工等のような適当な手段により
固着されている。このブラシスプリング48は導電性を有
する板ばね材料を用いて、プレス加工により略矩形の長
い薄板形状に一体成形されており、腹側がターミナル部
材44側を向く大略フック形状に屈曲形成されている。こ
のブラシスプリング48の直線形状部49には略正方形形状
のブラシ取付孔50が厚さ方向に貫通するように開設され
ており、その上下位置には一対の保持爪51が上下対称に
配されて屈曲形成されている。このブラシ取付孔50には
一方のブラシ53が嵌入されており、ブラシ53は両保持爪
51、51に上下から押さえられて挟持されている。このブ
ラシスプリング48におけるブラシ53の先方には仮止め部
片52が直線形状部49を延長するように突設されている。
第2ターミナル部材54は第1ターミナル部材44と同様な
材料、手段により、それと略対称形状になるように一体
成形されており、前記ベース11における第2保持穴24に
嵌入し得るように形成されている。このターミナル部材
54にも、係合凹部55および接続部片56がそれぞれ設けら
れており、この接続部片56は略直角に屈曲された後、さ
らに水平方向に屈曲されているとともに、リード線挿通
孔57が上下方向に貫通するように開設されている。
この第2ターミナル部材54の中間部にも第2ブラシスプ
リング58が片脇に突出するように直角に配されて固着さ
れており、このブラシスプリング58は第1ブラシスプリ
ング48と対称になるように腹側がターミナル部材54側を
向く大略フック形状に屈曲形成されている。このブラシ
スプリング58の直線形状部59にも、ブラシ取付孔60、上
下一対の保持爪61、ブラシ63および仮止め部片62が設け
られている。
次に、前記構成にかかるベース11、サーキットブレーカ
41、および両ターミナル部材44、54の組み付け作業を説
明する。
まず、ベース11の保持穴16にサーキットブレーカ41が、
端子部片42a、42bが左上側になるように配されて上から
嵌入される。
その後、第1ブラシスプリング48が固着されている第1
ターミナル部材44が第1保持穴18に、係合凹部45を上向
きにされ、ブラシスプリング48が前側になるように配さ
れて上から嵌入される。このターミナル部材44の嵌入に
伴って、抜け止め部片19の係合爪20が係合凹部45に係合
するため、ターミナル部材44は抜け止め部片19により上
から押さえられるように抜け止めされることになる。
同時に、このターミナル部材44に一体的に突設されてい
る接続部片46は保持穴16に嵌入されたサーキットブレー
カ41の第1端子部片42aに、両者の凹部47と凹部43とが
係合するように上から当接することになる。これによ
り、サーキットブレーカ41は第1ターミナル部材44によ
って上から押さえられて抜け止めされた状態になる。
一方、第2ブラシスプリング58が固着されている第2タ
ーミナル部材54は第2保持穴24に、係合凹部55を上向き
にされ、第2ブラシスプリング58が後側になるように配
されて上から嵌入される。このターミナル部材54の嵌入
に伴って、抜け止め部片25の係合爪26が係合凹部55に係
合するため、ターミナル部材54は抜け止め部片25により
上から押さえられるように抜け止めされることになる。
同時に、この第2ターミナル部材54に一体的に突設され
ている接続部片56は第2リード線案内筒32上に形成され
た収容部34に収容された状態になり、この状態におい
て、接続部片56の小孔57と収容部34の小孔35とは整合さ
れる。
このようにして、サーキットブレーカ、両ターミナル部
材およびブラシスプリングを組み付けられたベース11は
ギャフレーム3の所定箇所に組み付けられ、ビス等によ
り固定される。
次いで、第1および第2リード線64および65がギャフレ
ーム3のゴムグロメット4に下側から挿入され、ベース
11に突設されている第1および第2リード線案内筒28お
よび32にそれらの下端開口29および33からそれぞれ挿入
される。挿入された両リード線64、65は両案内筒28、32
の内周面に案内されて円滑に挿通されて行く。
第1案内筒28に挿通された第1リード線64は上端部に達
すると、傾斜面部31に沿って案内されることになるた
め、第1リード線64の先端部は垂直かつサーキットブレ
ーカ41の方向を向いている上端開口部30から突き出され
た後、サーキットブレーカ41の残りの端子部片42bにお
ける凹部43に挿入されることになる。
他方、第2案内筒32に挿通された第2リード線65は上端
部に達すると、収容部34の底に開設されている小孔35を
挿通されるとともに、そこに整合された第2ターミナル
部材54における接続部片56の小孔57に挿通されることに
なる。
このようにして、このブラシホルダ装置10において電気
的接続箇所のいずれもが組付作業の進行に伴って必然的
に接触し合うことになる。すなわち、サーキットブレー
カ41上において第1ターミナル部材44の接続部片46が接
触している一方の端子部片42aと、第1リード線64が接
触している他方の端子部片42bと、第2案内筒32の収容
部34上において第2リード線65が接触している第2ター
ミナル部材54の接続部片56とについて、はんだ付け作業
をそれぞれ実施することにより、このブラシホルダ装置
の電気系統は連携されることになる。そして、このはん
だ付け所要箇所は全て上向きになっているため、それら
に対するはんだ付け作業は容易に、または自動化によっ
て実施することができる。
その後、ベース11に一端部を間接的にそれぞれ支持され
た一対のブラシスプリング48および58に先端部における
ブラシ53と63との間に、モータのロータ5に一体的に固
装されているコンミュテータ6が挿入されることによ
り、ロータ5の一端部がギャフレーム3に回転自在に支
持され、次いで、モータハウジング2がギャフレーム3
上に被せられ、ビス等により固定される。
ここで、両ブラシスプリング48、58が自由状態になって
閉じていると、両ブラシスプリング48、58およびブラシ
53、63がコンミュテータ6およびモータロータ5等に干
渉するため、前記したモータロータ5の組付作業が妨害
され、作業性が低下するとともに、その作業の自動化が
困難になる。
そこで、本実施例においては、両ブラシスプリング48、
58の先端部にそれぞれ突設された仮止め部片52、62がベ
ース11の両アーム部13a、13bに突設された仮止め爪部38
a、38bにそれぞれ係合される。この係合により、両ブラ
シスプリング48、58は拡開状態を維持することになるた
め、前記したモータロータ5の組付作業はこのブラシス
プリング48、58およびブラシ53、63の干渉によって妨害
されることなく、容易に実施することができる。
また、前述した各工程においてブラシスプリングに径方
向外向きの押し広げ力が不慮に加えられ、このブラシス
プリングがその弾性限界を越えて過度に変形されると、
このブラシスプリングに予め設定されているコンミュテ
ータに対する接触圧力が変動することになる。
そこで、本実施例においては、両仮止め爪部38a、38bの
外側にストッパ部37a、37bをそれぞれ突設することによ
り、ブラシスプリング48、58における接触圧の変動を防
止するようにしている。すなわち、万一、ブラシスプリ
ング48、58に径方向外向きの押し広げ力が不慮に加えら
れたとしても、両ブラシスプリング48、58はその一部が
ストッパ部37a、37bに接衝することにより、それ以上外
方へ変形することを阻止されるため、弾性限界を越えて
過度に変形することはなく、したがって、所要の接触圧
力は確保されることになる。
前記実施例によれば次の効果が得られる。
(1)ベースの保持穴にサーキットブレーカを嵌入した
後、ベースの保持穴にターミナル部材を嵌入することに
より、ターミナル部材の接続部片をサーキットブレーカ
の端子部片に接触させることができるとともに、サーキ
ットブレーカをターミナル部材によって抜け止め状態に
固定させることができるため、しかも、これらの嵌入作
業はいずれも一方向からの作業であるため、サーキット
ブレーカについての固定化作業や電気的接触作業を合理
化させることができる。
(2)第1リード線をその案内筒に挿通することによ
り、第1リード線の先端部を所望通りサーキットブレー
カの端子部片に導いて接触させることができるため、こ
のリード線についての配線作業を簡略化させることがで
きる。
(3)第2リード線をその案内筒に挿通することによ
り、第2リード線の先端部を所望通り第2ターミナル部
材の接続部片に導いて接触させることができるため、こ
のリード線についての配線作業を簡略させることができ
る。
(4)第1および第2リード線を案内筒にそれぞれ挿通
させることにより、リード線の遊動を防止することがで
きるため、はんだ付け作業後の補正作業を省略化するこ
とができるとともに、リード線の遊動に伴うその噛み込
み等の発生を防止することができる。
(5)ベース上に電気的接続箇所のいずれもが配設され
ているため、それらに対するはんだ付け作業が実施し易
くなり、作業性を高めることができるとともに、自動化
を実現させることができる。
(6)ベースに突設した仮止め爪部にブラシスプリング
を仮に係止させることにより、ブラシスプリングの拡開
状態を維持させることができるため、モータロータの組
付作業中等においてモータロータおよびコンミュテータ
とブラシスプリングおよびブラシとの干渉を回避するこ
とができ、その作業性を高めることができる。
(7)ベースにストッパ部を突設することにより、ブラ
シスプリングの過度の変形を阻止することができるた
め、ブラシスプリングの接触圧力を正常に維持させるこ
とができる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であ
ることはいうまでもない。
例えば、ベース、サーキットブレーカ、ターミナル部
材、ブラシスプリング、およびリード線の形状、構造、
大きさ、使用材料、配置等は前記実施例に限られない。
前記実施例では、リトラクタブル・ヘッドライト用モー
タに使用されるブラシホルダ装置に適用した場合につき
説明したが、本考案は他のモータ等に使用されるブラシ
ホルダ装置全般に適用することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、リード線を案内
筒により案内して接続部まで導くことができるため、そ
の配線作業をきわめて簡単化することができるととも
に、接続後、リード線を案内筒によって包囲することが
できるため、リード線の補正作業を省略化することがで
きるとともに、リード線の遊動を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるブラシホルダ装置を示
す分解斜視図、第2図および第3図はその組立状態を示
す平面図および側面図、第4図はサーキットブレーカ組
込部を示す拡大部分斜視図、第5図はリード線接続部を
示す拡大部分斜視図、第6図はそのブラシホルダ装置が
使用されているリトラクタブル・ヘッドライト用モータ
を示す一部切断正面図である。 1……リトラクタブル・ヘッドライト用モータ、2……
モータハウジング、3……ギャフレーム、4……ゴムグ
ロメット、5……モータロータ、6……コンミュテー
タ、10……ブラシホルダ装置、11……ベース、12……ベ
ース本体部、13a、13b……アーム部、14……ブリッジ、
15……サーキットブレーカ保持筒、16……サーキットブ
レーカ保持穴、17……第1ターミナル部材保持部、18…
…第1ターミナル部材保持穴、19……抜け止め部片、20
……係合爪、21……縦溝、22……挿入溝、23……第2タ
ーミナル部材保持部、24……第2ターミナル部材保持
穴、25……抜け止め部片、26……係合爪、27……縦溝、
28……第1リード線案内筒、29……下端開口部、30……
上端開口部、31……傾斜面部、32……第2リード線案内
筒、33……下端開口部、34……収容部、35……小孔、36
a、36b……絶縁壁、37a、37b……ストッパ部、38a、38b
……仮止め爪部、39a、39b……小孔、41……サーキット
ブレーカ、42a、42b……端子部片、43……係合凹部、44
……第1ターミナル部材、45……係合凹部、46……接続
部片、47……係合凹部、48……第1ブラシスプリング、
49……直線形状部、50……ブラシ取付孔、51……保持
爪、52……仮止め部片、53……ブラシ、54……第2ター
ミナル部材、55……係合凹部、56……接続部片、57……
小孔、58……第2ブラシスプリング、59……直線形状
部、60……ブラシ取付孔、61……保持爪、62……仮止め
部片、63……ブラシ、64……第1リード線、65……第2
リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁材料が用いられて一体成形されて、機
    枠(3)のコンミュテータ(6)周りに固定されている
    ベース(11)と、このベース(11)に保持されてコンミ
    ュテータ(6)に摺接されているブラシ(53、63)と、
    機枠(3)のベース(11)と離れた位置に嵌着されてい
    るグロメット(4)と、グロメット(4)に挿通されて
    ブラシ(53、63)に電気的に接続されているリード線
    (64、65)とを備えているブラシホルダ装置において、 前記ベース(11)にリード線案内筒(28、32)が一体的
    に形成されており、このリード線案内筒(28、32)は両
    端がそれぞれ開口した筒形状に形成されているととも
    に、一方の開口部(29、33)が前記グロメット(4)の
    リード線挿通口に近接して対向され、他方の開口部(3
    0、35)が前記リード線(64、65)の前記ブラシ(53、6
    3)との接続部位(42b、57)に近接して対向されてお
    り、 前記グロメット(4)を挿通されたリード線(64、65)
    は前記一方の開口(29、33)から前記リード線案内筒
    (28、32)の内部に挿入されて、前記他方の開口部(3
    0、35)まで案内され、前記ブラシ(53、63)との前記
    接続部位(42b、57)に電気的に接続されていることを
    特徴とするブラシホルダ装置。
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