JPH07211255A - カラー受像管 - Google Patents

カラー受像管

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JPH07211255A
JPH07211255A JP604394A JP604394A JPH07211255A JP H07211255 A JPH07211255 A JP H07211255A JP 604394 A JP604394 A JP 604394A JP 604394 A JP604394 A JP 604394A JP H07211255 A JPH07211255 A JP H07211255A
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JP
Japan
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electrode
resistor
dividing
terminal portion
dividing resistor
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Application number
JP604394A
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English (en)
Inventor
Takahiro Hasegawa
隆弘 長谷川
Kazunori Sato
和則 佐藤
Shunji Okubo
俊二 大久保
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 主レンズ部が順次蛍光体スクリーン方向に配
置された集束電極G5、1個または複数個の中間電極Gm1,
Gm2 および陽極電圧が印加される最終加速電極G6からな
る電子銃を有し、その中間電極Gm1,Gm2 に分割用抵抗器
により陽極電圧を所定の電圧に分割して中間端子部から
所定の電圧に供給するカラー受像管において、分割用抵
抗器27a,27b を複数個とし、その各分割用抵抗器の中間
端子部と中間電極との間に接続用抵抗器43a,43b,45a,45
b を介挿するとともに、中間電極から各分割用抵抗器の
方向を電流の順方向として各分割用抵抗器の中間端子部
と中間電極との間に接続用抵抗器と並列に整流器44a,44
b,46a,46b を介挿した。 【効果】 分割用抵抗器にリーク電流が流れた場合に生
ずるフォーカス特性の劣化を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー受像管に係
り、特にフォーカス特性の劣化を防止するように構成さ
れたカラー受像管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管は、電子銃から放出
される3電子ビームを偏向装置の発生する水平、垂直偏
向磁界により偏向し、シャドウマスクを介して、3色蛍
光体層からなる蛍光体スクリーンを走査することによ
り、カラー画像を表示する構造に形成されている。この
ようなカラー受像管において、電子銃を同一水平面上を
通る一列配置の3電子ビームを放出する電子銃とし、偏
向装置の発生する水平偏向磁界をピンクッション形、垂
直偏向磁界をバレル形に歪ませ、この非斉一磁界により
上記一列配置の3電子ビームを自己集中するように構成
したセルフコンバーゼンス・インライン型カラー受像管
が、現在カラー受像管の主流となっている。
【0003】一般にカラー受像管の蛍光体スクリーン上
に描かれる画像品位を良好にするためには、蛍光体スク
リーン上のビームスポットの形状を良好にして、解像度
を向上させることが必要である。しかし上記セルフコン
バーゼンス・インライン型カラー受像管については、偏
向磁界が非斉一であるために、画面上のビームスポット
の形状が歪み、解像度が劣化するという問題がある。す
なわち、図5に示すように、画面中央部のビームスポッ
ト1a はほぼ真円となるが、画面周辺部のビームスポッ
ト1b は、水平方向に長い楕円状の高輝度コア部2と垂
直方向に延びた低輝度ハロー部3をもつ形状に歪み、画
面周辺部の解像度が著しく低下する。この画面周辺部の
ビームスポット1b の歪みは、図6(a)および(b)
に3電子ビーム4B ,4G ,4R のうち、一方のサイド
ビーム4B について示すように、3電子ビーム4B ,4
G ,4R が水平、垂直偏向磁界5H ,5V を通過すると
き、水平方向に集束が弱められ、逆に垂直方向に集束が
強められるためである。
【0004】このような偏向歪による解像度の劣化を改
善する一手段として、本発明者に係る特開昭64−38
947号公報には、図7に示す構造の電子銃7が示され
ている。この電子銃7は、水平方向(X方向)に一列配
置された3個のカソードKB,KG ,KR 、これらカソ
ードKB ,KG ,KR を各別に加熱する3個のヒータ
(図示せず)、上記カソードKB ,KG ,KR から順次
蛍光体スクリーン方向に所定間隔で配置された第1乃至
第6グリッドG1 〜G6 、第5グリッドG5 と第6グリ
ッドG6 との間に配置された2個の中間電極Gm1,Gm2
および第6グリッドG6 の蛍光体スクリーン側に取付け
られたシールド・カップSC を有する。
【0005】この電子銃7の各電極には、3個のカソー
ドKB ,KG ,KR に対応して、3個の電子ビーム通過
孔が形成されている。その電子ビーム通過孔は、筒状電
極からなる第5グリッドG5 の中間電極Gm1との対向面
の電子ビーム通過孔8B ,8G ,8R および第6グリッ
ドG6 の中間電極Gm2との対向面の電子ビーム通過孔9
B ,9G ,9R 以外は、円形であるが、上記電子ビーム
通過孔8B ,8G ,8R および9B ,9G ,9R は、水
平方向に長い横長の非円形孔または板厚を薄くした円形
孔に形成されている。
【0006】この電子銃7では、第5グリッドG5 、2
個の中間電極Gm1,Gm2および第6グリッドG6 によ
り、放出される3電子ビームを最終的に蛍光体スクリー
ン上に集束する主レンズ部が形成され、その集束電極と
しての第5グリッドG5 には、偏向装置の電子ビームの
偏向に同期して変化するダイナミック・フォーカス電圧
Vd が印加され、最終加速電極である第6グリッドG6
には、高圧の陽極電圧Eb が印加される。また中間電極
Gm1,Gm2には、電子銃7に接近して配置された分割用
抵抗器10により、上記陽極電圧を分割して、それぞれ
所定の電圧が印加される構造となっている。
【0007】このように電子銃7を構成すると、その主
レンズ部には、第5グリッドG5 とこれに隣接する中間
電極Gm1とにより、3電子ビームを水平方向に対し相対
的に垂直方向に強く集束する第1の四極子レンズが形成
され、第6グリッドG6 とこれに隣接する中間電極Gm2
とにより、水平方向に対し相対的に垂直方向に強く発散
する第2の四極子レンズが形成される。これら第1、第
2の四極子レンズは、3電子ビームが画面の中央に向か
うときは平衡し、画面中央では、ほぼ円形のビームスポ
ットが得られる。これに対し、3電子ビームが画面の周
辺部に向かうときは、第5グリッドG5 のダイナミック
・フォーカス電圧の上昇により第5グリッドG5 と中間
電極Gm1との電位差が小さくなり、第1の四極子レンズ
の集束作用が弱まる。その結果、相対的に第2の四極子
レンズの発散作用が強くなり、3電子ビームは、主とし
て垂直方向に発散され、偏向磁界から受ける垂直方向に
強く集束される偏向歪を相殺し、画面周辺部のビームス
ポットの形状を良好にすることができる。
【0008】そのためには、主レンズを形成する電極、
なかでも中間電極Gm1,Gm2の電圧を安定にすることが
必須条件である。この中間電極Gm1,Gm2に印加される
電圧が変化すると、第1、第2の四極子レンズの平衡が
くずれ、画面中央のビームスポットが非円形となり、フ
ォーカス特性が劣化する。またこの画面中央のビームス
ポットの変化は、画面周辺部にも影響し、所望の特性が
得られなくなる。
【0009】この中間電極Gm1,Gm2に印加される電圧
が変化する原因の一つに、分割用抵抗器10の短絡があ
る。この分割用抵抗器10は、高電圧が印加される電極
を有する電子銃7に接近して配置され、強電界にさらさ
れているため、耐電圧的に厳しい条件下にある。特に中
間電極Gm1,Gm2に接続される中間端子部11,12
は、高圧の陽極電圧が印加される電極(第6グリツドG
6 )に比較的近い位置にあるため、分割用抵抗器10の
陽極電圧が印加される陽極端子部13と上記中間端子部
11,12との間にごみやバリなどが付着、形成され
て、この分割用抵抗器10にリーク電流が流れることが
ある。この場合、見掛け上、陽極端子部13と中間端子
部11,12との間の抵抗値が小さくなったことにな
り、中間電極Gm1,Gm2の電位が所定の電位よりも高く
なり、フォーカス特性が劣化する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、セルフ
コンバーゼンス・インライン型カラー受像管は、偏向装
置の発生する水平、垂直偏向磁界が非斉一であるため、
特に画面周辺部のビームスポットが歪み、解像度が劣化
するという問題がある。この偏向歪による解像度の劣化
を改善する一手段として、電子銃の主レンズ部を集束電
極(第5グリッド)、2個の中間電極および最終加速電
極(第6グリッド)で形成し、その集束電極に電子ビー
ムの偏向に同期して変化するダイナミック・フォーカス
を、最終加速電極に陽極電圧を印加するとともに、2個
の中間電極に、電子銃に接近して配置された分割用抵抗
器により陽極電圧を分割して、所定の電圧を印加するよ
うに構成した電子銃がある。
【0011】この電子銃では、集束電極とこれに隣接す
る中間電極とにより、3電子ビームを水平方向に対し相
対的に垂直方向に強く集束する第1の四極子レンズが形
成され、最終加速電極とこれに隣接する中間電極とによ
り、水平方向に対し相対的に垂直方向に強く発散する第
2の四極子レンズが形成される。これら第1、第2の四
極子レンズは、3電子ビームが画面の中央に向かうとき
は平衡し、画面中央では、ほぼ円形のビームスポットが
得られる。これに対し、3電子ビームが画面の周辺部に
向かうときは、集束電極のダイナミック・フォーカス電
圧の上昇により、集束電極とこれに隣接する中間電極と
の電位差が小さくなり、第1の四極子レンズの集束作用
が弱まり、相対的に第2の四極子レンズの発散作用が強
くなる。それにより3電子ビームは、主として垂直方向
に発散され、偏向磁界から受ける垂直方向に強く集束さ
れる偏向歪を相殺して、画面周辺部のビームスポットの
形状を良好にすることができる。
【0012】しかしこの電子銃については、分割用抵抗
器が電子銃7に接近して配置され、強電界にさらされて
いるため、耐電圧的に厳しい条件下にある。特に中間電
極に接続される中間端子部は、陽極電圧が印加される最
終加速電極に比較的近い位置にあるため、分割用抵抗器
の陽極端子部と中間端子部との間にごみやバリなどが付
着、形成され、この分割用抵抗器にリーク電流が流れる
ことがある。この場合、見掛け上、陽極端子部と中間端
子部との間の抵抗値が小さくなったことになり、中間電
極の電位が所定の電位よりも高くなり、フォーカス特性
が劣化する。
【0013】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、分割用抵抗器にリーク電流が流れ
ても、主レンズ部に形成される四極子レンズの平衡がく
ずれないカラー受像管を構成することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】電子ビーム発生部からの
電子ビームを最終的に蛍光体スクリーン上に集束する主
レンズ部を有し、この主レンズ部が順次蛍光体スクリー
ン方向に配置された集束電極、1個または複数個の中間
電極および陽極電圧が印加される最終加速電極からなる
電子銃を有し、その中間電極に分割用抵抗器により陽極
電圧を所定の電圧に分割して中間端子部から供給するカ
ラー受像管において、分割用抵抗器を複数個とし、その
各分割用抵抗器の中間端子部と中間電極との間に接続用
抵抗器を介挿するとともに、中間電極から各分割用抵抗
器の方向を電流の順方向として各分割用抵抗器の中間端
子部と中間電極との間に接続用抵抗器と並列に整流器を
介挿した。
【0015】さらに、その整流器の逆方向抵抗を接続用
抵抗器の抵抗値よりも大きくした。
【0016】
【作用】上記のように、分割用抵抗器を複数個とし、そ
の各分割用抵抗器の中間端子部と中間電極との間に接続
用抵抗器を介挿するとともに、中間電極から各分割用抵
抗器の方向を電流の順方向として各分割用抵抗器の中間
端子部と中間電極との間に接続用抵抗器と並列に整流器
を介挿すると、たとえば2個の分割用抵抗器を配置した
場合、一方の第1の分割用抵抗器の陽極端子部と中間電
極に接続された中間端子部との間にリーク電流が流れ、
中間端子部の電位が上昇する。その結果、中間端子部と
中間電極との間に介挿された接続用抵抗器→中間電極→
第2の分割用抵抗器と中間電極との間に介挿された整流
器→第2の分割用抵抗器の順路で電流が流れる。この場
合、第2の分割用抵抗器と中間電極との間に介挿された
整流器を流れる電流は順方向となるから、整流器の抵抗
は無視でき、中間電極の電位は、第2の分割用抵抗器か
ら得られる所定の電位となり、第1の分割用抵抗器の中
間端子部の電圧の上昇分は、第1の分割用抵抗器の中間
端子部と中間電極との間に介挿された接続用抵抗器によ
り吸収され、中間電極に所定の電圧を印加することがで
きるようになる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
【0018】図2にその一実施例であるセルフコンバー
ゼンス・インライン型カラー受像管を示す。このカラー
受像管は、パネル20およびこのパネル20に一体に接
合された漏斗状のファンネル21からなる外囲器を有
し、そのパネル20の内面に、青、緑、赤に発光するス
トライプ状の3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン2
2が形成され、この蛍光体スクリーン22に対向して、
その内側にシャドウマスク23が配置されている。一
方、ファンネル21のネック24内に、同一水平面上を
通るセンタービーム25G および一対のサイドビーム2
5B ,25R からなる一列配置の3電子ビーム25B ,
25G 、25R を放出する電子銃26が配置され、この
電子銃26に接近して一対の分割用抵抗器27a ,27
b が配置されている。またファンネル21の径大部28
に陽極端子29が設けられている。またファンネル21
の径大部28内面からネック24の隣接部内面にかけ
て、内面導電膜30が塗布形成され、陽極端子29に接
続されている。
【0019】なお、31は、ファンネル21の外側に装
着され、ピンクッション形水平偏向磁界およびバレル形
垂直偏向磁界を発生する偏向装置である。
【0020】上記電子銃26は、図1に示すように、水
平方向に一列配置された3個のカソードKB ,KG ,K
R 、これらカソードKB ,KG ,KR を各別に加熱する
3個のヒータ(図示せず)、上記カソードKB ,KG ,
KR から順次蛍光体スクリーン方向に所定間隔で配置さ
れた第1乃至第6グリッドG1 〜G6 、その第5グリッ
ドG5 と第6グリッドG5 ,G6 との間に配置された2
個の中間電極Gm1,Gm2および第6グリッドG6 の蛍光
体スクリーン側に取付けられたシールド・カップSC を
有し、そのカソードKB ,KG ,KR 、ヒータ、第1乃
至第6グリッドG1 〜G6 および2個の中間電極Gm1,
Gm2が一対の棒状絶縁支持体(図示せず)により、一体
に固定された構造に形成されている。
【0021】その第1、び第2グリッドG1 ,G2 は、
それぞれ比較的板厚の薄い一体構造の板状電極から、第
3、第4、第5、第6グリッドG3 ,G4 ,G5 ,G6
は、それぞれ一体構造の筒状電極から、中間電極Gm1,
Gm2は、それぞれ比較的板厚の厚い一体構造の板状電極
からなる。その第1、第2、第3、第4、グリッドG1
,G2 ,G3 ,G4 ,G4 、第5グリッドG5 の第4
グリッドG4 との対向面、中間電極Gm2、第6グリッド
G6 のシールド・カップSC との対向面およびシールド
・カップSC の第6グリッドG6 との対向面には、3個
のカソードKB ,KG ,KR に対応して、一列配置の3
個の円形電子ビーム通過孔が設けられている。また第5
グリッドG5 の中間電極Gm1との対向面には、3個のカ
ソードKB,KG ,KR に対応して、一列配置に水平方
向に長い横長の非円形孔または板厚を1.0mm以下に薄
くした円形孔からなる3個の電子ビーム通過孔33B ,
33G ,33R が、また第6グリッドG6 の中間電極G
m2との対向面にも、3個のカソードKB ,KG ,KR に
対応して、同様の非円形孔または板厚を薄くした円形孔
からなる3個の電子ビーム通過孔34B ,34G ,34
R が設けられている。なお、上記各3個の電子ビーム電
子ビーム通過孔は、中間電極Gm2の一対のサイドビーム
通過孔35B ,35R 以外は同軸であるが、中間電極G
m2の一対のサイドビーム通過孔35B ,35R は、中間
電極Gm1の一対のサイドビーム通過孔に対して、センタ
ービーム通過孔35G から離れる方向に偏心している。
【0022】また上記一対の分割用抵抗器27a ,27
b は、同一形状、ほぼ同一抵抗特性をもつ構造に形成さ
れ、上記電子銃26を挟んでその両側に対称的に配置さ
れ、好ましくは、電子銃26の各電極を一体に固定する
棒状絶縁支持体の背面(ネック内面との対向面)に密着
して配置されている。これら分割用抵抗器27a ,27
b には、それぞれ両端部に陽極端子部37a ,37b お
よびアース端子部38a ,38b が、また中間部に各2
個の中間端子部39a ,39b ,40a ,40b が設け
られている。その一端部の陽極端子部37a ,37b
は、それぞれファンネルの径大部内面からネックの隣接
部内面にかけて塗布形成された内面導電膜などを介し
て、陽極端子29に接続され、他端部のアース端子部3
8a ,38bは、それぞれネック端部のステムピン41
(図2参照)および可変抵抗器42a,42b を介して
接地されている。また上記各2個の中間端子部39a ,
39b,40a ,40b のうち、一方の中間端子部39a
と40a 、他方の中間端子部39b と40b は、それ
ぞれ上記陽極端子部37a ,37b に陽極電圧が供給さ
れたとき、同一電位になるよう形成されている。
【0023】そして各2個の中間端子部39a ,39b
,40a ,40b のうち、一方の中間端子部39a ,
39b は、それぞれ同一抵抗値の接続用抵抗器43a ,
43bおよびこれら抵抗器43a ,43b と並列に接続
された整流器44a ,44b を介して中間電極Gm1に接
続され、他方の中間端子部40a ,40b は、それぞれ
同様に同一抵抗値の接続用抵抗器45a ,45b および
これら抵抗器45a ,45b と並列に接続された整流器
46a ,46b を介して中間電極Gm2に接続されてい
る。この抵抗器43a ,43b と並列の整流器44a ,
44b および抵抗器45a ,45b と並列の整流器46
a ,46b は、それぞれ中間電極Gm1,Gm2から各分割
用抵抗器27a ,27b の中間端子部39a ,39b ,
40a ,40b の方向を電流の順方向としている。また
上記整流器44a ,44b ,46a ,46b は、逆方向
抵抗値が、これら整流器44a ,44b ,46a ,46
b に並列接続された接続用抵抗器43a ,43b ,45
a ,45b の抵抗値よりも大きくなっている。
【0024】このように分割用抵抗器27a ,27b が
接続された電子銃26では、ネック端部のステムピンを
介して、各カソードKB ,KG ,KR に約180Vの直
流電圧にビデオ信号が重畳された電圧が印加され、第1
グリッドG1 は接地され、第2グリッドG2 と第4グリ
ッドG4 とは管内で接続され、これら第2、第4グリッ
ドG2 ,G4 には約800Vの直流電圧が、第3グリッ
ドG3 と第5グリッドG5 (集束電極)とは管内で接続
され、これら第3、第5グリッドG3 ,G5 には約8〜
9 kVの直流電圧に偏向装置の電子ビームの偏向に同期
して変化するパラボラ状の電圧が重畳されたダイナミッ
ク・フォーカス電圧Vd が印加される。一方、中間電極
Gm1には、分割用抵抗器27a ,27b により、その一
端部の陽極端子部37a ,37b に供給される陽極電圧
Eb を分割して、中間端子部39a ,39b から陽極電
圧Eb の約40%の電圧が、中間電極Gm2には、同じく
分割用抵抗器27a ,27b により分割して、中間端子
部40a ,40b から陽極電圧Eb の約65%の電圧が
印加される。また第6グリッドG6 (最終加速電極)に
は、ファンネルに設けられた陽極端子29および内面導
電膜などを介して、約30 kVの陽極電圧Eb が印加さ
れる。
【0025】上記電子銃26の各電極にこのような電圧
を印加すると、3個のカソードKB,KG ,KR および
第1、第2、第3グリッドG1 ,G2 ,G3 により電子
ビーム発生部が形成され、各カソードKB ,KG ,KR
から放出される3電子ビームは、第1、第2グリッドG
1 ,G2 近傍でクロスオーバーを形成したのち発散し、
第2、第3グリッドG2 ,G3 により形成されるプリフ
ォーカスレンズにより予備集束される。ついで第3、第
4、第5グリッドG3 ,G4 ,G5 により形成される補
助レンズにより、さらに集束され、その後、第5グリッ
ドG5 、2個の中間電極Gm1,Gm2、第6グリッドG6
により形成される主レンズ部により、最終的に蛍光体ス
クリーン上に集束される。
【0026】この3電子ビームを最終的に蛍光体スクリ
ーン上に集束する主レンズ部は、上記電子銃26におい
ては、第5グリッドG5 とこれに隣接する中間電極Gm1
とにより形成される第1の四極子レンズと、第6グリッ
ドG6 とこれに隣接する中間電極Gm2とにより形成され
る第2の四極子レンズとを含む。その第1の四極子レン
ズは、3電子ビームを水平方向に対して相対的に垂直方
向に強く集束し、第2の四極子レンズは、逆に水平方向
に対して相対的に垂直方向に強く発散する。しかもこれ
ら第1、第2の四極子レンズは、3電子ビームが画面の
中央に向かうときは平衡し、画面中央では、ほぼ円形の
ビームスポットが得られる。また3電子ビームが画面の
周辺部に向かうときは、第5グリッドG5 に印加される
ダイナミック・フォーカス電圧の上昇により、第5グリ
ッドG5 と中間電極Gm1との電位差が小さくなり、第1
の四極子レンズの集束作用が弱まり、相対的に第2の四
極子レンズの発散作用が強くなり、偏向装置による相対
的に垂直方向に過集束にする偏向歪を相殺して、画面周
辺部のビームスポットもほぼ円形にする。
【0027】ところで、上記のようにカラー受像管を構
成すると、何等かの原因により、分割用抵抗器27a ,
27b のいずれか一方の陽極端子部37a ,37b と中
間端子部39a ,39b または40a ,40b との間に
リーク電流が流れても、中間電極Gm1,Gm2の電位の上
昇を抑制することができ、これら中間電極Gm1,Gm2を
所定の電位に保って、フォーカス特性の劣化を防止する
ことができる。
【0028】今、分割用抵抗器27a ,27b の各陽極
端子部37a ,37b に陽極電圧Eb が供給され、その
いずれか一方の分割用抵抗器27a または27b 、たと
えば一方の第1の分割用抵抗器27a の陽極端子部37
a と中間端子部40a との間にリーク電流が流れ、他方
の第2の分割用抵抗器27b の陽極端子部37b と中間
端子部40b との間にはリーク電流が流れないとする。
この場合、図3(a)に示すように、アース端子部38
a と中間端子部39a との間の抵抗値をR1 、中間端子
部39a と中間端子部40a との間の抵抗値をR2 、中
間端子部40aと陽極端子部37a との間の抵抗値をR3
、可変抵抗器42a の抵抗値をRv1、分割用抵抗器2
7a に流れる正常時の電流をIR1とすると、中間端子部
40a の電位V12は、正常時には、 V12=(R1 +R2 +Rv1)IR1 となる。これに対し、同(b)に示すように、この分割
用抵抗器27a にリーク電流IL が流れると、中間端子
部40a の電位V12′は、 V12′=(R1 +R2 +Rv1)(IR1+IL ) となり、正常時の電位V12よりも上昇する。
【0029】このとき、他方の第2の分割用抵抗器27
b には、リーク電流は流れていないので、図4に示すよ
うに、分割用抵抗器27b の中間端子部40b の電位V
22は、可変抵抗器42b の抵抗値をRv2とし、アース端
子部38b と中間端子部39b との間の抵抗値をR1 、
中間端子部39b と中間端子部40b との間の抵抗値を
R2 、中間端子部40b と陽極端子部37b との間の抵
抗値を、それぞれ分割用抵抗器27a のそれと同じくR
1 ,R2 ,R3 とし、この分割用抵抗器27bに流れる
電流をIR2とすると、 V22=(R1 +R2 +Rv2)IR2 となり、陽極電圧の約65%の電位となる。
【0030】つまり、第1の分割用抵抗器27a にリー
ク電流が流れない正常状態では、両分割用抵抗器27a
,27b の抵抗特性が若干違っていても、各分割用抵
抗器27a ,27b の可変抵抗器42a ,42b によ
り、 V12=V22 となるように調整され、中間端子部40a ,40b は、
分割された所定の電位となる。しかし第1の分割用抵抗
器27a にリーク電流IL が流れると、 V12′>V22 となり、分割用抵抗器27a の中間端子部40a と分割
用抵抗器27b の中間端子部40b との間に電位差が生
じ、中間端子部40a →接続用抵抗器43a →中間電極
Gm2→整流器46b →中間端子部40b へと電流I2 が
流れる。この電流I2 の流れる方向は、整流器46b に
流れる電流の順方向となるので、整流器46b の抵抗は
無視でき、中間電極Gm2の電位は、分割用抵抗器27b
の中間端子部40b の電位V22と同じ正常電位に保たれ
る。すなわち、リーク電流IL による分割用抵抗器27
a の中間端子部40a の電圧の上昇分は、接続用抵抗器
45a で吸収され、中間電極Gm2の電位に影響を与えな
いようになる。
【0031】なお、分割用抵抗器27a の中間端子部4
0a と中間電極Gm2との間に介挿された整流器46a
は、上記電流の流れに対して逆方向となる。また分割用
抵抗器27b の中間端子部40b と中間電極Gm2との間
に介挿された接続用抵抗器45b は、並列接続された整
流器46b により短絡された形となるので、これら整流
器46a および接続用抵抗器45b には、ほとんど電流
は流れない。
【0032】以上、分割用抵抗器27a の中間端子部4
0a の電位の上昇について説明したが、分割用抵抗器2
7a の中間端子部39a についても同様に、正常時に
は、この中間端子部39a の電位V11は(図3(a)参
照)、 V11=(R1 +Rv1)IR1 となる。これに対し、リーク電流IL が流れと、この中
間端子部39a の電位V11′は(図3(b)参照)、 V11′=(R1 +Rv1)(IR1+IL ) となり、正常時の電位V11よりも上昇する。しかし上記
中間端子部40a の場合と同様に、リーク電流IL によ
る分割用抵抗器27a の中間端子部39a の電圧の上昇
分は、接続用抵抗器43a で吸収され、中間電極Gm1の
電位に影響を与えず、中間電極Gm1は、分割用抵抗器2
7b の中間端子部39b の電位V21 V21=(R1 +Rv2)IR2 と同じ正常電位に保たれる。
【0033】なお上記実施例では、分割用抵抗器が2個
の場合について説明したが、この分割用抵抗器は、2個
に限定されるものではなく、2個以上であれば、何個で
もよい。
【0034】また上記実施例では、2個の中間電極をも
つ電子銃について説明したが、この中間電極は、1個以
上あればよく、その個数は問わない。
【0035】さらに上記実施例では、QPF(Quadra P
otential Focus)型電子銃を備えるカラー受像管につい
て説明したが、この発明は、その他構成の電子銃を備え
るカラー受像管についても適用される。
【0036】
【発明の効果】電子ビーム発生部からの電子ビームを最
終的に蛍光体スクリーン上に集束する主レンズ部を有
し、この主レンズ部が順次蛍光体スクリーン方向に配置
された集束電極、1個または複数個の中間電極および陽
極電圧が印加される最終加速電極からなる電子銃を有
し、その中間電極に分割用抵抗器により陽極電圧を所定
の電圧に分割して中間端子部から供給するカラー受像管
において、分割用抵抗器を複数個とし、その各分割用抵
抗器の中間端子部と中間電極との間に接続用抵抗器を介
挿するとともに、中間電極から各分割用抵抗器の方向を
電流の順方向として各分割用抵抗器の中間端子部と中間
電極との間に接続用抵抗器と並列に整流器を介挿し、好
ましくはその整流器の逆方向抵抗を接続用抵抗器の抵抗
値よりも大きくすると、たとえば2個の分割用抵抗器を
配置した場合、一方の第1の分割用抵抗器の陽極端子部
と中間電極に接続された中間端子部との間にリーク電流
が流れ、中間端子部の電位が上昇し、この中間端子部と
中間電極との間に介挿された接続用抵抗器→中間電極→
第2の分割用抵抗器と中間電極との間に介挿された整流
器→第2の分割用抵抗器の順路で電流が流れる。この場
合、第2の分割用抵抗器と中間電極との間に介挿された
整流器を流れる電流は順方向となるから、整流器の抵抗
は無視でき、中間電極の電位は、第2の分割用抵抗器か
ら得られる所定の電位となり、第1の分割用抵抗器の中
間端子部の電圧の上昇分は、第1の分割用抵抗器の中間
端子部と中間電極との間に介挿された接続用抵抗器によ
り吸収され、中間電極に所定の電圧を印加することがで
きるようになる。
【0037】つまり、従来の中間電極の電位が上昇し、
フォーカス特性が劣化するという問題点を、比較的簡単
な手段により解消し、分割用抵抗器の陽極端子部と中間
端子との間にリーク電流が流れても、中間電極を所定の
電位に安定に保つことができ、フォーカス特性が劣化し
ないカラー受像管とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の一実施例であるカラー
受像管の電子銃の構成を断面で示す正面図、図1(b)
は同じく断面で示す側面図である。
【図2】この発明の一実施例であるカラー受像管の構成
を示す図である。
【図3】図3(a)および(b)はそれぞれ上記一実施
例であるカラー受像管の作用を説明するために示した第
1の分割用抵抗器の等価回路図である。
【図4】上記一実施例であるカラー受像管の作用を説明
するために示した第1、第2の分割用抵抗器の等価回路
図である。
【図5】従来のセルフコンバーゼンス・インライン型カ
ラー受像管の画面上のビームスポットの形状を示す図で
ある。
【図6】図6(a)はピンクッション形水平偏向磁界に
よる電子ビームの歪を説明するための図、図6(b)は
バレル形垂直偏向磁界による電子ビームの歪を説明する
ための図である。
【図7】図7(a)は従来のインライン型カラー受像管
の電子銃の構成を断面で示す正面図、図7(b)は同じ
く断面で示す側面図である。
【符号の説明】
21…ファンネル 22…蛍光体スクリーン 25B ,25G ,25R …3電子ビーム 26…電子銃 27a ,27b …分割用抵抗器 31…偏向装置 37a ,37b …陽極端子部 38a ,38b …アース端子部 39a ,39b …中間端子部 40a ,40b …中間端子部 43a ,43b …接続用抵抗器 44a ,44b …整流器 45a ,45b …接続用抵抗器 46a ,46b …整流器 KB ,KG ,KR …カソード G1 …第1グリッド G2 …第2グリッド G3 …第3グリッド G4 …第4グリッド G5 …第5グリッド G6 …第6グリッド Gm1…中間電極 Gm2…中間電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビーム発生部からの電子ビームを最
    終的に蛍光体スクリーン上に集束する主レンズ部を有
    し、この主レンズ部が順次上記蛍光体スクリーン方向に
    配置された集束電極、1個または複数個の中間電極およ
    び陽極電圧が印加される最終加速電極からなる電子銃
    と、 上記陽極電圧を所定の電圧に分割して中間端子部から上
    記中間電極に供給する複数個の分割用抵抗器と、 上記各分割用抵抗器の中間端子部と上記中間電極との間
    に介挿された接続用抵抗器と、 上記中間電極から上記各分割用抵抗器の方向を電流の順
    方向として上記各分割用抵抗器の中間端子部と上記中間
    電極との間に上記接続用抵抗器と並列に介挿された整流
    器とを具備することを特徴とするカラー受像管。
  2. 【請求項2】 電子ビーム発生部からの電子ビームを最
    終的に蛍光体スクリーン上に集束する主レンズ部を有
    し、この主レンズ部が順次上記蛍光体スクリーン方向に
    配置された集束電極、1個または複数個の中間電極およ
    び陽極電圧が印加される最終加速電極からなる電子銃
    と、 上記陽極電圧を所定の電圧に分割して中間端子部から上
    記中間電極に供給する複数個の分割用抵抗器と、 上記各分割用抵抗器の中間端子部と上記中間電極との間
    に介挿された接続用抵抗器と、 上記中間電極から上記各分割用抵抗器の方向を電流の順
    方向として上記各分割用抵抗器の中間端子部と上記中間
    電極との間に上記接続用抵抗器と並列に介挿され、かつ
    逆方向抵抗が上記並列に介挿された接続用抵抗器の抵抗
    値よりも大きい整流器とを具備することを特徴とするカ
    ラー受像管。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6329747B1 (en) 1999-01-07 2001-12-11 Hitachi, Ltd. Cathode ray tube having an overall length thereof shortened
JP2005085765A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Thomson Licensing Sa 鮮明度が向上された陰極線管用電子銃

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US6329747B1 (en) 1999-01-07 2001-12-11 Hitachi, Ltd. Cathode ray tube having an overall length thereof shortened
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