JPH07211321A - 非水溶媒電池 - Google Patents

非水溶媒電池

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JPH07211321A
JPH07211321A JP1308294A JP1308294A JPH07211321A JP H07211321 A JPH07211321 A JP H07211321A JP 1308294 A JP1308294 A JP 1308294A JP 1308294 A JP1308294 A JP 1308294A JP H07211321 A JPH07211321 A JP H07211321A
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JP
Japan
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positive electrode
porous carbon
battery
carbon body
active material
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Pending
Application number
JP1308294A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Oyama
景 大山
Hiromi Oishi
浩巳 大石
Haruhiko Tanaka
晴彦 田中
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FDK Twicell Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Battery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Battery Co Ltd filed Critical Toshiba Battery Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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    • Y02E60/12

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  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
  • Primary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は正極の多孔質炭素体の機械的強度の
脆弱さによって生じる割れ、欠けによる電池不良を解消
し、かつ放電電圧の安定性及び重負荷特性の優れた電池
を提供することを目的とする。 【構成】 本発明はリチウム、ナトリウム等のアルカリ
金属を負極活物質とし、多孔質炭素体を主構成物とする
正極と、オキシハロゲン化物を主成分とし正極活物質を
兼ねる電解液とから構成される非水溶媒電池である。本
発明は該正極の多孔質炭素体に、繊維直径8〜25μ
m、繊維長さ0.5〜7.0mm、炭素含有率95重量
%以上の炭素繊維が添加混合されていることを特徴とす
る非水溶媒電池である。本発明は該炭素繊維の混合割合
が、多孔質炭素に対して5〜20重量%が良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負極活物質にアルカリ金
属、正極活物質にオキシハロゲン化物を用いた非水溶媒
電池の正極の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】負極活物質としてリチウム、ナトリウム
等のアルカリ金属を用い、塩化チオニル、塩化スルフリ
ル等のオキシハロゲン化物を電解液の溶媒及び正極活物
質とし、かつそれ自体不活性な多孔質炭素体を主材とす
るものを正極として構成されている非水溶媒電池は、エ
ネルギー密度が大きく貯蔵特性に優れ、しかも作動温度
範囲が広いという特徴をもち、電卓、時計、メモリのバ
ックアップ電源として多用されている。
【0003】このような電池の最大の特徴は、正極活物
質として塩化チオニルなどの液状オキシハロゲン化物を
用いることにあり、多孔性の正極表面で液状活物質が電
気化学的に還元されることにより電池反応が進行する。
中でも負極にリチウムを用い、塩化チオニル(SOCl
2 )を主正極活物質としたいわゆるリチウム・塩化チオ
ニル電池は、特にエネルギー密度が大きいために注目さ
れている。
【0004】一般に円筒型のリチウム・塩化チオニル系
の非水溶媒電池は、缶体内面にリチウムの負極を配設
し、この負極内側の缶体内にセパレータを介して金網等
の金属集電体を内存させた多孔質炭素体からなる正極を
収納すると共に、該正極に塩化チオニルを主成分とし、
正極活物質を兼ねる電解液を含浸させた構造になってい
る。こうした構造の電池においては、正極の特性により
電池放電特性が大きく影響され、正極活物質の電気化学
的反応に対する触媒的活性度、気孔率電気的導電性等が
重要な因子となっている。
【0005】ところで、上述した円筒型電池の正極の多
孔質炭素体としては、従来よりアセチレンブラック等の
カーボンブラックにポリテトラフルオロエチレンを結着
剤として添加し、混練した後、所定の形状に成形された
ものが使用されている。このような正極の多孔質炭素体
は微視的に見ると、ポリテトラフルオロエチレンが蜘の
巣状に繊維化された中にカーボンブラック粒子が補促さ
れており、正極反応に伴なう放電生成物がカーボンブラ
ックの粒子間に析出する時に生じる正極の体積膨張を円
滑かつ均一に吸収する作用をなすため、正極の利用率の
向上に寄与している。このような蜘の巣状の繊維化によ
る結合様式は、ポリテトラフルオロエチレン結着剤の最
大の特徴であり、他の結合剤では実現できない。また、
ポリテトラフルオロエチレンは液状オキシハロゲン化物
に対する耐久性においても極めて優れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしなから、ポリテ
トラフルオロエチレンで結着したカーボンブラックは、
強固な固形物とはならず粘土状の半固形物であり、これ
をプレス成形等によって所定形状に成形することにより
得られる多孔質炭素体はくずれ易い。このため、該多孔
質炭素体に金属集電体を内在させ、正極として缶体内に
装填する電池の組立てにおいて、該多孔質炭素体が割
れ、欠け等の不良を生じたり、電池組立て後の機械的衝
撃によって金属集電体から分離したり、セパレータとの
密着性が悪化したりする。その結果、このような正極を
有する電池では放電電圧が不規則に低下したり、最悪の
場合は内部ショートを起こす恐れがある。
【0007】本発明は正極の多孔質炭素体の機械的強度
の脆弱さによって生じる電池不良を解消し、かつ放電電
圧の安定性及び重負荷特性の優れた非水溶媒電池を提供
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はリチウム、ナト
リウム等のアルカリ金属を負極活物質とし、多孔質炭素
体を主構成物とする正極と、オキシハロゲン化物を主成
分とし正極活物質を兼ねる電解液とから構成される非水
溶媒電池において、該正極の多孔質炭素体に、炭素繊維
が添加混合されていることを特徴とする非水溶媒電池で
ある。本発明は該炭素繊維の混合割合が、多孔質炭素に
対して5〜20重量%が良好である。
【0009】
【作用】このような炭素繊維を混合した結着剤で成形さ
れた多孔質炭素体は電池組立て後の放電反応において、
多孔質炭素体からなる正極中に中間反応生成物、放電反
応生成物が蓄積され、電気的に絶縁されていくと考えら
れる。この電気的絶縁に対して炭素繊維により、電気的
導通を保ち正極に電気導電性をもたせ、電池の放電電圧
の安定性を良好にし、重負荷放電時の電圧も向上でき
る。また、多孔質炭素体を強固に固形化できるので、正
極の製造行程とか電池組立て時の取扱いが容易となる。
【0010】上記炭素繊維としては、繊維直径8〜25
μm、繊維長さ0.5〜7mm炭素含有率96重量%以
上のものが有効である。また、混合割合は多孔質炭素体
に対し5〜20重量%の範囲にすることが望ましい。こ
の理由はその混合割合を5重量%未満にすると、多孔質
炭素体の保形性、強度が不十分となり、20重量%を越
えると、多孔質炭素体の気孔率を低下させて放電性能に
悪影響を及ぼす恐れがある。
【0011】
【実施例】以下、本発明をAAサイズのリチウム・塩化
チオニル電池に適用した実施例について図1を参照して
説明する。図中の1は、負極端子を兼ねる上面が開口さ
れた例えばステンレス製の有底円筒形の缶体である。こ
の缶体1の内面には金属リチウムからなる筒状の負極2
が圧着されている。この負極2の内側には、正極3が該
負極2の内面に配置されたガラス繊維不織布からなるセ
パレータ4を介して設けられている。
【0012】なお、正極3と缶体1の底面との間にもセ
パレータ4と同じガラス繊維不織布からなる底紙5が介
在されている。前記正極3は筒状の多孔質炭素体6と、
この多孔質炭素体6の中空部内面に配置された筒状の金
網からなる金属集電体7とから構成されている。この正
極3は、カーボンブラックにポリテトラフルオロエチレ
ン10重量%加え、この混合物に対し10重量%に相当
する繊維直径8〜25μm、繊維長さ0.5〜7.0m
m、炭素含有率95重量%以上の炭素繊維を配合し、エ
チルアルコールを加えて混練した後、プレス成形により
筒状としその中空部にニッケル製網体の筒状金属集電体
を挿入、圧接し、さらに150℃の真空下で乾燥固化さ
せることにより造られたものである。
【0013】また、前記正極3の上方の缶体1内には、
セパレータ4に支持された中央に穴を有する絶縁紙8が
配置されている。缶体1の上面開口部にはメタルトップ
9がレーザ溶接等により封冠されている。このメタルト
ップ9の中心には穴10が開口されており、この穴10
にはパイプ状正極端子11がガラスシール材12により
該メタルトップ9に対して電気的に絶縁された状態で固
定されている。この正極端子11はその下端に取付けた
リード線13を介して正極3の金属集電体7に接続され
ている。さらに、前記缶体1内にはパイプ状正極端子1
1から注入された電解液14が収容されている。この電
解液14は、四塩化アルミニウムリチウム(LiAlC
4 )を例えば1.2モル1リットル溶解した塩化チオ
ニル(SOCl2 )からなる。なお、パイプ状正極端子
11には例えばステンレス製の鍔付きの栓体15が挿入
され、該端子11先端と挿入された栓体15とをレーザ
溶接することにより正極端子11の孔が封口されてい
る。
【0014】比較例 カーボンブラックにポリテトラフルオロエチレンを10
重量%加え、この混合物にエチルアルコールを加え混練
する。なお、この混合物には炭素繊維を混合しない。こ
の後、実施例と同様に筒状に成形し、この成形体の中空
部に筒状金属集電体を挿入圧接し、150℃の真空下で
乾燥、固化させて正極を作製した。こうした正極を用い
た以外、実施例と同構造の比較例電池を組立てた。
【0015】ここで、本実施例電池A及び比較例電池B
について、正極を缶体内に装填する等の組立て工程での
正極の多孔質炭素体の割れ、欠け等の不良発生個数並び
に図2のように、300Ω負荷での放電曲線の良品と、
良品のように放電終止まで平坦な電圧を維持しない不良
品電池の数を調べた。その結果を下記表に示した。
【0016】
【表1】
【0017】また、本実施例及び比較例の電池について
重負荷放電特性を調べた。これらの結果を、図3に示し
た。なお、図中のAは本発明の実施例の電池の特性線、
Bは比較例の電池の特性線を夫々示す。上記表1及び図
3から明らかなように、本発明の電池は従来の比較例電
池に比べて、正極の多孔質炭素体の割れ、欠けが極めて
少なく、放電電圧の安定性、重負荷特性の点でも優れて
いることがわかる。
【0018】なお、炭素繊維の直径を8〜25μmとし
たのは、直径が8μm未満であると混合中に切れたり、
25μmを越えると均一に混合できなくなるからであ
る。また、炭素繊維の長さを0.5〜7.0mmとした
のは、長さが0.5mm未満であると放電反応生成物に
より導電網が切断されたりし、7.0mmを越えると多
孔質炭素体の成形時に切断されるようになり長くしても
意味がないからである。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の炭素繊維
を混合することにより正極の多孔質炭素体の機械的強度
を改善して、炭素体の脆弱さによる電池不良を解消で
き、さらに放電電圧の安定性及び重負荷特性の優れた非
水溶媒電池を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のリチウム・塩化チオニル電池
の断面図である。
【図2】リチウム・塩化チオニル電池の良品と不良品の
放電曲線の比較図である。
【図3】本発明の実施例電池Aと比較例電池Bとの重負
荷抵抗における放電電圧の特性図である。
【符号の説明】
1 缶体 2 負極 3 正極 6 多孔質炭素体 7 金属集電体 9 メタルトップ 11 正極端子 14 電解液

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属
    を負極活物質とし、多孔質炭素体を主構成物とする正極
    と、オキシハロゲン化物を主成分とし正極活物質を兼ね
    る電解液とから構成される非水溶媒電池において、該正
    極の多孔質炭素体に、炭素繊維が添加混合されているこ
    とを特徴とする非水溶媒電池。
  2. 【請求項2】 該炭素繊維の混合割合が、多孔質炭素に
    対して5〜20重量%であることを特徴とする請求項1
    記載の非水溶媒電池。
JP1308294A 1994-01-12 1994-01-12 非水溶媒電池 Pending JPH07211321A (ja)

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