JPH0721268A - ライニングパイプ生産シミュレーションシステム - Google Patents

ライニングパイプ生産シミュレーションシステム

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JPH0721268A
JPH0721268A JP14620293A JP14620293A JPH0721268A JP H0721268 A JPH0721268 A JP H0721268A JP 14620293 A JP14620293 A JP 14620293A JP 14620293 A JP14620293 A JP 14620293A JP H0721268 A JPH0721268 A JP H0721268A
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JP
Japan
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pipe
data
pickling
resin
simulation unit
Prior art date
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Application number
JP14620293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hara
祐司 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH0721268A publication Critical patent/JPH0721268A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】生産ラインのシミュレーションの出力結果を入
力データとしてフィードバックさせることにより、原材
料供給から製品配送までのトータル的な生産システムの
評価、検証を可能とする。 【構成】生産工程計画に基づく日々の受注データ、ライ
ン能力データ、出荷リードタイム等を入力データとし
て、各物流拠点別の各種在庫量、日別の品種別在庫量等
の各種データファイルを作成するパイプ成形工程シミュ
レーション部3と、このパイプ成形工程シミュレーショ
ン部3の出力データを入力として、樹脂管の在庫量ファ
イルを作成する樹脂管供給工程シミュレーション部1
と、前記パイプ成形工程シミュレーション部3の出力デ
ータを入力として、鋼管を搬送するクレーンの稼働率、
酸洗槽の占有率等の各ファイルを作成し出力する酸洗工
程シミュレーション部2とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原材料である鋼管を酸
洗槽に浸して処理した後に次工程に供給する酸洗工程
と、押し出し成形により成形された樹脂管を所定寸法に
切断して一旦倉庫に保管した後、必要に応じて次工程に
供給する樹脂管供給工程と、前記酸洗工程より供給され
た鋼管内に、前記樹脂管供給工程より供給された樹脂管
を嵌合処理してライニングパイプを成形するランニング
パイプ成形工程とからなるライニングパイプ生産ライン
に適用されるライニングパイプ生産シミュレーションシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年における消費動向の多様化に伴い、
ライニングパイプの生産ラインにおいても多品種少量生
産が主流となっている。
【0003】そのため、このような多品種少量生産を効
率良く行う1つの方法として、予めオーダを設定して在
庫の推移を見る在庫シミュレーションが数多く行われて
いる(例えば、特開平3−154750号公報、特開平
4−180165号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の在庫シミュレーションは、生産ラインから工
場倉庫又は物流拠点(DP)までをモデル化したもので
あり、生産ライン以前の要素、例えば原材料の供給や酸
洗等の前処理といったことは全く考慮されていなかっ
た。
【0005】つまり、原材料の供給や前処理といった条
件は必ず満たしているという前提のもとに、生産ライン
のシミュレーションを行っていた。そのため、生産ライ
ン自体の検証しか行えず、原材料供給から製品配送まで
のトータル的な生産システムの評価、検証が行えないと
いった問題があった。
【0006】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、生産ラインのシミュレーションの出力
結果を入力データとしてフィードバックさせることによ
り、原材料供給から製品配送までのトータル的な生産シ
ステムの評価、検証を可能としたライニングパイプ生産
シミュレーションシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のライニングパイプ生産シミュレーションシ
ステムは、原材料である鋼管を酸洗槽に浸して処理した
後に次工程に供給する酸洗工程と、押し出し成形により
成形された樹脂管を所定寸法に切断して一旦倉庫に保管
した後、必要に応じて次工程に供給する樹脂管供給工程
と、前記酸洗工程より供給された鋼管内に、前記樹脂管
供給工程より供給された樹脂管を嵌合処理してライニン
グパイプを成形するランニングパイプ成形工程とからな
るライニングパイプ生産ラインにおいて、生産工程計画
に基づく日々の受注データ、ライン能力データ、出荷リ
ードタイム等を入力データとして、各物流拠点別の各種
在庫量、日別の品種別在庫量、品切れリスト、ライン稼
働率等の各種データファイルを作成し出力するパイプ成
形工程シミュレーション部と、このパイプ成形工程シミ
ュレーション部の出力データ及び品番マスターデータを
入力として、樹脂管の在庫量、出荷量等を示す在庫量フ
ァイルを作成し出力する樹脂管供給工程シミュレーショ
ン部と、前記パイプ成形工程シミュレーション部の出力
データを入力として、鋼管を搬送するクレーンの稼働
率、酸洗槽の占有率、ライニングパイプ成形工程のスト
ップ時間、酸洗回数能力、必要設備仕様等の各ファイル
を作成し出力する酸洗工程シミュレーション部とを備え
た構成とする。
【0008】
【作用】パイプ成形工程シミュレーション部では、生産
工程計画に基づく日々の受注データ、ライン能力デー
タ、出荷リードタイム等を入力データとして、各物流拠
点別の各種在庫量、日別の品種別在庫量、品切れリス
ト、ライン稼働率等の各種データファイルを作成し、こ
の作成したデータファイルを樹脂管供給工程シミュレー
ション部と酸洗工程シミュレーション部とに与える。
【0009】樹脂管供給工程シミュレーション部では、
このパイプ成形工程シミュレーション部の出力データで
ある日別オーダデータと、品番毎のデータを格納した品
番マスターデータとを入力として、樹脂管の在庫量、出
荷量等を示す在庫量ファイルを作成する。
【0010】酸洗工程シミュレーション部では、パイプ
成形工程シミュレーション部の出力データである必要な
鋼管データを入力として、鋼管を搬送するクレーンの稼
働率、酸洗槽の占有率、ランニングパイプ成形工程のス
トップ時間、酸洗回数能力、必要設備仕様等の各ファイ
ルを作成する。
【0011】つまり、樹脂管供給工程シミュレーション
部で作成された在庫量ファイル及び酸洗工程シミュレー
ション部で作成されたクレーン稼働率等の各ファイル
は、フィードバックされたパイプ成形工程シミュレーシ
ョン部の出力結果に基づいて作成されていることから、
各工程の一貫したシミュレーションが可能となってい
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0013】本発明のライニングパイプ生産シミュレー
ションシステムが適用されるライニングパイプ生産ライ
ンは、原材料である鋼管を酸洗槽に浸して処理した後に
次工程に供給する酸洗工程と、押し出し成形により成形
された樹脂管を所定寸法に切断して一旦倉庫に保管した
後、必要に応じて次工程に供給する樹脂管供給工程と、
酸洗工程より供給された鋼管内に、樹脂管供給工程より
供給された樹脂管を嵌合処理してライニングパイプを成
形するライニングパイプ成形工程とからなっている。
【0014】酸洗工程は、図14に示すライン構成とな
っている。すなわち、原材料である鋼管を所定本数束に
して収容する集束ラック11、集束ラック11に収容さ
れた鋼管を酸洗する酸洗槽12(本実施例では4槽設け
ている)、酸洗を終えた鋼管の酸切りを行うための酸切
りラック13、酸切りを終了した鋼管を水洗いする水洗
槽14(本実施例では2槽設けている)、水洗い終了後
の鋼管を次に湯洗いする湯洗槽15、湯洗い終了後の鋼
管を仮置きする仮置きラック16(本実施例では、1〜
2束の鋼管の仮置きが可能となっている)、及びこれら
各ラック及び槽11〜16上を、一束の鋼管を支持して
移動する2基のクレーン17、18により構成されてい
る。
【0015】そして、第1のクレーン17は、集束ラッ
ク11から酸切りラック13までの間L1を往復移動
し、第2のクレーン18は、酸切りラック13から仮置
きラック16までの間L2を往復移動するようになって
いる。
【0016】すなわち、第1のクレーン17により、集
束ラック11から一束の鋼管を取り出して酸洗槽12に
投入し、投入後10分以上経過すると鋼管を揺動させ
る。次に、酸洗槽12に投入後20分以上経過すると酸
洗槽12から鋼管を取り出し、次の酸切りラック13に
投入する。
【0017】そして、酸切りを終了すると、次に第2の
クレーン18が、酸切りラック13から鋼管を取り出
し、次の水洗槽14に投入する。水洗いを終了すると、
第2のクレーン18は水洗槽14から鋼管を取り出し
て、次の湯洗槽15に投入し、湯洗い終了後、仮置きラ
ック16に投入して、一束の鋼管の酸洗を終了する。
【0018】樹脂管供給工程は、図15に示すライン構
成となっている。すなわち、押出成形機21に取り付け
られた金型22の後方には、冷却用の水槽23が設けら
れ、この水槽23の後方に、引取機24、切断機26が
順次配置されている。そして、切断機26の後方には搬
送コンベヤ27が配置され、その後方に、樹脂管の重量
を測定する重量測定機28が配置された構成となってい
る。
【0019】押出機21に原料を供給するフィーダ29
は、重量(又は容量)の測定が可能なフィーダ(以下、
ウエイフィーダという)となっており、その測定データ
(供給量信号)は、CPU、RAM、ROM等で構成さ
れた情報処理装置30に出力されている。また、情報処
理装置30には、切断機26により樹脂管が切断される
度に出力される切断信号が導かれるとともに、重量測定
機28により測定された樹脂管の測定データ(重量信
号)が導かれている。
【0020】上記構成において、ウエイフィーダ29よ
り押出成形機21に供給された原料は、押出成形機21
内の図示しないスクリューにより加熱、混練されて金型
22内に入り、樹脂管となって押し出される。押し出さ
れた樹脂管は、次に水槽23内に浸されて冷却され、引
取機24に引き取られて切断機26に供給され、予め設
定された所定寸法に順次切断される。このとき、切断機
26は、樹脂管を所定寸法に切断する度に、切断信号を
情報処理装置30に出力する。
【0021】一方、所定寸法に切断された樹脂管は、搬
送コンベヤ27により搬送され、重量測定機28におい
て製品重量が測定された後、図示しない保管倉庫に一旦
保管される。このとき、重量測定機28は、樹脂管の測
定データである重量信号を情報処理装置30に出力す
る。
【0022】情報処理装置30では、これらの入力デー
タに基づいて、押出実績に基づく管理を行う。本実施例
では、品番を幾つかに分けたグループ毎の在庫量、出荷
量等の管理を行う。
【0023】図1は、酸洗工程及び樹脂管供給工程が上
記のように構成されたライニングパイプ生産ラインに適
用される本発明のライニングパイプ生産シミュレーショ
ンシステムの電気的構成を示すブロック図である。
【0024】同図において、品番マスターデータが与え
られた樹脂管供給工程シミュレーション部1の出力、及
び酸洗工程シミュレーション部2の出力は、生産工程計
画に基づく日々の受注データ、ライン能力データ、出荷
リードタイム等の各データが与えられたパイプ成形工程
シミュレーション部3に導かれており、パイプ成形工程
シミュレーション部3の出力が、樹脂管供給工程シミュ
レーション部1、及び酸洗工程シミュレーション部2に
入力データとしてフィードバックされた構成となってい
る。
【0025】図2は、パイプ成形工程シミュレーション
部3のより具体的な構成を示している。
【0026】パイプ成形工程シミュレーション部3は、
生産工場でのライニングパイプ(LP)の生産管理を行
う生産工場管理部41と、この生産工場で生産されたラ
イニングパイプを保管する工場倉庫の在庫管理を行う工
場倉庫管理部42と、この工場倉庫から出荷されたライ
ニングパイプを保管する物流拠点の在庫管理を行う物流
拠点管理部43・・・とで構成され、生産工場管理部4
1と工場倉庫管理部42、及び工場倉庫管理部42と各
物流拠点管理部43・・・とがそれぞれ双方向に接続さ
れた構成となっている。また、各管理部41,42,4
3は、データベース44に格納された各データを読み出
して、それぞれの動作を行うようになっている。
【0027】データベース4には、後述する日々の受注
データ、ライン能力データ、出荷リードタイム、品番マ
スターの各データが格納されている。ここで日々の受注
データとは、過去の任意期間の受注実績データや、その
受注実績データを基にして予測したデータのことであっ
て、受注日、オーダ名、品番、数量(本数)等のデータ
によって構成されている。また、ライン能力データと
は、複数台の各生産ラインの生産能力のことであって、
品番、ランク、ライン番号、生産能力(本/h)等の各
データによって構成されている。また、出荷リードタイ
ムとは、生産指示から出荷までに要する期間のことであ
って、出荷先(都道府県)別に設定されている。また、
品番マスターは、品番毎のデータが保持されたもので、
生産拠点、工場倉庫、物流拠点の各モデルにおける数量
の管理単位(本,ケース等)及び受注データの単位
(本)を変換するのに用いるものであって、品番コー
ド、商品分類コード、1本当たりの重量(Kg)、入り
数、梱包重量等の各項目に分類されている。パイプ成形
工程シミュレーション部3では、これらの入力データに
基づいて、ある一定期間の生産シミュレーションを行
い、標準出力ファイル、月中日別在庫量ファイル、品切
れリスト、月中生産結果ファイル等の各データファイル
を作成する。
【0028】標準出力ファイルには、各物流拠点別の在
庫量、例えば最大在庫量(t)、平均在庫量(t)、品
種別在庫量(t)や、ラインの稼働率等を示すデータが
格納されている。また、月中日別在庫量ファイルとは、
月中の日別の品種別在庫量ファイルのことであって、日
時、品種、在庫量(t)等の各データが格納されてい
る。つまり、任意の日において、どの品番がどれだけの
在庫量であるかを示すデータが格納されている。
【0029】また、品切れリストは、受注日、オーダ
名、数量(本)、品切れ回復期間等の各データによって
構成されており、品切れしたオーダ名と、その品切れが
解消するまでの日数とが保持されるようになっている。
【0030】月中生産結果ファイルには、品番、生産開
始時刻、生産終了時刻、生産量(本)、生産スピード
(本/h)等の各データが格納されており、どの品番
を、いつ、どのラインで、どれだけ生産したかを示すデ
ータとなっている。
【0031】これらの出力データは、シミュレーション
結果として外部出力されるとともに、樹脂管供給工程シ
ミュレーション部1と酸洗工程シミュレーション部2と
にフィードバックされる。
【0032】樹脂管供給工程シミュレーション部1は、
パイプ成形工程シミュレーション部3の出力データであ
る日別のオーダデータと、品番毎のデータを格納した品
番マスターデータとを入力として、樹脂管の在庫量、出
荷量等を示す在庫量ファイルを作成し出力するブロック
である。
【0033】酸洗工程シミュレーション部2は、パイプ
成形工程シミュレーション部3の出力データの中の必要
な鋼管データを入力として、鋼管を搬送するクレーンの
稼働率、酸洗槽の占有率、ライニングパイプ成形工程の
ストップ時間、酸洗回数能力、必要設備仕様等の各ファ
イルを作成し出力するブロックである。
【0034】次に、上記構成のライニングパイプ生産シ
ミュレーションシステムの動作を説明する。
【0035】まず、パイプ成形工程シミュレーション部
3でのシミュレーションに際し、次のような状況を設定
する。
【0036】すなわち、各物流拠点管理部43・・・に
与えられる各物流拠点DP1,DP2・・・からの日々
の受注データのサンプルとして、図3に示すデータがデ
ータベース4に設定されているものとする。
【0037】例えば、物流拠点DP1では、樹脂管Xは
4月1日に500本、4月2日に700本・・・、樹脂
管Yは4月1日に70本、4月2日に90本・・・、樹
脂管Zは4月1日に20本、4月2日に10本・・・の
注文があることを示している。
【0038】そして、このようなオーダに従い、まず各
樹脂管のランク分け(ABC分析)を行う。
【0039】ここで、ABC分析とは、出荷計画データ
によって示される出荷量の多い樹脂管から順次たし込ん
でゆき、このときの累積本数を出荷計画データに示され
る全樹脂管の全体本数で割った値を%で示したとき、そ
の値が0〜80%の範囲に入る樹脂管をAランク、80
〜95%の範囲に入る樹脂管をBランク、95〜100
%の範囲に入る樹脂管をCランクとしてランク分けを行
う。すなわち、出荷量の多い樹脂管はAランクに分類さ
れ、出荷量が順次少なくなるに従って、Bランク、Cラ
ンクに順次分類されていくようになっている。このよう
な分類方法は、生産管理の分野では、従来一般に行われ
ている方法である。
【0040】このようにして各樹脂管をランク分けした
結果の一例を図4に示す。
【0041】本実施例では、樹脂管XはAランクであっ
て、工場倉庫での月平均出荷量は13600本、物流拠
点DP1での月平均出荷量は3000本、物流拠点DP
2での月平均出荷量は1200本、樹脂管YはBランク
であって、工場倉庫での月平均出荷量は5600本、物
流拠点DP1での月平均出荷量は160本、物流拠点D
P2での月平均出荷量は320本、樹脂管ZはCランク
であって、工場倉庫での月平均出荷量は1000本、物
流拠点DP1での月平均出荷量は100本、物流拠点D
P2での月平均出荷量は100本となっている。このよ
うなABC分析結果は、データベース44に格納され
る。
【0042】また、データベース44には、工場倉庫及
び各物流拠点DP1,DP2での発注点、最大補充点、
初期在庫量として、図5に一覧表として示す在庫パラメ
ータが設定されているものとする。在庫パラメータの値
は、それぞれ在庫月数(月間出荷量に対する割合)で表
されており、最大補充点は補充する在庫量の上限、初期
在庫量は月初の在庫量を示している。なお、この在庫パ
ラメータの値は、任意に設定変更可能である。
【0043】以上の各データに基づいて、パイプ成形工
程のシミュレーションを行うのであるが、本実施例で
は、物流拠点DP1の樹脂管Xに着目して、動作説明を
行うものとする。また、図6は、以下の説明で行うシミ
ュレーションの結果を示しており、この結果を併せて参
照して説明を行うものとする。
【0044】上記各データより、物流拠点DP1の樹脂
管Xの発注点は、樹脂管XがランクAであるので、月平
均出荷量(3000本)と発注点(0.3)とから、9
00本(=3000×0.3)となる。また、同様にし
て最大補充点は、2100本(3000×0.7)、初
期在庫量は、1500本(3000×0.5)となる。
【0045】すなわち、樹脂管Xの実在庫量を1500
本として、シミュレーションを開始する。
【0046】そして、樹脂管Xの4月1日のオーダ量
は、図3に示す表より500本であるので、実在庫量で
ある1500本からこの500本を引いた1000本
を、4月1日の実在庫量とする。次に、樹脂管Xの4月
2日のオーダ量は、700本であるので、実在庫量であ
る1000本からこの700本を引いた300本を、4
月2日の実在庫量とする。ここで、樹脂管Xの発注点は
900本であり、この時点で実在庫量が発注点以下とな
ることから、物流拠点管理部43は、工場倉庫管理部4
2に対しストック移転オーダを出すことになる。
【0047】出力されるストック移転オーダは、次のよ
うにして求められる。
【0048】すなわち、輸送のためのリードタイムを2
日とし、1箇月の実稼働日数を20日とすると、輸送リ
ードタイム中の平均出荷量は、
【0049】
【数1】3000×2÷20=300本 となる。従って、ストック移転オーダは、この輸送リー
ドタイム中の平均出荷量(300本)を考慮して、
【0050】
【数2】最大補充点(2100)−実在庫量(300)
+輸送リードタイム中の平均出荷量(300)=210
0本 として求められる。
【0051】次に、樹脂管Xの4月3日のオーダ量は4
00本であるが、この場合オーダ量が実在庫量を超える
ことから、品切れが発生することになる。そして、この
場合オーダは分割して出荷されることがないので、全数
量が満たされるまで、バックオーダとして翌日以降に繰
り越されることになる。
【0052】一方、工場倉庫管理部42では、4月2日
に物流拠点管理部43からストック移転オーダを受ける
と、物流拠点管理部43と同様の処理を行って、実在庫
量がオーダ量(この場合は、ストック移転オーダである
2100本)を満たしていれば、各物流拠点毎に設定さ
れた輸送リードタイム(物流拠点DP1のリードタイム
は2日となっている)経過後に、物流拠点DP1に21
00本の樹脂管を入庫する処理を行う。また、実在庫量
が発注点を切っていれば、生産拠点管理部41に対して
生産依頼を行うことになる。ここで、工場倉庫管理部4
2の発注点は、図4及び図5より、13600×0.3
=4080本である。
【0053】生産拠点管理部41では、工場倉庫管理部
42からの生産依頼に対して、ライン能力データ等を照
らし合わせて樹脂管毎に決められた生産ラインへ割り付
けを行い、生産完了後に工場倉庫管理部42への入庫処
理を行うことになる。
【0054】一方、物流拠点管理部43では、4月4日
に工場倉庫管理部42から2100本の入庫があること
から、この時点での実在庫量は2400本(=300+
2100)となるが、この日のオーダ量が800本であ
るので、4月2日から繰り越されている400本とこの
800本とをたした1200本を実在庫量である240
0本から引き、その引いた1200本をその日の実在庫
量とする。
【0055】次に、樹脂管Xの4月5日のオーダ量は7
00本であるので、実在庫量である1200本からこの
700本を引いた500本を、4月5日の実在庫量とす
る。そして、この時点で樹脂管Xの実在庫量が再び発注
点(900本)以下となることから、物流拠点管理部4
3は、4月2日と同様の処理を行って、工場倉庫管理部
42に対してストック移転オーダを出すことになる。す
なわち、このときのストック移転オーダ量は、
【0056】
【数3】最大補充点(21009−実在庫量(500)
+輸送リードタイム中の平均出荷量(300)=190
0本 となる。
【0057】パイプ成形工程シミュレーション部3で
は、このようなシミュレーションをその月(4月)の末
日まで行う。そして、そのときのシミュレーション結果
より、標準出力ファイル、月中日別在庫量ファイル、品
切れリスト、月中生産結果ファイル等の各データファイ
ルを作成する。
【0058】図7は標準出力ファイルの一部を示し、図
8は月中生産結果ファイルの一部を示している。
【0059】これらの出力データは、樹脂管供給工程シ
ミュレーション部1と酸洗工程シミュレーション部2と
にフィードバックされる。
【0060】樹脂管供給工程シミュレーション部1で
は、パイプ成形工程シミュレーション部3の出力データ
である図9に示す日別のオーダデータ(受注量)と、デ
ータベースに格納された品番毎のマスターデータとを入
力として、上記した情報処理装置30により、同じ月
(4月)の1箇月間の生産シミュレーションを行い、樹
脂管の在庫量(t)、出荷量(t)等を示す在庫量ファ
イルを作成する。
【0061】ここで、入力データとしての品番マスター
データには、品番、単位重量(Kg/本)、押出量(K
g)、段取り項目等の各データが格納されている。
【0062】図10は、樹脂管供給工程シミュレーショ
ン部1でのシミュレーション結果を示しており、樹脂管
の口径によるグループ分けを行い、そのグループ毎の在
庫量(t)と出荷量(t)との関係を示している。
【0063】一方、酸洗工程シミュレーション部2で
は、パイプ成形工程シミュレーション部3の出力データ
である図11に示す酸洗必要鋼管データを入力として、
鋼管を搬送する各クレーン17,18の稼働率、酸洗槽
12の占有率、ランニングパイプ成形工程のストップ時
間、酸洗回数能力、必要設備仕様等の各ファイルを作成
する。
【0064】酸洗工程シミュレーション部2は内部に時
計を持っており、上記したシミュレーションがスタート
すると、モデルの動作に従って時間を経過させ、各処理
の開示時刻と終了時刻とを保持する。すなわち、各クレ
ーン17,18がソフトウエアによる処理手順に従って
動作し、何もすることが無い待ちの状態になると待ち開
始時刻を保持し、待ち状態から次の処理を開始すると、
処理開始時刻から待ち開始時刻を引いて待ち時間を算出
する。そして、シミュレーションが終了すると、シミュ
レーション終了時刻を保持し、以下の計算式により各ク
レーン17,18の稼働率を計算する。
【0065】
【数4】クレーン稼働率=〔(シミュレーション終了時
刻−シミュレーション開始時刻)−待ち時間〕/(シミ
ュレーション終了時刻−シミュレーション開始時刻) なお、他のアウトプット(酸洗槽12の占有率、ライニ
ングパイプ成形工程のストップ時間、酸洗回数能力等)
についても、基本的には上記と同様にして計算を行う。
すなわち、
【0066】
【数5】ライニングパイプ成形工程のストップ時間=ラ
イニングパイプ成形工程に再び鋼管が供給された時刻−
ライニングパイプ成形工程に鋼管が切れた時刻
【0067】
【数6】酸洗槽占有率=Σ(鋼管が酸洗槽を出た時刻−
鋼管が酸洗槽に投入された時刻)/シミュレーション時
間 図12及び図13は、酸洗シミュレーション部2でのシ
ミュレーション結果を示している。
【0068】図12より、クレーン数、酸洗槽数、ライ
ニングパイプ生産ライン待ち時間、クレーン稼働率につ
いては以下のように考察される。
【0069】クレーン数については、他の条件を同一と
してクレーン数のみを2機から3機にした場合、ライニ
ングパイプ生産ラインの待ち時間が減少することが分か
る。ただし、ライニングパイプ生産ラインの待ち時間=
0とするためには、仮置きラック容量を鋼管4束分にす
る必要がある。
【0070】酸洗槽数については、酸洗槽数を3個とす
れば目標をクリアできることが分かる。
【0071】ライニングパイプ生産ライン待ち時間につ
いては、ライニングパイプ生産ライン待ち時間に最も影
響を与えているパラメータは仮置きラックであることが
分かる。
【0072】クレーン稼働率については、図13に示さ
れている。
【0073】以上説明したように、本発明のライニング
パイプ生産シミュレーションシステムによれば、生産ラ
インのシミュレーションの出力結果を入力データとして
フィードバックさせることにより、原材料供給から製品
配送までのトータル的な生産システムの評価、検証が可
能となるものである。
【0074】
【発明の効果】本発明のライニングパイプ生産シミュレ
ーションシステムは、生産工程計画に基づく日々の受注
データ、ライン能力データ、出荷リードタイム等を入力
データとして、各物流拠点別の各種在庫量、日別の品種
別在庫量、品切れリスト、ライン稼働率等の各種データ
ファイルを作成し出力するパイプ成形工程シミュレーシ
ョン部と、このパイプ成形工程シミュレーション部の出
力データ及び品番マスターデータを入力として、樹脂管
の在庫量、出荷量等を示す在庫量ファイルを作成し出力
する樹脂管供給工程シミュレーション部と、パイプ成形
工程シミュレーション部の出力データを入力として、鋼
管を搬送するクレーンの稼働率、酸洗槽の占有率、ライ
ニングパイプ成形工程のストップ時間、酸洗回数能力、
必要設備仕様等の各ファイルを作成し出力する酸洗工程
シミュレーション部とからなり、パイプ成形工程のシミ
ュレーション結果を樹脂管供給工程シミュレーション部
と酸洗工程シミュレーション部とに入力データとしてフ
ィードバックさせているので、原材料供給から製品配送
までのトータル的な生産システムの評価、検証が行える
といった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のライニングパイプ生産シミュレーショ
ンシステムの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】パイプ成形工程シミュレーション部のより具体
的な構成を示すブロック図である。
【図3】オーダデータの一例を示す表である。
【図4】ABC分析の結果を示す表である。
【図5】在庫パラメータの設定値の一例を示す表であ
る。
【図6】物流拠点におけるシミュレーション結果を示す
表である。
【図7】パイプ成形工程シミュレーション部の出力デー
タである標準出力ファイルの一部を示す表である。
【図8】パイプ成形工程シミュレーション部の出力デー
タである月中生産結果ファイルの一部を示す表である。
【図9】パイプ成形工程シミュレーション部の出力デー
タである日別オーダデータの一部を示す表である。。
【図10】樹脂管供給工程シミュレーション部でのシミ
ュレーション結果を示す表である。
【図11】パイプ成形工程シミュレーション部の出力デ
ータである酸洗必要鋼管データの一部を示す表である。
【図12】酸洗シミュレーション部でのシミュレーショ
ン結果の一例を示す表である。
【図13】酸洗シミュレーション部でのシミュレーショ
ン結果の一例であるクレーン稼働率の結果を示す表であ
る。
【図14】酸洗工程の概略構成図である。
【図15】樹脂管供給工程である押出成形ラインの概略
構成図である。
【符号の説明】
1 樹脂管供給工程シミュレーション部 2 酸洗工程シミュレーション部 3 パイプ成形工程シミュレーション部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原材料である鋼管を酸洗槽に浸して処理
    した後に次工程に供給する酸洗工程と、押し出し成形に
    より成形された樹脂管を所定寸法に切断して一旦倉庫に
    保管した後、必要に応じて次工程に供給する樹脂管供給
    工程と、前記酸洗工程より供給された鋼管内に、前記樹
    脂管供給工程より供給された樹脂管を嵌合処理してライ
    ニングパイプを成形するランニングパイプ成形工程とか
    らなるライニングパイプ生産ラインにおいて、 生産工程計画に基づく日々の受注データ、ライン能力デ
    ータ、出荷リードタイム等を入力データとして、各物流
    拠点別の各種在庫量、日別の品種別在庫量、品切れリス
    ト、ライン稼働率等の各種データファイルを作成し出力
    するパイプ成形工程シミュレーション部と、 このパイプ成形工程シミュレーション部の出力データ及
    び品番マスターデータを入力として、樹脂管の在庫量、
    出荷量等を示す在庫量ファイルを作成し出力する樹脂管
    供給工程シミュレーション部と、 前記パイプ成形工程シミュレーション部の出力データを
    入力として、鋼管を搬送するクレーンの稼働率、酸洗槽
    の占有率、ライニングパイプ成形工程のストップ時間、
    酸洗回数能力、必要設備仕様等の各ファイルを作成し出
    力する酸洗工程シミュレーション部とを備えたことを特
    徴とするライニングパイプ生産シミュレーションシステ
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002333364A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Amada Co Ltd 製品重量測定方法及びその装置
US6957190B1 (en) 1997-09-24 2005-10-18 Canon Kabushiki Kaisha Parts management information system and parts management method, and storage medium
CN101311858B (zh) 2007-05-23 2011-02-16 天水锻压机床有限公司 钢管扩径机组自动控制系统
CN109557881A (zh) * 2018-11-19 2019-04-02 冶金自动化研究设计院 一种基于计算机的炼钢物流仿真系统

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