JPH072126Y2 - 多段式圧造成形機の素材移送装置 - Google Patents

多段式圧造成形機の素材移送装置

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JPH072126Y2
JPH072126Y2 JP1991104759U JP10475991U JPH072126Y2 JP H072126 Y2 JPH072126 Y2 JP H072126Y2 JP 1991104759 U JP1991104759 U JP 1991104759U JP 10475991 U JP10475991 U JP 10475991U JP H072126 Y2 JPH072126 Y2 JP H072126Y2
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秀雄 山崎
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K27/00Handling devices, e.g. for feeding, aligning, discharging, Cutting-off means; Arrangement thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、相対向するダイとパン
チとにより構成される複数の圧造ステーションで素材を
順次段階的に圧造する多段式圧造成形機の素材移送装
置、更に詳しくは、上記素材を各圧造ステーションに順
次移送する複数の素材移送用チャックを有する素材移送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボルトやナット、あるいはその他の各種
パーツ類を成形する多段式圧造成形機は、機台の一側部
より供給された素材を、相対向するダイとパンチとによ
り構成される複数の圧造ステーションで粗から精に段階
的に圧造加工するようになっており、この圧造成形機に
は、上記素材、もしくは各圧造ステーションで圧造され
た中間成形品を受け取って順次下流側の圧造ステーショ
ンに移送する素材移送装置が備えられている。
【0003】上記素材移送装置は、通常、図15に示す
ように、圧造成形機の本体1の上面に配置されたフレー
ム部材2と、該フレーム部材2に一対の揺動アーム3
(一方のみ図示)を介して複数の圧造ダイ4(1個のみ
図示)の並設方向に往復動可能に支持された可動フレー
ム5と、該可動フレーム5の前面に取り付けられて上記
本体1の一側部より供給される素材(図示せず)もしく
は各ダイ4より前方に排出される中間成形品6を挟持し
て可動フレーム5の往復動作に伴って順次下流側のダイ
4の前面に移送する複数の素材移送用チャック7(1個
のみ図示)と、これらの各チャック7を開閉させるカム
部材8a等でなる開閉機構8とを有し、上記可動フレー
ム5をクランク機構等の適宜の駆動手段により駆動する
ことにより該可動フレーム5の前面に取り付けられた各
素材移送用チャック7を隣接するダイ4の軸芯前面位置
間で往復駆動させるように構成されている。そして、上
記各素材移送用チャック7によりダイ4の軸芯前面位置
に移送された素材もしくは中間成形品6をパンチ(図示
せず)により該ダイ4内に打ち込んで粗から精に順次段
階的に圧造加工するようになっている。
【0004】また、上記フレーム部材2には、アーム部
材2aが固設されていると共に、該アーム部材2aの一
端が本体1に回転自在に支持された支軸9に固定され、
該支軸9を回転させることにより、フレーム部材2と共
に各素材移送用チャック7を、鎖線で示すように上方に
揺動させて退避位置に移動させ得るようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な多段式圧造成形機においては、各素材移送用チャック
の軸芯とパンチおよびダイとの軸芯が完全に一致してい
ることが良好な圧造製品を得るための前提条件となり、
これらの軸芯に僅かでもずれがあると不良品が形成され
ることになる。また、極端な場合には、パンチと素材移
送用チャック、あるいは該素材移送用チャックにより移
送されてパンチにより打ち込まれる素材とダイとが干渉
し、それらが損傷するといった極めて不都合な事態を招
くことになる。そこで、パンチやダイの軸芯に対する各
素材移送用チャックの軸芯のずれの点検ないしその調整
等の保守点検作業が定期的に行われるのであるが、この
保守点検作業時には、図15に鎖線で示すように、フレ
ーム部材2ごと各素材移送用チャック7を上方の退避位
置に移動させて芯出しゲージ等を用いて各チャック7の
芯出し調整が行われることになる。この場合、上記フレ
ーム部材2ないしこれに支持された各素材移送用チャッ
ク7を上方の退避位置に移動させただけでは、該フレー
ム部材2および各素材移送用チャック7が以前として圧
造成形機の本体1の上方に位置し、このため、作業者が
圧造成形機の側部より本体1上に身を乗り出して、各素
材移送用チャック7の芯出し調整等を行う必要があり、
その調整作業時に無理な姿勢を強いられることになっ
て、作業性が著しく悪かった。
【0006】また、上記のような無理な姿勢で芯出しゲ
ージを用いて各素材移送用チャック7の芯出し調整を行
わねばならず、そのため、その精度の低下が問題となっ
ていた。
【0007】更に、各素材移送用チャックの保守点検時
における作業性を一層向上させるために、該チャックを
通常使用位置と保守点検位置との間での移動を自動化さ
せたいという要求があるが、この要求を如何に実現する
かが課題とされていた。
【0008】そこで本考案は、多段式圧造成形機に装備
される素材移送装置における各素材移送用チャックの芯
出し調整等の保守点検作業の作業性ならびにその作業精
度を向上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本考案は次のように構成したことを特徴とする。
【0010】まず、本願の請求項1に係る考案(以下、
第1考案という)は、相対向するダイとパンチとにより
構成される複数の圧造ステーションの並び方向に往復動
して素材を各圧造ステーションへ順次移送する複数の素
材移送用チャックと、これらのチャックを往復動可能に
支持するフレーム部材とを有する多段式圧造成形機の素
材移送装置において、上記フレーム部材をその後方もし
くは上方に設けられた支持台に通常使用位置と上方の退
避位置との間で上下に揺動可能に支持すると共に、該支
持台に設けられて上記フレーム部材を退避位置に揺動さ
せる第1駆動手段と、上記支持台を回動させてフレーム
部材と共に各素材移送用チャックを圧造成形機本体の側
部近傍の保守点検位置に移動させる第2駆動手段とを設
けたことを特徴とする。
【0011】また、本願の請求項2に係る考案(以下、
第2考案という)は、上記第1考案の構成に加えて、第
1駆動手段によりフレーム部材を退避位置に揺動させた
状態で第2駆動手段により上記保守点検位置にフレーム
部材と共に移動された各素材移送用チャックの軸芯に対
応位置させて該チャックの芯出し調整手段を設けたこと
を特徴とする。
【0012】更に、本願の請求項3に係る考案(以下、
第3考案という)は、上記第1考案の構成に加えて、フ
レーム部材を通常使用位置に固定する固定手段と、上記
通常使用位置におけるフレーム部材の位置を検出する位
置検出手段と、上記フレーム部材を通常使用位置と保守
点検位置との間で移動させるように第1、第2駆動手段
の作動を制御すると共に、上記位置検出手段からの信号
に基づいて固定手段の作動を制御する制御手段とを設け
たことを特徴とする。
【0013】更にまた、本願の請求項4に係る考案(以
下、第4考案という)は、上記第3考案と同様に、フレ
ーム部材を通常使用位置に固定する固定手段と、上記通
常使用位置におけるフレーム部材の位置を検出する位置
検出手段と、少なくとも圧造ステーションおよび該ステ
ーション近傍に配置された素材移送装置の全体を覆うカ
バーと、該カバーの開口部に設けられた開閉体と、該開
閉体の開閉を検出する開閉検出手段と、該開閉検出手段
からの信号に基づいて上記フレーム部材を通常使用位置
と保守点検位置との間で移動させるように第1、第2駆
動手段の作動を制御すると共に、上記位置検出手段から
の信号に基づいて固定手段の作動を制御する制御手段と
を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】第1考案によれば、支持台に設けられた第1駆
動手段により、該支持台に揺動可能に支持されたフレー
ム部材が通常使用位置より上方の退避位置に揺動される
ことになる。そして、この状態で第2駆動手段により上
記支持台を回動させることにより、該支持台の回動に伴
ってフレーム部材と共に各素材移送用チャックが圧造成
形機本体の側部近傍の保守点検位置に移動されることに
なる。これにより、上記各素材移送用チャックの芯出し
調整等の保守点検作業を行う場合に、従来のように、作
業者に無理な姿勢を強いることなく成形機本体の側部近
傍の保守点検位置において各素材移送用チャックの芯出
し調整等の各種の保守点検作業を容易且つ円滑に行い得
ることになって、その作業性と共に作業精度が向上する
ことになる。
【0015】特に、第2考案によれば、保守点検位置
に、各素材移送用チャックの芯出し調整手段が設けられ
ているので、各チャックの芯出し調整をより迅速且つ正
確に行い得ることになって、その作業精度が一段と向上
することになる。
【0016】また、第3考案によれば、フレーム部材を
通常使用位置と保守点検位置との間で移動させるように
第1、第2駆動手段の作動を制御すると共に、位置検出
手段からの信号に基づいて固定手段の作動を制御する制
御手段が設けられているので、該制御手段により第1、
第2駆動手段の作動が制御されて、上方の退避位置に揺
動されたフレーム部材と共に各素材移送用チャックが圧
造成形機本体の側部近傍の保守点検位置に自動的に移動
されることになる。また、保守点検作業後においては、
上記フレーム部材と共に各素材移送用チャックが再び通
常使用位置に自動的に移動されると共に、上記位置検出
手段からの信号に基づいて固定手段によりフレーム部材
が通常使用位置で固定されることになるので、保守点検
作業に伴ってフレーム部材と共に各素材移送装置を通常
使用位置と保守点検位置との間で移動させる場合に、そ
の移動が自動化されることになって、作業性が一段と向
上することになる。
【0017】更に、第4考案によれば、カバーの開口部
に設けられた開閉体の開閉を検出する開閉検出手段から
の信号に基づいてフレーム部材を通常使用位置と保守点
検位置との間で移動させるように第1、第2駆動手段の
作動を制御すると共に、位置検出手段からの信号に基づ
いて固定手段の作動を制御する制御手段が設けられてい
るので、上記開閉体の開閉に伴って制御手段により第
1、第2駆動手段の作動が制御されて、フレーム部材と
共に各素材移送用チャックが圧造成形機本体上における
通常使用位置と該成形機本体の側部近傍の保守点検位置
との間で自動的に移動されることになると共に、保守点
検後においては、通常使用位置に移動されたフレーム部
材が上記位置検出手段からの信号に基づいて固定手段に
より該通常使用位置で固定されることになり、これによ
り、保守点検作業時における作業性が更に一段と向上す
ることになる。
【0018】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0019】図1ないし図7は本発明に係る素材移送装
置の第1実施例を示すもので、図1,2に示すように、
多段式圧造成形機10の本体11の所定位置には、ダイ
ブロック12(図2参照)が固定されており、このダイ
ブロック12に複数のダイ13…13(図例では5個)
が一定の間隔で並設されている。また、図示しないクラ
ンク機構等の適宜の駆動手段により上記各ダイ13に向
かって進退動されるラム14の前面には、上記各ダイ1
3と同数個のパンチ15…15が取り付けられており、
これらの各パンチ15と各ダイ13とで複数段の圧造ス
テーション(イ)〜(ホ)が構成されている。そして、
上記ラム14により各パンチ15を各ダイ13に向かっ
て進退動させて各圧造ステーション(イ)〜(ホ)にお
いて機台の一側より供給される素材(図示せず)を粗か
ら精に順次段階的に圧造加工することにより、ボルトや
ナット、あるいは各種形状のパーツ類等の製品を連続的
に成形するようになっている。
【0020】なお、図2に示すように、上記ダイブロッ
ク12の一側部には、圧造成形機10の本体11の後方
よりダイブロック12の前方に向けて線材aを供給する
素材供給クイル16が配設されており、該素材供給クイ
ル16より前方に所定量押し出された線材aが、上記ラ
ム14の進退動作に連動して各ダイ13の並設方向に所
定のストロークで往復駆動されるカッター手段17によ
り切断されることにより、所定寸法とされた素材が形成
されるようになっている。また、上記素材供給クイル1
6に隣接してプッシャー18が配設されており、このプ
ッシャー18により上記カッター手段17により所定寸
法に切断された素材が前方に向けて押し出されるように
なっている。
【0021】そして、上記ダイブロック12の上方に
は、素材を圧造ステーション(イ)〜(ホ)にかけて順
次搬送する素材移送装置20が装備されており、この素
材移送装置20は、図1ないし図3に示すように、上記
本体11上に配置されたフレーム部材21と、該フレー
ム部材21の両側部に一端が枢着されて揺動自在とされ
た左右一対の揺動アーム22,22と、これら一対の揺
動アーム22,22の他端に両側部がそれぞれ回動自在
に支持されて上記各ダイ13の並設方向に往復動可能と
されたチャックフレーム23と、該チャックフレーム2
3と上記フレーム部材21との間において両側部が上記
一対の揺動アーム22,22にそれぞれ回動自在に連結
された中間フレーム24と、上記チャックフレーム23
の前面に上記各ダイ13の並設間隔と同間隔に、且つ各
ダイ13と同数個として設けられた複数の素材移送用チ
ャック25…25とを有し、これらの各素材移送用チャ
ック25は、図2に示すように、上記チャックフレーム
23の前面に取り付けられチャック本体25aと、該チ
ャック本体25aに一対の支軸25b,25bを介して
回動自在に支持されたチャックアーム25c,25c
と、各チャックアーム25cの下端にそれぞれ取り付け
られたチャック爪25b,25bとで構成されている。
【0022】また、上記チャックフレーム23の一側部
には、上記ラム14の進退動作に同期して所定のストロ
ークで往復駆動される駆動ロッド26の一端が着脱自在
に連結されており、この駆動ロッド26によりチャック
フレーム23を各ダイ13の並設方向に往復駆動するこ
とにより、該チャックフレーム23の前面に取り付けら
れた各素材移送用チャック25を隣接するダイ13の軸
芯前面位置間で往復駆動するようになっている。
【0023】更に、上記フレーム部材21の後方におけ
る本体11の上面には、各素材移送用チャック25を開
閉させるための各チャック25ごとの開閉用カム27…
27がそれぞれ固設されたカム駆動軸28が回転自在に
設けられており、これらの各カム27の回転に伴って揺
動される複数のカムアーム29…29が上記フレーム部
材21の上面に所定の間隔で支持されていると共に、こ
れらの各カムアーム29の先端部が当接する複数のロッ
カアーム30…30が上記中間フレーム24の上面に所
定の間隔で揺動自在に配置され、且つこれらの各ロッカ
アーム30の先端部に上記各素材移送装置25の上端部
より上方に突出した各ロッド部材31…31がそれぞれ
係止されている。そして、図示しないけれども、各ロッ
ド部材31の下端の両側面には、上記各一対のチャック
アーム25c,25cを支持する各支軸25b,25b
と一体に設けられたセクタギヤに噛合するギヤ部が形成
されており、上記各カム27の回転に伴うカムアーム2
9およびロッカアーム30の揺動により、各ロッド部材
31が上下方向に駆動され、これにより、各チャックア
ーム25c,25cが各支軸25b,25bを中心に回
動されれて各チャック爪25d,25dが開閉されるよ
うになっている。これにより、図2に示すように、上記
カッター手段17により所定寸法に切断され且つプッシ
ャー18により前方に押し出された素材もしくは各ダイ
13より前方に排出された中間成形品(図示せず)が各
素材移送用チャック25における各一対のチャック爪2
5d,25dにより挟持され、この状態で、上記駆動ロ
ッド26によりチャックフレーム23が隣接するダイ1
3の前面に往動されて上記素材および中間成形品がその
ダイ13の軸芯前面位置に移送されると共に、上記各パ
ンチ15による素材および中間成形品の各ダイ13への
打ち込みに伴ってが各チャック爪25d,25dが開動
され、その後において再び前段側のダイ13の前面位置
に復動されるようになっている。
【0024】また、図1および図4に拡大して示すよう
に、上記フレーム部材21の両側部には、該フレーム部
材21を本体11上に固定するための油圧ロック手段3
2が設けられており、この油圧ロック手段32は、上記
フレーム部材21の両側部に一体的にそれぞれ設けられ
た傾斜状の突片32a,32aと、これらの突片32
a,32aにそれぞれ係脱可能とされてフレーム部材2
1の全体を固定するロック片32b,32bとしてのピ
ストンロッドと、該ロック片32b,32bを各突片3
2a,32aに係脱させる油圧シリンダ32c,32c
とで構成されている。
【0025】更に、図4に示すように、上記フレーム部
材21の下面とダイブロック12の上面との間には、該
フレーム部材21が本体11上における通常使用位置に
確実に載置されているか否かを検出する位置検出センサ
33が設けられており、このセンサ33は、上記フレー
ム部材21の下面に形成されたテーパ状の凹部33a
と、上記ダイブロック13上の固設されて凹部33aに
嵌合されるテーパ状の突起33bとで構成されていると
共に、該突起33bには、圧縮エアが供給される供給孔
33cが形成されており、上記フレーム部材21が確実
に本体11上に載置されいる場合には、上記凹部33a
と突起33bとが嵌合状態となって、該凹部33a内の
圧縮が上昇し、また、上記フレーム部材21が確実に本
体11上に載置されていない場合には、上記凹部33a
と突起33bとの間で圧縮エアが漏出することになり、
該凹部33a内の圧力変化に基づいて上記フレーム部材
21が本体11上に確実に載置されているか否かが検出
されるようになっている。
【0026】そして、本実施例においては、図1ないし
図3に示すように、上記カム軸28の後方には支持台3
4が配置されている。この支持台34の基部34aが、
圧造成形機10の本体11の後端に固設された軸受部材
35に回転自在に支持された垂直方向に延びる基軸36
の上端部にキー36aを介して固定されていると共に、
該支持台34の上面には一対の支持ブラケット37,3
7が固設されており、該支持ブラケット37,37に支
軸38が回転自在に支持されている。
【0027】一方、上記フレーム部材21には、上記カ
ム軸28を越えて本体11の後方に延びる一対のアーム
部材21a,21aが固設されていると共に、該アーム
部材21a,21aの後端が上記支軸38の両端部にキ
ー38a,38aにより固定されている。
【0028】更に、上記支軸38の一端には、該支軸3
8と一体回転するようにウォームホイール39aが固設
されていると共に、該ウォームホイール39aに噛合す
るウォームギヤ39bを回転させるためのパルスモータ
等でなる第1駆動モータ40が上記支持ブラケット37
に取り付けられている。これにより、上記第1駆動モー
タ40により支軸38を所定方向に回転させることによ
り、該支軸38を中心として一対のアーム部材21b,
21bが後上方に回動されることになって、図3に鎖線
で示すように、フレーム部材21ならびにチャックフレ
ーム23に支持された各素材移送用チャック25が、通
常使用位置より上方の退避位置に揺動されるようになっ
ている。
【0029】また、上記基軸36の下端にはギヤ41a
が一体的に取り付けられており、このギヤ41aに噛合
する駆動ギヤ41bを回転させるためのパルスモータ等
でなる第2駆動モータ42が支持ブラケット43を介し
て圧造成形機10の本体11の後面に取り付けられてお
り、該第2駆動モータ42により基軸36を回転させる
ことにより、該基軸36を中心に支持台34が水平面内
で回動されるようになっている。
【0030】一方、図1,2に示すように、上記圧造成
形機10の本体11の側部近傍が保守点検位置(ヘ)と
されており、この保守点検位置(ヘ)に上記素材移送装
置20における各素材移送用チャック25の各一対のチ
ャック爪25d,25dの軸芯を調整するための芯出し
調整手段としての芯出し調整治具44が、本体11の側
面に固設されたブラケット45上に配置されたフレーム
46に移動可能に載置されていると共に、該治具44に
は、上記各一対のチャック爪25d,25dの正規の軸
芯間隔に相当するピッチで芯出しゲージ47(図7参
照)を挿通するための挿通孔44a…44aが形成され
ている。
【0031】そして、この第1実施例においては、図5
に示すように、上記油圧ロック手段32および第1、第
2駆動モータ40,42の作動を制御するコントロール
ユニット50が設けられており、このコントロールユニ
ット50には、操作部51からの操作信号と、上記位置
検出センサ33からの信号とが入力されると共に、これ
らの入力信号に基づいてコントロールユニット50から
上記油圧ロック手段32および第1、第2駆動モータ4
0,42にそれらの作動を制御する信号が出力されるよ
うになっている。
【0032】上記の構成によれば、各ダイ13および各
パンチ14の軸芯に対する各素材移送用チャック25に
おける各一対のチャック爪25d,25dの軸芯のずれ
ないしその調整を行う場合には、まず、上記チャックフ
レーム23と駆動ロッド26との連結状態を解除したの
ち、上記操作部51を操作することにより、コントロー
ルユニット50により制御されて上記油圧ロック手段3
2,32によるロック状態が解除されると共に、その
後、上記駆動モータ40によりウォームギヤ39bが回
転され、支持台34に回転自在に支持された支軸38を
中心にフレーム部材21と共に各素材移送用チャック2
5が、図3に実線で示す通常使用位置より、鎖線で示す
ように上方の退避位置に揺動されることになる。そし
て、この状態で駆動モータ42により基軸36が回転さ
れることにより、該基軸36を中心に上記支持台34が
回動し、該支持台34の全体が図1に示す状態より図6
に示す状態に回動され、上記フレーム部材21と共に各
素材移送用チャック25が圧造成形機10の本体11の
側部近傍の保守点検位置(ヘ)に自動的に移動されるこ
とになる。これにより、従来のように、上記各素材移送
用チャック25を上方の退避位置に移動させてその芯出
し調整等の保守点検作業を行う場合のように、作業者が
圧造成形機10の側部より本体11上に身を乗り出した
無理な姿勢での作業を強いられることがなく、保守点検
位置(ヘ)において各素材移送用チャック25の芯出し
調整等の各種の保守点検作業を容易且つ円滑に行い得る
ことになって、その作業性と共に作業精度が向上するこ
とになる。
【0033】また、保守点検後においては、再び上記操
作部51を操作することにより、コントロールユニット
50により第1、第2駆動モータ40,42の作動が制
御されて、上記とは反対に、フレーム部材21と共に各
素材移送用チャック25が再び通常使用位置に自動的に
移動されると共に、上記位置検出センサ33によりフレ
ーム部材21が確実に通常使用位置に載置されたことが
確認された場合には、油圧ロック手段32によりフレー
ム部材21が通常使用位置で固定されることになり、こ
れにより、保守点検作業に伴ってフレーム部材21と共
に各素材移送装用チャック25を通常使用位置と保守点
検位置との間で移動させる場合に、その移動が自動化さ
れることになって、作業性が一段と向上することにな
る。
【0034】特に、本実施例においては、保守点検位置
(ヘ)に、各素材移送用チャック25における各一対の
チャック爪25d,25dの芯出し調整治具44が設け
られているので、図7に示すように、該治具44におけ
る各挿通孔42aにゲージ47を挿通することにより各
一対のチャック爪25d,25dの芯出し調整をより迅
速且つ正確に行い得ることになって、その作業精度が一
段と向上することになる。
【0035】次に、図8ないし図12に基づいて素材移
送装置の第2実施例について説明する。
【0036】なお、この第2実施例における圧造成形機
および素材移送装置の構成は基本的に上記第1実施例と
同様の構成とされており、従って、同一構成部材につい
ては同一の符号を用いて説明する。
【0037】図8、9に示すように、この第2実施例に
おいても上記第1実施例と同様に、複数ダイ13…13
と、各ダイ13に対向し、且つラム14により進退動さ
れるパンチ15…15とにより複数段の圧造ステーショ
ン(イ)〜(ホ)が構成されていると共に、圧造成形機
10の本体11上には、上記各圧造ステーション(イ)
〜(ホ)に素材もしくは中間成形品を順次移送する複数
の素材移送用チャック25…25を備えた素材移動装置
20が配置されている。
【0038】そして、上記素材移送装置20を構成する
フレーム部材21の後方には、支持台34が配置され、
この支持台34に回転自在に支持された支軸38に上記
フレーム部材21と一体のアーム部材21a,21aが
固定されていると共に、該支持台34には、支軸38の
一端に固設されたウォームホイール39aに噛合するウ
ォームギヤ39bを回転させてフレーム部材21と共に
各素材移送用チャック25を、図9に実線で示す通常使
用位置と、鎖線で示す上方の退避位置との間で揺動させ
る第1駆動モータ40が設けられている。更に、成形機
10の本体11の後方に回転自在に支持された基軸36
と共に上記支持台34を水平面内で回動させる第2駆動
モータ42が設けられている。そして、上記圧造成形機
10の本体11の側部が、上記第1実施例と同じく保守
点検位置(ヘ)とされており、該保守点検位置(ヘ)に
各素材移送用チャック25の軸芯を調整するための芯出
し調整手段としての芯出し調整治具44が設けられてい
る。
【0039】また、上記フレーム部材21の両側部に
は、第1実施例と同様の油圧ロック手段32,32が設
けられていると共に、該フレーム部材21の下方には、
図4と同様の位置検出センサ33が設けられている。
【0040】なお、この第2実施例においては、上記素
材移送装置20を構成するチャックフレーム23と駆動
ロッド26との連結部が、次のように構成されている。
即ち、図10に拡大して示すように、上記チャックフレ
ーム23の一側部には下向きに開放された嵌合凹部23
aが形成されており、この嵌合凹部23aに上記ラム1
4の進退動作に同期して所定のストロークで往復駆動さ
れる駆動ロッド26の一端に形成された突起26aが着
脱自在に嵌合されており、この駆動ロッド26によりチ
ャックフレーム23を各ダイ13の並設方向に往復駆動
することにより、該チャックフレーム23の前面に取り
付けられた各素材移送用チャック25を隣接するダイ1
3の軸芯前面位置間で往復駆動するようになっている。
【0041】一方、この第2実施例においては、少なく
とも各圧造ステーション(イ)〜(ホ)および素材移送
装置20の配設部の全体がカバー52により覆われてお
り、圧造時における騒音およびダイ13やパンチ15を
冷却するための冷却油の飛散を防止するようになってい
ると共に、該カバー52には開口部52a設けられてお
り、この開口部52aが開閉体としてのスライドドア5
3により開閉されるようになっている。また、上記スラ
イドドア53の近傍には、該スライドドア53の開閉を
検出するドア開閉センサ54が配置されている。
【0042】そして、この第2実施例においても、図1
1に示すように、上記油圧ロック手段32および第1、
第2駆動モータ40,42の作動を制御するコントロー
ルユニット50が設けられており、このコントロールユ
ニット50には、上記位置検出センサ33からの信号
と、上記ドア開閉センサ54からのスライドドア53の
開閉を検出する信号とが入力されると共に、これらの入
力信号に基づいてコントロールユニット50から上記油
圧ロック手段32および第1、第2駆動モータ40,4
2にそれらの作動を制御する信号が出力されるようにな
っている。
【0043】上記の構成によれば、各ダイ13および各
パンチ14の軸芯に対する各素材移送用チャック25に
おける各一対のチャック爪25d,25dの軸芯のずれ
ないしその調整を行う場合には、上記スライドドア53
を図8に示す状態より、図12に示す状態に開くことに
より、これがドア開閉センサ54に検出されることにな
って、該ドア開閉センサ54よりコントロールユニット
50に信号が入力されることになる。そして、これに伴
って、コントロールユニット50により油圧ロック手段
32,32が制御されて該ロック手段32,32による
ロック状態が解除されると共に、その後、上記駆動モー
タ40が制御されて、支持台34に回転自在に支持され
た支軸38が回転され、該支軸38を中心にフレーム部
材21と共に各素材移送用チャック25が、図9に実線
で示す通常使用位置より、鎖線で示すように上方の退避
位置に揺動されることになる。そして、この状態で駆動
モータ42が制御されて基軸36が回転されることによ
り、該基軸36を中心に上記支持台34が回動し、該支
持台34の全体が図8に示す状態より図12に示す状態
に回動され、上記フレーム部材21と共に各素材移送用
チャック25が圧造成形機10の本体11の側部近傍の
保守点検位置(ヘ)に自動的に移動されることになる。
これにより、従来のように、上記各素材移送用チャック
25を上方の退避位置に移動させてその芯出し調整等の
保守点検作業を行う場合のように、作業者が圧造成形機
10の側部より本体11上に身を乗り出した無理な姿勢
での作業を強いられることがなく保守点検位置(ヘ)に
おいて各素材移送用チャック25の芯出し調整等の各種
の保守点検作業を容易且つ円滑に行い得ることになっ
て、その作業性と共に作業精度が向上することになる。
【0044】また、保守点検後において上記スライドド
ア54を閉じた場合には、コントロールユニット50に
より第1、第2駆動モータ40,42の作動が制御され
て、上記とは反対に、フレーム部材21と共に各素材移
送用チャック25が再び通常使用位置に自動的に移動さ
れると共に、上記位置検出手段33によりフレーム部材
21が確実に通常使用位置に載置されたことが確認され
た場合には、油圧ロック手段32によりフレーム部材2
1が通常使用位置で固定されることになり、これによ
り、保守点検作業時には、上記スライドドア54を開閉
させるだけで、フレーム部材21と共に各素材移送装用
チャック25を通常使用位置と保守点検位置との間で自
動的に移動されることになって、作業性が更に一段と向
上することになる。
【0045】また、図13は素材移送装置の第3実施例
を示し、この第3実施例においても、圧造成形機および
素材移送装置の構成は基本的に上記第1、第2実施例と
同様の構成とされており、従って、同一構成部材につい
ては同一の符号を用いて説明する。
【0046】図示のように、この第3実施例においても
上記第1、第2実施例と同様に、複数ダイ(図示せず)
と、各ダイに対向し、且つラム14により進退動される
パンチ15…15とにより複数段の圧造ステーション
(イ)〜(ホ)が構成されていると共に、圧造成形機1
0の本体11上には、上記各圧造ステーション(イ)〜
(ホ)に素材もしくは中間成形品を順次移送する複数の
素材移送用チャック25…25を備えた素材移動装置2
0が配置されている。そして、上記素材移送装置20を
構成するフレーム部材21の後方には、支持台34が配
置され、この支持台34に回転自在に支持された支軸3
8に上記フレーム部材21と一体に設けられて後方に延
びるアーム部材21a,21aが固定されていると共
に、該支持台34には、上記支軸38の一端に固設され
たウォームホイール39aに噛合するウォームギヤ39
bを回転させてフレーム部材21と共に各素材移送用チ
ャック25を、図示の状態の通常使用位置と、上記支軸
38を中心にフレーム部材21および各素材移送用チャ
ック25を上方に向けて90°揺動させた退避位置との
間で揺動させる第1駆動モータ40が設けられている。
【0047】更に、成形機10の本体11の後部上面に
固設された取付ブラケット55には、前方に延びるアー
ム部材56が取付られており、このアーム部材56の先
端部に、上記支持台34の一側面が基軸36を介して片
持ち状態で回転自在に支持されていると共に、該アーム
部材56の先端上面と支持台34の下面との間には、基
軸36と共に支持台34を水平面内で揺動させる所定の
駆動アクチュエータ57が設けられている。
【0048】そして、上記圧造成形機10の本体11の
側部が、上記第1、第2実施例と同じく保守点検位置
(ヘ)とされており、該保守点検位置(ヘ)に各素材移
送用チャック25の軸芯を調整するための芯出し調整手
段としての芯出し調整治具44が設けられている。ま
た、上記フレーム部材21の両側部には、第1実施例と
同様の油圧ロック手段32,32が設けられていると共
に、該フレーム部材21の下方には、図4と同様の位置
検出センサ(図示せず)が設けられている。
【0049】なお、上記駆動アクチュエータ57として
は、基軸36と一体とされた回転軸を有し、その回転軸
を油圧により回転させるように構成された油圧アクチュ
エータを用いても良く、また、上記第1実施例と同様の
構成により基軸36を回転させるように構成しても良
い。
【0050】上記の構成によれば、第1、第2実施例と
同様に、駆動モータ40および駆動アクチュエータ57
の作動に伴って、フレーム部材21と共に各素材移送装
置25が、図に示す通常使用位置と、図6,12に示す
上記第1、第2実施例の場合と同様に成形機10の本体
11の側部に設けられた保守点検位置(ヘ)との間で移
動されることになり、各素材移送用チャック25の芯出
し調整を上記保守点検位置(ヘ)において、治具44を
用いて調整するこが可能となり、これにより、従来のよ
うに、上記各素材移送用チャック25を成形機10の本
体11上における上方の退避位置に移動させて、その芯
出し調整等の保守点検作業を行う場合のように、作業者
が圧造成形機10の側部より本体11上に身を乗り出し
た無理な姿勢での作業を強いられることがなく保守点検
位置(ヘ)において各素材移送用チャック25の芯出し
調整等の各種の保守点検作業を容易且つ円滑に行い得る
ことになって、その作業性と共に作業精度を向上させる
ことができる。
【0051】なお、この第3実施例においても、上記第
1、第2実施例と同様のコントロールユニット50を設
け、該コントロールユニット50により上記第1駆動モ
ータ40、駆動アクチュエータ57および油圧ロック手
段32,32の作動を自動制御するようにしても良い。
【0052】また、図14は上記第1ないし第3実施例
における芯出し調整手段の他の実施例を示すもので、こ
の実施例においては、圧造成形機10′の本体11′の
側部近傍に設けられた保守点検位置(ヘ)に芯出し調整
手段としての検査装置44′を配置したものであり、こ
の検査装置44′は、圧造成形機10′の本体11′の
側面に固設されたブラケット45′上に配置されたフレ
ーム45a′と、このフレーム45a′に移動可能に載
置されたベース46′と、該ベース46′に固定された
ブラケット46a′に回転自在に支持されたネジ軸4
7′と、該ネジ軸47′に沿って上下方向に移動可能と
され、且つ先端に拡大レンズ48a′,48bが固定さ
れた検査部材48′と、上記ネジ軸47′を回転させる
駆動手段49′とを有し、上記保守点検位置(ヘ)に移
動された各素材移送用チャック25′に把持された素材
もしくは中間成形品b′の把持状態を、上記拡大レンズ
48a′,48b′により拡大して目視検査することに
より各素材移送用チャック25′の芯ずれを点検、調整
するように構成されたものである。これによれば、上記
各素材移送用チャック25′による素材もしくは中間成
形品b′の把持状態が拡大レンズ48a′,48b′に
より拡大されることになって、各素材移送用チャック2
5′の芯出し調整の精度がより一層向上することにな
る。
【0053】なお、上記第1、2本実施例においては、
支持台34を駆動モータ42により回転駆動することに
より回動させるように構成したけれども、これに限定さ
れるものではなく、例えば、上記基軸36を油圧を利用
した回転駆動手段により回転駆動するように構成しても
良い。
【0054】また、図5に示すように、当該圧造成形機
10の圧造回数を任意に設定可能とされた圧造回数設定
部60をコントロールユニット50に接続すると共に、
該設定部60により設定された圧造回数が所定の回数に
達した場合に、上記油圧ロック手段32および第1、第
2駆動モータ40,42の作動を制御することにより、
上記フレーム部材21と共に各素材移送装用チャック2
5を通常使用位置より保守点検位置に移動的に移動させ
るようにしても良い。
【0055】更に、上記各素材移送用チャック25にお
ける各一対のチャック爪25d,25dを開閉させるた
めのカム軸28をフレーム部材21に回転自在に支持す
るように構成して、該カム軸28をフレーム部材21と
共に上方の退避位置に揺動させるように構成しても良
い。
【0056】また、例えばナットフォーマに装備される
素材移送装置のように該装置を構成する各チャック爪を
開閉させる必要のないものについても本発明の概念に含
まれることはいうまでもない。
【0057】
【考案の効果】以上のように、第1考案によれば、第
1、第2駆動手段により、フレーム部材と共に各素材移
送用チャックが通常使用位置より圧造成形機本体の側部
近傍の保守点検位置に移動されるようになっているの
で、上記各素材移送用チャックの芯出し調整等の保守点
検作業を行う場合に、従来のように作業者に無理な姿勢
を強いることなく成形機本体の側部近傍の保守点検位置
において各素材移送用チャックの芯出し調整等の各種の
保守点検作業を容易且つ円滑に行い得ることになって、
その作業性と共に作業精度を向上させることができる。
【0058】特に、第2考案によれば、保守点検位置
に、各素材移送用チャックの芯出し調整手段が設けられ
ているので、各チャックの芯出し調整をより迅速且つ正
確に行い得ることになって、その作業精度を一段と向上
させることができる。
【0059】また、第3考案によれば、制御手段により
第1、第2駆動手段および固定手段の作動が制御され
て、フレーム部材と共に各素材移送用チャックが保守点
検位置に自動的に移動され、また、保守点検作業後にお
いては、上記フレーム部材と共に各素材移送用チャック
が再び通常使用位置に自動的に移動されると共に、位置
検出手段からの信号に基づいて固定手段によりフレーム
部材が通常使用位置で固定されることになるので、保守
点検作業に伴うフレーム部材および各素材移送装置の通
常使用位置と保守点検位置との間で移動が自動化される
ことになって、作業性を一段と向上させることができ
る。
【0060】更に、第4考案によれば、カバーの開口部
に設けられた開閉体を開閉するだけで、該開閉体の開閉
に伴って制御手段により第1、第2駆動手段の作動が制
御されて、フレーム部材と共に各素材移送用チャックが
圧造成形機本体上における通常使用位置と該成形機本体
の側部近傍の保守点検位置との間で自動的に移動される
と共に、保守点検後においては、通常使用位置に移動さ
れたフレーム部材が位置検出手段からの信号に基づいて
固定手段により該通常使用位置で固定されることにな
り、これにより、保守点検作業時における作業性を更に
一段と向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の素材移送装置が装備された多
段式圧造成形機の要部の平面図。
【図2】 素材移送装置の拡大正面図。
【図3】 図2におけるA−A線よりみた素材移送装
置の構成を示す断面図。
【図4】 図1におけるB−B線よりみた要部拡大断
面図。
【図5】 ロック手段および第1、第2駆動モータの
作動を制御する制御システムの制御ブロック図。
【図6】 フレーム部材の保守点検作業位置への回動
状態を示す平面図。
【図7】 図6におけるC−C線よりみた要部拡大断
面図。
【図8】 第2実施例の素材移送装置が装備された多
段式圧造成形機の要部の平面図。
【図9】 第2実施例の素材移送装置の構成を示す断
面図。
【図10】 第2実施例の素材移送装置を構成するチャ
ックフレームと駆動ロッドとの連結部の拡大図。
【図11】 ロック手段および第1、第2駆動モータの
作動を制御する制御システムの制御ブロック図。
【図12】 フレーム部材の保守点検作業位置への回動
状態を示す平面図。
【図13】 第3実施例の素材移送装置が装備された多
段式圧造成形機の要部の平面図。
【図14】 他の実施例の芯出し調整手段を示す拡大断
面図。
【図15】 従来の素材移送装置の側面図。
【符号の説明】
10 多段式圧造成形機 11 本体 13 ダイ 15 パンチ 21 フレーム部材 25 素材移送用チャック 25a チャック本体 32 油圧ロック手段 33 位置検出センサ 34 支持台 36 基軸 38 支軸 40 第1駆動モータ 41a ギヤ 41b 駆動ギヤ 42 第2駆動モータ 44 芯出し調整治具 44′ 検査装置 50 コントロールユニット 51 操作部 52 カバー 52a 開口部 53 スライドドア 54 ドア開閉センサ 57 駆動アクチュエータ (イ)〜(ホ) 圧造ステーション (へ) 保守点検位置

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向するダイとパンチとにより構成さ
    れる複数の圧造ステーションの並び方向に往復動して素
    材を各圧造ステーションへ順次移送する複数の素材移送
    用チャックと、これらのチャックを往復動可能に支持す
    るフレーム部材とを有する多段式圧造成形機の素材移送
    装置であって、上記フレーム部材がその後方もしくは上
    方に設けられた支持台に通常使用位置と上方の退避位置
    との間で上下に揺動可能に支持されていると共に、該支
    持台に設けられて上記フレーム部材を退避位置に揺動さ
    せる第1駆動手段と、上記支持台を回動させてフレーム
    部材と共に各素材移送用チャックを圧造成形機本体の側
    部近傍の保守点検位置に移動させる第2駆動手段とが備
    えられていることを特徴とする多段式圧造成形機の素材
    移送装置。
  2. 【請求項2】 相対向するダイとパンチとにより構成さ
    れる複数の圧造ステーションの並び方向に往復動して素
    材を各圧造ステーションへ順次移送する複数の素材移送
    用チャックと、これらのチャックを往復動可能に支持す
    るフレーム部材とを有する多段式圧造成形機の素材移送
    装置であって、上記フレーム部材がその後方もしくは上
    方に設けられた支持台に通常使用位置と上方の退避位置
    との間で上下に揺動可能に支持されていると共に、該支
    持台に設けられて上記フレーム部材を退避位置に揺動さ
    せる第1駆動手段と、上記支持台を回動させてフレーム
    部材と共に各素材移送用チャックを圧造成形機本体の側
    部近傍の保守点検位置に移動させる第2駆動手段とを有
    し、上記第1駆動手段によりフレーム部材を退避位置に
    揺動させた状態で第2駆動手段により上記保守点検位置
    にフレーム部材と共に移動された各素材移送用チャック
    の軸芯に対応位置させて該チャックの芯出し調整手段が
    設けられていることを特徴とする多段式圧造成形機の素
    材移送装置。
  3. 【請求項3】 相対向するダイとパンチとにより構成さ
    れる複数の圧造ステーションの並び方向に往復動して素
    材を各圧造ステーションへ順次移送する複数の素材移送
    用チャックと、これらのチャックを往復動可能に支持す
    るフレーム部材とを有する多段式圧造成形機の素材移送
    装置であって、上記フレーム部材がその後方もしくは上
    方に設けられた支持台に通常使用位置と上方の退避位置
    との間で上下に揺動可能に支持されていると共に、該支
    持台に設けられて上記フレーム部材を退避位置に揺動さ
    せる第1駆動手段と、上記支持台を回動させてフレーム
    部材と共に各素材移送用チャックを圧造成形機本体の側
    部近傍の保守点検位置に移動させる第2駆動手段と、上
    記フレーム部材を通常使用位置に固定する固定手段と、
    上記通常使用位置におけるフレーム部材の位置を検出す
    る位置検出手段と、上記フレーム部材を通常使用位置と
    保守点検位置との間で移動させるように第1、第2駆動
    手段の作動を制御すると共に、上記位置検出手段からの
    信号に基づいて固定手段の作動を制御する制御手段とが
    備えられていることを特徴とする多段式圧造成形機の素
    材移送装置。
  4. 【請求項4】 相対向するダイとパンチとにより構成さ
    れる複数の圧造ステーションの並び方向に往復動して素
    材を各圧造ステーションへ順次移送する複数の素材移送
    用チャックと、これらのチャックを往復動可能に支持す
    るフレーム部材とを有する多段式圧造成形機の素材移送
    装置であって、上記フレーム部材がその後方もしくは上
    方に設けられた支持台に通常使用位置と上方の退避位置
    との間で上下に揺動可能に支持されていると共に、該支
    持台に設けられて上記フレーム部材を退避位置に揺動さ
    せる第1駆動手段と、上記支持台を回動させてフレーム
    部材と共に各素材移送用チャックを圧造成形機本体の側
    部近傍の保守点検位置に移動させる第2駆動手段と、上
    記フレーム部材を通常使用位置に固定する固定手段と、
    上記通常使用位置におけるフレーム部材の位置を検出す
    る位置検出手段と、少なくとも上記圧造ステーションお
    よび該ステーション近傍に配置された素材移送装置の全
    体を覆うカバーと、該カバーの開口部に設けられた開閉
    体と、該開閉体の開閉を検出する開閉検出手段と、該開
    閉検出手段からの信号に基づいて上記フレーム部材を通
    常使用位置と保守点検位置との間で移動させるように第
    1、第2駆動手段の作動を制御すると共に、上記位置検
    出手段からの信号に基づいて固定手段の作動を制御する
    制御手段とが備えられていることを特徴とする多段式圧
    造成形機の素材移送装置。
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