JPH07212765A - 動きベクトル検出装置 - Google Patents

動きベクトル検出装置

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JPH07212765A
JPH07212765A JP2222394A JP2222394A JPH07212765A JP H07212765 A JPH07212765 A JP H07212765A JP 2222394 A JP2222394 A JP 2222394A JP 2222394 A JP2222394 A JP 2222394A JP H07212765 A JPH07212765 A JP H07212765A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプライン処理で、各演算ユニットで求め
られた残差を加算していく際に、ビット数の増大を抑制
し、回路規模の縮小を図る。 【構成】 基準フレームに基準ブロックを設定し、基準
ブロックと連続する検索フレームに候補ブロックを設定
し、候補ブロックを所定の探査範囲で動かし、基準ブロ
ックと候補ブロックとの残差を求め、残差が最小となる
候補ブロックから動きベクトルを求める。残差が所定値
を超えないように、パイプライン演算を行うための各演
算ユニット3にビット数を制限するリミッタ16を設け
る。このように、パイプライン演算を行うための各演算
ユニット3にリミッタ16を設けているので、パイプラ
インのビット数が削減でき、回路規模が縮小できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に、画像の予測符
号化方式に用いて好適な動きベクトル検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フレーム間予測符号化処理では、動きベ
クトルに基づいて動き補償された参照フレームと、現フ
レームとの差分データが符号化される。このようなフレ
ーム間予測符号化処理において用いられる動きベクトル
検出方法として、ブロックマッチング法が知られてい
る。
【0003】図6は、このようなブロックマッチング法
を説明するためのものである。図6において、101は
基準フレームを示し、102は、基準フレームと連続す
る検索フレームを示している。基準フレーム101には
基準ブロック103が設定され、検索フレーム101に
候補ブロック104が設定される。検索フレーム102
の候補ブロック104は、所定の探査範囲内を移動され
る。そして、基準フレーム101の基準ブロック103
と、検索フレーム102の候補ブロック104との残差
が求められる。この残差が最小となる候補ブロックがマ
ッチングブロックとされ、このマッチングブロックから
動きベクトルが求められる。
【0004】このようなブロックマッチング法で動きベ
クトルを求める動きベクトル検出装置として、基準ブロ
ックの各画素と候補ブロックの各画素との残差をパイプ
ライン演算で求め、この残差から基準ブロックに最も合
致した候補ブロックを検出して動きベクトルを求めるよ
うなものが提案されている。残差をパイプライン演算に
より求めるようにすると、候補ブロックを探査範囲で1
ステップずつ動かしたときの候補ブロックと基準ブロッ
クとの残差を、1クロック毎に求めることができ、処理
の高速化が図れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】パイプライン処理で
は、各演算ユニットで求められた残差が加算されていく
ので、残差が大きいと、パイプラインのビット数が増大
する。このため、回路規模が大きくなるという問題が生
じる。
【0006】したがって、この発明の目的は、回路規模
の縮小を図ることができる動きベクトル検出装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、基準フレー
ムに基準ブロックを設定し、基準ブロックと連続する検
索フレームに候補ブロックを設定し、候補ブロックを所
定の探査範囲で動かし、基準ブロックと候補ブロックと
の残差を求め、残差が最小となる候補ブロックから動き
ベクトルを求めるようにした動きベクトル検出装置にお
いて、残差が所定値を超えないように制限するリミッタ
を設けたことを特徴とする動きベクトル検出装置であ
る。
【0008】
【作用】パイプライン演算を行うための各演算ユニット
にリミッタを設けているので、パイプラインのビット数
が削減でき、回路規模が縮小できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明の一実施例を示すも
のである。図1において、1及び2は、入力端子であ
る。入力端子1には、基準ブロックの画素が順に供給さ
れる。入力端子2には、候補ブロックの画素が順に供給
される。
【0010】3−1、3−2、3−3、…は、演算ユニ
ットである。演算ユニット3−1、3−2、3−3、…
は、基準ブロックの各画素と、候補ブロックの各画素と
の差分の絶対値和を、パイプライン演算により求めるも
のである。基準ブロック及び候補ブロックのブロック数
が(16×16)の場合には、演算ユニット1−1、1
−2、1−3、…は、36個配設される。
【0011】4は、最小値検出回路である。演算ユニッ
ト3−1、3−2、3−3、…でパイプライン演算によ
り求められた基準ブロックの各画素と候補ブロックの各
画素との差分の絶対値和から、基準ブロックと候補ブロ
ックとの残差が得られる。この残差が最小値検出回路4
に供給される。最小値検出回路4により、残差が最小に
なる候補ブロックが検出される。この候補ブロックがマ
ッチングブロックとされ、このマッチングブロックか
ら、動きベクトルが求められる。求められた動きベクト
ルは、出力端子5から出力される。
【0012】図2は、演算ユニット1の詳細な構成を示
すものである。演算ユニット1は、基準ブロックの画素
データを保持するレジスタ11と、基準ブロックの画素
データと候補ブロックの画素データとの差分の絶対値を
求める減算回路12及び絶対値回路13と、パイプライ
ン演算を行うためのレジスタ14及び加算回路15とか
ら構成される。更に、演算ユニット1には、次段の演算
ユニットに送られるデータのビット数を制限するための
リミッタ16が設けられる。
【0013】入力端子21には、基準ブロックの画素デ
ータが供給される。この基準ブロックの画素データは、
例えば8ビットとされる。この基準ブロックの画素デー
タは、レジスタ11に保持される。そして、レジスタ1
1の出力が減算回路12に供給される。
【0014】入力端子22には、候補ブロックの画素デ
ータが供給される。この候補ブロックの画素データは、
例えば8ビットである。入力端子22からの画素データ
は、減算回路12に供給される。減算回路12で、レジ
スタ11からの基準ブロックの画素データと、入力端子
22からの候補ブロックの画素データとが減算される。
この減算回路12の出力が絶対値回路13に供給され
る。絶対値回路13により、基準ブロックの画素データ
と候補ブロックの画素データとの差分の絶対値が求めら
れる。絶対値回路13の出力が加算回路15に供給され
る。
【0015】入力端子23には、前段の演算ユニット1
の出力が供給される。入力端子23からのデータは、パ
イプラインレジスタ14で1クロック遅延されて、加算
回路15に供給される。加算回路15の出力は、リミッ
タ16に供給される。リミッタ16で、ビット数が例え
は12ビットとなるように、制限される。リミッタ16
の出力が出力端子24から出力される。
【0016】図1において、入力端子1には、図3に示
すような、基準ブロック31の画素データA1、A2、
A3、…が順に供給される。この画素データA1、A
2、A3、…は、それぞれ、演算ユニット3−1、3−
2、3−3、…のレジスタ11−1、11−2、11−
3、…に順に取り込まれる。
【0017】入力端子2には、図4に示すような、探査
範囲33の画素データB1、B2、B3、…が順に供給
される。演算ユニット3−1には、画素データB1、B
2、B3、…が順に供給されていく。演算ユニット3−
2には、画素データB2、B3、B4…が順に供給され
ていく。演算ユニット3−3には、画素データB3、B
4、B5…が順に供給されていく。
【0018】演算ユニット3−1、3−2、3−3、…
の出力は、レジスタ14−1、14−2、14−3、
…、加算回路15−2、15−3、15−4、…により
パイプライン演算で加算され、候補ブロック32の各画
素と基準ブロック31の各画素との差分の絶対値和が求
められる。このようなパイプライン演算により、候補ブ
ロック32を探査範囲33で1ステップずつ動かしとき
の、候補ブロック32の各画素と基準ブロック31の各
画素との差分の絶対値和が1クロック毎に求められる。
【0019】候補ブロック32を探査範囲33で動かし
たていったときに、候補ブロック32の各画素と基準ブ
ロック31の各画素との差分の絶対値和が最小になる候
補ブロックは、最小値検出回路4で検出される。この候
補ブロックがマッチングブロックとされ、このマッチン
グブロックから、動きベクトルが求められる。
【0020】このように、この発明の一実施例では、候
補ブロック32と基準ブロック31との残差を、パイプ
ライン演算により求めている。これにより、候補ブロッ
ク32を探査範囲33で1ステップずつ動かしたとき
の、候補ブロック32と基準ブロック31との残差を、
1クロック毎に求めることができる。
【0021】このようなパイプラインでは、各演算ユニ
ット3の出力が加算されていくので、残差が大きいと、
ビット数が増大する。このため、回路規模が増大する。
この発明の一実施例では、各演算ユニット3には、リミ
ッタ回路16が設けられている。このようなリミッタ回
路16が設けられているので、パイプラインのビット数
を例えば12ビットに抑えることができ、回路規模が増
大しない。
【0022】図5は、フレーム間予測符号化処理を行う
ビデオ信号の高能率符号化装置の一例である。この発明
は、このような高能率符号化装置における動き検出回路
62に利用できる。
【0023】図5において、入力端子51に現フレーム
のディジタルビデオ信号が供給される。この入力ディジ
タルビデオ信号は、例えば8ビットである。入力端子5
1からのビデオ信号は、減算回路52に供給される。減
算回路52には、動き補償回路61を介して動き補償さ
れた参照フレームのビデオ信号が供給される。減算回路
52で、現フレームと、この現フレームと時間的に連続
する参照フレームとの差分が求められる。
【0024】減算回路52の出力がDCT変換回路53
に供給される。DCT変換回路53により、現フレーム
と参照フレームとの差分がDCT変換される。DCT変
換回路53の出力が量子化回路54に供給される。量子
化回路54で、DCT変換回路53の出力が量子化され
る。量子化回路54の出力が可変長符号化回路55に供
給される。可変長符号化回路55で、量子化回路54の
出力が可変長符号化される。このようにして高能率符号
化された出力が出力端子56から出力される。
【0025】また、量子化回路54の出力は、逆量子化
回路57に供給される。逆量子化回路57の出力が逆D
CT変換回路58に供給される。逆量子化回路57、逆
DCT変換回路58により、現フレームと参照フレーム
との差分データが得られる。逆DCT回路58の出力が
加算回路59に供給される。
【0026】加算回路59には、動き補償回路61か
ら、動き補償された参照フレームのデータが供給され
る。加算回路59で、この動き補償された参照フレーム
のデータと、現フレームと参照フレームとの差分データ
とが加算され、現フレームのデータが求められる。この
ようにして求められた現フレームのデータは、次の参照
フレームのデータとしてフレームメモリ60に貯えられ
る。
【0027】フレームメモリ60に貯えられている参照
フレームが動き検出回路62に供給される。動き検出回
路62で、連続するフレーム間の動きベクトルが求めら
れる。この動きベクトルが動き補償回路61に供給され
る。
【0028】このビデオ信号の高能率符号化装置では、
フレームメモリ60に貯えられた符号化画像データを使
って、動きベクトルの検出を行っている。このような方
式では、フレームメモリ60に貯えられたデータ中に
は、量子化、逆量子化によるひずみが含まれている。こ
のため、フレームメモリ60の出力中の下位ビットはノ
イズ成分であり、このようなノイズ成分を含むデータか
ら動き検出を行うと、信頼性が良くない。そこで、動き
検出回路62には、フレームメモリ60の8ビットの出
力中の例えば上位6ビットが供給される。これにより、
動きベクトル検出の信頼性が向上されると共に、回路規
模の削減が図れる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、パイプライン演算を
行う演算ユニットにリミッタを設けているので、パイプ
ラインのビット数が削減でき、回路規模が縮小できる。
フレーム間予測符号化処理では、基準ブロックと候補ブ
ロックとの相関が少なく残差が所定値以上の場合には、
その動きベクトルを用いる動き補償は行わず、フレーム
内符号化を行っている。このため、このようなリミッタ
を設けても、画質は劣化しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例における演算ユニットの一
例のブロック図である。
【図3】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図4】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図5】フレーム間予測符号化装置の一例のブロック図
である。
【図6】従来の動きベクトル検出方法の説明に用いる略
線図である。
【符号の説明】
1:基準ブロックの画素の入力端子 2:候補ブロックの画素の入力端子 3:演算ユニット 14:パイプラインレジスタ 16:リミッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準フレームに基準ブロックを設定し、
    上記基準ブロックと連続する検索フレームに候補ブロッ
    クを設定し、上記候補ブロックを所定の探査範囲で動か
    し、上記基準ブロックと上記候補ブロックとの残差を求
    め、上記残差が最小となる候補ブロックから動きベクト
    ルを求めるようにした動きベクトル検出装置において、 上記残差が所定値を超えないように制限するリミッタを
    設けたことを特徴とする動きベクトル検出装置。
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