JPH07213419A - 電磁誘導加熱式調理器 - Google Patents
電磁誘導加熱式調理器Info
- Publication number
- JPH07213419A JPH07213419A JP938494A JP938494A JPH07213419A JP H07213419 A JPH07213419 A JP H07213419A JP 938494 A JP938494 A JP 938494A JP 938494 A JP938494 A JP 938494A JP H07213419 A JPH07213419 A JP H07213419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pan
- pot
- inner frame
- sensor
- induction coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 41
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 title claims abstract description 15
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims abstract description 42
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims abstract description 34
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 15
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 15
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 6
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 abstract description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 41
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 26
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 26
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 26
- 239000000463 material Substances 0.000 description 12
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 10
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 3
- UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N Iron oxide Chemical compound [Fe]=O UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 2
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 2
- 229910000480 nickel oxide Inorganic materials 0.000 description 2
- GNRSAWUEBMWBQH-UHFFFAOYSA-N oxonickel Chemical compound [Ni]=O GNRSAWUEBMWBQH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 238000007751 thermal spraying Methods 0.000 description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000003670 easy-to-clean Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 229920003055 poly(ester-imide) Polymers 0.000 description 1
- 229920006122 polyamide resin Polymers 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁性金属材料層から離れた鍋の側面部分に対
する加熱効率を向上させて鍋の側面での加熱不足を解消
し、かつ内枠内の清掃性を改善でき、鍋センサの温度検
出精度の低下を防止することができる電磁誘導加熱式調
理器を提供する。 【構成】 内枠6と、この内枠6に設けられた誘導コイ
ル30と、内枠6内に収納された鍋7と、この鍋7の外
面と内枠6の内面との間に確保された隙間11,12
と、鍋センサ37と、制御手段60とを具備し、鍋7は
アルミニウムを主体とする金属で形成し、この鍋7の外
面には、誘導コイル30と対応する外底面から外側面の
下部に亘る部分に磁性金属材料層45を形成し、他の残
りの部分にアルマイト層46を形成し、鍋センサ37は
内枠6の側面部分に設け、この温度センサ37を鍋7の
アルマイト層46の表面に接触させる。
する加熱効率を向上させて鍋の側面での加熱不足を解消
し、かつ内枠内の清掃性を改善でき、鍋センサの温度検
出精度の低下を防止することができる電磁誘導加熱式調
理器を提供する。 【構成】 内枠6と、この内枠6に設けられた誘導コイ
ル30と、内枠6内に収納された鍋7と、この鍋7の外
面と内枠6の内面との間に確保された隙間11,12
と、鍋センサ37と、制御手段60とを具備し、鍋7は
アルミニウムを主体とする金属で形成し、この鍋7の外
面には、誘導コイル30と対応する外底面から外側面の
下部に亘る部分に磁性金属材料層45を形成し、他の残
りの部分にアルマイト層46を形成し、鍋センサ37は
内枠6の側面部分に設け、この温度センサ37を鍋7の
アルマイト層46の表面に接触させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は加熱効率の改善を図っ
た電磁誘導加熱式調理器に関する。
た電磁誘導加熱式調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、加熱手段として誘導コイルを用
い、この誘導コイルによる電磁誘導で調理用の鍋を加熱
して炊飯等の調理を行なうようにした電磁誘導加熱式調
理器が提供されている。
い、この誘導コイルによる電磁誘導で調理用の鍋を加熱
して炊飯等の調理を行なうようにした電磁誘導加熱式調
理器が提供されている。
【0003】このような電磁誘導加熱式調理器において
は、実開平3−58221号公報に見られるように、調
理器本体に有底筒状の内枠が設けられ、この内枠内に調
理用の鍋が挿脱可能に収納されている。そして内枠の外
底面から外側面の下部に亘る部分の範囲内に誘導コイル
が設けられている。
は、実開平3−58221号公報に見られるように、調
理器本体に有底筒状の内枠が設けられ、この内枠内に調
理用の鍋が挿脱可能に収納されている。そして内枠の外
底面から外側面の下部に亘る部分の範囲内に誘導コイル
が設けられている。
【0004】調理用の鍋は熱伝導の良好なアルミニウム
材料で形成され、この鍋の外表面で遊動コイルと対応す
る部分、あるいは鍋の外表面の全体に磁性金属材料層が
溶射、圧着、加締め等の手段により設けられている。そ
して誘導コイルに供給される高周波電流により誘導コイ
ルに交番磁界が発生し、この交番磁界により誘導コイル
に対応した部分の磁性金属材料層に渦電流が流れ、この
渦電流によるジュール熱で誘導コイルに対応した部分の
磁性金属材料層が発熱してこの熱が鍋に伝導し、この熱
で鍋内の被調理物が加熱されて炊飯等の調理が行われる
ものである。なお、調理用の鍋がアルミニウム材料とス
テンレス材料とのクラッド材で形成される場合もある。
材料で形成され、この鍋の外表面で遊動コイルと対応す
る部分、あるいは鍋の外表面の全体に磁性金属材料層が
溶射、圧着、加締め等の手段により設けられている。そ
して誘導コイルに供給される高周波電流により誘導コイ
ルに交番磁界が発生し、この交番磁界により誘導コイル
に対応した部分の磁性金属材料層に渦電流が流れ、この
渦電流によるジュール熱で誘導コイルに対応した部分の
磁性金属材料層が発熱してこの熱が鍋に伝導し、この熱
で鍋内の被調理物が加熱されて炊飯等の調理が行われる
ものである。なお、調理用の鍋がアルミニウム材料とス
テンレス材料とのクラッド材で形成される場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の電
磁誘導加熱式調理器においては、鍋が熱伝導に優れるア
ルミニウム材料で形成されているから、磁性金属材料層
で発熱した熱が鍋に良好に伝導するものの、磁性金属材
料層の発熱部分から離れた鍋の側面部分での加熱がいま
だ不充分で、鍋内に米と水との被調理物を多量に収容し
て炊飯を行なうような場合に、鍋の側面での加熱が不足
して炊きむらが生じ易くなる。
磁誘導加熱式調理器においては、鍋が熱伝導に優れるア
ルミニウム材料で形成されているから、磁性金属材料層
で発熱した熱が鍋に良好に伝導するものの、磁性金属材
料層の発熱部分から離れた鍋の側面部分での加熱がいま
だ不充分で、鍋内に米と水との被調理物を多量に収容し
て炊飯を行なうような場合に、鍋の側面での加熱が不足
して炊きむらが生じ易くなる。
【0006】磁性金属材料層が鍋の外表面の全体に設け
られている場合においても、この磁性金属材料層の誘導
コイルと対応する部分が発熱するに過ぎないから、やは
り鍋の側面部分での加熱が不充分で、加熱不足が生じ
る。
られている場合においても、この磁性金属材料層の誘導
コイルと対応する部分が発熱するに過ぎないから、やは
り鍋の側面部分での加熱が不充分で、加熱不足が生じ
る。
【0007】また、従来の電磁誘導加熱式調理器におい
ては、内枠の内底面の中央部から鍋の温度を検出するた
めの鍋センサが突出しており、このため内枠内の清掃性
が悪く、さらに内枠内にご飯粒や米粒等の異物が侵入し
たときに、その異物が鍋センサと鍋との間にはさまれて
鍋センサにこびりつき、これが原因で鍋センサの温度検
出精度が低下してしまう難点がある。
ては、内枠の内底面の中央部から鍋の温度を検出するた
めの鍋センサが突出しており、このため内枠内の清掃性
が悪く、さらに内枠内にご飯粒や米粒等の異物が侵入し
たときに、その異物が鍋センサと鍋との間にはさまれて
鍋センサにこびりつき、これが原因で鍋センサの温度検
出精度が低下してしまう難点がある。
【0008】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、磁性金属材料層の
発熱部分から離れた鍋の側面の誘導コイルが対向配置し
ていない部分に対する加熱効率を向上させて鍋の側面で
の加熱不足を解消し、また内枠内を能率よく清掃でき、
かつ異物による鍋センサの温度検出精度の低下を防止す
ることができる電磁誘導加熱式調理器を提供することに
ある。
たもので、その目的とするところは、磁性金属材料層の
発熱部分から離れた鍋の側面の誘導コイルが対向配置し
ていない部分に対する加熱効率を向上させて鍋の側面で
の加熱不足を解消し、また内枠内を能率よく清掃でき、
かつ異物による鍋センサの温度検出精度の低下を防止す
ることができる電磁誘導加熱式調理器を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、非金属材料により有底筒状に形成
された内枠と、この内枠の外底面から外側面の下部に亘
る部分の範囲内に設けられた誘導コイルと、前記内枠内
に収納された調理用の鍋と、この鍋の外面と前記内枠の
内面との間に確保され、かつ鍋の上部においてその上方
の空間部に連通した隙間と、前記鍋の温度を検出する鍋
センサと、この鍋センサが検出する鍋の温度データに基
づいて前記誘導コイルに交番磁界を発生させるための電
流を印加する制御手段とを具備し、前記調理用の鍋はア
ルミニウムを主体とする金属で形成し、この鍋の外面に
は、前記誘導コイルと対応する外底面から外側面の下部
に亘る部分に磁性金属材料層を形成し、他の残りの部分
にアルマイト層を形成し、前記鍋センサは前記内枠の側
面部分に設け、この温度センサを前記鍋のアルマイト層
の表面に接触させるようにしたものである。
的を達成するために、非金属材料により有底筒状に形成
された内枠と、この内枠の外底面から外側面の下部に亘
る部分の範囲内に設けられた誘導コイルと、前記内枠内
に収納された調理用の鍋と、この鍋の外面と前記内枠の
内面との間に確保され、かつ鍋の上部においてその上方
の空間部に連通した隙間と、前記鍋の温度を検出する鍋
センサと、この鍋センサが検出する鍋の温度データに基
づいて前記誘導コイルに交番磁界を発生させるための電
流を印加する制御手段とを具備し、前記調理用の鍋はア
ルミニウムを主体とする金属で形成し、この鍋の外面に
は、前記誘導コイルと対応する外底面から外側面の下部
に亘る部分に磁性金属材料層を形成し、他の残りの部分
にアルマイト層を形成し、前記鍋センサは前記内枠の側
面部分に設け、この温度センサを前記鍋のアルマイト層
の表面に接触させるようにしたものである。
【0010】
【作用】調理時には誘導コイルに高周波電流が供給さ
れ、この高周波電流により誘導コイルに交番磁界が発生
し、この交番磁界により誘導コイルと対応して配置した
鍋の磁性金属材料層に渦電流が流れ、この渦電流による
ジュール熱で磁性金属材料層が発熱し、この熱が鍋に伝
導する。
れ、この高周波電流により誘導コイルに交番磁界が発生
し、この交番磁界により誘導コイルと対応して配置した
鍋の磁性金属材料層に渦電流が流れ、この渦電流による
ジュール熱で磁性金属材料層が発熱し、この熱が鍋に伝
導する。
【0011】このとき磁性金属材料層の表面側には赤外
線が放射される。鍋の外面と内枠の内面との間に隙間が
設けられており、したがって磁性金属材料層の表面から
放射された赤外線による熱が鍋の外側面に沿って上昇移
動する。
線が放射される。鍋の外面と内枠の内面との間に隙間が
設けられており、したがって磁性金属材料層の表面から
放射された赤外線による熱が鍋の外側面に沿って上昇移
動する。
【0012】鍋の外側面で誘導コイルが対向配置しない
部分にはアルマイト層が形成されており、このアルマイ
ト層はアルミニウムの生地に比べて赤外線の吸収率が良
好であり、したがって鍋の外側面を沿って上昇する熱が
前記アルマイト層により効率よく吸収されて鍋の側面に
伝わる。このため鍋の側面での加熱不足が補われ、鍋内
に収容されている被調理物の全体が均等的に加熱され、
例えば炊飯の際の炊きむらが防止される。
部分にはアルマイト層が形成されており、このアルマイ
ト層はアルミニウムの生地に比べて赤外線の吸収率が良
好であり、したがって鍋の外側面を沿って上昇する熱が
前記アルマイト層により効率よく吸収されて鍋の側面に
伝わる。このため鍋の側面での加熱不足が補われ、鍋内
に収容されている被調理物の全体が均等的に加熱され、
例えば炊飯の際の炊きむらが防止される。
【0013】鍋の温度を検出する鍋センサは、内枠の側
面部分に設けられており、このため内枠の内底面の全体
が平坦状となり、この内底面に対する清掃を容易に能率
よく行なえ、さらに鍋センサが内枠の内底面に配置して
いないから、内枠の内底面にご飯粒や米粒等の異物が侵
入しても、この異物が鍋センサと鍋との間にはさまるよ
うなことがなく、したがって鍋センサの温度検出精度が
低下するようなこともない。
面部分に設けられており、このため内枠の内底面の全体
が平坦状となり、この内底面に対する清掃を容易に能率
よく行なえ、さらに鍋センサが内枠の内底面に配置して
いないから、内枠の内底面にご飯粒や米粒等の異物が侵
入しても、この異物が鍋センサと鍋との間にはさまるよ
うなことがなく、したがって鍋センサの温度検出精度が
低下するようなこともない。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1には電磁誘導加熱式調理器の構造
を示してあり、符号1が調理器本体で、この調理器本体
1はポリプロピレン樹脂等からなる外枠2と底板3とで
構成され、底板3の下面に複数の脚4および電源コード
巻取用のコードリール装置5が取り付けられている。
照して説明する。図1には電磁誘導加熱式調理器の構造
を示してあり、符号1が調理器本体で、この調理器本体
1はポリプロピレン樹脂等からなる外枠2と底板3とで
構成され、底板3の下面に複数の脚4および電源コード
巻取用のコードリール装置5が取り付けられている。
【0015】調理器本体1の内部にはガラス繊維入りポ
リアミド樹脂等の非金属材料で有底筒状に形成された内
枠6が設けられ、この内枠6内に鍋7が挿脱可能に収納
されている。鍋7の上端の開口縁にはフランジ8が一体
に形成され、また内枠6の上端縁にはフレーム9が設け
られ、このフレーム9の上面の均等的な例えば三箇所に
シリコーンゴム等の弾性材からなる支え体10が取り付
けられ、これら支え体10によりフランジ8の下面の三
箇所が部分的に支持され、この支持により鍋7の外面と
内枠6の内面との間に隙間11が、さらにフランジ8と
フレーム9との間に隙間12がそれぞれ確保され、鍋7
の外面と内枠6の内面との間の隙間が11がフランジ8
とフレーム9との間の隙間12を通して鍋7の上方側の
空間に連通している。なお、前記フレーム9は内枠6と
一体に形成する場合であってもよい。
リアミド樹脂等の非金属材料で有底筒状に形成された内
枠6が設けられ、この内枠6内に鍋7が挿脱可能に収納
されている。鍋7の上端の開口縁にはフランジ8が一体
に形成され、また内枠6の上端縁にはフレーム9が設け
られ、このフレーム9の上面の均等的な例えば三箇所に
シリコーンゴム等の弾性材からなる支え体10が取り付
けられ、これら支え体10によりフランジ8の下面の三
箇所が部分的に支持され、この支持により鍋7の外面と
内枠6の内面との間に隙間11が、さらにフランジ8と
フレーム9との間に隙間12がそれぞれ確保され、鍋7
の外面と内枠6の内面との間の隙間が11がフランジ8
とフレーム9との間の隙間12を通して鍋7の上方側の
空間に連通している。なお、前記フレーム9は内枠6と
一体に形成する場合であってもよい。
【0016】調理器本体1の上面にはヒンジピン14を
介してポリプロピレン樹脂等で形成された蓋体15が回
動自在に設けられ、この蓋体15の下面に内蓋16およ
びパッキング17が設けられ、これら内蓋16およびパ
ッキング17により鍋7の上端の開口部が密閉されるよ
うになっている。内蓋16はアルミニウム板で形成され
ていて、この内蓋16の上面および下面には1〜8μ
m、好ましくは3〜4μmの厚さのアルマイト層が施さ
れている。そしてこの内蓋16の上面に内蓋16を加熱
する蓋ヒータ18および内蓋16の温度を検出するサー
ミスタ等からなる蓋センサ19が設けられている。
介してポリプロピレン樹脂等で形成された蓋体15が回
動自在に設けられ、この蓋体15の下面に内蓋16およ
びパッキング17が設けられ、これら内蓋16およびパ
ッキング17により鍋7の上端の開口部が密閉されるよ
うになっている。内蓋16はアルミニウム板で形成され
ていて、この内蓋16の上面および下面には1〜8μ
m、好ましくは3〜4μmの厚さのアルマイト層が施さ
れている。そしてこの内蓋16の上面に内蓋16を加熱
する蓋ヒータ18および内蓋16の温度を検出するサー
ミスタ等からなる蓋センサ19が設けられている。
【0017】さらに蓋体15には蒸気管22が設けら
れ、この蒸気管22の上面に複数の蒸気孔23が形成さ
れ、またこの蒸気管22の下端部の内側に鍋7内の蒸気
圧が一定以上に上昇したときに開放する調圧弁24が設
けられ、この調圧弁24を通過した蒸気が前記蒸気孔2
3から流出するようになっている。
れ、この蒸気管22の上面に複数の蒸気孔23が形成さ
れ、またこの蒸気管22の下端部の内側に鍋7内の蒸気
圧が一定以上に上昇したときに開放する調圧弁24が設
けられ、この調圧弁24を通過した蒸気が前記蒸気孔2
3から流出するようになっている。
【0018】25は蓋体15を調理器本体1に係止する
クランプで、26がその係止解除用の操作ボタンであ
る。そして前記ヒンジピン14にはヒンジスプリング2
7が設けられており、前記操作ボタン26を操作して前
記クランプ25による蓋体15の係止を解除すると、前
記ヒンジスプリング27の付勢力で蓋体15が上方に自
動的に回動して鍋7の上面の開口部が開放されるように
なっている。
クランプで、26がその係止解除用の操作ボタンであ
る。そして前記ヒンジピン14にはヒンジスプリング2
7が設けられており、前記操作ボタン26を操作して前
記クランプ25による蓋体15の係止を解除すると、前
記ヒンジスプリング27の付勢力で蓋体15が上方に自
動的に回動して鍋7の上面の開口部が開放されるように
なっている。
【0019】内枠6の外底面の中央部、および外底面の
周縁部から外側面の下部に亘る部分には誘導コイル30
が設けられ、この誘導コイル30はコイルベース31に
より内枠6に固定されている。コイルベース31の下面
側には、誘導コイル30により生じる漏れ磁束を防止す
るための複数のフェライトコア32が誘導コイル30と
直交して配置するように設けられている。
周縁部から外側面の下部に亘る部分には誘導コイル30
が設けられ、この誘導コイル30はコイルベース31に
より内枠6に固定されている。コイルベース31の下面
側には、誘導コイル30により生じる漏れ磁束を防止す
るための複数のフェライトコア32が誘導コイル30と
直交して配置するように設けられている。
【0020】誘導コイル30としては例えばリッツ線あ
るいは変性ポリエステルイミド絶縁電線が用いられ、コ
イルベース31としては例えばガラス繊維入りポリエチ
レンテレフタレート樹脂が用いられ、フェライトコア3
2としては例えば酸化鉄を主原料とした高透磁率の材料
を焼結させたものが用いられている。
るいは変性ポリエステルイミド絶縁電線が用いられ、コ
イルベース31としては例えばガラス繊維入りポリエチ
レンテレフタレート樹脂が用いられ、フェライトコア3
2としては例えば酸化鉄を主原料とした高透磁率の材料
を焼結させたものが用いられている。
【0021】フェライトコア32の下方には加熱制御用
の回路基板33が設けられ、この回路基板33には誘導
コイル30に高周波電流を印加するためのインバータ
や、印加電流の調整および通電の制御を行なう回路が組
み込まれている。なお、34は回路基板33を冷却する
ファン35を駆動するためのモータである。
の回路基板33が設けられ、この回路基板33には誘導
コイル30に高周波電流を印加するためのインバータ
や、印加電流の調整および通電の制御を行なう回路が組
み込まれている。なお、34は回路基板33を冷却する
ファン35を駆動するためのモータである。
【0022】内枠6の側面下部には開口36が形成さ
れ、この開口36の内側に鍋センサ37が設けられてい
る。この鍋センサ37は感熱筒38内にサーミスタ等の
センサ素子39を取り付けてなる。そしてこの鍋センサ
37はその先端部が前記開口36から僅かに突出するよ
うにスプリング40により弾性的に付勢され、この付勢
力で鍋センサ37の先端面が鍋7の外側面に弾性的に当
接している。
れ、この開口36の内側に鍋センサ37が設けられてい
る。この鍋センサ37は感熱筒38内にサーミスタ等の
センサ素子39を取り付けてなる。そしてこの鍋センサ
37はその先端部が前記開口36から僅かに突出するよ
うにスプリング40により弾性的に付勢され、この付勢
力で鍋センサ37の先端面が鍋7の外側面に弾性的に当
接している。
【0023】また内枠6の外側面の中段部分には消費電
力が50W程度のコード状の胴ヒータ41が巻き付けら
れ、この胴ヒータ41で内枠6の側面が加熱されるよう
になっている。
力が50W程度のコード状の胴ヒータ41が巻き付けら
れ、この胴ヒータ41で内枠6の側面が加熱されるよう
になっている。
【0024】鍋7は、図2に明示すように、厚さが1.0
〜3.0mm 、好ましくは1.2 〜2.0mmのアルミニウム板で
形成され、この鍋7の外面でかつ前記誘導コイル30と
対応する部分、すなわち鍋7の外底面から外側面の下部
に亘る部分には、フェライト系ステンレスSUS430 等
からなる磁性金属材料層45が溶射により形成され、こ
の磁性金属材料層45の溶射部以外の鍋7の外面すなわ
ち鍋7の中段から上部に亘る側面部分には1〜20μm、
好ましくは3〜10μmの厚さの普通アルマイトあるいは
普通アルマイトに二次電解により酸化ニッケル等を含有
させた黒色アルマイトとからなるアルマイト層46が形
成されている。そして前記鍋センサ37は前記磁性金属
材料層45よりも上方のアルマイト層46の表面に当接
している。また鍋7の内面の全体には、非粘着性を得る
ためのPFA樹脂あるいはフッ素樹脂等によるコーティ
ング層47が形成されている。なお、磁性金属材料層4
5は溶射による場合のほか、圧着あるいは加締め等の手
段で鍋7の外面に設けることも可能である。
〜3.0mm 、好ましくは1.2 〜2.0mmのアルミニウム板で
形成され、この鍋7の外面でかつ前記誘導コイル30と
対応する部分、すなわち鍋7の外底面から外側面の下部
に亘る部分には、フェライト系ステンレスSUS430 等
からなる磁性金属材料層45が溶射により形成され、こ
の磁性金属材料層45の溶射部以外の鍋7の外面すなわ
ち鍋7の中段から上部に亘る側面部分には1〜20μm、
好ましくは3〜10μmの厚さの普通アルマイトあるいは
普通アルマイトに二次電解により酸化ニッケル等を含有
させた黒色アルマイトとからなるアルマイト層46が形
成されている。そして前記鍋センサ37は前記磁性金属
材料層45よりも上方のアルマイト層46の表面に当接
している。また鍋7の内面の全体には、非粘着性を得る
ためのPFA樹脂あるいはフッ素樹脂等によるコーティ
ング層47が形成されている。なお、磁性金属材料層4
5は溶射による場合のほか、圧着あるいは加締め等の手
段で鍋7の外面に設けることも可能である。
【0025】蓋体15の上面には操作パネル48が設け
られ、この操作パネル48の下方に操作用の回路基板4
9が設けられている。操作パネル48の一部には透明部
50が形成され、この透明部50の下面側にタイマ設定
状況や炊飯コース等を表示する液晶表示素子51および
炊飯や保温等の行程を表示するLED52が設けられ、
さらにこの操作パネル48に炊飯、保温、切、タイマ動
作設定等の各種の動作を開始させる操作スイッチ53が
設けられている。
られ、この操作パネル48の下方に操作用の回路基板4
9が設けられている。操作パネル48の一部には透明部
50が形成され、この透明部50の下面側にタイマ設定
状況や炊飯コース等を表示する液晶表示素子51および
炊飯や保温等の行程を表示するLED52が設けられ、
さらにこの操作パネル48に炊飯、保温、切、タイマ動
作設定等の各種の動作を開始させる操作スイッチ53が
設けられている。
【0026】図3には電気回路の構成を示してあり、6
0がマイクロコンピュータからなる制御手段で、この制
御手段60は周知のように、図示しないCPU,RO
M,RAM等と共に、入力回路61、記憶手段であるメ
モリ62、計時手段63等を備えている。制御手段60
の入力ポートには、鍋センサ37および蓋センサ19が
それぞれ接続され、これら鍋センサ37および蓋センサ
19が検出する鍋7および内蓋16の温度データが制御
手段60に入力される。
0がマイクロコンピュータからなる制御手段で、この制
御手段60は周知のように、図示しないCPU,RO
M,RAM等と共に、入力回路61、記憶手段であるメ
モリ62、計時手段63等を備えている。制御手段60
の入力ポートには、鍋センサ37および蓋センサ19が
それぞれ接続され、これら鍋センサ37および蓋センサ
19が検出する鍋7および内蓋16の温度データが制御
手段60に入力される。
【0027】入力回路61には炊飯動作時の各種操作を
行うための操作スイッチ53が接続され、この操作スイ
ッチ53からの入力データと、前記温度データと、計時
手段63からの時間データとに基づき、制御手段60に
記憶されている所定のプグラムに従って炊飯および保温
の制御が行なわれる。
行うための操作スイッチ53が接続され、この操作スイ
ッチ53からの入力データと、前記温度データと、計時
手段63からの時間データとに基づき、制御手段60に
記憶されている所定のプグラムに従って炊飯および保温
の制御が行なわれる。
【0028】制御手段60の出力ポートにはトライアッ
ク等のヒータ駆動手段64が接続され、このヒータ駆動
手段64に胴ヒータ41および蓋ヒータ18が並列して
接続され、これら胴ヒータ41および蓋ヒータ18がヒ
ータ駆動手段64により同時に通断電制御される。
ク等のヒータ駆動手段64が接続され、このヒータ駆動
手段64に胴ヒータ41および蓋ヒータ18が並列して
接続され、これら胴ヒータ41および蓋ヒータ18がヒ
ータ駆動手段64により同時に通断電制御される。
【0029】また制御手段60の出力ポートに表示駆動
手段65が接続され、この表示駆動手段65に表示手段
である液晶表示素子51およびLED52が接続され、
これら液晶表示素子51およびLED52が表示駆動手
段65により駆動されて所定の表示が行なわれる。
手段65が接続され、この表示駆動手段65に表示手段
である液晶表示素子51およびLED52が接続され、
これら液晶表示素子51およびLED52が表示駆動手
段65により駆動されて所定の表示が行なわれる。
【0030】さらに制御手段60の出力ポートに誘導加
熱装置66が接続され、この誘導加熱装置66は制御手
段60からの出力信号に基づいて所定の高周波電流を供
給する高周波電流発生手段67と、この高周波電流発生
手段67から供給される高周波電流値を変化させかつ通
断電制御するインバータ回路等の出力調整手段68とを
有している。そして出力調整手段68から所定の高周波
電流が誘導コイル30に供給され、この高周波電流の供
給に応じて誘導コイル30に交番磁界が発生し、この誘
導コイル30に対応して配置する鍋7の主に磁性金属材
料層45に渦電流が発生する。そして、この渦電流がジ
ュール熱に変換されることにより磁性金属材料層45が
発熱し、この熱が鍋7に伝導し、鍋7内に収容されてい
る被調理物としての米と水が加熱されものである。な
お、誘導コイル30の消費電力は、出力調節手段68に
よって600Wから1200Wにリニアに変化させるこ
とができる。
熱装置66が接続され、この誘導加熱装置66は制御手
段60からの出力信号に基づいて所定の高周波電流を供
給する高周波電流発生手段67と、この高周波電流発生
手段67から供給される高周波電流値を変化させかつ通
断電制御するインバータ回路等の出力調整手段68とを
有している。そして出力調整手段68から所定の高周波
電流が誘導コイル30に供給され、この高周波電流の供
給に応じて誘導コイル30に交番磁界が発生し、この誘
導コイル30に対応して配置する鍋7の主に磁性金属材
料層45に渦電流が発生する。そして、この渦電流がジ
ュール熱に変換されることにより磁性金属材料層45が
発熱し、この熱が鍋7に伝導し、鍋7内に収容されてい
る被調理物としての米と水が加熱されものである。な
お、誘導コイル30の消費電力は、出力調節手段68に
よって600Wから1200Wにリニアに変化させるこ
とができる。
【0031】図4は、前記メモリ62内に記憶される制
御プログラムの処理手順の一部を示すブロック図であ
る。この図に示す70は、炊飯後の保温時において鍋セ
ンサ37からの温度データに基づき、誘導加熱装置66
を介して誘導コイル30を通断電制御する鍋加熱制御手
段である。この鍋加熱制御手段70は、保温開始時に誘
導コイル30を1秒通電−12秒断電させる動作を繰り
返すとともに、鍋センサ37が予め設定された所定の保
温温度(67〜76℃)以上の場合に前記1秒の通電を省略
して、誘導コイル30を制御するものである。また、7
1は鍋センサ37および蓋センサ19からの温度データ
に基づき、蓋ヒータ18および胴ヒータ41を通断電制
御する蓋加熱制御手段である。この蓋加熱制御手段71
は、鍋センサ37が所定の保温温度未満の場合にのみ、
蓋センサ19の検出温度が所定の保温温度よりも高くな
るように蓋ヒータ18および胴ヒータ41を制御するも
のである。
御プログラムの処理手順の一部を示すブロック図であ
る。この図に示す70は、炊飯後の保温時において鍋セ
ンサ37からの温度データに基づき、誘導加熱装置66
を介して誘導コイル30を通断電制御する鍋加熱制御手
段である。この鍋加熱制御手段70は、保温開始時に誘
導コイル30を1秒通電−12秒断電させる動作を繰り
返すとともに、鍋センサ37が予め設定された所定の保
温温度(67〜76℃)以上の場合に前記1秒の通電を省略
して、誘導コイル30を制御するものである。また、7
1は鍋センサ37および蓋センサ19からの温度データ
に基づき、蓋ヒータ18および胴ヒータ41を通断電制
御する蓋加熱制御手段である。この蓋加熱制御手段71
は、鍋センサ37が所定の保温温度未満の場合にのみ、
蓋センサ19の検出温度が所定の保温温度よりも高くな
るように蓋ヒータ18および胴ヒータ41を制御するも
のである。
【0032】次に、炊飯時の作用について説明する。炊
飯時には誘導コイル30に供給される高周波電流により
誘導コイル30に交番磁界が発生し、この交番磁界によ
り誘導コイル30に対応して配置した鍋7の磁性金属材
料層45に渦電流が流れ、この渦電流によるジュール熱
で磁性金属材料層45が発熱し、この熱が鍋7を構成す
るアルミニウム材料に伝達し、さらにこの熱が鍋7の内
面のコーティング層47を通して鍋7内の水に伝わり、
炊飯加熱が行なわれる。
飯時には誘導コイル30に供給される高周波電流により
誘導コイル30に交番磁界が発生し、この交番磁界によ
り誘導コイル30に対応して配置した鍋7の磁性金属材
料層45に渦電流が流れ、この渦電流によるジュール熱
で磁性金属材料層45が発熱し、この熱が鍋7を構成す
るアルミニウム材料に伝達し、さらにこの熱が鍋7の内
面のコーティング層47を通して鍋7内の水に伝わり、
炊飯加熱が行なわれる。
【0033】このとき磁性金属材料層45の表面側には
赤外線が放射される。鍋7の外面と内枠6の内面および
フランジ8とフレーム9との間には隙間11,12が設
けられており、したがって磁性金属材料層45の表面か
ら放射された赤外線による熱は鍋7の外側面に沿って上
昇移動してフランジ8とフレーム9との間の隙間12か
らその上方に抜ける。
赤外線が放射される。鍋7の外面と内枠6の内面および
フランジ8とフレーム9との間には隙間11,12が設
けられており、したがって磁性金属材料層45の表面か
ら放射された赤外線による熱は鍋7の外側面に沿って上
昇移動してフランジ8とフレーム9との間の隙間12か
らその上方に抜ける。
【0034】ここで、鍋7の外側面にはアルマイト層4
6が形成されており、このアルマイト層46はアルミニ
ウムの生地に比べて赤外線の吸収率が良好であり、した
がって鍋7の外側面に沿って上昇する熱が前記アルマイ
ト層46により効率よく吸収されて鍋7の側面に伝わ
る。
6が形成されており、このアルマイト層46はアルミニ
ウムの生地に比べて赤外線の吸収率が良好であり、した
がって鍋7の外側面に沿って上昇する熱が前記アルマイ
ト層46により効率よく吸収されて鍋7の側面に伝わ
る。
【0035】鍋7の側面部分の温度は、鍋7内の水が沸
騰するまで上昇し続けて沸騰以後に常圧下で約 100℃の
温度になる。約 100℃における赤外線放射エネルギー密
度のピーク波長(λmax )は、 λmax =2897.6/T T(k)=t(℃)+273.15 で計算でき、 100℃のときのλmax は、 λmax =2897.6/( 100+273.15)=7.77(μm) となる。
騰するまで上昇し続けて沸騰以後に常圧下で約 100℃の
温度になる。約 100℃における赤外線放射エネルギー密
度のピーク波長(λmax )は、 λmax =2897.6/T T(k)=t(℃)+273.15 で計算でき、 100℃のときのλmax は、 λmax =2897.6/( 100+273.15)=7.77(μm) となる。
【0036】したがって、鍋7の外側面が波長が7.77μ
m前後における赤外線の吸収率のよい材料であれば、鍋
7の外面側の隙間11を通過する赤外線による熱の吸収
が高まり、鍋7の側面の加熱効果が高まることになる。
m前後における赤外線の吸収率のよい材料であれば、鍋
7の外面側の隙間11を通過する赤外線による熱の吸収
が高まり、鍋7の側面の加熱効果が高まることになる。
【0037】図5には、鍋の側面がアルミニウムの生地
のままである場合の 100℃のもとでの赤外線の吸収率を
示してあり、この場合の波長7.77μmの赤外線の吸収率
は約37%である。
のままである場合の 100℃のもとでの赤外線の吸収率を
示してあり、この場合の波長7.77μmの赤外線の吸収率
は約37%である。
【0038】これに対し、図6(A)には普通アルマイ
トの 100℃のもとでの赤外線の吸収率を、図6(B)に
は普通アルマイトに二次電解により酸化ニッケル等を含
有させた黒色アルマイトの 100℃のもとでの赤外線の吸
収率をそれぞれ示してあり、この図から明らかなよう
に、普通アルマイトでは波長7.77μmの赤外線の吸収率
が約84%で、黒色アルマイトでは波長7.77μmの赤外
線の吸収率が約95%である。
トの 100℃のもとでの赤外線の吸収率を、図6(B)に
は普通アルマイトに二次電解により酸化ニッケル等を含
有させた黒色アルマイトの 100℃のもとでの赤外線の吸
収率をそれぞれ示してあり、この図から明らかなよう
に、普通アルマイトでは波長7.77μmの赤外線の吸収率
が約84%で、黒色アルマイトでは波長7.77μmの赤外
線の吸収率が約95%である。
【0039】この発明においては、鍋7の側面に普通ア
ルマイトあるいは黒色アルマイトによるアルマイト層4
6が設けられており、したがって隙間11に放射された
赤外線の熱を鍋7の側面部分において効率よく吸収する
ことができ、この熱の吸収により鍋7の側面での加熱不
足が補われ、鍋7内に収容されている被調理物の全体が
ほぼ均一に加熱されて炊きむらが防止される。
ルマイトあるいは黒色アルマイトによるアルマイト層4
6が設けられており、したがって隙間11に放射された
赤外線の熱を鍋7の側面部分において効率よく吸収する
ことができ、この熱の吸収により鍋7の側面での加熱不
足が補われ、鍋7内に収容されている被調理物の全体が
ほぼ均一に加熱されて炊きむらが防止される。
【0040】なお、SUS430 における赤外線の吸収率
は、約7.77μmの波長で約37%でその前後においても
アルミニウムと同様に普通アルマイトや黒色アルマイト
に比べ熱吸収が悪く、したがって従来の実開平3−58
221号のように鍋の外面にステンレスを溶射したもの
や、外面をステンレスで内面をアルミニウムとしたクラ
ッド材で形成したものでは、鍋の側面での加熱不足が生
じる。
は、約7.77μmの波長で約37%でその前後においても
アルミニウムと同様に普通アルマイトや黒色アルマイト
に比べ熱吸収が悪く、したがって従来の実開平3−58
221号のように鍋の外面にステンレスを溶射したもの
や、外面をステンレスで内面をアルミニウムとしたクラ
ッド材で形成したものでは、鍋の側面での加熱不足が生
じる。
【0041】炊飯が完了したのちには、保温行程に移行
して鍋加熱制御手段70により、誘導コイル30が1秒
通電−12秒断電する動作を繰り返すように制御され、
この制御により炊飯時と同様に鍋7内がむらなくほぼ均
一に所定の保温温度に加熱される。
して鍋加熱制御手段70により、誘導コイル30が1秒
通電−12秒断電する動作を繰り返すように制御され、
この制御により炊飯時と同様に鍋7内がむらなくほぼ均
一に所定の保温温度に加熱される。
【0042】一方、鍋7の温度を検出する鍋センサ37
は、内枠6の側面部分に設けられており、このため内枠
6の内底面の全体が平坦状となり、したがって内枠6の
内底面の清掃性が良好となり、また外観も向上する。
は、内枠6の側面部分に設けられており、このため内枠
6の内底面の全体が平坦状となり、したがって内枠6の
内底面の清掃性が良好となり、また外観も向上する。
【0043】さらに鍋センサ37が内枠6の内底面に配
置していないから、内枠6の内底面にご飯粒や米粒等の
異物が侵入しても、この異物が鍋センサ37と鍋7との
間にはさまるようなことがなく、したがって鍋センサ3
7の温度検出精度を低下させるようなことがなく、また
この鍋センサ37は発熱部である磁性金属材料層45に
当接せずに磁性金属材料層45の配置領域から外れた部
分の鍋7の側面に当接しているから、磁性金属材料層4
5の熱を直接受けずに鍋7の全体的な温度を精度よく検
出することができる。
置していないから、内枠6の内底面にご飯粒や米粒等の
異物が侵入しても、この異物が鍋センサ37と鍋7との
間にはさまるようなことがなく、したがって鍋センサ3
7の温度検出精度を低下させるようなことがなく、また
この鍋センサ37は発熱部である磁性金属材料層45に
当接せずに磁性金属材料層45の配置領域から外れた部
分の鍋7の側面に当接しているから、磁性金属材料層4
5の熱を直接受けずに鍋7の全体的な温度を精度よく検
出することができる。
【0044】なお、従来の実開平3−58221号のも
のでは、鍋センサーが内枠の内底面に配置しているか
ら、清掃性が悪く、また鍋センサと鍋との間に異物がは
さまって温度精度が低下し易い。さらにこの実開平3−
58221号のものでは、鍋と内枠との間に隙間が形成
されているが、この隙間の上部が密閉されており、この
ため鍋の外側面側での熱移動が少なく、鍋の側面を加熱
する効果が少ない。
のでは、鍋センサーが内枠の内底面に配置しているか
ら、清掃性が悪く、また鍋センサと鍋との間に異物がは
さまって温度精度が低下し易い。さらにこの実開平3−
58221号のものでは、鍋と内枠との間に隙間が形成
されているが、この隙間の上部が密閉されており、この
ため鍋の外側面側での熱移動が少なく、鍋の側面を加熱
する効果が少ない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
磁性金属材料層から離れた鍋の側面部分に対する加熱効
率を向上させて鍋の側面での加熱不足を解消でき、した
がって炊飯の際の炊きむらがなく、また内枠の内底面に
鍋センサが配置しないからこの内底面に対する清掃性が
よく、かつ鍋センサと鍋との間にご飯粒や米粒等の異物
がはさまれてその温度検出精度が低下するような不都合
を防止することができる。
磁性金属材料層から離れた鍋の側面部分に対する加熱効
率を向上させて鍋の側面での加熱不足を解消でき、した
がって炊飯の際の炊きむらがなく、また内枠の内底面に
鍋センサが配置しないからこの内底面に対する清掃性が
よく、かつ鍋センサと鍋との間にご飯粒や米粒等の異物
がはさまれてその温度検出精度が低下するような不都合
を防止することができる。
【図1】この発明の一実施例に係る電磁誘導加熱式調理
器の断面図。
器の断面図。
【図2】その電磁誘導加熱式調理器における調理用の鍋
の一部の断面図。
の一部の断面図。
【図3】その電磁誘導加熱式調理器の電気回路の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図4】その電磁誘導加熱式調理器に組み込まれた制御
プログラムの処理手順の一部を示すブロック図である。
プログラムの処理手順の一部を示すブロック図である。
【図5】アルミニウムにおける赤外線の吸収率を示すグ
ラフ図。
ラフ図。
【図6】アルマイトにおける赤外線の吸収率を示すグラ
フ図。
フ図。
6…内枠 7…鍋 11…隙間 12…隙間 30…誘導コイル 37…鍋センサ 45…磁性金属材料層 46…アルマイト層 60…制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】非金属材料により有底筒状に形成された内
枠と、この内枠の外底面から外側面の下部に亘る部分の
範囲内に設けられた誘導コイルと、前記内枠内に収納さ
れた調理用の鍋と、この鍋の外面と前記内枠の内面との
間に確保され、かつ鍋の上部においてその上方の空間部
に連通した隙間と、前記鍋の温度を検出する鍋センサ
と、この鍋センサが検出する鍋の温度データに基づいて
前記誘導コイルに交番磁界を発生させるための電流を印
加する制御手段とを具備し、前記調理用の鍋はアルミニ
ウムを主体とする金属で形成し、この鍋の外面には、前
記誘導コイルと対応する外底面から外側面の下部に亘る
部分に磁性金属材料層を形成し、他の残りの部分にアル
マイト層を形成し、前記鍋センサは前記内枠の側面部分
に設け、この温度センサを前記鍋のアルマイト層の表面
に接触させたことを特徴とする電磁誘導加熱式調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP938494A JPH07213419A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 電磁誘導加熱式調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP938494A JPH07213419A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 電磁誘導加熱式調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07213419A true JPH07213419A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11718962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP938494A Pending JPH07213419A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 電磁誘導加熱式調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07213419A (ja) |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP938494A patent/JPH07213419A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05326126A (ja) | 電磁誘導加熱調理器 | |
| JP3091789B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
| JPH07213419A (ja) | 電磁誘導加熱式調理器 | |
| JP2004201804A (ja) | 電気炊飯器 | |
| JP3221985B2 (ja) | 電磁誘導加熱式炊飯器 | |
| JP3149534B2 (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
| JPH0716145A (ja) | 炊飯器 | |
| JP2639329B2 (ja) | 電磁炊飯器 | |
| JPH10155649A (ja) | 電気炊飯器 | |
| JPH0824120A (ja) | 調理器 | |
| JP4073825B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
| JP3103566B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
| JP3218589B2 (ja) | 電磁誘導加熱式調理器 | |
| JPH07265201A (ja) | 調理器 | |
| JP3090168B2 (ja) | 炊飯器 | |
| JP3845277B2 (ja) | 炊飯器 | |
| JP3055459B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
| JP2008054916A (ja) | 電気炊飯器 | |
| JP3146627B2 (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
| JP2705083B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
| JPH08173316A (ja) | 炊飯器 | |
| JP2586289Y2 (ja) | 炊飯器 | |
| JPH0739456A (ja) | 炊飯器の加熱方法 | |
| JPH10127484A (ja) | 電気炊飯器 | |
| JP3409282B2 (ja) | 炊飯器 |