JPH07213481A - 軟性内視鏡 - Google Patents
軟性内視鏡Info
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- JPH07213481A JPH07213481A JP6027558A JP2755894A JPH07213481A JP H07213481 A JPH07213481 A JP H07213481A JP 6027558 A JP6027558 A JP 6027558A JP 2755894 A JP2755894 A JP 2755894A JP H07213481 A JPH07213481 A JP H07213481A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00071—Insertion part of the endoscope body
- A61B1/00078—Insertion part of the endoscope body with stiffening means
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 挿入部における軟性部には、先端側が柔軟
で、基端側が剛性を持つような特性を必要とするが、ア
ングル操作部材の外套管を構成するコイルの密巻き状態
を変化させることによって、軟性部の軸線方向に硬さの
差を持たせる。 【構成】 操作ワイヤ21と外套管22とからなるアン
グル操作部材20は挿入部の内部に上下及び左右の4箇
所設けられているが、上下に位置する外套管を22U,
22Dとし、また左右に位置する外套管を22R,22
Lとした時に、これら各外套管を構成するコイルのピッ
チを粗密の2段階に変化させることにより硬さに変化を
持たせる。そして、各外套管のピッチにおける粗密の変
化位置をそれぞれずらせることによって、全体としての
外套管22は、その軸線方向に段階的に硬さが変化し、
結果として軟性部10を先端側が柔軟で、基端側に向け
て段階的に硬くなるように硬さの変化を持たせることが
できる。
で、基端側が剛性を持つような特性を必要とするが、ア
ングル操作部材の外套管を構成するコイルの密巻き状態
を変化させることによって、軟性部の軸線方向に硬さの
差を持たせる。 【構成】 操作ワイヤ21と外套管22とからなるアン
グル操作部材20は挿入部の内部に上下及び左右の4箇
所設けられているが、上下に位置する外套管を22U,
22Dとし、また左右に位置する外套管を22R,22
Lとした時に、これら各外套管を構成するコイルのピッ
チを粗密の2段階に変化させることにより硬さに変化を
持たせる。そして、各外套管のピッチにおける粗密の変
化位置をそれぞれずらせることによって、全体としての
外套管22は、その軸線方向に段階的に硬さが変化し、
結果として軟性部10を先端側が柔軟で、基端側に向け
て段階的に硬くなるように硬さの変化を持たせることが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば大腸鏡等のよう
に、曲がった挿入経路に挿入される軟性内視鏡に関する
ものであり、特にその軟性部の軸線方向に硬さの変化を
持たせるようにした軟性内視鏡に関するものである。
に、曲がった挿入経路に挿入される軟性内視鏡に関する
ものであり、特にその軟性部の軸線方向に硬さの変化を
持たせるようにした軟性内視鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】体腔等の内部に挿入されて、検査,診断
を行ったり、必要に応じて治療等をも施せるようにした
内視鏡は、体腔内等への挿入部を金属パイプ等で形成し
た硬性内視鏡と、柔軟性のある部材で挿入部を形成した
軟性内視鏡とがある。
を行ったり、必要に応じて治療等をも施せるようにした
内視鏡は、体腔内等への挿入部を金属パイプ等で形成し
た硬性内視鏡と、柔軟性のある部材で挿入部を形成した
軟性内視鏡とがある。
【0003】軟性内視鏡は、図6に示したように、術者
が手で把持して操作を行う本体操作部1に体腔等の内部
に挿入される挿入部2と共に、体腔内を照明するための
照明光を伝送するライトガイドを挿通したライトガイド
軟性部3を連設したものである。そして、このライトガ
イド軟性部3の先端部は光源装置に着脱可能に接続でき
るようになっている。また、観察手段として、CCD等
の固体撮像素子を用いた電子内視鏡の場合には、ライト
ガイド軟性部内に信号ケーブルを挿通させて、この信号
ケーブルは映像信号を生成するための信号処理を行うプ
ロセッサに着脱可能に接続される構成となっている。
が手で把持して操作を行う本体操作部1に体腔等の内部
に挿入される挿入部2と共に、体腔内を照明するための
照明光を伝送するライトガイドを挿通したライトガイド
軟性部3を連設したものである。そして、このライトガ
イド軟性部3の先端部は光源装置に着脱可能に接続でき
るようになっている。また、観察手段として、CCD等
の固体撮像素子を用いた電子内視鏡の場合には、ライト
ガイド軟性部内に信号ケーブルを挿通させて、この信号
ケーブルは映像信号を生成するための信号処理を行うプ
ロセッサに着脱可能に接続される構成となっている。
【0004】挿入部2は、本体操作部1との接続部から
大半の長さ分は軟性部2aであって、この軟性部2aに
はアングル部2bが連設され、さらにアングル部2bの
先端側は、照明窓や観察窓等を設けた先端硬質部2cと
なっている。軟性部2aは、図2に示したように、最内
層部として金属帯片を螺旋状に巻回してなる可撓管4を
有し、この可撓管4には保護ネット5を被装させ、さら
にその上を樹脂チューブ6で覆うように構成されてい
る。軟性部2aの内部には、図示は省略するが、ライト
ガイドや信号ケーブル(光学式内視鏡の場合にはイメー
ジガイド)、さらには鉗子その他の処置具を挿通するた
めの処置具挿通チャンネルや観察窓に洗浄用流体を供給
するための送気送水管等を挿通させている。また、アン
グル部2bは先端硬質部を遠隔操作により所望の方向を
向けるためのものであり、このためにアングル部2bは
上下及び左右に湾曲するようになっており、このアング
ル部2bを遠隔操作で湾曲させるために、アングル部2
bにおける先端部または先端硬質部2cから軟性部2a
を通り、本体操作部1に至るまでの間には、アングル操
作部材が設けられている。
大半の長さ分は軟性部2aであって、この軟性部2aに
はアングル部2bが連設され、さらにアングル部2bの
先端側は、照明窓や観察窓等を設けた先端硬質部2cと
なっている。軟性部2aは、図2に示したように、最内
層部として金属帯片を螺旋状に巻回してなる可撓管4を
有し、この可撓管4には保護ネット5を被装させ、さら
にその上を樹脂チューブ6で覆うように構成されてい
る。軟性部2aの内部には、図示は省略するが、ライト
ガイドや信号ケーブル(光学式内視鏡の場合にはイメー
ジガイド)、さらには鉗子その他の処置具を挿通するた
めの処置具挿通チャンネルや観察窓に洗浄用流体を供給
するための送気送水管等を挿通させている。また、アン
グル部2bは先端硬質部を遠隔操作により所望の方向を
向けるためのものであり、このためにアングル部2bは
上下及び左右に湾曲するようになっており、このアング
ル部2bを遠隔操作で湾曲させるために、アングル部2
bにおける先端部または先端硬質部2cから軟性部2a
を通り、本体操作部1に至るまでの間には、アングル操
作部材が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、軟性内視鏡
の一例として、例えば大腸鏡は肛門から挿入して直腸か
らS字結腸を経て大腸内に導かれるが、その挿入時には
大きな抵抗があり、またS字結腸という急激に曲がった
経路に沿って挿入されなければならない。従って、挿入
部における軟性部の備えなければならない要件として、
まず押し込み推力が十分に発揮できるようにしなければ
ならないことから、ある程度の腰を持たせる必要があ
る。然るに、急激に曲がった経路を通過させなければな
らないので、その挿入操作性を良好ならしめ、かつ患者
の苦痛軽減を図るために柔軟性に富んだもので構成する
必要がある。
の一例として、例えば大腸鏡は肛門から挿入して直腸か
らS字結腸を経て大腸内に導かれるが、その挿入時には
大きな抵抗があり、またS字結腸という急激に曲がった
経路に沿って挿入されなければならない。従って、挿入
部における軟性部の備えなければならない要件として、
まず押し込み推力が十分に発揮できるようにしなければ
ならないことから、ある程度の腰を持たせる必要があ
る。然るに、急激に曲がった経路を通過させなければな
らないので、その挿入操作性を良好ならしめ、かつ患者
の苦痛軽減を図るために柔軟性に富んだもので構成する
必要がある。
【0006】以上のように、内視鏡の挿入部における軟
性部は、剛性と柔軟性という相反する要請を満足させな
ければならない。ただし、柔軟性が要求されるのは、実
際に体腔内に挿入される部位であり、しかも体腔内に挿
入される部位でも先端側における所定の長さ分だけで良
い。これに対して、剛性が要求されるのは、術者が挿入
部の体内への押し込み推力を持たせる必要があるためで
あり、従って軟性部の基端側の部分が剛性を持っておれ
ば良い。
性部は、剛性と柔軟性という相反する要請を満足させな
ければならない。ただし、柔軟性が要求されるのは、実
際に体腔内に挿入される部位であり、しかも体腔内に挿
入される部位でも先端側における所定の長さ分だけで良
い。これに対して、剛性が要求されるのは、術者が挿入
部の体内への押し込み推力を持たせる必要があるためで
あり、従って軟性部の基端側の部分が剛性を持っておれ
ば良い。
【0007】以上のように、軟性部は、その先端側、即
ちアングル部との連設側が柔軟で、基端側、即ち本体操
作部への連設側は剛性を持つように形成し、しかもこの
硬さは軟性部の軸線方向に徐々に変化するのが好まし
い。そこで、軟性部に先端側から基端側に向けて徐々に
硬くなる特性を持たせるために、種々の試みがなされて
いる。例えば、軟性部の構造体である可撓管に着目し、
この可撓管を構成する金属帯片の幅を変えたり、厚みを
変えたり、さらには部分的にメッキを施す等により剛性
を変化させることができる。また、可撓管に被着される
保護ネットに着目し、この保護ネットを編組するに当っ
て、編み方を変えて、保護ネットを引っ張った時におけ
る抵抗を変化させることによっても、硬さが変化する。
さらに、可撓管と保護ネットとの間には接着剤が塗布さ
れるが、この接着剤を利用して、軟性部の軸線方向の硬
さに変化を持たせるようにしたものもある。さらにま
た、軟性部の最外層部である樹脂チューブの厚みに変化
を持たせたり、部分的に架橋させる等によっても、硬さ
の変化を持たせることができる。
ちアングル部との連設側が柔軟で、基端側、即ち本体操
作部への連設側は剛性を持つように形成し、しかもこの
硬さは軟性部の軸線方向に徐々に変化するのが好まし
い。そこで、軟性部に先端側から基端側に向けて徐々に
硬くなる特性を持たせるために、種々の試みがなされて
いる。例えば、軟性部の構造体である可撓管に着目し、
この可撓管を構成する金属帯片の幅を変えたり、厚みを
変えたり、さらには部分的にメッキを施す等により剛性
を変化させることができる。また、可撓管に被着される
保護ネットに着目し、この保護ネットを編組するに当っ
て、編み方を変えて、保護ネットを引っ張った時におけ
る抵抗を変化させることによっても、硬さが変化する。
さらに、可撓管と保護ネットとの間には接着剤が塗布さ
れるが、この接着剤を利用して、軟性部の軸線方向の硬
さに変化を持たせるようにしたものもある。さらにま
た、軟性部の最外層部である樹脂チューブの厚みに変化
を持たせたり、部分的に架橋させる等によっても、硬さ
の変化を持たせることができる。
【0008】以上のように、軟性部に硬さの変化を持た
せるための手法は種々あり、これらはいずれも効果的で
はあるが、それぞれ単独では目的とする程度の硬さの変
化を持たせられないことから、従来においては、これら
の手法のいくつかを組み合わせて用いるようにしてい
る。
せるための手法は種々あり、これらはいずれも効果的で
はあるが、それぞれ単独では目的とする程度の硬さの変
化を持たせられないことから、従来においては、これら
の手法のいくつかを組み合わせて用いるようにしてい
る。
【0009】ところで、前述した従来技術のものにおい
ては、いずれも軟性部の構成部材の硬さを変えるように
したものであって、組み合わせて用いるにしても、その
選択の余地が少なく、必ずしも満足できる程度に硬さの
変化を持たせることができるとは言えないのが現状であ
る。
ては、いずれも軟性部の構成部材の硬さを変えるように
したものであって、組み合わせて用いるにしても、その
選択の余地が少なく、必ずしも満足できる程度に硬さの
変化を持たせることができるとは言えないのが現状であ
る。
【0010】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、軟性部の内部に挿通
される部材を用いて軟性部の硬さの変化を持たせること
ができるようにすることにある。
あって、その目的とするところは、軟性部の内部に挿通
される部材を用いて軟性部の硬さの変化を持たせること
ができるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、アングル操作部材の外套管の密着度
合いを軸線方向に変化させることによって、軟性部の軸
線方向に硬さの変化を持たせる構成としたことをその特
徴とするものである。
ために、本発明は、アングル操作部材の外套管の密着度
合いを軸線方向に変化させることによって、軟性部の軸
線方向に硬さの変化を持たせる構成としたことをその特
徴とするものである。
【0012】
【作用】内視鏡の挿入部は、アングル部を備えているこ
とから、アングル操作部材が設けられる。このアングル
操作部材は、押し引き操作するための操作ワイヤを有す
るが、この操作ワイヤは軟性部内では外套管内に挿通さ
れる。外套管としては、フレキシブルであって、保形性
が良好なものとするために、金属線材を密巻きコイル状
に巻回することにより形成される。ここで、外套管を構
成する密巻きのコイルは、相互の密着度合いによって、
曲げに対する抵抗が変化する。金属線材を巻回する際
に、密着度合いを密にすると、曲げに対する抵抗が大き
くなり、また密着度が粗にすると曲げ易くなる。従っ
て、コイルの密着度、即ちピッチを変えれば、曲げに対
する抵抗、即ち硬さの変化を持たせることができる。
とから、アングル操作部材が設けられる。このアングル
操作部材は、押し引き操作するための操作ワイヤを有す
るが、この操作ワイヤは軟性部内では外套管内に挿通さ
れる。外套管としては、フレキシブルであって、保形性
が良好なものとするために、金属線材を密巻きコイル状
に巻回することにより形成される。ここで、外套管を構
成する密巻きのコイルは、相互の密着度合いによって、
曲げに対する抵抗が変化する。金属線材を巻回する際
に、密着度合いを密にすると、曲げに対する抵抗が大き
くなり、また密着度が粗にすると曲げ易くなる。従っ
て、コイルの密着度、即ちピッチを変えれば、曲げに対
する抵抗、即ち硬さの変化を持たせることができる。
【0013】外套管を構成する密巻きコイルのピッチを
軸線方向に変化させる。アングル部に連設される先端側
の方の密着度合いを粗として柔軟性を持たせ、本体操作
部への連設側の基端側を密とすることにより剛性を高め
る。このように構成することによって、軟性部はその基
端側と先端側とで硬さが変えることができる。アングル
部を任意の方向に湾曲させるために、アングル操作部材
は軟性部の上下及び左右の4箇所に設けられる。そこ
で、これら4箇所設けられるアングル操作部材の各外套
管のコイルのピッチを変化させることによって、かなり
顕著に硬さの差を出すことができる。しかも、ピッチ間
隔の変化点を軟性部の軸線方向に位置を変えると、硬さ
が軸線方向において数段階で変化する。
軸線方向に変化させる。アングル部に連設される先端側
の方の密着度合いを粗として柔軟性を持たせ、本体操作
部への連設側の基端側を密とすることにより剛性を高め
る。このように構成することによって、軟性部はその基
端側と先端側とで硬さが変えることができる。アングル
部を任意の方向に湾曲させるために、アングル操作部材
は軟性部の上下及び左右の4箇所に設けられる。そこ
で、これら4箇所設けられるアングル操作部材の各外套
管のコイルのピッチを変化させることによって、かなり
顕著に硬さの差を出すことができる。しかも、ピッチ間
隔の変化点を軟性部の軸線方向に位置を変えると、硬さ
が軸線方向において数段階で変化する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず、図1に内視鏡のアングル操作部材の
概略構成を示す。図中において、10は軟性部、11は
アングル部、12は先端硬質部であり、軟性部10は本
体操作部13に連設されている。アングル部11は、先
端硬質部12を所望の方向に向けるためのものであっ
て、このアングル部11の操作を行うためにアングル操
作部材20を備えている。アングル操作部材20は、操
作ワイヤ21と、この操作ワイヤ21が挿通される外套
管22とから構成される。
に説明する。まず、図1に内視鏡のアングル操作部材の
概略構成を示す。図中において、10は軟性部、11は
アングル部、12は先端硬質部であり、軟性部10は本
体操作部13に連設されている。アングル部11は、先
端硬質部12を所望の方向に向けるためのものであっ
て、このアングル部11の操作を行うためにアングル操
作部材20を備えている。アングル操作部材20は、操
作ワイヤ21と、この操作ワイヤ21が挿通される外套
管22とから構成される。
【0015】アングル操作部材20における操作ワイヤ
21の先端は、先端硬質部12またはアングル部11に
おける最先端のアングルリングに固定されており、アン
グル部11内では操作ワイヤ21のみが位置している。
そして、軟性部10内には外套管22が、その先端を固
定した状態に設けられ、操作ワイヤ21はこの外套管2
2の内部に挿通されている。外套管22は、本体操作部
13内にまで導かれて、この本体操作部13内に設けた
取付部材23に固定されて、操作ワイヤ21はさらにこ
の取付部材23から延在されて、プーリ24に巻回され
ている。
21の先端は、先端硬質部12またはアングル部11に
おける最先端のアングルリングに固定されており、アン
グル部11内では操作ワイヤ21のみが位置している。
そして、軟性部10内には外套管22が、その先端を固
定した状態に設けられ、操作ワイヤ21はこの外套管2
2の内部に挿通されている。外套管22は、本体操作部
13内にまで導かれて、この本体操作部13内に設けた
取付部材23に固定されて、操作ワイヤ21はさらにこ
の取付部材23から延在されて、プーリ24に巻回され
ている。
【0016】操作ワイヤ21と外套管22とからなるア
ングル操作部材20は、図2からも明らかなように、挿
入部の内部において、上下及び左右の4箇所設けられて
おり、また図示は省略するが、プーリ24も2個設けら
れている。従って、図2に示した上下の操作ワイヤ21
U,21Dは上下方向のアングル操作用のプーリに、ま
た左右の操作ワイヤ21R,21Lは左右のアングル操
作用のプーリにそれぞれ連結されている。上下の操作ワ
イヤ21U,21Dを押し引き操作すると、アングル部
11は上下方向に湾曲して先端硬質部12は上下方向に
方向付けられ、また左右の操作ワイヤ21R,21Lを
押し引き操作すると、アングル部11は左右に湾曲し
て、先端硬質部12は左右方向に方向付けされる。さら
に、これら上下の操作ワイヤ21U,21Dと左右の操
作ワイヤ21R,21Lとの押し引き操作を複合して行
うこともでき、これによって先端硬質部12を任意の方
向に向かせることができるようになる。
ングル操作部材20は、図2からも明らかなように、挿
入部の内部において、上下及び左右の4箇所設けられて
おり、また図示は省略するが、プーリ24も2個設けら
れている。従って、図2に示した上下の操作ワイヤ21
U,21Dは上下方向のアングル操作用のプーリに、ま
た左右の操作ワイヤ21R,21Lは左右のアングル操
作用のプーリにそれぞれ連結されている。上下の操作ワ
イヤ21U,21Dを押し引き操作すると、アングル部
11は上下方向に湾曲して先端硬質部12は上下方向に
方向付けられ、また左右の操作ワイヤ21R,21Lを
押し引き操作すると、アングル部11は左右に湾曲し
て、先端硬質部12は左右方向に方向付けされる。さら
に、これら上下の操作ワイヤ21U,21Dと左右の操
作ワイヤ21R,21Lとの押し引き操作を複合して行
うこともでき、これによって先端硬質部12を任意の方
向に向かせることができるようになる。
【0017】外套管22は、軟性部10が曲がった状態
となっていても、プーリ24の回動による操作ワイヤ2
1の押し引き動作を、この操作ワイヤ21の先端にまで
確実に伝達できるようにするためのものである。この伝
達を正確に行わせるために、外套管22は伸び縮みのな
い構造にする必要がある。ただし、外套管22は両端が
固定されており、軟性部10には圧迫する方向には外力
が加わるが、伸長することはないので、最低限、耐圧縮
性が良好であれば良い。また、外套管22内で操作ワイ
ヤ21が摺動することから、この外套管22は保形性に
優れたものでなければならず、さらには曲げが可能であ
るという条件を備えていなければならない。このため
に、外套管22は、金属線材をピッチ間に隙間がない密
巻きコイル状に巻回してなるものが用いられる。ここ
で、この外套管22は、図3に示したように、金属線材
30の送りを行うフィード部31とコイル成形部32と
からなる成形機を用いて成形することができる。
となっていても、プーリ24の回動による操作ワイヤ2
1の押し引き動作を、この操作ワイヤ21の先端にまで
確実に伝達できるようにするためのものである。この伝
達を正確に行わせるために、外套管22は伸び縮みのな
い構造にする必要がある。ただし、外套管22は両端が
固定されており、軟性部10には圧迫する方向には外力
が加わるが、伸長することはないので、最低限、耐圧縮
性が良好であれば良い。また、外套管22内で操作ワイ
ヤ21が摺動することから、この外套管22は保形性に
優れたものでなければならず、さらには曲げが可能であ
るという条件を備えていなければならない。このため
に、外套管22は、金属線材をピッチ間に隙間がない密
巻きコイル状に巻回してなるものが用いられる。ここ
で、この外套管22は、図3に示したように、金属線材
30の送りを行うフィード部31とコイル成形部32と
からなる成形機を用いて成形することができる。
【0018】軟性内視鏡の挿入経路は、直線的なもので
はなく曲がった経路もあるので、経路に円滑に追従でき
るようにするために、挿入部の挿通部材であるアングル
操作部材20の外套管22は柔軟性を備える必要があ
る。ただし、既に説明したように、大腸鏡等において
は、軟性部10は、その硬さが軸線方向に変化し、基端
側が硬くなっていなければならない。そこで、この硬さ
の差を持たせるために、軟性部10内の挿通部材として
の外套管22を利用するようにしている。
はなく曲がった経路もあるので、経路に円滑に追従でき
るようにするために、挿入部の挿通部材であるアングル
操作部材20の外套管22は柔軟性を備える必要があ
る。ただし、既に説明したように、大腸鏡等において
は、軟性部10は、その硬さが軸線方向に変化し、基端
側が硬くなっていなければならない。そこで、この硬さ
の差を持たせるために、軟性部10内の挿通部材として
の外套管22を利用するようにしている。
【0019】即ち、外套管22の要件としては、前述し
たように、耐圧縮性を持たせなければならないから、最
低限ピッチ間に実質的な隙間が生じない密巻きコイル状
とする必要があるが、密着度合いを変化させることは可
能である。そして、ピッチをある程度粗くして、密着度
合いが小さくすると、曲げ方向における柔軟性を高める
ことができる。一方、ピッチを極めて密にして、密着度
合いを高めるように成形すると、曲げ力に対する抵抗が
大きくなって硬くなる。従って、この外套管22を、そ
の軸線方向に密巻き度合いを変化させると、その硬さが
変化することになり、結果として軟性部10の軸線方向
における硬さに変化を持たせることができる。而して、
コイル成形機におけるコイル成形部32の金属線材30
に対する角度を変化させると、成形されるコイルのピッ
チ、即ち相互間の密着度合いが粗密となるように変化さ
せることができる。
たように、耐圧縮性を持たせなければならないから、最
低限ピッチ間に実質的な隙間が生じない密巻きコイル状
とする必要があるが、密着度合いを変化させることは可
能である。そして、ピッチをある程度粗くして、密着度
合いが小さくすると、曲げ方向における柔軟性を高める
ことができる。一方、ピッチを極めて密にして、密着度
合いを高めるように成形すると、曲げ力に対する抵抗が
大きくなって硬くなる。従って、この外套管22を、そ
の軸線方向に密巻き度合いを変化させると、その硬さが
変化することになり、結果として軟性部10の軸線方向
における硬さに変化を持たせることができる。而して、
コイル成形機におけるコイル成形部32の金属線材30
に対する角度を変化させると、成形されるコイルのピッ
チ、即ち相互間の密着度合いが粗密となるように変化さ
せることができる。
【0020】而して、操作ワイヤ21と外套管22とを
備えたアングル操作部材20は、図2からも明らかなよ
うに、軟性部10内では上下及び左右の4箇所設けられ
ている。そこで、上下に位置する外套管を22U,22
Dとし、また左右に位置する外套管を22R,22Lと
した時に、これら各外套管を構成するコイルのピッチを
粗密の2段階に変化させる。そして、各外套管のピッチ
における粗密の変化位置をそれぞれずらせて、図4に一
点鎖線で示したような硬さの変化を持たせる。これによ
って、全体としては、同図に実線で示したような硬さの
変化を持たせることができる。この結果、軟性部10を
先端側が柔軟で、基端側に向けて段階的に硬くなるよう
に硬さの変化を持たせることができる。
備えたアングル操作部材20は、図2からも明らかなよ
うに、軟性部10内では上下及び左右の4箇所設けられ
ている。そこで、上下に位置する外套管を22U,22
Dとし、また左右に位置する外套管を22R,22Lと
した時に、これら各外套管を構成するコイルのピッチを
粗密の2段階に変化させる。そして、各外套管のピッチ
における粗密の変化位置をそれぞれずらせて、図4に一
点鎖線で示したような硬さの変化を持たせる。これによ
って、全体としては、同図に実線で示したような硬さの
変化を持たせることができる。この結果、軟性部10を
先端側が柔軟で、基端側に向けて段階的に硬くなるよう
に硬さの変化を持たせることができる。
【0021】また、外套管22は、その密着度合いだけ
でなく、その素材である金属線材30の太さや材質等に
よっても硬さが変わってくる。そこで、上下の外套管2
2U,22Dと、左右の外套管22R,22Lとを、線
径の異なる金属線材を用いると共に、それぞれ軸線方向
に粗密の差を持たせる。ここで、アングル部11の湾曲
方向において、上下方向は、例えば180°以上という
ように、かなり大きな角度で湾曲するが、左右方向には
それ程大きな角度で湾曲しないのが一般的である。大き
い角度で湾曲する上下方向における外套管22U,22
Dには極めて大きな荷重が作用することから、この上下
の外套管22U,22Dを構成する金属線材を左右の外
套管22R,22Lより太くする。そして、図5に仮想
線で示したように、これら各外套管22U,22D,2
2R,22Lの粗密の変化部をそれぞれ軟性部10の軸
線に位置を違えるようにする。これによって、外套管の
全体としては、同図に実線を用いて示したような硬さの
変化を持たせることができる。
でなく、その素材である金属線材30の太さや材質等に
よっても硬さが変わってくる。そこで、上下の外套管2
2U,22Dと、左右の外套管22R,22Lとを、線
径の異なる金属線材を用いると共に、それぞれ軸線方向
に粗密の差を持たせる。ここで、アングル部11の湾曲
方向において、上下方向は、例えば180°以上という
ように、かなり大きな角度で湾曲するが、左右方向には
それ程大きな角度で湾曲しないのが一般的である。大き
い角度で湾曲する上下方向における外套管22U,22
Dには極めて大きな荷重が作用することから、この上下
の外套管22U,22Dを構成する金属線材を左右の外
套管22R,22Lより太くする。そして、図5に仮想
線で示したように、これら各外套管22U,22D,2
2R,22Lの粗密の変化部をそれぞれ軟性部10の軸
線に位置を違えるようにする。これによって、外套管の
全体としては、同図に実線を用いて示したような硬さの
変化を持たせることができる。
【0022】さらに、外套管22のピッチは2段階に変
化させるだけでなく、複数段階に変化させたり、また連
続的に変化させるようにすることも可能である。
化させるだけでなく、複数段階に変化させたり、また連
続的に変化させるようにすることも可能である。
【0023】以上のように、外套管22を軸線方向に粗
密の差を持たせることにより、軟性部10の軸線方向の
硬さに変化を付けることができる。勿論、この外套管2
2のみによって軟性部10に要求される硬さの変化を完
全に満たせないこともあるが、従来技術において説明し
た軟性部10を構成する部材による硬さの変化を組み合
わせることにより、大腸鏡等のように、先端側と基端側
との硬さに大きな変化を持たせる必要があるものでも、
十分にその要求に答えることができるようになる。ま
た、外套管22のピッチを変化させるのは、コイル成形
機を用いて容易に行うことができるので、軟性部にあま
り大きな硬さの変化が要求されないタイプの内視鏡、例
えば気管支鏡や胃鏡等の場合には、この外套管22のみ
により要求を満たすことができる。
密の差を持たせることにより、軟性部10の軸線方向の
硬さに変化を付けることができる。勿論、この外套管2
2のみによって軟性部10に要求される硬さの変化を完
全に満たせないこともあるが、従来技術において説明し
た軟性部10を構成する部材による硬さの変化を組み合
わせることにより、大腸鏡等のように、先端側と基端側
との硬さに大きな変化を持たせる必要があるものでも、
十分にその要求に答えることができるようになる。ま
た、外套管22のピッチを変化させるのは、コイル成形
機を用いて容易に行うことができるので、軟性部にあま
り大きな硬さの変化が要求されないタイプの内視鏡、例
えば気管支鏡や胃鏡等の場合には、この外套管22のみ
により要求を満たすことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、アングル操作部材
の外套管の密着度合いを軸線方向に変化させることによ
って、軟性部の軸線方向に硬さの変化を持たせるように
構成したので、軟性部の構成部材だけでなく、その内部
に挿通される部材を利用して軟性部の軸線方向に硬さの
変化を持たせることができて、軟性部における硬さの変
化を持たせる要因を増やすことができることから、より
軟性部に要求される特性をより正確に満たすことができ
るようになり、しかも硬さを容易に変化させることがで
きる等の効果を奏する。
の外套管の密着度合いを軸線方向に変化させることによ
って、軟性部の軸線方向に硬さの変化を持たせるように
構成したので、軟性部の構成部材だけでなく、その内部
に挿通される部材を利用して軟性部の軸線方向に硬さの
変化を持たせることができて、軟性部における硬さの変
化を持たせる要因を増やすことができることから、より
軟性部に要求される特性をより正確に満たすことができ
るようになり、しかも硬さを容易に変化させることがで
きる等の効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す軟性内視鏡の構成説明
図である。
図である。
【図2】アングル操作部材の配置関係を示す説明図であ
る。
る。
【図3】外套管を構成する密巻きコイルを形成する成形
機の構成説明図である。
機の構成説明図である。
【図4】外套管の硬さの変化を示す線図である。
【図5】外套管の硬さの変化を示す他の例の線図であ
る。
る。
【図6】従来技術による軟性内視鏡の外観図である。
【図7】図6の軟性部の構成説明図である。
10 軟性部 11 アングル部 12 先端硬質部 13 本体操作部 20 アングル操作部材 21,21U,21D,21R,21L 操作ワイヤ 22,22U,22D,22R,22L 外套管 30 金属線材 31 フィード部 32 コイル形成部
Claims (3)
- 【請求項1】 先端硬質部、アングル部及び軟性部から
なる挿入部に、アングル部を遠隔操作により湾曲させる
ために、弾性線材を密巻きコイル状に巻回した外套管内
に操作ワイヤを挿通したアングル操作部材を挿通させた
ものにおいて、前記アングル操作部材の外套管の密着度
合いを軸線方向に変化させることによって、前記軟性部
の軸線方向に硬さの変化を持たせる構成としたことを特
徴とする軟性内視鏡。 - 【請求項2】 前記各アングル操作部材の外套管を密巻
き部と粗巻き部とから構成したことを特徴とする請求項
1記載の軟性内視鏡。 - 【請求項3】 前記アングル操作部材を上下及び左右の
4箇所設け、これら各アングル操作部材の外套管におけ
る密巻き部と粗巻き部との変化位置をぞれぞれ軸線方向
にずらせることによって、前記軟性部の硬さを段階的に
変化させるように構成したことを特徴とする請求項2記
載の軟性内視鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6027558A JPH07213481A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 軟性内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6027558A JPH07213481A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 軟性内視鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07213481A true JPH07213481A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12224388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6027558A Pending JPH07213481A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 軟性内視鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07213481A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7117703B2 (en) | 2002-12-11 | 2006-10-10 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Wire-stranded hollow coil body, a medical equipment made therefrom and a method of making the same |
| WO2012077399A1 (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-14 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
| WO2013065799A1 (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-10 | オリンパス株式会社 | 内視鏡の可撓管部と、この可撓管部を有する内視鏡 |
| JP2014113320A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡の可撓管部と、この可撓管部を有する内視鏡 |
| WO2016088769A1 (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-09 | オリンパス株式会社 | 挿入機器の可撓管及び挿入機器 |
| US10888214B2 (en) * | 2015-11-20 | 2021-01-12 | Olympus Corporation | Endoscope system including overtube and endoscope having rigidity changing mechanism |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP6027558A patent/JPH07213481A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7117703B2 (en) | 2002-12-11 | 2006-10-10 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Wire-stranded hollow coil body, a medical equipment made therefrom and a method of making the same |
| WO2012077399A1 (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-14 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
| CN103153154A (zh) * | 2010-12-06 | 2013-06-12 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜 |
| WO2013065799A1 (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-10 | オリンパス株式会社 | 内視鏡の可撓管部と、この可撓管部を有する内視鏡 |
| US9820633B2 (en) | 2011-11-04 | 2017-11-21 | Olympus Corporation | Flexible tubular portion of endoscope and endoscope having this flexible tubular portion |
| JP2014113320A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡の可撓管部と、この可撓管部を有する内視鏡 |
| WO2016088769A1 (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-09 | オリンパス株式会社 | 挿入機器の可撓管及び挿入機器 |
| US10156304B2 (en) | 2014-12-02 | 2018-12-18 | Olympus Corporation | Flexible tube and insertion device |
| US10888214B2 (en) * | 2015-11-20 | 2021-01-12 | Olympus Corporation | Endoscope system including overtube and endoscope having rigidity changing mechanism |
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