JPH07213518A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JPH07213518A JPH07213518A JP975294A JP975294A JPH07213518A JP H07213518 A JPH07213518 A JP H07213518A JP 975294 A JP975294 A JP 975294A JP 975294 A JP975294 A JP 975294A JP H07213518 A JPH07213518 A JP H07213518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive voltage
- ultrasonic
- delay
- delay amount
- voltage control
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動電圧が変化してもフォーカスの位置がず
れない超音波診断装置を提供する。 【構成】 電子フォーカスを行うための所定の遅延量を
与える遅延部と、駆動電圧を変化させる駆動電圧制御回
路部と、遅延部に対して超音波トリガ信号を送るととも
に駆動電圧制御回路部に対し駆動電圧制御信号を送る制
御部とを有する超音波診断装置において、駆動電圧制御
信号に応じて遅延量補正データ信号を遅延部に出力する
遅延量補正手段を備える。
れない超音波診断装置を提供する。 【構成】 電子フォーカスを行うための所定の遅延量を
与える遅延部と、駆動電圧を変化させる駆動電圧制御回
路部と、遅延部に対して超音波トリガ信号を送るととも
に駆動電圧制御回路部に対し駆動電圧制御信号を送る制
御部とを有する超音波診断装置において、駆動電圧制御
信号に応じて遅延量補正データ信号を遅延部に出力する
遅延量補正手段を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体等の被検体に向け
て送波した超音波の反射エコーを受波して信号処理を行
い、それに基づいて超音波画像を表示するようにした超
音波診断装置に関する。
て送波した超音波の反射エコーを受波して信号処理を行
い、それに基づいて超音波画像を表示するようにした超
音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置においては指定された深
さに超音波ビームを絞るのにいわゆる電子フォーカス法
を用いるものがある。このものは複数の振動子に対して
遅延制御を行い、指定された深さ位置にフォーカスがか
かるようにするものである。
さに超音波ビームを絞るのにいわゆる電子フォーカス法
を用いるものがある。このものは複数の振動子に対して
遅延制御を行い、指定された深さ位置にフォーカスがか
かるようにするものである。
【0003】また、超音波診断装置では安全性の理由に
より人体に投入される超音波のエネルギーには一定の制
限があるため、たとえば連続して複数のパルスを発射さ
せるような場合には人体に加わる超音波のトータルエネ
ルギーを低減するために、超音波駆動電圧を小さく変化
することで超音波パルスの振幅を小さく変化させて診断
するようにしている。
より人体に投入される超音波のエネルギーには一定の制
限があるため、たとえば連続して複数のパルスを発射さ
せるような場合には人体に加わる超音波のトータルエネ
ルギーを低減するために、超音波駆動電圧を小さく変化
することで超音波パルスの振幅を小さく変化させて診断
するようにしている。
【0004】従来、このように駆動電圧を変化させて超
音波を発射する場合であっても電子フォーカスのための
遅延量は一定にしたまま診断していた。すなわち、あら
かじめ設定した標準的な駆動電圧のときに適用される電
子フォーカスのための遅延制御を他の駆動電圧で使用す
る際にもそのまま変えずに使用していた。
音波を発射する場合であっても電子フォーカスのための
遅延量は一定にしたまま診断していた。すなわち、あら
かじめ設定した標準的な駆動電圧のときに適用される電
子フォーカスのための遅延制御を他の駆動電圧で使用す
る際にもそのまま変えずに使用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】超音波の伝搬物質が水
である場合、電子フォーカスのための遅延量制御を変化
させないで一定にしておき、駆動電圧のみを変化させて
超音波を発信したときに、その超音波パワーの最大点の
深さ(すなわち実際に超音波がフォーカスされる深さ)
が遅延量制御を変化させないにもかかわらず変動するこ
とが実験的に判明した。この様子を図2に示す。図2は
伝搬物質が水であるときの駆動電圧と超音波パワーのピ
ーク位置との関係を示すデータである。ただし、フォー
カスのための遅延量制御は一定のままである。このデー
タによれば駆動電圧が大きくなるとともに、その超音波
パワーのピーク位置が浅い方にシフトしている。この現
象は水の圧力変化と密度変化との関係に非線形性があり
これにより音速の非線形性が引き起こされるものと考え
られる。
である場合、電子フォーカスのための遅延量制御を変化
させないで一定にしておき、駆動電圧のみを変化させて
超音波を発信したときに、その超音波パワーの最大点の
深さ(すなわち実際に超音波がフォーカスされる深さ)
が遅延量制御を変化させないにもかかわらず変動するこ
とが実験的に判明した。この様子を図2に示す。図2は
伝搬物質が水であるときの駆動電圧と超音波パワーのピ
ーク位置との関係を示すデータである。ただし、フォー
カスのための遅延量制御は一定のままである。このデー
タによれば駆動電圧が大きくなるとともに、その超音波
パワーのピーク位置が浅い方にシフトしている。この現
象は水の圧力変化と密度変化との関係に非線形性があり
これにより音速の非線形性が引き起こされるものと考え
られる。
【0006】この実験は水を伝搬物質にしたものである
が、人体に超音波を照射した場合においても、同様の現
象が生じることになる。したがって、前述したように人
体に対する安全性の理由等から駆動電圧を変化させて超
音波パルスを発射させた場合に、超音波パワーの最大点
の深さが変化することにより、フォーカスがずれること
となって超音波画像の画質が劣り、分解能が悪くなるこ
ととなった。
が、人体に超音波を照射した場合においても、同様の現
象が生じることになる。したがって、前述したように人
体に対する安全性の理由等から駆動電圧を変化させて超
音波パルスを発射させた場合に、超音波パワーの最大点
の深さが変化することにより、フォーカスがずれること
となって超音波画像の画質が劣り、分解能が悪くなるこ
ととなった。
【0007】本発明は上記問題を解決すべく、駆動電圧
を変化させてもフォーカスのずれが生じない超音波診断
装置を提供することを目的とする。
を変化させてもフォーカスのずれが生じない超音波診断
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
になされた本発明は、プローブを構成する複数の振動子
に対し電子フォーカスを行うための所定の遅延量を与え
る遅延部と、前記振動子に加える駆動電圧を変化させる
駆動電圧制御回路部と、遅延部に対して超音波のトリガ
信号を送るとともに駆動電圧制御回路部に対し駆動電圧
制御信号を送る制御部とを有する超音波診断装置におい
て、駆動電圧制御信号に応じて遅延量補正データ信号を
遅延部に出力する遅延量補正手段を備えたことを特徴と
する。
になされた本発明は、プローブを構成する複数の振動子
に対し電子フォーカスを行うための所定の遅延量を与え
る遅延部と、前記振動子に加える駆動電圧を変化させる
駆動電圧制御回路部と、遅延部に対して超音波のトリガ
信号を送るとともに駆動電圧制御回路部に対し駆動電圧
制御信号を送る制御部とを有する超音波診断装置におい
て、駆動電圧制御信号に応じて遅延量補正データ信号を
遅延部に出力する遅延量補正手段を備えたことを特徴と
する。
【0009】以下、本発明の超音波診断装置がどのよう
に作用するかを説明する。
に作用するかを説明する。
【0010】
【作用】本発明の超音波診断装置では、超音波の駆動電
圧を変化させる場合、制御部から駆動電圧制御回路に送
られる駆動電圧信号は同時に遅延量補正手段にも送られ
る。遅延量補正手段では駆動電圧に応じた遅延量の補正
データ信号を遅延部に送り出す。遅延部では、制御部か
ら送られるトリガ信号を受けたときに、遅延量補正デー
タ信号による補正を行った遅延量制御をを行なう。
圧を変化させる場合、制御部から駆動電圧制御回路に送
られる駆動電圧信号は同時に遅延量補正手段にも送られ
る。遅延量補正手段では駆動電圧に応じた遅延量の補正
データ信号を遅延部に送り出す。遅延部では、制御部か
ら送られるトリガ信号を受けたときに、遅延量補正デー
タ信号による補正を行った遅延量制御をを行なう。
【0011】これにより、駆動電圧制御回路からの出力
により定まる駆動電圧と、遅延部からの出力により定ま
る発射タイミングとにより超音波が発射されることで、
駆動電圧に応じて補正された電子フォーカスがなされ
る。
により定まる駆動電圧と、遅延部からの出力により定ま
る発射タイミングとにより超音波が発射されることで、
駆動電圧に応じて補正された電子フォーカスがなされ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。図1は本発明による一実施例を示した超音波診断装
置のブロック構成図を示す。図において、1はプローブ
に取り付けられる振動子群、2は各振動子を励振するパ
ルス波を発生するパルサ、3はパルサを駆動する駆動電
圧を制御する駆動電圧制御回路、4はパルサの遅延制御
を行う遅延部、5は駆動電圧制御回路と遅延部との制御
のためのCPU(制御部)である。6はCPU5からの
駆動電圧データ信号を受けて遅延量の補正データを決定
し、遅延部4に遅延量補正データ信号を出力する遅延量
補正手段である。本実施例では遅延量補正手段として駆
動電圧と超音波パワーのピーク位置との関係を記憶させ
たROMを用いている。このROMは、CPU5から送
られた駆動電圧データ信号aがROM内のアドレス部に
入力されることにより、あらかじめROM内に記憶され
ているその駆動電圧のときに必要な遅延量の補正値が出
力されるようになっている。
る。図1は本発明による一実施例を示した超音波診断装
置のブロック構成図を示す。図において、1はプローブ
に取り付けられる振動子群、2は各振動子を励振するパ
ルス波を発生するパルサ、3はパルサを駆動する駆動電
圧を制御する駆動電圧制御回路、4はパルサの遅延制御
を行う遅延部、5は駆動電圧制御回路と遅延部との制御
のためのCPU(制御部)である。6はCPU5からの
駆動電圧データ信号を受けて遅延量の補正データを決定
し、遅延部4に遅延量補正データ信号を出力する遅延量
補正手段である。本実施例では遅延量補正手段として駆
動電圧と超音波パワーのピーク位置との関係を記憶させ
たROMを用いている。このROMは、CPU5から送
られた駆動電圧データ信号aがROM内のアドレス部に
入力されることにより、あらかじめROM内に記憶され
ているその駆動電圧のときに必要な遅延量の補正値が出
力されるようになっている。
【0013】次に、本実施例の超音波診断装置の動作を
説明する。超音波診断に際して超音波駆動電圧データ値
を図示しない設定部により所望の値に設定する。すると
CPU5はこの駆動電圧データを読みとり、駆動電圧制
御回路3に駆動電圧制御信号aを出力する。駆動電圧制
御回路3はこの駆動電圧制御信号aの値によりパルサ2
の駆動電圧を制御する。一方、これとは別にCPU5か
らの駆動電圧制御信号aが遅延量補正手段6であるRO
Mにも送られる。この駆動電圧制御信号aを受けた遅延
量補正手段6は、その駆動電圧制御信号aに応じてあら
かじめ記憶された遅延量補正データ信号bを遅延部4に
送り出す。遅延部4は、CPU5から超音波発生のため
のトリガ信号cを受けると遅延制御を行うが、この遅延
制御には遅延量補正データ信号bを受けて補正したもの
により遅延制御が行われる。
説明する。超音波診断に際して超音波駆動電圧データ値
を図示しない設定部により所望の値に設定する。すると
CPU5はこの駆動電圧データを読みとり、駆動電圧制
御回路3に駆動電圧制御信号aを出力する。駆動電圧制
御回路3はこの駆動電圧制御信号aの値によりパルサ2
の駆動電圧を制御する。一方、これとは別にCPU5か
らの駆動電圧制御信号aが遅延量補正手段6であるRO
Mにも送られる。この駆動電圧制御信号aを受けた遅延
量補正手段6は、その駆動電圧制御信号aに応じてあら
かじめ記憶された遅延量補正データ信号bを遅延部4に
送り出す。遅延部4は、CPU5から超音波発生のため
のトリガ信号cを受けると遅延制御を行うが、この遅延
制御には遅延量補正データ信号bを受けて補正したもの
により遅延制御が行われる。
【0014】したがって、駆動電圧を変化させた場合に
は、その変化に応じて遅延量が微妙に補正されるので、
パワーピークの位置(すなわちフォーカス位置)が駆動
電圧により変動する現象に対し、その変動の影響をなく
すように補正がかけられるので、フォーカス位置の微妙
なずれはなくなる。したがって、超音波画像の画質の変
化の少ない超音波画像が得られる。
は、その変化に応じて遅延量が微妙に補正されるので、
パワーピークの位置(すなわちフォーカス位置)が駆動
電圧により変動する現象に対し、その変動の影響をなく
すように補正がかけられるので、フォーカス位置の微妙
なずれはなくなる。したがって、超音波画像の画質の変
化の少ない超音波画像が得られる。
【0015】本実施例では、遅延量補正手段としてRO
Mに駆動電圧と超音波パワーのピーク位置との関係を記
憶させたものを用いたが、これに限るものではない。別
の例として駆動電圧と超音波パワーのピーク位置との関
係式を記憶させておき、直接演算して補正量を決定する
ようにしても同様の作用が得られる。CPUまたはDS
Pでデータを計算し、RAMに書き込んだ後、RAMか
ら補正データを出すようにしてもよい。
Mに駆動電圧と超音波パワーのピーク位置との関係を記
憶させたものを用いたが、これに限るものではない。別
の例として駆動電圧と超音波パワーのピーク位置との関
係式を記憶させておき、直接演算して補正量を決定する
ようにしても同様の作用が得られる。CPUまたはDS
Pでデータを計算し、RAMに書き込んだ後、RAMか
ら補正データを出すようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の超音波診
断装置では、駆動電圧制御信号に応じて遅延量補正デー
タ信号を遅延部に出力する遅延量補正手段を具備したこ
とにより、超音波駆動電圧を変化させた場合であって
も、駆動電圧の変動が原因で生じるフォーカス位置のず
れをなくすことができる。
断装置では、駆動電圧制御信号に応じて遅延量補正デー
タ信号を遅延部に出力する遅延量補正手段を具備したこ
とにより、超音波駆動電圧を変化させた場合であって
も、駆動電圧の変動が原因で生じるフォーカス位置のず
れをなくすことができる。
【0017】これによって、たとえ駆動電圧を変化させ
ても超音波画像の画質が劣化して分解能が悪くなること
がなくなる。したがって、安全性の理由から駆動電圧を
小さく変化させて超音波パルスを発射させた場合でも、
超音波パワーの最大点の深さが変化することにより、フ
ォーカスがずれることとなって超音波画像の画質が劣
り、分解能が悪くなるというような問題は生じない。
ても超音波画像の画質が劣化して分解能が悪くなること
がなくなる。したがって、安全性の理由から駆動電圧を
小さく変化させて超音波パルスを発射させた場合でも、
超音波パワーの最大点の深さが変化することにより、フ
ォーカスがずれることとなって超音波画像の画質が劣
り、分解能が悪くなるというような問題は生じない。
【0018】さらに、人体の深い位置の診断や太った人
の診断では逆に駆動電圧を高くして測定する方が有利で
あるが、この場合にもそれぞれの状況に合わせて適当な
補正がなされたフォーカスがかかるので常に画質のよい
画像が得られる。特に集団検診では太った人や痩せた人
を不規則な順に診断することになるが、本発明の超音波
診断装置を用いることにより駆動電圧だけの調整でいち
いちフォーカスまで調整する必要がないので非常に使い
やすくなる。
の診断では逆に駆動電圧を高くして測定する方が有利で
あるが、この場合にもそれぞれの状況に合わせて適当な
補正がなされたフォーカスがかかるので常に画質のよい
画像が得られる。特に集団検診では太った人や痩せた人
を不規則な順に診断することになるが、本発明の超音波
診断装置を用いることにより駆動電圧だけの調整でいち
いちフォーカスまで調整する必要がないので非常に使い
やすくなる。
【図1】本発明の一実施例である超音波診断装置のブロ
ック構成図。
ック構成図。
【図2】伝搬物質が水であるときの駆動電圧と超音波パ
ワーのピーク位置との関係を示すデータ。
ワーのピーク位置との関係を示すデータ。
1:振動子 2:パルサ 3:駆動電圧制御回路 4:遅延部 5:CPU(制御部) 6:遅延量補正手段
Claims (1)
- 【請求項1】プローブを構成する複数の振動子に対し電
子フォーカスを行うための所定の遅延量を与える遅延部
と、前記振動子に加える駆動電圧を変化させる駆動電圧
制御回路部と、遅延部に対して超音波のトリガ信号を送
るとともに駆動電圧制御回路部に対し駆動電圧制御信号
を送る制御部とを有する超音波診断装置において、駆動
電圧制御信号に応じて遅延量補正データ信号を遅延部に
出力する遅延量補正手段を備えたことを特徴とする超音
波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP975294A JPH07213518A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP975294A JPH07213518A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07213518A true JPH07213518A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11729033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP975294A Pending JPH07213518A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07213518A (ja) |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP975294A patent/JPH07213518A/ja active Pending
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