JPH07213552A - 吸収体の製造方法及びその製造装置 - Google Patents
吸収体の製造方法及びその製造装置Info
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- JPH07213552A JPH07213552A JP6011638A JP1163894A JPH07213552A JP H07213552 A JPH07213552 A JP H07213552A JP 6011638 A JP6011638 A JP 6011638A JP 1163894 A JP1163894 A JP 1163894A JP H07213552 A JPH07213552 A JP H07213552A
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- fiber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液戻りや型崩れ等による液吸収性能の低下が
なく、吸収体に十分な柔軟性を付与して、装着感に優れ
た吸収性物品に用いることができる吸収体の製造方法及
びその製造装置を提供すること。 【構成】 本発明の吸収体の製造方法は、吸収性繊維を
積繊してなる吸収体を複数の凸条の非接触の噛合い手段
の間に通して、該吸収体に複数の可撓軸を設けて柔軟性
を付与することを特徴とする。
なく、吸収体に十分な柔軟性を付与して、装着感に優れ
た吸収性物品に用いることができる吸収体の製造方法及
びその製造装置を提供すること。 【構成】 本発明の吸収体の製造方法は、吸収性繊維を
積繊してなる吸収体を複数の凸条の非接触の噛合い手段
の間に通して、該吸収体に複数の可撓軸を設けて柔軟性
を付与することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生理用ナプキン、おむ
つ等に用いられる吸収体を高速かつ安定的に、しかも柔
軟性を付与して製造する吸収体の製造方法及びその製造
装置に関するものである。
つ等に用いられる吸収体を高速かつ安定的に、しかも柔
軟性を付与して製造する吸収体の製造方法及びその製造
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、生理用ナプキン、紙オムツ等の
吸収体には、連続するウェブ上に積繊された液吸収性繊
維を適宜裁断したものが用いられる。またこのような吸
収体は最近、生理用ナプキンや紙オムツ等の装着時の違
和感を低減させるために柔軟化することが考えられてい
る。このような吸収体の柔軟化するための方法や装置に
ついては従来から種々提案されており、例えば、吸収体
にエンボス加工するもの、マイクロクレーピング又はマ
イクロコルゲーティングのように機械的処理をするも
の、又は吸収体の表層にスリットを形成するもの等が提
案されている。
吸収体には、連続するウェブ上に積繊された液吸収性繊
維を適宜裁断したものが用いられる。またこのような吸
収体は最近、生理用ナプキンや紙オムツ等の装着時の違
和感を低減させるために柔軟化することが考えられてい
る。このような吸収体の柔軟化するための方法や装置に
ついては従来から種々提案されており、例えば、吸収体
にエンボス加工するもの、マイクロクレーピング又はマ
イクロコルゲーティングのように機械的処理をするも
の、又は吸収体の表層にスリットを形成するもの等が提
案されている。
【0003】例えば、吸収体にスリットを形成するもの
として、スリット手段を周囲面に有した一対のニップロ
ールに長繊維からなる吸収体を通し、吸収体に部分的に
変位させたスリットを形成することにより柔軟性を持た
せたものが提案されている(特開平2−243144号
公報)。
として、スリット手段を周囲面に有した一対のニップロ
ールに長繊維からなる吸収体を通し、吸収体に部分的に
変位させたスリットを形成することにより柔軟性を持た
せたものが提案されている(特開平2−243144号
公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
吸収体の柔軟化するための方法やそのための装置は種々
の不具合が見られる。例えば、生理用ナプキン等の吸収
体では、吸収性繊維、吸収性ポリマー及びこれらを包持
するウェブにより構成されているが、上記スリットを形
成したものでは、ウェブにスリットが生じているためウ
ェブが容易に引き裂き分離する。このため、経血等の吸
収性低下、装着時における液戻り、及び型崩れ等を起こ
して吸収体としての性能を低下させてしまうおそれがあ
る。また、吸収体を高速度で0.10g/cm3 以上の高
密度で圧縮した場合、剛性が非常に高くなるため、特に
柔軟化を必要とする。従って、本発明の目的は、液戻り
や型崩れ等による液吸収性能の低下がなく、吸収体に十
分な柔軟性を付与して、装着感に優れた吸収性物品に用
いることができる吸収体の製造方法及びその製造装置を
提供することにある。
吸収体の柔軟化するための方法やそのための装置は種々
の不具合が見られる。例えば、生理用ナプキン等の吸収
体では、吸収性繊維、吸収性ポリマー及びこれらを包持
するウェブにより構成されているが、上記スリットを形
成したものでは、ウェブにスリットが生じているためウ
ェブが容易に引き裂き分離する。このため、経血等の吸
収性低下、装着時における液戻り、及び型崩れ等を起こ
して吸収体としての性能を低下させてしまうおそれがあ
る。また、吸収体を高速度で0.10g/cm3 以上の高
密度で圧縮した場合、剛性が非常に高くなるため、特に
柔軟化を必要とする。従って、本発明の目的は、液戻り
や型崩れ等による液吸収性能の低下がなく、吸収体に十
分な柔軟性を付与して、装着感に優れた吸収性物品に用
いることができる吸収体の製造方法及びその製造装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸収性繊維を
積繊してなる吸収体を複数の凸条の非接触の噛合い手段
の間に通して、該吸収体に複数の可撓軸を設けて柔軟性
を付与することを特徴とする吸収体の製造方法、及び連
続移動するウェブ等の担持シート上に吸収性繊維を積繊
し、該積繊体を圧縮して吸収体を製造する吸収体の製造
装置において、上記シートを連続供給するシート供給装
置、上記シート上に上記吸収性繊維を連続して積繊する
積繊装置、該積繊装置による上記吸収性繊維の積繊中、
或いは積繊後に混合する吸収性ポリマーの添加装置、該
積繊装置及び添加装置により得られた上記吸収性繊維の
積繊体を圧縮する圧縮装置、及び該圧縮装置により圧縮
されたものを各吸収体に切断分離する切断分離装置を具
備し、上記切断分離装置の前段或いは後段に設けられ、
上記吸収体をニップする一対のロールであって、該各ロ
ール面の一定間隔ごとに略周方向に沿った複数の凸条部
を有して、該各ロール面の互いの対向する凸条部をずら
して非接触の噛み合い状態にした上記吸収体のニップ部
を形成してなる柔軟化ロールを具えることを特徴とする
吸収体の製造装置を提供することにより、上記目的を達
成したものである。
積繊してなる吸収体を複数の凸条の非接触の噛合い手段
の間に通して、該吸収体に複数の可撓軸を設けて柔軟性
を付与することを特徴とする吸収体の製造方法、及び連
続移動するウェブ等の担持シート上に吸収性繊維を積繊
し、該積繊体を圧縮して吸収体を製造する吸収体の製造
装置において、上記シートを連続供給するシート供給装
置、上記シート上に上記吸収性繊維を連続して積繊する
積繊装置、該積繊装置による上記吸収性繊維の積繊中、
或いは積繊後に混合する吸収性ポリマーの添加装置、該
積繊装置及び添加装置により得られた上記吸収性繊維の
積繊体を圧縮する圧縮装置、及び該圧縮装置により圧縮
されたものを各吸収体に切断分離する切断分離装置を具
備し、上記切断分離装置の前段或いは後段に設けられ、
上記吸収体をニップする一対のロールであって、該各ロ
ール面の一定間隔ごとに略周方向に沿った複数の凸条部
を有して、該各ロール面の互いの対向する凸条部をずら
して非接触の噛み合い状態にした上記吸収体のニップ部
を形成してなる柔軟化ロールを具えることを特徴とする
吸収体の製造装置を提供することにより、上記目的を達
成したものである。
【0006】
【作用】担持シートであるウェブ等を上記供給装置から
所定の速度で送り出し、かかるウェブ上に積繊装置を用
いて吸収体繊維を積繊する。また吸収性ポリマーを添加
装置により吸収性繊維の積繊体中に適宜混合し、これを
圧縮装置により高密度圧縮して剛性のある液吸収性の高
い吸収体を得る。かかる吸収体は搬送処理方向を長手方
向として切断装置により切断するが、切断前或いは切断
後において柔軟化ロールにより柔軟化する。吸収体は一
対の柔軟化ロールにニップされなが通過し、このニップ
部は互いのロール面の複数の凸条が非接触状態で噛み合
うため、吸収体はスリットが生じることなくその長手方
向に対して複数の可撓軸が形成される。このため、吸収
体はその幅方向に対して柔軟性を有し、かかる吸収体を
吸収性物品に用いた際の硬さによる違和感が著しく低減
する。
所定の速度で送り出し、かかるウェブ上に積繊装置を用
いて吸収体繊維を積繊する。また吸収性ポリマーを添加
装置により吸収性繊維の積繊体中に適宜混合し、これを
圧縮装置により高密度圧縮して剛性のある液吸収性の高
い吸収体を得る。かかる吸収体は搬送処理方向を長手方
向として切断装置により切断するが、切断前或いは切断
後において柔軟化ロールにより柔軟化する。吸収体は一
対の柔軟化ロールにニップされなが通過し、このニップ
部は互いのロール面の複数の凸条が非接触状態で噛み合
うため、吸収体はスリットが生じることなくその長手方
向に対して複数の可撓軸が形成される。このため、吸収
体はその幅方向に対して柔軟性を有し、かかる吸収体を
吸収性物品に用いた際の硬さによる違和感が著しく低減
する。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る吸収体の製造方法及びそ
の製造装置の好ましい実施例を図を参照しながら詳述す
る。図1は、本実施例に係る吸収体の製造装置の概略説
明図であり、図2は、図1のI−I線に沿った柔軟化ロ
ールのニップ部を示す部分断面図である。
の製造装置の好ましい実施例を図を参照しながら詳述す
る。図1は、本実施例に係る吸収体の製造装置の概略説
明図であり、図2は、図1のI−I線に沿った柔軟化ロ
ールのニップ部を示す部分断面図である。
【0008】本実施例に係る吸収体の製造方法は、図1
及び図2に示す如く吸収性ファイバー1Bを積繊してな
る吸収体1を複数の凸条13の非接触の噛合い手段の間
15に通して、吸収体1に複数の可撓軸を設けて柔軟性
を付与するものである。
及び図2に示す如く吸収性ファイバー1Bを積繊してな
る吸収体1を複数の凸条13の非接触の噛合い手段の間
15に通して、吸収体1に複数の可撓軸を設けて柔軟性
を付与するものである。
【0009】本実施例の製造方法を更に説明すると、ウ
エブ1Aを連続的に供給し、移送ウエブ1A上に吸収性
ファイバー1Bを積繊し且つ吸収性ポリマー1Cを加え
て、これらを所定の高密度に圧縮して吸収体1を製造す
る。そして、かかる吸収体1を図2に示す柔軟化ロール
10のようなニップ部15に通す。ニップ部15には上
下から凸条部13が噛み合い状態で、しかも非接触の状
態に配されている。
エブ1Aを連続的に供給し、移送ウエブ1A上に吸収性
ファイバー1Bを積繊し且つ吸収性ポリマー1Cを加え
て、これらを所定の高密度に圧縮して吸収体1を製造す
る。そして、かかる吸収体1を図2に示す柔軟化ロール
10のようなニップ部15に通す。ニップ部15には上
下から凸条部13が噛み合い状態で、しかも非接触の状
態に配されている。
【0010】ニップ部の凸条部13の頂部端面13Aは
フラットで吸収体1面と略平行になっている。凸条部1
3の幅と吸収体1の厚みとの関係は、その比率(凸条部
の幅/吸収体の厚み)は20/7〜20/14であるこ
とが望ましく、また凸条部13と凸条部13の間の凹条
部14の幅、凸条部13の幅、吸収体の厚みとの関係
は、〔凹条部の幅/(凸条部の幅+吸収体の厚み)〕等
の比率が7/10であることが望ましい。更に、凸条部
13の頂部端面13Aと凹条部14の基底面14Aとの
離間距離は2.0mmであることが望ましい。また、積繊
体1’を0.10g/cm3 (10枚重ねて500g荷重
の条件下で測定して厚さが約1.0mmとなる。)以上で
ある場合の処理が望ましい。
フラットで吸収体1面と略平行になっている。凸条部1
3の幅と吸収体1の厚みとの関係は、その比率(凸条部
の幅/吸収体の厚み)は20/7〜20/14であるこ
とが望ましく、また凸条部13と凸条部13の間の凹条
部14の幅、凸条部13の幅、吸収体の厚みとの関係
は、〔凹条部の幅/(凸条部の幅+吸収体の厚み)〕等
の比率が7/10であることが望ましい。更に、凸条部
13の頂部端面13Aと凹条部14の基底面14Aとの
離間距離は2.0mmであることが望ましい。また、積繊
体1’を0.10g/cm3 (10枚重ねて500g荷重
の条件下で測定して厚さが約1.0mmとなる。)以上で
ある場合の処理が望ましい。
【0011】以上の如く構成された吸収体の製造方法に
より製造された吸収体1では、その長手方向に複数の可
撓軸として柔軟な曲げ折れ部を形成することができ、特
に、吸収性物品に必要とされる吸収体1の幅方向の柔軟
性を効果的に付与し、硬さ等による違和感を十分に低減
する。尚、本実施例の製造方法では、キャリアシートと
してウエブ1Aを用いた。しかし、シートをウエブに限
る必要もなく、またこのようなキャリヤシートがなくて
も上記作用、効果を発揮するものは本発明の吸収体の製
造方法に含まれる。
より製造された吸収体1では、その長手方向に複数の可
撓軸として柔軟な曲げ折れ部を形成することができ、特
に、吸収性物品に必要とされる吸収体1の幅方向の柔軟
性を効果的に付与し、硬さ等による違和感を十分に低減
する。尚、本実施例の製造方法では、キャリアシートと
してウエブ1Aを用いた。しかし、シートをウエブに限
る必要もなく、またこのようなキャリヤシートがなくて
も上記作用、効果を発揮するものは本発明の吸収体の製
造方法に含まれる。
【0012】次に、本発明に係る吸収体の製造装置の実
施例を詳述する。本実施例の吸収体の製造装置2は図1
及び図2に示す如く、担持シートである連続移動するウ
ェブ1A上に吸収性ファイバー1Bを積繊し、その積繊
体1’を圧縮して吸収体1を製造する吸収体の製造装置
であり、ウェブ1Aを連続供給するシート供給装置3、
ウェブ1A上に吸収性ファイバー1Bを連続して積繊す
る積繊装置4、積繊装置4による吸収性ファイバー1B
の積繊中、或いは積繊後に混合する吸収性ポリマー1C
の添加装置7、積繊装置4及び添加装置7により得られ
た吸収性ファイバー1Bの積繊体1’を圧縮する圧縮装
置8、及び該圧縮装置8により圧縮されたものを各吸収
体1に切断分離する切断分離装置9を具備し、切断分離
装置9の前段或いは後段に設けられ、吸収体1をニップ
する一対のロール11、12であって、該各ロール1
1、12面の一定間隔ごとに略周方向に沿った複数の凸
条部13、13・・を有して、該各ロール面の互いの対
向する凸条部13をずらして非接触の噛み合い状態にし
た吸収体1のニップ部15を形成してなる柔軟化ロール
10を具えてなる。
施例を詳述する。本実施例の吸収体の製造装置2は図1
及び図2に示す如く、担持シートである連続移動するウ
ェブ1A上に吸収性ファイバー1Bを積繊し、その積繊
体1’を圧縮して吸収体1を製造する吸収体の製造装置
であり、ウェブ1Aを連続供給するシート供給装置3、
ウェブ1A上に吸収性ファイバー1Bを連続して積繊す
る積繊装置4、積繊装置4による吸収性ファイバー1B
の積繊中、或いは積繊後に混合する吸収性ポリマー1C
の添加装置7、積繊装置4及び添加装置7により得られ
た吸収性ファイバー1Bの積繊体1’を圧縮する圧縮装
置8、及び該圧縮装置8により圧縮されたものを各吸収
体1に切断分離する切断分離装置9を具備し、切断分離
装置9の前段或いは後段に設けられ、吸収体1をニップ
する一対のロール11、12であって、該各ロール1
1、12面の一定間隔ごとに略周方向に沿った複数の凸
条部13、13・・を有して、該各ロール面の互いの対
向する凸条部13をずらして非接触の噛み合い状態にし
た吸収体1のニップ部15を形成してなる柔軟化ロール
10を具えてなる。
【0013】本実施例の吸収体の製造装置2を更に説明
すると、図1に示す如く製造装置2のキャリアシート供
給装置3からはウエブ1Aが供給され、ウエブ1Aはフ
ァイバー積繊装置4とネットコンベア5との間へと移送
される。ファイバー積繊装置4はネットコンベア5を挟
んで吸引装置6と対向させられ、吸引装置6の吸引によ
りファイバー積繊装置4からの吸収性ファイバー1Bが
ウエブ1A上に積繊される。また、ファイバー積繊装置
4の直ぐ後段には吸収性ポリマー添加装置7が設けら
れ、吸収性ポリマー1Cが吸収性ファイバー1Bに加え
られている。
すると、図1に示す如く製造装置2のキャリアシート供
給装置3からはウエブ1Aが供給され、ウエブ1Aはフ
ァイバー積繊装置4とネットコンベア5との間へと移送
される。ファイバー積繊装置4はネットコンベア5を挟
んで吸引装置6と対向させられ、吸引装置6の吸引によ
りファイバー積繊装置4からの吸収性ファイバー1Bが
ウエブ1A上に積繊される。また、ファイバー積繊装置
4の直ぐ後段には吸収性ポリマー添加装置7が設けら
れ、吸収性ポリマー1Cが吸収性ファイバー1Bに加え
られている。
【0014】吸収性ポリマー添加装置7の後段には、一
対のプレスロール81、81を二つ具えた圧縮成形用装
置8が設けられ、連続移送積繊体1’は圧縮成形用装置
8によって予備圧縮される。プレスロール81の材質
は、金属及び弾性体(ゴム等)同士或いはこれらの組み
合わせからなっている。連続移送積繊体1’は0.10
g/cm3 以上に圧縮され、最終的な吸収体1のシートと
される。
対のプレスロール81、81を二つ具えた圧縮成形用装
置8が設けられ、連続移送積繊体1’は圧縮成形用装置
8によって予備圧縮される。プレスロール81の材質
は、金属及び弾性体(ゴム等)同士或いはこれらの組み
合わせからなっている。連続移送積繊体1’は0.10
g/cm3 以上に圧縮され、最終的な吸収体1のシートと
される。
【0015】吸収体1のシートはカッター装置9へと移
送され、カッター装置9はカット刃を備えたカッターロ
ール91と受けロール92とからなっている。吸収体1
のシートはカッター装置9により独立して一個毎の吸収
体1に切断分離され、吸収体1は、一定の距離を保ちつ
つ、それと同速度かやや増速された状態で後段の柔軟化
ロール10に移送される。尚、吸収体1は長手方向が処
理方向、即ち移送方向とされる。
送され、カッター装置9はカット刃を備えたカッターロ
ール91と受けロール92とからなっている。吸収体1
のシートはカッター装置9により独立して一個毎の吸収
体1に切断分離され、吸収体1は、一定の距離を保ちつ
つ、それと同速度かやや増速された状態で後段の柔軟化
ロール10に移送される。尚、吸収体1は長手方向が処
理方向、即ち移送方向とされる。
【0016】柔軟化ロール10は一対の凸条部形成ロー
ル11、12を二つ具えており、各ロール11、12面
には略周方向に沿った凸条部13が一定間隔をおいて形
成されている。このため、凸条部13、13の間は凹条
部14となっている。そして、それぞれのロール11、
12の凸条部13は互いにずれて配置され、凸条部のフ
ラットな頂部端面13Aは他方のロールの凹条部の基底
面14Aに接触せずに対向している。従って、ロール1
1、12間のニップ部15では、凸条部13が他方のロ
ールの凸条部13と非接触な状態で噛み合っている。
ル11、12を二つ具えており、各ロール11、12面
には略周方向に沿った凸条部13が一定間隔をおいて形
成されている。このため、凸条部13、13の間は凹条
部14となっている。そして、それぞれのロール11、
12の凸条部13は互いにずれて配置され、凸条部のフ
ラットな頂部端面13Aは他方のロールの凹条部の基底
面14Aに接触せずに対向している。従って、ロール1
1、12間のニップ部15では、凸条部13が他方のロ
ールの凸条部13と非接触な状態で噛み合っている。
【0017】以上の如く構成された吸収体の製造装置2
によれば、先ず、ウエブ1Aを供給装置3により連続的
に移送し、そのウェブ1A上に吸収性ファイバー1Bを
積繊装置4により積繊する。次に、吸収性ポリマー1C
を添加装置7から添加してその積繊体1’を高密度に圧
縮する。そして、かかる吸収体1のシートを切断分離装
置9で適宜切断して一定間隔毎に吸収体1、1・・をそ
の長手方向に向けて移送する。
によれば、先ず、ウエブ1Aを供給装置3により連続的
に移送し、そのウェブ1A上に吸収性ファイバー1Bを
積繊装置4により積繊する。次に、吸収性ポリマー1C
を添加装置7から添加してその積繊体1’を高密度に圧
縮する。そして、かかる吸収体1のシートを切断分離装
置9で適宜切断して一定間隔毎に吸収体1、1・・をそ
の長手方向に向けて移送する。
【0018】次に、吸収体1は柔軟化ロール10の一対
のロール11、12間を通過する。かかるニップ部15
は互いのロール11、12面の複数の凸条部13、13
が噛み合うものの非接触状態であるため、吸収体1はス
リットが生じることなくその長手方向に対して複数の可
撓軸を形成する。このため、吸収体1はその幅方向に対
して柔軟性を有し、またウェブ1A等にスリットが生じ
ないため液吸収性の低下や液戻しがなく、また型崩れが
し難い。従って、このように製造された吸収体1を生理
用ナプキンや紙オムツ等に用いた場合、その装着感は硬
さによる違和感等が著しく低減する。
のロール11、12間を通過する。かかるニップ部15
は互いのロール11、12面の複数の凸条部13、13
が噛み合うものの非接触状態であるため、吸収体1はス
リットが生じることなくその長手方向に対して複数の可
撓軸を形成する。このため、吸収体1はその幅方向に対
して柔軟性を有し、またウェブ1A等にスリットが生じ
ないため液吸収性の低下や液戻しがなく、また型崩れが
し難い。従って、このように製造された吸収体1を生理
用ナプキンや紙オムツ等に用いた場合、その装着感は硬
さによる違和感等が著しく低減する。
【0019】上記実施例の装置において、柔軟化ロール
10をカッター装置9の後段に設けたが、図1の仮想線
図(二点鎖線)に示す如くカッター装置9の前段に設け
ても同様な作用効果が得られる。また、上記実施例にお
いて柔軟化ロール10の各ロール11、12の凸条部1
3を周方向全体に形成したが、かかる凸条部13を間欠
パターンとしても良い。尚、上記実施例において、ウエ
ブ1Aをキャリアシートとしたが、吸収性ファイバーの
積繊ができるシートであれば特に制限されない。
10をカッター装置9の後段に設けたが、図1の仮想線
図(二点鎖線)に示す如くカッター装置9の前段に設け
ても同様な作用効果が得られる。また、上記実施例にお
いて柔軟化ロール10の各ロール11、12の凸条部1
3を周方向全体に形成したが、かかる凸条部13を間欠
パターンとしても良い。尚、上記実施例において、ウエ
ブ1Aをキャリアシートとしたが、吸収性ファイバーの
積繊ができるシートであれば特に制限されない。
【0020】
【発明の効果】本発明の吸収体の製造方法及びその製造
装置では、液戻りや型崩れ等による液吸収性能の低下が
なく、吸収体に十分な柔軟性を付与して、装着感に優れ
た吸収性物品に用いることができる。
装置では、液戻りや型崩れ等による液吸収性能の低下が
なく、吸収体に十分な柔軟性を付与して、装着感に優れ
た吸収性物品に用いることができる。
【図1】本実施例に係る吸収体の製造装置の概略説明図
である。
である。
【図2】図1のI−I線に沿った柔軟化ロールのニップ
部を示す部分断面図である。
部を示す部分断面図である。
1 吸収体 1’ 積繊体 1A ウエブ 1B 吸収性ファイバー 1C 吸収性ポリマー 2 吸収体の製造装置 3 キャリアシート供給装置 4 ファイバー積繊装置 5 ネットコンベア 6 吸引装置 7 吸収性ポリマー添加装置 8 圧縮成形用装置 9 カッター装置(切断分離装置) 10 柔軟化ロール 11、12 ニップ用ロール 13 凸条部 13A 凸条部の頂部端面 14 凹条部 14A 凹条部の基底面
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 360
Claims (3)
- 【請求項1】 吸収性繊維を積繊してなる吸収体を複数
の凸条の非接触の噛合い手段の間に通して、該吸収体に
複数の可撓軸を設けて柔軟性を付与することを特徴とす
る吸収体の製造方法。 - 【請求項2】 上記吸収体に柔軟性を付与する前に、該
吸収体を0.10g/cm3 以上の密度に圧縮してなるこ
とを特徴とする請求項1記載の吸収体の製造方法。 - 【請求項3】 連続移動するウェブ等の担持シート上に
吸収性繊維を積繊し、該積繊体を圧縮して吸収体を製造
する吸収体の製造装置において、 上記シートを連続供給するシート供給装置、上記シート
上に上記吸収性繊維を連続して積繊する積繊装置、該積
繊装置による上記吸収性繊維の積繊中、或いは積繊後に
混合する吸収性ポリマーの添加装置、該積繊装置及び添
加装置により得られた上記吸収性繊維の積繊体を圧縮す
る圧縮装置、及び該圧縮装置により圧縮されたものを各
吸収体に切断分離する切断分離装置を具備し、 上記切断分離装置の前段或いは後段に設けられ、上記吸
収体をニップする一対のロールであって、該各ロール面
の一定間隔ごとに略周方向に沿った複数の凸条部を有し
て、該各ロール面の互いの対向する凸条部をずらして非
接触の噛み合い状態にした上記吸収体のニップ部を形成
してなる柔軟化ロールを具えることを特徴とする吸収体
の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6011638A JPH07213552A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 吸収体の製造方法及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6011638A JPH07213552A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 吸収体の製造方法及びその製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07213552A true JPH07213552A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11783492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6011638A Pending JPH07213552A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 吸収体の製造方法及びその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07213552A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-02-03 JP JP6011638A patent/JPH07213552A/ja active Pending
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