JPH07213936A - 竪型ミルの出炭特性修正制御方法 - Google Patents
竪型ミルの出炭特性修正制御方法Info
- Publication number
- JPH07213936A JPH07213936A JP1181794A JP1181794A JPH07213936A JP H07213936 A JPH07213936 A JP H07213936A JP 1181794 A JP1181794 A JP 1181794A JP 1181794 A JP1181794 A JP 1181794A JP H07213936 A JPH07213936 A JP H07213936A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mill
- coal
- differential pressure
- output characteristics
- vertical mill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 石炭原料の性状の変化等によりミル内部循環
量が増加して出炭特性が悪化するのを防止する。 【構成】 竪型ミルの粉砕テーブル4に基準炭を供給し
てミルローラ7を基本加圧力制御指令30で加圧しなが
ら微粉化する際、給炭量を変化させた時のミル内上下部
の差圧の変化を検出して基準炭出炭特性41を予め求め
ておき、竪型ミルの稼働時にミル差圧36を検出して、
前記基準炭出炭特性41と同一給炭量でのミル差圧が大
きくなった時に前記ミルローラ7の加圧力を増加して石
炭原料6の微粉度を高めることによりミル内部循環量を
減少させて出炭特性の悪化を防止する。
量が増加して出炭特性が悪化するのを防止する。 【構成】 竪型ミルの粉砕テーブル4に基準炭を供給し
てミルローラ7を基本加圧力制御指令30で加圧しなが
ら微粉化する際、給炭量を変化させた時のミル内上下部
の差圧の変化を検出して基準炭出炭特性41を予め求め
ておき、竪型ミルの稼働時にミル差圧36を検出して、
前記基準炭出炭特性41と同一給炭量でのミル差圧が大
きくなった時に前記ミルローラ7の加圧力を増加して石
炭原料6の微粉度を高めることによりミル内部循環量を
減少させて出炭特性の悪化を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は竪型ミルの出炭特性修正
制御方法に関するものである。
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】微粉炭焚きボイラ等に微粉炭燃料を供給
するために、従来より石炭原料を粉砕して導くための竪
型ミルが採用されている。
するために、従来より石炭原料を粉砕して導くための竪
型ミルが採用されている。
【0003】図5はその一例を示すもので、ミルケーシ
ング1の内側下部位置に、モータ2の駆動により減速機
3を介して水平回転する粉砕テーブル4が設けてあり、
該粉砕テーブル4の上面外周部には粉砕溝5が形成さ
れ、且つ前記粉砕テーブル4の上部には前記粉砕溝5に
圧接して石炭原料6の粉砕を行う複数(3個)のミルロ
ーラ7が配設されている。
ング1の内側下部位置に、モータ2の駆動により減速機
3を介して水平回転する粉砕テーブル4が設けてあり、
該粉砕テーブル4の上面外周部には粉砕溝5が形成さ
れ、且つ前記粉砕テーブル4の上部には前記粉砕溝5に
圧接して石炭原料6の粉砕を行う複数(3個)のミルロ
ーラ7が配設されている。
【0004】前記ミルローラ7は、ローラ本体7aを回
転可能に支持する支持軸8の外側端側がミルケーシング
1に対して支点ピン9により上下に回動可能に取付けら
れており、且つ前記支持軸8の中間部上側に設けられた
ブラケット10をミルケーシング1内面に取付けた加圧
力調節装置11により押圧して、粉砕テーブル4に対す
るミルローラ7の加圧力を調節できるようにしている。
転可能に支持する支持軸8の外側端側がミルケーシング
1に対して支点ピン9により上下に回動可能に取付けら
れており、且つ前記支持軸8の中間部上側に設けられた
ブラケット10をミルケーシング1内面に取付けた加圧
力調節装置11により押圧して、粉砕テーブル4に対す
るミルローラ7の加圧力を調節できるようにしている。
【0005】加圧力調節装置11は、筒本体12と、該
筒本体12の一端に内装されて一端部側が突出して前記
ブラケット10に当接する加圧駒13と、前記筒本体1
2の内部に内装され且つ筒本体12の軸心に設けた固定
軸14に沿って前記加圧駒13に対して近接離反可能な
移動駒15と、前記加圧駒13と移動駒15との間に介
装した圧縮ばね16と、前記固定軸14に嵌合して前記
移動駒15を加圧駒13の方向に押すための押し金17
と、前記固定軸14の外側端部に螺合して前記押し金1
7の押込み量を調節する調節ねじ18とを備えている。
筒本体12の一端に内装されて一端部側が突出して前記
ブラケット10に当接する加圧駒13と、前記筒本体1
2の内部に内装され且つ筒本体12の軸心に設けた固定
軸14に沿って前記加圧駒13に対して近接離反可能な
移動駒15と、前記加圧駒13と移動駒15との間に介
装した圧縮ばね16と、前記固定軸14に嵌合して前記
移動駒15を加圧駒13の方向に押すための押し金17
と、前記固定軸14の外側端部に螺合して前記押し金1
7の押込み量を調節する調節ねじ18とを備えている。
【0006】前記粉砕テーブル4の軸心の上方位置に
は、ミルケーシング1外部から粉砕テーブル4上に石炭
原料6を供給するための原料供給管19が設けられてお
り、該原料供給管19の外周には、図示するように回転
ブレード20をモータ21により一定回転数で回転する
ようにした定回転分級機22が設けられ、該定回転分級
機22の内側が微粉炭取出し管23に接続されている。
また、従来の分級機には、放射方向に延びる複数の固定
ブレードを円周上に固定した固定式分級機も用いられて
いる。
は、ミルケーシング1外部から粉砕テーブル4上に石炭
原料6を供給するための原料供給管19が設けられてお
り、該原料供給管19の外周には、図示するように回転
ブレード20をモータ21により一定回転数で回転する
ようにした定回転分級機22が設けられ、該定回転分級
機22の内側が微粉炭取出し管23に接続されている。
また、従来の分級機には、放射方向に延びる複数の固定
ブレードを円周上に固定した固定式分級機も用いられて
いる。
【0007】前記粉砕テーブル4における粉砕溝5の更
に外側には、空気吹き出しのための複数のミルポート2
4が形成されており、更に前記粉砕テーブル4の下側に
は前記ミルポート24に連通する空気導入空間25が形
成され、更に該空気導入空間25に外部から空気26が
供給されるようになっている。
に外側には、空気吹き出しのための複数のミルポート2
4が形成されており、更に前記粉砕テーブル4の下側に
は前記ミルポート24に連通する空気導入空間25が形
成され、更に該空気導入空間25に外部から空気26が
供給されるようになっている。
【0008】前記原料供給管19から粉砕テーブル4上
に供給された石炭原料6は、粉砕テーブル4の粉砕溝5
にミルローラ7が圧接されていることによって粉砕さ
れ、この時ミルポート24から空気26が吹き出される
ことにより、粉砕された粉砕物はこのミルポート24か
らの空気流に乗ってミルケーシング1内を上昇し、空気
流中の粗粉は前記定回転分級機22の回転ブレード20
に衝突することにより下方に落下し、微粉は前記定回転
分級機22の回転ブレード20間を通過して微粉取出し
管23に導かれて図示しない微粉炭焚きボイラ等のバー
ナに導かれ、また前記定回転分級機22の回転ブレード
20に衝突して分離された粗粉は、前記粉砕テーブル4
上に落下して再び粉砕される。
に供給された石炭原料6は、粉砕テーブル4の粉砕溝5
にミルローラ7が圧接されていることによって粉砕さ
れ、この時ミルポート24から空気26が吹き出される
ことにより、粉砕された粉砕物はこのミルポート24か
らの空気流に乗ってミルケーシング1内を上昇し、空気
流中の粗粉は前記定回転分級機22の回転ブレード20
に衝突することにより下方に落下し、微粉は前記定回転
分級機22の回転ブレード20間を通過して微粉取出し
管23に導かれて図示しない微粉炭焚きボイラ等のバー
ナに導かれ、また前記定回転分級機22の回転ブレード
20に衝突して分離された粗粉は、前記粉砕テーブル4
上に落下して再び粉砕される。
【0009】微粉炭焚きボイラの負荷の変化等により、
ボイラに供給する微粉炭量を調節する場合には、前記原
料供給管19から供給される石炭原料6の供給量、及び
空気導入空間25に供給される空気26の流量を変更す
ることにより、微粉取出し管23から取り出されれてバ
ーナ等に導かれる微粉炭量を制御するようにしている。
ボイラに供給する微粉炭量を調節する場合には、前記原
料供給管19から供給される石炭原料6の供給量、及び
空気導入空間25に供給される空気26の流量を変更す
ることにより、微粉取出し管23から取り出されれてバ
ーナ等に導かれる微粉炭量を制御するようにしている。
【0010】前記した竪型ミルにおいては、粉砕物をミ
ルポート24から吹き上げる空気26によって搬送する
ようにしている構成上、粉砕された粒子がAで示すよう
にミルケーシング1内空間を循環して滞留し、石炭原料
6の含有水分が増加したり、石炭原料6の硬度が大きく
なる等のように性状が変化した場合に粉砕性が劣化する
ことにより前記ミルケーシング1内に滞留するミル内部
循環量が増加し、よって出炭特性が悪化して燃料流量制
御(微粉炭流量制御)の応答性が変化してしまう(遅れ
てしまう)問題を有していた。
ルポート24から吹き上げる空気26によって搬送する
ようにしている構成上、粉砕された粒子がAで示すよう
にミルケーシング1内空間を循環して滞留し、石炭原料
6の含有水分が増加したり、石炭原料6の硬度が大きく
なる等のように性状が変化した場合に粉砕性が劣化する
ことにより前記ミルケーシング1内に滞留するミル内部
循環量が増加し、よって出炭特性が悪化して燃料流量制
御(微粉炭流量制御)の応答性が変化してしまう(遅れ
てしまう)問題を有していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来方
式における問題点を解決しようとしてなしたもので、石
炭原料の性状の変化等によりミル内部循環量が増加して
出炭特性が悪化するのを防止するようにした竪型ミルの
出炭特性修正制御方法を提供することを目的とする。
式における問題点を解決しようとしてなしたもので、石
炭原料の性状の変化等によりミル内部循環量が増加して
出炭特性が悪化するのを防止するようにした竪型ミルの
出炭特性修正制御方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、竪型ミルの粉
砕テーブルに基準炭を供給してミルローラを基本加圧力
で加圧しながら微粉化する際、給炭量を変化させた時の
ミル内上下部の差圧の変化を検出して基準炭出炭特性を
予め求めておき、竪型ミルの稼働時、前記基準炭出炭特
性と同一給炭量でのミル差圧が大きくなった時に前記ミ
ルローラの加圧力を増加して石炭原料の微粉度を高める
ことによりミル内部循環量を減少させて出炭特性の悪化
を防止することを特徴とする竪型ミルの出炭特性修正制
御方法、及び、竪型ミルの粉砕テーブルに基準炭を供給
してミルローラの加圧力で微粉化し、微粉化した微粉炭
を基本回転数で回転する可変速型回転分級機を介して取
出す際、給炭量を変化した時のミル内上下部の差圧の変
化を検出して基準炭出炭特性を予め求めておき、竪型ミ
ルの稼働時、前記基準炭出炭特性と同一給炭量でのミル
差圧が大きくなった時に前記可変速型回転分級機の回転
数を低下させて通過性を高めることによりミル内部循環
量を減少させて出炭特性の悪化を防止することを特徴と
する竪型ミルの出炭特性修正制御方法、に係るものであ
る。
砕テーブルに基準炭を供給してミルローラを基本加圧力
で加圧しながら微粉化する際、給炭量を変化させた時の
ミル内上下部の差圧の変化を検出して基準炭出炭特性を
予め求めておき、竪型ミルの稼働時、前記基準炭出炭特
性と同一給炭量でのミル差圧が大きくなった時に前記ミ
ルローラの加圧力を増加して石炭原料の微粉度を高める
ことによりミル内部循環量を減少させて出炭特性の悪化
を防止することを特徴とする竪型ミルの出炭特性修正制
御方法、及び、竪型ミルの粉砕テーブルに基準炭を供給
してミルローラの加圧力で微粉化し、微粉化した微粉炭
を基本回転数で回転する可変速型回転分級機を介して取
出す際、給炭量を変化した時のミル内上下部の差圧の変
化を検出して基準炭出炭特性を予め求めておき、竪型ミ
ルの稼働時、前記基準炭出炭特性と同一給炭量でのミル
差圧が大きくなった時に前記可変速型回転分級機の回転
数を低下させて通過性を高めることによりミル内部循環
量を減少させて出炭特性の悪化を防止することを特徴と
する竪型ミルの出炭特性修正制御方法、に係るものであ
る。
【0013】
【作用】請求項1の発明では、竪型ミルの稼働時、予め
求めておいた基準炭出炭特性と同一給炭量でのミル差圧
を比較して、ミル差圧が大きくなった時、ミルローラの
加圧力を増加すると、粉砕性の悪い石炭原料が大きな加
圧力によって微粉砕されるようになるために出炭され易
くなり、従ってミル内部循環量が減少し、出炭特性が向
上される。
求めておいた基準炭出炭特性と同一給炭量でのミル差圧
を比較して、ミル差圧が大きくなった時、ミルローラの
加圧力を増加すると、粉砕性の悪い石炭原料が大きな加
圧力によって微粉砕されるようになるために出炭され易
くなり、従ってミル内部循環量が減少し、出炭特性が向
上される。
【0014】請求項2の発明では、竪型ミルの稼働時、
予め求めておいた基準炭出炭特性と同一給炭量でのミル
差圧を比較して、ミル差圧が大きくなった時、可変速型
回転分級機の回転数を減少すると、循環している微粉炭
が可変速型回転分級機を通過して出炭され易くなり、従
ってミル内部循環量が減少し、出炭特性が向上される。
予め求めておいた基準炭出炭特性と同一給炭量でのミル
差圧を比較して、ミル差圧が大きくなった時、可変速型
回転分級機の回転数を減少すると、循環している微粉炭
が可変速型回転分級機を通過して出炭され易くなり、従
ってミル内部循環量が減少し、出炭特性が向上される。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
【0016】図1は請求項1の発明の一実施例を示すも
ので、図中図5と同一の符号を付したものは同一物を表
わしている。
ので、図中図5と同一の符号を付したものは同一物を表
わしている。
【0017】図示するように、竪型ミルの粉砕テーブル
4上に備えるミルローラ7の加圧力を自動的に制御する
ために、図5に示したミルローラ7の加圧力調節装置1
1に代えて、油圧シリンダ式のミルローラ油圧装置27
を設け、該ミルローラ油圧装置27に加圧力制御装置2
8を接続する。
4上に備えるミルローラ7の加圧力を自動的に制御する
ために、図5に示したミルローラ7の加圧力調節装置1
1に代えて、油圧シリンダ式のミルローラ油圧装置27
を設け、該ミルローラ油圧装置27に加圧力制御装置2
8を接続する。
【0018】加圧力制御装置28は、給炭量指令29に
基づいて基本加圧力制御指令30を出す関数発生器31
を備え、更に前記基本加圧力制御指令30を加算器32
及び引算器33を経て、加圧力調節装置34に導入して
前記ミルローラ油圧装置27による加圧力を制御するよ
うにしている。
基づいて基本加圧力制御指令30を出す関数発生器31
を備え、更に前記基本加圧力制御指令30を加算器32
及び引算器33を経て、加圧力調節装置34に導入して
前記ミルローラ油圧装置27による加圧力を制御するよ
うにしている。
【0019】前記基本加圧力制御指令30は、設定され
た一定値か、或いは給炭量指令29の増加によって加圧
力を増加させるようにプログラムされた変化値によって
いる。
た一定値か、或いは給炭量指令29の増加によって加圧
力を増加させるようにプログラムされた変化値によって
いる。
【0020】更に、ミルケーシング1内部の上部所要位
置と粉砕テーブル4に近い下部位置との2点間の差圧を
検出する差圧計35を配設し、該差圧計35で検出した
ミル差圧36を係数演算装置37に導入してミル出炭特
性判定係数αを求め、更に該ミル出炭特性判定係数αを
関数発生器38に入れて修正バイアス39を求め、該修
正バイアス39を前記加算器32に入れて基本加圧力制
御指令30の修正を行うようにしている。
置と粉砕テーブル4に近い下部位置との2点間の差圧を
検出する差圧計35を配設し、該差圧計35で検出した
ミル差圧36を係数演算装置37に導入してミル出炭特
性判定係数αを求め、更に該ミル出炭特性判定係数αを
関数発生器38に入れて修正バイアス39を求め、該修
正バイアス39を前記加算器32に入れて基本加圧力制
御指令30の修正を行うようにしている。
【0021】また、前記引算器33には、ミルローラ荷
重40が入力されて、加算器32からの基本加圧力制御
指令30からミルローラ荷重40を引算することによ
り、ミルローラ荷重40を含まないミルローラ油圧装置
27の押圧によって与えられる加圧力のみが加圧力調節
装置34に入力されるようになっている。
重40が入力されて、加算器32からの基本加圧力制御
指令30からミルローラ荷重40を引算することによ
り、ミルローラ荷重40を含まないミルローラ油圧装置
27の押圧によって与えられる加圧力のみが加圧力調節
装置34に入力されるようになっている。
【0022】上記実施例の作用を説明する。
【0023】竪型ミルに用いる石炭原料の性状から平均
的な炭種を選んで基準炭(調整炭)とし、該基準炭を粉
砕テーブル4上に供給して、一定値或いは変化値による
基本加圧力制御指令30によってミルローラ7を加圧し
て微粉化する。
的な炭種を選んで基準炭(調整炭)とし、該基準炭を粉
砕テーブル4上に供給して、一定値或いは変化値による
基本加圧力制御指令30によってミルローラ7を加圧し
て微粉化する。
【0024】この時、基準炭の給炭量を変化させて、そ
の時のミルケーシング1内上下部の差圧の変化を差圧計
35にて検出する作業を複数行って、図2に示す基準炭
出炭特性41を予め求めておく。
の時のミルケーシング1内上下部の差圧の変化を差圧計
35にて検出する作業を複数行って、図2に示す基準炭
出炭特性41を予め求めておく。
【0025】続いて、竪型ミルを作動して目的場所に微
粉炭を供給する稼働時に、差圧計35により新たにミル
ケーシング1内上下部の差圧を検出し、この検出したミ
ル差圧36(ΔP1)を係数演算装置37に入れて、予
め求めておいた基準炭出炭特性41における同一給炭量
でのミル差圧ΔP2と比較してミル出炭特性判定係数α
を求める。
粉炭を供給する稼働時に、差圧計35により新たにミル
ケーシング1内上下部の差圧を検出し、この検出したミ
ル差圧36(ΔP1)を係数演算装置37に入れて、予
め求めておいた基準炭出炭特性41における同一給炭量
でのミル差圧ΔP2と比較してミル出炭特性判定係数α
を求める。
【0026】
【数1】 ミル出炭特性判定係数α=ΔP1/ΔP2 …式(I)
【0027】新たに検出したミル差圧36が基準炭出炭
特性41より大きくなると、αは1以上の数値となって
関数発生器38に入れられる。
特性41より大きくなると、αは1以上の数値となって
関数発生器38に入れられる。
【0028】関数発生器38は、前記ミル出炭特性判定
係数αが1の時は出力が零であり、ミル出炭特性判定係
数αが1より大きくなるとその大きさに応じた修正バイ
アス39を加算器32に出して、前記基本加圧力制御指
令30に加算する。また、前記修正バイアス39は上限
値が設定されていて、ミルローラ7の加圧力が過度に増
加されるのを防止するようになっている。
係数αが1の時は出力が零であり、ミル出炭特性判定係
数αが1より大きくなるとその大きさに応じた修正バイ
アス39を加算器32に出して、前記基本加圧力制御指
令30に加算する。また、前記修正バイアス39は上限
値が設定されていて、ミルローラ7の加圧力が過度に増
加されるのを防止するようになっている。
【0029】ミル差圧とミルローラ加圧力とは図3のよ
うな関係があり、ミルローラ加圧力を増加するとミル差
圧を低下、即ちミル内部循環量を減少させることができ
るので、前記基本加圧力制御指令30に修正バイアス3
9を加えることにより、加圧力調節装置34を介してミ
ルローラ油圧装置27が作動されてミルローラ7の加圧
力が増加される。
うな関係があり、ミルローラ加圧力を増加するとミル差
圧を低下、即ちミル内部循環量を減少させることができ
るので、前記基本加圧力制御指令30に修正バイアス3
9を加えることにより、加圧力調節装置34を介してミ
ルローラ油圧装置27が作動されてミルローラ7の加圧
力が増加される。
【0030】ミルローラ7の加圧力が増加すると、粉砕
性の悪い石炭原料6も微粉砕されるようになり、よって
竪型ミルから出炭され易くなり、従ってミル内部循環量
が減少して出炭特性が向上される。
性の悪い石炭原料6も微粉砕されるようになり、よって
竪型ミルから出炭され易くなり、従ってミル内部循環量
が減少して出炭特性が向上される。
【0031】また、前記関数発生器38からの修正バイ
アス39は、竪型ミルの停止によりリセットされるよう
になっており、竪型ミルはボイラ負荷変動等によって起
動停止を繰り返すので、前記修正バイアス39が上限値
まで蓄積されるようなことは殆ど生じない。
アス39は、竪型ミルの停止によりリセットされるよう
になっており、竪型ミルはボイラ負荷変動等によって起
動停止を繰り返すので、前記修正バイアス39が上限値
まで蓄積されるようなことは殆ど生じない。
【0032】図4は請求項2の発明を実施する装置の一
実施例を示したもので、竪型ミルの微粉炭取出し管23
から出炭される微粉炭の微粉度を任意に変えられるよう
に、図5に示した一定回転数で回転する定回転分級機2
2に替えて、可変速型回転分級機42を備え、該可変速
型回転分級機42に回転速度制御装置43を接続する。
実施例を示したもので、竪型ミルの微粉炭取出し管23
から出炭される微粉炭の微粉度を任意に変えられるよう
に、図5に示した一定回転数で回転する定回転分級機2
2に替えて、可変速型回転分級機42を備え、該可変速
型回転分級機42に回転速度制御装置43を接続する。
【0033】回転速度制御装置43は、給炭量指令29
に基づいて基本回転数制御指令44を出す関数発生器4
5を備えており、更に前記基本回転数制御指令44が加
算器46を介して可変速型回転分級機42のモータ21
に入れられている。
に基づいて基本回転数制御指令44を出す関数発生器4
5を備えており、更に前記基本回転数制御指令44が加
算器46を介して可変速型回転分級機42のモータ21
に入れられている。
【0034】更に、ミルケーシング1内の上下部の差圧
を検出する差圧計35からのミル差圧36を係数演算装
置47に導入してミル出炭特性判定係数αを求め、更に
該ミル出炭特性判定係数αを関数発生器48に入れての
修正バイアス49を求め、該修正バイアス49を前記加
算器46に入れて基本回転数制御指令44の修正を行う
ようにしている。この場合、修正バイアス49は、負
(マイナス)の値となっている。
を検出する差圧計35からのミル差圧36を係数演算装
置47に導入してミル出炭特性判定係数αを求め、更に
該ミル出炭特性判定係数αを関数発生器48に入れての
修正バイアス49を求め、該修正バイアス49を前記加
算器46に入れて基本回転数制御指令44の修正を行う
ようにしている。この場合、修正バイアス49は、負
(マイナス)の値となっている。
【0035】上記実施例の作用を説明する。
【0036】前記実施例と同様に、竪型ミルに用いる石
炭原料の性状から平均的な炭種を選んで基準炭(調整
炭)とし、該基準炭を粉砕テーブル4上に供給して、所
定の加圧力によるミルローラ7の加圧により微粉化を行
う。
炭原料の性状から平均的な炭種を選んで基準炭(調整
炭)とし、該基準炭を粉砕テーブル4上に供給して、所
定の加圧力によるミルローラ7の加圧により微粉化を行
う。
【0037】この時、基準炭の給炭量を変化させて、そ
の時のミルケーシング1内上下部の差圧の変化を差圧計
35にて検出する作業を複数行って、図2に示す基準炭
出炭特性41を予め求めておく。
の時のミルケーシング1内上下部の差圧の変化を差圧計
35にて検出する作業を複数行って、図2に示す基準炭
出炭特性41を予め求めておく。
【0038】続いて、竪型ミルを作動して目的場所に微
粉炭を供給する稼働時に、差圧計35により新たにミル
ケーシング1内上下部の差圧を検出し、この検出したミ
ル差圧36(ΔP1)を係数演算装置47に入れて、予
め求めておいた基準炭出炭特性41における同一給炭量
でのミル差圧ΔP2と比較して前記式(I)によりミル
出炭特性判定係数αを求める。
粉炭を供給する稼働時に、差圧計35により新たにミル
ケーシング1内上下部の差圧を検出し、この検出したミ
ル差圧36(ΔP1)を係数演算装置47に入れて、予
め求めておいた基準炭出炭特性41における同一給炭量
でのミル差圧ΔP2と比較して前記式(I)によりミル
出炭特性判定係数αを求める。
【0039】新たに検出したミル差圧36が基準炭出炭
特性41より大きくなると、αは1以上の数値となって
関数発生器48に入れられる。
特性41より大きくなると、αは1以上の数値となって
関数発生器48に入れられる。
【0040】関数発生器48は、前記ミル出炭特性判定
係数αが1の時は出力が零であり、ミル出炭特性判定係
数αが1より大きくなるとその大きさに応じた負(マイ
ナス)の修正バイアス49を加算器46に出して、前記
基本回転数制御指令44に加算する。また、前記修正バ
イアス49は下限値が設定されており、可変速型回転分
級機42の回転数が過度に低下されるのを防止するよう
にしている。
係数αが1の時は出力が零であり、ミル出炭特性判定係
数αが1より大きくなるとその大きさに応じた負(マイ
ナス)の修正バイアス49を加算器46に出して、前記
基本回転数制御指令44に加算する。また、前記修正バ
イアス49は下限値が設定されており、可変速型回転分
級機42の回転数が過度に低下されるのを防止するよう
にしている。
【0041】これにより、可変速型回転分級機42の回
転数が減少され、竪型ミル内を循環している微粉炭が可
変速型回転分級機42を通過して出炭され易くなり、従
ってミル内部循環量が減少し、出炭特性が向上される。
転数が減少され、竪型ミル内を循環している微粉炭が可
変速型回転分級機42を通過して出炭され易くなり、従
ってミル内部循環量が減少し、出炭特性が向上される。
【0042】尚、本発明は前記実施例にのみ限定される
ものではなく、ミルローラ油圧装置及び可変速型回転分
級機等の構成は種々のものが採用できること、その他本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
ものではなく、ミルローラ油圧装置及び可変速型回転分
級機等の構成は種々のものが採用できること、その他本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明では、竪型ミルの稼働時
にミル差圧を検出し、予め求めておいた基準炭出炭特性
と同一給炭量でのミル差圧が大きくなった時に、ミルロ
ーラの加圧力を増加するようにしたので、粉砕性の悪い
石炭原料が大きな加圧力によって微粉砕されて出炭され
易くなり、従ってミル内部循環量が減少して、出炭特性
が向上される。
にミル差圧を検出し、予め求めておいた基準炭出炭特性
と同一給炭量でのミル差圧が大きくなった時に、ミルロ
ーラの加圧力を増加するようにしたので、粉砕性の悪い
石炭原料が大きな加圧力によって微粉砕されて出炭され
易くなり、従ってミル内部循環量が減少して、出炭特性
が向上される。
【0044】請求項2の発明では、竪型ミルの稼働時に
ミル差圧を検出し、予め求めておいた基準炭出炭特性と
同一給炭量でのミル差圧が大きくなった時に、可変速型
回転分級機の回転数を減少するようにしたので、循環し
ている微粉炭が可変速型回転分級機を通過して出炭され
易くなり、従ってミル内部循環量が減少して、出炭特性
が向上される。
ミル差圧を検出し、予め求めておいた基準炭出炭特性と
同一給炭量でのミル差圧が大きくなった時に、可変速型
回転分級機の回転数を減少するようにしたので、循環し
ている微粉炭が可変速型回転分級機を通過して出炭され
易くなり、従ってミル内部循環量が減少して、出炭特性
が向上される。
【図1】請求項1の発明の一実施例を示す切断正面図で
ある。
ある。
【図2】ミル差圧と給炭量指令との関係及び基準炭出炭
特性を示すグラフである。
特性を示すグラフである。
【図3】ミル差圧とミルローラ加圧力との関係を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図4】請求項2の発明の一実施例を示す切断正面図で
ある。
ある。
【図5】従来の竪型ミルの一例を示す切断正面図であ
る。
る。
4 粉砕テーブル 6 石炭原料 7 ミルローラ 30 基本加圧力制御指令(基本加圧力) 36 ミル差圧 41 基準炭出炭特性 42 可変速型回転分級機 44 基本回転数制御指令(基本回転数)
Claims (2)
- 【請求項1】 竪型ミルの粉砕テーブルに基準炭を供給
してミルローラを基本加圧力で加圧しながら微粉化する
際、給炭量を変化させた時のミル内上下部の差圧の変化
を検出して基準炭出炭特性を予め求めておき、竪型ミル
の稼働時、前記基準炭出炭特性と同一給炭量でのミル差
圧が大きくなった時に前記ミルローラの加圧力を増加し
て石炭原料の微粉度を高めることによりミル内部循環量
を減少させて出炭特性の悪化を防止することを特徴とす
る竪型ミルの出炭特性修正制御方法。 - 【請求項2】 竪型ミルの粉砕テーブルに基準炭を供給
してミルローラの加圧力で微粉化し、微粉化した微粉炭
を基本回転数で回転する可変速型回転分級機を介して取
出す際、給炭量を変化した時のミル内上下部の差圧の変
化を検出して基準炭出炭特性を予め求めておき、竪型ミ
ルの稼働時、前記基準炭出炭特性と同一給炭量でのミル
差圧が大きくなった時に前記可変速型回転分級機の回転
数を低下させて通過性を高めることによりミル内部循環
量を減少させて出炭特性の悪化を防止することを特徴と
する竪型ミルの出炭特性修正制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1181794A JPH07213936A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 竪型ミルの出炭特性修正制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1181794A JPH07213936A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 竪型ミルの出炭特性修正制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07213936A true JPH07213936A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11788353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1181794A Pending JPH07213936A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 竪型ミルの出炭特性修正制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07213936A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104549653A (zh) * | 2013-10-23 | 2015-04-29 | 上海重型机器厂有限公司 | 磨煤机 |
-
1994
- 1994-02-03 JP JP1181794A patent/JPH07213936A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104549653A (zh) * | 2013-10-23 | 2015-04-29 | 上海重型机器厂有限公司 | 磨煤机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101945707B (zh) | 煤粉碎装置的控制装置 | |
| JP2011506085A (ja) | 粉砕機のための制御システム及び粉砕機を運転するための方法 | |
| WO2017134856A1 (ja) | 固体燃料粉砕装置およびその制御方法 | |
| JP2744019B2 (ja) | 竪型ミルの制御装置 | |
| JP2003334460A (ja) | 石炭木屑混合粉砕装置の運転方法 | |
| JPH09173882A (ja) | 竪型ミル | |
| EP0636417B1 (en) | Coal pulverizer associated with a rotary classifier and method for operating the same | |
| JPH07213936A (ja) | 竪型ミルの出炭特性修正制御方法 | |
| EP3595816B1 (en) | System and method for adjusting a material bed depth in a pulverizer mill | |
| JPH05237412A (ja) | 石炭焚ボイラ用粉砕ミルの運転方法 | |
| JPH04145957A (ja) | 微粉炭機 | |
| JPH0584447A (ja) | 竪型粉砕機 | |
| JPH1110025A (ja) | ミル出炭量制御方法及び装置 | |
| JPH0438464B2 (ja) | ||
| JP3681458B2 (ja) | ローラミルの加圧力制御方法 | |
| JPH08108082A (ja) | 粉砕機 | |
| JPH08112538A (ja) | ミルローラの圧下力制御方法及び装置 | |
| JP7151512B2 (ja) | 竪型粉砕機及びその運転方法 | |
| JP2010115625A (ja) | 竪型ミルに於ける粉砕層の厚み制御方法及び竪型ミル | |
| JP2000227216A (ja) | 竪型ミル制御方法及び装置 | |
| JP3236043B2 (ja) | 竪型ローラミルおよびこれを用いた粉砕方法 | |
| JP2681854B2 (ja) | 粉砕設備 | |
| JP2878369B2 (ja) | 堅型粉砕機 | |
| JPH0584448A (ja) | 竪型粉砕機 | |
| JP2681853B2 (ja) | 粉砕設備 |