JPH07214193A - プレス機械の精密せん断金型 - Google Patents

プレス機械の精密せん断金型

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JPH07214193A
JPH07214193A JP1113994A JP1113994A JPH07214193A JP H07214193 A JPH07214193 A JP H07214193A JP 1113994 A JP1113994 A JP 1113994A JP 1113994 A JP1113994 A JP 1113994A JP H07214193 A JPH07214193 A JP H07214193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
press machine
shearing
edge
cutting edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1113994A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Iijima
信芳 飯嶋
Shuichi Ishiguro
修一 石黒
Yasuaki Saito
安明 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IIJIMA SEIMITSU KOGYO KK
Original Assignee
IIJIMA SEIMITSU KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by IIJIMA SEIMITSU KOGYO KK filed Critical IIJIMA SEIMITSU KOGYO KK
Priority to JP1113994A priority Critical patent/JPH07214193A/ja
Publication of JPH07214193A publication Critical patent/JPH07214193A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンチの刃先を適切に設定することにより、
特別な手段を採用することなくせん断加工における破断
面の発生を最小限に低減できるプレス機械の精密せん断
金型の提供。 【構成】 プレス機械に装着され、板材を上下のパンチ
3、21およびダイス4、22の組合せからなる金型
1、2の刃先23、32、42でせん断破断させて打ち
抜くためのプレス機械の精密せん断金型において、前記
上下のパンチ3またはダイスのいずれか一方の切刃31
は、曲率半径0.2〜0.3mmの曲率を有する刃先3
2と、傾斜角5〜15度の傾斜角θで前記刃先32から
0.3〜1.0mmの巾Hに設けられた刃面33とから
なることを特徴とする。前記刃面33は、巾Hが0.5
〜0.7mm、傾斜角θが7〜10度であることが望ま
しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、精密せん断加工のた
めのプレス機械のパンチおよびダイスの組合せからなる
金型に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス機械で精密せん断加工を行う場合
には、加工品の切口面に発生するだれ、破断面、かえり
をなくすため、加工する板材の周囲を押さえ、せん断輪
郭部に高い圧縮力を作用させながら打ち抜く方法や、突
起付きダイスを用いて板厚の約75%をせん断した後、
ノックアウト工具で切断する方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来の精密せ
ん断加工方法では、加工する板材の周囲を押さえるため
材料の歩留りが悪く、せん断抵抗力が増大するため所要
せん断荷重が大きくなるとともに、所要仕事量が増大し
たり工具の数が増大するため加工効率が低いなどの欠点
があった。この発明の目的は、パンチの刃先を適切に設
定することにより、特別な手段を採用することなくせん
断加工における破断面の発生を最小限に低減できるプレ
ス機械の精密せん断金型の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、プレス機械に
装着され、板材を上下のパンチおよびダイスの組合せか
らなる工具の刃先でせん断破断させて打ち抜くためのプ
レス機械の精密せん断金型において、前記上下のパンチ
またはダイスのいずれか一方の切刃は、曲率半径0.2
〜0.3mmの曲率を有する刃先と、傾斜角5〜15度
の傾斜角で前記刃先から0.3〜1.0mmの巾に設け
られた刃面とからなることを特徴とする。請求項2に記
載の発明では、前記刃面の巾を0.5〜0.7mmと
し、傾斜角を7〜10度に設定した。
【0005】
【発明の作用・効果】この発明のプレス機械の精密せん
断金型では、パンチとダイス間のクリアランスがせん断
の当初において大きいため、せん断荷重は小さくてよ
く、この状態でクラックが発生する。パンチとダイス間
のクリアランスが小さくなると、せん断抵抗力が増大す
るため所要せん断荷重が大きくなるが、一旦クラックが
発生すると応力集中により小さいせん断力で切断が進行
できる。せん断面はパンチなど金型のテーパー状の刃面
およびその上位面により二次剪断される。この結果、せ
ん断面には破断面が少なく、プレス成形品の精度および
品質が向上できる。
【0006】
【実施例】本発明を図1〜図5に基づいて説明する。図
1はプレス機械の打ち抜き作業(ブランキング)金型を
示し、上側金型1および下側金型2からなる。上側金型
1は、内径抜きパンチ3、および該内径抜きパンチ3の
外周に同軸配置された外径抜きダイス4からなる。下側
金型2は筒状を呈する内外径打ち抜きパンチとなってお
り、パンチ3とダイス4との環状隙間に嵌まり込むよう
に下方に設置され、外周が外径抜きパンチ21、内周が
内径抜きダイス22となっている。
【0007】内径抜きパンチ3の下端外周は切刃31と
なっており、切刃31は刃先32と該刃先32に連なる
テーパー状の刃面33とからなる。刃先32には曲率半
径R=0.25mmの曲率が付けられており、刃面33
は、傾斜角θ=10度で巾H=0.6mmに設定されて
いる。外径抜きダイス4の下端内周は、切刃41となっ
ており、切刃41は刃先42と該刃先42に連なるテー
パー状の刃面43とからなる。刃先42には曲率半径R
=0.25mmの曲率が付けられており、刃面43は、
傾斜角θ=10度で巾H=0.6mmに設定されてい
る。外径抜きパンチ21および内径抜きダイス22は、
いずれも通常の直角に設定されている。
【0008】図2および図4に示す如く、上側金型1の
内径抜きパンチ3と外径抜きダイス4との間の環状隙間
には、ノックアウトピン11に連結されたプレッシャー
リング12が相対変位自在に嵌め込まれている。また、
下側金型2の外周には、スプリング24によって支持さ
れたストリッパー25が取り付けられている。
【0009】図3に示す如く金属板(ワーク)5をプレ
スして円環状に打ち抜く作業において、上側金型1は降
下して金属板5に当接し、刃先32、42を刃先23と
が材料に食い込んでいく。せん断応力は、刃先32、4
2と刃先23とのクリアランスが当初は広いため小さい
せん断荷重で切断が行われ、刃先が食い込むにつれて金
型の側面からの側圧力が増し刃先部分から図3に示すク
ラック6、7が入る。クラック6、7が入ると応力集中
により小さい力でクラック6、7が成長し、せん断荷重
は減少する。上下両方のクラック6、7がであうと図4
に示すごとく切断作業が終了して図5に示す円環板状の
プレス成形品8が成形される。
【0010】このせん断過程において、クラック6、7
は相手の刃先のほうに向いて発生しおり、この発明の如
く刃先32、42と刃先23とのクリアランスが漸減す
る場合は上側のクラック6は傾斜方向から垂直方向に幾
分偏向する。これと同時に刃先32、42による切断加
工中のワークの切断面への側圧力が漸増する。この結
果、金型の側面でワークのせん断面はバニシ加工され、
打ち抜かれるプレス成形品8のせん断面81、82は光
沢のあるきれいなせん断面となり、破断面の発生は防止
される。
【0011】この発明では、上記曲率半径Rを0.2m
m≦R≦0.3mm、傾斜角θを5度≦θ≦15度、巾
Hを0.3mm≦H≦1.0mmに設定している。各数
値限定は、下限以下では、クリアランスが狭すぎて、こ
の発明の効果であるせん断荷重の低減効果が得られず、
上限以上では、クリアランスが大きいためせん断面の破
断面の低減が不充分となる理由による。なお、刃面43
は、傾斜角θが7〜10度であり、巾Hは0.5〜0.
7mmに設定するとこの発明の効果が最も良く達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプレス機械の精密せん断金型の拡大
図である。
【図2】プレス機械による打ち抜き加工の工程図であ
る。
【図3】プレス機械による打ち抜き加工中のワークの拡
大断面図である。
【図4】プレス機械による打ち抜き加工の工程図であ
る。
【図5】プレス成形品の斜視図である。
【符号の説明】
1 上側金型 2 下側金型 3 内径抜きパンチ 4 外径抜きダイス 5 金属板 6、7 クラック 8 プレス成形品 21 外径抜きパンチ 22 内径抜きダイス 23、32、42 刃先 31、41 切刃 33、43 刃面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機械に装着され、板材を上下のパ
    ンチおよびダイスの組合せからなる工具の刃先でせん断
    破断させて打ち抜くためのプレス機械の精密せん断金型
    において、 前記上下のパンチまたはダイスのいずれか一方の切刃
    は、曲率半径0.2〜0.3mmの曲率を有する刃先
    と、傾斜角5〜15度の傾斜角で前記刃先から0.3〜
    1.0mmの巾に設けられた刃面とからなることを特徴
    とするプレス機械の精密せん断金型。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記刃面は、傾斜角
    が7〜10度であり、巾が0.5〜0.7mmであるこ
    とを特徴とするプレス機械の精密せん断金型。
JP1113994A 1994-02-02 1994-02-02 プレス機械の精密せん断金型 Pending JPH07214193A (ja)

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