JPH07214339A - 溶接ガン - Google Patents
溶接ガンInfo
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- JPH07214339A JPH07214339A JP6009872A JP987294A JPH07214339A JP H07214339 A JPH07214339 A JP H07214339A JP 6009872 A JP6009872 A JP 6009872A JP 987294 A JP987294 A JP 987294A JP H07214339 A JPH07214339 A JP H07214339A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Resistance Welding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電極チップが変位を開始して被溶接部材に当接
するまでの時間を短縮することにより効率的な溶接作業
を遂行することができるとともに、前記電極チップを緩
やかに被溶接部材に当接させること。 【構成】モータ26の駆動作用下にボールねじ56を介
して電極チップ18bを被溶接部材62に向かって変位
させ、前記電極チップ18bが被溶接部材62に当接し
た際、圧力流体の導入作用下に被溶接部材62を加圧す
るサーボシリンダ機構16と、シリンダ14に対する圧
縮空気の供給量を制御する比例電磁式圧力制御弁34
と、前記モータ26の回転量を検出するエンコーダ28
と、前記エンコーダ28から導出される検出信号に基づ
いて電極チップ18bの変位速度を制御するコントロー
ラ30とを備える。
するまでの時間を短縮することにより効率的な溶接作業
を遂行することができるとともに、前記電極チップを緩
やかに被溶接部材に当接させること。 【構成】モータ26の駆動作用下にボールねじ56を介
して電極チップ18bを被溶接部材62に向かって変位
させ、前記電極チップ18bが被溶接部材62に当接し
た際、圧力流体の導入作用下に被溶接部材62を加圧す
るサーボシリンダ機構16と、シリンダ14に対する圧
縮空気の供給量を制御する比例電磁式圧力制御弁34
と、前記モータ26の回転量を検出するエンコーダ28
と、前記エンコーダ28から導出される検出信号に基づ
いて電極チップ18bの変位速度を制御するコントロー
ラ30とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接ガンに関し、一層
詳細には溶接ガンの電極チップの変位動作を制御するこ
とにより、効率的な溶接作業を遂行することが可能な溶
接ガンに関する。
詳細には溶接ガンの電極チップの変位動作を制御するこ
とにより、効率的な溶接作業を遂行することが可能な溶
接ガンに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、抵抗溶接機では溶接ガンの一対
の電極チップ間に被溶接部材を介装し、前記一対の電極
チップに電流を通電するとともに、加圧シリンダの変位
作用下に前記被溶接部材を加圧することにより、点溶接
を行っている。この場合、前記電極チップの一方または
双方は、空気圧シリンダ等のアクチュエータによって変
位自在に設けられている。前記抵抗溶接機にはタイマが
設けられ、前記タイマによって電流の通電時間並びに波
形の位相を制御することにより、被溶接部材に供給され
る通電電流量を制御している。
の電極チップ間に被溶接部材を介装し、前記一対の電極
チップに電流を通電するとともに、加圧シリンダの変位
作用下に前記被溶接部材を加圧することにより、点溶接
を行っている。この場合、前記電極チップの一方または
双方は、空気圧シリンダ等のアクチュエータによって変
位自在に設けられている。前記抵抗溶接機にはタイマが
設けられ、前記タイマによって電流の通電時間並びに波
形の位相を制御することにより、被溶接部材に供給され
る通電電流量を制御している。
【0003】ここで、前記抵抗溶接機を用いて点溶接を
行う場合の電極チップの変位量と時間との関係を図6に
示す。図6から容易に諒解されるように、電極チップが
互いに接近する方向に変位量が増加するのに伴い、前記
電極チップは時間t1 の間、被溶接部材側に向かって高
速で変位し、続いて、前記電極チップが時間t2 の間、
低速で変位し、前記電極チップが被溶接部材に当接した
後の時間t3 の間、前記被溶接部材を加圧する。この場
合、前記時間t1 〜t3 は、予めタイマによって設定さ
れる。
行う場合の電極チップの変位量と時間との関係を図6に
示す。図6から容易に諒解されるように、電極チップが
互いに接近する方向に変位量が増加するのに伴い、前記
電極チップは時間t1 の間、被溶接部材側に向かって高
速で変位し、続いて、前記電極チップが時間t2 の間、
低速で変位し、前記電極チップが被溶接部材に当接した
後の時間t3 の間、前記被溶接部材を加圧する。この場
合、前記時間t1 〜t3 は、予めタイマによって設定さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の抵抗溶接機に係
る溶接ガンでは、予めタイマによって電極チップの変位
量に対する時間t1 〜t3 が設定され、前記設定時間に
対応して空気圧シリンダの変位作用下に電極チップが変
位する。この場合、前記空気圧シリンダは、例えば、圧
縮空気等の流体圧力によって駆動され変位動作にばらつ
きが発生することから、前記時間t1 〜t3 の合計時間
t4 を予め余裕を持って設定しなければならないととも
に、前記電極チップが摩耗することによって低速で変位
する時間t 2 が延長される。従って、電極チップが変位
を開始して被溶接部材に当接するまでの時間を短縮する
ことが困難となり、溶接作業の効率化を図ることができ
ないという不都合がある。
る溶接ガンでは、予めタイマによって電極チップの変位
量に対する時間t1 〜t3 が設定され、前記設定時間に
対応して空気圧シリンダの変位作用下に電極チップが変
位する。この場合、前記空気圧シリンダは、例えば、圧
縮空気等の流体圧力によって駆動され変位動作にばらつ
きが発生することから、前記時間t1 〜t3 の合計時間
t4 を予め余裕を持って設定しなければならないととも
に、前記電極チップが摩耗することによって低速で変位
する時間t 2 が延長される。従って、電極チップが変位
を開始して被溶接部材に当接するまでの時間を短縮する
ことが困難となり、溶接作業の効率化を図ることができ
ないという不都合がある。
【0005】また、被溶接部材および電極チップの変形
または損傷を防止するとともに前記被溶接部材と電極チ
ップの衝突音を除去するためには、電極チップを被溶接
部材に緩やかに当接させることが必要である。この場
合、空気圧シリンダにおけるピストンの移動速度を緩や
かにするために、前記電極チップが低速で変位する時間
t2 を延長しなければならず、結局、溶接時間を短縮す
ることができないという不都合がある。
または損傷を防止するとともに前記被溶接部材と電極チ
ップの衝突音を除去するためには、電極チップを被溶接
部材に緩やかに当接させることが必要である。この場
合、空気圧シリンダにおけるピストンの移動速度を緩や
かにするために、前記電極チップが低速で変位する時間
t2 を延長しなければならず、結局、溶接時間を短縮す
ることができないという不都合がある。
【0006】さらに、従来では、前記電極チップが摩耗
して交換時期にあることを作業者が視認することにより
行っており、非常に煩雑である。
して交換時期にあることを作業者が視認することにより
行っており、非常に煩雑である。
【0007】本発明は、前記の各種不都合を克服するた
めになされたものであって、電極チップが変位を開始し
て被溶接部材に当接するまでの時間を短縮することによ
り効率的な溶接作業を遂行することができるとともに、
前記電極チップを緩やかに被溶接部材に当接させること
が可能な溶接ガンを提供することを目的とする。
めになされたものであって、電極チップが変位を開始し
て被溶接部材に当接するまでの時間を短縮することによ
り効率的な溶接作業を遂行することができるとともに、
前記電極チップを緩やかに被溶接部材に当接させること
が可能な溶接ガンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、一対の電極チップ間に被溶接部材が介
装され、前記一対の電極チップに通電するとともに加圧
して溶接する溶接ガンにおいて、回転駆動源の駆動作用
下に駆動力伝達手段を介して前記一対の電極チップの一
方または両方を被溶接部材に向かって変位させ、前記一
対の電極チップの一方または両方が被溶接部材に当接し
た際、圧力流体の導入作用下に被溶接部材を加圧する変
位手段と、前記変位手段に接続され、該変位手段の加圧
量を制御する制御弁と、前記電極チップの変位量を検出
する検出手段と、前記検出手段から導出された検出信号
に基づいて電極チップの変位速度を制御する制御手段
と、を備えることを特徴とする。
めに、本発明は、一対の電極チップ間に被溶接部材が介
装され、前記一対の電極チップに通電するとともに加圧
して溶接する溶接ガンにおいて、回転駆動源の駆動作用
下に駆動力伝達手段を介して前記一対の電極チップの一
方または両方を被溶接部材に向かって変位させ、前記一
対の電極チップの一方または両方が被溶接部材に当接し
た際、圧力流体の導入作用下に被溶接部材を加圧する変
位手段と、前記変位手段に接続され、該変位手段の加圧
量を制御する制御弁と、前記電極チップの変位量を検出
する検出手段と、前記検出手段から導出された検出信号
に基づいて電極チップの変位速度を制御する制御手段
と、を備えることを特徴とする。
【0009】この場合、前記変位手段はサーボシリンダ
機構からなり、前記サーボシリンダ機構は、シリンダ
と、圧力流体をシリンダ室に供給することによって前記
シリンダ室内を往復動作するピストンと、端部に電極チ
ップが連結され前記ピストンに係合するピストンロッド
と、回転駆動源の駆動力をピストンロッドの直線運動に
変換するボールねじとを含むと好適である。
機構からなり、前記サーボシリンダ機構は、シリンダ
と、圧力流体をシリンダ室に供給することによって前記
シリンダ室内を往復動作するピストンと、端部に電極チ
ップが連結され前記ピストンに係合するピストンロッド
と、回転駆動源の駆動力をピストンロッドの直線運動に
変換するボールねじとを含むと好適である。
【0010】また、前記シリンダにはシリンダ室に連通
する一対の圧縮空気入出力ポートが画成され、前記一対
の圧縮空気入出力ポートの夫々またはいずれか一方に比
例電磁式制御弁が接続されると好適である。
する一対の圧縮空気入出力ポートが画成され、前記一対
の圧縮空気入出力ポートの夫々またはいずれか一方に比
例電磁式制御弁が接続されると好適である。
【0011】さらに、前記シリンダは狭小に画成された
シリンダ室を有し、前記シリンダ室にはばね部材に係止
された環状部材が設けられ、前記環状部材は、ピストン
の変位作用下に該ピストンに画成された環状溝に嵌着さ
れると好適である。
シリンダ室を有し、前記シリンダ室にはばね部材に係止
された環状部材が設けられ、前記環状部材は、ピストン
の変位作用下に該ピストンに画成された環状溝に嵌着さ
れると好適である。
【0012】この場合、回転駆動源を電動モータまたは
エアーモータにしておくとさらに好適である。
エアーモータにしておくとさらに好適である。
【0013】
【作用】上記の本発明に係る溶接ガンでは、変位手段が
回転駆動源の駆動作用下に駆動力伝達手段を介して一対
の電極チップの一方または両方を被溶接部材に向かって
変位させる。その際、制御手段は、回転駆動源の回転量
に基づいて電極チップの変位量を検出する検出手段から
の検出信号に基づいて電極チップの変位速度を制御す
る。例えば、電極チップの変位開始時において変位速度
を高速とし、前記電極チップが被溶接部材に当接する直
前の任意に設定された位置において変位速度を高速から
低速に切り換えて制御する。
回転駆動源の駆動作用下に駆動力伝達手段を介して一対
の電極チップの一方または両方を被溶接部材に向かって
変位させる。その際、制御手段は、回転駆動源の回転量
に基づいて電極チップの変位量を検出する検出手段から
の検出信号に基づいて電極チップの変位速度を制御す
る。例えば、電極チップの変位開始時において変位速度
を高速とし、前記電極チップが被溶接部材に当接する直
前の任意に設定された位置において変位速度を高速から
低速に切り換えて制御する。
【0014】前記一対の電極チップの一方または両方が
被溶接部材に当接した際、一対の電極チップが通電され
るとともに、制御弁を介して変位手段内に導入された圧
力流体によって被溶接部材が加圧される。このようにし
て、被溶接部材が強固に溶接される。
被溶接部材に当接した際、一対の電極チップが通電され
るとともに、制御弁を介して変位手段内に導入された圧
力流体によって被溶接部材が加圧される。このようにし
て、被溶接部材が強固に溶接される。
【0015】
【実施例】次に、本発明に係る溶接ガンについて好適な
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
【0016】図1は、本発明の第1実施例に係る溶接ガ
ンの一部断面概略構成図である。
ンの一部断面概略構成図である。
【0017】この溶接ガン10は、基本的には、略L字
状の支持台12に保持されるシリンダ14を有するサー
ボシリンダ機構16と、相互に対向して配設され、被溶
接部材に当接する一対の電極チップ18a、18bとか
ら構成される。一方の電極チップ18aは、前記支持台
12の脚部20に固定され、他方の電極チップ18bは
前記シリンダ14の駆動作用下に矢印XまたはY方向に
変位自在に設けられる。なお、前記夫々の電極チップ1
8a、18bは、電極ホルダ22a、22bを介して保
持される。
状の支持台12に保持されるシリンダ14を有するサー
ボシリンダ機構16と、相互に対向して配設され、被溶
接部材に当接する一対の電極チップ18a、18bとか
ら構成される。一方の電極チップ18aは、前記支持台
12の脚部20に固定され、他方の電極チップ18bは
前記シリンダ14の駆動作用下に矢印XまたはY方向に
変位自在に設けられる。なお、前記夫々の電極チップ1
8a、18bは、電極ホルダ22a、22bを介して保
持される。
【0018】サーボシリンダ機構16は、シリンダ14
と、カップリング部材24が収容された連結カバー25
を介して前記シリンダ14に連設されるモータ26と、
前記モータ26の回転数、回転角度等を検出するエンコ
ーダ28と、前記モータ26を付勢、滅勢させるととも
にエンコーダ28からの検出信号が導入されるコントロ
ーラ30と、圧縮空気供給源32からの圧縮空気を所望
の圧力に減圧してシリンダ14に供給する比例電磁式圧
力制御弁34とを含む。前記エンコーダ28は、例え
ば、アブソリュートエンコーダでもよい。なお、前記比
例電磁式圧力制御弁34はコントローラ30に接続さ
れ、前記コントローラ30から導出される信号に比例し
てシリンダ14に供給される圧縮空気の圧力を制御す
る。
と、カップリング部材24が収容された連結カバー25
を介して前記シリンダ14に連設されるモータ26と、
前記モータ26の回転数、回転角度等を検出するエンコ
ーダ28と、前記モータ26を付勢、滅勢させるととも
にエンコーダ28からの検出信号が導入されるコントロ
ーラ30と、圧縮空気供給源32からの圧縮空気を所望
の圧力に減圧してシリンダ14に供給する比例電磁式圧
力制御弁34とを含む。前記エンコーダ28は、例え
ば、アブソリュートエンコーダでもよい。なお、前記比
例電磁式圧力制御弁34はコントローラ30に接続さ
れ、前記コントローラ30から導出される信号に比例し
てシリンダ14に供給される圧縮空気の圧力を制御す
る。
【0019】前記シリンダ14は略円筒状のシリンダチ
ューブ36を有し、前記シリンダチューブ36内に画成
されるシリンダ室38a、38bは、夫々ヘッドカバー
40およびロッドカバー42によって閉塞される。前記
シリンダ室38a、38b内には矢印XまたはY方向に
摺動変位するピストン44が設けられ、前記ピストン4
4にはその一端部が外部に露呈するピストンロッド46
が嵌着されている。前記ピストンロッド46の先端部に
は電極ホルダ22bを介して電極チップ18bが設けら
れ、さらに、ピストンロッド46に嵌合する支持プレー
ト48には、該ピストンロッド46を矢印XまたはY方
向に好適に案内するためのガイドバー50が固設され
る。前記ガイドバー50は、ロッドカバー42に固着さ
れたプレート52の孔部54を挿通することにより、案
内作用を営む。
ューブ36を有し、前記シリンダチューブ36内に画成
されるシリンダ室38a、38bは、夫々ヘッドカバー
40およびロッドカバー42によって閉塞される。前記
シリンダ室38a、38b内には矢印XまたはY方向に
摺動変位するピストン44が設けられ、前記ピストン4
4にはその一端部が外部に露呈するピストンロッド46
が嵌着されている。前記ピストンロッド46の先端部に
は電極ホルダ22bを介して電極チップ18bが設けら
れ、さらに、ピストンロッド46に嵌合する支持プレー
ト48には、該ピストンロッド46を矢印XまたはY方
向に好適に案内するためのガイドバー50が固設され
る。前記ガイドバー50は、ロッドカバー42に固着さ
れたプレート52の孔部54を挿通することにより、案
内作用を営む。
【0020】また、前記ピストンロッド46にはその軸
線方向に沿ってボールねじ56が内嵌され、前記ボール
ねじ56はカップリング部材24を介してモータ26の
駆動軸と同軸に連結される。前記ボールねじ56はモー
タ26の駆動作用下に回転し、ピストン44に画成され
た孔部に嵌着されている係合部材57に対して螺回す
る。従って、前記ボールねじ56と係合部材57との螺
回作用によってピストン44が矢印XまたはY方向に変
位する。なお、前記ヘッドカバー40にはシリンダ室3
8aに連通する圧縮空気供給ポート58が画成され、前
記圧縮空気供給ポート58に比例電磁式圧力制御弁34
が接続される。一方、ロッドカバー42にはシリンダ室
38bに連通するとともに、大気側に開放された圧縮空
気排気ポート60が画成される。
線方向に沿ってボールねじ56が内嵌され、前記ボール
ねじ56はカップリング部材24を介してモータ26の
駆動軸と同軸に連結される。前記ボールねじ56はモー
タ26の駆動作用下に回転し、ピストン44に画成され
た孔部に嵌着されている係合部材57に対して螺回す
る。従って、前記ボールねじ56と係合部材57との螺
回作用によってピストン44が矢印XまたはY方向に変
位する。なお、前記ヘッドカバー40にはシリンダ室3
8aに連通する圧縮空気供給ポート58が画成され、前
記圧縮空気供給ポート58に比例電磁式圧力制御弁34
が接続される。一方、ロッドカバー42にはシリンダ室
38bに連通するとともに、大気側に開放された圧縮空
気排気ポート60が画成される。
【0021】本発明の第1実施例に係る溶接ガン10は
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の動作並びに作用効果について説明する。
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の動作並びに作用効果について説明する。
【0022】先ず、コントローラ30から駆動信号を導
出してモータ26を駆動し、カップリング部材24を介
してモータ26の回転運動がボールねじ56に伝達され
る。前記ボールねじ56が回転することによって該ボー
ルねじ56が係合部材57に対して螺回し、ピストン4
4が矢印X方向に変位する。従って、前記ピストン44
に固着されたピストンロッド46を介して電極チップ1
8bも矢印X方向に高速で変位する(図2参照)。この
場合、前記ボールねじ56を回転駆動するモータ26の
回転量はエンコーダ28で検出され、検出信号がコント
ローラ30に導出される。コントローラ30では前記検
出信号に基づいてピストンロッド46の先端部に設けら
れた電極チップ18bの変位量を算出することによって
前記電極チップ18bの矢印X方向に対する変位位置が
検出される。なお、比例電磁式圧力制御弁34は、コン
トローラ30からの信号によって圧縮空気供給ポート5
8に対する圧縮空気の供給が停止された状態とする。
出してモータ26を駆動し、カップリング部材24を介
してモータ26の回転運動がボールねじ56に伝達され
る。前記ボールねじ56が回転することによって該ボー
ルねじ56が係合部材57に対して螺回し、ピストン4
4が矢印X方向に変位する。従って、前記ピストン44
に固着されたピストンロッド46を介して電極チップ1
8bも矢印X方向に高速で変位する(図2参照)。この
場合、前記ボールねじ56を回転駆動するモータ26の
回転量はエンコーダ28で検出され、検出信号がコント
ローラ30に導出される。コントローラ30では前記検
出信号に基づいてピストンロッド46の先端部に設けら
れた電極チップ18bの変位量を算出することによって
前記電極チップ18bの矢印X方向に対する変位位置が
検出される。なお、比例電磁式圧力制御弁34は、コン
トローラ30からの信号によって圧縮空気供給ポート5
8に対する圧縮空気の供給が停止された状態とする。
【0023】前記ピストンロッド46の変位作用下に電
極チップ18bが矢印X方向に高速で変位中、電極チッ
プ18bが被溶接部材62に接近して予め設定された所
定位置に到達した際、コントローラ30はモータ26に
信号を導出して電極チップ18bの矢印X方向に対する
変位速度を低速に切り換える(図2参照)。前記電極チ
ップ18bの変位速度が高速から低速に切り換えられる
所定位置は、予めコントローラ30に記憶され、該電極
チップ18bが被溶接部材62に当接する直前の位置
(図2中の変位量P参照)に設定される。
極チップ18bが矢印X方向に高速で変位中、電極チッ
プ18bが被溶接部材62に接近して予め設定された所
定位置に到達した際、コントローラ30はモータ26に
信号を導出して電極チップ18bの矢印X方向に対する
変位速度を低速に切り換える(図2参照)。前記電極チ
ップ18bの変位速度が高速から低速に切り換えられる
所定位置は、予めコントローラ30に記憶され、該電極
チップ18bが被溶接部材62に当接する直前の位置
(図2中の変位量P参照)に設定される。
【0024】このような低速状態で電極チップ18bが
変位して被溶接部材62に当接した際、コントローラ3
0の制御下に図示しない電流供給手段から所定の電流を
一対の電極チップ18a、18bに通電する一方、コン
トローラ30から信号を導出して比例電磁式圧力制御弁
34を付勢し、所定圧に減圧された圧縮空気を圧縮空気
供給ポート58を介してシリンダ室38aに供給し、前
記供給された圧縮空気によってピストン44が矢印X方
向に押圧される。従って、一対の電極チップ18a、1
8b間に介装された被溶接部材62に対する加圧は、モ
ータ26の駆動力と圧縮空気による流体圧力とが併用し
て付加されることによって行われる。この結果、被溶接
部材62に対する加圧時のモータ26に対する負荷を軽
減することができ、モータ26の小型化、軽量化を図る
ことが可能となる。
変位して被溶接部材62に当接した際、コントローラ3
0の制御下に図示しない電流供給手段から所定の電流を
一対の電極チップ18a、18bに通電する一方、コン
トローラ30から信号を導出して比例電磁式圧力制御弁
34を付勢し、所定圧に減圧された圧縮空気を圧縮空気
供給ポート58を介してシリンダ室38aに供給し、前
記供給された圧縮空気によってピストン44が矢印X方
向に押圧される。従って、一対の電極チップ18a、1
8b間に介装された被溶接部材62に対する加圧は、モ
ータ26の駆動力と圧縮空気による流体圧力とが併用し
て付加されることによって行われる。この結果、被溶接
部材62に対する加圧時のモータ26に対する負荷を軽
減することができ、モータ26の小型化、軽量化を図る
ことが可能となる。
【0025】なお、コントローラ30からの信号によっ
て比例電磁式圧力制御弁34からのシリンダ14に対す
る圧縮空気の圧力を制御することにより、被溶接部材6
2に対する加圧力を制御することができる。従って、従
来、溶接ガンに用いられる空気圧シリンダの内側の直径
(以下、ボアという)は、加圧力に対応して設定されて
いたのに対し、本実施例の溶接ガン10では前記加圧力
の制御を通じてシリンダ14のボアサイズの標準化を図
ることができるという利点がある。
て比例電磁式圧力制御弁34からのシリンダ14に対す
る圧縮空気の圧力を制御することにより、被溶接部材6
2に対する加圧力を制御することができる。従って、従
来、溶接ガンに用いられる空気圧シリンダの内側の直径
(以下、ボアという)は、加圧力に対応して設定されて
いたのに対し、本実施例の溶接ガン10では前記加圧力
の制御を通じてシリンダ14のボアサイズの標準化を図
ることができるという利点がある。
【0026】このようにして、一対の電極チップ18
a、18b間に介装された被溶接部材62に所定時間通
電した状態で加圧することにより、被溶接部材62、6
2間に好適な大きさからなるナゲットが形成されて被溶
接部材62、62間が強固に接合される。
a、18b間に介装された被溶接部材62に所定時間通
電した状態で加圧することにより、被溶接部材62、6
2間に好適な大きさからなるナゲットが形成されて被溶
接部材62、62間が強固に接合される。
【0027】前記溶接作業が終了した後、コントローラ
30は比例電磁式圧力制御弁34に信号を導出してシリ
ンダ室38a内の圧力を減圧して大気開放するととも
に、モータ26に信号を導出して該モータ26を反転さ
せ、電極チップ18bを矢印Y方向に変位させて所定の
位置で待機させる。
30は比例電磁式圧力制御弁34に信号を導出してシリ
ンダ室38a内の圧力を減圧して大気開放するととも
に、モータ26に信号を導出して該モータ26を反転さ
せ、電極チップ18bを矢印Y方向に変位させて所定の
位置で待機させる。
【0028】以上のように、本実施例に係る溶接ガン1
0では、電極チップ18bが変位を開始してから被溶接
部材62に当接するまでの間、該電極チップ18bはモ
ータ26の駆動力によって変位している。この場合、前
記モータ26の回転量を検出するエンコーダ28を介し
て前記電極チップ18bの位置を検出し、前記検出され
た電極チップ18bの位置に基づいて前記電極チップ1
8bが被溶接部材62に当接する直前で該電極チップ1
8bの変位速度を高速から低速に切り換えることができ
る。従って、従来技術における溶接ガンの変位量を示し
た図6と比較して、電極チップ18bの変位速度の高速
領域を拡大し(時間t1 と時間t5 との比較)、低速領
域を縮小することにより(時間t2 と時間t6 との比
較)、該電極チップ18bが変位を開始してから被溶接
部材62に当接するまでの時間を短縮することが可能と
なる(時間t4 と時間t8 との比較)。この結果、溶接
作業の効率を向上させることができる。
0では、電極チップ18bが変位を開始してから被溶接
部材62に当接するまでの間、該電極チップ18bはモ
ータ26の駆動力によって変位している。この場合、前
記モータ26の回転量を検出するエンコーダ28を介し
て前記電極チップ18bの位置を検出し、前記検出され
た電極チップ18bの位置に基づいて前記電極チップ1
8bが被溶接部材62に当接する直前で該電極チップ1
8bの変位速度を高速から低速に切り換えることができ
る。従って、従来技術における溶接ガンの変位量を示し
た図6と比較して、電極チップ18bの変位速度の高速
領域を拡大し(時間t1 と時間t5 との比較)、低速領
域を縮小することにより(時間t2 と時間t6 との比
較)、該電極チップ18bが変位を開始してから被溶接
部材62に当接するまでの時間を短縮することが可能と
なる(時間t4 と時間t8 との比較)。この結果、溶接
作業の効率を向上させることができる。
【0029】また、コントローラ30から導出される信
号によってモータ26の速度を自在に制御することによ
り、電極チップ18bを緩やかに被溶接部材62に当接
させることができることから、互いに当接する電極チッ
プ18a、18bおよび被溶接部材62の変形を防止す
るとともに、両者の衝突音を除去することが可能とな
る。
号によってモータ26の速度を自在に制御することによ
り、電極チップ18bを緩やかに被溶接部材62に当接
させることができることから、互いに当接する電極チッ
プ18a、18bおよび被溶接部材62の変形を防止す
るとともに、両者の衝突音を除去することが可能とな
る。
【0030】さらに、摩耗した電極チップ18a、18
bと摩耗しない電極チップ18a、18bとでは、互い
に当接する位置が異なることから、前記電極チップ18
a、18bの摩耗量を検出することができる。すなわ
ち、予め未使用の電極チップ18bが被溶接部材62に
当接する位置を検出してコントローラ30に記憶してお
き、摩耗した電極チップ18bが被溶接部材62に当接
する位置と比較することにより、コントローラ30は前
記電極チップ18a、18bの摩耗量を算出することが
可能である。その際、コントローラ30は図示しない警
報手段等に信号を導出することにより、前記警報手段は
作業者に電極チップ18a、18bが交換する必要があ
ることを知らせてくれる。また、前記電極チップ18
a、18bの摩耗量の検出に基づいて、該電極チップ1
8a、18bが所定量摩耗しても変位量P(図2参照)
を一定とすることにより溶接時間が延長することを阻止
することができ、結局、溶接時間の短縮化を図ることが
できる。
bと摩耗しない電極チップ18a、18bとでは、互い
に当接する位置が異なることから、前記電極チップ18
a、18bの摩耗量を検出することができる。すなわ
ち、予め未使用の電極チップ18bが被溶接部材62に
当接する位置を検出してコントローラ30に記憶してお
き、摩耗した電極チップ18bが被溶接部材62に当接
する位置と比較することにより、コントローラ30は前
記電極チップ18a、18bの摩耗量を算出することが
可能である。その際、コントローラ30は図示しない警
報手段等に信号を導出することにより、前記警報手段は
作業者に電極チップ18a、18bが交換する必要があ
ることを知らせてくれる。また、前記電極チップ18
a、18bの摩耗量の検出に基づいて、該電極チップ1
8a、18bが所定量摩耗しても変位量P(図2参照)
を一定とすることにより溶接時間が延長することを阻止
することができ、結局、溶接時間の短縮化を図ることが
できる。
【0031】さらにまた、従来例の溶接ガンにおける電
極チップは、該電極チップが、例えば、一点の溶接作業
を終了した後、空気圧シリンダの移動範囲に対応して予
め設定された戻り位置まで変位する。従って、従来例の
溶接ガンを用い、被溶接部材62に対して所定のピッチ
で数点から数十点を連続して点溶接する場合、図3Bに
示すように、変位開始後、初めの戻り位置と同じ位置ま
で復帰する工程を連続して繰り返すことになる。これに
対して、本実施例に係る溶接ガン10を用いた場合に
は、コントローラ30からモータ26に信号を導出し
て、電極チップ18bの戻り位置を制御することによ
り、前記電極チップ18bの戻り位置を任意に設定する
ことができる。従って、図3Aに示すように、一点の溶
接作業を終了した後、電極チップ18bの戻り位置側に
対する戻り量を従来に比較して制限することにより、全
体における溶接作業の時間短縮を図ることができる。
極チップは、該電極チップが、例えば、一点の溶接作業
を終了した後、空気圧シリンダの移動範囲に対応して予
め設定された戻り位置まで変位する。従って、従来例の
溶接ガンを用い、被溶接部材62に対して所定のピッチ
で数点から数十点を連続して点溶接する場合、図3Bに
示すように、変位開始後、初めの戻り位置と同じ位置ま
で復帰する工程を連続して繰り返すことになる。これに
対して、本実施例に係る溶接ガン10を用いた場合に
は、コントローラ30からモータ26に信号を導出し
て、電極チップ18bの戻り位置を制御することによ
り、前記電極チップ18bの戻り位置を任意に設定する
ことができる。従って、図3Aに示すように、一点の溶
接作業を終了した後、電極チップ18bの戻り位置側に
対する戻り量を従来に比較して制限することにより、全
体における溶接作業の時間短縮を図ることができる。
【0032】なお、本実施例に係る溶接ガン10のサー
ボシリンダ機構16を線対称的に設け、一対の電極チッ
プ18a、18bの夫々を変位させるように構成しても
よい。また、比例電磁式圧力制御弁34を圧縮空気供給
ポート58および圧縮空気排気ポート60の両方に接続
し、図示しない切換弁の弁切り換え作用下に圧縮空気排
気ボート60に圧縮空気を供給することにより、ピスト
ン44の矢印Y方向に対する戻り速度を速くして応答精
度を高める構成を採用することも可能である。
ボシリンダ機構16を線対称的に設け、一対の電極チッ
プ18a、18bの夫々を変位させるように構成しても
よい。また、比例電磁式圧力制御弁34を圧縮空気供給
ポート58および圧縮空気排気ポート60の両方に接続
し、図示しない切換弁の弁切り換え作用下に圧縮空気排
気ボート60に圧縮空気を供給することにより、ピスト
ン44の矢印Y方向に対する戻り速度を速くして応答精
度を高める構成を採用することも可能である。
【0033】次に、本発明の第2実施例に係る溶接ガン
70を図4に示す。なお、以下に示す実施例では、第1
実施例と同一の構成要素には同一の参照番号を付してそ
の詳細な説明を省略するとともに、第1実施例と異なる
動作並びに作用効果についてのみ説明する。
70を図4に示す。なお、以下に示す実施例では、第1
実施例と同一の構成要素には同一の参照番号を付してそ
の詳細な説明を省略するとともに、第1実施例と異なる
動作並びに作用効果についてのみ説明する。
【0034】第2実施例に係る溶接ガン70では、ロッ
ドカバー72側のシリンダ室38bに連通する通路74
および圧縮空気出入ポート76をシリンダチューブ78
に設け、前記圧縮空気出入ポート76に比例電磁式圧力
制御弁80を接続し、圧縮空気供給源82に接続される
比例電磁式圧力制御弁80をコントローラ30によって
制御している点が第1実施例と異なる。このように、ロ
ッドカバー72側のシリンダ室38bに比例電磁式圧力
制御弁80を介して圧縮空気を供給することにより、電
極チップ18bによる被溶接部材62の溶接後の戻り速
度を速くして応答速度を向上させることができる。この
場合、電極チップ18bが原位置に復帰する矢印Y方向
に対する変位は、圧縮空気出入ポート76を介して比例
電磁式圧力制御弁80から供給される流体圧力のみで行
ってもよく、あるいは前記流体圧力とモータ26の駆動
力とを併用してもよい。
ドカバー72側のシリンダ室38bに連通する通路74
および圧縮空気出入ポート76をシリンダチューブ78
に設け、前記圧縮空気出入ポート76に比例電磁式圧力
制御弁80を接続し、圧縮空気供給源82に接続される
比例電磁式圧力制御弁80をコントローラ30によって
制御している点が第1実施例と異なる。このように、ロ
ッドカバー72側のシリンダ室38bに比例電磁式圧力
制御弁80を介して圧縮空気を供給することにより、電
極チップ18bによる被溶接部材62の溶接後の戻り速
度を速くして応答速度を向上させることができる。この
場合、電極チップ18bが原位置に復帰する矢印Y方向
に対する変位は、圧縮空気出入ポート76を介して比例
電磁式圧力制御弁80から供給される流体圧力のみで行
ってもよく、あるいは前記流体圧力とモータ26の駆動
力とを併用してもよい。
【0035】次に、本発明の第3実施例に係る溶接ガン
90を図5に示す。なお、第3実施例において、単に第
1実施例に係る溶接ガン10の構成要素の形状を縮小し
て小型化したものには、対応する参照番号に符号aを付
して説明する。
90を図5に示す。なお、第3実施例において、単に第
1実施例に係る溶接ガン10の構成要素の形状を縮小し
て小型化したものには、対応する参照番号に符号aを付
して説明する。
【0036】この溶接ガン90では、シリンダ室92
a、92bの容積を小さくして加圧時間を短縮するため
に、シリンダチューブ94の端部に夫々連結されるヘッ
ドカバー96とロッドカバー98の対向する間隔を狭め
るとともに、連結カバー25aとヘッドカバー96との
間には一対のカバー部材99a、99bが連結された円
筒部材100が一体的に結合されている。
a、92bの容積を小さくして加圧時間を短縮するため
に、シリンダチューブ94の端部に夫々連結されるヘッ
ドカバー96とロッドカバー98の対向する間隔を狭め
るとともに、連結カバー25aとヘッドカバー96との
間には一対のカバー部材99a、99bが連結された円
筒部材100が一体的に結合されている。
【0037】また、ピストンロッド46の略中央部に固
着されたピストン102には縦断面略台形状の環状溝1
04が画成され、前記環状溝104に装着され前記縦断
面略台形の形状を呈する環状部材106が設けられてい
る。前記ピストン102および環状部材106とロッド
カバー98との間には夫々ばね部材108a、108b
が介装され、前記ばね部材108a、108bの弾発力
によって前記環状部材106が環状溝104から離脱し
た際、原位置に復帰する。
着されたピストン102には縦断面略台形状の環状溝1
04が画成され、前記環状溝104に装着され前記縦断
面略台形の形状を呈する環状部材106が設けられてい
る。前記ピストン102および環状部材106とロッド
カバー98との間には夫々ばね部材108a、108b
が介装され、前記ばね部材108a、108bの弾発力
によって前記環状部材106が環状溝104から離脱し
た際、原位置に復帰する。
【0038】さらに、図5に示すように環状部材106
が環状溝104から離間した状態においてピストン10
2はピストンロッド46に対して自由状態に取着されて
いるが、前記環状部材106が環状溝104内に装着さ
れてロック状態となった際、前記ピストン102はピス
トンロッド46に保持されるように構成される。
が環状溝104から離間した状態においてピストン10
2はピストンロッド46に対して自由状態に取着されて
いるが、前記環状部材106が環状溝104内に装着さ
れてロック状態となった際、前記ピストン102はピス
トンロッド46に保持されるように構成される。
【0039】本実施例に係る溶接ガン90では、モータ
26の駆動作用下にボールねじ56を回転させてピスト
ンロッド46を矢印X方向に変位させるとともに、圧縮
空気供給ポート58aから圧縮空気を供給して自由状態
にあるピストン102を矢印X方向に変位させる。その
際、環状部材106が環状溝104内に徐々に進入し、
前記環状部材106は環状溝104内に装着されてロッ
ク状態となり、ピストン102はピストンロッド46に
保持される。従って、容積が小なるシリンダ室92aに
圧縮空気を供給し、前記圧縮空気を供給した後、わずか
の時間でロック状態を形成することにより、被溶接部材
62に対する加圧時間を短縮して応答速度を高めること
ができる。
26の駆動作用下にボールねじ56を回転させてピスト
ンロッド46を矢印X方向に変位させるとともに、圧縮
空気供給ポート58aから圧縮空気を供給して自由状態
にあるピストン102を矢印X方向に変位させる。その
際、環状部材106が環状溝104内に徐々に進入し、
前記環状部材106は環状溝104内に装着されてロッ
ク状態となり、ピストン102はピストンロッド46に
保持される。従って、容積が小なるシリンダ室92aに
圧縮空気を供給し、前記圧縮空気を供給した後、わずか
の時間でロック状態を形成することにより、被溶接部材
62に対する加圧時間を短縮して応答速度を高めること
ができる。
【0040】溶接作業終了後、ピストン102が矢印Y
方向に変位する際、環状部材106がピストン102の
環状溝104から離脱してロック状態が解除され、ばね
部材108a、108bの弾発力によって環状部材10
6が原位置に復帰する。従って、電極チップ18bが矢
印Y方向に変位する戻り速度が速くなり、次の溶接作業
に迅速に待機することが可能となる。また、本第3実施
例に係る溶接ガン90では、第1、第2実施例に係る溶
接ガン10、70と比較してシリンダ室92a、92b
の容積を小さくしていることから、溶接ガン90の小型
化、軽量化を図ることができる。
方向に変位する際、環状部材106がピストン102の
環状溝104から離脱してロック状態が解除され、ばね
部材108a、108bの弾発力によって環状部材10
6が原位置に復帰する。従って、電極チップ18bが矢
印Y方向に変位する戻り速度が速くなり、次の溶接作業
に迅速に待機することが可能となる。また、本第3実施
例に係る溶接ガン90では、第1、第2実施例に係る溶
接ガン10、70と比較してシリンダ室92a、92b
の容積を小さくしていることから、溶接ガン90の小型
化、軽量化を図ることができる。
【0041】なお、前記第1〜第3実施例に係る溶接ガ
ン10、70、90では、一対の電極チップ18a、1
8bが支持台12、12aに保持される構成を採用して
説明しているがこれに限定されるものではなく、例え
ば、図示しないロボットのアームに連結され、共に可動
する上腕と下腕の夫々に電極チップ18a、18bを設
ける構成でもよい。
ン10、70、90では、一対の電極チップ18a、1
8bが支持台12、12aに保持される構成を採用して
説明しているがこれに限定されるものではなく、例え
ば、図示しないロボットのアームに連結され、共に可動
する上腕と下腕の夫々に電極チップ18a、18bを設
ける構成でもよい。
【0042】さらに、前記第1〜第3実施例に係る溶接
ガン10、70、90では、回転駆動源として電気駆動
によるモータ26を用いているが、これをエアーモータ
にしてもよい。この場合、コントローラ30からの信号
は、流量制御弁(図示せず)を介してエアーモータに対
する回転量の制御を行う。
ガン10、70、90では、回転駆動源として電気駆動
によるモータ26を用いているが、これをエアーモータ
にしてもよい。この場合、コントローラ30からの信号
は、流量制御弁(図示せず)を介してエアーモータに対
する回転量の制御を行う。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る溶接ガンによれば、以下の
効果が得られる。
効果が得られる。
【0044】すなわち、溶接ガンを構成する電極チップ
の変位を制御手段を介して回転駆動源で行うことによ
り、前記電極チップの位置制御、速度制御、トルク制御
をすることができる。この結果、電極チップが変位を開
始してから被溶接部材に当接するまでの時間が短縮さ
れ、溶接作業の効率を向上させることができる。また、
電極チップを被溶接部材に対して緩やかに当接させるこ
とができることから、被溶接部材および電極チップの変
形を防止するとともに、前記両者の衝突音を除去するこ
とが可能となる。
の変位を制御手段を介して回転駆動源で行うことによ
り、前記電極チップの位置制御、速度制御、トルク制御
をすることができる。この結果、電極チップが変位を開
始してから被溶接部材に当接するまでの時間が短縮さ
れ、溶接作業の効率を向上させることができる。また、
電極チップを被溶接部材に対して緩やかに当接させるこ
とができることから、被溶接部材および電極チップの変
形を防止するとともに、前記両者の衝突音を除去するこ
とが可能となる。
【0045】さらに、被溶接部材の加圧を、回転駆動源
の駆動力および流体圧力を併用することにより、回転駆
動源に対する負荷を軽減させることができる。この場
合、前記流体圧力の流量を制御弁で調整することによ
り、被溶接部材に対する加圧力を制御することができ
る。
の駆動力および流体圧力を併用することにより、回転駆
動源に対する負荷を軽減させることができる。この場
合、前記流体圧力の流量を制御弁で調整することによ
り、被溶接部材に対する加圧力を制御することができ
る。
【0046】さらにまた、制御手段は、電極チップの変
位位置を検出し、前記電極チップが被溶接部材に当接す
る位置が従前と異なることから、該電極チップが摩耗し
て交換する必要があることを知らせるという利点があ
る。
位位置を検出し、前記電極チップが被溶接部材に当接す
る位置が従前と異なることから、該電極チップが摩耗し
て交換する必要があることを知らせるという利点があ
る。
【0047】加えて、前記電極チップが所定量摩耗して
も、該電極チップが被溶接部材に当接するまでの時間を
一定とすることにより、溶接時間が延長されることを阻
止することができ、溶接時間の短縮化を図ることができ
る。
も、該電極チップが被溶接部材に当接するまでの時間を
一定とすることにより、溶接時間が延長されることを阻
止することができ、溶接時間の短縮化を図ることができ
る。
【図1】本発明の第1実施例に係る溶接ガンを示す一部
断面概略構成図である。
断面概略構成図である。
【図2】図1に示す溶接ガンにおける電極チップの変位
量と時間との関係を示す説明図である。
量と時間との関係を示す説明図である。
【図3】図3Aは図1に示す溶接ガンを用いて連続して
点溶接を行った場合の戻り位置を示す説明図、図3Bは
従来例に係る溶接ガンを用いた場合の説明図である。
点溶接を行った場合の戻り位置を示す説明図、図3Bは
従来例に係る溶接ガンを用いた場合の説明図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る溶接ガンを示す一部
断面概略構成図である。
断面概略構成図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る溶接ガンを示す一部
断面概略構成図である。
断面概略構成図である。
【図6】従来例の溶接ガンにおける電極チップの変位量
と時間との関係を示す説明図である。
と時間との関係を示す説明図である。
10、70、90…溶接ガン 12、12a…
支持台 14…シリンダ 16…サーボシ
リンダ機構 18a、18b…電極チップ 26…モータ 28…エンコーダ 30…コントロ
ーラ 32、82…圧縮空気供給源 34、80…比
例電磁式圧力制御弁 38a、38b…シリンダ室 46…ピストン
ロッド 56…ボールねじ
支持台 14…シリンダ 16…サーボシ
リンダ機構 18a、18b…電極チップ 26…モータ 28…エンコーダ 30…コントロ
ーラ 32、82…圧縮空気供給源 34、80…比
例電磁式圧力制御弁 38a、38b…シリンダ室 46…ピストン
ロッド 56…ボールねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 11/11 560 A F15B 11/028
Claims (5)
- 【請求項1】一対の電極チップ間に被溶接部材が介装さ
れ、前記一対の電極チップに通電するとともに加圧して
溶接する溶接ガンにおいて、 回転駆動源の駆動作用下に駆動力伝達手段を介して前記
一対の電極チップの一方または両方を被溶接部材に向か
って変位させ、前記一対の電極チップの一方または両方
が被溶接部材に当接した際、圧力流体の導入作用下に被
溶接部材を加圧する変位手段と、 前記変位手段に接続され、該変位手段の加圧量を制御す
る制御弁と、 前記電極チップの変位量を検出する検出手段と、 前記検出手段から導出された検出信号に基づいて電極チ
ップの変位速度を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする溶接ガン。 - 【請求項2】請求項1記載の溶接ガンにおいて、前記変
位手段はサーボシリンダ機構からなり、前記サーボシリ
ンダ機構は、シリンダと、圧力流体をシリンダ室に供給
することによって前記シリンダ室内を往復動作するピス
トンと、端部に電極チップが連結され前記ピストンに係
合するピストンロッドと、回転駆動源の駆動力をピスト
ンロッドの直線運動に変換するボールねじとを含むこと
を特徴とする溶接ガン。 - 【請求項3】請求項2記載の溶接ガンにおいて、前記シ
リンダにはシリンダ室に連通する一対の圧縮空気入出力
ポートが画成され、前記一対の圧縮空気入出力ポートの
夫々またはいずれか一方に比例電磁式制御弁が接続され
ることを特徴とする溶接ガン。 - 【請求項4】請求項2記載の溶接ガンにおいて、シリン
ダは狭小に画成されたシリンダ室を有し、前記シリンダ
室にはばね部材に係止された環状部材が設けられ、前記
環状部材は、ピストンの変位作用下に該ピストンに画成
された環状溝に嵌着されることを特徴とする溶接ガン。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の溶接ガ
ンにおいて、回転駆動源は電動モータまたはエアーモー
タからなることを特徴とする溶接ガン。
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