JPH07214649A - 合成樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
合成樹脂成形品の製造方法Info
- Publication number
- JPH07214649A JPH07214649A JP6026253A JP2625394A JPH07214649A JP H07214649 A JPH07214649 A JP H07214649A JP 6026253 A JP6026253 A JP 6026253A JP 2625394 A JP2625394 A JP 2625394A JP H07214649 A JPH07214649 A JP H07214649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- cavity
- parison
- synthetic resin
- sealed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バリの発生量を低減できるとともに、壁厚の
薄い立上り壁を有する合成樹脂成形品を成形できるよう
にする。 【構成】 型開きした一方の金型3とスライド型5を有
する他方の金型4間に、筒状のパリスン2を配置する。
ついで型閉じを開始して、両ピンチオフ部3a,5aと
によってパリスン2を挟持して、両端部が閉鎖された密
封パリスンを形成する。さらに型閉じを進行させて、凹
形キャビティ面6と凸形キャビティ面7とによって形成
された空間部の周囲をスライド型5によって密閉し、容
積が変更できるキャビティを形成するとともに、前記密
封パリスンをその内部に収容する。このとき、前記キャ
ビティの側部の近傍を負圧にすることによって前記密封
パリスンの側部を近接させる。さらに前記キャビティの
容積を縮小させて前記密封パリスンを圧縮してその内圧
を増大させて中空成形する。
薄い立上り壁を有する合成樹脂成形品を成形できるよう
にする。 【構成】 型開きした一方の金型3とスライド型5を有
する他方の金型4間に、筒状のパリスン2を配置する。
ついで型閉じを開始して、両ピンチオフ部3a,5aと
によってパリスン2を挟持して、両端部が閉鎖された密
封パリスンを形成する。さらに型閉じを進行させて、凹
形キャビティ面6と凸形キャビティ面7とによって形成
された空間部の周囲をスライド型5によって密閉し、容
積が変更できるキャビティを形成するとともに、前記密
封パリスンをその内部に収容する。このとき、前記キャ
ビティの側部の近傍を負圧にすることによって前記密封
パリスンの側部を近接させる。さらに前記キャビティの
容積を縮小させて前記密封パリスンを圧縮してその内圧
を増大させて中空成形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも一部に中空
部を有する合成樹脂成形品の製造方法に関するものであ
る。
部を有する合成樹脂成形品の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、間隔をおいて対向する一方の壁と
他方の壁を有する中空二重壁成形品の製造方法におい
て、バリの発生量を低減するため、本出願人は次に説明
する方法を提案した。
他方の壁を有する中空二重壁成形品の製造方法におい
て、バリの発生量を低減するため、本出願人は次に説明
する方法を提案した。
【0003】図9に示すように、押出機101によって
熱可塑性樹脂を溶融させてその押出ヘッド102より筒
状のパリスン103を押出して型開きされた分割形式の
金型104,105の間に配置したのち、前記金型10
4,105を型締し、一方の金型104の図示上下端側
に設けられた各挟持部107および該挟持部107に対
向する他方の金型105の各挟持部(図示せず)にて挟
持して前記パリスン103の軸方向の両開口部に第1の
閉鎖部を形成し、ついで、前記パリスン103のプリブ
ローを行って前記第1の閉鎖部の4隅の近傍のパリスン
103の一部分をキャビティ110の内方へ移動させた
のち、前記第1の閉鎖部から間隔をおいたパリスン10
3の軸方向内側の部分を他方の金型105の図示上下端
近傍にそれぞれ設けられた移動部材106を一方の金型
104の各連通部108に向って突出させることによっ
て第2の閉鎖部を形成するとともに、さらに加圧流体を
パリスン103内に導入してメインブローを行ってキャ
ビティ110に沿って成形するものである(特開平5−
64835号公報参照)。
熱可塑性樹脂を溶融させてその押出ヘッド102より筒
状のパリスン103を押出して型開きされた分割形式の
金型104,105の間に配置したのち、前記金型10
4,105を型締し、一方の金型104の図示上下端側
に設けられた各挟持部107および該挟持部107に対
向する他方の金型105の各挟持部(図示せず)にて挟
持して前記パリスン103の軸方向の両開口部に第1の
閉鎖部を形成し、ついで、前記パリスン103のプリブ
ローを行って前記第1の閉鎖部の4隅の近傍のパリスン
103の一部分をキャビティ110の内方へ移動させた
のち、前記第1の閉鎖部から間隔をおいたパリスン10
3の軸方向内側の部分を他方の金型105の図示上下端
近傍にそれぞれ設けられた移動部材106を一方の金型
104の各連通部108に向って突出させることによっ
て第2の閉鎖部を形成するとともに、さらに加圧流体を
パリスン103内に導入してメインブローを行ってキャ
ビティ110に沿って成形するものである(特開平5−
64835号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術は、筒状のパリスンの軸方向に間隔をおいた2
箇所に形成された第1の閉鎖部と該第1の閉鎖部間の内
側にそれぞれ第2の閉鎖部が形成されるため、これら第
1の閉鎖部と第2の閉鎖部の間にもバリが発生してしま
う。また、筒状のパリスンの外面をキャビティの両側部
の近傍に配置することが困難なため、後述するような立
上り壁を有する合成樹脂成形品を製造することができ
ず、特に、近年になって要請されるようになった壁厚
(対向する一方の壁と他方の壁に対し、壁面に対して垂
直方向に計測した厚さ)が薄い合成樹脂成形品を製造す
ることができなかった。
来の技術は、筒状のパリスンの軸方向に間隔をおいた2
箇所に形成された第1の閉鎖部と該第1の閉鎖部間の内
側にそれぞれ第2の閉鎖部が形成されるため、これら第
1の閉鎖部と第2の閉鎖部の間にもバリが発生してしま
う。また、筒状のパリスンの外面をキャビティの両側部
の近傍に配置することが困難なため、後述するような立
上り壁を有する合成樹脂成形品を製造することができ
ず、特に、近年になって要請されるようになった壁厚
(対向する一方の壁と他方の壁に対し、壁面に対して垂
直方向に計測した厚さ)が薄い合成樹脂成形品を製造す
ることができなかった。
【0005】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、バリの発生量を低減で
きるとともに、壁厚の薄い立上り壁を有する合成樹脂成
形品を成形することができる合成樹脂成形品の製造方法
を実現することを目的とするものである。
に鑑みてなされたものであって、バリの発生量を低減で
きるとともに、壁厚の薄い立上り壁を有する合成樹脂成
形品を成形することができる合成樹脂成形品の製造方法
を実現することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の合成樹脂成形品の製造方法は、容積を変更で
きる偏平形状のキャビティを備えた分割形式の金型を型
開きしておき、熱可塑性樹脂を押出機によって溶融して
その押出ヘッドより筒状のパリスンを押出して型開きし
た前記金型間に配置し、型閉じを開始して前記筒状のパ
リスンの軸方向の間隔をおいた2箇所を挟持して軸方向
の両端部が閉鎖された密封パリスンを形成するとともに
該密封パリスンを前記キャビティ内に収容し、ついで前
記キャビティの側部の近傍を負圧とすることによって前
記密封パリスンの側部を前記キャビティの側部に近接さ
せ、さらに型閉じを進行させて前記キャビティの容積を
縮小させることによって前記密封パリスンを圧縮して内
圧を増大させて該キャビティに沿って中空成形すること
を特徴とするものである。
め本発明の合成樹脂成形品の製造方法は、容積を変更で
きる偏平形状のキャビティを備えた分割形式の金型を型
開きしておき、熱可塑性樹脂を押出機によって溶融して
その押出ヘッドより筒状のパリスンを押出して型開きし
た前記金型間に配置し、型閉じを開始して前記筒状のパ
リスンの軸方向の間隔をおいた2箇所を挟持して軸方向
の両端部が閉鎖された密封パリスンを形成するとともに
該密封パリスンを前記キャビティ内に収容し、ついで前
記キャビティの側部の近傍を負圧とすることによって前
記密封パリスンの側部を前記キャビティの側部に近接さ
せ、さらに型閉じを進行させて前記キャビティの容積を
縮小させることによって前記密封パリスンを圧縮して内
圧を増大させて該キャビティに沿って中空成形すること
を特徴とするものである。
【0007】また、金型のキャビティ面に少なくとも1
個の凹部を設けておき、前記凹部によって合成樹脂成形
品に少なくとも1個の中空の突起部を形成するととも
に、前記中空の突起部以外の部分はキャビティの容積を
縮小した際に密封パリスンを圧縮して密着させる。
個の凹部を設けておき、前記凹部によって合成樹脂成形
品に少なくとも1個の中空の突起部を形成するととも
に、前記中空の突起部以外の部分はキャビティの容積を
縮小した際に密封パリスンを圧縮して密着させる。
【0008】さらに、容積を変更できる偏平形状のキャ
ビティを備え、しかも縮小された前記キャビティが間隔
をおいて対向する一方の壁と他方の壁とを備えた中空二
重壁構造の合成樹脂成形品の外面を規制する大きさであ
る分割形式の金型を型開きしておき、熱可塑性樹脂を押
出機によって溶融してその押出ヘッドより筒状のパリス
ンを押出して型開きした前記金型間に配置し、前記筒状
のパリスンのプリブローを行ったのち型閉じを開始して
前記筒状のパリスンの軸方向の間隔をおいた2箇所を挟
持して軸方向の両端部が閉鎖された密封パリスンを形成
するとともに該密封パリスンを前記キャビティ内に収容
し、ついで前記キャビティの両側部の近傍を負圧とする
ことによって前記密封パリスンの両側部を前記キャビテ
ィの両側部に近接させ、さらに型閉じを進行させて前記
キャビティの容積を縮小させ、該密封パリスン内に加圧
流体を導入することによって該キャビティに沿って中空
成形することを特徴とするものである。
ビティを備え、しかも縮小された前記キャビティが間隔
をおいて対向する一方の壁と他方の壁とを備えた中空二
重壁構造の合成樹脂成形品の外面を規制する大きさであ
る分割形式の金型を型開きしておき、熱可塑性樹脂を押
出機によって溶融してその押出ヘッドより筒状のパリス
ンを押出して型開きした前記金型間に配置し、前記筒状
のパリスンのプリブローを行ったのち型閉じを開始して
前記筒状のパリスンの軸方向の間隔をおいた2箇所を挟
持して軸方向の両端部が閉鎖された密封パリスンを形成
するとともに該密封パリスンを前記キャビティ内に収容
し、ついで前記キャビティの両側部の近傍を負圧とする
ことによって前記密封パリスンの両側部を前記キャビテ
ィの両側部に近接させ、さらに型閉じを進行させて前記
キャビティの容積を縮小させ、該密封パリスン内に加圧
流体を導入することによって該キャビティに沿って中空
成形することを特徴とするものである。
【0009】加えて、上記各製造方法において、キャビ
ティの形状をその周辺部が金型の開閉方向と同方向へ屈
曲した屈曲部を有するものとし、周辺部に立上り壁を有
する合成樹脂成形品を成形する。
ティの形状をその周辺部が金型の開閉方向と同方向へ屈
曲した屈曲部を有するものとし、周辺部に立上り壁を有
する合成樹脂成形品を成形する。
【0010】
【作用】筒状のパリスンの軸方向の間隔をおいた2箇所
を挟持して軸方向の両端部が閉鎖された密封パリスンを
形成するときに該密封パリスンの側部はピンチオフしな
いため、該密封パリスンの側部にはバリが発生しない。
また、前記密封パリスンの側部はキャビティの周辺部の
負圧によってキャビティの側部に近接され、そののちの
密封パリスンの内圧の増大に伴う僅かな変形量で前記キ
ャビティの側部の内面に密着されるため成形性が良好と
なる。
を挟持して軸方向の両端部が閉鎖された密封パリスンを
形成するときに該密封パリスンの側部はピンチオフしな
いため、該密封パリスンの側部にはバリが発生しない。
また、前記密封パリスンの側部はキャビティの周辺部の
負圧によってキャビティの側部に近接され、そののちの
密封パリスンの内圧の増大に伴う僅かな変形量で前記キ
ャビティの側部の内面に密着されるため成形性が良好と
なる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面に基いて説明する。
【0012】先ず、第1実施例の実施に使用する分割形
式の金型について説明する。
式の金型について説明する。
【0013】図1に示すように、分割形式の金型は、凹
形キャビティ面6を有する一方の金型3と、フランジ部
4aに突設された突出部4bの先端部に凸形キャビティ
面7が設けられた他方の金型4と、突出部4bの外周面
をとり囲む枠状のスライド型5を備えている。
形キャビティ面6を有する一方の金型3と、フランジ部
4aに突設された突出部4bの先端部に凸形キャビティ
面7が設けられた他方の金型4と、突出部4bの外周面
をとり囲む枠状のスライド型5を備えている。
【0014】スライド型5は、そのキャビティ面5bの
反対側の面の4隅に突設された案内棒8を有し、該案内
棒8を前記フランジ部4aの4隅に設けられた案内孔9
に摺動自在に嵌挿させるとともに、スライド型5とフラ
ンジ部4aとの間にスプリング10を介在させることに
よって、その弾発力で一方の金型3に向けて常時付勢さ
れ、型開時等の外力を加わえない状態では、突出部4b
の外周面に設けられた段差部4dにその一部分が当接し
てその位置で停止し、型締時等において外力が加えられ
るとフランジ部4aに向けて移動するように構成されて
いる。
反対側の面の4隅に突設された案内棒8を有し、該案内
棒8を前記フランジ部4aの4隅に設けられた案内孔9
に摺動自在に嵌挿させるとともに、スライド型5とフラ
ンジ部4aとの間にスプリング10を介在させることに
よって、その弾発力で一方の金型3に向けて常時付勢さ
れ、型開時等の外力を加わえない状態では、突出部4b
の外周面に設けられた段差部4dにその一部分が当接し
てその位置で停止し、型締時等において外力が加えられ
るとフランジ部4aに向けて移動するように構成されて
いる。
【0015】なお、スライド型5は、少なくとも2分割
したものを突出部4bに組付けたのち、ねじ等の固着手
段により一体化するとよい。
したものを突出部4bに組付けたのち、ねじ等の固着手
段により一体化するとよい。
【0016】また、一方の金型3の凹形キャビティ面6
のパリスン2の軸方向の両端部(図示上下端部)にはピ
ンチオフ部3aが形成されているとともに、スライド型
5には、前記各ピンチオフ部3aに対向してピンチオフ
部5aが形成されており、他方の金型4の突出部4bの
先端面には少なくとも1個ずつの凸部7aおよび凹部7
bを有する台形状の凸形キャビティ面7が形成されてい
る。
のパリスン2の軸方向の両端部(図示上下端部)にはピ
ンチオフ部3aが形成されているとともに、スライド型
5には、前記各ピンチオフ部3aに対向してピンチオフ
部5aが形成されており、他方の金型4の突出部4bの
先端面には少なくとも1個ずつの凸部7aおよび凹部7
bを有する台形状の凸形キャビティ面7が形成されてい
る。
【0017】さらに、図3に示すように、一方の金型
3、スライド型5および他方の金型4は、型締時にこれ
らによって形成される偏平形状のキャビティの両側部の
近傍に一端側が開口する多数の真空吸引孔11a,11
b,11cが前記キャビティの両側部に沿ってそれぞれ
設けられており、前記真空吸引孔11a,11b,11
cの他端側はそれぞれ連通路12a,12b,12cを
通して図示しない真空ポンプ等の真空発生源に連通され
るように構成されている。
3、スライド型5および他方の金型4は、型締時にこれ
らによって形成される偏平形状のキャビティの両側部の
近傍に一端側が開口する多数の真空吸引孔11a,11
b,11cが前記キャビティの両側部に沿ってそれぞれ
設けられており、前記真空吸引孔11a,11b,11
cの他端側はそれぞれ連通路12a,12b,12cを
通して図示しない真空ポンプ等の真空発生源に連通され
るように構成されている。
【0018】加えて、他方の金型4に内設された空所4
c内には、図示しない通路によって外部に連通されたノ
ズル14を有する摺動部材13が設けられており、該摺
動部材13を図示しない流体圧シリンダ等の往復駆動手
段によって矢印方向および反矢印方向へ移動させ得るよ
うに構成されている。これにより、ノズル14の先端部
を凹部7bと空所4c間に設けられたノズル挿入孔7c
を通して凹部7b内へ突出させることができる。
c内には、図示しない通路によって外部に連通されたノ
ズル14を有する摺動部材13が設けられており、該摺
動部材13を図示しない流体圧シリンダ等の往復駆動手
段によって矢印方向および反矢印方向へ移動させ得るよ
うに構成されている。これにより、ノズル14の先端部
を凹部7bと空所4c間に設けられたノズル挿入孔7c
を通して凹部7b内へ突出させることができる。
【0019】次に、本発明に係る合成樹脂成形品の製造
方法の第1実施例の各工程について説明する。
方法の第1実施例の各工程について説明する。
【0020】 図1に示すように、一方の金型3とス
ライド型5を有する他方の金型4からなる分割形式の金
型を型開きしておき、図示しない押出機によって熱可塑
性樹脂を溶融してその押出ヘッド1より筒状のパリスン
2を押出し、該パリスン2を型開きされた前記分割形式
の金型間に配置し、該パリスン2の下端部を公知の手段
によって溶着して密閉し、押出ヘッド1に内設した吹込
手段等によって加圧流体を所定量だけ圧入するいわゆる
プリブローを行う。
ライド型5を有する他方の金型4からなる分割形式の金
型を型開きしておき、図示しない押出機によって熱可塑
性樹脂を溶融してその押出ヘッド1より筒状のパリスン
2を押出し、該パリスン2を型開きされた前記分割形式
の金型間に配置し、該パリスン2の下端部を公知の手段
によって溶着して密閉し、押出ヘッド1に内設した吹込
手段等によって加圧流体を所定量だけ圧入するいわゆる
プリブローを行う。
【0021】 ついで、型閉じを開始して一方の金型
3とスライド型5を有する他方の金型4とを互に接近さ
せて行くことによって、一方の金型3のピンチオフ部3
aとスライド型5のピンチオフ部5aとによってパリス
ン2の軸方向の間隔をおいた2箇所を挟持して閉鎖し、
両端部が閉鎖された密封パリスン2a(図3参照)を形
成する。
3とスライド型5を有する他方の金型4とを互に接近さ
せて行くことによって、一方の金型3のピンチオフ部3
aとスライド型5のピンチオフ部5aとによってパリス
ン2の軸方向の間隔をおいた2箇所を挟持して閉鎖し、
両端部が閉鎖された密封パリスン2a(図3参照)を形
成する。
【0022】 上記工程ののち、型閉じを進行させ
ることによって、図3に示すように、密封パリスン2a
を凹形キャビティ面6と凸形キャビティ面7との間で押
圧して偏平化し、一方の金型3の先端面とスライド型5
の先端面とを当接させて、凹形キャビティ面6と凸形キ
ャビティ面7とによって形成された空間部の周囲をスラ
イド型5のキャビティ面5bによって密閉し、容積が変
更できしかも周辺部に金型開閉方向と同方向へ向けて屈
曲した屈曲部を有するキャビティを形成するとともに、
前記密封パリスン2aを前記キャビティ内に収容する。
このとき、各連通路12a,12b,12cを前記真空
発生源に連通させて各真空吸引孔11a,11b,11
cを介して真空吸引し、容積が変更できる前記キャビテ
ィの両側部の近傍を負圧にすることによって、前記密封
パリスン2aの両側部を前記キャビティの両側部に近接
させる。
ることによって、図3に示すように、密封パリスン2a
を凹形キャビティ面6と凸形キャビティ面7との間で押
圧して偏平化し、一方の金型3の先端面とスライド型5
の先端面とを当接させて、凹形キャビティ面6と凸形キ
ャビティ面7とによって形成された空間部の周囲をスラ
イド型5のキャビティ面5bによって密閉し、容積が変
更できしかも周辺部に金型開閉方向と同方向へ向けて屈
曲した屈曲部を有するキャビティを形成するとともに、
前記密封パリスン2aを前記キャビティ内に収容する。
このとき、各連通路12a,12b,12cを前記真空
発生源に連通させて各真空吸引孔11a,11b,11
cを介して真空吸引し、容積が変更できる前記キャビテ
ィの両側部の近傍を負圧にすることによって、前記密封
パリスン2aの両側部を前記キャビティの両側部に近接
させる。
【0023】上記のように、バリの低減のためには、密
封パリスン2aの両側部にピンチオフ部のないことが好
ましいが、本発明では密封パリスン2aの一方の側部に
ピンチオフ部がないようにし、その部分を真空吸引する
こともできる。
封パリスン2aの両側部にピンチオフ部のないことが好
ましいが、本発明では密封パリスン2aの一方の側部に
ピンチオフ部がないようにし、その部分を真空吸引する
こともできる。
【0024】本実施例において、前記キャビティは、そ
の周辺部が金型の開閉方向と同方向へ屈曲した立上り壁
を形成するための屈曲部を有する形状に設定されている
が、キャビティの形状はこれに限らず、合成樹脂成形品
の形状に対応する形状とすることができる。
の周辺部が金型の開閉方向と同方向へ屈曲した立上り壁
を形成するための屈曲部を有する形状に設定されている
が、キャビティの形状はこれに限らず、合成樹脂成形品
の形状に対応する形状とすることができる。
【0025】 上記工程ののち、型閉じをさらに進
行させることによって、一方の金型3と他方の金型4と
をさらに接近させると、前記キャビティの容積が縮小し
て行きスライド型5は一方の金型3によってフランジ部
4aに向けて押圧され、図4に示すように、スプリング
10の弾発力に抗してフランジ部4aに当接する位置ま
で移動して行く。この間において、前記密封パリスン2
aは圧縮されてその内圧が増大するため該密封パリスン
2aは容積が縮小されたキャビティの隅々へ向けて移動
(変形)する。このとき、図4に示すように摺動部材1
3を前記往復駆動手段によって図示矢印方向へ移動させ
て成形された突起部21にノズル14を突き入れること
によって密封パリスン2a内の余剰の加圧流体を前記ノ
ズル14を通して外部へ排出して内圧を低下させる。こ
の工程によって、凹部7bに沿って他方の壁20bの
一部に中空の突起部21が形成されるとともに、それ以
外の部分は圧縮されて一方の壁20aと他方の壁20b
とが密着し、しかも立上り壁20cを有する合成樹脂成
形品が中空成形される。
行させることによって、一方の金型3と他方の金型4と
をさらに接近させると、前記キャビティの容積が縮小し
て行きスライド型5は一方の金型3によってフランジ部
4aに向けて押圧され、図4に示すように、スプリング
10の弾発力に抗してフランジ部4aに当接する位置ま
で移動して行く。この間において、前記密封パリスン2
aは圧縮されてその内圧が増大するため該密封パリスン
2aは容積が縮小されたキャビティの隅々へ向けて移動
(変形)する。このとき、図4に示すように摺動部材1
3を前記往復駆動手段によって図示矢印方向へ移動させ
て成形された突起部21にノズル14を突き入れること
によって密封パリスン2a内の余剰の加圧流体を前記ノ
ズル14を通して外部へ排出して内圧を低下させる。こ
の工程によって、凹部7bに沿って他方の壁20bの
一部に中空の突起部21が形成されるとともに、それ以
外の部分は圧縮されて一方の壁20aと他方の壁20b
とが密着し、しかも立上り壁20cを有する合成樹脂成
形品が中空成形される。
【0026】 冷却後型開きを行って前記合成樹脂成
形品を取出す。
形品を取出す。
【0027】図5は、本実施例によって製造された合成
樹脂成形品の一例を示し、立上り壁30cの壁厚Dが薄
く、中空のフールプルーフ用の突起部31、ポケット用
の突起部32およびブラケット用の突起部33を有する
ものであるが、この場合は前記凸形キャビティ面にフー
ルプルーフ用の突起部31、ポケット用の突起部32お
よびブラケット用の突起部33を形成するための凹部を
凸形キャビティ面にそれぞれ形成した金型を用いる。
樹脂成形品の一例を示し、立上り壁30cの壁厚Dが薄
く、中空のフールプルーフ用の突起部31、ポケット用
の突起部32およびブラケット用の突起部33を有する
ものであるが、この場合は前記凸形キャビティ面にフー
ルプルーフ用の突起部31、ポケット用の突起部32お
よびブラケット用の突起部33を形成するための凹部を
凸形キャビティ面にそれぞれ形成した金型を用いる。
【0028】なお、上記図5に示す例に限らず、必要と
する任意の形状の中空の突起部を形成するための凹部を
凸形キャビティ面に設けておくことで、各種中空の突起
部を有する合成樹脂成形品を製造することができる。
する任意の形状の中空の突起部を形成するための凹部を
凸形キャビティ面に設けておくことで、各種中空の突起
部を有する合成樹脂成形品を製造することができる。
【0029】次に、本発明の合成樹脂成形品の製造方法
の第2実施例の各工程について説明する。
の第2実施例の各工程について説明する。
【0030】本実施例は後述するような間隔をおいて対
向する一方の壁および他方の壁を有する中空二重壁構造
の合成樹脂成形品を中空成形するものであって、その実
施に使用する分割形式の金型は、図6乃至図8に示すよ
うに、一方の金型3が比較的大きな容積の凹形キャビテ
ィ面46を有し、他方の金型4が平坦な凸形キャビティ
面47を有する点、つまり、縮小された前記キャビティ
の容積が、間隔をおいて対向する一方の壁および他方の
壁を有する中空二重壁構造の合成樹脂成形品の外面を規
制する大きさである点が、第1実施例の実施に用いる分
割形式の金型と異なるのみであって、その他の部分は同
様の構成でよいので、同一符号を付してその説明は省略
する。
向する一方の壁および他方の壁を有する中空二重壁構造
の合成樹脂成形品を中空成形するものであって、その実
施に使用する分割形式の金型は、図6乃至図8に示すよ
うに、一方の金型3が比較的大きな容積の凹形キャビテ
ィ面46を有し、他方の金型4が平坦な凸形キャビティ
面47を有する点、つまり、縮小された前記キャビティ
の容積が、間隔をおいて対向する一方の壁および他方の
壁を有する中空二重壁構造の合成樹脂成形品の外面を規
制する大きさである点が、第1実施例の実施に用いる分
割形式の金型と異なるのみであって、その他の部分は同
様の構成でよいので、同一符号を付してその説明は省略
する。
【0031】 第1実施例と同様に、一方の金型3と
スライド型5を有する他方の金型4からなる分割形式の
金型を型開きしておき、図示しない押出機によって熱可
塑性樹脂を溶融してその押出ヘッド1より筒状のパリス
ン2を型開きされた前記分割形式の金型間に配置し、前
記パリスン2の下端部を公知の手段によって溶着密閉
し、押出ヘッド1に内設した吹込手段等によるプリブロ
ーを行う。
スライド型5を有する他方の金型4からなる分割形式の
金型を型開きしておき、図示しない押出機によって熱可
塑性樹脂を溶融してその押出ヘッド1より筒状のパリス
ン2を型開きされた前記分割形式の金型間に配置し、前
記パリスン2の下端部を公知の手段によって溶着密閉
し、押出ヘッド1に内設した吹込手段等によるプリブロ
ーを行う。
【0032】 ついで、型閉じを開始して一方の金型
3とスライド型5を有する他方の金型4とを互に接近さ
せて行くことによって、一方の金型3のピンチオフ部3
aとスライド型5のピンチオフ部5aとによってパリス
ン2の軸方向に間隔をおいた2箇所を挟持して閉鎖し、
両端部が閉鎖された密封パリスン2a(図7参照)を形
成する。
3とスライド型5を有する他方の金型4とを互に接近さ
せて行くことによって、一方の金型3のピンチオフ部3
aとスライド型5のピンチオフ部5aとによってパリス
ン2の軸方向に間隔をおいた2箇所を挟持して閉鎖し、
両端部が閉鎖された密封パリスン2a(図7参照)を形
成する。
【0033】 上記工程ののち、型閉じを進行させ
ることによって、第1実施例と同様に密封パリスン2a
を偏平化し、図7に示すように一方の金型3の先端面と
スライド型5の先端面とを当接させて、凹形キャビティ
面46と凸形キャビティ面47とによって形成された空
間部の周囲をスライド型5のキャビティ面5bによって
密閉し、容積が変更できしかも周辺部に金型開閉方向と
同方向へ向けて屈曲した屈曲部を有するキャビティを形
成するとともに、前記密封パリスン2aを前記キャビテ
ィ内に収容する。このとき、各連通路12a,12b,
12cを前記真空発生源に連通させて各真空吸引孔11
a,11b,11cを介して真空吸引し、容積が変更で
きる前記キャビティの両側部の近傍を負圧にすることに
よって、前記密封パリスン2aの両側部を前記キャビテ
ィの両側部に近接させる。
ることによって、第1実施例と同様に密封パリスン2a
を偏平化し、図7に示すように一方の金型3の先端面と
スライド型5の先端面とを当接させて、凹形キャビティ
面46と凸形キャビティ面47とによって形成された空
間部の周囲をスライド型5のキャビティ面5bによって
密閉し、容積が変更できしかも周辺部に金型開閉方向と
同方向へ向けて屈曲した屈曲部を有するキャビティを形
成するとともに、前記密封パリスン2aを前記キャビテ
ィ内に収容する。このとき、各連通路12a,12b,
12cを前記真空発生源に連通させて各真空吸引孔11
a,11b,11cを介して真空吸引し、容積が変更で
きる前記キャビティの両側部の近傍を負圧にすることに
よって、前記密封パリスン2aの両側部を前記キャビテ
ィの両側部に近接させる。
【0034】 上記工程ののち、型閉じをさらに進
行させることによって、一方の金型3と他方の金型4と
をさらに接近させると、前記キャビティが縮小するとと
もにスライド型5は一方の金型3によってフランジ部4
aに向けて押圧され、スプリング10の弾発力に抗して
図8に示すように、フランジ部4aに当接する位置まで
移動する。
行させることによって、一方の金型3と他方の金型4と
をさらに接近させると、前記キャビティが縮小するとと
もにスライド型5は一方の金型3によってフランジ部4
aに向けて押圧され、スプリング10の弾発力に抗して
図8に示すように、フランジ部4aに当接する位置まで
移動する。
【0035】 上記工程ののち、密封パリスン2a
内に吹込針等の吹込手段を突き入れる等の方法によって
加圧された空気や不活性なガス等の加圧流体を導入し
て、縮小されたキャビティの全面に沿って膨張させる。
内に吹込針等の吹込手段を突き入れる等の方法によって
加圧された空気や不活性なガス等の加圧流体を導入し
て、縮小されたキャビティの全面に沿って膨張させる。
【0036】この工程によって、立上り壁60cを含
む全体に中空部60dが延在した間隔をおいて対向する
一方の壁60aおよび他方の壁60bを有する中空二重
壁構造の合成樹脂成形品を得る。
む全体に中空部60dが延在した間隔をおいて対向する
一方の壁60aおよび他方の壁60bを有する中空二重
壁構造の合成樹脂成形品を得る。
【0037】 冷却後、型開きして合成樹脂成形品を
取出す。
取出す。
【0038】なお、上記各実施例では型閉じする前にプ
リブローを行っているが、パリスンの膨張比が小さくて
すむ場合等においては、プリブローを必ずしも行う必要
はない。
リブローを行っているが、パリスンの膨張比が小さくて
すむ場合等においては、プリブローを必ずしも行う必要
はない。
【0039】本発明において、熱可塑性樹脂の種類、成
形品の用途、筒状パリスンの断面形状(円形、偏平形、
部分厚肉形)等は、前記実施例に限定されるものではな
い。本発明にあっては、バリ除去跡発生防止による外観
向上とともに、外観性、剛性、軽量の要求される合成樹
脂成形品の製造方法として有用であり、特に、ABS樹
脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、ポリプロピレン等の硬質熱可塑性樹脂
からなるエアコン、プリンター、複写機、コンピュータ
等電子機器のハウジングパネルの製造方法として有用で
ある。
形品の用途、筒状パリスンの断面形状(円形、偏平形、
部分厚肉形)等は、前記実施例に限定されるものではな
い。本発明にあっては、バリ除去跡発生防止による外観
向上とともに、外観性、剛性、軽量の要求される合成樹
脂成形品の製造方法として有用であり、特に、ABS樹
脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、ポリプロピレン等の硬質熱可塑性樹脂
からなるエアコン、プリンター、複写機、コンピュータ
等電子機器のハウジングパネルの製造方法として有用で
ある。
【0040】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
で、次に記載するような効果を奏する。
【0041】バリの発生量が著しく低減するため、成形
材料の歩留りが向上するとともに外観が良好な合成樹脂
成形品を得ることができる。
材料の歩留りが向上するとともに外観が良好な合成樹脂
成形品を得ることができる。
【0042】また、キャビティの側部を負圧にしてパリ
スンを真空吸引することでパリスンの側部をキャビティ
の側部へ近接させて加圧流体の内圧による変形量を少な
くするため、キャビティ側部の成形性が良好となり、そ
の結果、壁厚の薄い立上り壁を有する合成樹脂成形品を
中空成形することが可能となる。
スンを真空吸引することでパリスンの側部をキャビティ
の側部へ近接させて加圧流体の内圧による変形量を少な
くするため、キャビティ側部の成形性が良好となり、そ
の結果、壁厚の薄い立上り壁を有する合成樹脂成形品を
中空成形することが可能となる。
【図1】本発明の第1実施例の一工程を示し、型開きし
た分割形式の金型間に押出ヘッドよりパリスンを押出し
た状態を示す模式正面図である。
た分割形式の金型間に押出ヘッドよりパリスンを押出し
た状態を示す模式正面図である。
【図2】図1に示す工程ののちプリブローを行うととも
に分割形式の金型の型閉じを開始直後の状態を示す金型
の平面図である。
に分割形式の金型の型閉じを開始直後の状態を示す金型
の平面図である。
【図3】図2に示す工程ののちさらに型閉じを進行させ
て容積を変更できるキャビティを密閉した状態を示す、
図1のA−A線に沿う要部断面図である。
て容積を変更できるキャビティを密閉した状態を示す、
図1のA−A線に沿う要部断面図である。
【図4】図3に示す工程ののち型閉じを完了させてキャ
ビティの容積を縮小させた状態を示す、図1のA−A線
に沿う要部断面図である。
ビティの容積を縮小させた状態を示す、図1のA−A線
に沿う要部断面図である。
【図5】本発明の第1実施例によって製造された合成樹
脂成形品の一例を示す模式平面図である。
脂成形品の一例を示す模式平面図である。
【図6】本発明の第2実施例における一工程を示し、型
開きした分割形式の金型間に押出ヘッドよりパリスンを
押出した状態を示す模式断面図である。
開きした分割形式の金型間に押出ヘッドよりパリスンを
押出した状態を示す模式断面図である。
【図7】本発明の第2実施例における一工程を示し、型
閉じを進行させて容積を変更できるキャビティを密閉し
た状態を示す図6のB−B線に沿う要部断面図である。
閉じを進行させて容積を変更できるキャビティを密閉し
た状態を示す図6のB−B線に沿う要部断面図である。
【図8】図7に示す工程ののち型閉じを完了させてキャ
ビティの容積を縮小させた状態を示す図6のB−B線に
沿う要部断面図である。
ビティの容積を縮小させた状態を示す図6のB−B線に
沿う要部断面図である。
【図9】従来例を説明するための吹込成形機の模式斜視
図である。
図である。
1 押出ヘッド 2 パリスン 2a 密封パリスン 3 一方の金型 3a,5a ピンチオフ部 4 他方の金型 5 スライド型 5b キャビティ面 6,46 凹形キャビティ面 7,47 凸形キャビティ面 8 案内棒 9 案内孔 10 スプリング 20a,60a 一方の壁 30,60 合成樹脂成形品 20b,30b,60b 他方の壁 20c,30c,60c 立上り壁 31 フールプルーフ用の突起部 32 ポケット用の突起部 33 ブラケット用の突起部
Claims (4)
- 【請求項1】 容積を変更できる偏平形状のキャビティ
を備えた分割形式の金型を型開きしておき、熱可塑性樹
脂を押出機によって溶融してその押出ヘッドより筒状の
パリスンを押出して型開きした前記金型間に配置し、型
閉じを開始して前記筒状のパリスンの軸方向の間隔をお
いた2箇所を挟持して軸方向の両端部が閉鎖された密封
パリスンを形成するとともに該密封パリスンを前記キャ
ビティ内に収容し、ついで前記キャビティの側部の近傍
を負圧とすることによって前記密封パリスンの側部を前
記キャビティの側部に近接させ、さらに型閉じを進行さ
せて前記キャビティの容積を縮小させることによって前
記密封パリスンを圧縮して内圧を増大させて該キャビテ
ィに沿って中空成形することを特徴とする合成樹脂成形
品の製造方法。 - 【請求項2】 金型のキャビティ面に少なくとも1個の
凹部を設けておき、前記凹部によって合成樹脂成形品に
少なくとも1個の中空の突起部を形成するとともに、前
記中空の突起部以外の部分はキャビティの容積を縮小し
た際に密封パリスンを圧縮して密着させたことを特徴と
する請求項1記載の合成樹脂成形品の製造方法。 - 【請求項3】 容積を変更できる偏平形状のキャビティ
を備え、しかも縮小された前記キャビティが間隔をおい
て対向する一方の壁と他方の壁とを備えた中空二重壁構
造の合成樹脂成形品の外面を規制する大きさである分割
形式の金型を型開きしておき、熱可塑性樹脂を押出機に
よって溶融してその押出ヘッドより筒状のパリスンを押
出して型開きした前記金型間に配置し、前記筒状のパリ
スンのプリブローを行ったのち型閉じを開始して前記筒
状のパリスンの軸方向の間隔をおいた2箇所を挟持して
軸方向の両端部が閉鎖された密封パリスンを形成すると
ともに該密封パリスンを前記キャビティ内に収容し、つ
いで前記キャビティの両側部の近傍を負圧とすることに
よって前記密封パリスンの両側部を前記キャビティの両
側部に近接させ、さらに型閉じを進行させて前記キャビ
ティの容積を縮小させ、該密封パリスン内に加圧流体を
導入することによって該キャビティに沿って中空成形す
ることを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。 - 【請求項4】 キャビティの形状を、その周辺部が金型
の開閉方向と同方向へ屈曲した屈曲部を有するものと
し、周辺部に立上り壁を有する合成樹脂成形品を成形す
ることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の
合成樹脂成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02625394A JP3404108B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 合成樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02625394A JP3404108B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 合成樹脂成形品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214649A true JPH07214649A (ja) | 1995-08-15 |
| JP3404108B2 JP3404108B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=12188113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02625394A Expired - Fee Related JP3404108B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 合成樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3404108B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6759003B1 (en) | 1999-06-24 | 2004-07-06 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Blow molding method, blow molded product and blow molding mold |
| JP2017132103A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | キョーラク株式会社 | 成形方法及び成形体 |
-
1994
- 1994-01-28 JP JP02625394A patent/JP3404108B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6759003B1 (en) | 1999-06-24 | 2004-07-06 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Blow molding method, blow molded product and blow molding mold |
| JP2017132103A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | キョーラク株式会社 | 成形方法及び成形体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3404108B2 (ja) | 2003-05-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4955760B2 (ja) | インサート部品内蔵形押出ブロー成形品製造用成形金型 | |
| JPH06143396A (ja) | 樹脂製燃料タンクの製造装置 | |
| JP3404108B2 (ja) | 合成樹脂成形品の製造方法 | |
| JP3128664B2 (ja) | 電気装置用ハウジングパネルの製造方法 | |
| JP3338485B2 (ja) | プレス成形方法 | |
| JP3126178B2 (ja) | 中空二重壁成形品の製造方法 | |
| JP3566376B2 (ja) | 中空板体の製造方法 | |
| JP3499617B2 (ja) | 中空二重壁成形品の製造方法 | |
| JP3566432B2 (ja) | 中空板体の製造方法 | |
| JPH06226820A (ja) | 送風ダクトをもつ中空二重壁構造体の製造方法 | |
| JPH0675910B2 (ja) | 樹脂パイプのブロー成形方法 | |
| JPH02171228A (ja) | 内装部品を一体成形するブロー成形法 | |
| JPH10193365A (ja) | 表皮材と基材との一体成形品の製造装置 | |
| JP3344440B2 (ja) | ブロー成形製中空二重壁成形品およびその製造方法 | |
| JPS61171321A (ja) | プラスチツクタンクの製造方法 | |
| JPH08183087A (ja) | ねじ部を有する中空体の製造方法 | |
| JP3751078B2 (ja) | 中空二重壁成形品およびその製造方法 | |
| JPH09207207A (ja) | ハウジングパネルの製造方法 | |
| JPH05162168A (ja) | 表皮インモールド成形方法 | |
| JP2538127Y2 (ja) | 表皮一体合成樹脂製品の成形用金型 | |
| JP2006240191A (ja) | 真空成形型および真空成形方法 | |
| JP3625749B2 (ja) | 繊維強化樹脂の成形方法、およびその成形方法を用いて製造された膨張成形品 | |
| JP3063038B2 (ja) | 中空成形品の製造方法 | |
| JPH01290412A (ja) | インサート部品を一体成形した中空成形品のブロー成形法 | |
| JPS58185228A (ja) | 突起付ブロ−製品の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |