JPH07214764A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH07214764A
JPH07214764A JP1170894A JP1170894A JPH07214764A JP H07214764 A JPH07214764 A JP H07214764A JP 1170894 A JP1170894 A JP 1170894A JP 1170894 A JP1170894 A JP 1170894A JP H07214764 A JPH07214764 A JP H07214764A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印字境界部での印字ズレを確実に低減でき、印
字品質を向上させる。 【構成】記録媒体と相対的に移動するキャリッジ上に、
複数のノズルを一列に配置した記録ヘッドを搭載し、前
記複数のノズルを数個ずつのノズル群に分割し、それぞ
れのノズル群内の各ノズルは同時に駆動し、各ノズル群
を順次所定の時間ずつ遅延させて順次駆動することによ
り、前記ノズルからインクを吐出させて、ノズル配列方
向に1ラインの印字記録を行うインクジェット記録装置
において、前記ノズル群の駆動順次は、キャリッジ走査
方向Xに対するノズル配列方向Yおよびキャリッジ走査
方向に対し片方向のみの印字か両方向の印字かにより決
定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に関し、特に、記録媒体と相対的に移動するキャリッ
ジ上に複数のノズルを有するインクジェットヘッドを搭
載し、印字記録を行うインクジェット記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、低騒音で、
高速印字記録、高解像度化が容易なため、その利用は年
々増加している。通常のプリンター形態では、ヘッドは
複数のノズルを一列に配して有し、それをキャリッジに
搭載し、ノズル数分ずつキャリッジを走査して印字を行
うものである。キャリッジ走査印字においては、カラー
などの印字の場合は、その色の重ね方により色あいが変
化する為、一般にカラー印字は、キャリッジ走査方向に
対して一方向の印字を行い、白黒等の単色印字に関して
は、往復2回の印字を行い、高速処理を実現している。
【0003】ところで、このようなノズルを駆動する場
合、電源の小型化等を図る目的で、全ノズルを数ノズル
毎に分割し、順次所定の時間ずつ遅延させ分割同時駆動
を行うのが一般的である。このため、ノズル群の一方向
から印字する場合、印字画像に傾きを生じる欠点があっ
た。このような画像上の問題を低減する方法として、特
開平3−132355号公報、特開平3−234668
号公報に示されているように、ノズル群の駆動順次を、
キャリッジ走査方向に応じて決定する方法が提案されて
いる。ここでは、往復2回のスキャン印字により、ノズ
ル数範囲に対応した印字幅記録を行うものである。この
往、復印字において、ノズル群の駆動順次を切り換える
事で、往、復印字により形成される印字ドットのラスタ
ー方向の列を整えるものであった。
【0004】また、特開昭57−1389563号公
報、特開平3−208656号公報に示すように、この
ノズル列を、ヘッドの搭載されているキャリッジの印字
走査方向の垂直方向に対し、所定角度以内のθ°または
所定角度θ°を設けたプリンターがある。このθ°は、
そのノズルの駆動を数ノズル毎分割同時駆動する隣接ノ
ズル群印字周期と、キャリッジ走査スピードの関係にお
いて決定され、このようにθ°の角度を設けることによ
り印字画像に傾きがなくなり、良好な画質がえられると
いうものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−13235
5号公報、特開平3−234668号公報に示すように
キャリッジ印字走査方向に応じてノズル群の駆動順次を
切り換えることにより、往復2回の印字で形成される画
像のラスター方向の列を整えることが出来る。しかしな
がら、このような駆動順次とする場合、キャリッジ印字
走査毎の印字境界部に印字ズレを発生する問題がある。
この場合、この境界部での印字ズレをなくすため、特開
昭57−138953号公報、特開平3−208656
号公報においては、キャリッジ走査方向の垂直方向に対
して、ノズル列方向を所定角度θ°の角度を設けること
により、この印字ズレを低減する提案をしている。
【0006】しかしながら、ヘッドを搭載する部分は、
メカニカルな構成である為、前記所定角度θ°に対し
て、かならず公差を生じてしまう。さらに、この設定角
度θ°のバラツキに応じたノズル群の駆動順次が行われ
ていなかったり、着脱自在のヘッドカートリッジを使用
する場合などは、上記公差がさらに大きくなってしま
い、画質低下を招いていた。
【0007】さらに、この公差は、高解像度のヘッドを
使用するのであれば、許容できる公差は、非常に小さく
なり、電気的な印字タイミングを補正するか、設定角度
θ°を変えうるようにメカニカルな調整機構を有す必要
があり、また、このような補正機能を有さないかぎり、
上記印字ズレを確実に改善することはできない。メカニ
カルな調整機構を有する場合は、ヘッド毎にその調整機
構を必要とし、キャリッジ構成部が、大きく、高価にな
ってしまうという欠点があった。
【0008】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あって、記録ヘッドのノズル配列方向とキャリッジ走査
方向とのなす角度を認識し、最適なノズル駆動順次を設
定し、それに応じた印字タイミングを生成し印字制御す
ることにより、印字境界部での印字ズレを確実に低減で
き、印字品質を向上させることができるインクジェット
記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のイン
クジェット記録装置においては、記録媒体と相対的に移
動するキャリッジ上に、複数のノズルを一列に配置した
記録ヘッドを搭載し、前記複数のノズルを数個ずつのノ
ズル群に分割し、それぞれのノズル群内の各ノズルは同
時に駆動し、各ノズル群を順次所定の時間ずつ遅延させ
て順次駆動することにより、前記ノズルからインクを吐
出させて、ノズル配列方向に1ラインの印字記録を行う
インクジェット記録装置において、前記ノズル群の駆動
順次は、キャリッジ走査方向に対するノズル配列方向お
よびキャリッジ走査方向に対し片方向のみの印字か両方
向の印字かにより決定されることを特徴とする。
【0010】実施態様としては、片方向のみの印字で、
キャリッジ走査方向に対するノズル配列方向が直角であ
る場合、1回のスキャン印字走査毎に、前記ノズル群の
駆動順次を逆方向に切り替える方式や、片方向のみの印
字で、キャリッジ走査方向に対するノズル配列方向が直
角でない場合、全てのスキャン印字走査において、前記
ノズル群の駆動順次を一方向に固定する方式や、両方向
の印字で、キャリッジ走査方向に対するノズル配列方向
が直角である場合、全てのスキャン印字走査において、
前記ノズル群の駆動順次を一方向に固定する方式や、両
方向の印字で、キャリッジ走査方向に対するノズル配列
方向が直角でない場合、1回のスキャン印字走査毎に、
前記ノズル群の駆動順次を逆方向に切り替える方式が挙
げられる。
【0011】
【作用】本発明においては、例えばテスト印字から、記
録ヘッド搭載状況を認識し、その情報に基づき、片方向
/両方向印字時のノズル駆動順次、また、両方向印字時
の印字タイミングの補正により、印字境界部での印字ズ
レを低減することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。図1は、本発明のインクジェット記録装置の1実
施例を示すシステム構成図である。図中、1はインクジ
ェット記録装置、2はホストコンピュータ、3はCP
U、4はワークRAM、5はフォントROM、6はプロ
グラムROM、7はEEPROM、8はインターフェー
ス、9は操作パネル、10はメモリ制御部、11はイメ
ージRAM、12はヘッド制御部、13は記録ヘッド、
14はモータ制御部、15はモータ、16はI/O制御
部、17はセンサ、18は共通バスである。
【0013】インクジェット記録装置1は、ホストコン
ピュータ2と接続され、両者の間でデータのやりとりを
行う。CPU3は、ワークRAM4、フォントROM
5、プログラムROM6およびEEPROM7と接続さ
れており、プログラムROM6に格納されたプログラム
に従い、EEPROM7に格納されている設定値、たと
えば、高画質化のための補正データ等を参照しながら動
作する。また、共通バス18にも接続されており、共通
バス18を通じてインクジェット記録装置1内の各部を
制御する。
【0014】ワークRAM4は、CPU3の作業用の記
憶領域として用いられ、種々のシステム内の情報等の記
憶にも使用される。フォントROM5には、印字すべき
文字のイメージ形式のデータが格納されている。プログ
ラムROM6には、CPU3の動作を指示するプログラ
ムが格納されている。EEPROM7は不揮発性のメモ
リであって、電源を遮断しても内容は保持されるので、
高画質化の為の補正データや、システムの動作モードな
どの各種の設定値等が格納される。これらのデータは、
操作パネル9を用いて設定される場合もある。
【0015】インターフェース8は、共通バス18とホ
ストコンピュータ2に接続され、ホストコンピュータ2
とのデータの送受を直接行う。操作パネル9は、共通バ
ス18に接続され、ユーザーからの各種の入力を受けつ
けたり、ユーザーに対して各種の状態やメッセージを表
示する。メモリコントローラー10は、イメージRAM
11、共通バス18およびヘッドコントローラー12に
接続され、イメージRAM11を制御する。
【0016】イメージRAM11には、記録すべきデー
タがイメージの形式で蓄積される。このイメージRAM
11内は、各記録ヘッドに対応する領域に分けておくこ
とができる。ヘッドコントローラー12は、記録ヘッド
13、共通バス18およびメモリコントローラー10に
接続され、記録ヘッド13の制御を行う。記録ヘッド1
3の制御は、少なくとも各記録ヘッドの各ノズルからの
インクの吐出タイミングやインクの温度等の制御を含む
ものである。
【0017】記録ヘッド13は、N本のノズルを有する
複数のヘッドからなっている。例えば、カラー印字の場
合であれば、ブラックK、シアンC、マゼンタM、イエ
ローYの4個の記録ヘッドから構成される。
【0018】モーターコントローラー14は、モータ1
5および共通バス18に接続され、モータ15の制御を
行う。モータ15は、記録ヘッド13の搭載されたキャ
リッジと、記録媒体、例えば、記録用紙との相対移動を
行う。I/Oコントローラー16は、各種のセンサ17
および共通バス18に接続され、各種のセンサ17の制
御並びにセンサデータの取得を行う。センサ17には、
例えば用紙端検出や、用紙幅検出、インク量検出などが
ある。共通バス18は、CPU3、インターフェース
8、操作パネル9、メモリコントローラー10、ヘッド
コントローラー12、モーターコントローラー14およ
びI/Oコントローラー16を接続し、各種のデータや
コントロール信号を伝送する。
【0019】これら上述した構成は、機能的に分けてい
るが、イメージRAM11とワークRAM4を同じRA
Mとするなどの変形も可能である。
【0020】図1のシステムの動作を説明する。CPU
3は、プログラムROM6に格納されているプログラム
に従って、EEPROM7に格納されている設定値など
を参照しながら動作する。その際、必要に応じてワーク
RAM4を用いる。EEPROM7に格納されている設
定値等は、操作パネル9を用いて設定される。また、C
PU3は、I/Oコントローラー16を介してセンサ1
7からの情報を得て、記録可能か否かのチェックをした
り、モーターコントローラー14に対してキャリッジの
移動や記録用紙の搬送などを指示して、記録位置合わせ
等を行う。
【0021】ホストコンピュータ2から記録するデー
タ、例えば、画像情報や、文字コード等が送られてくる
と、インターフェース8でその情報を受信し、受信デー
タをCPU3へ転送する。CPU3では、印字フォーマ
ットに従い、受信データを記録出きるイメージデータ、
例えばビットマップに変換する。例えば、受信したデー
タが文字コードであれば、フォントROM5を用いて、
当該文字のイメージデータに変換する。変換されたイメ
ージデータは、メモリコントローラー10を介してイメ
ージRAM11に格納される。
【0022】イメージデータが格納されると、プリンタ
本体と、各ヘッドにそれぞれ内蔵された温度検出素子に
より検出された温度を基に、ヘッド駆動パルス幅と駆動
動作モードを決定し、各種の設定値をヘッドコントロー
ラー12へ設定する。特に、印字直前で、ヘッド温度が
低いと、インク吐出特性に悪影響を及ぼす為、インク吐
出特性が比較的安定している最適温度域までヘッドを昇
温させる動作を行う。
【0023】次に、CPU3は、モーターコントローラ
ー14に対してキャリッジの移動を要求し、走査を行
う。記録ヘッド13を搭載するキャリッジには、印字タ
イミングを生成するエンコーダーが取付けられており、
キャリッジの走査速度に応じた印字タイミングがCPU
3およびヘッドコントローラー12に入力される。CP
U3は、この印字タイミングにより印字位置を決定し、
ヘッドコントローラー12に印字許可のゲート信号を供
給する。
【0024】この印字許可のゲート信号と印字タイミン
グ信号により、ヘッドコントローラー12は、ヘッド駆
動信号を記録ヘッド13へ出力する。この動作を連続的
に行い、1スキャンの印字が終了すると、メモリコント
ローラー10から、割り込みが発生し、CPU3に入力
される。この割り込み信号を受け、CPU3は、モータ
ーコントローラー14に対して印字記録幅分の記録媒体
の搬送、キャリッジの再走査を要求する。このようにし
て、記録媒体の搬送方向の印字記録動作が終了するま
で、1スキャンの印字を複数回行うことになる。ここで
は、1スキャンの印字開始前ごとに、ヘッド温度、環境
温度を検出し、ヘッド駆動パルス、駆動動作モードをそ
の都度決定していく。
【0025】このように1枚の記録媒体への印字動作が
終了すると、CPU3は、モータコントローラー14に
たいして、記録媒体の排出を要求すると共に、インクの
乾きを防止するための、ノズル部を覆うキャップ部材の
位置するところまでキャリッジを移動させ、さらにキャ
ップ動作を行い、次の印字動作まで待機する。以上一連
の動作で、1枚の記録媒体への印字動作が終了する。
【0026】図2は、本発明が適用されるインクジェッ
ト記録装置の1例を示し、キャリッジ周辺の概略構成図
である。図中、21は記録ヘッドユニット、22はキャ
リッジ、23は記録媒体、24はトランスポートローラ
ー、25はキャップ機構部、Xはキャリッジ走査方向、
Yは記録媒体送り方向である。キャリッジ22には、1
個または複数個の記録ヘッドユニット21が搭載されて
いる。記録ヘッド21は、それぞれが、または、複数個
が一体となってキャリッジ22に着脱可能に構成されて
いる。また、記録ヘッドユニット21には、複数本のノ
ズルが設けられている。キャリッジ22を左右にスキャ
ン動作させながら、ノズルからインクを吐出させ、印字
を行う。この印字は、キャリッジ22に複数個の記録ヘ
ッドユニット21が搭載されている場合は、各記録ヘッ
ドユニット21からインクを吐出させ、インクのドット
を重ね合わせて、画像を形成して行くことになる。
【0027】複数の記録ヘッドユニット21として、例
えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4個の
記録ヘッドを用いることにより、カラー画像を形成する
ことができる。キャリッジ22の1回のスキャン動作が
終了すると、トランスポートローラー24により、所定
量だけ記録媒体23が搬送される。この動作を繰り返
し、1枚の記録紙への印字を終了する。1枚の記録媒体
23への印字が終了すると、キャリッジ22は、再びキ
ャップ機構部25の位置に移動し、記録ヘッドユニット
21をキャップし、次の印字まで待機する。
【0028】この例では、記録媒体の上下方向の移動
は、記録媒体の側を移動したが、キャリッジ22を移動
させて構成する事も可能である。また、この移動量は、
1回の印字幅や所定の改行幅の分だけ行ったり、また空
白のみのスキャンの分も一括しておくることも出来る。
さらに、例えば、記録媒体のフィード時や、あらかじめ
決まったフォーマットに従って記録する際の記録媒体の
位置決め時などは、CPU3からの指示に従った記録媒
体の移送が可能であるし、ホストコンピュータ2からの
指示によって移動量を変えることも可能である。
【0029】図3は、本発明のインクジェット記録装置
1の記録ヘッド駆動制御部の1実施例を示す構成図であ
る。図中、31は隣接ノズル群印字周期値記憶手段、3
2は隣接ノズル群印字周期設定カウンタ、33は印字タ
イミング制御部、34は印字駆動パルス発生部、35は
印字ドット数カウンタ、36は印字駆動パルス幅設定カ
ウンタ、37は印字駆動パルス幅設定値記憶手段、38
は印字データ加工処理部である。この記録ヘッド駆動制
御部は、図1のヘッドコントローラー12の一部を構成
するものである。本発明においては、記録ヘッドに設け
られている複数のノズルの駆動は、複数のノズルを数個
ずつのノズル群に分割し、それぞれのノズル群内の各ノ
ズルは同時に駆動し、各ノズル群は、どちらか一端側か
ら順次駆動する方式を採用している。以下の説明では、
このノズル郡を、分割同時駆動ノズル群と呼ぶことにす
る。
【0030】隣接ノズル群印字周期値記憶手段31は、
分割同時駆動ノズル郡間を駆動する時間に対応する隣接
ノズル群印字周期値を保持する。この値はCPU3等か
らデータが送られ、信号WRにより設定される。隣接ノ
ズル群印字周期設定カウンタ32は、隣接ノズル群印字
周期値記憶手段31に保持されている隣接ノズル群印字
周期値に基づき、印字タイミング制御部33の指示に従
い、隣接ノズル群間の周期時間信号を生成し、印字タイ
ミング制御部33および印字ドット数カウンタ35に入
力する。印字ドット数カウンタ35は、隣接ノズル群印
字周期設定カウンタ32からの周期時間信号を受けて、
ノズル群の数をカウントし、全ノズル数に達すると、印
字タイミング制御部33に対し、その旨を通知する。
【0031】印字タイミング制御部33は、さまざまな
タイミング信号を生成する。他の制御部からのクロック
信号およびゲート信号、隣接ノズル群印字周期設定カウ
ンタ32からの周期時間信号、印字ドット数カウンタ3
5からの印字ノズル群数の信号を受け、隣接ノズル群印
字周期設定カウンタ32および印字駆動パルス幅設定カ
ウンタ36に対して、カウント値の取り込み指示とカウ
ントクロックの供給を行い、印字駆動パルス発生部34
に対して、駆動開始を指示し、印字データ加工処理部3
8に対して、印字データ転送クロックを供給すると共
に、同じ信号を記録ヘッドに対して出力する。
【0032】印字駆動パルス発生部34は、印字タイミ
ング制御部33からの駆動開始の指示と、印字駆動パル
ス幅設定カウンタ36のカウント終了信号を受けて、印
字ヘッドに対する駆動パルスのオンオフ制御を行う。印
字駆動パルス幅設定カウンタ36は、印字タイミング制
御部33からの供給されるカウントクロックに基づき、
駆動パルス幅データに達するまでカウントを行って、終
了信号を印字駆動パルス発生部34に供給する。
【0033】印字駆動パルス幅設定値記憶手段37に
は、印字駆動パルス幅設定カウンタ36に設定される駆
動パルス幅データを記憶する。このデータはCPU3等
から送られ、信号WRにより記憶される。
【0034】以上の構成により記録ヘッド13に供給さ
れる印字駆動パルスタイミングの例を図4に示す。ここ
では、隣接ノズル群印字周期はtc (sec)、ノズル
駆動パルス幅はtp (sec)である。この駆動パルス
のHレベルで、ヘッドヒーターに通電が行われ、ノズル
内でバブルを形成しインクを吐出する。そしてLレベル
でヘッドヒーターへの通電を終了し、一つの分割同時ノ
ズル群が駆動される。このような駆動パルスは、分割さ
れたノズル群数だけ生成され、全ノズルを駆動してい
く。図4には、ノズルの一端から駆動する場合を示して
いるが、その反対の一端から駆動していくことも可能で
ある。このようなノズル駆動を行い、ノズル配列方向の
画像記録が行われる。
【0035】次に、この様にノズルを分割駆動している
間にも、キャリッジが移動しているため、分割駆動の最
初と最後では、記録ヘッド駆動に要する時間内に、キャ
リッジが移動する分だけ印字が傾く事になる。図5
(a)はこの印字例を示し、記録ヘッド13のインク吐
出順次方向をYとし、キャリッジ走査方向Xとしたと
き、印字境界部で印字ズレdが発生し、画質劣化をまね
く。これを改善するために、図5(b)に示すように、
ノズルの配列方向Yがキャリッジ走査方向Xに対して所
定角度θを持たせることにより、印字境界部で印字ズレ
がなくなる。しかしながら、高速印字、高解像度の記録
ヘッドになってくると、上記所定角度の設定値は非常に
小さな値となり、また非常に高い精度を要求されてく
る。このため、キャリッジ構成部のコストアップはさけ
られない問題であった。
【0036】本発明は、特に上記の点に絡み発明された
もので、キャリッジ構成部の精度を低くし、所定角度の
設定値にズレが生じてもコストアップせずに、簡単な駆
動方法により画質劣化を改善するものである。
【0037】次に具体的な印字例に説明する。図6
(a)、(b)、(c)は、片方向印字の場合を示し、
ノズル配列方向Yとキャリッジ走査方向Xの成す角度を
変化させ、これらの状態で3回の印字スキャン動作を行
い、3スキャン幅分の縦罫線を3本印字するものであ
る。そして、そのそれぞれにおいて、図示A方向にキャ
リッジを駆動し、B方向にノズル群を順次駆動させたも
のである。
【0038】図6(a)からわかるように、縦罫線1、
3は印字境界部で印字ズレが発生するため印字品質が低
下してしまう。縦罫線2は、1スキャン内の印字画像に
縦罫線1、3と同様に傾きを発生するが、印字境界部で
の印字ズレが発生しない分、画像のつながりがスムーズ
となり画質劣化を改善できる。よって、図6(a)のよ
うにノズル配列方向とキャリッジ走査方向とのなす角度
が90°の場合のノズル駆動順次は、片方向印字の場
合、1回のスキャン印字走査毎に、逆方向に駆動してい
く方法が最適となる。
【0039】図6(b)、(c)にキャリッジ走査方向
の垂線となす角度が±θ°の角度を有している場合のノ
ズル駆動走査方向、キャリッジ走査方向を示している。
ここでの±θ°は、隣接ノズル群印字周期をtc (se
c)で駆動した時に、印字画像に傾きの発生しない最適
な角度を例に取っている。図6(b)からわかるよう
に、片方向印字の場合、縦罫線1を生成するノズル駆動
順次が最適な方法といえる。ここでは、記録媒体送り方
向すなわち図面の下側のノズル群から順次上側のノズル
方向にむかって駆動していく。また同様に、(c)では
片方向印字の場合、縦罫線3を生成するノズル駆動順次
が最適な方法といえる。ここでは、記録媒体の送り方向
とは逆方向すなわち図面の上側のノズル群から順次下側
のノズル方向にむかって駆動していく。以上3通りの方
法から、どの縦罫線を選択するかにより、ヘッドのキャ
リッジへの搭載状態、駆動動作モードが決定できること
になる。
【0040】図7にテスト印字の一例を示す。この場
合、3本の縦罫線は、図6(a)〜(c)に示したと同
様のノズル駆動順次である。ここで、最適と思われる
「2」を選択し、制御パネル9から入力する。この場合
図6(a)と同様なヘッド搭載状況と判断し、容易にそ
の駆動動作モードを決定できる。
【0041】上記実施例では、±θ°でのノズル角度を
説明したが、これ以内、また、これ以上の角度でも、さ
らに隣接ノズル群印字周期の値を変え、調整する事によ
り最適な画質にすることも可能である。また、前述した
テスト印字の結果から、両方向印字のノズル駆動順次も
決定できる。
【0042】図8(a)〜(c)は、両方向印字の場合
を示し、図6と同様なヘッド搭載状態と、ノズル駆動順
次方向を示している。この場合も、印字境界部での印字
ズレを最小にする様、ノズル駆動順次を選択している。
図8(a)のようにノズル配列方向とキャリッジ走査方
向とのなす角度が90°の場合のノズル駆動順次は、全
てのスキャン印字走査で駆動順次を1方向に固定する方
法が最適となる。なお、(a)の場合は、これと逆方向
のノズル駆動順次でもよく、どちらか一方の駆動順次が
選択されれば良い。
【0043】図8(b)、(c)にキャリッジ走査方向
の垂線となす角度が±θ°の角度を有している場合のノ
ズル駆動走査方向、キャリッジ走査方向を示している。
いずれの場合もノズル駆動順次は、片方向印字の場合、
1回のスキャン印字走査毎に、逆方向に駆動していく方
法が最適となる。
【0044】ところで、図8の両方向印字の場合は、往
路と復路で、印字起動のタイミングを、基準のタイミン
グに対して、(a)〜(c)の各状態において補正する
必要がある。
【0045】図9は図8(a)の両方向印字の場合を示
し、図9(a)に示すように、往路と復路で、印字起動
のタイミングを同一時点にすると、印字ズレdが発生す
る。このズレは、全ノズルを分割同時駆動する時間によ
り発生するものである。よって、この時間分だけ図9
(b)のように、復路時の印字タイミングは、往路時の
印字基準のタイミングより前に印字起動のタイミングを
生成し、ヘッドコントローラーに供給すれば、上記印字
ズレを低減できる。また、往路時の印字タイミングを、
前記基準のタイミングより前に生成しても同様の結果が
えられる。
【0046】図10は図8(b)の両方向印字の場合を
示し、図10(a)に示すように、前記同様に、往路と
復路で、印字起動のタイミングを同一時点にすると、印
字ズレeが発生する。このズレは、ノズル列を傾ける事
により生じるキャリッジスキャン方向の両端間のズレで
ある。この場合も同様に、図10(b)に示すように、
復路時の印字タイミングを往路時の印字基準のタイミン
グより前に印字起動のタイミングを生成すればよい。こ
の場合の時間は、ズレeをスキャン走査にかかる時間に
設定すればよい。前記同様、この時間分、往路時の印字
タイミングを基準のタイミングより、前に設定しても良
い。
【0047】図11は図8(c)の両方向印字の場合を
示し、図11(a)に示すように、往路と復路で、印字
起動のタイミングを同一時点にすると、印字ズレeが発
生する。この場合も図10(b)と同様にタイミングを
生成すればよい。この場合の時間は、ズレeをスキャン
走査にかかる時間に設定すればよい。
【0048】以上説明したように、テスト印字から、記
録ヘッド搭載状況を認識し、その情報に基づき、片方向
/両方向時のノズル駆動順次、また、両方向時の印字タ
イミング補正により、印字境界部での印字ズレを低減す
ることが可能になった。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明かなように本発明によ
れば、ノズル配列方向と、キャリッジ走査方向との成す
角度を認識し、最適なノズル走査順次を設定し、それぞ
れに応じた印字タイミングを生成し印字制御することに
より、印字境界部での印字ズレを確実に低減出来、印字
品質を向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の1実施例を
示す構成図である。
【図2】本発明が適用されるインクジェット記録装置の
1例を示すキャリッジ周辺の概略図である。
【図3】本発明のインクジェット記録装置のヘッド駆動
制御部の1実施例を示す構成図である。
【図4】本発明のインクジェット記録装置のヘッドにお
けるノズル群の駆動タイミング図である。
【図5】本発明のインクジェット記録装置における印字
例を説明するための図である。
【図6】本発明のインクジェット記録装置における印字
例を説明するための図である。
【図7】本発明のインクジェット記録装置における印字
例を説明するための図である。
【図8】本発明のインクジェット記録装置における印字
例を説明するための図である。
【図9】本発明のインクジェット記録装置における印字
タイミングを説明するための図である。
【図10】本発明のインクジェット記録装置における印
字タイミングを説明するための図である。
【図11】本発明のインクジェット記録装置における印
字タイミングを説明するための図である。
【符号の説明】
1…インクジェット記録装置、2…ホストコンピュー
タ、3…CPU 4…ワークRAM、5…フォントROM、6…プログラ
ムROM 7…EEPROM、8…インターフェース部、9…操作
パネル 10…メモリコントローラー、11…イメージRAM 12…ヘッドコントローラー、13…記録ヘッド 14…モーターコントローラー、15…モーター 16…I/Oコントローラー、17…センサ、18…共
通バス 21…記録ヘッドユニット、22…キャリッジ、23…
記録媒体 24…トランスポートローラー、25…キャップ機構部 31…隣接ノズル群印字周期値記憶手段 32…隣接ノズル群印字周期設定カウンタ、33…印字
タイミング制御部 34…印字駆動パルス発生部、35…印字ドット数カウ
ンタ 36…印字駆動パルス幅設定カウンタ、 37…印字駆動パルス幅設定値記憶手段、38…印字デ
ータ加工処理部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体と相対的に移動するキャリッジ上
    に、複数のノズルを一列に配置した記録ヘッドを搭載
    し、前記複数のノズルを数個ずつのノズル群に分割し、
    それぞれのノズル群内の各ノズルは同時に駆動し、各ノ
    ズル群を順次所定の時間ずつ遅延させて順次駆動するこ
    とにより、前記ノズルからインクを吐出させて、ノズル
    配列方向に1ラインの印字記録を行うインクジェット記
    録装置において、前記ノズル群の駆動順次は、キャリッ
    ジ走査方向に対するノズル配列方向およびキャリッジ走
    査方向に対し片方向のみの印字か両方向の印字かにより
    決定されることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】片方向のみの印字で、キャリッジ走査方向
    に対するノズル配列方向が直角である場合、1回のスキ
    ャン印字走査毎に、前記ノズル群の駆動順次を逆方向に
    切り替えることを特徴とする請求項1に記載のインクジ
    ェット記録装置。
  3. 【請求項3】片方向のみの印字で、キャリッジ走査方向
    に対するノズル配列方向が直角でない場合、全てのスキ
    ャン印字走査において、前記ノズル群の駆動順次を一方
    向に固定することを特徴とする請求項1に記載のインク
    ジェット記録装置。
  4. 【請求項4】両方向の印字で、キャリッジ走査方向に対
    するノズル配列方向が直角である場合、全てのスキャン
    印字走査において、前記ノズル群の駆動順次を一方向に
    固定することを特徴とする請求項1に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  5. 【請求項5】両方向の印字で、キャリッジ走査方向に対
    するノズル配列方向が直角でない場合、1回のスキャン
    印字走査毎に、前記ノズル群の駆動順次を逆方向に切り
    替えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  6. 【請求項6】両方向の印字において、往路時に基準の印
    字位置より、全ノズルからインクを吐出するに要する時
    間分だけ前に印字開始させるか、または復路時に基準の
    印字位置より、前記時間分だけ前に印字開始するように
    制御することを特徴とする請求項4に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  7. 【請求項7】両方向の印字において、往路時に基準の印
    字位置より、ノズル配列方向により発生するスキャン走
    査方向の両端のズレを、スキャン走査するに要する時間
    分だけ前に印字開始させるか、または復路時に基準の印
    字位置より、前記時間分だけ前に印字開始するように制
    御することを特徴とする請求項5に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
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