JPH07214806A - カラー感熱記録方法 - Google Patents

カラー感熱記録方法

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JPH07214806A
JPH07214806A JP6014673A JP1467394A JPH07214806A JP H07214806 A JPH07214806 A JP H07214806A JP 6014673 A JP6014673 A JP 6014673A JP 1467394 A JP1467394 A JP 1467394A JP H07214806 A JPH07214806 A JP H07214806A
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浩司 福田
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/36Print density control

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  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイトル画像などの2値階調画像をカラー感
熱記録する際に白地部分に黄ばみがでないようにする。 【構成】 最下層のシアン感熱発色層を感熱記録する際
に、非記録部分の発熱素子のバイアスパルスの個数を中
層のマゼンタ感熱発色層のバイアスパルスの個数程度に
少なくしてバイアス熱エネルギを低くする。 【効果】 記録シートの非記録部分(白地部分)への加
熱量が減少して、この加熱に起因する黄変の発生が抑制
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー感熱記録方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱記録には、インクフイルムのインクを
記録紙に転写する熱転写記録と、感熱記録シートを加熱
して発色させる感熱記録とがある。カラー感熱プリンタ
では、プラテンドラムに例えばカラー感熱記録シートを
巻きつけて、このカラー感熱記録シートにサーマルヘッ
ドを接触させ、プラテンドラムを3回転させて各1回転
毎に各色を記録することによって3色面順次熱記録を行
い、フルカラーの画像をカラー感熱記録シートに記録し
ている。カラー感熱記録シートは、例えば特開昭61ー
213169号に記載されているような、マゼンタ感熱
発色層,シアン感熱発色層,イエロー感熱発色層を支持
体上に順次層設したものが用いられる。各感熱発色層を
発色させるには、発色直前の熱エネルギ(以下、これを
バイアス熱エネルギという)に、所望の濃度に発色させ
るための熱エネルギ(以下、これを階調表現熱エネルギ
という)を加えた発色熱エネルギをサーマルヘッドの各
発熱素子に印加している。サーマルヘッドは、各発熱素
子をライン状に並べて構成されている。
【0003】ところで、上記カラー感熱記録シートは、
例えばシアン熱記録時のバイアス熱エネルギ程度のある
レベル以上の熱を印加すると、その部分が発色反応を起
こさないといわれる充分定着された状態であっても、熱
による黄変(Yステイン)が発生する。これは、定着に
より出た不純物が原因となって発生するもので、通常は
4〜5時間でこの不純物は分解・消失するが、シアンバ
イアス程度の熱を印加するとイエロー味の色のついた物
質として熱定着され、Yステインとなって残る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このYステインは、中
間調画像の場合にはそれ程目立つことは無いが、文字画
像のように白地に黒色等で記録される2値階調画像の場
合に、白地部分が黄変するため、これが目立ちプリント
品質が低下するという問題がある。また、2値階調画像
を記録する他に、プリントエリアの主走査方向の長さ
が、サーマルヘッドの記録可能長さよりも短い場合であ
って、この未使用発熱素子をバイアス加熱する場合に
は、同様にYステインの発生が問題になる。すなわち、
従来はサーマルヘッドのプリントエリア外の発熱素子の
階調表現熱エネルギを単に「0」に設定して、これらプ
リントエリア外を熱記録することが無いようにしていた
だけであるから、シアン記録時にプリントエリア外もシ
アンバイアス熱エネルギが印加されるため、上記Yステ
インが発生したり、記録シートの表面光沢度が変わって
しまうことがある。さらには、中間調画像エリアと、タ
イトル等の文字画像からなる2値階調画像エリアとに分
けて記録するポストカードの感熱記録時にも、同様にし
てタイトルの白地部分に上記Yステインが発生するた
め、仕上がり品質が低下するという問題がある。
【0005】また、記録シートとサーマルヘッドとの間
の摩擦係数は、サーマルヘッドが発生する熱エネルギに
よって変動し、図13に示すように、サーマルヘッドの
温度が上昇すると摩擦係数も低くなる傾向にある。この
ような記録シートとサーマルヘッドとの間の大きな温度
変動は摩擦係数の変動となり、記録シートの送り量の変
動となって現れる。ところで、プラテンドラム等の記録
シート搬送系は、プラテンドラム表面のゴムや搬送ベル
ト等の弾性体によってバネ性を有する他に、遊びやガ
タ、各部材の歪み等をもっている。このため、熱記録開
始直後は記録シート搬送系のガタ等によって記録シート
の送り量が変動して送りむらが発生する。特に、熱記録
開始直後はプラテンドラムの回転力が前記ガタ等で吸収
されて記録シートの実際の送り量が減少するため、摩擦
係数の変動による送りむらが顕著となる。しかも、各色
を発色感度を変えることで記録する前記カラー感熱記録
シートでは、発色熱エネルギが各色で異なるため、摩擦
係数は各色毎に変動し異なるため、各色のドット形成位
置がずれる色ずれが発生して、印画品質が低下してしま
うという問題がある。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であり、Yステインの発生を抑えるとともに、色ずれも
少なくなるようにしたカラー感熱記録方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、プリントエリアの主走査方
向の長さが、サーマルヘッドの記録可能長さよりも短い
場合に、シアン記録時のプリントエリア外のサーマルヘ
ッドの各発熱素子のバイアス熱エネルギを、マゼンタ記
録時のプリントエリア内のサーマルヘッドの各発熱素子
のバイアス熱エネルギ程度に小さくなるように設定した
ものである。
【0008】また、請求項3記載の発明は、文字画像等
の2値階調画像をシアン記録する際に、画像を記録する
ことのない白地部分の発熱素子のバイアス熱エネルギ
を、マゼンタ画像を記録する際の画像記録部分の発熱素
子のバイアス熱エネルギ程度に小さくなるように設定し
たものである。
【0009】また、請求項2又は4記載の発明は、請求
項1又は3記載の発明において、バイアス加熱を多数個
のサブパルスからなるパルス列により行い、バイアス熱
エネルギの変更はサブパルス数を増減させて行うように
したものである。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項3記
載の発明において、各色の記録開始時にサーマルヘッド
の押圧開始位置をプリントエリアの前側にずらすととも
に、この押圧開始位置を各色毎に変えてサーマルヘッド
を記録シートに押圧した状態でプリントエリアの記録開
始位置まで記録シートを移動させることで押圧助走さ
せ、この押圧助走中にサーマルヘッドにバイアス熱エネ
ルギを与え、各色のプリントエリアの記録開始位置を一
致させたものである。
【0011】また、請求項6記載の発明は、プリントエ
リアをその副走査方向において、中間調画像エリアと2
値階調画像エリアとに分けて記録する場合で、2値階調
画像の記録の際に、画像を記録することのない白地部分
の発熱素子のバイアス熱エネルギを、画像を記録する部
分の発熱素子のバイアス熱エネルギよりも小さくなるよ
うに設定するとともに、イエロー及びマゼンタ画像の2
値階調画像エリアの記録時には最初の数ライン分を2値
階調画像の書込み禁止エリアとして記録することなくシ
ート送りし、且つ、シアン画像の2値階調画像エリアの
記録時には前記書込み禁止エリアに対応させて最初の数
ライン分をシート送りするダミー記録行を追加したダミ
ー記録を行い、これに続けて2値階調画像を記録するよ
うにしたものである。
【0012】
【作用】各色の記録開始の前に、記録シートがサーマル
ヘッドにより押圧された状態で移動して押圧助走が行わ
れる。押圧助走中はサーマルヘッドがバイアス加熱され
る。この加熱はバイアス熱エネルギ相当であるため、記
録シートが発色することはない。しかも、この加熱によ
り、サーマルヘッドと記録シートとの間の摩擦係数が小
さくなるとともに、押圧助走時とこれに続く感熱記録時
とにおいて急激な熱変動が起こることがないため、記録
開始直後の記録シート送り量が一定となって送りが安定
する。したがって、記録開始直後のプリントエリアのド
ット形成位置がずれることがなくなり、色ずれが少なく
なる。
【0013】また、前記押圧助走中は、サーマルヘッド
の押圧開始位置がプリントエリアの記録開始位置よりも
前側にずらされる。この押圧開始位置は、サーマルヘッ
ドへのバイアス加熱量の各色毎の相違によって、各色毎
に予め設定されている。例えばイエロー、マゼンタ、シ
アンの各感熱発色層を最上層から順次備えたカラー感熱
記録シートを用いて感熱記録する場合には、イエロー感
熱記録層は最上層であるため、そのバイアス加熱量が低
く、下層になるにしたがいバイアス加熱量が高い。イエ
ロー記録時のバイアス加熱量は低いため、サーマルヘッ
ドと記録シートとの間の摩擦係数は他のマゼンタ,シア
ン記録時のそれよりも高くなり、記録シートの送り量が
各色間で同じであってもこの摩擦係数が高くなる分だ
け、結果としてサーマルヘッドを押圧して行う押圧助走
区間が短くなる。また、マゼンタ,シアン記録時には、
バイアス加熱量が高くなることに伴い前記摩擦係数が低
くなる分だけ、結果として押圧助走区間がイエローのも
のに比べて順次長くなる。したがって、イエロー記録時
の押圧開始位置がプリントエリアの記録開位置に一番近
くされ、次にマゼンタ記録時の押圧開始位置、その次に
シアン記録時の押圧開始位置とされることにより、プリ
ントエリアの記録開始位置が各色ともに一致することに
なり、各色のプリントエリアのドット形成位置がずれる
ことがなくなり、色ずれが少なくなる。
【0014】また、サーマルヘッドに与えるバイアス熱
エネルギが最初の数ライン分の移動中は前記プリントエ
リアの1ライン分のバイアス熱エネルギよりも小さく設
定されるため、押圧助走直後の送りむらで記録シートが
送られずにバイアス熱エネルギの集中印加により記録シ
ートが発色してしまうことが防止される。
【0015】また、最後の感熱発色層、例えばシアン感
熱記録層を熱記録する際に、押圧助走中のバイアス熱エ
ネルギはマゼンタ記録時におけるプリントエリアのバイ
アス熱エネルギ程度に小さくなるように設定されること
により、押圧助走中にイエロー,及びマゼンタの発色成
分が光定着されることで生成された残留物質に起因して
押圧助走エリアの一部が黄変する、いわゆるYステイン
の発生が防止される。同様にして、シアンの文字画像の
記録に際して、白地部分のバイアス熱エネルギがマゼン
タの文字画像の記録時のバイアス熱エネルギ程度に低く
設定されるため、白地部分にYステインが発生すること
が抑制される。また、プリントエリアの主走査方向の長
さが、サーマルヘッドの記録可能長さよりも短い場合
に、シアン熱記録時のプリントエリア外のサーマルヘッ
ドの各発熱素子のバイアス熱エネルギが、マゼンタ記録
時のプリントエリア内のサーマルヘッドの各発熱素子の
バイアス熱エネルギ程度に小さくなるように設定される
ことにより、同様にしてプリントエリアの周りの非プリ
ントエリアのYステインの発生が抑えられる。
【0016】ポストカードのように、プリントエリアを
その副走査方向において、中間調画像エリアと2値階調
画像エリアとに分けて記録する場合で、2値階調画像の
記録の際には、画像を記録することのない白地部分の発
熱素子のバイアス熱エネルギが、画像を記録する部分の
発熱素子のバイアス熱エネルギよりも小さくなるように
設定され、Yステインの発生が抑えられる。また、イエ
ロー及びマゼンタ画像の2値階調画像エリアの記録時に
は最初の数ライン分を2値階調画像の書込み禁止エリア
として記録することなくシート送りが行われる。更に、
シアン画像の2値階調画像エリアの記録時には前記書込
み禁止エリアに対応させて最初の数ライン分をシート送
りするダミー記録行が追加されたダミー記録が行われ、
これに続けてシアンの2値階調画像が記録される。この
ように、ダミー記録行の追加により、シアンの2値階調
画像とマゼンタ及びイエローの2値階調画像とがずれる
ことなく記録されるため、黒色等の文字像がにじむこと
なく記録される。
【0017】
【実施例】本実施例では、カラー感熱記録シート4とし
て、図2に示すような層構造のものを用いている。この
記録シート4は、支持体5の上に、シアン感熱発色層
6、マゼンタ感熱発色層7、イエロー感熱発色層8、保
護層9を順次層状に設けて構成されている。これらの各
感熱発色層6〜8は熱記録される順番に表面から層状に
設けられているが、例えばマゼンタ、イエロー、シアン
の順番に熱記録する場合には、イエロー感熱発色層とマ
ゼンタ感熱発色層とが入れ換えられる。
【0018】図3は各感熱発色層6〜8の発色特性を示
すものである。この実施例のカラー感熱記録シート4
は、イエロー感熱発色層8の発色熱エネルギが最も低
く、シアン感熱発色層6の発色熱エネルギが最も高い。
イエローYの画素を感熱記録する場合には、一定なバイ
アス熱エネルギBYに、画素の階調レベルJに応じて決
まる階調表現熱エネルギGYJ を加えた発色熱エネルギ
がカラー感熱記録シート4に与えられる。このバイアス
熱エネルギBYは、イエロー感熱記録層8が発色する直
前の熱エネルギである。マゼンタM及びシアンCも同様
であるので、符号のみを付してある。
【0019】本発明を実施したカラー感熱プリンタの概
略を示す図4において、プラテンドラム10は、その外
周にカラー感熱記録シート4を保持し、感熱記録時にパ
ルスモータ12によりベルト13を介して矢線方向に回
転される。このプラテンドラム10にはクランプ部材1
4が取り付けられており、カラー感熱記録シート4の先
端部4aをプラテンドラム10に固定する。パルスモー
タ12はモータドライバ15を介して後述するシステム
コントローラ16により回転制御される。システムコン
トローラ16は、モータ駆動パルスを発生し、このモー
タ駆動パルスの4パルスでプラテンドラム10を1ライ
ン分回転する。上記プラテンドラム10,パルスモータ
12,ベルト13,クランプ部材14により記録シート
搬送系17が構成されている。
【0020】前記プラテンドラム10の外周には、矢印
で示すプラテンドラム10の正転方向に、サーマルヘッ
ド20と、第1及び第2の光定着器21,22とが順に
設けられている。サーマルヘッド20は多数の発熱素子
20aをライン状に配列して構成されており、感熱記録
時には押圧機構23によりプラテンドラム10側に押し
つけられる。押圧機構23は図示しないソレノイド及び
コイルバネから構成されているが、サーマルヘッド20
をプラテンドラム10側に所定圧力で押しつけることが
できるものであれば、他のリンク機構やカム機構を用い
てもよい。このサーマルヘッド20は、システムコント
ローラ16の指令信号を受けてプリントコントローラ2
5が発生するストローブ信号により駆動される。このス
トローブ信号は、後述するバイアスパルスと階調パルス
から構成されている。
【0021】前記第1の光定着器21は、ほぼ420n
mに発光ピークを持った棒状の紫外線ランプ21aを備
えており、イエロー感熱発色層を光定着する。第2の光
定着器22は、ほぼ365nmに発光ピークを持った棒
状の紫外線ランプ22aを備えており、マゼンタ感熱発
色層を光定着する。
【0022】給排紙通路25には搬送ローラ対26が配
置されており、これによりカラー感熱記録シート4が搬
送される。また、給排紙通路25のプラテンドラム10
側には、排紙時にカラー感熱記録シート4の後端を給排
紙通路25に案内するための分離爪27が形成されてい
る。この実施例では、1つの通路を給紙通路と排紙通路
とに兼用しているが、これらは別個に設けてもよい。ま
た、本実施例では、プラテンドラム10をプリント時と
は逆方向に回転させて排紙する逆転排紙方式を採用して
いるが、これはクランプ部材14を解除してプラテンド
ラム10を正転して排紙する順転排紙方式としてもよ
い。
【0023】プラテンドラム10の外周には、ホームポ
ジションセンサ29が設けられている。ホームポジショ
ンセンサ29は、クランプ部材14の位置を検出してプ
ラテンドラム10のホームポジションを検出する。この
ホームポジション検出信号はシステムコントローラ16
に送られる。感熱記録時には、このホームポジションで
クランプ部材14が開いた状態となっており、記録シー
ト4の先端がクランプ部材14内に挿入されると、クラ
ンプ部材14を閉じて記録シート4の先端をプラテンド
ラム10に固定する。
【0024】システムコントローラ16は周知のマイク
ロコンピュータから構成されており、各部をシーケンス
制御して三色面順次のカラー感熱記録を行う。この他
に、システムコントローラ16は、プラテンドラム10
の押圧助走制御を行ってプラテンドラムの回転開始直後
の記録シート4の送りむらの影響を少なくし、カラー感
熱記録シート4の用紙送り方向における色ずれを抑える
とともに、Yステイン補正を行って白地部分の黄変を抑
える。
【0025】図5に示すように、押圧助走制御は、カラ
ー感熱記録シート4のプリントエリアPAの記録開始位
置P1にサーマルヘッド20の各発熱素子20aが位置
した際に、記録シート4の送りむらが発生することのな
いようにするものであり、併せてサーマルヘッド20と
記録シート4,プラテンドラム10等との熱バランスを
記録開始位置P1においてプリントに最適な状態にする
ために行う。この押圧助走制御は、中間調画像の感熱記
録の際に行われる他に、タイトル画像のような2値階調
画像の感熱記録の際にも行われる。
【0026】また、Yステイン補正は、タイトル画像の
ような白地部分に例えば黒色文字を感熱記録する2値階
調画像の記録の際に行われる。なお、このYステイン補
正は、中間調画像のように白地部分が少ない画像の場合
には黄変が顕在化せずに目立たないため、行わなくとも
よい。
【0027】前記押圧助走制御は、中間調画像を記録す
る場合と、タイトル画像のような2値階調画像を記録す
る場合とでは、シアンの押圧開始位置を変えている。こ
れは、2値階調画像を記録する場合には、前記Yステイ
ン補正を行うため、サーマルヘッドの発熱温度が中間調
画像記録の場合のものと異なり、これに起因してサーマ
ルヘッドと記録シートとの間の摩擦係数が変わるためで
ある。したがって、先ず、中間調画像を記録する場合の
押圧助走制御を説明した後に、2値階調画像を記録する
場合の押圧助走制御を説明する。
【0028】前記システムコントローラ16のメモリ3
2(図4参照)には、予めサーマルヘッドの押圧開始長
さデータPαy,Pαm,Pαcが書き込まれている。
この押圧開始長さデータPαy,Pαm,Pαcは、ホ
ームポジションHPから押圧開始位置α1,α2,α3
までの長さαy,αm,αcをパルスモータ12の駆動
パルス数に換算したものであり、ホームポジションHP
を基準にして求められている。各色記録時の押圧開始長
さαy,αm,αcは各色で異なっており、プラテンド
ラム10を回転開始した直後の記録シート4の搬送むら
が各色でばらつくことがないようにしている。搬送むら
は、記録シート搬送系17の慣性や歪み量、プラテンド
ラム10のゴムによる弾性、サーマルヘッド20と記録
シート4との摩擦係数の変動等に起因して発生する。し
たがって、この搬送むらを抑えるための押圧開始長さα
y,αm,αcを、用いる記録シート4の種類や記録シ
ート搬送系17の慣性や歪み量、サーマルヘッドの記録
シートへの押圧力、押圧助走中のサーマルヘッドに印加
するバイアス熱エネルギによるサーマルヘッドと記録シ
ートとの摩擦係数の変動等に応じて予め実験等により求
めておき、これを押圧開始長さデータPαy,Pαm,
Pαcに変換して、システムコントローラ16のメモリ
32に記憶している。
【0029】システムコントローラ16は、イエロー記
録に際して、ホームポジション信号を検出した時からモ
ータ駆動パルス数をカウントしている。このカウント値
がPαyとなった時に押圧助走開始位置α1にサーマル
ヘッドが位置したことをシステムコントローラ16は検
出する。そして、システムコントローラ16は、押圧助
走開始位置α1にサーマルヘッドが位置した直後に、サ
ーマルヘッド20の押圧機構23を作動させ、各発熱素
子20aを記録シート4に押しつける。また、この押圧
後にサーマルヘッド20の各発熱素子20aをバイアス
加熱する。このようにバイアス加熱による押圧助走を予
め決められたライン数行った後は、第1ラインの階調加
熱が行われる。以下、各ラインの記録がバイアス加熱と
階調加熱とにより行われる。なお、メモリ32に記憶し
ておく押圧開始長さデータはPαy,Pαm,Pαcの
他に、記録開始位置P1を基準にした「A−Pαy」,
「A−Pαm」,「A−Pαc」の形で記憶しておいて
もよい。ただし、AはホームポジションHPから記録開
始位置P1までの長さDをパルスモータ12の駆動パル
ス数に換算したものである。
【0030】同様にして、マゼンタ記録に際して、ホー
ムポジションHPを検出した時からモータ駆動パルス数
をカウントし、このカウント値がPαmとなった時に押
圧開始位置α2に各発熱素子20aが位置したことを検
出する。そして、この検出直後に、図1に示すように、
サーマルヘッド20の押圧機構23を作動させ、各発熱
素子20aを記録シート4に押しつける。また、この押
圧後にサーマルヘッド20の各発熱素子20aをマゼン
タ用バイアスパルスによりバイアス加熱する。このよう
にイエロー記録の場合と同じライン数の押圧助走を行っ
た後は第1ラインの階調加熱が行われる。以下、各ライ
ンのマゼンタ記録がバイアス加熱と階調加熱とにより行
われる。同様にシアン記録に際しても、ホームポジショ
ンHPから上記と同じライン数分の送りをPαc分のカ
ウント後に行うことでバイアス加熱による押圧助走制御
が行われる。押圧助走ライン数は各色で変わることがな
く、一般には一番長さが長くなる押圧開始位置ずらし量
(A−Pαc)分行う。
【0031】図6はプラテンドラム10の回転状態と記
録シートの搬送量とを示したものであり、この図5にお
いて、T0 はプリントスタートボタンの押圧によって給
紙が開始され、カラー感熱記録シート4がクランプ位置
(ホームポジションHP)に到達するまでの時間であ
り、プラテンドラム10は停止している。T1 はクラン
プ部材14がカラー感熱記録シート4の先端4aをプラ
テンドラム10の周面に固定した後、カラー感熱記録シ
ート4のプリントエリアPAの記録開始位置P1を各発
熱素子20aに送るまでの時間であり、この時間T
1 は、プラテンドラム10を回転開始してから押圧開始
位置α1までの高速度で行われる送り時間T1Aと、通常
の印画速度で行われる押圧開始位置α1からプリントエ
リアの先端のプリント開始位置P1までの押圧助走時間
1Bとに分けられる。
【0032】TY は、第1ラインの階調表現熱エネルギ
の印加開始から最後のラインの階調表現熱エネルギの印
加終了までの時間と、この後のイエロー光定着が終了す
るまでの時間の合計時間である。T2 は、カラー感熱記
録シート4のプリントエリアPAの記録開始位置P1を
サーマルヘッドの各発熱素子20aへ搬送するまでの時
間である。この時間T2 は、イエロー画像の記録が終わ
った直後にプラテンドラムの回転速度を高速度に切り換
えて行われる、イエロー画像の記録終了からホームポジ
ションHPまでの送り時間T2Aと、同様に高速度で行わ
れるホームポジションHPから押圧開始位置α2までの
送り時間T2Bと、通常の印画速度で行われる押圧開始位
置α2からプリントエリアPAの先端のプリント開始位
置P1までの押圧助走時間T2Cとに分けられる。
【0033】TM はマゼンタ画像の記録時間と、この後
の光定着が終了するまでの時間との合計時間であり、T
3 はマゼンタ画像の記録が終わってからカラー感熱記録
シート4のプリントエリアPAの記録開始位置P1を各
発熱素子20aに搬送するまでの時間である。このT3
は、高速度で行われるマゼンタ画像の記録終了からホー
ムポジションHPまでの送り時間T3Aと、同様に高速度
で行われるホームポジションから押圧開始位置α3まで
の送り時間T3Bと、通常の印画速度で行われる押圧開始
位置α3からプリントエリアPAの先端のプリント開始
位置P1 までの押圧助走時間T3Cとに分けられる。TC
はシアン画像の記録時間,T4 は逆転排紙時間である。
【0034】上記押圧助走時間T1B,T2C,T3C(T1B
=T2C=T3C)では、サーマルヘッド20に各色の熱記
録時におけるバイアス熱エネルギが印加される。したが
って、このような予熱による押圧助走により、記録シー
ト搬送系17のガタ等が吸収されるため、結果として図
6に示すような押圧助走区間Lαy,Lαm,Lαc
(Lαy<Lαm<Lαc)が得られる。これにより、
実際の各色のプリントエリアPAy,PAm,PAcの
記録開始位置P1が一致することになる。また、押圧助
走中の予熱により、サーマルヘッドと記録シートとの間
の熱バランスがほぼ同じ状態になり、これらの間の摩擦
係数がほぼ一定になるため、プリントエリアにおける記
録開始直後の送りむらの発生も抑えられる。
【0035】図7は記録シートの搬送量と印字ライン数
との関係を表しており、同図(A)は押圧助走無しの場
合のもの、同図(B)は押圧助走をバイアス加熱しない
で行った場合のもの、同図(C)は押圧助走をバイアス
加熱して行った場合のもの、同図(D)は(C)の状態
で記録される各プリントエリアPAy,PAm,PAc
の位置ずれを誇張して図示したものである。図中、シア
ン記録時のものは実線で、マゼンタ記録時のものは一点
鎖線で、イエロー記録時のものは二点鎖線で、記録シー
ト搬送系17にバネ性やガタ等が無いとした理想状態で
の記録時のものは点線で表されている。
【0036】図7(A)に示すように、押圧助走を行わ
ない場合には、シート搬送系17のガタ等により、区間
E1で示すように最初の数ラインの記録時に記録シート
が送られていない。また、シート搬送系17のガタや歪
み量がモータ駆動による送り量によって飽和するまでの
数ライン〜十数ラインまでの区間E2は記録シートの搬
送量が少なくなっている。更に、各色別では、バイアス
加熱量がイエロー,マゼンタ,シアンの順に大となり、
これに伴い記録シートとサーマルヘッドとの間の摩擦係
数が低くなることから、ガタや歪み量が送り量によって
飽和するまでの区間E1,E2においては、印字ライン
数に対する記録シートの実際の搬送量がイエロー,マゼ
ンタ,シアンの順に大きくなる。また、シート搬送系1
7の歪み量が飽和した後は、バイアス加熱量に相違があ
っても、記録シートの搬送速度はほぼ一定になる。した
がって、各色とも、記録シートの全体的な搬送量は理想
状態の搬送量に比べて結果として小さくなり、これによ
り各色のプリントエリアのアスペクト比が変わってしま
っている。また、開始直後の数ライン(区間E1)は実
際の送り量が設定した送り量よりも少なくなるため、ド
ットが重なってしまい、前記同様の理由でその後の十数
ライン(区間E2)もドットの間隔が区間E1ほどでは
ないが狭くなってしまう。その後、変位量は安定するが
記録開始直後の搬送量が各色毎に異なるため、記録シー
トに対するドット形成位置は各色で異なっており、色ず
れがプリントエリアの全範囲で生じてしまう不都合があ
る。
【0037】また、図7(B)に示すように、感熱記録
の前に押圧助走を行う場合には、区間E0では摩擦係数
が高くシート搬送系17のガタ・歪み量Fもモータ駆動
による送り量によって飽和するが、感熱記録開始時の加
熱によりエリアE3で示すようにシート搬送系17のガ
タや歪み量が各色記録中の摩擦力とつり合うまで変わっ
てしまう。したがって、エリアE3で示すように熱印加
直後の数ラインはライン間隔がまばらになってしまい、
且つ各色のドット形成位置が異なってしまう。この場合
に、押圧助走区間の開始位置を変えることで、シート搬
送系17の歪み量が安定した以降の色ずれは防止するこ
とができるが、安定するまでは色ずれが発生するという
不都合がある。
【0038】また、図7(C)に示すように、押圧助走
中にバイアス加熱する場合には、押圧助走中にシート搬
送系17のガタ・歪み量Fがモータ駆動による送り量に
よって飽和し、プリントエリア内での各ライン間隔は常
に一定する。摩擦係数も押圧助走中とプリント中とで急
激に変化しないため、プリントエリア内での記録開始直
後の色ずれも発生しない。また、各色のプリントエリア
の長さも各色ともに同じ長さにすることができる。ただ
し、このままでは各色で記録シートの実際の送り量がγ
y,γm,γcと異なるため、図7(D)に示すよう
に、各色におけるドット記録位置がγy,γm,γc分
だけ異なってしまい、色ずれが発生する。したがって、
図5に示すように、押圧開始位置を各色毎に変えてα
1,α2,α3とすることにより、プリントエリアPA
における各色のドット記録開始位置P1を合わせること
ができる。これにより、色ずれの少ない三色面順次記録
が可能になる。
【0039】次に、Yステイン補正と、この補正の際の
押圧助走制御を説明する。Yステイン補正は、タイトル
画像のような2値階調画像のシアン感熱記録に際して非
記録部分の画素に対するバイアス加熱量をマゼンタのバ
イアス加熱量程度に下げることにより行われ、これによ
り非記録部分におけるYステインの発生が抑えられる。
このため、図1に示すように、シアン感熱記録に際し
て、そのバイアスパルス数を階調データに基づき変更し
ている。図1は、プリントエリアPAと、このプリント
エリアPAの中心線CL1に沿う画像を記録する場合の
中心部発熱素子の各色毎のパルスデータの一例を示す説
明図であり、(A)はプリントエリアを示し、(B)は
イエロー記録時のパルスデータを、(C)はマゼンタ記
録時のパルスデータを、(D)はシアン記録時のパルス
データをそれぞれ示している。この図1(D)に示すよ
うに、画素記録位置にある発熱素子に対しては、中間調
画像記録の際と同じ個数のバイアスパルス数(バイアス
熱エネルギBCを発熱するための正規のバイアスパルス
数)を発生させる。また、画素を記録しない位置にある
発熱素子に対しては、このバイアスパルス数をマゼンタ
記録時のバイアスパルス数程度に低く設定する。これに
より、非記録部分はマゼンタ記録時のバイアス加熱とな
るため、シアン感熱記録時にYステインの発生が抑えら
れる。なお、このように、非記録部分の発熱素子のバイ
アスパルス数を低く抑えているため、サーマルヘッドの
発熱量が中間調画像のシアン感熱記録時の発熱量と異な
ってくる。したがって、発熱量の変動によりサーマルヘ
ッドと記録シートとの間の摩擦係数も変動し、これによ
り、中間調画像のシアン感熱記録時の押圧開始位置の上
記データPαcを用いることができなくなる。このた
め、2値画像のシアン感熱記録時の押圧開始位置αcst
を予め実験等により求めておき、これに基づき押圧開始
位置データPαcstを算出して、これをシステムコント
ローラ16のメモリ32に書き込んでおく。したがっ
て、Yステイン補正時であっても、シアン感熱記録時の
押圧開始位置データPαcstを用いることにより、タイ
トル画像を記録する際に色ずれの発生を抑えることがで
きる。
【0040】図8は、カラー感熱プリンタの電気回路の
ブロック図を示すものである。入力端子41には、ビデ
オカメラ,VTR,スチルビデオプレイヤ,テレビゲー
ム機等が接続され、階調画像の映像信号が入力端子41
を介して同期分離回路42およびアナログ信号処理回路
43に入力される。同期分離回路42は、入力された映
像信号から複合同期信号(C.SYNC)を分離し、さ
らにこの複合同期信号から垂直同期信号(V.SYN
C)と、水平同期信号(H.SYNC)とを分離する。
また、同期分離回路42は内部水平同期信号発振器を備
えており、複合同期信号より水平同期信号を分離できな
い場合は、内部水平同期信号発振器より水平同期信号を
出力する。そして、同期分離回路42は、Hレベルある
いはLレベルの複合同期信号,垂直同期信号及び水平同
期信号を同期判定回路44に送るとともに、複合同期信
号をSSG(同期信号発生器)45に送る。
【0041】さらに、同期分離回路42は、垂直同期信
号と水平同期信号の位相関係からフイールド判別信号
(FIELD INDEX)を発生させる。通常、入力
端子41にNTSCの標準規格信号が入力されている場
合には、奇数フイールドと偶数フィールドとの間では、
垂直同期信号と水平同期信号の位相関係が異なってい
る。そこでこの位相関係を検出して、各フィールド毎に
信号レベルが反転するフィールド判別信号を発生させ
る。また、入力端子41に片フィールドのみの映像信号
が入力されている場合には、垂直同期信号と水平同期信
号の位相関係が変化しないので、フィールド判別信号は
同一信号レベルのままになる。このフィールド判別信号
は、同期判定回路44に送られる。
【0042】SSG45は、同期分離回路42から入力
される複合同期信号に基づいたタイミングでアナログ信
号処理回路43,A/D変換器47,D/A変換器48
及びアナログ信号処理回路49を制御する。アナログ信
号処理回路43は、入力される映像信号を赤色信号,緑
色信号,青色信号に分離し、これらの色信号のレベルを
調整して出力する。各色信号は、A/D変換器47で画
素毎にサンプリングされてから、デジタル変換される。
得られた各画素の赤色画像データ,緑色画像データ,青
色画像データは、それぞれメモリコントローラ50に送
られる。
【0043】赤色用フレームメモリ51R,緑色用フレ
ームメモリ51G,青色用フレームメモリ51Bは、奇
数フィールドと偶数フィールドの2フィールド分の画像
データを走査線毎に交互に並ぶように記憶するメモリで
あり、メモリコントローラ50によって各色の画像デー
タの書き込み,読み出しが行われる。
【0044】システムコントローラ16には、操作部1
6aが接続されている。操作部16aを操作することで
「スルー」,「プリント」,「フリーズ」のいずれかひ
とつの動作が指示される。また、操作部16aには、
「奇数フィールド」,「偶数フィールド」を選択するフ
ィールド切り換えスイッチが設けられている。さらに、
「フレームモード」,「フィールドモード」を切り換え
る切り換えスイッチが設けられている。システムコント
ローラ16は、フレームメモリ51R,51G,51B
への画像データ書き込みと画像データ読出し時に、メモ
リコントローラ50を制御する。また、システムコント
ローラ16は、記録シート搬送系17を制御して、記録
シート4を搬送するとともに前記バイアス加熱を伴う押
圧助走を行う。
【0045】メモリコントローラ50は、画像データ書
き込み時にフレームモードが指示されているときには、
偶数フィールドと奇数フィールドとの画像データをフレ
ームメモリ51R,51G,51Bに書き込む。メモリ
コントローラ50は、フィールドモードが指示されてい
るときには、フレームメモリ51R,51G,51B
に、一方のフィールドの画像データを書き込み、この書
き込み後に補完処理を行ってフレーム画化した画像デー
タをフレームメモリ51R,51G,51Bに書き込
む。
【0046】メモリコントローラ50は、モニタ時に
は、フレームメモリ51R,51G,51Bから画像デ
ータを読み出してモニタ系のD/A変換器48に送る。
また、メモリコントローラ50は、プリント時には、フ
レームメモリ51R,51G,51Bから画像データを
1ラインずつ読み出してプリント系のプリントコントロ
ーラ52に送る。
【0047】モニタ系は、D/A変換器48,アナログ
信号処理回路49から構成されている。D/A変換器4
8は3色の画像データをアナログ信号のRGB信号に変
換し、アナログ信号処理回路49に送る。アナログ信号
処理回路49は、入力されるRGB信号をNTSC形式
の映像信号に変換して、出力端子53に接続されるTV
モニタ(例えば家庭用TV)にフレーム画を表示する。
【0048】プリント系は、プリントコントローラ5
2,サーマルヘッド駆動部54,サーマルヘッド20か
ら構成されている。プリントコントローラ52は、3色
の画像データを用いてマスキング処理をしたり、イエロ
ー,シアン,マゼンタの画像データに変換する。この3
色の画像データのうちプリントすべき色,例えばイエロ
ー画像データだけが1ラインずつ取り出されてサーマル
ヘッド駆動部54に送られる。サーマルヘッド駆動部5
4は、図9に示すように、各画素データから各発熱素子
20aを駆動するためのバイアスパルスPBと階調レベ
ルに応じた個数の階調パルスPGとを発生させ、これに
基づき各発熱素子20aを駆動する。これにより、画像
データに対応する濃度となるように各発熱素子20aが
駆動されて、各画像データに対応する濃度で1ライン分
だけ感熱記録され各画素が記録される。この後、プラテ
ンドラム10が所定量間欠回転してカラー感熱記録シー
ト4を1ライン分送り、以下同様にして次々と各画素が
感熱記録される。
【0049】また、プリントエリアへの記録の前に、シ
ステムコントローラ16により押圧助走制御が行われ、
記録シート搬送系17のガタや歪み量の影響が排除され
る。この押圧助走制御時に、プリントコントローラ52
はサーマルヘッド駆動部54を介して各発熱素子20a
にバイアスパルスPBを印加して、押圧助走中にバイア
ス加熱する。したがって、押圧助走が終了した記録開始
時点では、サーマルヘッド20と記録シート4及びプラ
テンドラム10とが熱的平衡状態となっており、プリン
トエリアの記録開始位置P1から所望の濃度で感熱記録
を行うことができ、記録開始直後にグレーバランスが崩
れることが無くなる。また、システムコントローラ16
は、シアン感熱記録時に前記Yステイン補正制御を行
う。
【0050】次に、本実施例のカラー感熱プリンタの作
用について説明する。まず、中間調画像のみを記録する
場合を説明する。図4に示すように、給紙時には、プラ
テンドラム10は、クランプ部材14がほぼ垂直となっ
た状態のホームポジションHPで停止している。搬送ロ
ーラ対26は、カセット(図示せず)から供給されたカ
ラー感熱記録シート4をニップしてプラテンドラム10
に向けて搬送する。この搬送ローラ対26は、カラー感
熱記録シート4の先端がプラテンドラム10とクランプ
部材14との間に入り込んだときにいったん停止する。
そして、クランプ部材14はカラー感熱記録シート4の
先端をクランプした後、プラテンドラム10と搬送ロー
ラ対26とが回転するから、カラー感熱記録シート4が
プラテンドラム10の外周に巻き付けられる。
【0051】パルスモータ12はプラテンドラム10の
1ライン分の回転を4パルスでステップ送りするが、1
ステップの送りは僅かであるのでプラテンドラム10は
ほぼ等速回転する。駆動パルス数が「A−Pαy」にな
るとシステムコントローラはイエロー記録時の押圧開始
位置α1に達したことを検出して、押圧機構23を作動
させサーマルヘッド20の各発熱素子20aをプラテン
ドラム10に押しつける。また、各発熱素子20aに、
イエロー記録時のバイアスパルスPBを印加して、バイ
アス加熱する。あらかじめ決められたライン数(例えば
Pαc)の押圧助走が終了すると、システムコントロー
ラはサーマルヘッドの各発熱素子20aに各画素濃度に
対応する階調パルスPGを印加して、階調加熱する。こ
れにより、プリントエリアPAの記録開始位置に第1ラ
インのイエロー画像が記録される。以下、次々と各ライ
ンのイエロー画像が記録される。
【0052】イエロー画像を感熱記録した部分が光定着
器21に達すると、ここでイエロー感熱発色層8がイエ
ロー光定着器21により光定着される。これにより、イ
エロー感熱発色層8に残っていたジアゾニウム塩化合物
が光分解して発色能力が消失する。
【0053】図6に示すように、イエロー画像の熱記録
が終了しプリントエリアPAの終端部が光定着器21に
より光定着された後、プラテンドラム10が高速回転に
切り換えられる。この回転中にホームポジションセンサ
29がホームポジションを検出すると、パルスモータ1
2の駆動パルス数のカウントが開始され、このカウント
値が「A−Pαm」になると、イエロー記録時と同じよ
うに押圧助走制御が行われる。この押圧助走制御では、
サーマルヘッド20の各発熱素子20aが押圧機構23
によりプラテンドラム側に押しつけられるとともに、各
発熱素子20aにマゼンタ記録時と同じバイアス加熱が
行われる。そして、イエロー記録時と同じライン数の押
圧助走が終了すると、各発熱素子20aが第1ラインの
画像データに応じて階調加熱され、図1に示すように、
プリントエリアPAの記録開始位置P1にマゼンタ画像
の第1ラインが感熱記録される。以下、次々と各ライン
のイエロー画像が記録される。同様にして、シアン画像
の記録前にも押圧助走制御が行われ、プリントエリアの
記録開始位置P1にシアン画像の第1ラインが感熱記録
され、これに続いて各ラインも記録される。
【0054】各層の感熱記録が終了すると、プラテンド
ラム10と搬送ローラ対26とがT 4 だけ逆転する。こ
のプラテンドラム10の逆転により、カラー感熱記録シ
ート4の後端が分離爪27によって給排紙通路25に案
内され、搬送ローラ対26にニップされる。この後、ク
ランプ部材14が開いて、感熱記録済みカラー感熱記録
シート4は給排紙通路25を経てトレイ(図示せず)に
排出される。
【0055】次に、タイトル画像をプリントエリアPA
の全面に記録する場合について説明する。この場合に
は、タイトル画像記録モードを指定する。この指定によ
り、図8に示すシステムコントローラ16はシアン画像
の記録時にYステイン補正を行うとともに、このYステ
イン補正時の押圧開始位置データPαcstに基づき助走
制御を行う。したがって、シアンバイアス加熱量がマゼ
ンタバイアス加熱量程度に低くされ、Yステインの発生
が抑制される。また、Yステイン補正によるサーマルヘ
ッドの温度低下に起因する位置ずれ量が補正され、各色
のドット記録位置のずれが少なくなる。なお、イエロー
及びマゼンタの記録時には、上記中間調画像記録の場合
と同じ助走制御が行われる。
【0056】次に、プリントエリアをその副走査方向に
おいて、中間調画像エリアと2値階調画像エリアとに分
けて記録する第2実施例について、説明する。この場合
にも、2値階調画像エリアに対してはYステイン補正を
行う必要があり、これによりサーマルヘッドの発熱量が
変動して記録シートとサーマルプリンタとの間の摩擦係
数が変動するため、2値階調画像エリアにおいて、各色
のドット形成位置が異なってしまう。この色ずれを無く
すために、本実施例では、図10及び図11に示すよう
に、シアン感熱記録の際に中間調画像エリアPAc1の
記録後に、この中間調画像エリアPAc1と2値階調画
像エリアPAc2との間にダミーデータに基づき何も記
録しないダミー記録行を追加する。ダミーデータは前記
プリントコントローラ52(図8参照)により発生され
るもので、マゼンタバイアスパルスとほぼ同じ個数のバ
イアス加熱を行うものである。また、このダミーデータ
に基づく白印画部分に対応するイエロー及びシアンのプ
リントエリアを2値階調画像の書込み禁止エリアとし、
この部分は何も記録することなくシート送りのみを行
う。
【0057】すなわち、タイトル画像をシアン記録する
場合に、ダミーデータによる白印画部分を2〜3ライン
分行わないと、図1(D)に示すように、タイトル画像
をシアン記録する場合にYステイン補正によりバイアス
加熱量が減少するため、記録シートとサーマルヘッドと
の間の摩擦係数が増加する。したがって、最初の数ライ
ンは間隔が密になり、結果としてシアンタイトル画像の
記録長さが、他のイエロー及びマゼンタタイトル画像の
記録長さよりも2〜3行分だけ短くなる。これを補正す
るために、図10(D)に示すように、この短くなる部
分をダミーデータによりバイアス加熱のみを行うダミー
記録行を追加する(何も記録されない)。また、他のイ
エロー及びマゼンタのタイトル画像部分は、書き込み禁
止エリアに設定しているため、結果として何も記録され
ることがない。これにより、各色のタイトル画像がずれ
ることなく記録され、にじみのないタイトル画像が得ら
れるようになる。
【0058】図11は、この第2実施例のフローチャー
トを示すものである。第2実施例では、通常の中間調画
像エリアのみを記録するモードと、中間調画像エリアと
タイトル画像エリアとを記録するポストカードモードと
が選択可能になっている。通常の中間調画像エリアのみ
を記録する場合には、イエロー,マゼンタ,シアンの順
に三色面順次記録が行われる。また、ポストカードモー
ドが選択されると、先ずイエローの中間調画像が感熱記
録され、これに続いてイエローのタイトル画像が感熱記
録される。同様にして、マゼンタの中間調画像が感熱記
録された後に、マゼンタのタイトル画像が感熱記録され
る。続いて、シアンの中間調画像が感熱記録された後に
ダミーデータにより3行分の何も記録されないダミー記
録行が追加され、次いで、シアンのタイトル画像が感熱
記録される。なお、ダミーデータの記録ライン数は本実
施例では3行にしている。このダミーデータの記録ライ
ン数は、1ライン中の黒率(記録画素/1ラインの画素
総数)を40〜50%として決定することで破綻がなく
好ましい結果が得られるように、実験等により求められ
た値を用いる。また、この第2実施例では中間調画像エ
リアのみを記録するモードと、中間調画像エリア及びタ
イトル画像エリアを記録するモードとの2モードを選択
可能にしているが、これに第1実施例のタイトル画像記
録モードも選択可能にしてもよい。
【0059】なお、シアン感熱記録に際してダミー記録
行を追加する代わりに、イエロー及びマゼンタ記録に際
して、前記ダミー記録行分、例えば3行分を飛ばして記
録することなく、4行目の画像データから記録を開始す
るようにしても同じように色ずれを抑制することができ
る。この場合には、シアン記録は1行目の画像データか
ら記録を開始する。さらに、タイトル画像の最初数ライ
ン分は何も記録しない書き込み禁止エリアとしておく。
【0060】また、図12に示す第3実施例のように、
サーマルヘッド70の発熱素子70aの総数からなる長
さL1よりも幅W1が短いプリントエリアPA2を感熱
記録する場合には、プリントエリア外の各発熱素子70
aoに対して、Yステイン補正を行う。このYステイン
補正は、図12(B)に示すように、プリントエリアP
A2内の各発熱素子70aiに対するバイアスパルス数
よりも少ないマゼンタバイアスパルス数程度の個数のサ
ブパルスからなるバイアスパルスを印加して行う。これ
により、従来は未使用発熱素子に他の使用発熱素子と同
じようにバイアス加熱したことにより、発生していたY
ステインが少なくなる。なお、本実施例では、512個
の発熱素子70aによりW1の幅で感熱記録している
が、これら素子数は記録シートのサイズに応じて適宜変
更してもよい。
【0061】また、Yステイン補正時のバイアス加熱量
の半減方法は、サブパルス数を減少させる他に、バイア
スパルスの電圧を低下させることにより行ってもよく、
さらには、これらを併用してもよい。また、上記実施例
では、支持体5上に、シアン,マゼンタ,イエローの順
に各感熱発色層を形成して、感熱温度が低い順に感熱記
録したが、これら各層の位置を入れ換えたカラー感熱記
録シートの場合には、最下層の感熱発色層を感熱記録す
る際に、中層の感熱発色層を熱記録する際のバイアス加
熱量にすることで、同様にYステインの発生を抑制する
ことができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリントエリアの主走査方向の長さが、サーマルヘッド
の記録可能長さよりも短い場合に、シアン感熱記録時の
プリントエリア外のサーマルヘッドの各発熱素子のバイ
アス熱エネルギを、マゼンタ感熱記録時のプリントエリ
ア内のサーマルヘッドの各発熱素子のバイアス熱エネル
ギ程度に小さくなるように設定したから、プリントエリ
ア外にYステインが発生することが抑制され、記録品質
を向上することができる。同様にしてタイトル画像のよ
うな2値階調画像を記録する際に、何も記録することの
無い非記録部分に対応する発熱素子の、シアン感熱記録
時のバイアス加熱量をマゼンタ感熱記録の際のバイアス
加熱量程度に低く設定したから、タイトル画像のような
2値階調画像の白地部分にYステインが発生することを
抑制することができる。また、非記録部分の印加エネル
ギを少なくすることができ、小電力化を図ることができ
る他に、表面光沢度変化のような印字痕を発生させるこ
とがなくなる。
【0063】プリントエリアをその副走査方向におい
て、中間調画像エリアと2値階調画像エリアとに分けて
記録する場合で、2値階調画像の記録の際に、画像を記
録することのない白地部分の発熱素子のバイアス熱エネ
ルギを、画像を記録する部分の発熱素子のバイアス熱エ
ネルギよりも小さくなるように設定するとともに、イエ
ロー及びマゼンタ画像の記録時には最初の数ライン分を
2値階調画像の書込み禁止エリアとして記録し、且つ、
シアン画像記録時には前記書込み禁止エリアに対応させ
て最初の数ライン分を記録することなくシート送りする
ダミー記録を行い、これに続けて2値階調画像を記録し
たから、2値階調画像エリアのYステインの発生を抑え
る補正を行っても、この2値階調画像エリアで色ずれの
発生が抑えられる。すなわち、Yステインの発生を抑え
るために、シアン感熱記録時の白印画部分のバイアス加
熱量をより小さく設定しようとする場合には、このバイ
アス加熱量の変動により記録シートとサーマルヘッドと
の間の摩擦係数が変わってしまい、タイトル画像の記録
時に各色のドット形成位置がずれてしまう色ずれが発生
したが、この色ずれの発生が前記ダミー記録により抑え
られる。
【0064】また、各色の記録開始時にヘッド押圧開始
位置をプリントエリアの前側にずらしてサーマルヘッド
を記録シートに押圧した状態でプリントエリアの記録開
始位置まで記録シートを移動させることで押圧助走さ
せ、サーマルヘッドを記録シートに押圧する押圧開始位
置を各色毎に変えて各色のプリントエリアの記録開始位
置を一致させたから、色ずれが少なくなる。また、押圧
助走時にサーマルヘッドにバイアス熱エネルギを与えた
から、サーマルヘッドと記録シートとの間の摩擦係数を
感熱記録時のものとほぼ同じにすることができ、押圧助
走時とこれに続く感熱記録時とにおいて摩擦係数の急激
な変動が無くなり、プリントエリアにおける記録開始直
後の記録シートの送りむらの発生を少なくすることがで
きる。また、バイアス加熱により摩擦係数が小さくなる
から、記録シートの搬送開始直後の送りむらをより一層
少なくすることができる。しかも、このような押圧助走
制御やYステイン補正制御は、プリントシーケンスを変
更するだけで良く、ガタや歪みを無くすためにやみくも
に記録シート搬送系の剛性を向上させる必要も無く、簡
単に実施することができる。
【0065】また、プリント処理の開始時にはプラテン
ドラムも停止状態であるため慣性もなく、しかもサーマ
ルヘッドと記録シートとの間の摩擦係数も大きいため、
プラテンドラムの駆動源としてステッピングモータを用
いる場合に脱調等のトラブルが発生することがあるが、
本発明では押圧助走中においてバイアス加熱して摩擦係
数を低下させているので、摩擦力が小さくなり、脱調等
のトラブルを回避することができる。
【0066】また、押圧助走中にバイアス加熱したか
ら、プリントエリアの感熱記録開始時点ではサーマルヘ
ッドと記録シート及びプラテンドラムとが熱的平衡状態
になり、感熱記録開始直後であっても濃度立ち上がり特
性を向上させることができる。しかも、従来必要であっ
たヘッド空打ちのような特別なプリントシーケンスを準
備する必要もない。特に、熱的平衡状態で感熱記録を開
始することができるため、カラー感熱記録材料のよう
に、各色の発色感度が異なる場合でも、グレーバランス
が崩れることがない。
【0067】また、助走中にサーマルヘッドを記録シー
トに押しつける際の押圧開始位置を、バイアス熱エネル
ギを高くして感熱記録する色ほどプリントエリアの記録
開始位置から離して、各色のプリントエリアの記録開始
位置を揃えたから、段落番号0035〜0037で詳し
く説明したように、サーマルヘッドの加熱量に応じて摩
擦係数が変動しても、これの影響を排除することができ
色ずれの発生をより一層確実に抑えることができる。
【0068】また、押圧助走中にサーマルヘッドに与え
るバイアス熱エネルギを最初の数ライン分は前記プリン
トエリアの1ライン当たりのバイアス熱エネルギよりも
半分程度に小さく設定したから、押圧開始直後に記録シ
ート搬送系のガタ等が送り量で飽和されるまでの送り量
低下区間において、記録シートの同一箇所にバイアス熱
エネルギが集中して印加されても、発色にいたるまでサ
ーマルヘッドが加熱されることが無くなり、不必要な発
色を抑えることができる。
【0069】また、カラー感熱記録時のシアン記録の際
に、押圧助走中の1ライン分のバイアス熱エネルギをマ
ゼンタ記録時におけるプリントエリアの1ライン分のバ
イアス熱エネルギよりも小さくなるように設定したか
ら、押圧助走して予熱する際にYステインの発生を抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー感熱記録方法におけるプリント
エリアと押圧助走中の各色毎のパルスデータの一例を示
す説明図であり、(A)はプリントエリアを示し、
(B)はイエロー記録時のパルスデータを、(C)はマ
ゼンタ記録時のパルスデータを、(D)はシアン記録時
のパルスデータをそれぞれ示している。
【図2】本発明で用いるカラー感熱記録シートの層構造
の一例を示す説明図である。
【図3】カラー感熱記録シートの発色特性の一例を示す
グラフである。
【図4】カラー感熱プリンタの要部の概略図である。
【図5】本発明のカラー感熱記録方法における押圧開始
位置とプリントエリアとの関係を示す説明図である。
【図6】プラテンドラムの回転速度と各色記録時の記録
シートの各色のプリントエリアの位置とを対応させて示
す線図である。
【図7】印字ライン数と記録シートの搬送量との関係を
示す説明図であり、(A)は押圧助走無しの場合、
(B)は押圧助走をバイアス加熱無しで行う場合、
(C)は押圧助走をバイアス加熱しながら行う場合をそ
れぞれ示し、(D)は(C)により感熱記録したときの
プリント結果を示している。
【図8】カラー感熱プリンタの電気構成を示すブロック
図である。
【図9】1個のバイアスパルスと多数個の階調パルスと
からなる駆動パルスを示す線図である。
【図10】本発明の第2実施例における中間調画像エリ
ア及び2値階調画像エリアの各エリアと、各色記録時の
各エリア位置とを示す説明図であり、(A)は記録シー
トの中間調画像エリアと2値階調画像エリアとを示す説
明図であり、(B)はイエロー記録時の各エリア位置
を、(C)はマゼンタ記録時の各エリア位置を、(D)
はシアン記録時の各エリア位置をそれぞれ示している。
【図11】本発明の第2実施例における処理手順を示す
フローチャートである。
【図12】(A)は、本発明の第3実施例におけるサー
マルヘッドとプリントエリアとの関係を示す説明図であ
り、(B)は(A)に示すプリントエリアを記録する場
合のバイアスパルスデータを示す説明図である。
【図13】サーマルヘッドの温度と、このサーマルヘッ
ド及び記録シート間の摩擦係数との関係を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
4 カラー感熱記録シート 10 プラテンドラム 12 パルスモータ 20 サーマルヘッド 20a,70a 発熱素子 29 ホームポジションセンサ PA,PA1 プリントエリア P1 記録開始位置 HP ホームポジション α1 イエロー記録時の押圧開始位置 α2 マゼンタ記録時の押圧開始位置 α3 シアン記録時の押圧開始位置 αy イエロー記録時の押圧開始長さ αm マゼンタ記録時の押圧開始長さ αc シアン記録時の押圧開始長さ αcst Yステイン補正時の押圧開始長さ D ホームポジションHPから記録開始位置P1までの
距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9121−2H B41M 5/26 P

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イエロー、マゼンタ、シアンの各感熱発
    色層を最上層から順次備えたカラー感熱記録シートを用
    い、この記録シートをプラテンドラムにセットしてプラ
    テンドラムを回転させ、主走査方向に発熱素子をライン
    状に多数並べたサーマルヘッドと記録シートとを副走査
    方向に相対的に移動しながら、サーマルヘッドを記録シ
    ートに押しつけてサーマルヘッドの各発熱素子にバイア
    ス熱エネルギと階調表現熱エネルギとを与えて各色の画
    像を面順次で記録するカラー感熱記録方法において、 プリントエリアの主走査方向の長さが、サーマルヘッド
    の記録可能長さよりも短い場合に、シアン記録時のプリ
    ントエリア外のサーマルヘッドの各発熱素子のバイアス
    熱エネルギを、マゼンタ記録時のプリントエリア内のサ
    ーマルヘッドの各発熱素子のバイアス熱エネルギ程度に
    小さくなるように設定したことを特徴とするカラー感熱
    記録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラー感熱記録方法にお
    いて、バイアス加熱を多数個のサブパルスからなるパル
    ス列により行い、バイアス熱エネルギの変更はサブパル
    ス数を増減させて行うことを特徴とするカラー感熱記録
    方法。
  3. 【請求項3】 イエロー、マゼンタ、シアンの各感熱発
    色層を最上層から順次備えたカラー感熱記録シートを用
    い、この記録シートをプラテンドラムにセットしてプラ
    テンドラムを回転させ、主走査方向に発熱素子をライン
    状に多数並べたサーマルヘッドと記録シートとを副走査
    方向に相対的に移動しながら、サーマルヘッドを記録シ
    ートに押しつけてサーマルヘッドの各発熱素子にバイア
    ス熱エネルギと階調表現熱エネルギとを与えて各色の画
    像を面順次で記録するカラー感熱記録方法において、 文字画像等の2値階調画像をシアン記録する際に、画像
    を記録することのない白地部分の発熱素子のバイアス熱
    エネルギを、マゼンタ画像を記録する際の画像記録部分
    の発熱素子のバイアス熱エネルギ程度に小さくなるよう
    に設定したことを特徴とするカラー感熱記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のカラー感熱記録方法にお
    いて、バイアス加熱を多数個のサブパルスからなるパル
    ス列により行い、バイアス熱エネルギの変更はサブパル
    ス数を減少させて行うことを特徴とするカラー感熱記録
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のカラー感熱記録方法にお
    いて、 各色の記録開始時にサーマルヘッドの押圧開始位置をプ
    リントエリアの前側にずらすとともに、この押圧開始位
    置を各色毎に変えてサーマルヘッドを記録シートに押圧
    した状態でプリントエリアの記録開始位置まで記録シー
    トを移動させることで押圧助走させ、この押圧助走中に
    サーマルヘッドにバイアス熱エネルギを与え、各色のプ
    リントエリアの記録開始位置を一致させることを特徴と
    するカラー感熱記録方法。
  6. 【請求項6】 イエロー、マゼンタ、シアンの各感熱発
    色層を最上層から順次備えたカラー感熱記録シートを用
    い、この記録シートをプラテンドラムにセットしてプラ
    テンドラムを回転させ、記録シートと主走査方向に発熱
    素子をライン状に多数並べたサーマルヘッドとを副走査
    方向に相対的に移動しながら、サーマルヘッドを記録シ
    ートに押しつけてサーマルヘッドの各発熱素子にバイア
    ス熱エネルギと階調表現熱エネルギとを与えて各色の画
    像を面順次で記録するカラー感熱記録方法において、 プリントエリアをその副走査方向において、中間調画像
    エリアと2値階調画像エリアとに分けて記録する場合
    で、2値階調画像の記録の際に、画像を記録することの
    ない白地部分の発熱素子のバイアス熱エネルギを、画像
    を記録する部分の発熱素子のバイアス熱エネルギよりも
    小さくなるように設定するとともに、イエロー及びマゼ
    ンタ画像の2値階調画像エリアの記録時には最初の数ラ
    イン分を2値階調画像の書込み禁止エリアとして記録す
    ることなくシート送りし、且つ、シアン画像の2値階調
    画像エリアの記録時には前記書込み禁止エリアに対応さ
    せて最初の数ライン分をシート送りするダミー記録行を
    追加したダミー記録を行い、これに続けて2値階調画像
    を記録したことを特徴とするカラー感熱記録方法。
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