JPH07215410A - 鋼材用立体自動倉庫 - Google Patents

鋼材用立体自動倉庫

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JPH07215410A
JPH07215410A JP6012788A JP1278894A JPH07215410A JP H07215410 A JPH07215410 A JP H07215410A JP 6012788 A JP6012788 A JP 6012788A JP 1278894 A JP1278894 A JP 1278894A JP H07215410 A JPH07215410 A JP H07215410A
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steel
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columns
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main
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JP6012788A
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Katsuhiro Mochizuki
勝洋 望月
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HOKOKU JUKI KK
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HOKOKU JUKI KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 鋼材の剛性にしたがって各別に収納すること
ができ、収納スペースの無駄を生じること無く、様々な
長さの鋼材を収納できると共に、様々な長さの収納スペ
ースに様々な長さの鋼材を出し入れ自在にした鋼材用立
体自動倉庫。 【構成】 本発明の鋼材用立体自動倉庫は、軌道1と、
この軌道1を走行する搬送機2と、軌道1の両側または
一方の側に並行して配置された収納区域3とを備え、収
納区域3は複数階層に階層化された複数の収納区画から
なり、収納区画は、軌道1に並行して所定間隔で配され
た主柱材と、この主柱材を連結する梁材と、階層化され
た何箇所かの階層の主柱材間に設けられ、梁材に支持さ
れる副柱材と、主柱材及び前記副柱材のそれぞれの柱材
に、各別に所定間隔で同じ高さに設けられた棚材とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼材用立体自動倉庫に
関し、特に条鋼や細長い鋼板等の鋼材の収納を目的とす
る自動立体倉庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、条鋼や細長い鋼板等の鋼材を収納
する場合には、倉庫または工場等の床に直接敷かれた枕
木の上に鋼材をバラ積みし、これら鋼材の上に更に枕木
を敷いて積み重ねて収納し、公知のフォークリフトまた
はクレーン等で鋼材を移動するか、あるいは、柱材と梁
材と板材とからなり、直接フォークリフトまたはクレー
ン等で移動可能な枠組体の中に鋼材を収納し、これら枠
組体を積み重ねて置くか、いずれかの方法を採用してい
るのが実状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法では、鋼材を安定して積み重ねるためには同種類の
鋼材を積み重ねる必要があり、また積み重ねることがで
きる高さには限界があるため、鋼材の収納スペースは横
に拡がる傾向があり、多量の鋼材を収納しようとすると
広い面積が必要になるという欠点がある。また後者の方
法では、枠組体単位でしか鋼材を移動することができな
いため、必要以上の鋼材を作業スペースまたは出庫スペ
ースに搬送するといった無駄が生じ易く、また収納され
た鋼材の入出庫管理の便宜上、一つの枠組体には一種類
の鋼材を収納することが多く、鋼材で満たされていない
枠組体も生じるなど収納スペースの無駄が生じやすいと
いう問題点がある。
【0004】本発明は前記問題点を解決せんとしたもの
であり、その目的は、鋼材の剛性にしたがって各別に収
納することができる鋼材用立体自動倉庫を提供すること
にある。
【0005】本発明の別の目的は、収納スペースの無駄
を生じること無く、様々な長さの鋼材を収納できると共
に、様々な長さの収納スペースに様々な長さの鋼材を出
し入れ自在にした鋼材用立体自動倉庫を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的に鑑
みてなされたものであり、その要旨は、軌道と、この軌
道を走行する搬送機と、前記軌道の両側または一方の側
に並行して配置された収納区域とからなり、前記収納区
域は、垂直方向に複数階層に階層化された、水平方向に
隣接する複数の収納区画からなり、前記収納区画は、軌
道に並行して所定間隔で配された主柱材と、この主柱材
間を連結する梁材と、前記階層化された何箇所かの階層
の主柱材間に設けられ、前記梁材に支持される副柱材
と、前記主柱材及び前記副柱材のそれぞれの柱材に、各
別に所定間隔で同じ高さに設けられた棚材とを備え、前
記副柱材を含まない前記主柱材間の階層の棚材には、剛
性の高い鋼材を架け渡して収納すると共に、前記主柱材
及び副柱材を含む階層の棚材には、柱材間隔に応じて剛
性の低い鋼材または剛性の高い鋼材のいずれかを適宜選
択し、架け渡して収納してなる鋼材用立体自動倉庫にあ
る。
【0007】本発明の鋼材用立体自動倉庫において、剛
性の高い鋼材とは標準形鋼を意味しており、例えば山形
鋼(アングル)、I形鋼、H形鋼及びみぞ形鋼(チャン
ネル)があり、また剛性の低い鋼材とは平鋼(フラット
バー)、鋼板(プレート)、丸鋼または角鋼等の棒鋼、
及び軽量形鋼を意味しており、軽量形鋼としては例えば
リップみぞ形鋼、軽みぞ形鋼、リップZ形鋼、リップ山
形鋼、軽Z形鋼及びハット形鋼がある。更に軌道とは、
I形鋼、H形鋼、みぞ形鋼、及びI字形状の条鋼を二本
並行させるか、あるいは、一本を床面に敷設して形成す
ることができ、また前記収納区画を構成する主柱材、主
梁材、副柱材及び棚材は、前記した標準形鋼あるいは軽
量形鋼によって形成することができる。
【0008】また本発明の鋼材用立体自動倉庫におい
て、階層化する場合、何階層に分けるかは適宜決めるこ
とができ、また副柱材はいずれかの階層に何本設けても
良いが、例えば、上下二階層に階層化した場合には、副
柱材を好ましくは下部階層に設けることにより、下部階
層を主柱材と副柱材とで密にして上部階層を支持するこ
とができる。したがって、二階層以上に階層化した場合
でも、階層が下になれば、下になる程、主柱材と副柱材
とを密に配すれば、収納区画の構造物としての安定度を
向上させることができる。また棚材を主柱材及び副柱材
のそれぞれに各別に所定間隔で同じ高さに設けるため、
従来の横に連続する棚材とは異なって、棚材と棚材との
間にはスペースが生じ、したがって、このスペースに搬
送機のフォークを挿入して上下方向に通過させることが
でき、棚材間に架け渡されて収納された鋼材を持ち上げ
たり、あるいは鋼材を棚材間に架け渡すために下降させ
たりすることができる。
【0009】更に本発明の鋼材用立体自動倉庫におい
て、主柱材を含み、副柱材を含まない階層の棚材とは、
前記したように棚材が主柱材及び副柱材のそれぞれに各
別に所定間隔で同じ高さに設けられているが、この階層
には副柱材が無く、主柱材しか存在していないため柱材
間隔が広くなり、したがって同じ高さの棚材と棚材との
間隔も広くなる。このため、棚材と棚材との間に剛性の
低い鋼材を架け渡すと、鋼材は撓んで歪を生じやすいの
で、この階層の棚材には、剛性が高く撓み難い鋼材を収
納する。また、主柱材及び副柱材を含む階層は、前記副
柱材を含まない階層と比較すると、柱材の密度は高くな
るので、棚材の間隔は狭くなり、棚材間に剛性の低い鋼
材を架け渡しても、鋼材は多くの棚材によって支持され
るため撓みや歪を生じにくい。したがって、この階層の
棚材には、主柱材及び副柱材の密度、すなわち棚材間隔
に応じて、適宜、剛性の低い鋼材を収納するようにし、
また剛性の高い鋼材も収納することができる。
【0010】また、本発明の別の要旨は、前記搬送機
は、前記軌道上を走行する2本の支柱と、これら両支柱
に架け渡されたフォーク支持材と、このフォーク支持材
を上下するための昇降手段と、前記フォーク支持材によ
って支持され、前記軌道と交差する方向に設けられた複
数のフォークと、これらのフォークを各別にフォーク軸
両方向にスライドするスライド手段とを含み、鋼材の長
さに応じて所定数のフォークをスライドし、上下するこ
とにより様々な長さの鋼材を、様々な長さの収納スペー
スに出し入れ可能とした前記鋼材用立体自動倉庫にあ
る。
【0011】本発明の鋼材用立体自動倉庫において、軌
道上に区画長さと略等間隔に配された二本の支柱の下端
には軌道上を走行する車輪を設け、両方または一方の支
柱には支柱駆動用のモーターを設けて、この支柱駆動モ
ーターで車輪を駆動させると、搬送機を軌道上に走行さ
せることができる。また、フォーク支持材を上下するた
めの昇降手段とは、二本の支柱の上下端に滑車を設け、
この滑車間に無端ベルト、例えばチェーン、索条及び補
強繊維ベルト等を張設し、前記支柱駆動モーターをイン
バーター付モーターとするか、あるいはこの無端ベルト
を駆動させるためのモーターを別途設けるかして構成す
ることができる。更に、フォーク支持材によって支持さ
れ、軌道と略直交する方向に設けられた複数のフォーク
とは、前記二本の支柱を区画長さと略等間隔に配した場
合、一本々々のフォークをスライド伸長すると、棚材間
のスペースに挿入し、上下できるように配置されてい
る。更にまた、フォークを各別にフォーク軸両方向にス
ライドするスライド手段とは、滑車、ローラー及びモー
ター等によって構成するか、または滑車、ローラー及び
油圧シリンダー等によって構成することができる。
【0012】以上のように、本発明の鋼材用立体自動倉
庫において、搬送機は、軌道上に区画長さと略等間隔に
配した二本の支柱と、この二本の支柱に沿ってフォーク
を上下動する昇降手段と、フォーク軸両方向にスライド
するスライド手段とを有するフォークとを備えており、
更に、一本々々のフォークが棚材間のスペースに挿入
し、上下動することが可能なように配置されているた
め、同じ高さの棚材に異なる長さの鋼材が載置・収納さ
れている場合でも、取出す必要がある鋼材の長さに応じ
て、任意の数のフォークのみをスライドして上下し、所
定の鋼材のみを持ち上げて出庫することができる。ま
た、入庫する際、既に棚材間に鋼材が載置・収納されて
おり、その棚材間と同一区画の横の棚材間が空いている
場合でも、その空きスペースと入庫する鋼材の長さとに
応じた数のフォークをスライドさせ上下させて、所定の
鋼材を前記スペースの棚材間に載置・収納することがで
きる。したがって、本発明の鋼材用立体自動倉庫は、区
画長さを最大長として様々な長さの条鋼や細長い鋼板等
の鋼材を、様々な長さの収納スペースに出し入れ可能と
した。
【0013】
【作用】本発明の鋼材用立体自動倉庫では、主柱材及び
副柱材のそれぞれの柱材に、各別に所定間隔で同じ高さ
に棚材を備え、かつ搬送機が、これら棚材間のスペース
と対向するように配置されているフォークを有し、フォ
ークが各別にスライドするため、同一区画及び同一高さ
の棚材間に長さの異なる条鋼や細長い鋼板等の鋼材を入
出庫することができる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の鋼材用立体自動倉庫(以
下、本明細書実施例では単に「倉庫」という。)を備え
た鋼材加工工場内部を示す斜視図であり、また図2は本
発明の倉庫の斜視図であり、更に図3(a)は図2の概
略平面図、図3(b)は図3(a)におけるA区画の概
略立面図である。
【0016】本発明の倉庫(以下、図3(a),(b)
参照)は、軌道1と、軌道1を走行する搬送機2と、軌
道1の両側に並行して配置された収納区域3とを備え、
収納区域は片側各三つの収納区画4からなり、この収納
区画4は上部階層5と下部階層6との二階層に階層化さ
れ、収納区画4は、軌道1に並行して所定間隔で配され
た四本の主柱材7a,7b,7c,7dと、この主柱材
を連結する梁材8a,8bと、下部階層6の主柱材間に
各一本ずつ設けられ、梁材8a,8bに支持される副柱
材9a,9b,9cと、主柱材に各別に所定間隔で同じ
高さに設けられた七段の棚材10と、同様に副柱材に設
けられた四段の棚材とを備える。なお、上記主柱材、副
柱材、及び梁材の本数、さらに階層数は適宜変更可能で
ある。
【0017】前記倉庫の上記以外の構成としては、前記
収納区域3に隣接し、軌道1の両側に並行する入出庫台
11(以下、図1及び図3(a)参照)と、入出庫のた
めに運搬車両30から鋼材を吊り下ろしたり、運搬車両
30に鋼材を吊り上げたりするクレーン29とがある。
ここで、図示はしていないが、入出庫台11a,11b
には、搬送機2のフォーク22を入出庫台11a,11
bに向かってスライドさせた時、挿入して上下できるよ
うなスペースが設けられている。
【0018】また、上部階層5と下部階層6とは、実質
的に梁材8bを境に区分けされており、更に、前記主柱
材7a,7b,7c,7dの内、両端の主柱材7aと7
dとは、それぞれ二本の鋼材からなり、それぞれが横材
と筋かいとによって連結され補強されている。
【0019】前記搬送機2(以下、図1及び図2参照)
は、軌道1上に前記区画長さと略等間隔に配され、軌道
1上を走行する2本の支柱21と、これら両支柱21に
架け渡されたフォーク支持材25と、このフォーク支持
材25を上下するための昇降手段と、前記フォーク支持
材25によって支持され、前記軌道1と略直交する方向
に設けられた12本のフォーク22と、これらのフォー
ク22を各別にフォーク軸両方向にスライドするスライ
ド手段とを備える。なお、フォーク22の本数は、特に
12本に限定されず、搬送機2がそれぞれの区画4の前
に停止したときに、それぞれのフォークが、棚材間に挿
入し上下できるような間隔で配置されていればよい。た
だし、フォーク22の本数が12本の場合には、それぞ
れ二本ずつのフォークが、主柱材と副柱材の棚材間に挿
入し上下できるような間隔で配置されているのが望まし
い。
【0020】前記フォーク支持材25を上下するための
昇降手段は、二本の支柱21の上下端に設けられた滑車
(図示せず)と、この滑車間に張設され、フォーク支持
材25に固定されたチェーン26と、支柱下部に配置さ
れ、チェーン26を駆動するインバーター付モーター2
4等によって構成することができる。
【0021】前記フォーク22を各別にスライドするス
ライド手段は、滑車(以下図示せず)、ローラー及びモ
ーター等によって構成するか、または滑車、ローラー及
び油圧シリンダー等によって構成することができる。
【0022】また、前記支柱21は、縦に配された四本
のアングル材と、このアングル材を所定間隔で連結して
補強するために横や斜めに配されたアングル材と、上下
端に配された鋼板と、支柱下端に配されて軌道上を走行
する車輪と、両方または一方の支柱下方に設けられ、車
輪を駆動させるインバーター付モーター24とで構成さ
れる。ここで、前記車輪を駆動させるためのインバータ
ー付モーター24は、前記フォーク支持材25を上下す
るための昇降手段と兼用される。
【0023】更に、前記二本の支柱21の上端には、ガ
イド部材28が架け渡され固定されている。このガイド
部材28は、倉庫の天井に設けられたガイドレール27
と係合する形状となっており、搬送機2が転倒すること
を防止する。
【0024】更にまた、本発明の倉庫は、この倉庫内あ
るいは倉庫に隣接して設けられた事務所内からパーソナ
ルコンピュータ等によって制御され、前記倉庫にあって
は、非常停止スイッチ(図示せず)が搬送機2と入出庫
台11a,11bに設けられており、非常時に搬送機2
を停止させることができる。なお、前記倉庫現場で非常
停止スイッチが解除されないかぎり、事務所内のパーソ
ナルコンピュータ等でコントロールしても搬送機2は駆
動しないように設定されている。
【0025】次に、本発明の倉庫における、条鋼や細長
い鋼板等の鋼材の入庫手順について説明する。
【0026】入庫に先立ち、入庫状況を事務所内のパー
ソナルコンピュータ(以下、単にパソコンという。)で
確認し、入庫予定の鋼材の種類、長さ及び数量等をパソ
コンに入力した後、パソコンで入庫の指示を出す。
【0027】この時、入出庫台11aには、クレーン2
9によって運搬車両30から鋼材が吊り下ろされ載置さ
れており、搬送機2は、その入出庫台11aの位置に向
かって、原点、例えば図3(a)においてはA区画とE
区画とに挾まれた位置から移動する。入出庫台11aの
前に停止した搬送機2は、入出庫台11a上に載置され
た鋼材よりも低い高さでフォーク22をスライド伸長
し、鋼材の下に差し込んでからフォーク22を上昇させ
て鋼材を押し上げ、再度フォーク22をスライド収縮
し、鋼材を搬送機2上に引き込んで積載する。
【0028】搬送機2は鋼材を積載した後、入庫予定の
収納区画、例えばA区画まで移動してその区画前で停止
する。A区画前で停止した搬送機2は、鋼材を入庫する
予定の棚上方まで、フォーク支持部材25を上昇させた
後、フォーク22をスライド伸長し、次いでフォーク支
持部材25を棚下方まで下昇させて鋼材を棚の上に載置
し、その後、フォーク22をスライド収縮する。かよう
にして、鋼材の入庫が終了すると、再び搬送機2は原点
へと移動する。
【0029】なお、上記入庫作業において、入庫する鋼
材が剛性の高い鋼材である場合には、支持点間隔、すな
わち棚材間隔が広くても、撓みによる変形が起こりにく
いので、上部階層5に収納する。逆に、入庫する鋼材が
剛性の低い鋼材である場合、棚材間隔が広いと、撓みに
よる変形が起こり易いので、支持点間隔、すなわち棚材
間隔の狭い下部階層6に収納する。ただし、下部階層6
の棚の空きがある場合には、下部階層6に剛性の高い鋼
材を収納しても良い。
【0030】また上記入庫作業において、入庫する鋼材
の長さが、図3(b)の30aに示したように略収納区
画の長さに相当する場合には、フォーク22は、12本
全て、または両端のフォークのみ、あるいは鋼材を支持
するのに必要な本数のフォークを適宜スライド伸長すれ
ばよい。
【0031】さらに、図3(b)の鋼材30bを入庫す
る場合のように、既に、第5段目に鋼材30cが入庫し
ていても、主柱材7aと7bの棚材間には、搬送機2の
フォーク22が挿入されて上下できるスペースがあり、
かつ搬送機2のフォーク22は、主柱材7aと7bとの
間の棚に対応する位置に設けられたフォーク4本のみを
スライド伸長し上下させることができるため、鋼材30
cの位置に鋼材が在る無しにかかわらず、鋼材30bを
第5段目の主柱材7aと7bの棚材間に入庫することが
できる。
【0032】次に、本発明の倉庫における、鋼材の出庫
手順について説明する。
【0033】出庫に先立ち、入庫状況を事務所内のパソ
コンで確認し、出庫する鋼材の種類、長さ及び数量等を
パソコンに入力した後、パソコンで出庫の指示を出す。
【0034】搬送機2は、原点から移動して、その出庫
予定の鋼材が収納されている収納区画、例えばA区画前
で停止する。A区画前に停止した搬送機2は、出庫予定
の鋼材、例えば鋼材30eの下にフォーク22を挿入す
るために、フォーク支持材25を上昇させて、第2段の
棚材と第3段の棚材との間で停止する。その後に、副柱
材9aと副柱材9bとの間の棚に対応する位置に設けら
れたフォーク22をスライド伸長し、次いで、フォーク
支持材25を上昇させて、フォーク22で鋼材30eを
押し上げて、再度、フォーク22をスライド伸縮して、
鋼材30eを搬送機2上に引き込む。
【0035】そして、搬送機2を入出庫台11a及び1
1bの前まで移動し、フォーク支持材25を入出庫台よ
りも高い位置に上昇した後、フォーク22をスライド伸
長し、フォーク支持材25を入出庫台よりも低い位置ま
で下降して、鋼材30eを入出庫台上に載置する。その
後、フォーク22をスライド伸縮して、搬送機2を原点
位置まで移動させる。
【0036】
【発明の効果】本発明の鋼材用立体自動倉庫は、条鋼や
細長い鋼板等のように、長さや剛性が多岐にわたる鋼材
であっても収納スペースに無駄を生じること無く、入出
庫できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋼材用立体自動倉庫を備えた鋼材加工
工場内部を示す斜視図である。
【図2】本発明の鋼材用立体自動倉庫の斜視図である。
【図3】図3(a)は、図2の概略平面図であり、図3
(b)は図3(a)におけるA区画の概略立面図であ
る。
【符号の説明】
1 軌道 2 搬送機 3 収納区域 4 収納区画 5 上部階層 6 下部階層 7a,7b,7c,,7d 主柱材 8a,8b 梁材 9a,9b,9c 副柱材 10 棚材 21 支柱(搬送機) 22 フォーク 24 インバーター付モーター 25 フォーク支持部材 26 チェーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道と、この軌道を走行する搬送機と、
    前記軌道の両側または一方の側に並行して配置された収
    納区域とからなり、 前記収納区域は、垂直方向に複数階層に階層化された、
    水平方向に隣接する複数の収納区画からなり、 前記収納区画は、軌道に並行して所定間隔で配された主
    柱材と、この主柱材間を連結する梁材と、前記階層化さ
    れた何箇所かの階層の主柱材間に設けられ、前記梁材に
    支持される副柱材と、前記主柱材及び前記副柱材のそれ
    ぞれの柱材に、各別に所定間隔で同じ高さに設けられた
    棚材とを備え、 前記副柱材を含まない前記主柱材間の階層の棚材には、
    剛性の高い鋼材を架け渡して収納すると共に、 前記主柱材及び副柱材を含む階層の棚材には、柱材間隔
    に応じて剛性の低い鋼材または剛性の高い鋼材のいずれ
    かを適宜選択し、架け渡して収納してなる鋼材用立体自
    動倉庫。
  2. 【請求項2】 前記搬送機は、前記軌道上を走行する2
    本の支柱と、これら両支柱に架け渡されたフォーク支持
    材と、このフォーク支持材を上下するための昇降手段
    と、前記フォーク支持材によって支持され、前記軌道と
    交差する方向に設けられた複数のフォークと、これらの
    フォークを各別にフォーク軸両方向にスライドするスラ
    イド手段とを含み、 鋼材の長さに応じて所定数のフォークをスライドし、上
    下することにより様々な長さの鋼材を、様々な長さの収
    納スペースに出し入れ可能とした請求項1記載の鋼材用
    立体自動倉庫。
JP6012788A 1994-02-04 1994-02-04 鋼材用立体自動倉庫 Pending JPH07215410A (ja)

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