JPH07215434A - バケットエレベータ及びその運転方法 - Google Patents

バケットエレベータ及びその運転方法

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JPH07215434A
JPH07215434A JP3308694A JP3308694A JPH07215434A JP H07215434 A JPH07215434 A JP H07215434A JP 3308694 A JP3308694 A JP 3308694A JP 3308694 A JP3308694 A JP 3308694A JP H07215434 A JPH07215434 A JP H07215434A
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boot casing
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忠平 小笠原
Yoichi Yoshida
洋一 吉田
Yutaka Arai
豊 新井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ブーツケーシングの下部に堆積する搬送物の除
去に最も効果の高いノズルの配置を求め、且つノズルの
目詰りを防止することができる手段を提供する。 【構成】固定ケーシング1内の上部に駆動プーリを軸支
し、下部にブーツケーシング2を嵌装して従動プーリ3
を軸支し、複数のバケット4を取付けた無端ベルト5を
両プーリ間に巻き掛け、ブーツケーシング2内の下部に
空気を噴出させるノズルN1〜N4を開口したバケット
エレベータにおいて、ブーツケーシング2の運び側と戻
り側との少なくともいずれか一方にノズルを複数個設
け、該複数個のノズルの一部N3を、従動プーリ3の軸
と直交する平面内のブーツケーシング2の最下端部Bの
方向にほぼ向けて開口し、ノズルの他の一部N1を、従
動プーリ3の軸と直交する平面内のブーツケーシング2
の内面に沿う斜め上方にほぼ向けて開口したことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバケットエレベータと
その運転方法に関し、特にバケットエレベータのケーシ
ングの下部に残留する搬送物の量の低減に関する。
【0002】
【従来の技術】無端ベルトを用いたバケットエレベータ
では、無端ベルトの伸び代を考慮して、バケットの先端
が描く軌跡とケーシングの下面との間に大きな間隙を設
ける必要がある。この結果ケーシングの下部に堆積した
搬送物にすくい残しを生じ、搬送物が穀物等のときに
は、該搬送物の腐敗を生じるという問題点があった。ま
た搬送物の種類を変更するときには、先の種類の搬送物
が後の種類の搬送物に混入するという問題点もあった。
これらの問題点を解決するためには、ケーシングの下部
に残留する搬送物の量を低減する必要があり、そこで例
えば特開平4−223909号公報には、固定ケーシン
グ内の上部に駆動プーリを軸支し下部には昇降可能にブ
ーツケーシングを嵌装し、該ブーツケーシングに従動プ
ーリを昇降可能に軸支し、複数のバケットを取付けた無
端ベルトを両プーリ間に巻き掛け、ブーツケーシングの
下部内面を湾曲して形成し、ブーツケーシング内の下部
に空気を噴出させるノズルを開口したバケットエレベー
タが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報には、ノズル
の噴出方向としてブーツケーシングの下部内面に沿う方
向が好ましい旨記載されているが、本発明者の検討によ
ると、ブーツケーシングの下部内面に沿う方向にノズル
を設けた場合であっても、ノズルの組合せによっては必
ずしも十分な効果が得られない場合があることが解っ
た。またバケットエレベータに搬送物を投入している最
中に、ノズルからの空気の噴出を停止していると、ノズ
ルに目詰りを生じるおそれがあった。したがって本発明
は、ブーツケーシングの下部に堆積する搬送物の除去に
最も効果の高いノズルの配置を求め、且つノズルの目詰
りを防止することができる手段を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブーツケーシ
ングの運び側と戻り側との少なくともいずれか一方にノ
ズルを複数個設け、該複数個のノズルの一部を、従動プ
ーリの軸と直交する平面内のブーツケーシングの最下端
部の方向にほぼ向けて開口し、ノズルの他の一部を、前
記平面内のブーツケーシングの内面に沿う斜め上方にほ
ぼ向けて開口することにより、あるいはノズルの前記他
の一部を、前記平面内の水平方向内側にほぼ向けて開口
することにより、上記目的を達成したものであり、ま
た、バケットエレベータに搬送物を投入しているときに
もノズルより空気を噴出させることにより、上記目的を
達成したものである。
【0005】
【実施例】本発明を図面によって説明する。図面は本発
明の一実施例を示し、この実施例のバケットエレベータ
は固定ケーシング1を有し、固定ケーシング1内の上部
には駆動プーリ(図示せず)が軸支されている。固定ケ
ーシング1の下部にはブーツケーシング2が嵌装してお
り、ブーツケーシング2には従動プーリ3が軸支されて
おり、両プーリ間に複数のバケット4を取付けた無端ベ
ルト5が巻き掛けられている。ブーツケーシング2の下
面は湾曲して形成されている。ブーツケーシング2は、
固定ケーシング1に対して昇降可能に嵌装しており、こ
うして無端ベルト5の延びを吸収できるように構成され
ている。また従動プーリ3は、ブーツケーシング2に対
して昇降可能に軸支されており、こうしてバケット4の
先端とブーツケーシング2の下部内面との間隔を調節で
きるように構成されている。
【0006】ブーツケーシング2には搬送物の投入口6
が形成されている。投入口6を設けた側のバケット4
は、搬送物を掬いあげて上昇する運び側として用いられ
ており、したがって反対側のバケット4は、固定ケーシ
ング1の上部にて搬送物を排出した後に下降する戻り側
として用いられている。但し運び側と戻り側を投入口6
に関して逆にして用いることもできる。ブーツケーシン
グ2内の下部には空気を噴出させる4組のノズルN1〜
N4が取り付けられており、第1ノズルN1と第3ノズ
ルN3は運び側に取り付けられており、第2ノズルN2
と第4ノズルN4は戻り側に取り付けられている。また
すべてのノズルN1〜N4は、基本的に従動プーリ3の
軸と直交する平面、すなわち図1又は図3の紙面と平行
な平面内を向くように取り付けられており、そのうち第
1ノズルN1はブーツケーシング2の内面に沿う斜め上
方に向けて開口し、第2ノズルN2は水平方向内側に向
けて開口し、第3ノズルN3と第4ノズルN4はブーツ
ケーシング2の最下端部Bに向く方向に開口している。
【0007】図2は第2ノズルN2と第4ノズルN4と
を一体に形成したノズル集合体10を示し、このノズル
集合体10はMCナイロン、ステンレス等によって形成
され、底面には第2ノズルN2用の溝11と第4ノズル
N4用の溝12が穿設されており、各溝11,12とノ
ズル集合体10の表面との間に、それぞれ第2ノズルN
2と第4ノズルN4とが形成されている。各ノズルN
2,N4の開口面はノズル方向とほぼ直交する平面に形
成されており、こうしてノズルの穴開け加工を行ないや
すくしている。各ノズルN2,N4は、既述のごとく基
本的に従動プーリ3の軸と直交する平面内を向くように
開口しているが、最も外側のノズルは、ブーツケーシン
グ2の側面側に若干傾斜して開口している。ノズル集合
体10の底面には底板13が固定されており、空気供給
管23はブーツケーシング2と底板13とを貫通して溝
11,12内に開口している。第1ノズルN1と第3ノ
ズルN3とを一体に形成したノズル集合体(図示せず)
も、ノズルの開口方向の点を除き、上記と同様に形成さ
れている。
【0008】図3は空気系統を示し、エアタンク20に
蓄圧された空気は本管21を通じてヘッダー22に接続
され、ヘッダー22で4本の空気供給管23に分割さ
れ、各空気供給管23はそれぞれ吹払い用電磁弁SV1
〜SV4とシャトル弁24とを介して各々のノズルN1
〜N4に接続されている。他方、ヘッダー22から微圧
パージ系統が分岐しており、この微圧パージ系統はエア
レギュレータ25と微圧パージ用電磁弁SV5とを介し
て、各シャトル弁24に接続されている。各シャトル弁
24は、各吹払い用電磁弁SV1〜SV4からの空気
と、微圧パージ用電磁弁SV5からの空気のうち、いず
れか圧力の高い方の空気を通過させ、圧力の低い方の空
気を遮断するが、微圧パージ系統にはエアレギュレータ
25が介在しているから、結局吹払い用電磁弁SV1〜
SV4が開放しているときには、吹払い用電磁弁SV1
〜SV4からの高圧空気を通過させ、吹払い用電磁弁S
V1〜SV4が閉鎖しているときには、微圧パージ系統
からの低圧空気を通過させる。
【0009】図4は空気系統の概略の運転シーケンスを
示す。バケットエレベータの運転開始と同時に微圧パー
ジ用電磁弁SV5を開放し、バケットエレベータの運転
中は常時低圧の空気を各ノズルN1〜N4から噴出させ
て微圧パージ運転を行なう。次いでバケットエレベータ
を停止するときには、バケットエレベータの停止モード
の開始と同時に、各吹払い用電磁弁SV1〜SV4を一
定のシーケンスに従って開放し、バケットエレベータが
停止モードでの運転回動中、搬送物の吹き払いを行な
う。したがってこの吹払い運転のときには、微圧パージ
用電磁弁SV5も開放しているが、各ノズルN1〜N4
へは各吹払い用電磁弁SV1〜SV4からの高圧の空気
が送られる。バケットエレベータの停止モードが終了し
たときには、各吹払い用電磁弁SV1〜SV4を閉鎖
し、更にその後一定時間経過したときに、微圧パージ用
電磁弁SV5も閉鎖する。
【0010】表1はバケットエレベータの停止モード開
始以降の各吹払い用電磁弁等の運転シーケンスを示す。
同表に示すように、先ず斜め上方に向けて開口した第1
ノズルN1と水平方向内側に向けて開口した第2ノズル
N2を作動させてブーツケーシング2の下部に堆積した
搬送物を浮上させる。次いで運び側の第1、第3ノズル
N1,N3は基本的に同時に作動させ、戻り側の第2、
第4ノズルN2,N4も基本的に同時に作動させ、その
上で運び側の第1、第3ノズルN1,N3と、戻り側の
第2、第4ノズルN2,N4とを数回にわたって交互に
作動させ、これによって搬送物を浮上させつつその払い
出しを行なう。但しエアタンク20に十分の容量がある
ときには、各ノズルN1〜N4をすべて同時に作動させ
ることもできる。最後に斜め下方内側に向けて開口した
第3、第4ノズルN3,N4だけを交互に作動させて、
なおも残る搬送物を払い出す。
【0011】
【表1】
【0012】なおエアタンクの容量は110m3、エア
タンク20からヘッダー22までの本管21は管径が公
称1インチ半、長さが約70mであり、各空気供給管2
3の管径は公称1インチである。エアタンク20の圧力
は吹払い運転の開始時には約7kg/cm2・G、吹払
い運転の末期には約5kg/cm2・Gであり、ヘッダ
ー22での圧力は、3.80〜5.00kg/cm2・
Gであった。またエアレギュレータ25では空気圧を
1.25〜2.00kg/cm2・Gに調節している。
この結果、吹払い運転のときは、各ノズルN1〜N4か
ら噴出する空気の速度は音速となっている。
【0013】本実施例は以上のように構成されており、
実験の結果によれば、本実施例の第1及び第3ノズルN
1,N3のように、一方のノズルN3は、ブーツケーシ
ング2の最下端部Bに向く方向に開口し、他方のノズル
N1はブーツケーシング2の内面に沿う斜め上方に向け
て開口するか、あるいは本実施例の第2及び第4ノズル
N2,N4のように、一方のノズルN4は、ブーツケー
シング2の最下端部Bに向く方向に開口し、他方のノズ
ルN2は水平方向内側に向けて開口すると、搬送物の吹
払い効果が最も高かった。すなわちブーツケーシング2
の運び側と戻り側との各々に各2組のノズルを設け、う
ち一方は斜め下方内側に開口し、他方は斜め上方外側ま
たは水平内側に向けて開口することが好ましい。なお本
実施例では、運び側に斜め下方内側と斜め上方外側に向
けたノズルを設け、戻り側に斜め下方内側と水平内側に
向けたノズルを設けたが、その逆に、運び側のノズルを
斜め下方内側と水平内側に向け、戻り側のノズルを斜め
下方内側と斜め上方外側に向けることもできる。また運
び側、戻り側のノズルとも、斜め下方内側と斜め上方外
側に向け、あるいは斜め下方内側と水平内側に向けるこ
ともできる。
【0014】また本実施例では、バケットエレベータに
搬送物を投入しているときにも、各ノズルN1〜N4よ
り空気を噴出させているから、各ノズルN1〜N4の目
詰りを招くことがない。
【0015】
【発明の効果】本発明によって、ケーシングの下部に残
留する搬送物の量を一層低減することができるバケット
エレベータが提供され、且つ各ノズルの目詰りを招くこ
とのないバケットエレベータの運転方法が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略縦断面図
【図2】ノズル集合体を示す(A)底面図、(B)B−
B線断面図、(C)C−C線断面図、及び(D)D−D
線断面図
【図3】空気系統を示す系統図
【図4】空気系統の概略の運転シーケンスを示す図
【符号の説明】
1…固定ケーシング 2…ブーツケーシング 3
…従動プーリ 4…バケット 5…無端ベルト 6
…投入口 10…ノズル集合体 11,12…溝 1
3…底板 20…エアタンク 21…本管 2
2…ヘッダー 23…空気供給管 24…シャトル弁 2
5…エアレギュレータ B…最下端部 N1〜N4…ノズル SV1〜SV4…吹払い用電磁弁 SV5…微
圧パージ用電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 豊 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地 日立金属株 式会社熊谷工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定ケーシング内の上部に駆動プーリを軸
    支し下部には昇降可能にブーツケーシングを嵌装し、該
    ブーツケーシングに従動プーリを軸支し、複数のバケッ
    トを取付けた無端ベルトを前記両プーリ間に巻き掛け、
    前記ブーツケーシングの下部内面を湾曲して形成し、前
    記ブーツケーシング内の下部に空気を噴出させるノズル
    を開口したバケットエレベータにおいて、 前記ブーツケーシングの運び側と戻り側との少なくとも
    いずれか一方に前記ノズルを複数個設け、 該複数個のノズルの一部を、前記従動プーリの軸と直交
    する平面内の前記ブーツケーシングの最下端部の方向に
    ほぼ向けて開口し、 前記ノズルの他の一部を、従動プーリの軸と直交する前
    記平面内の前記ブーツケーシングの内面に沿う斜め上方
    にほぼ向けて開口したことを特徴とするバケットエレベ
    ータ。
  2. 【請求項2】ノズルの前記他の一部を、従動プーリの軸
    と直交する前記平面内の水平方向内側にほぼ向けて開口
    した請求項1記載のバケットエレベータ。
  3. 【請求項3】固定ケーシング内の上部に駆動プーリを軸
    支し下部には昇降可能にブーツケーシングを嵌装し、該
    ブーツケーシングに従動プーリを軸支し、複数のバケッ
    トを取付けた無端ベルトを前記両プーリ間に巻き掛け、
    前記ブーツケーシングの下部内面を湾曲して形成し、前
    記ブーツケーシング内の下部に空気を噴出させるノズル
    を開口したバケットエレベータの運転方法において、 前記バケットエレベータに搬送物を投入しているときに
    も前記ノズルより空気を噴出させることを特徴とするバ
    ケットエレベータの運転方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006016150A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Kubota Corp バケット式粒体搬送装置
JP2008143653A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Ikegami Tsushinki Co Ltd 着粉除去装置及び錠剤検査装置
CN117842655A (zh) * 2024-03-04 2024-04-09 海阳铭铄机械设备有限公司 一种斗式提升机的输送带结构

Cited By (4)

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