JPH07215516A - 用紙送出機構 - Google Patents

用紙送出機構

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Publication number
JPH07215516A
JPH07215516A JP1071594A JP1071594A JPH07215516A JP H07215516 A JPH07215516 A JP H07215516A JP 1071594 A JP1071594 A JP 1071594A JP 1071594 A JP1071594 A JP 1071594A JP H07215516 A JPH07215516 A JP H07215516A
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JP
Japan
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paper
sheet
feeding
roller
separating
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Withdrawn
Application number
JP1071594A
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English (en)
Inventor
Kazuyasu Sato
和泰 佐藤
Takuzo Ikeyama
卓三 池山
Shiyougo Itou
正悟 伊藤
Haruhisa Inagaki
晴久 稲垣
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07215516A publication Critical patent/JPH07215516A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 滑り面と摩擦面を有する分離部材で用紙を分
離する用紙送出機構及びガイド板に摩擦面を形成して側
方から押圧して集積用紙を分離送出する用紙送出機構を
提供することを目的とする。 【構成】 用紙1を集積収容した用紙収容部2と、用紙
収容部2から用紙1を回転によって繰り出す繰出しロー
ラ5と、繰出しローラ5の前方近傍に設けられ、繰り出
された用紙1の上面をガイドする用紙ガイド部材10と、
用紙ガイド部材10に所定間隙を介して対向して設けら
れ、滑り面11及び摩擦面12を有し、用紙ガイド部材10に
ガイドされた用紙1の送り方向に対して反対方向に回転
して、用紙1が複数枚繰り出された時に摩擦面12によっ
て用紙1を分離し、滑り面11によって用紙1を通過させ
る分離部材9とを備え、分離部材9によって分離された
用紙1を一枚ずつ送り出する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等の用紙送出
機構に係り、特に繰り出された用紙が複数枚の時に分離
する分離部材に滑り面及び摩擦面を設けた用紙送出機
構、及び集積された用紙の側面を押圧してガイドする用
紙ガイド部材の押圧面を高摩擦面とした用紙送出機構に
関するものである。
【0002】近来、パーソナルコンピュータやワードプ
ロセッサ等の出力装置として、レーザプリンタやワイヤ
ードットプリンタ等のプリンタが利用されており、これ
らのプリンタには印字されるカットシートを一枚ずつ繰
り出す用紙送出機構が設けられている。
【0003】しかし、集積されている用紙を繰り出す時
にダブルフィードされることがあり、このために搬送路
で用紙ジャムが発生して装置が停止する頻度が高くな
り、装置の使用効率が低下する。
【0004】そこで用紙送出機構の用紙分離方法とし
て、爪分離方式と摩擦分離方式とが行われている。爪分
離方式は、集積された用紙の前端位置に爪を配置して、
繰り出し時に弛んだ用紙が爪から外れて分離されて繰り
出されるので、低コストであるが、用紙両端折れやダブ
ルフィードになり易い。また摩擦分離方式は、分離パッ
トを使用しており、用紙が到着するまでの間に分離パッ
トを送りローラで擦るため送りローラの駆動負荷が多く
なっている。
【0005】そこで、駆動負荷が少なく、分離が正常に
行えて、しかも用紙両端の折れを防止できる機構が望ま
れている。
【0006】
【従来の技術】以下に、プリンタ等に用紙1aを供給する
用紙送出機構の従来例(1) 及び(2) を説明する。
【0007】1)従来例(1) 従来例(1) は爪分離方式で、図9(a) の側断面図に示す
ように、カセット2aに収容された用紙1aは上下揺動可能
な押圧板3上の集積され、押圧板3の左端がスプリング
4により上方に付勢されて、用紙1aの上面が上方に配置
された繰出しローラ5aによって繰り出されるように位置
している。また、カセット2aの前方、図において左方
に、転接する送りローラ8a,8b が配置されている。
【0008】繰出しローラ5aは、断面が円弧部分と直線
部分を有するD字形に形成され、ステッピングモータ
(以下モータという)M1 に連結し、モータM1の駆動によ
って回転して円弧部分で用紙1aの繰り出しを行い、直線
部分が水平位置にきた時に回転が停止して、用紙1は繰
出しローラ5aの抵抗なく送りローラ8a,8b により送出さ
れる。
【0009】また図9(b) の平面図に示すように、用紙
1aの幅方向はサイズに応じて移動可能なガイド板6a,6b
でガイドされている。カセット2aの前端位置に、ガイド
板6a,6b の移動に連動して用紙1a上面の両端の内側に位
置する分離爪7a,7b が設けられている。
【0010】このような構成を有するので、繰出しロー
ラ5aの矢印方向の回転により繰り出される用紙1aは、分
離爪7a,7b に引っ掛かって図中2点鎖線で示すように、
前部に弛みを生じ、弛みが大きくなると最上位の用紙1a
の先端が分離爪7a,7b から外れて前方に進み、送りロー
ラ8a,8b によって送り出される。
【0011】2)従来例(2) 従来例(2) は摩擦分離方式で、図10の側断面図に示すよ
うに、カセット2bの前方近傍に、送りローラ8a及び送り
ローラ8aに接触する分離パット9aが設けられている。分
離パット9aの接触面は摩擦係数が大きい材料、例えば、
コルク板で形成されている。
【0012】このような構成を有するので、繰出しロー
ラ5aの回転により繰り出された用紙1aは、送りローラ8a
と分離パット9aの接触点に到達すると、ダブルフィード
があっても、分離パット9aの摩擦によって進行を阻止さ
れて分離され、最上位の用紙1aだけが送りローラ8aによ
って送り出される。
【0013】このようにして、カセット2a,2b から送り
出される用紙1aのダブルフィードを防止することができ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、従来例(1) の爪分離方式では、分離爪を設けるだけ
なので低コストであるが、用紙の先端が分離爪に引っ掛
かって後に、用紙の弛みによって弾かれて繰り出される
ので、分離時に用紙両端の折れの発生やダブルフィード
になり易い。
【0015】従来例(2) の摩擦分離方式では、繰出しロ
ーラにより繰り出された用紙が送りローラと分離パット
の転接位置に到達するまで、分離パットを送りローラで
擦るために、送りローラの駆動負荷が大きくなる。
【0016】また、従来例(1) 及び(2) に共通して、カ
セットに集積収容された用紙は、用紙の種類や温湿度等
の環境条件の変化によって分離しようとする用紙間の摩
擦係数が大きくなると、繰出しローラによる繰り出し動
作時に、カセット内での用紙間の分離が的確に行われな
いでダブルフィードになり易い。このため、分離爪の用
紙への接触面積、面圧の適性化を図って対処している
が、この適性化は用紙の種類や環境条件、即ち、用紙の
剛性、紙面平滑度、紙目の方向、用紙幅のバラツキ、温
湿度等の種々のパラメータを考慮して分離条件を決定す
るため、マージンを大きくとることが困難であり、従っ
て、用紙の種類や環境に対するマージンが少なくなり、
十分な効果を得ることが難しい。という問題点がある。
【0017】本発明は、用紙の安定した分離を行くこと
ができ、ダブルフィードの発生を防止することができる
用紙送出機構を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は本発明の
原理図で、図1は請求項1に対応する原理図、図2は請
求項6に対応する原理図である。
【0019】1)請求項1に対応する手段 図1において、1は用紙、11は滑り面、12は摩擦面、2
は用紙1を集積収容した用紙収容部、5は用紙収容部2
から用紙1を回転によって繰り出す繰出しローラ、10は
用紙収容部2の前方に設けられ、繰出しローラ5によっ
て繰り出された用紙1の上面をガイドする用紙ガイド部
材、9は用紙ガイド部材10に所定間隙を介して対向して
設けられ、滑り面11及び摩擦面12を有し、用紙ガイド部
材10にガイドされた用紙1の送り方向に対して反対方向
に回転して、摩擦面12によって用紙1が複数枚繰り出さ
れた時に用紙1を分離し、滑り面11によって用紙1を通
過させる分離部材である。
【0020】従って、分離部材9によって分離された用
紙1を一枚ずつ送り出するように構成されている。 2)請求項6に対応する手段 図2において、1は用紙、15は摩擦面2は用紙1を集積
収容した用紙収容部、5は用紙収容部2から用紙1を回
転によって繰り出す繰出しローラ、6は収容された用紙
1の繰り出し方向に対して直交する幅方向に夫々当接
し、少なくとも一方の用紙1への当接面を高摩擦係数を
有する摩擦面15とした複数のガイド板、16はガイド板6
の少なくとも一方を用紙1の側面に弾性的に押圧する押
圧手段である。
【0021】
【作用】
1)請求項1に対応する作用 繰出しローラ5によって用紙1が繰り出される前に、分
離部材9が用紙1の送り方向に対して反対方向に回転
し、摩擦面12と用紙ガイド部材10が対向する位置で、摩
擦面12によって用紙1が複数枚繰り出された時に用紙1
を分離し、更に分離部材9が回転して滑り面11により用
紙1が用紙ガイド部材10と間隙を通過して送り出される
ことにより、一枚ずつ用紙1を送り出すことができる。
【0022】従って、従来方法の爪分離方式のように、
用紙1に無理な変形を加えたり、摩擦分離方式のよう
に、分離パットとの接触による負荷増加がなく、用紙1
の安定した分離を行うことができ、ダブルフィードを防
止することができる。
【0023】2)請求項6に対応する作用 用紙収容部2に集積収容された用紙1の両側面に当接す
るガイド板6の少なくとも一方が摩擦面15であり、且つ
少なくとも一方の側面を押圧手段16で押圧することによ
り、用紙1の幅方向の側端に安定した負荷を与えること
ができ、繰出しローラ5によって繰り出す時に、用紙1
に分離方向のバックテンションを与え、分離方向に対す
る集積用紙の抗力を大きくし、用紙種別、用紙幅のバラ
ツキ等に起因する用紙間の摩擦力変動の影響を少なくす
ることができ、用紙1の安定した分離ができ、ダブルフ
ィードを防止することができる。
【0024】
【実施例】
1)実施例の説明 図3〜図5により本発明の一実施例(請求項1、請求項
2及び請求項3に対応している。)を説明する。図3は
本発明の実施例を示す側面図、図4は実施例の説明図、
図5は実施例のタイムチャートを示す。全図を通じて同
一符号は同一対象物を示す。
【0025】図3のカセット2b、分離ローラ9b、及び上
ガイド10aは、図1の用紙収容部2、分離部材9、及び
用紙ガイド部材10に夫々対応している。図3に示すよう
に、カセット2bの前方に分離ローラ9b及び上ガイド10a
が所定の間隙(用紙1枚が通過可能な間隙)を介して対
向している。
【0026】分離ローラ9bは、断面が円弧部分と直線部
分とを有し、円弧部分は、例えば金属材を鏡面仕上げし
た滑り面11aを有し、また直線部分には高摩擦係数を有
する材料、例えば、コルクで形成された板が貼付された
摩擦面12aを有している。
【0027】また、分離ローラ9bとギヤ91が軸90に固定
され、ギヤ91に所定回転角度だけ噛合する扇形ギヤ92が
設けられ、扇形ギヤ92と同軸のギヤ93にギヤ94が噛合し
ている。そしてギヤ94と同軸のプーリP1及び繰出しロー
ラ5aの軸50に設けられたプーリP2にタイミングベルト
(以下ベルトという)51 が掛けられている。
【0028】また軸90は図示省略した装置フレームに回
動自在に支持され、スプリング95によって矢印A方向に
付勢されて、図示省略したストッパにより摩擦面12aの
左端が上ガイド10aに対向する位置で停止している。
【0029】そして常態では、繰出しローラ5aは、扇形
ギヤ92はギヤ91に噛合していない位置にあり、繰出しロ
ーラ5aが1回転すると扇形ギヤ92も1回転するように設
定されている。
【0030】従って、モータM1の駆動により繰出しロー
ラ5aが回転するとプーリP1,P2 、ギヤ94,93 、扇形ギヤ
92を介してギヤ91がスプリング95の弾力に抗して回転
し、これにつれて分離ローラ9bが矢印B方向に回転す
る。
【0031】このような構成を有するので、図4及び図
5により作用を説明する。 繰出しローラ5aの直線部分が下方でほぼ水平に位置し
ている時には、扇形ギヤ92はギヤ91に噛合しておらず、
分離ローラ9bの摩擦面11aの左端付近が上ガイド10aに
対向する位置にある。これが常態、即ち、繰り出し待ち
の位置である。
【0032】次に、図5の(a) 点で、繰出しローラ5a
が回転を開始し、 (b)点で、用紙1aが繰り出されて、用
紙1aの先端が分離ローラ9bと上ガイド10aの対向位置に
到達する (c)点までに、用紙1aにダブルフィードがあっ
ても、摩擦面12aとの摩擦によって下位の用紙1aが分離
される。(図4(a)) 上記で用紙1aの先端が分離ローラ9bと上ガイド10a
の対向位置に到達したタイミング((c)点) で、扇形ギヤ
92がギヤ91に噛合し、分離ローラ9bが矢印B方向に所定
角度回転し、図4(b) に示すように、滑り面11aが上ガ
イド10aに対向し、分離された最上位の用紙1aは繰出し
ローラ5aの繰り出しによって押されて、上ガイド10aと
滑り面11aの間隙を通過する。
【0033】用紙1aは繰出しローラ5aによって更に送
られ、分離ローラ9bの後段の所定位置に設けた図示省略
した搬送ローラによって搬送され、 (e)点で、繰出しロ
ーラ5aは直線部分が下方でほぼ水平に位置して停止す
る。
【0034】用紙1aが分離ローラ9bの滑り面11aを通
過したタイミング((d)点) で、扇形ギヤ92とギヤ91の噛
合が解除し、分離ローラ9bはスプリング95の弾力によっ
て矢印A方向に回転して元の位置、即ち、図4(a) に示
す位置に復帰する。
【0035】2)異なる実施例(1) の説明 図6〜図8に異なる実施例(1)(請求項4及び請求項5に
対応している)を示す。図6及び図7が図3〜図5で説
明した実施例と異なるのは、上ガイドに代えてレジスト
ローラ及びピンチローラを設けて、用紙1aの分離、斜行
修正及び送り出しを行うものである。
【0036】即ち、図6(a) の側断面図及び (b)の平面
図に示すように、分離ローラ9bの上方に所定間隙を介し
て対向してレジストローラ(請求項4の送りローラに対
応している)13 が設けられている。分離ローラ9bとレジ
ストローラ13の対向位置の近傍に、用紙1aの先端及び後
端を検出するセンサS1が配置されている。
【0037】レジストローラ13は、図示していないステ
ッピングモータ (以下モータという)M2 に連結し、常態
では停止しており、繰出しローラ5aによって繰り出され
た用紙1aの先端がセンサS1に検出されるとモータM2が駆
動して、矢印方向に回転を開始し、用紙1aの後端がセン
サS1によって検出されると回転を停止する。
【0038】また、レジストローラ13の下方にピンチロ
ーラ (請求項5の押圧ローラに対応している)14 が転接
している。図7に示すように、ピンチローラ14は図示し
ていない装置フレームに固定した支持アームム140 に回
動自在に支持されている。
【0039】このような構成を有するので、次に作用を
説明する。繰出しローラ5aによって繰り出された用紙1a
は、先端が停止しているレジストローラ13とピンチロー
ラ14の転接位置に衝突すると、図6(a) 中2点鎖線で示
すように弛みを生じ、先端の幅方向の両端が転接位置に
衝突したタイミングで分離ローラ9bが矢印B方向に回転
すると共に、センサS1が用紙1aの先端を検出してレジス
トローラ13が回転を開始する。
【0040】すると、用紙1aはレジストローラ13とピン
チローラ14に挟持され、分離ローラ9bの滑り面11aを通
過して送り出される。もし、繰出しローラ5aによる繰り
出しにダブルフィードがあった場合には、分離ローラ9b
の摩擦面12aによって分離され、また図6(b) 中2点鎖
線で示すように、繰り出した用紙1aに斜行があった場合
には、最上位の用紙1aの先端がレジストローラ13とピン
チローラ14の転接位置に衝突して上記のように斜行修正
されて送出される。
【0041】このようにして、上記実施例及び異なる実
施例(1) では、分離ローラ9bに滑り面11a及び摩擦面12
aを有する分離ローラ9bを使用し、滑り面11aと摩擦面
12aの回転で用紙1aを送り出すので、用紙1aに無理な変
形を加えることがなく、従来方法の爪分離方式のような
分離時の用紙両端の折れの発生やダブルフィードを防止
することができる。また滑り面11aを設けているので、
従来方法の摩擦分離方式のような分離パット9aとの接触
による負荷の増大を防止することができる。
【0042】3)異なる実施例(2) の説明 図7に異なる実施例(2)(請求項6に対応している)を示
す。図7の摩擦パット15a及び板ばね16aは、図2の摩
擦面15及び押圧手段16に夫々対応している。
【0043】図7は図3〜図5で説明した実施例、或い
は図6及び図7で説明した異なる実施例(1) と異なり、
爪分離方式の用紙送出機構において、用紙収容部のガイ
ド板に摩擦面を設けて用紙の側方から押圧することで、
用紙1aの安定した分離が行えるようにしたことである。
【0044】即ち、図7に示すように、爪分離方式の用
紙送出機構において、カセット2aに集積収容されている
用紙1aの幅方向の両側をガイド板6A,6B で挟んでいる。
ガイド板6Aの用紙1a側の面に、高摩擦係数を有する材
料、例えば、コルクで形成された摩擦パット15aが貼付
されている。また、ガイド板6Bの用紙1a側の面に板ばね
16aが取り付けられ、ガイド板6Bを用紙1aの側端に当接
した時に、板ばね16aの面で押圧する。
【0045】このような構成を有するので、繰出しロー
ラ5aによって用紙1aが繰り出される時に、ガイド板6A,6
B によって、集積された用紙1aへの板ばね16aによる側
圧及び摩擦板15aによる摩擦とにより、用紙1aの重なり
の摩擦より反対方向への力が大きくなり、最上位の用紙
1aがスリップして分離される。
【0046】即ち、従来の方法ではこの際の分離性に関
わるパラメータは押圧板3と分離爪7a,7b の用紙先端へ
の引っ掛かり量であったが、押圧板3による用紙1aと繰
出しローラ5aとの圧接による垂直方向の圧力と独立して
用紙分離方向に抗力を持たせることで、用紙1a間の摩擦
の影響を抑え、用紙種別、用紙幅のバラツキ、温湿度等
の環境条件の変化があっても、安定した分離を行うこと
ができる。
【0047】上記実施例及び異なる実施例(1) では、分
離ローラ9bの摩擦面12aを平面(弦)に形成した場合を
説明したが、円弧面、例えば、外周面であっても良い。
また分離部材を分離ローラとした場合を説明したが、他
の形状としても良く、例えば、図示していないが、上下
に長く楕円形とし、スプリング95に代えて楕円形の下部
を重く形成して、扇形ギヤ92がギヤ91との噛合から外れ
た時に、下部の自重によって常態位置に回動復帰する方
法としても良い。
【0048】また上記例では摩擦面12a及び分離パット
15aの接触面にコルクを使用した場合を説明したが、他
の高摩擦材、例えば、植毛シート、ネオプレーン等を貼
付しても良く、また粗面化しても良いことは勿論であ
る。
【0049】上記異なる実施例(2) において、ガイド板
6Bに板ばね16aを取り付けた場合を説明したが、ガイド
板6A,6B の両方に板ばねを取り付けても良く、また板ば
ね16aに代えて、ガイド板6A,6B の少なくとも一方を押
圧部材、例えば、押圧スプリング等によって用紙1aの側
端に押圧する方法としても良い。更に、ガイド板6Aに摩
擦パット15aを貼付した場合を説明したが、ガイド板6
A,6B の両方に摩擦パットを貼付しても良い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1、請求項2、請求項3では、分離部材の滑り面及
び摩擦面の回転により用紙を分離して一枚ずつ送り出す
ことができるので、従来方法の爪分離方式のように、用
紙に無理な変形を加えたり、摩擦分離方式のように、分
離パットとの接触による負荷増加がなく、用紙の安定し
た分離を行うことができ、ダブルフィードを防止するこ
とができる。
【0051】請求項4では、送りローラを分離部材に対
向して設けて、停止した送りローラに用紙の先端が衝突
してから送りローラを回転させて送り出すので、用紙が
分離されると共に斜行が修正される。
【0052】請求項5では、請求項4の送りローラに転
接する押圧ローラを設けたことにより、分離した用紙を
安定して送り出すことができる。請求項6では、ガイド
板の摩擦面と押圧手段の押圧により、用紙の幅方向の側
端に安定した負荷を与えることにより、繰り出す時に用
紙に分離方向のバックテンションを与え、分離方向に対
する集積用紙の抗力を大きくし、用紙種別、用紙幅のバ
ラツキ、温湿度等に起因する用紙間の摩擦力変動の影響
を少なくすることができ、用紙の安定した分離ができて
ダブルフィードを防止することができる。という効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に対応する原理図
【図2】 本発明の請求項6に対応する原理図
【図3】 本発明の実施例を示す構成図
【図4】 実施例の説明図
【図5】 実施例のタイムチャート
【図6】 異なる実施例(1) を示す構成図 (その1)
【図7】 異なる実施例(1) を示す構成図 (その2)
【図8】 異なる実施例(2) を示す構成図
【図9】 従来例(1) を示す構成図
【図10】 従来例(2) を示す側断面図
【符号の説明】
1,1a は用紙、 2,2a,2bは用紙収容部、
5,5a は繰出しローラ、6,6a,6b,6A,6Bはガイド板、
9は分離部材、9aは分離パット、
9bは分離ローラ、 10は用紙ガイド部
材、10aは上ガイド、 11,11aは滑り面、
12,12a,15 は摩擦面、13はレジストローラ、 14は
ピンチローラ、 15aは摩擦パット、16は押圧手
段、 16aは板ばね
フロントページの続き (72)発明者 稲垣 晴久 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙(1) を集積収容した用紙収容部(2)
    と、 該用紙収容部(2)から該用紙(1)を回転によって繰り出す
    繰出しローラ(5) と、 該繰出しローラ(5) の前方近傍に設けられ、該繰出しロ
    ーラ(5) によって繰り出された用紙(1) の上面をガイド
    する用紙ガイド部材(10)と、 該用紙ガイド部材(10)に所定間隙を介して対向して設け
    られ、滑り面(11)及び摩擦面(12)を有し、該用紙ガイド
    部材(10)にガイドされた用紙(1) の送り方向に対して反
    対方向に回転して、用紙(1) が複数枚繰り出された時に
    該摩擦面(12)によって該用紙(1) を分離し、該滑り面(1
    1)によって用紙(1)を通過させる分離部材(9) とを備
    え、 該分離部材(9) によって分離された用紙(1) を一枚ずつ
    送り出することを特徴とする用紙送出機構。
  2. 【請求項2】 前記分離部材(9) は、常態では前記摩擦
    面(12)が前記用紙ガイド部材(10)に対向し、前記繰出し
    ローラ(3) の回転により繰り出された用紙(1) が該分離
    部材(9) 及び該用紙ガイド部材(10)の対向位置に到達し
    た時に回転を開始して前記滑り面(11)により該用紙(1)
    を通過させることを特徴とする請求項1の用紙送出機
    構。
  3. 【請求項3】 前記分離部材(9) が所定位置まで回転し
    て、前記用紙(1) が前記用紙ガイド部材(10)及び前記滑
    り面(11)の間隙を通過した後に、該分離部材(9) を逆回
    転で元の位置まで復帰させることを特徴とする請求項1
    或いは請求項2の用紙送出機構。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材(10)は、前記分離部材
    (9) に転接し、用紙(1) の送り方向に回転制御される送
    りローラで構成され、 該送りローラは、前記繰出しローラ(5) によって繰り出
    された用紙(1) の先端が前記分離部材(9) との転接位置
    に到達した後に回転を開始し、該用紙(1) の後端が該転
    接位置を通過した後に回転を停止することを特徴とする
    請求項1、請求項2或いは請求項3の用紙送出機構。
  5. 【請求項5】 前記送りローラに前記分離部材(9) と同
    方向から転接する押圧ローラを設けたことを特徴とする
    請求項4の用紙送出機構。
  6. 【請求項6】 用紙(1) を集積収容した用紙収容部(2)
    と、 該用紙収容部(2)から該用紙(1)を回転によって繰り出す
    繰出しローラ(5) と、 該収容された用紙(1) の繰り出し方向に対して直交する
    幅方向に夫々当接し、少なくとも一方の用紙(1) への当
    接面を高摩擦係数を有する摩擦面(15)とした複数のガイ
    ド板(6) と、 該ガイド板(6) の少なくとも一方を用紙(1) の側面に弾
    性的に押圧する押圧手段(16)とを備えたことを特徴とす
    る用紙送出機構。
JP1071594A 1994-02-02 1994-02-02 用紙送出機構 Withdrawn JPH07215516A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012076856A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Nec Embedded Products Ltd シート分離装置の剥がれ防止機構、シート洗浄装置及び印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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