JPH07215558A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH07215558A
JPH07215558A JP1271894A JP1271894A JPH07215558A JP H07215558 A JPH07215558 A JP H07215558A JP 1271894 A JP1271894 A JP 1271894A JP 1271894 A JP1271894 A JP 1271894A JP H07215558 A JPH07215558 A JP H07215558A
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recording
recording sheet
conveying
sheet
discharge
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JP1271894A
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Hitoshi Nakamura
仁志 中村
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明に係る記録装置は、記録シートの記録
面に吐出したインクの乾燥時間を確保することで、前記
記録面が擦れ等によって記録画像が乱れることを防止す
ると共に、記録シートを供給側または装置操作側に排出
して機能性の良い記録装置を提供することを目的として
いる。 【構成】 記録シート1を記録ヘッド10が対向する位置
に搬送して排出する第1の搬送手段と、前記第1の搬送
手段の略真下に設けて第1の搬送手段の搬送方向と反対
方向に記録シート1を搬送する第2の搬送手段を備えた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録シートの排出機構を
有する記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の記録装置の一例としてインクジェ
ット記録装置を図を用いて説明する。図4はインクジェ
ット記録装置の構成を示す模式図である。供給トレイ50
から半月ローラ51によって供給された記録シート1は、
図示しない記録シート搬送経路を通過して記録ヘッド52
の対向位置に到達すると、外部に設けられたパーソナル
コンピュータ等から記録情報が伝達され、記録が行われ
る。
【0003】記録が完了した記録シート1は溝部53aを
有する排出ローラ53によって図4の矢印B方向に排出さ
れ、記録手段の上部に設けた図示しない排出スタッカに
収納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来の記録装置では、記録直後の記録シート上に順次記
録を終えた記録シートを積層して収納するために先に記
録した記録シートの記録面と次に記録を終えた記録シー
トの裏面とが擦れて記録画像を乱してしまうという問題
がある。特に記録スピードの高速化を図った場合には、
記録を終えた記録シートの収納時間も短縮されるので、
記録面のインクが乾ききらない内に次の記録シートが排
出されて来て記録面に擦れ、記録画像の乱れが激増する
という問題がある。
【0005】また、上記課題を解決するために例えば、
特開平3-143865号公報に開示された技術は、記録シート
を湾曲させて排出するように構成することで、記録直後
の記録シートの湾曲した後端部と記録中の記録シートの
水平状の先端部とを当接させて重なりを防止し、両記録
シートが擦れて互いに記録画像を乱すことを防止するも
のである。
【0006】そして、記録直後の記録シートを水平方向
に排出して、排出スタッカに収納するように構成してい
る。これを図5に示す。先ず、図5(a)に示す技術は
大きさの異なる複数の排出ローラ54を備え、大きいロー
ラ54を中央に,小さいローラ54を両端に配置して構成し
て、排出した記録シート1を上に凸の放物線状に湾曲す
るものである。
【0007】また、図5(b)に示す技術は排出ローラ
54の両端にツバを設けて構成して、排出した記録シート
1を波形状に湾曲するものである。上述のように構成し
た排出ローラ54と夫々の排出ローラ54に対応して設けた
拍車部材55とによって記録シート1を夫々湾曲させ、そ
の湾曲した記録シート1の後端部と次に搬送される図示
しない記録シートの水平状の先端部とが当接することに
よって記録シート1と次の記録シートの重なりを防止す
る。
【0008】そして、水平方向に排出された記録シート
1は、図5(c),(d)に示す排出スタッカ56に収納
される。前記排出スタッカ56に設けたガイド部材57は、
図5(c)に示すように記録直後の記録シート1をイン
クが乾燥するまで一時保持した後、図5(d)に示すよ
うにガイド部材57を開放して記録シート1を排出スタッ
カに積層して収納するように構成したものである。
【0009】しかしながら、上記技術を用いても図5
(a)に示したように大きさの異なる排出ローラ54を複
数取り付けて構成したり、図5(b)に示したように排
出ローラ54を特殊な構造にしなければならず、更にこれ
等の排出ローラ54に対応して拍車部材55も複数配置して
構成する必要があり製造コストが高くなるといった問題
がある。
【0010】また、図5(c),(d)に示したように
排出スタッカ56内にガイド部材57を設けて、記録シート
1の記録面のインクが乾燥するまでガイド部材57が記録
シート1を所定の時間保持するように構成した場合に
は、記録シート1の面積以上の大きさで排出スタッカ56
を構成する必要があり、装置が大型化するという問題が
ある。
【0011】また、他の従来例として記録後の記録シー
トの記録面を熱ヒーター等によって乾かすように構成し
たものもあるが、該熱ヒーターの発熱温度等の規格によ
って記録シートの通過速度が規制され記録速度の高速化
に限界が生じる。また、高価な熱ヒーターを備えること
によって装置全体の製造コストが高くなると共に、装置
が大型化するという問題がある。
【0012】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、記録シートの記録面に吐出し
たインクの乾燥時間を確保することで、前記記録面が擦
れ等によって記録画像が乱れることを防止すると共に、
記録シートを供給側または装置操作側に排出して機能性
の良い記録装置を提供せんとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、搬送手段によって記録
シートを搬送し、記録手段によって該記録シートに記録
する記録装置において、記録手段を構成する記録ヘッド
が対向する位置に記録シートを搬送する第1の搬送手段
と、前記第1の搬送手段の搬送経路よりも下方向に設け
ると共に、前記第1の搬送手段による記録シートの搬送
方向と反対方向に記録シートを搬送する第2の搬送手段
と、前記第1の搬送手段の終端部を構成して記録シート
を搬送すると共に、前記記録シートの搬送方向後端部に
係合して第2の搬送手段の搬送経路に導くための溝部を
有する排出回転体とを備えたことを特徴とする記録装置
である。
【0014】
【作用】本発明に係る記録装置は、上述の如く構成した
ので、排出回転体に形成した溝部が第1の搬送手段の搬
送経路を通過した記録シートの搬送方向後端部に係合し
て前記記録シートを第2の搬送手段の搬送経路に導くこ
とが可能である。
【0015】また、第2の搬送手段の搬送経路の排出端
を記録シート供給側または装置操作側に設定することに
よって、記録後の記録シートを記録シート供給側または
装置操作側に搬送することが出来る。また、前記搬送に
要する時間によって、記録シートの記録面に吐出したイ
ンクの乾燥時間を確保することが出来る。
【0016】また、第2の搬送手段を、滑り斜面を有す
るガイド部材で構成することで、記録シート自体の重力
によって記録シートを搬送することが可能である。従っ
て記録シートを搬送するための駆動機構が不要である。
また、前記第2の搬送手段を搬送回転体を備えて構成し
た場合には記録シートを所定の速度で確実に搬送するこ
とが出来る。また、第2の搬送手段を第1の搬送手段の
略真下に備えることで装置本体の小型化を図ることが可
能である。
【0017】
【実施例】図により本発明に係る記録装置の一例として
インクジェット記録装置の実施例を具体的に説明する。
【0018】{第1実施例}先ず、本発明の第1実施例
について説明する。図1は本発明を用いたインクジェッ
ト記録装置の第1実施例の構成を示す斜視図、図2は本
発明を用いたインクジェット記録装置の第1実施例の断
面説明図である。説明の順序として先ず、全体構成を説
明した後、記録手段を説明し、次に第1の搬送手段の搬
送経路を説明した後、第2の搬送手段の搬送経路を説明
する。
【0019】〔全体構成〕先ず、第1実施例の装置の全
体構成としては、図1乃至図2に示すように、記録手段
および第1の搬送手段を内部に備えた装置本体Pが支持
台16によって斜設して固定されている。また、前記装置
本体Pの下部には所定の斜向角度に設定された第2の搬
送手段となる排出トレー15が斜設して、支持台16に一体
的に構成されている。
【0020】ここで、図2の矢印a方向から供給された
記録シート1は、装置本体Pの内部に設けられた第1の
搬送手段によって矢印b方向に方向転換し、記録手段に
よって所定の記録を行った後、第1の搬送手段の搬送経
路の終端部に備えた排出回転体となる排出ローラ12aに
よって第1の搬送手段の搬送経路からガイド部材となる
排出トレー15のガイド面15a上に図1の矢印c方向に排
出される。
【0021】そして、記録シート1の後端部1bが排出
ローラ12aを通過したところで、該後端部1bが排出ロ
ーラ12aの溝部12bに係合され、記録シート1は第1の
搬送手段の搬送経路から第2の搬送手段の搬送経路に導
かれる。
【0022】その後、前記記録シート1は、自己の重力
によって排出トレー15のガイド面15a上を図2の矢印d
方向に滑走して下降し、装置本体Pの真下を通過して排
出スタッカ17に収納される。こうして順次記録シートの
排出を行うように構成されている。
【0023】本実施例では装置本体Pを斜設して構成し
ているが、他の実施例として、装置本体Pを支持台16に
よって略水平に設置して支持し、供給トレー2を所定の
角度に配置して構成することでも良い。
【0024】〔記録手段〕次に、装置本体Pの内部に設
けた記録手段について説明する。図1乃至図2におい
て、記録シート1の記録面に対してインクを吐出して記
録を行う記録手段を構成する記録ヘッド10は、キャリッ
ジ13に搭載されている。また、前記キャリッジ13は、図
示しないキャリアモーターによりガイド軸14およびガイ
ドレール9のガイド面9aに沿って摺動し、往復移動が
出来るように構成されている。
【0025】ここで、記録信号が図示しないパーソナル
コンピュータ等から伝達されると、該記録信号に対応し
て記録ヘッド10からインクが吐出され、キャリッジ13が
移動すると共に、搬送ローラ4が回転して記録シート1
に所定の記録を行うように構成されている。
【0026】この装置における記録手段としては、記録
ヘッド10からインクを吐出して記録するインクジェット
記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッドは微細な
液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部に
設けられるエネルギー作用部と、該作用部にある液体に
作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発
生手段を備えている。
【0027】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0028】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。
【0029】その中でも電気熱変換体をエネルギー発生
手段として用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易で
あり、且つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼
性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を
十二分に活用出来、高密度実装化が容易で、製造コスト
も安価なことから有利である。
【0030】また前述した実施例では記録手段としてイ
ンクジェット記録方式を用いたが、記録信号に応じて電
気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体によって印加さ
れる熱エネルギーにより、インクに生ずる膜沸騰を利用
してインクに生ずる気泡の成長,収縮により、インクを
吐出口より吐出して記録を行うように構成すると更に好
ましい。
【0031】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。
【0032】この方式は所謂オンデマンド型、コンティ
ニュアス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの
駆動信号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出来る
ので有効である。
【0033】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成出来、より好ましい。
【0034】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。尚、前記熱作用面
の温度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行うことが出来る。
【0035】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0036】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことが出来るようになるからである。
【0037】更に、記録装置が記録出来る記録媒体の最
大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドに対しても本発明は有効に適用出来る。そのような
記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
て、その長さを満たす構成や、一体的に形成された1個
の記録ヘッドとしての構成のいずれでも良い。
【0038】加えて、前述したシリアルタイプのもので
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的
にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録
ヘッドを用いても良い。
【0039】また本発明の記録装置の構成として設けら
れる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定出来るので好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或いはこれとは別の
加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、記
録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定
した記録を行うために有効である。
【0040】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
【0041】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。
【0042】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクが吐
出されるものや、記録シートに到達する時点ではすでに
固化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初
めて液化する性質のインクを使用する場合も適用可能で
ある。
【0043】このような場合のインクは、特開昭54-568
47号公報或いは特開昭60-71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形物と
して保持された状態で、電気熱変換体に対して対向する
ような形態としても良い。上述した各インクに対して最
も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0044】更に、前述したインクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末装置として用いられるものの他、リーダ等と組み
合わせた複写装置、更には送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0045】尚、前述した記録手段としてインクジェッ
ト記録方式を用いた例を説明したが、本発明は記録方式
はインクジェット記録方式に限定する必要はなく、他に
も熱転写記録方式や感熱記録方式、更にはワイヤードッ
ト記録方式等のインパクト記録方式、或いはそれ以外の
記録方式であっても適用し得る。またシリアル記録方式
に限定する必要もなく、所謂ライン記録方式を用いても
良い。
【0046】〔第1の搬送手段〕次に、前記記録ヘッド
10に対向する記録位置に記録シート1を搬送するための
第1の搬送手段の搬送経路について説明する。図1乃至
図2において、供給トレイ2に積層された記録シート1
は、供給ローラ3によって図2の矢印a方向に供給さ
れ、搬送ローラ4とピンチローラ5に挟持されて搬送さ
れる。
【0047】次に記録シート1はその搬送方向先端部1
aが当接ガイド6に当接して摺動し、搬送ローラ4と当
接ガイド6とによって図2の矢印b方向に方向転換す
る。その後記録シート1は搬送ローラ4とピンチローラ
7に挟持されて搬送され、シートガイド8に導かれつつ
ガイドレール9の下面を通過し、記録ヘッド10に対向す
る所定の記録位置に設定される。
【0048】更に記録シート1は前述の記録手段によっ
て所定の記録をされつつ搬送ローラ4とピンチローラ7
とによって搬送され、記録を終えた記録シート1は、排
出ローラ12aと拍車部材11とに挟持されて排出される。
【0049】ここで、前記排出ローラ12aは、図示しな
いギア列に接続して構成された排出ローラ軸12に軸着さ
れ、第1の搬送手段の搬送経路の終端部を構成する。ま
た、前記拍車部材11は、前記排出ローラ12aに対応して
装置本体に取り付けられ、撥水性の高い部材あるいは先
端の鋭利な形状を有する部材で構成されている。
【0050】また、前記排出ローラ12aには記録シート
1の搬送方向後端部1bに係合して、後述する第2の搬
送手段の搬送経路に記録シート1を導くための溝部12b
が設けられていて、前記溝部12bは所定の深さ,幅およ
び形状を有してゴム等の表面摩擦係数の高い材質で構成
されている。
【0051】本実施例では図1に示すように、排出ロー
ラ軸12に4つの排出ローラを配置して、その全てが溝部
12bを有する排出ローラ12aとして構成しているが、溝
部12bを有する排出ローラ12aと溝部12bを有しない一
般のローラとを組み合わせて構成することも可能である
し、溝部12bを備えた排出ローラ12aの数や配置位置に
ついては所望の数および所望の配置位置に設定すること
が可能である。
【0052】〔第2の搬送手段〕次に、前述の第1の搬
送手段の搬送経路を通過して排出された記録シート1
を、第1の搬送手段の搬送経路の略真下に設けられた第
2の搬送手段の搬送経路に導き、更に第2の搬送手段の
搬送経路を通過させて記録シートの供給側または装置操
作側に排出するための第2の搬送手段の搬送経路につい
て説明する。
【0053】図2に示すように、装置本体Pを斜設する
支持台16には、装置本体Pの下部に配置して、所定の傾
斜角度を形成するガイド面15aを有する排出トレー15が
一体的に備えてあり、該排出トレー15は装置本体Pの略
真下で段部を有した構成になっている。このガイド面15
aの傾斜角度は記録後の記録シートが自己の重力で滑走
して下降することが出来る角度で形成されている。
【0054】本実施例では排出トレー15を斜行した平面
で構成しているが、他の実施例として、所定の傾斜を有
する曲面で構成することも可能であり、例えばドラムの
側面の一部で構成するような斜面,波形の表面を有する
斜面,多数の凹凸面を有する斜面等で構成することで、
記録シート1とガイド面15aとの接触面積を小さくする
ことが出来、記録シート1とガイド面15aとの表面摩擦
および静電摩擦を防止した構成にすることが可能であ
る。
【0055】このような構成にすることで、排出トレー
15および装置本体Pの傾斜角度を小さくしても、インク
を乾燥させるに必要な所定の搬送時間で記録シート1を
搬送することが出来る。従って、排出トレー15および装
置本体Pの傾斜角度を小さくして、比較的腰の弱い記録
シートにも対応することが出来る。また、装置本体Pの
傾斜角度を小さくすることが出来るので、記録手段また
は第1の搬送手段の傾斜角度が小さく出来、夫々の動作
が円滑に行える。
【0056】また、排出トレー15のガイド面15aをゴ
ム,布,プラスチックシート等の比較的表面摩擦係数の
高い材料で構成することにより、排出トレー15の傾斜角
度を大きくしても、インクを乾燥させるに必要な所定の
搬送時間で記録シート1を搬送することが出来る。従っ
て、排出トレー15の傾斜角度を大きくして装置全体の設
置面積を小さくすることが出来るので、デッドスペース
が小さく出来る。
【0057】前記排出トレー15の上方のガイド面15aに
は図1に示すようにL字型のレールで構成した押さえ部
材18a,18bが配置されていて、一方の押さえ部材18b
は所定の位置に固定して配置し、他方の押さえ部材18a
は記録シート1の幅方向に摺動自在に構成して配置され
ている。
【0058】従って、記録シート1の幅に対応して押さ
え部材18aを設定し、記録シート1の両端部を押さえ部
材18a,18bによって押えることによって記録後の記録
シート1の丸まりを防止することが可能である。また、
異なる幅を有する記録シートに対応して押さえ部材18a
の設定位置を移動することによって、複数の種類の記録
シートに適用可能である。
【0059】また、前記排出トレー15の下方の一端に
は、排出スタッカ17が装置されていて排出された記録シ
ートを積層して収納するように構成されている。前記排
出スタッカ17は装置本体Pの記録シート供給側または装
置操作側に配置されていて、使用者が記録シートの供給
または装置の操作を行う位置から移動することなく、記
録が完了した記録シートを回収できるように構成するこ
とで、操作性を向上させることが可能である。
【0060】尚、前記排出スタッカ17を排出トレー15に
対して伸縮自在かつ収納可能に構成することで、記録シ
ートの搬送方向の長さが異なる場合でも、これに対応し
て排出スタッカ17の位置を移動することによって、複数
の種類の記録シートに適用可能である。また、装置の未
使用時には、排出スタッカ17を収納することで装置の設
置面積が小さくなりデッドスペースが有効に利用でき
る。
【0061】ここで、上述した構成を有する第2の搬送
手段によって、その搬送経路を記録シート1が搬送され
る際の説明を行う。上述したように第1の搬送手段の搬
送経路から排出ローラ12aと拍車部材11とによって排出
されて来た記録シート1は、排出ローラ12aと拍車部材
11とによって挟持された状態で図2の矢印b方向に搬送
され、記録シート1の搬送方向先端部1aが排出トレー
15のガイド面15aに到達した後は、該先端部1aが前記
ガイド面15aに当接して支持され、更に同方向に搬送さ
れて、記録シート1の先端部1aはガイド面15a上を図
1の矢印c方向に摺動しつつ上昇する。
【0062】尚、上述した、記録シート1が排出ローラ
12aを出た後、排出トレー15のガイド面15aに到達する
時と、ガイド面15a上を上昇する時の記録シート1の搬
送方向の支持は、記録シート1自体の腰の力を利用する
ものである。従って、記録シート1の腰の強さに対応し
て、前記排出ローラ12aと排出トレー15のガイド面15a
との間隔およびガイド面15aの傾斜角度を所定の間隔お
よび傾斜角度に夫々設定することで、腰の強さが異なる
複数の記録シートに対応して該記録シートを排出トレー
15のガイド面15a上を図1の矢印c方向に摺動しつつ上
昇させて搬送することが出来る。
【0063】そして、ガイド面15a上を上昇する記録シ
ート1の搬送方向後端部1bが排出ローラ12aを通過す
る時、該後端部1bは排出ローラ12aの溝部12bに係合
される。更に排出ローラ12aが図1の矢印e方向に回転
すると、前記記録シート1の後端部1bが排出ローラ12
aの外周に沿って移動し、記録シート1は第2の搬送手
段の搬送経路へと導かれる。この時、記録シート1は自
己の腰の力によって排出トレー15のガイド面15aに寄り
かかった状態で支持されている。
【0064】前述のように記録シート1が第1の搬送手
段の搬送経路から第2の搬送手段の搬送経路へ導かれる
と、記録シート1の後端部1bの排出ローラ12aの溝部
12bによる係合が外れ、前記記録シート1はそれ自体の
重力によって排出トレー15のガイド面15aに沿って図2
の矢印d方向に滑り落ち、排出トレー15の排出口に設け
た排出スタッカ17に収納される。
【0065】このようにして、順次記録を終えた記録シ
ートは、第2の搬送手段の搬送経路をインクが乾燥し得
る所定の時間で通過し、排出スタッカ17に積層して収納
される。従って、記録後の記録シートが第2の搬送手段
の搬送経路を通過する時間を用いて、記録シートの記録
面に吐出したインクを乾燥させることが可能である。
【0066】上記構成によって、記録を行って搬送され
て来た記録シートが、既に排出スタッカ17に収納された
先に記録した記録シートの記録面に擦れて記録画像を乱
す虞がない。また、第2の搬送手段の搬送経路を排出ト
レー15の斜面のみで構成することによって、記録シート
を搬送するための駆動機構が不要であり、簡単で安価な
搬送手段で構成できる。また、記録シートが排出ローラ
12aから排出トレー15に到達するまでの経路では、記録
シートをそれ自体の腰の力によって支持するように構成
することで、記録シートを支持する支持部材が不要とな
り、部品点数が削減できて経済的である。
【0067】また、第1の搬送手段の搬送経路の略真下
に第2の搬送手段の搬送経路を設けることで、装置の小
型化が可能であり、装置の設置面積が小さく出来るので
スペースを有効に活用することが出来る。また、排出ス
タッカ17を記録シートの供給側または装置操作側に構成
しておくことで、操作性の良い装置に構成できる。
【0068】{第2実施例}次に本発明の第2実施例に
ついて説明する。尚、上述した第1実施例と同じ構成で
同じ効果を有するものは同じ符号を付して説明を省略す
る。特に記録手段は、前述の第1実施例と同様に構成し
て同様な効果を得ることが出来るので、ここでは説明を
省略する。
【0069】図3は本発明を用いたインクジェット記録
装置の第2実施例の断面説明図である。説明の順序とし
て先ず、全体構成を説明した後、第1の搬送手段の搬送
経路を説明し、その後、第2の搬送手段の搬送経路を説
明する。
【0070】〔全体構成〕先ず、第2実施例の装置の全
体構成としては、図3に示すように、装置本体Q内部に
記録手段および第1の搬送手段そして第1の搬送手段の
略真下に第2の搬送手段を備えて構成されている。ま
た、前記装置本体Qの一側面には記録シートを積層して
収納した供給トレー2が斜設して装置され、他の側面に
は記録後の記録シートを斜行して排出する排出トレー21
が所定の斜向角度に設定して斜設して装置されている。
【0071】ここで、図3の矢印f方向から供給された
記録シート1は、第1の搬送手段によって矢印g方向に
方向転換し、記録手段によって所定の記録を行った後、
第1の搬送手段の搬送経路の終端部に備えた排出回転体
となる排出ローラ12aによって、第1の搬送手段の搬送
経路からガイド部材となる排出トレー21のガイド面21a
上に矢印h方向に排出される。
【0072】そして、記録シート1の後端部1bが排出
ローラ12aを通過したところで、該後端部1bが排出ロ
ーラ12aの溝部12bに係合され、記録シート1は第1の
搬送手段の搬送経路から第2の搬送手段の搬送経路に導
かれる。
【0073】その後、前記記録シート1は、自己の重力
によって排出トレー21のガイド面21a上を図3の矢印i
方向に滑走して下降し、前記第1の搬送手段の搬送経路
の真下に備えた第2の搬送手段を構成する搬送回転体と
なる搬送ローラ23,25によってその搬送経路を搬送さ
れ、排出口26から排出された後、排出スタッカ27に収納
される。こうして順次記録シートの排出を行うように構
成されている。
【0074】〔第1の搬送手段〕次に、記録ヘッド10に
対向する記録位置に記録シート1を搬送するための第1
の搬送手段の搬送経路について説明する。図3におい
て、供給トレイ2に積層された記録シート1は、供給ロ
ーラ3によって図3の矢印f方向に供給され、搬送ロー
ラ4とピンチローラ20に挟持されて矢印g方向に方向転
換して搬送される。そしてシートガイド8に導かれつつ
ガイドレール9の下面を通過し、記録ヘッド10に対向す
る所定の記録位置に設定される。
【0075】更に記録シート1は記録手段によって所定
の記録をされつつ搬送ローラ4とピンチローラ20とによ
って搬送され、記録を終えた記録シート1は、排出ロー
ラ12aと拍車部材11とに挟持されて排出される。尚、前
記排出ローラ12aおよび拍車部材11は、第1実施例で前
述したと同様な構成にすることにより同様な効果を得る
ことが可能である。
【0076】〔第2の搬送手段〕次に、前述の第1の搬
送手段の搬送経路を通過して排出された記録シート1
を、第1の搬送手段の搬送経路の略真下に設けられた第
2の搬送手段の搬送経路に導き、更に第2の搬送手段の
搬送経路を通過させて記録シートの供給側または装置操
作側に排出するための第2の搬送手段の搬送経路につい
て説明する。
【0077】図3に示すように、装置本体Qの側面部に
は、所定の傾斜角度を形成するガイド面21aを有する排
出トレー21が備えてある。このガイド面21aの傾斜角度
は記録後の記録シートが自己の重力で滑走して下降する
ことが出来る角度で形成されている。
【0078】本実施例では排出トレー21を斜行した平面
で構成しているが、他の実施例として、第1実施例で述
べた排出トレー15の他の実施例と同様に構成すること
で、同様な効果を得ることが出来る。
【0079】また、前記排出トレー21を装置本体Qに対
して着脱可能かつ傾斜角度が自在に変えられるように構
成することで、装置の未使用時には排出トレー21を取り
外して、または装置本体Qの側面に沿わせて収納するこ
とで装置全体の設置面積を小さくすることが出来、デッ
ドスペースが小さく出来る。また、前記排出トレー21の
傾斜角度を所望の角度に変えて、ガイド面21aの傾斜角
度を必要に応じて変更することが出来る。
【0080】また、第1実施例と同様に排出トレー21の
上方のガイド面21aにL字型のレールで構成した押さえ
部材18a,18bを配置することで、記録後の記録シート
1の丸まりを防止することが可能であると共に、異なる
幅を有する複数の種類の記録シートに適用可能である。
【0081】装置本体Qの底部で、前述の第1の搬送手
段の搬送経路の略真下には前記排出トレー21に接続して
シートガイド27が備えてあり、該シートガイド27は装置
本体Qの底部の筐体を同時に兼ねている。前記シートガ
イド27の上部には該シートガイド27に対向してシートガ
イド28が備えてあり、該シートガイド28は装置本体Qの
中間隔壁を同時に兼ねていて、第1の搬送手段の搬送経
路と第2の搬送手段の搬送経路を隔離するように構成さ
れている。
【0082】また、前記シートガイド27,28の両端部で
排出ローラ12a,搬送ローラ4の下方には一対に構成さ
れる拍車部材22,搬送ローラ23および拍車部材24,搬送
ローラ25が夫々対向して配置されている。前記搬送ロー
ラ23,25は図示しないギア列によって排出ローラ軸12,
搬送ローラ4に夫々接続されている。従って、前記搬送
ローラ23は排出ローラ12aの回転に対応して回転するよ
うに構成されている。
【0083】前記シートガイド27,28の記録シートを供
給する供給トレー2を備えた側には排出口26があり、排
出口26から排出された記録シートはシートガイド27に設
けられた排出スタッカ27に積層して収納するように構成
されている。前記排出スタッカ27は装置本体Qの記録シ
ート供給側または装置操作側に配置されていて、使用者
が記録シートの供給または装置の操作を行う位置から移
動することなく、記録が完了した記録シートを回収でき
るように構成することで、操作性を向上させることが可
能である。
【0084】尚、前記排出スタッカ27を装置本体Qの底
部の筐体を構成するシートガイド27に対して伸縮自在か
つ収納可能に構成することで、第1実施例と同様な効果
が得られる。
【0085】ここで、上述した構成を有する第2の搬送
手段によって、その搬送経路を記録シート1が搬送され
る際の説明を行う。上述したように第1の搬送手段の搬
送経路から排出ローラ12aと拍車部材11とによって排出
されて来た記録シート1は、排出ローラ12aと拍車部材
11とによって挟持された状態で図3の矢印g方向に搬送
され、記録シート1の搬送方向先端部1aが排出トレー
21のガイド面21aに到達した後は、該先端部1aが前記
ガイド面21aに当接して支持され、更に同方向に搬送さ
れて、記録シート1の先端部1aはガイド面21a上を矢
印h方向に摺動しつつ上昇する。
【0086】尚、上述した、記録シート1が排出ローラ
12aを出た後、排出トレー21のガイド面21aに到達する
時と、ガイド面21a上を上昇する時の記録シート1の搬
送方向の支持は、記録シート1自体の腰の力を利用する
ものである。従って、記録シート1の腰の強さに対応し
て、前記排出ローラ12aと排出トレー21のガイド面21a
との間隔およびガイド面21aの傾斜角度を所定の間隔お
よび傾斜角度に夫々設定することで、腰の強さが異なる
複数の記録シートに対応して該記録シートを排出トレー
21のガイド面21a上を図3の矢印h方向に摺動しつつ上
昇させて搬送することが出来る。
【0087】そして、ガイド面21a上を上昇する記録シ
ート1の搬送方向後端部1bが排出ローラ12aを通過す
る時、該後端部1bは排出ローラ12aの溝部12bに係合
される。更に排出ローラ12aが図3の矢印k方向に回転
すると、前記記録シート1の後端部1bが排出ローラ12
aの外周に沿って移動し、記録シート1は第2の搬送手
段の搬送経路へと導かれる。この時、記録シート1は自
己の腰の力によって排出トレー21のガイド面21aに寄り
かかった状態で支持されている。
【0088】前述のように記録シート1が第1の搬送手
段の搬送経路から第2の搬送手段の搬送経路へ導かれる
と、記録シート1の後端部1bの排出ローラ12aの溝部
12bによる係合が外れ、前記記録シート1はそれ自体の
重力によって排出トレー21のガイド面21aに沿って図3
の矢印i方向に滑り落ち、排出トレー21に接続されたシ
ートガイド27上の搬送ローラ23,拍車部材22に挟持され
てシートガイド27,28にガイドされつつ矢印j方向に搬
送される。そして、前記記録シート1は更に搬送ローラ
25,拍車部材24に挟持されて搬送され、排出口26から排
出されて排出スタッカ27に収納される。
【0089】このようにして、順次記録を終えた記録シ
ートが第2の搬送手段の搬送経路を通過して排出スタッ
カ27に積層して収納される。従って、記録後の記録シー
トが第2の搬送手段の搬送経路を通過する時間を用い
て、記録シートの記録面に吐出したインクを乾燥させる
ことが可能である。
【0090】従って、記録を行って搬送されて来た記録
シートが、既に排出スタッカ27に収納された先に記録し
た記録シートの記録面に擦れて記録画像を乱す虞がな
い。その他の構成および動作は第1実施例と同様に構成
され同様な効果を有する。
【0091】
【発明の効果】本発明に係る記録装置は、上述の如き構
成と作用とを有するので、記録後の記録シートが第2の
搬送手段の搬送経路を通過する時間を用いて記録シート
の記録面に吐出したインクを乾燥することが出来る。従
って、後に記録を行って搬送されて来た記録シートが、
先に記録した記録シートの記録面に擦れて記録シートの
記録画像を乱す虞がないので高品位な記録画像を得るこ
とが出来る。また、第2の搬送手段の搬送経路によって
記録を終えた記録シートの収納時間が延長できるので、
インクの乾燥時間が確保でき、記録スピードを高速化す
ることが可能である。
【0092】また、排出回転体によって排出された記録
後の記録シートの後端部を該排出回転体に備えた溝部が
係止すると共に、記録シートの先端部を滑り斜面を有す
るガイド部材に当接させて、記録シート自体の腰の力で
記録シートを支持するように構成したので、排出回転体
によって第1の搬送手段の搬送経路から排出された記録
シートを支持する支持部材が不要となり、部品点数が削
減できて製造コストが削減できる。
【0093】更に、記録シートを第1の搬送手段の搬送
経路から第2の搬送手段の搬送経路に導く移行手段を排
出回転体とガイド部材で構成したことにより、記録シー
トの排出と経路移行のための駆動手段を兼ねることが出
来る。よって、簡単で安価な移行手段で構成できる。
【0094】また、第2の搬送手段の搬送経路をガイド
部材のみで構成した場合には、記録シート自体の重力で
搬送できるので、搬送のための駆動系が不要となり、簡
単で安価な搬送手段で構成できる。
【0095】また、第2の搬送手段の搬送経路に記録シ
ートを搬送する搬送回転体を備えた場合には、記録後の
記録シートを所定の搬送速度で確実に排出口まで搬送で
きるので、記録シートの記録面に吐出したインクの乾燥
時間を必要に応じて短縮または延長でき、記録シートを
確実に排出できる。
【0096】また、第1の搬送手段の搬送経路の略真下
に第2の搬送手段の搬送経路を設けることによって、装
置の小型化を図ることが可能である。また、第2の搬送
手段の搬送経路の排出端を記録シートの供給側または装
置操作側に設定することで、使用者が記録シートの供給
または装置の操作を行う位置から移動することなく、記
録が完了した記録シートを回収できるので操作性が良
い。
【0097】また、大きさの異なる複数の排出ローラを
備えたり、排出ローラの両端にツバを設けて複数配置し
て排出スタッカの内部にガイド部材を備えて構成したも
のと比べて、排出ローラの形状が簡単でかつ一種類で良
いので製造コストが安価に出来る。また、排出スタッカ
の大きさが記録シートと略同じ面積で構成することが出
来るので、装置の小型化が図れる。
【0098】加えて、熱ヒーター等によってインクを乾
かすように構成したものと比べて、記録速度に自由度が
増すと共に、装置全体の製造コストが低減でき、装置の
小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたインクジェット記録装置の第1
実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明を用いたインクジェット記録装置の第1
実施例の断面説明図である。
【図3】本発明を用いたインクジェット記録装置の第2
実施例の断面説明図である。
【図4】従来のインクジェット記録装置の構成を示す模
式図である。
【図5】課題を説明する図である。
【符号の説明】
1…記録シート、1a…先端部、1b…後端部、2…供
給トレー、3…供給ローラ、4…搬送ローラ、5…ピン
チローラ、6…当接ガイド、7…ピンチローラ、8…シ
ートガイド、9…ガイドレール、9a…ガイド面、10…
記録ヘッド、11…拍車部材、12…排出ローラ軸、12a…
排出ローラ、12b…溝部、13…キャリッジ、14…ガイド
軸、15…排出トレー、15a…ガイド面、16…支持台、17
…排出スタッカ、18a,18b…押さえ部材、20…ピンチ
ローラ、21…排出トレー、21a…ガイド面、22,24…拍
車部材、23,25…搬送ローラ、26…排出口、27…排出ス
タッカ、P,Q…装置本体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段によって記録シートを搬送し、
    記録手段によって該記録シートに記録する記録装置にお
    いて、 記録手段を構成する記録ヘッドが対向する位置に記録シ
    ートを搬送する第1の搬送手段と、 前記第1の搬送手段の搬送経路よりも下方向に設けると
    共に、前記第1の搬送手段による記録シートの搬送方向
    と反対方向に記録シートを搬送する第2の搬送手段と、 前記第1の搬送手段の搬送経路の終端部を構成して記録
    シートを搬送すると共に、前記記録シートの搬送方向後
    端部に係合して第2の搬送手段の搬送経路に導くための
    溝部を有する排出回転体と、を備えたことを特徴とする
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の搬送手段は、滑り斜面を有す
    るガイド部材で構成したことを特徴とする請求項1記載
    の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の搬送手段は、滑り斜面を有す
    るガイド部材と、該ガイド部材に接続した搬送経路上に
    記録シートを搬送する搬送回転体を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の搬送手段によって記録シート
    を記録シート供給側または装置操作側に排出するように
    構成したことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録装置は、記録手段が信号に応じ
    てインクを吐出して記録を行うインクジェット記録方式
    である請求項1記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録装置は、記録手段がインク吐出
    用の熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備え
    ていることを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録装置は、記録手段が前記電気熱
    変換体によって印加される熱エネルギーにより、インク
    に生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させ
    ることを特徴とする請求項6記載の記録装置。
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