JPH0721573Y2 - 紡機用メタリックワイヤ - Google Patents
紡機用メタリックワイヤInfo
- Publication number
- JPH0721573Y2 JPH0721573Y2 JP6537093U JP6537093U JPH0721573Y2 JP H0721573 Y2 JPH0721573 Y2 JP H0721573Y2 JP 6537093 U JP6537093 U JP 6537093U JP 6537093 U JP6537093 U JP 6537093U JP H0721573 Y2 JPH0721573 Y2 JP H0721573Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metallic wire
- spinning machine
- content
- wire
- spinning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は紡績工程の主として梳綿
機に使用する、紡機用メタリックワイヤの改良に関する
ものである。
機に使用する、紡機用メタリックワイヤの改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、梳綿機は1時間当りの生産量が3
0kg程度の条件で紡出されており、従来の紡機用メタリ
ックワイヤには炭素鋼材が使用されていた。
0kg程度の条件で紡出されており、従来の紡機用メタリ
ックワイヤには炭素鋼材が使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、最近の高速高
生産領域のきびしい紡出条件下では、紡出したスライバ
の品質向上と摩針周期の延長、つまり省力化が要求さ
れ、また安定操業と経済的な面から高耐摩耗性で寿命が
長く、スライバ中のネップが少ないことが要求されてい
る。従って、従来この耐摩耗性、摩針周期の延長を図る
ために0.8%〜1.1%の炭素鋼材に焼入を施したものが
使用されているが、耐摩耗性が不十分で寿命の点で上記
要件を満足するものが得られないという問題点があっ
た。
生産領域のきびしい紡出条件下では、紡出したスライバ
の品質向上と摩針周期の延長、つまり省力化が要求さ
れ、また安定操業と経済的な面から高耐摩耗性で寿命が
長く、スライバ中のネップが少ないことが要求されてい
る。従って、従来この耐摩耗性、摩針周期の延長を図る
ために0.8%〜1.1%の炭素鋼材に焼入を施したものが
使用されているが、耐摩耗性が不十分で寿命の点で上記
要件を満足するものが得られないという問題点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
消するものであり、C含有量0.4〜0.7%、Cr含有量
0.5〜1.5%、V含有量0.05〜0.5%である合金鋼線
を素材として、所定のメタリックワイヤ形状に成形し、
熱処理によりマルテンサイト基地中に炭化物を分散させ
た耐摩耗性の高い紡機用メタリックワイヤを提供するも
のである。
消するものであり、C含有量0.4〜0.7%、Cr含有量
0.5〜1.5%、V含有量0.05〜0.5%である合金鋼線
を素材として、所定のメタリックワイヤ形状に成形し、
熱処理によりマルテンサイト基地中に炭化物を分散させ
た耐摩耗性の高い紡機用メタリックワイヤを提供するも
のである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の1実施例を説明する。Cを0.
5%、Crを1.0%、Vを0.2%含んだ合金鋼を、球状
化焼鈍し、所定のメタリックワイヤ、例えばテーカイン
ワイヤの形状に成形し、850〜950℃の条件下で焼
入れし、180〜230℃にて焼戻しを行なって耐摩耗
性に優れたメタリックワイヤを得た。
5%、Crを1.0%、Vを0.2%含んだ合金鋼を、球状
化焼鈍し、所定のメタリックワイヤ、例えばテーカイン
ワイヤの形状に成形し、850〜950℃の条件下で焼
入れし、180〜230℃にて焼戻しを行なって耐摩耗
性に優れたメタリックワイヤを得た。
【0006】メタリックワイヤ形成素材として用いる合
金鋼線中に含まれるC量は0.4〜0.7%、Cr量は0.5
〜1.5%、V量は0.05〜0.5%の範囲内にあることが
望ましく、少ないと耐摩耗性向上に有効なる炭化物が少
なくなり、又それ以上に多いと加工性が悪くなる。
金鋼線中に含まれるC量は0.4〜0.7%、Cr量は0.5
〜1.5%、V量は0.05〜0.5%の範囲内にあることが
望ましく、少ないと耐摩耗性向上に有効なる炭化物が少
なくなり、又それ以上に多いと加工性が悪くなる。
【0007】上記本考案の紡機用メタリックワイヤを用
いて、下記の条件下で高速高生産紡出を行なった結果に
ついて説明する。 シリンダ回転数 450r.p.m. ドッファ回転数 36r.p.m. 紡出ゲレン 500gr/6YD 生 産 量 50kg/hr 糸 番 手 綿10〜20番手
いて、下記の条件下で高速高生産紡出を行なった結果に
ついて説明する。 シリンダ回転数 450r.p.m. ドッファ回転数 36r.p.m. 紡出ゲレン 500gr/6YD 生 産 量 50kg/hr 糸 番 手 綿10〜20番手
【0008】本考案の結果を説明するために、図1に梳
綿機の生産量とスライバ中のネップ数の関係を示す。A
は本考案の紡機用メタリックワイヤ、Bは従来のメタリ
ックワイヤの場合を示す。スライバ中のネップ数が管理
限界に来た時にメタリックワイヤの歯先を砥石にて摩針
するが、本考案の紡機用メタリックワイヤを用いると摩
針周期が従来の2倍以上になることがわかる。又、従来
の紡機用メタリックワイヤはネップ数が急速に多く、歯
先を摩針しても働面稜線の摩耗のために使用初期の如き
少ないネップ数とならないが、本考案の紡機用メタリッ
クワイヤは歯先の摩針により著しくネップ数を減少させ
ることができる。
綿機の生産量とスライバ中のネップ数の関係を示す。A
は本考案の紡機用メタリックワイヤ、Bは従来のメタリ
ックワイヤの場合を示す。スライバ中のネップ数が管理
限界に来た時にメタリックワイヤの歯先を砥石にて摩針
するが、本考案の紡機用メタリックワイヤを用いると摩
針周期が従来の2倍以上になることがわかる。又、従来
の紡機用メタリックワイヤはネップ数が急速に多く、歯
先を摩針しても働面稜線の摩耗のために使用初期の如き
少ないネップ数とならないが、本考案の紡機用メタリッ
クワイヤは歯先の摩針により著しくネップ数を減少させ
ることができる。
【0009】
【考案の効果】本考案の紡機用メタリックワイヤは上記
の構成よりなるため耐摩耗性を著しく向上し、スライバ
品質を長らく維持することができる。また、メタリック
ワイヤの歯先の摩針周期が従来の2倍以上となるため梳
綿機の保全を容易とする等の実用的効果を有する考案で
ある。
の構成よりなるため耐摩耗性を著しく向上し、スライバ
品質を長らく維持することができる。また、メタリック
ワイヤの歯先の摩針周期が従来の2倍以上となるため梳
綿機の保全を容易とする等の実用的効果を有する考案で
ある。
【図1】梳綿機の生産量とネップ数との関係を示す曲線
図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 C含有量0.4〜0.7%、Cr含有量0.5
〜1.5%、V含有量0.05〜0.5%である合金鋼線材を
所定のメタリックワイヤ形状に成形し、熱処理によって
該メタリックワイヤのマルテンサイト基地中に炭化物を
分散せしめてなることを特徴とする紡機用メタリックワ
イヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6537093U JPH0721573Y2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 紡機用メタリックワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6537093U JPH0721573Y2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 紡機用メタリックワイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659475U JPH0659475U (ja) | 1994-08-19 |
| JPH0721573Y2 true JPH0721573Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=13285019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6537093U Expired - Lifetime JPH0721573Y2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 紡機用メタリックワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721573Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-08 JP JP6537093U patent/JPH0721573Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0659475U (ja) | 1994-08-19 |
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