JPH07215903A - 有機フッ素化合物 - Google Patents
有機フッ素化合物Info
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- JPH07215903A JPH07215903A JP6314504A JP31450494A JPH07215903A JP H07215903 A JPH07215903 A JP H07215903A JP 6314504 A JP6314504 A JP 6314504A JP 31450494 A JP31450494 A JP 31450494A JP H07215903 A JPH07215903 A JP H07215903A
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- chemical
- magnetic
- mol
- fluoroalkyl
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- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 有機フッ素化合物構造内にアミノ基と、フロ
ロアルキル基またはフロロアリール基を有する構造とな
っている。 【効果】 アミノ基を有するため、各種金属、金属酸化
物、金属塩等の微粒子との物理的または化学的結合、な
らびに塗料樹脂およびその溶媒中の極性基に対する親和
力が増加し、フロロアルキル基またはフロロアリール基
を有するため、塗膜表面性質の改質と分散の均一化なら
びにフッ化カーボン、フッ素系樹脂微粒子との親和力が
増加する。
ロアルキル基またはフロロアリール基を有する構造とな
っている。 【効果】 アミノ基を有するため、各種金属、金属酸化
物、金属塩等の微粒子との物理的または化学的結合、な
らびに塗料樹脂およびその溶媒中の極性基に対する親和
力が増加し、フロロアルキル基またはフロロアリール基
を有するため、塗膜表面性質の改質と分散の均一化なら
びにフッ化カーボン、フッ素系樹脂微粒子との親和力が
増加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種金属,金属酸化
物,金属塩等の微粒子,弗化カーボン微粒子,フッ素系
樹脂微粒子等の各種樹脂またはその溶液中への分散剤と
して適した有機フッ素化合物に関し、それらの分散物か
ら得られる製品の表面に溌水,溌油,防汚,離型,防錆
等の性能を加味させることの可能な分散安定性の特に優
れた有機フッ素化合物に関するものである。
物,金属塩等の微粒子,弗化カーボン微粒子,フッ素系
樹脂微粒子等の各種樹脂またはその溶液中への分散剤と
して適した有機フッ素化合物に関し、それらの分散物か
ら得られる製品の表面に溌水,溌油,防汚,離型,防錆
等の性能を加味させることの可能な分散安定性の特に優
れた有機フッ素化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コバルト,ニッケル,鉄またはそれらを
主成分とする合金を磁性層として真空蒸着,スパッタリ
ング,イオンプレーティング等の真空製膜法によりポリ
エステルフィルム,ポリイミドフィルム等の高分子フィ
ルムやアルミ合金板,ガラス板等の基板上に形成した強
磁性金属薄膜型磁気記録媒体は、記録密度を飛躍的に向
上させることが可能であるが、そのためには磁性層を非
常に薄くするとともに前記媒体の表面を極力平坦化させ
る必要がある。しかし、これらは前記媒体の耐久信頼性
を低下させる方向に働くため、この耐久信頼性の向上を
目的に種々の対策が検討されている。たとえば、電子計
算機の外部記憶装置に用いられる磁気ディスク装置にお
いては、一般に磁気ディスク稼働時には磁気ヘッドがデ
ィスク面より浮上し、停止時にはディスク面に接触する
いわゆるコンタクト・スタート・ストップ(CSS)方
式が採用されている。この方式を用いる場合、ディスク
表面に細かい凹凸(突起形状)を形成さし、その表面に
強磁性金属薄膜を形成し、さらにこの強磁性金属薄膜上
にはグラファイト,SiO2等を主体とする保護層と潤
滑剤層とを設け、この潤滑剤層としてはパーフロロポリ
エーテルまたはその分子末端を変性したものの使用が提
案されている。
主成分とする合金を磁性層として真空蒸着,スパッタリ
ング,イオンプレーティング等の真空製膜法によりポリ
エステルフィルム,ポリイミドフィルム等の高分子フィ
ルムやアルミ合金板,ガラス板等の基板上に形成した強
磁性金属薄膜型磁気記録媒体は、記録密度を飛躍的に向
上させることが可能であるが、そのためには磁性層を非
常に薄くするとともに前記媒体の表面を極力平坦化させ
る必要がある。しかし、これらは前記媒体の耐久信頼性
を低下させる方向に働くため、この耐久信頼性の向上を
目的に種々の対策が検討されている。たとえば、電子計
算機の外部記憶装置に用いられる磁気ディスク装置にお
いては、一般に磁気ディスク稼働時には磁気ヘッドがデ
ィスク面より浮上し、停止時にはディスク面に接触する
いわゆるコンタクト・スタート・ストップ(CSS)方
式が採用されている。この方式を用いる場合、ディスク
表面に細かい凹凸(突起形状)を形成さし、その表面に
強磁性金属薄膜を形成し、さらにこの強磁性金属薄膜上
にはグラファイト,SiO2等を主体とする保護層と潤
滑剤層とを設け、この潤滑剤層としてはパーフロロポリ
エーテルまたはその分子末端を変性したものの使用が提
案されている。
【0003】また、磁気テープ,磁気ディスク,磁気カ
ード等に使用する磁性塗料においては、強磁性粉微粒子
の分散性及びその分散安定性が磁気性能発現の重要な要
素となる。又、強磁性粉微粒子として鉄またはその合金
等からなる強磁性金属微粒子を使用する場合には、それ
らの防錆という観点からの磁性塗膜形成後の保存安定性
もまた重要な要素となる。このため、従来は、分散性あ
るいは保存安定性を図るため高級脂肪酸またはその硫酸
エステル,レシチン,脂肪族リン酸エステル等の極性基
付炭化水素が界面活性剤として用いられてきた。
ード等に使用する磁性塗料においては、強磁性粉微粒子
の分散性及びその分散安定性が磁気性能発現の重要な要
素となる。又、強磁性粉微粒子として鉄またはその合金
等からなる強磁性金属微粒子を使用する場合には、それ
らの防錆という観点からの磁性塗膜形成後の保存安定性
もまた重要な要素となる。このため、従来は、分散性あ
るいは保存安定性を図るため高級脂肪酸またはその硫酸
エステル,レシチン,脂肪族リン酸エステル等の極性基
付炭化水素が界面活性剤として用いられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、強磁性金属
薄膜型磁気記録媒体の記録密度の向上には、磁気ヘッド
の浮上距離を低減させることが必要である。その際、デ
ィスク表面の突起形状の高さを低減して表面形状を改善
すると、CSS耐久性が低下すると共にディスク装置停
止時にディスク表面の潤滑剤が磁気ヘッドとディスクと
の間に集合し、ディスク面に磁気ヘッドが固着されるい
わゆる吸着現象が発生する。従って、これらの課題を解
決するには、ディスク表面の潤滑剤は保護層表面に潤滑
剤による被覆層を形成し、それらの被覆層の接触点、す
なわちディスクと磁気ヘッドとの摺動面において潤滑剤
分子間で容易にせん断されることが重要である。潤滑剤
としてのパーフロロポリエーテルはその分子表面のほと
んど全てがフッ素原子で覆われているために分子間のせ
ん断性は良好であるが、ディスク表面あるいは磁気ヘッ
ド表面に付着する力は弱い。磁気ヘッド表面への付着力
を強化するために各種の極性基を導入したものが提案さ
れているが、パーフロロポリエーテル自体の分子量が少
なくとも3000、通常4000またはそれ以上と大き
いために極性基導入の効果があまり得られず、ディスク
耐久性向上の効果も顕著ではない。一方、極性基の効果
を高めるためにパーフロロポリエーテル自体の分子量を
低減すると、その分子間の相互作用が小さいためにディ
スクの高速回転によるスピンアウトやそれ自体の蒸発が
生じるようになる。従って、分子量低減は、実質的に困
難である。他方、ステアリン酸で代表されるような極性
基付脂肪族炭化水素は各種表面への付着強度や分子配向
性等に優れているが、フッ素化炭化水素に比べれば分子
間の相互作用が大きいため、これらを潤滑剤に使用した
場合には所望の耐久性能が得られ難い。
薄膜型磁気記録媒体の記録密度の向上には、磁気ヘッド
の浮上距離を低減させることが必要である。その際、デ
ィスク表面の突起形状の高さを低減して表面形状を改善
すると、CSS耐久性が低下すると共にディスク装置停
止時にディスク表面の潤滑剤が磁気ヘッドとディスクと
の間に集合し、ディスク面に磁気ヘッドが固着されるい
わゆる吸着現象が発生する。従って、これらの課題を解
決するには、ディスク表面の潤滑剤は保護層表面に潤滑
剤による被覆層を形成し、それらの被覆層の接触点、す
なわちディスクと磁気ヘッドとの摺動面において潤滑剤
分子間で容易にせん断されることが重要である。潤滑剤
としてのパーフロロポリエーテルはその分子表面のほと
んど全てがフッ素原子で覆われているために分子間のせ
ん断性は良好であるが、ディスク表面あるいは磁気ヘッ
ド表面に付着する力は弱い。磁気ヘッド表面への付着力
を強化するために各種の極性基を導入したものが提案さ
れているが、パーフロロポリエーテル自体の分子量が少
なくとも3000、通常4000またはそれ以上と大き
いために極性基導入の効果があまり得られず、ディスク
耐久性向上の効果も顕著ではない。一方、極性基の効果
を高めるためにパーフロロポリエーテル自体の分子量を
低減すると、その分子間の相互作用が小さいためにディ
スクの高速回転によるスピンアウトやそれ自体の蒸発が
生じるようになる。従って、分子量低減は、実質的に困
難である。他方、ステアリン酸で代表されるような極性
基付脂肪族炭化水素は各種表面への付着強度や分子配向
性等に優れているが、フッ素化炭化水素に比べれば分子
間の相互作用が大きいため、これらを潤滑剤に使用した
場合には所望の耐久性能が得られ難い。
【0005】また、従来より用いられている磁性塗料用
界面活性剤においては、分散性に限界があり磁性層表面
の粗さがその分散性で定まるため、最近の高記録密度化
の要請に対応しきれなくなってきているばかりでなく、
磁性層表面にこれらの界面活性剤が徐々ににじみだして
実用性能を劣化させ、あるいは、高湿中保存において錆
を発生させて性能を劣化させる等の問題点も有してい
た。
界面活性剤においては、分散性に限界があり磁性層表面
の粗さがその分散性で定まるため、最近の高記録密度化
の要請に対応しきれなくなってきているばかりでなく、
磁性層表面にこれらの界面活性剤が徐々ににじみだして
実用性能を劣化させ、あるいは、高湿中保存において錆
を発生させて性能を劣化させる等の問題点も有してい
た。
【0006】本発明は上記欠点を解決することのできる
有機フッ素化合物を提供することを目的とする。
有機フッ素化合物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の有機
フッ素化合物は一般式(化1)で表され、ここで、R f
はフッ化炭化水素基、Rは炭化水素基、X,Mは官能基
である。
フッ素化合物は一般式(化1)で表され、ここで、R f
はフッ化炭化水素基、Rは炭化水素基、X,Mは官能基
である。
【0008】
【作用】本発明の有機フッ素化合物によれば官能基は各
種金属,金属酸化物,金属塩等の微粒子との物理的また
は化学的結合、ならびに塗料樹脂およびその溶媒中の極
性基に対する親和力発現に関与し、フッ化炭化水素基は
塗膜表面性質の改質と分散の均一化に関与するものであ
る。
種金属,金属酸化物,金属塩等の微粒子との物理的また
は化学的結合、ならびに塗料樹脂およびその溶媒中の極
性基に対する親和力発現に関与し、フッ化炭化水素基は
塗膜表面性質の改質と分散の均一化に関与するものであ
る。
【0009】
(実施例1)本発明の界面活性剤としては、たとえば、
フロロアルキル末端基として、
フロロアルキル末端基として、
【0010】
【化5】
【0011】
【化6】
【0012】
【化7】
【0013】(但し、nは3以上の整数を表わし、これ
らのフロロアルキル末端基は直鎖・分岐また飽和・不飽
和は問わず、いずれでもよい。) フロロアリール末端基として、
らのフロロアルキル末端基は直鎖・分岐また飽和・不飽
和は問わず、いずれでもよい。) フロロアリール末端基として、
【0014】
【化8】
【0015】
【化9】
【0016】脂肪酸アルキレン基として、
【0017】
【化10】
【0018】
【化11】
【0019】
【化12】
【0020】
【化13】
【0021】(ただし、nは10以上、k,l,mは1
以上、k+l+mは10以上の整数を表わす。)アルキ
レン付フェニレン基として、
以上、k+l+mは10以上の整数を表わす。)アルキ
レン付フェニレン基として、
【0022】
【化14】
【0023】(ただし、lは0〜4、m,nは1以上、
l×m+n+6は10以上の整数を表わす。)等があ
り、フロロアルキル末端基またはフロロアリール末端基
と脂肪族アルキレン基またはアルキレン付フェニレン基
とは直接あるいは下記の例のような各種結合基を介して
結合した形をとる。
l×m+n+6は10以上の整数を表わす。)等があ
り、フロロアルキル末端基またはフロロアリール末端基
と脂肪族アルキレン基またはアルキレン付フェニレン基
とは直接あるいは下記の例のような各種結合基を介して
結合した形をとる。
【0024】
【化15】
【0025】(ただし、RはH,CH3またはC2H5) また、前記のように結合したフッ素化炭化水素鎖と極性
基とは直接あるいは下記の例のような各種結合基を介し
て結合した形をとる。
基とは直接あるいは下記の例のような各種結合基を介し
て結合した形をとる。
【0026】
【化16】
【0027】(ただし、nは1以上の整数、RはH,C
H3またはC2H5) なお、フロロアルキル末端基としては炭素数3以上(好
ましくは炭素数5以上)のフロロアルキル基が適してお
り、炭素数2以下では良好な分散性や防錆効果が得られ
ない。
H3またはC2H5) なお、フロロアルキル末端基としては炭素数3以上(好
ましくは炭素数5以上)のフロロアルキル基が適してお
り、炭素数2以下では良好な分散性や防錆効果が得られ
ない。
【0028】また、フロロアリール末端基としてはフロ
ロフェニル基、フロロビフェニリル基やその誘導体が適
している。炭化水素鎖としては合計炭素数10以上(好
ましくは合計炭素数12以上)の脂肪族アルキレン基や
アルキレン付フェニレン基もしくはその誘導体が適して
おり、合計炭素数が9以下では良好な分散性や防錆効果
が得られない。フロロアルキル基またはフロロアリール
基の原子団量比率は界面活性剤分子の分子量に対して1
0〜90%の範囲(好ましくは20〜80%の範囲)内
が望ましい。この範囲外では分散安定性が劣ってくる。
ロフェニル基、フロロビフェニリル基やその誘導体が適
している。炭化水素鎖としては合計炭素数10以上(好
ましくは合計炭素数12以上)の脂肪族アルキレン基や
アルキレン付フェニレン基もしくはその誘導体が適して
おり、合計炭素数が9以下では良好な分散性や防錆効果
が得られない。フロロアルキル基またはフロロアリール
基の原子団量比率は界面活性剤分子の分子量に対して1
0〜90%の範囲(好ましくは20〜80%の範囲)内
が望ましい。この範囲外では分散安定性が劣ってくる。
【0029】(実施例2) フロロアルキル末端基付長鎖アルキルカルボン酸の生成 フロロアルキル誘導体残基付ハライドとω−アルケニル
基付カルボン酸エステルとを有機過酸化物の存在下で反
応させてできるフロロアルキル誘導体残基付モノハロア
ルキルカルボン酸エステル
基付カルボン酸エステルとを有機過酸化物の存在下で反
応させてできるフロロアルキル誘導体残基付モノハロア
ルキルカルボン酸エステル
【0030】
【化17】
【0031】(ただし、Rfは炭素数3以上の直鎖また
は分岐の飽和または不飽和のフロロアルキル誘導体残基
であり、Xはフッ素以外のハロゲン原子であり、Rは炭
素数1以上の直鎖または分岐の飽和または不飽和の脂肪
族アルキレン基であり、nは1以上の整数である。な
お、フロロアルキル誘導体残基中の炭化水素部分と脂肪
族アルキレン基とモノハロアルキレン基(−CH2CH
X−)との合計炭素数は10以上である。)を塩化水素
/エタノール中で亜鉛末とともに加熱し、脱ハロゲン化
と水素添加反応を行なった後、エステル部分を90%ア
ルコール性アルカリ溶液で加水分解することにより得る
ことができる。また、フロロアリール末端基付長鎖アル
キルカルボン酸等も前記同様の方法で得ることができ
る。
は分岐の飽和または不飽和のフロロアルキル誘導体残基
であり、Xはフッ素以外のハロゲン原子であり、Rは炭
素数1以上の直鎖または分岐の飽和または不飽和の脂肪
族アルキレン基であり、nは1以上の整数である。な
お、フロロアルキル誘導体残基中の炭化水素部分と脂肪
族アルキレン基とモノハロアルキレン基(−CH2CH
X−)との合計炭素数は10以上である。)を塩化水素
/エタノール中で亜鉛末とともに加熱し、脱ハロゲン化
と水素添加反応を行なった後、エステル部分を90%ア
ルコール性アルカリ溶液で加水分解することにより得る
ことができる。また、フロロアリール末端基付長鎖アル
キルカルボン酸等も前記同様の方法で得ることができ
る。
【0032】(実施例3)
【0033】
【化18】
【0034】の生成
【0035】
【化19】
【0036】で表されるペンタフルオロベンジルアイオ
ダイド61.6g(0.20モル)と16−ヘプタデシ
ン−1−オール
ダイド61.6g(0.20モル)と16−ヘプタデシ
ン−1−オール
【0037】
【化20】
【0038】50.5g(0.20モル)を1l丸底フ
ラスコに採取し、130℃に加熱後、攪拌下にジターシ
ャルブチルパーオキサイド1gを約20分間で滴下し
た。引き続き、130〜140℃で6時間攪拌を続けて
完結反応を行なった後、生成物をメタノールで再結晶し
て式
ラスコに採取し、130℃に加熱後、攪拌下にジターシ
ャルブチルパーオキサイド1gを約20分間で滴下し
た。引き続き、130〜140℃で6時間攪拌を続けて
完結反応を行なった後、生成物をメタノールで再結晶し
て式
【0039】
【化21】
【0040】で表される褐色の固体を得た。つぎに、こ
の固体84.1g(0.15モル)と約30%塩化水素
含有エタノール300mlを1l丸底フラスコに採取
し、70℃に加熱後、攪拌下に亜鉛末30gを注意深く
徐々に投入した。引き続き、70〜75℃で4時間攪拌
を続けて完結反応を行なった後、亜鉛末を了別し、反応
液を1lの蒸留水の入った分液ロートに移して酢酸エチ
ル1lで生成物を抽出した。1lの水を捨てた後、酢酸
エチル溶液を蒸留水で水層のpHが7になるまで繰り返
し洗浄した。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒
を減圧下に留去した後に生成物をアセトンで再結晶して
式
の固体84.1g(0.15モル)と約30%塩化水素
含有エタノール300mlを1l丸底フラスコに採取
し、70℃に加熱後、攪拌下に亜鉛末30gを注意深く
徐々に投入した。引き続き、70〜75℃で4時間攪拌
を続けて完結反応を行なった後、亜鉛末を了別し、反応
液を1lの蒸留水の入った分液ロートに移して酢酸エチ
ル1lで生成物を抽出した。1lの水を捨てた後、酢酸
エチル溶液を蒸留水で水層のpHが7になるまで繰り返
し洗浄した。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒
を減圧下に留去した後に生成物をアセトンで再結晶して
式
【0041】
【化22】
【0042】で表される白色の固体を得た。この固体は
赤外分光分析,GPCおよび有機質量分析等により、出
発原料,中間生成物および副生成物を含まない単一成分
であることが判明した。
赤外分光分析,GPCおよび有機質量分析等により、出
発原料,中間生成物および副生成物を含まない単一成分
であることが判明した。
【0043】(実施例4)
【0044】
【化23】
【0045】の生成
【0046】
【化24】
【0047】で表されるペンタフルオロベンジルアイオ
ダイド61.6g(0.20モル)と16−ヘプタデシ
ン酸エチル
ダイド61.6g(0.20モル)と16−ヘプタデシ
ン酸エチル
【0048】
【化25】
【0049】58.9g(0.20モル)を1l丸底フ
ラスコに採取し、130℃に加熱後、攪拌下にジターシ
ャルブチルパーオキサイド1gを約20分間で滴下し
た。引き続き、130〜140℃で6時間攪拌を続けて
完結反応を行なった後、生成物をメタノールで再結晶し
て次式
ラスコに採取し、130℃に加熱後、攪拌下にジターシ
ャルブチルパーオキサイド1gを約20分間で滴下し
た。引き続き、130〜140℃で6時間攪拌を続けて
完結反応を行なった後、生成物をメタノールで再結晶し
て次式
【0050】
【化26】
【0051】で表される褐色の固体を得た。つぎに、こ
の固体90.4g(0.15モル)と約30%塩化水素
含有エタノール300mlを1l丸底フラスコに採取
し、70℃に加熱後、攪拌下に亜鉛末30gを注意深く
徐々に投入した。引き続き、70〜75℃で4時間攪拌
を続けて完結を行なった後、亜鉛末をろ別し、反応液を
1lの蒸留水の入った分液ロートに移して酢酸エチル1
lで生成物を抽出した。1lの水を捨てた後、酢酸エチ
ル溶液を蒸留水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗
浄した。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減
圧下に留去した後に生成物をエタノールで再結晶して次
式
の固体90.4g(0.15モル)と約30%塩化水素
含有エタノール300mlを1l丸底フラスコに採取
し、70℃に加熱後、攪拌下に亜鉛末30gを注意深く
徐々に投入した。引き続き、70〜75℃で4時間攪拌
を続けて完結を行なった後、亜鉛末をろ別し、反応液を
1lの蒸留水の入った分液ロートに移して酢酸エチル1
lで生成物を抽出した。1lの水を捨てた後、酢酸エチ
ル溶液を蒸留水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗
浄した。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減
圧下に留去した後に生成物をエタノールで再結晶して次
式
【0052】
【化27】
【0053】で表される白色の固体を得た。つぎに、こ
の固体47.7g(0.10モル)と90%エタノール
300mlを1l丸底フラスコに採取し、室温で攪拌下
に水酸化カリウム20gを徐々に投入した。引き続き、
60〜70℃で3時間攪拌を続けて完結反応を行なった
後、10%塩酸を滴下して反応液を酸性にすると沈澱物
が生成した。この沈澱物をろ過回収し、生成物を酢酸エ
チル1lの入った分液ロートに移して溶解した後、蒸留
水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗浄した。酢酸
エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、再結晶して(化23)
で表される白色の固体を得た。この固体は赤外分光分
析,GPCおよび有機質量分析等により、出発原料,中
間生成物および副生成物を含まない単一成分であること
が判明した。
の固体47.7g(0.10モル)と90%エタノール
300mlを1l丸底フラスコに採取し、室温で攪拌下
に水酸化カリウム20gを徐々に投入した。引き続き、
60〜70℃で3時間攪拌を続けて完結反応を行なった
後、10%塩酸を滴下して反応液を酸性にすると沈澱物
が生成した。この沈澱物をろ過回収し、生成物を酢酸エ
チル1lの入った分液ロートに移して溶解した後、蒸留
水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗浄した。酢酸
エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、再結晶して(化23)
で表される白色の固体を得た。この固体は赤外分光分
析,GPCおよび有機質量分析等により、出発原料,中
間生成物および副生成物を含まない単一成分であること
が判明した。
【0054】(実施例5) フロロアルキル末端基付第二長鎖アルキルカルボン酸ア
ミドの製法 フロロアルキル誘導体残基付アルキルカルボン酸クロラ
イドまたはフロロアルキル誘導体残基付アルキルカルボ
ン酸無水物とフロロアルキル誘導体残基付アルキルアミ
ンとをトリエチルアミンやピリジンなどの塩基の共存下
で反応させることにより得ることができる。また、前記
酸クロライドもしくは前記酸無水物と前記アミンを含む
有機溶媒層とアルカリ水溶液層との二層反応を用いても
得ることができる。
ミドの製法 フロロアルキル誘導体残基付アルキルカルボン酸クロラ
イドまたはフロロアルキル誘導体残基付アルキルカルボ
ン酸無水物とフロロアルキル誘導体残基付アルキルアミ
ンとをトリエチルアミンやピリジンなどの塩基の共存下
で反応させることにより得ることができる。また、前記
酸クロライドもしくは前記酸無水物と前記アミンを含む
有機溶媒層とアルカリ水溶液層との二層反応を用いても
得ることができる。
【0055】(実施例6)
【0056】
【化28】
【0057】の生成ヘプタデカフルオロノナデカン酸ク
ロライド
ロライド
【0058】
【化29】
【0059】124.6g(0.20モル)と、ω−H
−エイコサフルオロ−n−ドコサンアミン
−エイコサフルオロ−n−ドコサンアミン
【0060】
【化30】
【0061】137.1g(0.20モル)を注意深く
1l丸底フラスコに採取し、ベンゼン100mlを加え
て10〜15℃に冷却後、攪拌後に10%水酸化ナトリ
ウム水溶液300mlを約2時間で滴下した。その後、
室温下に6時間攪拌を続けて完結反応を行なった。反応
液に酢酸エチル1lを加えた後、有機層を分別して蒸留
水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗浄した。酢酸
エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減圧下に留去し
た後に生成物をエタノールで再結晶して(化28)で表
される白色の固体を得た。この固体は赤外分光分析,G
PCおよび有機質量分析等により、出発原料および副生
成物を含まない単一成分であることが判明した。
1l丸底フラスコに採取し、ベンゼン100mlを加え
て10〜15℃に冷却後、攪拌後に10%水酸化ナトリ
ウム水溶液300mlを約2時間で滴下した。その後、
室温下に6時間攪拌を続けて完結反応を行なった。反応
液に酢酸エチル1lを加えた後、有機層を分別して蒸留
水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗浄した。酢酸
エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減圧下に留去し
た後に生成物をエタノールで再結晶して(化28)で表
される白色の固体を得た。この固体は赤外分光分析,G
PCおよび有機質量分析等により、出発原料および副生
成物を含まない単一成分であることが判明した。
【0062】(実施例7)
【0063】
【化31】
【0064】の生成 ω−パーフルオロベンジル−n−ドデカン酸クロライド
【0065】
【化32】
【0066】77.0g(0.20モル)を1l丸底フ
ラスコに採取し、10〜15℃に冷却後、攪拌下に式
ラスコに採取し、10〜15℃に冷却後、攪拌下に式
【0067】
【化33】
【0068】で表わされるフルオロアミン111.5g
(0.20モル)とピリジン47.5gを含むベンゼン
100mlを約2時間で滴下した。その後、室温下に6
時間攪拌を続けて完結反応を行なった。反応液に酢酸エ
チル1lを加えた後、5%塩酸水溶液で洗浄し、さら
に、蒸留水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗浄し
た。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減圧下
に留去した後に生成物をメタノールで再結晶して(化3
1)で表される白色の固体を得た。この固体は赤外分光
分析,GPCおよび有機質量分析等により、出発原料お
よび副生成物を含まない単一成分であることが判明し
た。
(0.20モル)とピリジン47.5gを含むベンゼン
100mlを約2時間で滴下した。その後、室温下に6
時間攪拌を続けて完結反応を行なった。反応液に酢酸エ
チル1lを加えた後、5%塩酸水溶液で洗浄し、さら
に、蒸留水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗浄し
た。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減圧下
に留去した後に生成物をメタノールで再結晶して(化3
1)で表される白色の固体を得た。この固体は赤外分光
分析,GPCおよび有機質量分析等により、出発原料お
よび副生成物を含まない単一成分であることが判明し
た。
【0069】(実施例8)
【0070】
【化34】
【0071】の生成
【0072】
【化35】
【0073】で表されるフルオロカルボン酸クロライド
151.6g(0.20モル)を1l丸底フラスコに採
取し、10〜15℃に冷却後、攪拌下に次式
151.6g(0.20モル)を1l丸底フラスコに採
取し、10〜15℃に冷却後、攪拌下に次式
【0074】
【化36】
【0075】で表されるフルオロアミン86.7g
(0.20モル)とピリジン47.5gを含むベンゼン
100mlを約2時間で滴下した。その後、室温下に6
時間攪拌を続けて完結反応を行なった。反応液に酢酸エ
チル1lを加えた後、5%塩酸水溶液で洗浄し、さら
に、蒸留水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗浄し
た。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減圧下
に留去した後に生成物をメタノールで再結晶して(化3
4)で表される白色の固体を得た。この固体は赤外分光
分析,GPCおよび有機質量分析等により、出発原料お
よび副生成物を含まない単一成分であることが判明し
た。
(0.20モル)とピリジン47.5gを含むベンゼン
100mlを約2時間で滴下した。その後、室温下に6
時間攪拌を続けて完結反応を行なった。反応液に酢酸エ
チル1lを加えた後、5%塩酸水溶液で洗浄し、さら
に、蒸留水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗浄し
た。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減圧下
に留去した後に生成物をメタノールで再結晶して(化3
4)で表される白色の固体を得た。この固体は赤外分光
分析,GPCおよび有機質量分析等により、出発原料お
よび副生成物を含まない単一成分であることが判明し
た。
【0076】(実施例9)
【0077】
【化37】
【0078】の生成 第1アミンはフロロアルキル誘導体残基付カルボン酸ク
ロライドとアンモニアの反応で得られる酸アミドをボラ
ン・テトラヒドロフランコンプレックス(BH 3・TH
F)で環元することにより得ることができる。第2アミ
ンはフロロアルキル誘導体残基付カルボン酸クロライド
または脂肪族、芳香族カルボン酸クロライドとフロロア
ルキル誘導体残基付第1アミンまたは脂肪族,芳香族第
1アミンの反応で得られる酸アミドをBH3・THFで
環元することにより得ることができる。第3アミンはフ
ロロアルキル誘導体残基付第2アミンまたは脂肪族,芳
香族第2アミンとフロロアルキル誘導体残基付ハロゲン
化物または脂肪族,芳香族ハロゲン化物を炭酸ソーダま
たは炭酸カリウムで反応させることにより得ることがで
きる。
ロライドとアンモニアの反応で得られる酸アミドをボラ
ン・テトラヒドロフランコンプレックス(BH 3・TH
F)で環元することにより得ることができる。第2アミ
ンはフロロアルキル誘導体残基付カルボン酸クロライド
または脂肪族、芳香族カルボン酸クロライドとフロロア
ルキル誘導体残基付第1アミンまたは脂肪族,芳香族第
1アミンの反応で得られる酸アミドをBH3・THFで
環元することにより得ることができる。第3アミンはフ
ロロアルキル誘導体残基付第2アミンまたは脂肪族,芳
香族第2アミンとフロロアルキル誘導体残基付ハロゲン
化物または脂肪族,芳香族ハロゲン化物を炭酸ソーダま
たは炭酸カリウムで反応させることにより得ることがで
きる。
【0079】(実施例10)
【0080】
【化38】
【0081】の生成 ヘプタデカフルオロノナデカン酸クロライドC8F
17(CH2)10COClを124.6g(0.20モ
ル)を1l丸底フラスコに採取し、10〜15℃に冷却
後、攪拌下に約28%アンモニア水25.1gとピリジ
ン47.5gの混合溶液を約2時間かけて滴下した。そ
の後、室温下に6時間攪拌を続けて完結反応を行なっ
た。反応液に酢酸エチル1lを加えた後、5%塩酸水溶
液で洗浄し、さらに、蒸留水で水層のpHが7になるま
で繰り返し洗浄した。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥
し、溶媒を減圧下留去した後に生成物をメタノールで再
結晶してヘプタデカフルオロノナデカン酸アミドを得
た。この酸アミド60.3g(0.10モル)とTHF
300mlを1l丸底フラスコに仕込み、室温での攪拌
下に高純度窒素ガスを流しながら、1モルBH3・TH
F/THF溶液120ml(0.12モル)を約1時間
で滴下した。その後、室温下に7時間攪拌を続けて完結
反応を行なった。反応溶液に水100mlを注意深く滴
下して加水分解を行なった後、6N塩酸50mlを加え
た。次に、反応溶液を85〜90℃に加熱して大気中で
THFを留去した後、6N水酸化ナトリウム100ml
を加えて生成アミンを単離し、300mlのエーテルで
3回に分けて抽出した。抽出液を蒸留水で水層のpHが
7になるまで繰り返し洗浄した後、無水芒硝で乾燥して
溶媒を減圧下で留去した。生成物をメタノールで再結晶
して式C8F17(CH2)11NH2で表される白色の固体
を得た。この固体はGPCおよび有機質量分析により、
出発原料および中間生成物を含まない単一成分であるこ
とが判明した。
17(CH2)10COClを124.6g(0.20モ
ル)を1l丸底フラスコに採取し、10〜15℃に冷却
後、攪拌下に約28%アンモニア水25.1gとピリジ
ン47.5gの混合溶液を約2時間かけて滴下した。そ
の後、室温下に6時間攪拌を続けて完結反応を行なっ
た。反応液に酢酸エチル1lを加えた後、5%塩酸水溶
液で洗浄し、さらに、蒸留水で水層のpHが7になるま
で繰り返し洗浄した。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥
し、溶媒を減圧下留去した後に生成物をメタノールで再
結晶してヘプタデカフルオロノナデカン酸アミドを得
た。この酸アミド60.3g(0.10モル)とTHF
300mlを1l丸底フラスコに仕込み、室温での攪拌
下に高純度窒素ガスを流しながら、1モルBH3・TH
F/THF溶液120ml(0.12モル)を約1時間
で滴下した。その後、室温下に7時間攪拌を続けて完結
反応を行なった。反応溶液に水100mlを注意深く滴
下して加水分解を行なった後、6N塩酸50mlを加え
た。次に、反応溶液を85〜90℃に加熱して大気中で
THFを留去した後、6N水酸化ナトリウム100ml
を加えて生成アミンを単離し、300mlのエーテルで
3回に分けて抽出した。抽出液を蒸留水で水層のpHが
7になるまで繰り返し洗浄した後、無水芒硝で乾燥して
溶媒を減圧下で留去した。生成物をメタノールで再結晶
して式C8F17(CH2)11NH2で表される白色の固体
を得た。この固体はGPCおよび有機質量分析により、
出発原料および中間生成物を含まない単一成分であるこ
とが判明した。
【0082】(実施例11)
【0083】
【化39】
【0084】の生成
【0085】
【化40】
【0086】で表されるフルオロカルボン酸クロライド
117.3g(0.20モル)を1l丸底フラスコに採
取し、10〜15℃に冷却後、攪拌下にステアリルアミ
ン53.9g(0.20モル)とピリジン47.5gの
混合溶液を約2時間かけて滴下した。その後、室温下に
6時間攪拌を続けて完結反応を行なった。反応液に酢酸
エチル1lを加えた後、5%塩酸水溶液で洗浄し、さら
に、蒸留水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗浄し
た。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減圧下
留去した後に生成物をメタノールで再結晶して式
117.3g(0.20モル)を1l丸底フラスコに採
取し、10〜15℃に冷却後、攪拌下にステアリルアミ
ン53.9g(0.20モル)とピリジン47.5gの
混合溶液を約2時間かけて滴下した。その後、室温下に
6時間攪拌を続けて完結反応を行なった。反応液に酢酸
エチル1lを加えた後、5%塩酸水溶液で洗浄し、さら
に、蒸留水で水層のpHが7になるまで繰り返し洗浄し
た。酢酸エチル溶液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減圧下
留去した後に生成物をメタノールで再結晶して式
【0087】
【化41】
【0088】で表されるフルオロカルボン酸アミドを得
た。この酸アミド82.0g(0.10モル)とTHF
300mlを1l丸底フラスコに仕込み、室温での攪拌
下に高純度窒素ガスを流しながら、1モルBH3・TH
F/THF溶液120ml(0.12モル)を約1時間
で滴下した。その後、室温下に7時間攪拌を続けて完結
反応を行なった。反応溶液に水100mlを注意深く滴
下して加水分解を行なった後、6N塩酸50mlを加え
た。次に、反応溶液を85〜90℃に加熱して大気中で
THFを留去した後、6N水酸化ナトリウム100ml
を加えて生成アミンを単離し、300mlのエーテルで
3回に分けて抽出した。抽出液を蒸留水で水層のpHが
7になるまで繰り返し洗浄した後、無水芒硝で乾燥して
溶媒を減圧下で留去した。生成物をメタノールで再結晶
して(化39)で表される白色の固体を得た。この固体
はGPCおよび有機質量分析により、出発原料および中
間生成物を含まない単一成分であることが判明した。
た。この酸アミド82.0g(0.10モル)とTHF
300mlを1l丸底フラスコに仕込み、室温での攪拌
下に高純度窒素ガスを流しながら、1モルBH3・TH
F/THF溶液120ml(0.12モル)を約1時間
で滴下した。その後、室温下に7時間攪拌を続けて完結
反応を行なった。反応溶液に水100mlを注意深く滴
下して加水分解を行なった後、6N塩酸50mlを加え
た。次に、反応溶液を85〜90℃に加熱して大気中で
THFを留去した後、6N水酸化ナトリウム100ml
を加えて生成アミンを単離し、300mlのエーテルで
3回に分けて抽出した。抽出液を蒸留水で水層のpHが
7になるまで繰り返し洗浄した後、無水芒硝で乾燥して
溶媒を減圧下で留去した。生成物をメタノールで再結晶
して(化39)で表される白色の固体を得た。この固体
はGPCおよび有機質量分析により、出発原料および中
間生成物を含まない単一成分であることが判明した。
【0089】(実施例12)
【0090】
【化42】
【0091】の生成 4−n−ブチルアニリン29.9g(0.20モル)と
10%水酸化ナトリウム水溶液300mlを1l丸底フ
ラスコに採取し、室温で攪拌下に11H−エイコサフル
オロウンデカン酸クロライド
10%水酸化ナトリウム水溶液300mlを1l丸底フ
ラスコに採取し、室温で攪拌下に11H−エイコサフル
オロウンデカン酸クロライド
【0092】
【化43】
【0093】106.2g(0.20モル)を約2時間
かけて滴下した。引き続き、室温下に6時間攪拌を続け
て完結反応を行なった。反応液に酢酸エチル1lを加え
た後、5%塩酸水溶液で洗浄し、さらに、蒸留水で水層
のpHが7になるまで繰り返し洗浄した。酢酸エチル溶
液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減圧下留去した後に生成
物をエタノールで再結晶して式
かけて滴下した。引き続き、室温下に6時間攪拌を続け
て完結反応を行なった。反応液に酢酸エチル1lを加え
た後、5%塩酸水溶液で洗浄し、さらに、蒸留水で水層
のpHが7になるまで繰り返し洗浄した。酢酸エチル溶
液を無水芒硝で乾燥し、溶媒を減圧下留去した後に生成
物をエタノールで再結晶して式
【0094】
【化44】
【0095】で表されるフルオロカルボン酸アミドを得
た。この酸アミド65.9g(0.10モル)とTHF
300mlを1l丸底フラスコに仕込み、室温での攪拌
下に高純度窒素ガスを流しながら、1モルBH3・TH
F/THF溶液120ml(0.12モル)を約1時間
で滴下した。その後、室温下に7時間攪拌を続けて完結
反応を行なった。反応溶液に水100mlを注意深く滴
下して加水分解を行なった後、6N塩酸50mlを加え
た。次に、反応溶液を85〜90℃に加熱して大気中で
THFを留去した後、6N水酸化ナトリウム100ml
を加えて生成アミンを単離し、300mlのエーテルで
3回に分けて抽出した。抽出液を蒸留水で水層のpHが
7になるまで繰り返し洗浄した後、無水芒硝で乾燥して
溶媒を減圧下で留去した。生成物をメタノールで再結晶
して(化42)で表される白色の固体を得た。この固体
はGPCおよび有機質量分析により、出発原料および中
間生成物を含まない単一成分であることが判明した。
た。この酸アミド65.9g(0.10モル)とTHF
300mlを1l丸底フラスコに仕込み、室温での攪拌
下に高純度窒素ガスを流しながら、1モルBH3・TH
F/THF溶液120ml(0.12モル)を約1時間
で滴下した。その後、室温下に7時間攪拌を続けて完結
反応を行なった。反応溶液に水100mlを注意深く滴
下して加水分解を行なった後、6N塩酸50mlを加え
た。次に、反応溶液を85〜90℃に加熱して大気中で
THFを留去した後、6N水酸化ナトリウム100ml
を加えて生成アミンを単離し、300mlのエーテルで
3回に分けて抽出した。抽出液を蒸留水で水層のpHが
7になるまで繰り返し洗浄した後、無水芒硝で乾燥して
溶媒を減圧下で留去した。生成物をメタノールで再結晶
して(化42)で表される白色の固体を得た。この固体
はGPCおよび有機質量分析により、出発原料および中
間生成物を含まない単一成分であることが判明した。
【0096】(実施例13)
【0097】
【化45】
【0098】の生成 実施例1の合成より得た式
【0099】
【化46】
【0100】で表されるフルオロアミン58.9g
(0.10モル)と、式
(0.10モル)と、式
【0101】
【化47】
【0102】で表されるフルオロヨウ化物135.6g
(0.20モル)とメチルエチルケトン300mlを1
l丸底フラスコに採取し、70℃に加温後、攪拌下に1
0%炭酸ナトリウム水溶液150mlを約2時間かけて
滴下した。その後、還流下に6時間攪拌を続けて完結反
応を行なった。反応液にベンゼン500mlを加えた
後、有機層を分別して蒸留水で水層のpHが7になるま
で繰り返し洗浄した。ベンゼン溶液を無水芒硝で乾燥
し、溶媒を減圧下留去した後に生成物を150℃で分子
蒸留を行ない(化45)で表される透明な液体を得た。
この液体はGPCおよび有機質量分析により、出発原料
および中間生成物を含まない単一成分であることが判明
した。
(0.20モル)とメチルエチルケトン300mlを1
l丸底フラスコに採取し、70℃に加温後、攪拌下に1
0%炭酸ナトリウム水溶液150mlを約2時間かけて
滴下した。その後、還流下に6時間攪拌を続けて完結反
応を行なった。反応液にベンゼン500mlを加えた
後、有機層を分別して蒸留水で水層のpHが7になるま
で繰り返し洗浄した。ベンゼン溶液を無水芒硝で乾燥
し、溶媒を減圧下留去した後に生成物を150℃で分子
蒸留を行ない(化45)で表される透明な液体を得た。
この液体はGPCおよび有機質量分析により、出発原料
および中間生成物を含まない単一成分であることが判明
した。
【0103】(実施例14)
【0104】
【化48】
【0105】の生成 実施例3の合成により得た式
【0106】
【化49】
【0107】で表されるフロオロアミン64.5g
(0.10モル)と式
(0.10モル)と式
【0108】
【化50】
【0109】で表されるフルオロヨウ化物61.7g
(0.10モル)とメチルエチルケトン300mlを1
l丸底フラスコに採取し、70℃に加温後、攪拌下に1
0%炭酸ナトリウム水溶液150mlを約2時間かけて
滴下した。その後、還流下に6時間攪拌を続けて完結反
応を行なった。反応液にベンゼン500mlを加えた
後、有機層を分別して蒸留水で水層のpHが7になるま
で繰り返し洗浄した。ベンゼン溶液を無水芒硝で乾燥
し、溶媒を減圧下留去した後に生成物をアセトンで再結
晶して(化48)で表される白色の固体を得た。この固
体はGPCおよび有機質量分析により、出発原料および
中間生成物を含まない単一成分であることが判明した。
(0.10モル)とメチルエチルケトン300mlを1
l丸底フラスコに採取し、70℃に加温後、攪拌下に1
0%炭酸ナトリウム水溶液150mlを約2時間かけて
滴下した。その後、還流下に6時間攪拌を続けて完結反
応を行なった。反応液にベンゼン500mlを加えた
後、有機層を分別して蒸留水で水層のpHが7になるま
で繰り返し洗浄した。ベンゼン溶液を無水芒硝で乾燥
し、溶媒を減圧下留去した後に生成物をアセトンで再結
晶して(化48)で表される白色の固体を得た。この固
体はGPCおよび有機質量分析により、出発原料および
中間生成物を含まない単一成分であることが判明した。
【0110】(実施例15)図面は本発明を利用した磁
気記録媒体の基本構成を示す図である。
気記録媒体の基本構成を示す図である。
【0111】非磁性支持体1の両面に強磁性金属薄膜
2,2が設けられ、さらにこの強磁性金属薄膜2,2の
両面にはカーボン保護層3,3を介して潤滑剤層4,4
が設けられている。
2,2が設けられ、さらにこの強磁性金属薄膜2,2の
両面にはカーボン保護層3,3を介して潤滑剤層4,4
が設けられている。
【0112】前記有機化合物はカーボン保護層上に、表
面1m2当り0.05〜300mg(好ましくは0.1
〜150mg)の割合でそれらのみ、あるいは他の潤滑
剤,防錆剤等を添加して薄層状に存在させる。なお、そ
の方法としては湿式あるいは乾式の公知の塗布法が適用
可能である。
面1m2当り0.05〜300mg(好ましくは0.1
〜150mg)の割合でそれらのみ、あるいは他の潤滑
剤,防錆剤等を添加して薄層状に存在させる。なお、そ
の方法としては湿式あるいは乾式の公知の塗布法が適用
可能である。
【0113】本発明の効果は、前記有機化合物を含む潤
滑剤層をカーボン保護層上に形成することにより得られ
るものである。そのカーボン保護層としてはスパッタリ
ング,プラズマCVD等の方法で得られるアモルファス
状,グラファイト状,ダイヤモンド状あるいはそれらの
混合状態,積層状態のカーボン薄膜が適用でき、その厚
さとしては50〜500Åが適当である。
滑剤層をカーボン保護層上に形成することにより得られ
るものである。そのカーボン保護層としてはスパッタリ
ング,プラズマCVD等の方法で得られるアモルファス
状,グラファイト状,ダイヤモンド状あるいはそれらの
混合状態,積層状態のカーボン薄膜が適用でき、その厚
さとしては50〜500Åが適当である。
【0114】強磁性金属薄膜としてはCo−Ni,Co
−Cr,Co−Ni−Cr,Co−Ni−P,Fe−C
o,Fe−Co−Ni等の真空蒸着法、スパッタリング
法、イオンプレーティング法、メッキ法等により得られ
る薄膜が適用でき、必要に応じてCr,Ti等の下地層
を設けることも可能である。下地層を含めた強磁性金属
薄膜の厚みとしては500〜5,000Åが適当であ
る。なお、強磁性金属薄膜とカーボン保護層との間には
必要に応じてCr,Ti等の非磁性金属薄層、有機プラ
ズマ重合膜等を形成することも可能である。
−Cr,Co−Ni−Cr,Co−Ni−P,Fe−C
o,Fe−Co−Ni等の真空蒸着法、スパッタリング
法、イオンプレーティング法、メッキ法等により得られ
る薄膜が適用でき、必要に応じてCr,Ti等の下地層
を設けることも可能である。下地層を含めた強磁性金属
薄膜の厚みとしては500〜5,000Åが適当であ
る。なお、強磁性金属薄膜とカーボン保護層との間には
必要に応じてCr,Ti等の非磁性金属薄層、有機プラ
ズマ重合膜等を形成することも可能である。
【0115】非磁性支持体としてはその素材にガラス,
セラミックスやAl合金,Ti合金等の金属やポリエス
テル類,ポリイミド類,ポリアミドイミド類,ポリカー
ボネート類,ポリアクリレート類等のプラスチックス等
を主体とし、その表面には必要に応じてCo−Pメッ
キ,ポリイミドコーティング膜等を形成させたものやテ
クスチャ加工で生じる突起,微小粒状,山状,波形等の
突起を設けたものが使用できる。その形状としてはディ
スク,シート,フィルム,カード,ドラム等目的に応じ
て選定することができ、それらの支持体の表面粗さとし
ては最大高さRmaxで100〜600Åが適当であ
る。
セラミックスやAl合金,Ti合金等の金属やポリエス
テル類,ポリイミド類,ポリアミドイミド類,ポリカー
ボネート類,ポリアクリレート類等のプラスチックス等
を主体とし、その表面には必要に応じてCo−Pメッ
キ,ポリイミドコーティング膜等を形成させたものやテ
クスチャ加工で生じる突起,微小粒状,山状,波形等の
突起を設けたものが使用できる。その形状としてはディ
スク,シート,フィルム,カード,ドラム等目的に応じ
て選定することができ、それらの支持体の表面粗さとし
ては最大高さRmaxで100〜600Åが適当であ
る。
【0116】以下、実施例についてさらに具体的に説明
する。直径95mm,厚さ1.2mmのAl合金板の表
面に厚さ25μmの非磁性Ni−P合金メッキを施し、
テクスチャ加工により平均粗さ50Å,最大高さ300
Åの突起を形成したものを非磁性基板1とした。その上
にスパッタリング法によって厚さ1300ÅのCr下地
と厚さ600ÅのCo−Ni強磁性金属薄膜2を形成
し、さらにその上にスパッタリング法によって厚さ20
0Åのグラファイト保護層3を形成させたものを試料A
とする。前記において、グラファイト保護層3の代りに
プラズマCVD法によって厚さ50Åのダイヤモンドラ
イクカーボン保護層3を形成させたものを試料Bとす
る。同じく、厚さ30Åのダイヤモンドライクカーボン
保護層を形成させたものを試料C、カーボン保護層のな
いものを試料Dとする。
する。直径95mm,厚さ1.2mmのAl合金板の表
面に厚さ25μmの非磁性Ni−P合金メッキを施し、
テクスチャ加工により平均粗さ50Å,最大高さ300
Åの突起を形成したものを非磁性基板1とした。その上
にスパッタリング法によって厚さ1300ÅのCr下地
と厚さ600ÅのCo−Ni強磁性金属薄膜2を形成
し、さらにその上にスパッタリング法によって厚さ20
0Åのグラファイト保護層3を形成させたものを試料A
とする。前記において、グラファイト保護層3の代りに
プラズマCVD法によって厚さ50Åのダイヤモンドラ
イクカーボン保護層3を形成させたものを試料Bとす
る。同じく、厚さ30Åのダイヤモンドライクカーボン
保護層を形成させたものを試料C、カーボン保護層のな
いものを試料Dとする。
【0117】これらの各試料に前述の各種の有機化合物
を各々別々に表面1m2当り10mgの存在量となるよ
うに塗布して得た実験例1〜27について、塗布直後と
90℃、24時間放置後のCSS測定およびヘッド吸着
性試験を行なった。CSS耐久試験としては、摩擦係数
が1.0を超えた時点のCSS回数またはヘッドクラッ
シュ発生時のCSS回数で評価し、これらの時点をCS
S寿命とした。また、吸着試験は、ディスク上にスライ
ダーを固定した状態で60℃,24時間放置し、その後
室温でディスクを回転させた場合の始動時にスライダー
に加わる力が異常値を示した場合を吸着発生とみなし
た。
を各々別々に表面1m2当り10mgの存在量となるよ
うに塗布して得た実験例1〜27について、塗布直後と
90℃、24時間放置後のCSS測定およびヘッド吸着
性試験を行なった。CSS耐久試験としては、摩擦係数
が1.0を超えた時点のCSS回数またはヘッドクラッ
シュ発生時のCSS回数で評価し、これらの時点をCS
S寿命とした。また、吸着試験は、ディスク上にスライ
ダーを固定した状態で60℃,24時間放置し、その後
室温でディスクを回転させた場合の始動時にスライダー
に加わる力が異常値を示した場合を吸着発生とみなし
た。
【0118】上記の各試料について、それらの試料の内
容とCSS試験および吸着試験の結果を(表1),(表
2)にまとめて記した。
容とCSS試験および吸着試験の結果を(表1),(表
2)にまとめて記した。
【0119】なお、表中、実験例20〜27は比較例で
ある。(表1),(表2)より、フロロアルキル末端基
またはフロロアリール末端基のない場合あるいはその炭
素数が2以下の場合(実験例20,21)、炭化水素鎖
の合計炭素数が9以下の場合(実験例22,23)、極
性基がたとえばエステル基のような付着力の弱い場合
(実験例24)、カーボン保護層が非常に薄い場合ある
いはない場合(実験例25,26)には所望の性能が得
られないが、本発明の特許請求の範囲内の条件であれ
ば、CSS試験結果および吸着試験結果がすべて良好で
あることがわかる。これに対して実験例27より明らか
なように、従来公知のパーフロロポリエーテルを潤滑剤
層に使用した場合には所望の性能が得られなかった。
ある。(表1),(表2)より、フロロアルキル末端基
またはフロロアリール末端基のない場合あるいはその炭
素数が2以下の場合(実験例20,21)、炭化水素鎖
の合計炭素数が9以下の場合(実験例22,23)、極
性基がたとえばエステル基のような付着力の弱い場合
(実験例24)、カーボン保護層が非常に薄い場合ある
いはない場合(実験例25,26)には所望の性能が得
られないが、本発明の特許請求の範囲内の条件であれ
ば、CSS試験結果および吸着試験結果がすべて良好で
あることがわかる。これに対して実験例27より明らか
なように、従来公知のパーフロロポリエーテルを潤滑剤
層に使用した場合には所望の性能が得られなかった。
【0120】
【表1】
【0121】
【表2】
【0122】(実施例16)実施例2〜14またはそれ
らの類似の合成により得られた有機フッソ化合物20部
をイソプロパノール1000部に別々に溶解し、それら
の各溶液中に強磁性金属(α−Fe系)粉末各100部
を加えて混合分散した。次に、この分散液を濾過した
後、乾燥して強磁性金属粉表面に本発明の有機フッ素化
合物を付着させた。また、比較例として従来公知の極性
基付炭化水素および別途に合成した界面活性剤を用いて
上記と同様にして、強磁性金属粉末に各々別々に表面処
理を施した。これらの強磁性金属粉末各100部を下記
の組成物中に各々加え、ボールミルで充分混合分散して
磁性塗料を得た。
らの類似の合成により得られた有機フッソ化合物20部
をイソプロパノール1000部に別々に溶解し、それら
の各溶液中に強磁性金属(α−Fe系)粉末各100部
を加えて混合分散した。次に、この分散液を濾過した
後、乾燥して強磁性金属粉表面に本発明の有機フッ素化
合物を付着させた。また、比較例として従来公知の極性
基付炭化水素および別途に合成した界面活性剤を用いて
上記と同様にして、強磁性金属粉末に各々別々に表面処
理を施した。これらの強磁性金属粉末各100部を下記
の組成物中に各々加え、ボールミルで充分混合分散して
磁性塗料を得た。
【0123】 ポリウレタン ……… 10部 塩ビ−酢ビ共重合体(VAGH) ……… 10部 イソシアネート溶液(コロネート)L)……… 5部 トリステアリン ………0.1部 メチルエチルケトン ………100部 トルエン ……… 80部 シクロヘキサノン ……… 10部 これらの塗料を10μm厚のポリエステルフィルム上に
2000ガウスの磁場を印加しつつ乾燥して膜厚5μm
とした後、カレンダー処理と裁断を行ない磁気テープと
した。なお、塗料の分散安定性を調べるために、本実施
例においては塗料作成後5日時放置した後に塗布を実施
した。得られた各テープは、ビデオデッキでRF出力お
よびビデオS/Nを測定した。また、磁性層の表面粗さ
を触針式表面粗さ計で測定した。さらに、保存試験とし
て、各テープを40℃,90%R.H.中に1ケ月放置
した後に記録再生を行ない、その時のヘッド目づまり発
生状況を調べた。これらの結果を(表3)〜(表7)に
まとめて示した。なお、表中のテープNo.に( )を
付したものは比較例である。
2000ガウスの磁場を印加しつつ乾燥して膜厚5μm
とした後、カレンダー処理と裁断を行ない磁気テープと
した。なお、塗料の分散安定性を調べるために、本実施
例においては塗料作成後5日時放置した後に塗布を実施
した。得られた各テープは、ビデオデッキでRF出力お
よびビデオS/Nを測定した。また、磁性層の表面粗さ
を触針式表面粗さ計で測定した。さらに、保存試験とし
て、各テープを40℃,90%R.H.中に1ケ月放置
した後に記録再生を行ない、その時のヘッド目づまり発
生状況を調べた。これらの結果を(表3)〜(表7)に
まとめて示した。なお、表中のテープNo.に( )を
付したものは比較例である。
【0124】
【表3】
【0125】(表3)より、フロロアルキル末端基また
はフロロアリール末端基のない場合あるいはその炭素数
が2以下の場合(比較例9,10)、炭化水素鎖の合計
炭素数が9以下の場合(比較例11,12)には所望の
性能が得られないが、特許請求の範囲の条件に含まれる
ものであれば、表面粗さ、ビデオデッキ試験結果および
保存試験結果がすべて良好であることがわかる。
はフロロアリール末端基のない場合あるいはその炭素数
が2以下の場合(比較例9,10)、炭化水素鎖の合計
炭素数が9以下の場合(比較例11,12)には所望の
性能が得られないが、特許請求の範囲の条件に含まれる
ものであれば、表面粗さ、ビデオデッキ試験結果および
保存試験結果がすべて良好であることがわかる。
【0126】
【表4】
【0127】(表4)に示す結果より、フロロアルキル
末端基またはフロロアリール末端基のない場合あるいは
その炭素数が2以下の場合(比較例7,8)、炭化水素
鎖の合計炭素数が9以下の場合(比較例9,10)には
所望の性能が得られないが、本発明の特許請求の範囲内
の条件のものであれば、表面粗さ、ビデオデッキ試験結
果および保存試験結果がすべて良好であることがわか
る。
末端基またはフロロアリール末端基のない場合あるいは
その炭素数が2以下の場合(比較例7,8)、炭化水素
鎖の合計炭素数が9以下の場合(比較例9,10)には
所望の性能が得られないが、本発明の特許請求の範囲内
の条件のものであれば、表面粗さ、ビデオデッキ試験結
果および保存試験結果がすべて良好であることがわか
る。
【0128】
【表5】
【0129】(表5)に示す結果より、フロロアルキル
末端基またはフロロアリール末端基のない場合あるいは
その炭素数が2以下の場合(比較例9,10)、炭化水
素鎖の合計炭素数が9以下の場合(比較例11)には所
望の性能が得られないが、本発明の特許請求の範囲内の
条件のものであれば、表面粗さ、ビデオデッキ試験結果
および保存試験結果がすべて良好であることがわかる。
末端基またはフロロアリール末端基のない場合あるいは
その炭素数が2以下の場合(比較例9,10)、炭化水
素鎖の合計炭素数が9以下の場合(比較例11)には所
望の性能が得られないが、本発明の特許請求の範囲内の
条件のものであれば、表面粗さ、ビデオデッキ試験結果
および保存試験結果がすべて良好であることがわかる。
【0130】
【表6】
【0131】
【表7】
【0132】(実施例17)厚さ10μmのポリエステ
ルフィルムの表面にCo含有γ−Fe2O3磁性粉を分散
させた厚さ3μmの磁性層を形成し、その裏面に下記要
領で各種バックコートを形成した。実施例4で使用した
界面活性剤および比較例に用いた界面活性剤を各々別
途、下記組成中に各2部ずつ添加し、これらを別々にボ
ールミルで15時間分散させてバックコート液を作成し
た。
ルフィルムの表面にCo含有γ−Fe2O3磁性粉を分散
させた厚さ3μmの磁性層を形成し、その裏面に下記要
領で各種バックコートを形成した。実施例4で使用した
界面活性剤および比較例に用いた界面活性剤を各々別
途、下記組成中に各2部ずつ添加し、これらを別々にボ
ールミルで15時間分散させてバックコート液を作成し
た。
【0133】 フッ素樹脂粉末(粒径0.3μmルブロン)……… 20部 カーボンブラック ……… 20部 炭酸カルシウム ……… 40部 ポリエステル樹脂 ……… 20部 メチルエチルケトン ………300部 トルエン ………200部 シクロヘキサノン ……… 50部 これらの塗液を作成10日後、各々別々に塗布して厚さ
0.5μmのバックコート層を形成した後、裁断して磁
気テープとした。これらのテープをビデオデッキに掛け
て初期のビデオS/Nと100pass走行後の裏面の
摩耗状態を調べた。また別途、初期表面粗さを測定し
た。これらの結果を(表8)〜(表12)に示す。な
お、表中テープNo.に( )を付したものは比較例で
ある。
0.5μmのバックコート層を形成した後、裁断して磁
気テープとした。これらのテープをビデオデッキに掛け
て初期のビデオS/Nと100pass走行後の裏面の
摩耗状態を調べた。また別途、初期表面粗さを測定し
た。これらの結果を(表8)〜(表12)に示す。な
お、表中テープNo.に( )を付したものは比較例で
ある。
【0134】(表8)に示す結果より、フロロアルキル
末端基またはフロロアリール末端基のない場合あるいは
その炭素数が2以下の場合(比較例21,22)、炭化
水素鎖の合計炭素数が9以下の場合(比較例23,2
4)には所望の性能が得られないが、特許請求の範囲内
の条件に含まれるものであれば、表面粗さ、ビデオデッ
キ試験結果および摩耗試験結果がすべて良好であること
がわかる。
末端基またはフロロアリール末端基のない場合あるいは
その炭素数が2以下の場合(比較例21,22)、炭化
水素鎖の合計炭素数が9以下の場合(比較例23,2
4)には所望の性能が得られないが、特許請求の範囲内
の条件に含まれるものであれば、表面粗さ、ビデオデッ
キ試験結果および摩耗試験結果がすべて良好であること
がわかる。
【0135】
【表8】
【0136】
【表9】
【0137】(表9)に示す結果より、フロロアルキル
末端基またはフロロアリール末端基のない場合あるいは
その炭素数が2以下の場合(比較例17,18)、炭化
水素鎖の合計炭素数が9以下の場合(比較例19,2
0)には所望の性能が得られないが、本発明の特許請求
の範囲内の条件に含まれるものであれば、表面粗さ、ビ
デオデッキ試験結果および摩耗試験結果がすべて良好で
あることがわかる。
末端基またはフロロアリール末端基のない場合あるいは
その炭素数が2以下の場合(比較例17,18)、炭化
水素鎖の合計炭素数が9以下の場合(比較例19,2
0)には所望の性能が得られないが、本発明の特許請求
の範囲内の条件に含まれるものであれば、表面粗さ、ビ
デオデッキ試験結果および摩耗試験結果がすべて良好で
あることがわかる。
【0138】
【表10】
【0139】(表10)より、フロロアルキル末端基ま
たはフロロアリール末端基のない場合あるいはその炭素
数が2以下の場合(比較例21,22)、炭化水素鎖の
合計炭素数が9以下の場合(比較例23)には所望の性
能が得られないが、特許請求の範囲内の条件であれば、
表面粗さ、ビデオデッキ試験結果および摩耗試験結果が
すべて良好であることがわかる。
たはフロロアリール末端基のない場合あるいはその炭素
数が2以下の場合(比較例21,22)、炭化水素鎖の
合計炭素数が9以下の場合(比較例23)には所望の性
能が得られないが、特許請求の範囲内の条件であれば、
表面粗さ、ビデオデッキ試験結果および摩耗試験結果が
すべて良好であることがわかる。
【0140】
【表11】
【0141】
【表12】
【0142】
【発明の効果】本発明の有機フッ素化合物は、磁性塗料
において磁性粉の分散性を大幅に改善させるとともに金
属磁性粉に対する優れた防錆作用も有し、通常の分散剤
においては分散が困難である弗素樹脂微粉末に対して
も、本発明においては顕著な分散効果を示す。また、本
発明は溌水,溌油,防汚,離型,防錆等の優れた金属表
面処理剤、繊維表面処理剤,樹脂改質剤等としても従来
以上の性能を有するものである。さらに磁気記録媒体に
用いた場合においては、記録密度向上のために表面突起
高さを低減させて表面平坦性をかなり良好にしても、C
SS耐久性やヘッド吸着等の性能が低下せず良好な耐久
性信頼性を発現させる。以上のことから、本発明は工業
的見地から非常に有益なものである。
において磁性粉の分散性を大幅に改善させるとともに金
属磁性粉に対する優れた防錆作用も有し、通常の分散剤
においては分散が困難である弗素樹脂微粉末に対して
も、本発明においては顕著な分散効果を示す。また、本
発明は溌水,溌油,防汚,離型,防錆等の優れた金属表
面処理剤、繊維表面処理剤,樹脂改質剤等としても従来
以上の性能を有するものである。さらに磁気記録媒体に
用いた場合においては、記録密度向上のために表面突起
高さを低減させて表面平坦性をかなり良好にしても、C
SS耐久性やヘッド吸着等の性能が低下せず良好な耐久
性信頼性を発現させる。以上のことから、本発明は工業
的見地から非常に有益なものである。
【図1】本発明の実施例に係る有機フッ素化合物を磁気
記録媒体に用いた構成図
記録媒体に用いた構成図
1 非磁性支持体 2 強磁性金属薄膜 3 カーボン保護層 4 潤滑剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 39/26 39/367 43/23 E 7419−4H 57/52 9356−4H 57/58 9356−4H 57/60 9356−4H 59/64 9356−4H 59/68 9356−4H 63/70 65/21 D 9356−4H C 9356−4H 65/24 69/65 9279−4H 69/76 Z 9279−4H 69/773 9279−4H 217/58 233/05 7106−4H 233/06 7106−4H 233/07 7106−4H 233/09 7106−4H 233/11 7106−4H 233/13 7106−4H 233/29 7106−4H 233/36 7106−4H 235/46 7106−4H 237/22 7106−4H 323/11 323/51 C08F 26/00 MNL C09K 3/00 R 112 E 3/18 102 C10M 105/54 9159−4H 105/68 105/72 // C07C 31/125 9159−4H C08L 27/12 LGL C23F 11/00 B 8414−4K C10N 40:18
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中Rfは次の(a)〜(c)から選択される基であ
り、 (a) 【化2】 (b) 【化3】 (c) 【化4】 Xは−O−,−S−,−COO−の中から選ばれる結合
基を示し、hは0もしくは1を示し、Rは合計炭素数1
0以上のアルキレン付きフェニレン基もしくはその誘導
体または炭素数10以上の脂肪族アルキレン基からなる
炭化水素鎖であり、Mは−OH,−COOH,−SH,
−CONH2から選択される基である)で表される有機
フッ素化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6314504A JPH07215903A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 有機フッ素化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6314504A JPH07215903A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 有機フッ素化合物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1263214A Division JPH02288841A (ja) | 1988-10-14 | 1989-10-09 | 有機フッ素化合物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07215903A true JPH07215903A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=18054090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6314504A Pending JPH07215903A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 有機フッ素化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07215903A (ja) |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP6314504A patent/JPH07215903A/ja active Pending
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