JPH0721660U - エレベータの速度検出装置 - Google Patents

エレベータの速度検出装置

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JPH0721660U
JPH0721660U JP5662493U JP5662493U JPH0721660U JP H0721660 U JPH0721660 U JP H0721660U JP 5662493 U JP5662493 U JP 5662493U JP 5662493 U JP5662493 U JP 5662493U JP H0721660 U JPH0721660 U JP H0721660U
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隆夫 岡田
建次 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 全ての速度領域において常に良好な速度制御
性能を有し、汎性ICによる経済性を同時に満足できる
速度検出装置を得る。 【構成】 エレベータ駆動用電動機の回転に伴なって発
生するパルス信号を4倍周及び1/4分周する装置7
2,73を設け、低速領域では4倍周装置72、高速領
域では1/4分周装置73を介して速度検出を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エレベータの速度制御に関し、エレベータの速度を全速度領域にお いて、経済的に精度よく検出できる速度検出装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、エレベータのかご速度又は巻上電動機の回転速度をディジタル的に検出 する方式のものが実用化されている。これは、かごの移動量及び移動方向に応じ たパルス信号を発生させ、これを所定時間毎に計数することにより、かごの実際 の速度を検出するものである。
【0003】 このようなパルス信号の発生装置としては、例えば特開昭57−72583号 に示されている。
【0004】 この方式によるパルス信号は、一般に巻上機の駆動綱車又は調速機の綱車に直 結されるか、あるいはプーリ等の伝達機構を介して回転する円板、又はかごに連 結された主ロープ等が巻掛けられた綱車に直結される円板から得られるものであ る。
【0005】 又、この種の円板には、その周縁部に等間隔に細孔が設けられており、この細 孔を光学的又は電磁的に検出することで円板の回転速度に比例した周波数のパル スを得るようになっている。
【0006】 エレベータの速度制御において、減速位置の決定や、減速中の位置帰還制御に 用いられる場合には、パルス信号の距離検出単位は数mm程度でもよいが、速度帰 還制御に用いられる場合は、検出精度が問題となり、所定時間内に到来する前述 のパルス信号を計数して速度を検出する方式では、距離検出単位を1〜2桁小さ くする必要があり、しかも低速領域においてはパルス信号の単位時間内の発生数 が減少するため、速度検出に際しては1パルスの距離換算値をさらに下げなけれ ばならない。
【0007】 そこで、現在は、低速領域での発生パルスを増すためにギアやプーリによる増 速カップリングの機械的手段により1パルス当りの距離検出分解能を上げる方法 を採っている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この方法では高速領域でのパルス信号の単位時間内の発生数が極めて 増加するため、速度演算用のカウンタには多桁用のものを使用しなければならず 汎用ICを利用できず経済的な速度検出装置が得られない問題が生じることにな る。
【0009】 本考案は、上記の点に鑑みなされたもので、低速及び中高速の何れの速度領域 においても良好な速度制御性能をもたらす経済的な速度検出装置を提供すること を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、 (1) エレベータ駆動用電動機の回転に伴なってパルス信号を出力するエンコーダ を設置し、該エンコーダによりエレベータの速度を検出して速度帰還制御を行 うものにおいて、エンコーダの出力パルス信号の倍周装置及び分周装置と、該 倍周装置の出力と該分周装置の出力とを切り換える切換装置と、少なくとも2 以上のカウンタとを設け、第1のカウンタはエンコーダの出力パルス信号を直 接入力し、第2のカウンタは切換装置の出力を入力とし、切換装置は第1のカ ウンタの出力が所定値以上のときには分周装置の出力を第2のカウンタに入力 し、それ以外は倍周装置の出力を第2のカウンタに入力する。 (2) エレベータ駆動用電動機の回転に伴なってパルス信号を出力するエンコーダ を設置し、該エンコーダによりエレベータの速度を検出し中央演算処理装置を 使用して速度帰還制御を行うものにおいて、エンコーダの出力パルス信号の倍 周装置及び分周装置と、倍周装置の出力と分周装置の出力とを切り換える切換 装置と、少なくとも2つ以上のカウンタとを設け、第1のカウンタはエンコー ダの出力パルス信号を直接入力し、第2のカウンタは切換装置の出力を入力と し、切換装置は第1のカウンタの出力が所定値以上のときには分周装置の出力 を第2のカウンタに入力し、それ以外は倍周装置の出力を第2のカウンタに入 力し、中央演算処理装置は通常時は第2のカウンタ出力,異常時は第1のカウ ンタ出力を選択する。 ものである。
【0011】
【作用】
上述の如く構成すれば、広範囲にエレベータの速度が変わっても、速度検出用 のカウンタがオーバフローすることがない。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を用いて説明する。 図1は本考案による速度検出装置の一実施例を示すブロック図、図2はエレベ ータの速度制御系を示すブロック図、図3は図1における出力パルスのタイミン グチャートを示す図であり、図中1はエレベータ巻上げ用電動機2により駆動さ れる綱車、3はエレベータかご4とつり合い重り5を連結する主索、6はエレベ ータ巻上げ用電動機2の軸などに直結されたパルスエンコーダで、図3に示すよ うなほぼ90°の位相差をもったA相パルスとB相パルスの2信号が出力される 。7はパルスエンコーダ6の出力パルスを基に後述する手順によりエレベータか ご4の速度を演算する本考案による速度検出装置。
【0013】 8は速度設定値Sと速度検出装置7の出力Vとを比較し、その偏差を増幅して 、エレベータ巻上げ用電動機2を制御する駆動制御装置、71はパルスエンコー ダのA相パルスもしくはB相パルスにおけるあるサンプリング時間内のパルス数 をカウントするカウンタ、72は検出の分解能を上げるためにA相パルス、B相 パルスを図3に示すように各パルスのエッジで1パルスとなるようなパルス信号 (4逓倍信号)に波形変換する4倍周回路、73はA相パルスあるいはB相パル スのエッジで1パルスとなる信号の4パルス毎にパルス信号(1/4逓倍信号) を波形変換する1/4分周回路。
【0014】 74は4倍周回路72の出力パルスあるいは1/4分周回路73の出力パルス におけるあるサンプリング時間内のパルス数をカウントするカウンタ、75はエ レベータかご4が高速運転中には1/4分周回路73に接続され、低速運転中に は4倍周回路72に接続されるスイッチで、分周比選択ラッチ76により自動的 に切り換えられる。分周比選択ラッチ76はカウンタ71の出力が所定値以上か 否かでスイッチ75を作動させる。
【0015】 77はカウンタ71,74及び分周比選択ラッチ76とデータバスライン80 で接続されて各種の演算を行う周知の中央演算処理装置、78はこの中央演算処 理装置77を速度検出演算用に使用する場合に割込みを掛けるための割込みタイ マーである。
【0016】 即ち、本考案の場合、速度検出装置7の出力Vとして採用されるのは、図4に 示すようにエレベータの加速時と減速時の低速度領域では4倍周回路72から得 られる精度の極めて高い信号72aで、一方エレベータの等速時のような高速度 領域では1/4分周回路73から得られるパルス数の制約された信号73aであ り、そして万一4倍周回路72あるいは1/4分周回路73を通じてカウンタ7 4が出力する信号に異常が起れば、バックアップとしてカウンタ71の信号71 aを使うものである。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、エレベータの速度がたとえ速くなってもカ ウントするパルス信号の周波数が過大になることがなく、少ない桁数の汎用IC のカウンタで十分対応ができ、又エレベータ速度が低い場合には逆にパルス信号 の周波数が極端に小さくなることがないので、良好な速度制御精度を得ることが できる。 さらに、常に独立した2系統の速度情報が得られるため、これらを比較チェッ クすることにより異常の有無を確認し、異常があれば即バックアップして信頼性 の高い速度情報を常時得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による速度検出装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】エレベータの速度帰還制御系を示すブロック図
である。
【図3】図1における各装置の出力信号のタイミングチ
ャートを示す図である。
【図4】図2において、本考案による速度領域と速度信
号の関係を示す図である。
【符号の説明】
2 電動機 6 エンコーダ 7 速度検出装置 71,74 カウンタ 72 4倍周回路 73 1/4分周回路 76 分周比選択ラッチ 77 中央演算処理装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ駆動用電動機の回転に伴なっ
    てパルス信号を出力するエンコーダを設置し、該エンコ
    ーダによりエレベータの速度を検出して速度帰還制御を
    行うものにおいて、 前記エンコーダの出力パルス信号の倍周装置及び分周装
    置と、該倍周装置の出力と該分周装置の出力とを切り換
    える切換装置と、少なくとも2以上のカウンタとを設
    け、第1のカウンタは前記エンコーダの出力パルス信号
    を直接入力し、第2のカウンタは前記切換装置の出力を
    入力とし、前記切換装置は前記第1のカウンタの出力が
    所定値以上のときには前記分周装置の出力を前記第2の
    カウンタに入力し、それ以外は前記倍周装置の出力を前
    記第2のカウンタに入力することを特徴とするエレベー
    タの速度検出装置。
  2. 【請求項2】 エレベータ駆動用電動機の回転に伴なっ
    てパルス信号を出力するエンコーダを設置し、該エンコ
    ーダによりエレベータの速度を検出し中央演算処理装置
    を使用して速度帰還制御を行うものにおいて、 前記エンコーダの出力パルス信号の倍周装置及び分周装
    置と、該倍周装置の出力と該分周装置の出力とを切り換
    える切換装置と、少なくとも2以上のカウンタとを設
    け、第1のカウンタは前記エンコーダの出力パルス信号
    を直接入力し、第2のカウンタは前記切換装置の出力を
    入力とし、前記切換装置は前記第1のカウンタの出力が
    所定値以上のときには前記分周装置の出力を前記第2の
    カウンタに入力し、それ以外は前記倍周装置の出力を前
    記第2のカウンタに入力し、前記中央演算処理装置は通
    常時は前記第2のカウンタ出力,異常時は前記第1のカ
    ウンタ出力を選択することを特徴とするエレベータの速
    度検出装置。
JP5662493U 1993-09-24 1993-09-24 エレベータの速度検出装置 Expired - Lifetime JP2560042Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7119717B2 (en) 2003-04-01 2006-10-10 Minebea Co., Ltd. Encoder output divider and R/D converter
WO2010147046A1 (ja) * 2009-06-19 2010-12-23 Ntn株式会社 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP2011006225A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Mitsubishi Electric Corp 手摺駆動制御装置
JP2011053067A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Denso Corp 回転数検出装置

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