JPH07216855A - 堰、水門用仮締切装置 - Google Patents
堰、水門用仮締切装置Info
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- JPH07216855A JPH07216855A JP3424394A JP3424394A JPH07216855A JP H07216855 A JPH07216855 A JP H07216855A JP 3424394 A JP3424394 A JP 3424394A JP 3424394 A JP3424394 A JP 3424394A JP H07216855 A JPH07216855 A JP H07216855A
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 6
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- Barrages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水中作業やクレーン作業を行うことなしに、
短時間にて仮締切ゲートによる全閉状態が得られるよう
にする。 【構成】 堰柱1間に併設してある管理橋7の下側に、
一体平板状の仮締切ゲート13を配置する。仮締切ゲー
ト13の上端部を、管理橋7にヒンジ16により取り付
け、巻上ウインチ17の操作で上流へ向けて開閉できる
ようにする。仮締切ゲート13の全閉時の姿勢を、上流
へ向けて斜め下向きに設定し、水圧荷重を河床8側で受
けさせるようにする。仮締切ゲート13の下端と両側端
に水密ゴムを取り付けて止水性を確保させる。
短時間にて仮締切ゲートによる全閉状態が得られるよう
にする。 【構成】 堰柱1間に併設してある管理橋7の下側に、
一体平板状の仮締切ゲート13を配置する。仮締切ゲー
ト13の上端部を、管理橋7にヒンジ16により取り付
け、巻上ウインチ17の操作で上流へ向けて開閉できる
ようにする。仮締切ゲート13の全閉時の姿勢を、上流
へ向けて斜め下向きに設定し、水圧荷重を河床8側で受
けさせるようにする。仮締切ゲート13の下端と両側端
に水密ゴムを取り付けて止水性を確保させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主ゲートを有する堰、水
門において主ゲートのメンテナンスや改造、取替え等を
行うときに水位を維持させるために該主ゲートの上流側
又は下流側に備えて用いる仮締切装置に関するものであ
る。
門において主ゲートのメンテナンスや改造、取替え等を
行うときに水位を維持させるために該主ゲートの上流側
又は下流側に備えて用いる仮締切装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】河川に設置される堰や水門では、堰柱間
の水路を主ゲートにより堰止めて上流側の水位を一定に
保ち、工業用水等種々の目的のために使用されるように
してある。
の水路を主ゲートにより堰止めて上流側の水位を一定に
保ち、工業用水等種々の目的のために使用されるように
してある。
【0003】一例として取水堰について示すと、図7の
(イ)(ロ)に示す如く、河川の径間方向所要間隔位置
に立設した堰柱1間に、ローラゲートの如き主ゲート2
を配置して、堰柱1の戸溝に沿って上下方向へ移動でき
るようにし、堰柱1上の開閉装置室3に設置した主ゲー
ト用巻上ウインチ4のワイヤ5を、上記主ゲート2の上
端部に取り付けたシーブ6に掛け回して主ゲート2を吊
るようにし、上記巻上ウインチ4でワイヤ5を巻上下さ
せることにより主ゲート2が開閉させられるようにして
ある。
(イ)(ロ)に示す如く、河川の径間方向所要間隔位置
に立設した堰柱1間に、ローラゲートの如き主ゲート2
を配置して、堰柱1の戸溝に沿って上下方向へ移動でき
るようにし、堰柱1上の開閉装置室3に設置した主ゲー
ト用巻上ウインチ4のワイヤ5を、上記主ゲート2の上
端部に取り付けたシーブ6に掛け回して主ゲート2を吊
るようにし、上記巻上ウインチ4でワイヤ5を巻上下さ
せることにより主ゲート2が開閉させられるようにして
ある。
【0004】上記堰柱1間の水路を堰止める主ゲート2
は、堰や水門の設備を構成するゲート開閉装置や、主ゲ
ートの動きをコントロールする制御装置等とともに重要
なものであり、長期間確実に機能できるようにするため
の維持管理が大切な要素となっている。
は、堰や水門の設備を構成するゲート開閉装置や、主ゲ
ートの動きをコントロールする制御装置等とともに重要
なものであり、長期間確実に機能できるようにするため
の維持管理が大切な要素となっている。
【0005】そのために、堰柱1間には管理橋7が設置
されて堰柱1間を往来できるようにしてあり、又、定期
的に各部の防錆処理を施したり、主ゲート2を点検、補
修するために主ゲート2を引き上げることが行われる
が、主ゲート2を上昇させてゲートを開いたときにも上
流側の水位を維持できるように仮締切りが必要となり、
従来より主ゲート2のほかに仮締切ゲートが用いられて
いる。すなわち、図7(イ)(ロ)に示すように、各堰
柱1間に併設された管理橋7の下方に位置する河床8上
には、予め径間方向へ所定間隔で支持受材9が設けられ
ており、これら支持受材9に、その下端を嵌合させるよ
うにして支柱10を立設して、該各支柱10の上端部を
上記管理橋7にあずけて固定するようにし、更に、該各
隣接する支柱10間及び堰柱1とこれに隣接する支柱1
0との間に、所定サイズとした小型ゲート体11を、管
理橋7上からトラッククレーンの操作で落し込むように
嵌入させ、各小型ゲート体11にて河水を堰止められる
ようにすると共に、このとき、各小型ゲート体11に作
用する水圧荷重を各支柱10を介して管理橋7と河床8
側で受けさせるようにした考え方のものがある(実開昭
47−30643号)。
されて堰柱1間を往来できるようにしてあり、又、定期
的に各部の防錆処理を施したり、主ゲート2を点検、補
修するために主ゲート2を引き上げることが行われる
が、主ゲート2を上昇させてゲートを開いたときにも上
流側の水位を維持できるように仮締切りが必要となり、
従来より主ゲート2のほかに仮締切ゲートが用いられて
いる。すなわち、図7(イ)(ロ)に示すように、各堰
柱1間に併設された管理橋7の下方に位置する河床8上
には、予め径間方向へ所定間隔で支持受材9が設けられ
ており、これら支持受材9に、その下端を嵌合させるよ
うにして支柱10を立設して、該各支柱10の上端部を
上記管理橋7にあずけて固定するようにし、更に、該各
隣接する支柱10間及び堰柱1とこれに隣接する支柱1
0との間に、所定サイズとした小型ゲート体11を、管
理橋7上からトラッククレーンの操作で落し込むように
嵌入させ、各小型ゲート体11にて河水を堰止められる
ようにすると共に、このとき、各小型ゲート体11に作
用する水圧荷重を各支柱10を介して管理橋7と河床8
側で受けさせるようにした考え方のものがある(実開昭
47−30643号)。
【0006】又、上記各支柱10の上端部を管理橋7に
固定する方式に代えて、図8に示す如く、各支柱10と
その下流側位置の河床8との間にステー12を斜めに取
り付けて、水圧荷重をすべて河床8側に受けさせるよう
にした方式もある。
固定する方式に代えて、図8に示す如く、各支柱10と
その下流側位置の河床8との間にステー12を斜めに取
り付けて、水圧荷重をすべて河床8側に受けさせるよう
にした方式もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来に
おける仮締切ゲートの設置方式では、いずれの場合も、
多数の支柱10を径間の水中に立設した後に、多数の小
型ゲート体11を落し込んで行くようにするので、長径
間堰の場合には、堰水が可能となる全閉状態が得られる
までに数日を要する問題があり、又、多数の支柱10を
立設する際の水中作業や多数の小型ゲート体11を取り
扱う際のクレーン作業等があるので、施工が繁雑で工事
費が大となる問題があり、特に、図8に示す方式の場合
には、水中に多数のステー12を設けることから、図7
に示す方式の場合よりも更に水中作業の量が増大する問
題がある。又、河床8に予め多数の支持受材9を設けて
おく必要があるため、取水堰全体の土木構造が複雑とな
る問題もある。
おける仮締切ゲートの設置方式では、いずれの場合も、
多数の支柱10を径間の水中に立設した後に、多数の小
型ゲート体11を落し込んで行くようにするので、長径
間堰の場合には、堰水が可能となる全閉状態が得られる
までに数日を要する問題があり、又、多数の支柱10を
立設する際の水中作業や多数の小型ゲート体11を取り
扱う際のクレーン作業等があるので、施工が繁雑で工事
費が大となる問題があり、特に、図8に示す方式の場合
には、水中に多数のステー12を設けることから、図7
に示す方式の場合よりも更に水中作業の量が増大する問
題がある。又、河床8に予め多数の支持受材9を設けて
おく必要があるため、取水堰全体の土木構造が複雑とな
る問題もある。
【0008】そこで、本発明は、主ゲートのメンテナン
スを行うに際し、水中作業やクレーン作業を行うことな
しに仮締切ゲートによる全閉状態が得られるようにする
と共に、全閉状態が得られるまでの時間を大幅に短縮す
ることができるような仮締切装置を提供し、更に、仮締
切ゲートの構築に当っては、土木構造の単純化を図るこ
とができるようにしようとするものである。
スを行うに際し、水中作業やクレーン作業を行うことな
しに仮締切ゲートによる全閉状態が得られるようにする
と共に、全閉状態が得られるまでの時間を大幅に短縮す
ることができるような仮締切装置を提供し、更に、仮締
切ゲートの構築に当っては、土木構造の単純化を図るこ
とができるようにしようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、主ゲートが昇降自在に配置され且つ管理
橋が設置されている堰柱間の水路を仮締切りする仮締切
ゲートを、堰柱間の長さに合わせて一体成形して堰柱間
に主ゲートと平行に配し、且つ該仮締切ゲートを上流側
に向けてフラップ状に開閉できるように上端部を上記管
理橋の支持桁に回動自在にヒンジ結合させると共に、該
仮締切ゲートをワイヤを介して開閉させるための仮締切
ゲート用巻上ウインチを堰柱側に設置し、更に、上記仮
締切ゲートを全閉時に下端が上流側に位置するような傾
斜姿勢となる構成とする。
決するために、主ゲートが昇降自在に配置され且つ管理
橋が設置されている堰柱間の水路を仮締切りする仮締切
ゲートを、堰柱間の長さに合わせて一体成形して堰柱間
に主ゲートと平行に配し、且つ該仮締切ゲートを上流側
に向けてフラップ状に開閉できるように上端部を上記管
理橋の支持桁に回動自在にヒンジ結合させると共に、該
仮締切ゲートをワイヤを介して開閉させるための仮締切
ゲート用巻上ウインチを堰柱側に設置し、更に、上記仮
締切ゲートを全閉時に下端が上流側に位置するような傾
斜姿勢となる構成とする。
【0010】又、仮締切ゲートを長手方向に複数分割し
て、各分割ゲート体ごとに索状物を介して開閉できるよ
うにすると共に、各分割ゲート同士間に水密具を介在さ
せるようにする構成としてもよい。
て、各分割ゲート体ごとに索状物を介して開閉できるよ
うにすると共に、各分割ゲート同士間に水密具を介在さ
せるようにする構成としてもよい。
【0011】
【作用】主ゲートのメンテナンスを行う場合は、管理橋
の下側に格納されている仮締切ゲートを、仮締切ゲート
用巻上ウインチの操作で、ヒンジを支点として下方へ回
動させるようにする。これにより、河川上流側へ向けて
斜め下向き姿勢とした全閉状態が得られる。したがっ
て、水圧荷重は主として河床側へ作用することになって
安定して受けられる。
の下側に格納されている仮締切ゲートを、仮締切ゲート
用巻上ウインチの操作で、ヒンジを支点として下方へ回
動させるようにする。これにより、河川上流側へ向けて
斜め下向き姿勢とした全閉状態が得られる。したがっ
て、水圧荷重は主として河床側へ作用することになって
安定して受けられる。
【0012】又、仮締切ゲートを複数の分割ゲート体か
らなる構成とすると、仮締切ゲートを全体で開閉する場
合よりも操作が楽になる。
らなる構成とすると、仮締切ゲートを全体で開閉する場
合よりも操作が楽になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0014】図1乃至図4は本発明の一実施例を示すも
ので、図7及び図8に示したと同様に、堰柱1間に配置
した主ゲート2を、主ゲート用巻上ウインチ4の駆動で
ワイヤ5を巻上下させることにより開閉させるようにし
てある取水堰において、堰柱1間に併設されている管理
橋7の下側に、堰柱1間の寸法と対応する長さとした一
体平板状の仮締切ゲート13を配置して、該仮締切ゲー
ト13の上端部を、仮締切ゲート13の一構成部材であ
る所定間隔位置(実施例では7個所)の縦桁14を介し
て、上記管理橋7の支持桁15に、河川上流側へ向けて
ヒンジ16によりフラップ状に上下方向へ回動自在に取
り付け、且つ上記仮締切ゲート13の下端側両端部を、
開閉装置室3に設置した仮締切ゲート用巻上ウインチ1
7のワイヤ18に接続し、該巻上ウインチ17の駆動で
ワイヤ18を巻上下させることにより上記ヒンジ16を
支点として仮締切ゲート13が開閉させられるようにし
て、全開時に管理橋7の下側に水平状態に格納させられ
るようにし、更に、上記仮締切ゲート13の全閉姿勢
を、河川上流側へ向けて斜め下向きに設定し、全閉時に
作用する水圧荷重を、主として河床8側で受けられるよ
うにする。
ので、図7及び図8に示したと同様に、堰柱1間に配置
した主ゲート2を、主ゲート用巻上ウインチ4の駆動で
ワイヤ5を巻上下させることにより開閉させるようにし
てある取水堰において、堰柱1間に併設されている管理
橋7の下側に、堰柱1間の寸法と対応する長さとした一
体平板状の仮締切ゲート13を配置して、該仮締切ゲー
ト13の上端部を、仮締切ゲート13の一構成部材であ
る所定間隔位置(実施例では7個所)の縦桁14を介し
て、上記管理橋7の支持桁15に、河川上流側へ向けて
ヒンジ16によりフラップ状に上下方向へ回動自在に取
り付け、且つ上記仮締切ゲート13の下端側両端部を、
開閉装置室3に設置した仮締切ゲート用巻上ウインチ1
7のワイヤ18に接続し、該巻上ウインチ17の駆動で
ワイヤ18を巻上下させることにより上記ヒンジ16を
支点として仮締切ゲート13が開閉させられるようにし
て、全開時に管理橋7の下側に水平状態に格納させられ
るようにし、更に、上記仮締切ゲート13の全閉姿勢
を、河川上流側へ向けて斜め下向きに設定し、全閉時に
作用する水圧荷重を、主として河床8側で受けられるよ
うにする。
【0015】又、図3に拡大して示す如く、上記仮締切
ゲート13の下端に水密具として底部水密ゴム19を取
り付け、且つ上記仮締切ゲート13の全閉位置で底部水
密ゴム19が押接されるように、河床8側にステンレス
製の戸当り部20を設け、更に、各堰柱1の対向面部と
なる側面部に、仮締切ゲート13の回動軌跡と対応する
扇状の戸溝21を設け、且つ上記仮締切ゲート13の後
面側両端に、図4に拡大して示す如く、全閉時に上記戸
溝21の後縁部22に押接させるための水密具として側
部水密ゴム23を取り付ける。
ゲート13の下端に水密具として底部水密ゴム19を取
り付け、且つ上記仮締切ゲート13の全閉位置で底部水
密ゴム19が押接されるように、河床8側にステンレス
製の戸当り部20を設け、更に、各堰柱1の対向面部と
なる側面部に、仮締切ゲート13の回動軌跡と対応する
扇状の戸溝21を設け、且つ上記仮締切ゲート13の後
面側両端に、図4に拡大して示す如く、全閉時に上記戸
溝21の後縁部22に押接させるための水密具として側
部水密ゴム23を取り付ける。
【0016】主ゲート2のメンテナンスを行うとき以外
は、仮締切ゲート13は、図1において二点鎖線で示す
如く、巻上ウインチ17にてワイヤ18を巻上げること
により管理橋7の下側に格納させておくようにする。な
お、格納姿勢の保持は、管理橋7の支持桁15等に取り
付けたストッパ(図示せず)によって行わせるようにし
てある。
は、仮締切ゲート13は、図1において二点鎖線で示す
如く、巻上ウインチ17にてワイヤ18を巻上げること
により管理橋7の下側に格納させておくようにする。な
お、格納姿勢の保持は、管理橋7の支持桁15等に取り
付けたストッパ(図示せず)によって行わせるようにし
てある。
【0017】主ゲート2のメンテナンスを行う必要が生
じた場合には、上記巻上ウインチ17にてワイヤ18を
巻下げて、仮締切ゲート13を、図1において実線で示
す如く、ヒンジ16を支点に下方へ回動させて全閉状態
にさせるようにする。この場合、ワイヤ18が巻上ウイ
ンチ17から繰り出されると、仮締切ゲート13は自重
によって閉じて行くことになり、下端の底部水密ゴム1
9が河床8側の戸当り部20に接すると同時に両端の側
部水密ゴム23が堰柱1側の戸溝21の後縁部22に接
することにより、上流側へ向けて斜め下向き姿勢で全閉
状態となるので、この状態で主ゲート2が開かれると、
河水を確実に堰止めることができる。又、仮締切ゲート
13の全閉状態が上流側へ向けて斜め下向き姿勢となる
ことから、仮締切ゲート13に作用する水圧荷重を主と
して河床8側の戸当り部20にて安定して受けることが
できる。
じた場合には、上記巻上ウインチ17にてワイヤ18を
巻下げて、仮締切ゲート13を、図1において実線で示
す如く、ヒンジ16を支点に下方へ回動させて全閉状態
にさせるようにする。この場合、ワイヤ18が巻上ウイ
ンチ17から繰り出されると、仮締切ゲート13は自重
によって閉じて行くことになり、下端の底部水密ゴム1
9が河床8側の戸当り部20に接すると同時に両端の側
部水密ゴム23が堰柱1側の戸溝21の後縁部22に接
することにより、上流側へ向けて斜め下向き姿勢で全閉
状態となるので、この状態で主ゲート2が開かれると、
河水を確実に堰止めることができる。又、仮締切ゲート
13の全閉状態が上流側へ向けて斜め下向き姿勢となる
ことから、仮締切ゲート13に作用する水圧荷重を主と
して河床8側の戸当り部20にて安定して受けることが
できる。
【0018】上記において、堰水が可能となる仮締切ゲ
ート13の全閉状態は、巻上ウインチ17からワイヤ1
8を繰り出すだけの操作で得られるので、図7や図8に
示す従来方式のように、多数の支柱10を水中に立設す
る際の水中作業や多数の小型ゲート体11を支柱10間
に落し込むためのクレーン作業が皆無であり、したがっ
て、長径間堰の場合に、全閉状態が得られるまでに従来
では数日を要していたが、本発明においては、1時間以
内で達成することができ、大幅に時間の短縮化を図るこ
とができる。又、従来では、多数の支柱10を立設する
ために、河床8側に多数の支持受材9を設けておかなけ
ればならず、堰全体の土木構造が複雑となる問題があっ
たが、本発明の場合、仮締切ゲート13のために行う河
床8側の工事としては、戸当り部20としてコンクリー
トを打ってステンレス板を固定するだけであるから、土
木構造が簡単であり、工事費の面でも有利である。更
に、本発明においては、一体平板状とした仮締切ゲート
13の下端及び両端に水密ゴムを取り付けるだけで止水
性が得られるので、多数の支柱10と小型ゲート体11
とを用いる従来方式に比して、止水長が短くて確実な止
水性が得られる点でも有利である。
ート13の全閉状態は、巻上ウインチ17からワイヤ1
8を繰り出すだけの操作で得られるので、図7や図8に
示す従来方式のように、多数の支柱10を水中に立設す
る際の水中作業や多数の小型ゲート体11を支柱10間
に落し込むためのクレーン作業が皆無であり、したがっ
て、長径間堰の場合に、全閉状態が得られるまでに従来
では数日を要していたが、本発明においては、1時間以
内で達成することができ、大幅に時間の短縮化を図るこ
とができる。又、従来では、多数の支柱10を立設する
ために、河床8側に多数の支持受材9を設けておかなけ
ればならず、堰全体の土木構造が複雑となる問題があっ
たが、本発明の場合、仮締切ゲート13のために行う河
床8側の工事としては、戸当り部20としてコンクリー
トを打ってステンレス板を固定するだけであるから、土
木構造が簡単であり、工事費の面でも有利である。更
に、本発明においては、一体平板状とした仮締切ゲート
13の下端及び両端に水密ゴムを取り付けるだけで止水
性が得られるので、多数の支柱10と小型ゲート体11
とを用いる従来方式に比して、止水長が短くて確実な止
水性が得られる点でも有利である。
【0019】次に、図5は本発明の他の実施例を示すも
ので、上記図1乃至図4に示した実施例と同様な構成に
おいて、仮締切ゲート13を径間方向で複数分割した分
割ゲート体24による組み合わせ構造とし、且つ各分割
ゲート体24の隣接する側端部同士を河川上下流方向で
ラップする形状とし、ラップ部の一方の対向面部にそれ
ぞれ水密具として側部水密ゴム23を取り付け、更に、
各分割ゲート体24毎の巻上ウインチ17を開閉装置室
3に設置すると共に、該各巻上ウインチ17から繰り出
したワイヤ18を、管理橋7の支持桁15等の部分に適
宜設けたガイドシーブを介して各分割ゲート体24に接
続したものである。
ので、上記図1乃至図4に示した実施例と同様な構成に
おいて、仮締切ゲート13を径間方向で複数分割した分
割ゲート体24による組み合わせ構造とし、且つ各分割
ゲート体24の隣接する側端部同士を河川上下流方向で
ラップする形状とし、ラップ部の一方の対向面部にそれ
ぞれ水密具として側部水密ゴム23を取り付け、更に、
各分割ゲート体24毎の巻上ウインチ17を開閉装置室
3に設置すると共に、該各巻上ウインチ17から繰り出
したワイヤ18を、管理橋7の支持桁15等の部分に適
宜設けたガイドシーブを介して各分割ゲート体24に接
続したものである。
【0020】図5の実施例の場合には、仮締切ゲート1
3を複数の分割ゲート体24からなる構成として個々に
開閉できるようにしたので、一体平板状のものを両端だ
けで吊って開閉する場合よりも操作が楽であり、したが
って、結果的に、全閉状態とするまでの時間を更に短縮
することができる。但し、各分割ゲート体24は互いに
ラップしているので、ラップしている順に、あるいは、
同時に開閉操作を行う必要がある。
3を複数の分割ゲート体24からなる構成として個々に
開閉できるようにしたので、一体平板状のものを両端だ
けで吊って開閉する場合よりも操作が楽であり、したが
って、結果的に、全閉状態とするまでの時間を更に短縮
することができる。但し、各分割ゲート体24は互いに
ラップしているので、ラップしている順に、あるいは、
同時に開閉操作を行う必要がある。
【0021】次いで、図6は本発明の更に他の実施例を
示すもので、上記図5の実施例と同様な構成において、
各分割ゲート体24の側端部を非ラップ形状とし、対向
する側端面の一方に、水圧作用により変形させられて密
着性が高められるようにした水密具としての側部水密ゴ
ム25を取り付けたものである。
示すもので、上記図5の実施例と同様な構成において、
各分割ゲート体24の側端部を非ラップ形状とし、対向
する側端面の一方に、水圧作用により変形させられて密
着性が高められるようにした水密具としての側部水密ゴ
ム25を取り付けたものである。
【0022】図6の実施例の場合には、各分割ゲート体
24の開閉順序にとらわれないので、図5の実施例の場
合よりも操作性の面で更に有利となる。
24の開閉順序にとらわれないので、図5の実施例の場
合よりも操作性の面で更に有利となる。
【0023】なお、上記実施例では、仮締切ゲート13
を主ゲート2の下流側に配置した場合を示したが、管理
橋7が主ゲート2の上流側にある場合は、仮締切ゲート
13を主ゲート2の上流側に配置するようにしてもよい
こと、又、実施例では、取水堰への採用例を示したが、
河口堰や水門等にも同様に採用できること、その他本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
を主ゲート2の下流側に配置した場合を示したが、管理
橋7が主ゲート2の上流側にある場合は、仮締切ゲート
13を主ゲート2の上流側に配置するようにしてもよい
こと、又、実施例では、取水堰への採用例を示したが、
河口堰や水門等にも同様に採用できること、その他本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の堰、水門用仮
締切装置によれば、管理橋の下側に、堰柱間の寸法と対
応する長さの一体形状の仮締切ゲートを開閉可能に設け
たので、主ゲートのメンテナンスを行うときに、短時間
にて仮締切ゲートによる全閉状態を得ることができ、且
つ、仮締切ゲートの全閉時の姿勢を上流へ向けて斜め下
向きに設定したので、河床側に単純な戸当り部を設ける
ことで、水圧荷重を安定して受けさせることができて、
土木構造の簡略化を図ることができ、従来のように、そ
の都度、水中作業やクレーン作業を伴う施工により仮締
切ゲートを設置する場合に比してメンテナンス費用を大
幅に低減することができ、又、上記仮締切ゲートを分割
構造とすることにより、開閉操作の容易化を図ることが
できて全閉状態を得るまでの時間を更に短縮することが
できる、等の優れた効果を発揮する。
締切装置によれば、管理橋の下側に、堰柱間の寸法と対
応する長さの一体形状の仮締切ゲートを開閉可能に設け
たので、主ゲートのメンテナンスを行うときに、短時間
にて仮締切ゲートによる全閉状態を得ることができ、且
つ、仮締切ゲートの全閉時の姿勢を上流へ向けて斜め下
向きに設定したので、河床側に単純な戸当り部を設ける
ことで、水圧荷重を安定して受けさせることができて、
土木構造の簡略化を図ることができ、従来のように、そ
の都度、水中作業やクレーン作業を伴う施工により仮締
切ゲートを設置する場合に比してメンテナンス費用を大
幅に低減することができ、又、上記仮締切ゲートを分割
構造とすることにより、開閉操作の容易化を図ることが
できて全閉状態を得るまでの時間を更に短縮することが
できる、等の優れた効果を発揮する。
【図1】本発明の堰、水門用仮締切装置の一実施例を示
す概略切断側面図である。
す概略切断側面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII 部拡大図である。
【図4】図2のIV−IV拡大矢視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す部分拡大切断平面図
である。
である。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す部分拡大切断平
面図である。
面図である。
【図7】従来の取水堰の一例を示すもので、(イ)は切
断側面図、(ロ)は平面図である。
断側面図、(ロ)は平面図である。
【図8】従来の取水堰の他の例を示す切断側面図であ
る。
る。
1 堰柱 2 主ゲート 4 主ゲート用巻上ウインチ 7 管理橋 13 仮締切ゲート 15 支持桁 16 ヒンジ 17 仮締切ゲート用巻上ウインチ 18 ワイヤ 23 側部水密ゴム(水密具) 24 分割ゲート体 25 側部水密ゴム(水密具)
Claims (2)
- 【請求項1】 主ゲートが昇降自在に配置され且つ管理
橋が設置されている堰柱間の水路を仮締切りする仮締切
ゲートを、堰柱間の長さに合わせて一体成形して堰柱間
に主ゲートと平行に配し、且つ該仮締切ゲートを上流側
に向けてフラップ状に開閉できるように上端部を上記管
理橋の支持桁に回動自在にヒンジ結合させると共に、該
仮締切ゲートをワイヤを介して開閉させるための仮締切
ゲート用巻上ウインチを堰柱側に設置し、更に、上記仮
締切ゲートを全閉時に下端が上流側に位置するような傾
斜姿勢となるように構成してなることを特徴とする堰、
水門用仮締切装置。 - 【請求項2】 仮締切ゲートを長手方向に複数分割し
て、各分割ゲート体ごとに索状物を介して開閉できるよ
うにすると共に、各分割ゲート同士間に水密具を介在さ
せるようにする請求項1記載の堰、水門用仮締切装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3424394A JPH07216855A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 堰、水門用仮締切装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3424394A JPH07216855A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 堰、水門用仮締切装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07216855A true JPH07216855A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12408727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3424394A Pending JPH07216855A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 堰、水門用仮締切装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07216855A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003013431A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 防潮・防波堤 |
| CN104213571A (zh) * | 2014-07-17 | 2014-12-17 | 北京翔鲲水务建设有限公司 | 水下封闭围堰结构 |
| CN111270656A (zh) * | 2020-03-21 | 2020-06-12 | 湖北省水利水电规划勘测设计院 | 一种潜底式检修闸门及闸坝检修方法 |
| CN113404012A (zh) * | 2021-06-18 | 2021-09-17 | 中国电建市政建设集团有限公司 | 自浮式封堵闸门 |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP3424394A patent/JPH07216855A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003013431A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 防潮・防波堤 |
| CN104213571A (zh) * | 2014-07-17 | 2014-12-17 | 北京翔鲲水务建设有限公司 | 水下封闭围堰结构 |
| CN111270656A (zh) * | 2020-03-21 | 2020-06-12 | 湖北省水利水电规划勘测设计院 | 一种潜底式检修闸门及闸坝检修方法 |
| CN113404012A (zh) * | 2021-06-18 | 2021-09-17 | 中国电建市政建设集团有限公司 | 自浮式封堵闸门 |
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