JPH0721693U - 高所作業車 - Google Patents
高所作業車Info
- Publication number
- JPH0721693U JPH0721693U JP5100593U JP5100593U JPH0721693U JP H0721693 U JPH0721693 U JP H0721693U JP 5100593 U JP5100593 U JP 5100593U JP 5100593 U JP5100593 U JP 5100593U JP H0721693 U JPH0721693 U JP H0721693U
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- JP
- Japan
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- telescopic boom
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Abstract
(57)【要約】
【目的】伸縮ブームが格納状態になった際に作業用バケ
ットをデッキに近接させるとともに、作業状態では、作
業用バケットをより高所に位置させる。 【構成】伸縮ブーム30の基端部における回動中心は、
伸縮ブーム30の軸心線30bに対して距離Lだけオフ
セットした状態で、旋回ポスト20の上部22先端に回
動可能に支持されている。伸縮ブーム30の下面と旋回
ポスト20との間に設けられた起伏シリンダー50は、
伸縮ブーム30が倒伏状態であっても起立させるための
推力を伸縮ブーム30に作用させることができるように
なっている。伸縮ブーム30は軸心線30bに対して回
動中心が距離Lだけオフセットされているために、倒伏
状態になると、伸縮ブーム30は水平に対する傾倒角度
が大きくなり、先端の作業用バケット60がデッキに近
接する。
ットをデッキに近接させるとともに、作業状態では、作
業用バケットをより高所に位置させる。 【構成】伸縮ブーム30の基端部における回動中心は、
伸縮ブーム30の軸心線30bに対して距離Lだけオフ
セットした状態で、旋回ポスト20の上部22先端に回
動可能に支持されている。伸縮ブーム30の下面と旋回
ポスト20との間に設けられた起伏シリンダー50は、
伸縮ブーム30が倒伏状態であっても起立させるための
推力を伸縮ブーム30に作用させることができるように
なっている。伸縮ブーム30は軸心線30bに対して回
動中心が距離Lだけオフセットされているために、倒伏
状態になると、伸縮ブーム30は水平に対する傾倒角度
が大きくなり、先端の作業用バケット60がデッキに近
接する。
Description
【0001】
本考案は、起伏および伸縮可能なブームによって、作業用バケットを高所にま で持ち上げる高所作業車に関する。
【0002】
伸縮ブームの先端部に作業用バケットが設けられた高所作業車では、作業者が 作業用バケット内に乗り込んだ状態で、伸縮ブームが起立状態とされるとともに 伸長されて、作業者が乗り込んだ作業用バケットが高所の作業位置にまで持ち上 げられるようになっている。このような高所作業車では、作業用バケットが持ち 上げられる位置を高くして、より高所においても作業できるようにすることが好 ましい。このためには、通常、伸長状態になった伸縮ブームの全長を長くしなけ ればならない。しかし、伸長状態になった伸縮ブームの全長を長くすると、伸縮 ブームを収縮して格納状態にした場合にも、収縮された伸縮ブームが長くなり、 車両上に格納できなくなるおそれがある。
【0003】 これに対して、伸長状態になった伸縮ブームの全長を長くすることなく、作業 用バケットをより高い位置にまで持ち上げるようにした高所作業車が、例えば、 実開平3−107492号公報、実開平5−12274号公報、意匠登録第80 9999号等に開示されている。この高所作業車は、図2に示すように、伸縮ブ ーム73の基端部を支持する旋回ポスト72を上方に長くして、伸縮ブーム73 の基端部をその旋回ポスト72の先端に支持させることによって、伸長された伸 縮ブームがより高所に達するようにしている。そして、収縮状態になった伸縮ブ ーム73を水平に対して傾斜した倒伏状態にすることにより、伸縮ブーム73を 車両上にて格納状態にしている。
【0004】 伸縮ブーム73と旋回ポスト72との間には、伸縮ブーム73を起立および倒 伏させるために、通常、油圧シリンダーを使用した起伏シリンダー75が介在さ れている。起伏シリンダー75の基端部は、旋回ポスト72の先端よりも下方に て上下方向に回動可能に支持されており、ピストンロッド75a先端部は、伸縮 ブーム73の中程の下面に上下方向への回動可能に支持されている。
【0005】
このような高所作業車では、収縮状態になった起伏シリンダー75が、伸縮ブ ーム73を起立させるような推力を作用させるために、起伏シリンダー75と伸 縮ブーム73との連結位置と、伸縮ブーム73と旋回ポスト72との連結位置と を結ぶ線分が、起伏シリンダー75の軸心線に対して、少なくとも角度α以上に なっている必要がある。このために、収縮状態の伸縮ブーム73を水平に対して 大きな倒伏角度にするには限界があり、伸縮ブーム73の先端部に取り付けられ た作業用バケット76を、車枠71後部のデッキ上面に近接させることができな い。このように、旋回ポスト72を上方に長くした場合には、伸縮ブーム73を 水平に対して大きく倒伏させることができず、作業用バケット76はデッキの上 方に大きな間隔をあけた状態で配置されるために、作業者は作業用バケット76 に対して容易に乗り降りすることができないという問題がある。
【0006】 実開平4−122587号公報には、伸縮ブームを格納状態にした際に、作業 用バケットをデッキに近接させるべく、収縮状態になった伸縮ブームにおけるデ ッキの遠方側部分である上側部に、起伏シリンダーのピストンロッド先端部を回 動可能に連結した高所作業車が開示されている。このような高所作業車では、伸 縮ブームに取り付けられた作業用バケットは、伸縮ブームが倒伏された格納状態 になることにより、デッキに近接した状態になる。しかしながら、伸縮ブームの 上面が起伏シリンダーのピストンロッド先端に連結されており、しかも、旋回ポ ストの上端部に対する伸縮ブームの回動中心位置が、伸縮ブームの軸心線よりも 上方になっているために、起伏シリンダーの伸長によって伸縮ブームを起立させ ても、水平に対する伸縮ブームの起立角度を大きくすることができない。その結 果、伸縮ブームを伸長しても、作業用バケットをより高所に位置させることがで きない。
【0007】 本考案は、このような問題を解決するものであり、その目的は、伸縮ブームを 倒伏させて格納状態にした際に、作業用バケットをデッキに近接して配置するこ とができるとともに、起伏シリンダーの伸長によって伸縮ブームを水平に対して 大きな角度で起立させることができ、従って、作業用バケットをより高所に位置 させることができる高所作業車を提供することにある。
【0008】
本考案の高所作業車は、車両に設けられたデッキと、該デッキ上に垂直軸回り に旋回可能に配置された旋回ポストと、該旋回ポストの上部先端に基端部が上下 方向に回動可能に支持されており、上方への回動によって起立状態になるととも に下方への回動によって倒伏状態になる伸縮可能な伸縮ブームと、該伸縮ブーム の先端部に回動可能に支持された作業用バケットと、前記伸縮ブームの下面と旋 回ポストとの間に介在されて該伸縮ブームを起立および倒伏させる起伏シリンダ ーと、を有する高所作業車であって、前記起伏シリンダーが、収縮状態になった 伸縮ブームに起立のための推力を作用させることができる状態で該伸縮ブームを 最も倒伏した際に、該伸縮ブームの水平に対する倒伏角度が大きくなるように、 伸縮ブームの基端部の回動中心位置を伸縮ブームの軸心線に対して所定距離だけ 下方にオフセットしたことを特徴とするものであり、そのことにより上記目的が 達成される。
【0009】
本考案の高所作業車では、旋回ポストに対する伸縮ブームの回動中心位置が、 伸縮ブームの軸心線から下方に所定距離だけオフセットされているために、伸縮 ブームを倒伏させると、伸縮ブームは、水平に対する倒伏角度が大きくなって、 その先端部に取り付けられた作業用バケットがデッキに近接した状態になる。こ のような状態では、作業者は容易に作業用バケット内に乗り込むことができる。 起伏シリンダーが伸長されると、起伏シリンダーは伸縮ブームの下面を押圧する ことにより、伸縮ブームを大きな角度で起立させる。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1は、本考案の高所作業車の一例を示す側面概略図である。この高所作業車 は、前部に運転席11を有し、その後部に車枠14を有する。車枠14の前部に は、ほぼ垂直状態で上方へ延出する旋回ポスト20が配置されており、この旋回 ポスト20に伸縮ブーム30の基端部が取り付けられている。旋回ポスト20は 、垂直軸回りに旋回可能になっており、その上部22は、垂直軸に対して約30 度の傾斜角度で屈曲している。
【0012】 旋回ポスト20に取り付けられる伸縮ブーム30は、基端アーム部31、中間 アーム部32、および先端アーム部33を有している。そして、先端アーム部3 3の先端に、作業用バケット60が、水平な支持軸43によって、常時、所定の 姿勢になるように、回動可能に取り付けられている。
【0013】 旋回ポスト20の上部22先端には、伸縮ブーム30における基端アーム部3 1の基端部が支持されており、また、旋回ポスト20と伸縮ブーム30における 基端アーム部31との間には、油圧シリンダーを利用した起伏シリンダー50が 介在されている。伸縮ブーム30は、先端アーム部33および中間アーム部32 が基端アーム部31内に退入した収縮状態で、起伏シリンダー50のピストンロ ッド51が最も退入した状態になると、作業用バケット60が車枠14後部のデ ッキ上面に近接した倒伏状態になる。
【0014】 伸縮ブーム30における基端アーム部31の基端部には、基端アーム部31が 倒伏した状態で、基端側になるにつれて順次前下方に突出する連結部31aが設 けられている。この連結部31aの先端部は、旋回ポスト20における上部22 先端に、水平な支持軸42によって、上下方向に回動可能に支持されている。従 って、伸縮ブーム30の回動の中心位置である支持軸42は、収縮して倒伏した 状態の伸縮ブーム30の軸心線30bに対して、前下方に距離Lだけオフセット した状態になっている。
【0015】 旋回ポスト20と伸縮ブーム30との間に介在された起伏シリンダー50は、 基端部が旋回ポスト20における上部22の中程に、水平な支持軸44によって 上下方向に回動可能に支持されている。起伏シリンダー50のピストンロッド5 1先端部は、基端アーム部31の下面の中程に、水平な支持軸45によって上下 方向に回動可能に支持されている。この起伏シリンダー50は、収縮することに よって伸縮ブーム30を倒伏状態とし、伸長することによって伸縮ブーム30を 起立状態とする。
【0016】 起伏シリンダー50は、最も収縮した状態でも、倒伏状態の伸縮ブーム30を 起立させるための推力がこの伸縮ブーム30に作用するように、旋回ポスト20 と伸縮ブーム30との間に所定の姿勢で取り付けられている。すなわち、支持軸 45と、支持軸44とを結ぶ線分が、起伏シリンダー50の軸心線に対して、所 定の最小角度αをなすように設定されている。
【0017】 従って、起伏シリンダー50が最も収縮した状態で、支持軸42および45を 結ぶ線分に対する起伏シリンダー50が伸縮ブーム30に推力を作用させる最小 角度αになると、収縮状態になった伸縮ブーム30は、その回動中心である支持 軸42が軸心線30bに対して距離Lだけ下方にオフセットされた状態になって いることにより、伸縮ブーム30は水平に対して大きな角度で倒伏して、伸縮ブ ーム30の先端部に取り付けられた作業用バケット60は、車枠14の後部デッ キ上面に近接した状態(格納状態)になる。
【0018】 このような格納状態に対して、高所作業を実施する場合には、デッキの後部上 面に近接した作業用バケット60に作業者が乗り込む。この場合、作業用バケッ ト60は、デッキに近接した状態になっているために、作業者は作業用バケット 60に容易に乗り込むことができる。
【0019】 作業用バケット60内に作業者が乗り込んで、起伏シリンダー50を伸長駆動 する場合、起伏シリンダー50は、収縮状態であっても伸縮ブーム30を起立さ せるための推力が作用し得る状態になっているために、伸縮ブーム30は、ピス トンロッド51の進出によって、支持軸42を回動中心として、上方へ回動され て起立状態とされる。そして、起伏シリンダー50が最も伸長した状態で、伸縮 ブーム30における中間アーム部32および先端アーム部33を進出すれば、図 1に二点鎖線で示すように、伸縮ブーム30は最も伸長した状態になる。
【0020】 このとき、伸縮ブーム30の基端アーム部31に設けられた連結部31aは、 車両10における運転席11の上方に位置することになり、この連結部31aが 運転席11と接触するおそれがない。
【0021】 なお、上記実施例では、伸縮ブーム30の基端部に設けられた連結部31aを 、伸縮ブーム30の基端側になるにつれて順次旋回ポスト20側に突出するよう に構成したが、このような構成に限るもりではなく、例えば、連結部31aを、 伸縮ブーム30に対して直角に屈曲して旋回ポスト20側に突出させる構成、あ るいはその突出部を「く」の字状に屈曲させたり、円弧状に湾曲させる構成とし てもよい。
【0022】
本考案の高所作業車は、このように、伸縮ブームの回動中心が、伸縮ブームの 軸心線に対して所定距離だけ下方にオフセットされているために、伸縮ブームを 倒伏状態にした場合に、水平に対する倒伏角度が大きくなって、伸縮ブーム先端 に取り付けられた作業用バケットはデッキに近接した状態になる。その結果、作 業者はデッキから容易に作業用バケットに乗り移ることができる。起伏シリンダ ーは、このような傾倒状態であっても、伸縮ブームを確実に起立させることがで き、しかも、起立される伸縮ブームは、起伏シリンダーによって下面を押し上げ られるために、大きな起立角度になり、伸縮ブームが伸長されることによって作 業用バケットはより高所に位置され、高所における作業範囲が広くなる。
【図1】本考案の高所作業車の一例を示す側面概略図で
ある。
ある。
【図2】従来の高所作業車の側面概略図である。
11 運転席 14 車枠 20 旋回ポスト 30 伸縮ブーム 31 基端アーム部 31a 連結部 32 中間アーム部 33 先端アーム部 42 支持軸 43 支持軸 44 支持軸 45 支持軸 50 起伏シリンダー
Claims (1)
- 【請求項1】 車両に設けられたデッキと、 該デッキ上に垂直軸回りに旋回可能に配置された旋回ポ
ストと、 該旋回ポストの上部先端に基端部が上下方向に回動可能
に支持されており、上方への回動によって起立状態にな
るとともに下方への回動によって倒伏状態になる伸縮可
能な伸縮ブームと、 該伸縮ブームの先端部に回動可能に支持された作業用バ
ケットと、 前記伸縮ブームの下面と旋回ポストとの間に介在されて
該伸縮ブームを起立および倒伏させる起伏シリンダー
と、を有する高所作業車であって、 前記起伏シリンダーが、収縮状態になった伸縮ブームに
起立のための推力を作用させることができる状態で該伸
縮ブームを最も倒伏した際に、該伸縮ブームの水平に対
する倒伏角度が大きくなるように、伸縮ブームの基端部
の回動中心位置を伸縮ブームの軸心線に対して所定距離
だけ下方にオフセットしたことを特徴とする高所作業
車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5100593U JPH0721693U (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 高所作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5100593U JPH0721693U (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 高所作業車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721693U true JPH0721693U (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=12874662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5100593U Pending JPH0721693U (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 高所作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721693U (ja) |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP5100593U patent/JPH0721693U/ja active Pending
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