JPH07217206A - コンクリート打継ぎ部の目違い防止方法 - Google Patents
コンクリート打継ぎ部の目違い防止方法Info
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- JPH07217206A JPH07217206A JP984794A JP984794A JPH07217206A JP H07217206 A JPH07217206 A JP H07217206A JP 984794 A JP984794 A JP 984794A JP 984794 A JP984794 A JP 984794A JP H07217206 A JPH07217206 A JP H07217206A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のコンクリート打継ぎ方法を利用して簡
易に実施が可能なコンクリート打継ぎ部の目違い防止方
法を提供する。 【構成】 既設コンクリートACに新設コンクリートN
Cを打継ぐときに、下記の〜の工程を含む工法とし
た。既設コンクリートACの挟み込む二つのせき板2
1を設ける。せき板21間にセパレータ22を貫通さ
せる。せき板21に接する複数の縦ばた23を設け
る。縦ばた23の外側に、セパレータ22を連結する
複数の横ばた24を設ける。所定箇所で縦ばた23が
横ばた24と交差する部分のすき間に打ち込み材10を
打ち込む。
易に実施が可能なコンクリート打継ぎ部の目違い防止方
法を提供する。 【構成】 既設コンクリートACに新設コンクリートN
Cを打継ぐときに、下記の〜の工程を含む工法とし
た。既設コンクリートACの挟み込む二つのせき板2
1を設ける。せき板21間にセパレータ22を貫通さ
せる。せき板21に接する複数の縦ばた23を設け
る。縦ばた23の外側に、セパレータ22を連結する
複数の横ばた24を設ける。所定箇所で縦ばた23が
横ばた24と交差する部分のすき間に打ち込み材10を
打ち込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート打継ぎ部
の目違い防止方法に係り、特に壁部コンクリート打継ぎ
部の目違いを防止可能としたものに関する。
の目違い防止方法に係り、特に壁部コンクリート打継ぎ
部の目違いを防止可能としたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、既設コンクリ
ートACに新設コンクリートNCを打継ぐ方法の一つ
に、下記の第1〜第5の工程からなる工法がある。
ートACに新設コンクリートNCを打継ぐ方法の一つ
に、下記の第1〜第5の工程からなる工法がある。
【0003】すなわち、第1の工程では、既設コンクリ
ートACの対向する壁部両側からこの既設コンクリート
ACを挟み込み、かつ新設コンクリートNCが打設され
るべき方向に突出する二つのせき板21が設けられる。
ートACの対向する壁部両側からこの既設コンクリート
ACを挟み込み、かつ新設コンクリートNCが打設され
るべき方向に突出する二つのせき板21が設けられる。
【0004】次に、第2の工程では、せき板21間であ
って、前記新設コンクリートNCが打設されるべき部分
にセパレータ22が貫通される。そして、第3の工程で
は、せき板21に接するとともに長さ方向を縦にして複
数の縦ばた23が配置される。
って、前記新設コンクリートNCが打設されるべき部分
にセパレータ22が貫通される。そして、第3の工程で
は、せき板21に接するとともに長さ方向を縦にして複
数の縦ばた23が配置される。
【0005】さらに、第4の工程では、この縦ばた23
の外側に長さ方向を横にして配置されかつセパレータ2
2を連結する複数の横ばた24が設けられる。最後に、
第5の工程では、セパレータ22が締め付けられた状態
で、二つのせき板21に新設コンクリートNCが打設さ
れる。
の外側に長さ方向を横にして配置されかつセパレータ2
2を連結する複数の横ばた24が設けられる。最後に、
第5の工程では、セパレータ22が締め付けられた状態
で、二つのせき板21に新設コンクリートNCが打設さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記コンク
リート打継ぎ方法では、セパレータ22以外の箇所では
直接締め付けがされておらず、またせき板21、縦ばた
23、横ばた24の撓み及びこれら部材の寸法誤差によ
る間隙により、コンクリート打継ぎ部とせき板21との
間にすき間が生じ、そこにコンクリートの目違いが発生
していた。
リート打継ぎ方法では、セパレータ22以外の箇所では
直接締め付けがされておらず、またせき板21、縦ばた
23、横ばた24の撓み及びこれら部材の寸法誤差によ
る間隙により、コンクリート打継ぎ部とせき板21との
間にすき間が生じ、そこにコンクリートの目違いが発生
していた。
【0007】この目違いがコンクリート、特に壁部コン
クリートに生じると、外観を損ねるだけでなく、目違い
部をモルタル等によって補修するための余分な工程が必
要となる問題があった。実際に、既設のコンクリート部
分に新たにコンクリートを打ち継ぐ工事は相当多く行わ
れており、かかる問題の解決が強く望まれていた。
クリートに生じると、外観を損ねるだけでなく、目違い
部をモルタル等によって補修するための余分な工程が必
要となる問題があった。実際に、既設のコンクリート部
分に新たにコンクリートを打ち継ぐ工事は相当多く行わ
れており、かかる問題の解決が強く望まれていた。
【0008】本発明は、上記のような事情に鑑みてされ
たもので、従来のコンクリート型枠を利用して容易に実
施できるコンクリート打継ぎ部の目違い防止方法を提供
することを課題とする。
たもので、従来のコンクリート型枠を利用して容易に実
施できるコンクリート打継ぎ部の目違い防止方法を提供
することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため以下の手段を採用した。本発明のコンクリー
ト打継ぎ部の目違い防止方法は、既設コンクリートAC
に新設コンクリートNCを打継ぐときに生じる目違いを
防止する方法であって、次の第1〜第5の5つの工程を
含む方法とした。
決するため以下の手段を採用した。本発明のコンクリー
ト打継ぎ部の目違い防止方法は、既設コンクリートAC
に新設コンクリートNCを打継ぐときに生じる目違いを
防止する方法であって、次の第1〜第5の5つの工程を
含む方法とした。
【0010】第1の工程は、前記既設コンクリートAC
の対向する壁部両側から既設コンクリートACを挟み込
み、かつ新設コンクリートNCが打設されるべき方向に
突出する二つのせき板21を設ける。
の対向する壁部両側から既設コンクリートACを挟み込
み、かつ新設コンクリートNCが打設されるべき方向に
突出する二つのせき板21を設ける。
【0011】第2の工程は、せき板21間であって、前
記新設コンクリートNCが打設されるべき部分にセパレ
ータ22を貫通させる。第3の工程は、前記せき板21
に接するとともに長さ方向を縦にして複数の縦ばた23
を配置する。
記新設コンクリートNCが打設されるべき部分にセパレ
ータ22を貫通させる。第3の工程は、前記せき板21
に接するとともに長さ方向を縦にして複数の縦ばた23
を配置する。
【0012】第4の工程は、縦ばた23の外側に、前記
セパレータ22を連結する複数の横ばた24を長さ方向
を横にして配置する。第5の工程は、前記縦ばた23と
前記横ばた24が交差する部分のすき間に差込材10を
圧入する。
セパレータ22を連結する複数の横ばた24を長さ方向
を横にして配置する。第5の工程は、前記縦ばた23と
前記横ばた24が交差する部分のすき間に差込材10を
圧入する。
【0013】このようにして組み立てられたコンクリー
ト型枠内にコンクリートを打設する。この場合、前記既
設コンクリートAC側であってコンクリート打継ぎ部に
近い個所の前記縦ばた23が前記横ばた24が交差する
部分のすき間に、くさび状の前記差込材10を打ち込む
ようにすることができる。
ト型枠内にコンクリートを打設する。この場合、前記既
設コンクリートAC側であってコンクリート打継ぎ部に
近い個所の前記縦ばた23が前記横ばた24が交差する
部分のすき間に、くさび状の前記差込材10を打ち込む
ようにすることができる。
【0014】なお、前記第1〜第5の工程に加え、前記
横角鋼管24を、ボルト・フォームタイ・コラムクラン
プ等の各種締め付け用金物で前記セパレータ22に取り
付ける工程を付加することも可能である。
横角鋼管24を、ボルト・フォームタイ・コラムクラン
プ等の各種締め付け用金物で前記セパレータ22に取り
付ける工程を付加することも可能である。
【0015】また、本発明のコンクリート打継ぎ部の目
違い防止方法は、既設コンクリートACの上部に新設コ
ンクリートNCを打継ぐ場合はもちろんのこと、既設コ
ンクリートACの側部に新設コンクリートNCを打継ぐ
場合にも実施可能である。
違い防止方法は、既設コンクリートACの上部に新設コ
ンクリートNCを打継ぐ場合はもちろんのこと、既設コ
ンクリートACの側部に新設コンクリートNCを打継ぐ
場合にも実施可能である。
【0016】ここで、セパレータ22は、鋼管、鋼棒、
鋼板、合成樹脂等とすることが可能である。縦ばた23
としては、木、鋼管、角(形)鋼管、軽みぞ形鋼、リッ
プみぞ鋼、山形鋼等を利用することができる。
鋼板、合成樹脂等とすることが可能である。縦ばた23
としては、木、鋼管、角(形)鋼管、軽みぞ形鋼、リッ
プみぞ鋼、山形鋼等を利用することができる。
【0017】横ばた24は、鋼管、角(形)鋼管、軽み
ぞ形鋼、リップみぞ鋼、山形鋼等を利用することが可能
である。前記差込材10は、鉄などの金属、もしくはそ
れに準じた固い物で形成されることが好ましい。また、
打ち込みをし易いように、くさび状をしていることがよ
り好ましい。
ぞ形鋼、リップみぞ鋼、山形鋼等を利用することが可能
である。前記差込材10は、鉄などの金属、もしくはそ
れに準じた固い物で形成されることが好ましい。また、
打ち込みをし易いように、くさび状をしていることがよ
り好ましい。
【0018】なお本発明において「目違い」とは、既設
コンクリートACと新設コンクリートNCの継ぎ際が食
い違っているものをいう。
コンクリートACと新設コンクリートNCの継ぎ際が食
い違っているものをいう。
【0019】
【作用】上記第1から第5までの工程によって組み立て
られたコンクリート型枠内では、差込材10が打ち込ま
れた箇所で、縦ばた23は、差込材10により押圧さ
れ、せき板21に密着する。さらに、せき板21は、既
設コンクリートACに密着すしている。このため、コン
クリートの打設によりコンクリート型枠内の圧力が高く
なっても、せき板21が既設コンクリートから離れにく
くなる結果、コンクリート打継ぎ部とせき板21の間に
すき間ができくくなる。よって打設されたコンクリート
と既設コンクリートの面が平坦に連続することになり、
コンクリートの打ち継ぎによる目違いが防止できる。な
お、セパレータを配した個所以外にもこの差込材10の
圧入をすれば、せき板21が全体にわたって既設コンク
リートに密着することになり効果的である。
られたコンクリート型枠内では、差込材10が打ち込ま
れた箇所で、縦ばた23は、差込材10により押圧さ
れ、せき板21に密着する。さらに、せき板21は、既
設コンクリートACに密着すしている。このため、コン
クリートの打設によりコンクリート型枠内の圧力が高く
なっても、せき板21が既設コンクリートから離れにく
くなる結果、コンクリート打継ぎ部とせき板21の間に
すき間ができくくなる。よって打設されたコンクリート
と既設コンクリートの面が平坦に連続することになり、
コンクリートの打ち継ぎによる目違いが防止できる。な
お、セパレータを配した個所以外にもこの差込材10の
圧入をすれば、せき板21が全体にわたって既設コンク
リートに密着することになり効果的である。
【0020】このように従来使用されているコンクリー
ト型枠をそのまま利用して実施できる。なお、差込材1
0をくさび状の形状にすれば、現場における簡単な打ち
込み作業で、これを縦ばた23と前記横ばた24が交差
する部分のすき間に圧入できる。
ト型枠をそのまま利用して実施できる。なお、差込材1
0をくさび状の形状にすれば、現場における簡単な打ち
込み作業で、これを縦ばた23と前記横ばた24が交差
する部分のすき間に圧入できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図5を参
照して説明する。図1は、本発明のコンクリート打継ぎ
部の目違い防止方法によるコンクリート打継ぎ部分の要
部斜視図である。図2は、本発明のコンクリート打継ぎ
部の目違い防止方法によるコンクリート打継ぎ部分の要
部正面図である。図3は、本発明のコンクリート打継ぎ
部の目違い防止方法によるコンクリート打継部分の要部
断面図である。
照して説明する。図1は、本発明のコンクリート打継ぎ
部の目違い防止方法によるコンクリート打継ぎ部分の要
部斜視図である。図2は、本発明のコンクリート打継ぎ
部の目違い防止方法によるコンクリート打継ぎ部分の要
部正面図である。図3は、本発明のコンクリート打継ぎ
部の目違い防止方法によるコンクリート打継部分の要部
断面図である。
【0022】本実施例は、建造物の地下3階から壁部コ
ンクリートを打ち継いだ場合の例である。また、以下の
説明においては、差込材をキャンバ10と、縦ばたを縦
材木23と、横ばたを横角鋼管24として説明する。
ンクリートを打ち継いだ場合の例である。また、以下の
説明においては、差込材をキャンバ10と、縦ばたを縦
材木23と、横ばたを横角鋼管24として説明する。
【0023】まず、キャンバ10の構造を図4を参照し
て説明する。このキャンバ10は、鉄でくさび形に形成
され、水平に形成された下面11と、この下面11に対
向する上面12とを有している。そして、下面11と上
面12との間の肉厚は、一端から他端に至るに従って直
線状に薄くなるように形成されている。そして、このキ
ャンバ10には、大小2種類があり、キャンバ10が打
ち込まれるべき場所の大きさによって、最適なものを使
用することが可能である。なお、このキャンバ10のサ
イズは、大きいものが45mm(W:幅)×100mm
(D:奥行き)×10mm(H:高さ)で、小さいもの
が20mm(W)×100mm(D)×10mm(H)
である。この大きさは、縦材木23と横角鋼管24の大
きさや、設置場所の状況に応じて設定され、いうまでも
なく一定のものではない。
て説明する。このキャンバ10は、鉄でくさび形に形成
され、水平に形成された下面11と、この下面11に対
向する上面12とを有している。そして、下面11と上
面12との間の肉厚は、一端から他端に至るに従って直
線状に薄くなるように形成されている。そして、このキ
ャンバ10には、大小2種類があり、キャンバ10が打
ち込まれるべき場所の大きさによって、最適なものを使
用することが可能である。なお、このキャンバ10のサ
イズは、大きいものが45mm(W:幅)×100mm
(D:奥行き)×10mm(H:高さ)で、小さいもの
が20mm(W)×100mm(D)×10mm(H)
である。この大きさは、縦材木23と横角鋼管24の大
きさや、設置場所の状況に応じて設定され、いうまでも
なく一定のものではない。
【0024】次に、本発明によるコンクリート打継ぎ部
の目違い防止方法の一例について図1〜図3を参照して
説明する。この例は、既設コンクリートAC上に新設コ
ンクリートNCを打継ぐときに生じる目違いを防止する
方法についての例である。
の目違い防止方法の一例について図1〜図3を参照して
説明する。この例は、既設コンクリートAC上に新設コ
ンクリートNCを打継ぐときに生じる目違いを防止する
方法についての例である。
【0025】まず図1に示すように、既設コンクリート
ACが横長に打設されている。この既設コンクリートA
Cの上面に、多数の鉄製の柱筋30が立設されている。
最初に、図1に示すように、既設コンクリートACの対
向する壁部両側から、既設コンクリートACを挟み込む
ようにして2つのせき板21a、21bを立設する。
ACが横長に打設されている。この既設コンクリートA
Cの上面に、多数の鉄製の柱筋30が立設されている。
最初に、図1に示すように、既設コンクリートACの対
向する壁部両側から、既設コンクリートACを挟み込む
ようにして2つのせき板21a、21bを立設する。
【0026】そして、図3に示すように、この実施例で
は、既設コンクリートACの上部に位置するせき板21
a、21b間に、金属製の複数のセパレータ22を、垂
直方向に45cmおきに、また水平方向に18cmおき
に貫通させた。
は、既設コンクリートACの上部に位置するせき板21
a、21b間に、金属製の複数のセパレータ22を、垂
直方向に45cmおきに、また水平方向に18cmおき
に貫通させた。
【0027】次に図2に示すように、せき板21a、2
1bの外側面すなわち既設コンクリートACの反対側と
なる面に接して、木製の複数の縦材木23を水平方向に
18cmおきに立設する。また、縦材木23の外側面に
接して、金属製の複数の横角鋼管24を垂直方向に45
cmおきに配置する。この横角鋼管24は、締め付け用
金物の一種である箱金物25によって、セパレータ22
に、1つおき、または2つおきに取り付けられている。
なお、箱金物25は、ボルト・フォームタイ・コラムク
ランプ等の各種締め付け用金物で代用してもよい。
1bの外側面すなわち既設コンクリートACの反対側と
なる面に接して、木製の複数の縦材木23を水平方向に
18cmおきに立設する。また、縦材木23の外側面に
接して、金属製の複数の横角鋼管24を垂直方向に45
cmおきに配置する。この横角鋼管24は、締め付け用
金物の一種である箱金物25によって、セパレータ22
に、1つおき、または2つおきに取り付けられている。
なお、箱金物25は、ボルト・フォームタイ・コラムク
ランプ等の各種締め付け用金物で代用してもよい。
【0028】次に図1及び図3に示すように、既設コン
クリートAC側であってコンクリート打継ぎ部に近い場
所で縦材木23と横角鋼管24が交差する部分に、キャ
ンバ10を、下面11が縦材木23に当接し、かつ上面
12が横角鋼管24に当接するようにして打ち込む。
クリートAC側であってコンクリート打継ぎ部に近い場
所で縦材木23と横角鋼管24が交差する部分に、キャ
ンバ10を、下面11が縦材木23に当接し、かつ上面
12が横角鋼管24に当接するようにして打ち込む。
【0029】このキャンバ10は、既設コンクリートA
Cの表面に型枠を密着させるものであるので、既設コン
クリート側に多く打ち込まれると同時に、セパレータを
配した部分のみでなく、縦材木23と横角鋼管24が交
差する部分であって、主に打継ぎ部に近接した個所に打
ち込まれる。このときに、下面11と上面12との間の
肉薄部分を下側に向けて、すなわち既設コンクリートA
C側に向けて打ち込む。
Cの表面に型枠を密着させるものであるので、既設コン
クリート側に多く打ち込まれると同時に、セパレータを
配した部分のみでなく、縦材木23と横角鋼管24が交
差する部分であって、主に打継ぎ部に近接した個所に打
ち込まれる。このときに、下面11と上面12との間の
肉薄部分を下側に向けて、すなわち既設コンクリートA
C側に向けて打ち込む。
【0030】キャンバ10が打ち込まれた箇所で、縦材
木23は、キャンバ10により押圧されせき板21に密
着し、さらに、せき板21は、既設コンクリートACに
密着する。このことにより、せき板21とコンクリート
打継ぎ部との間にすき間ができにくくなり、コンクリー
トの目違いが防止される。
木23は、キャンバ10により押圧されせき板21に密
着し、さらに、せき板21は、既設コンクリートACに
密着する。このことにより、せき板21とコンクリート
打継ぎ部との間にすき間ができにくくなり、コンクリー
トの目違いが防止される。
【0031】次に本発明の効果についての比較試験を実
施し、壁コンクリート打継ぎ部の目違い量を測定し、グ
ラフ化したものが図6及び図7である。すなわち図7
は、従来の壁コンクリート打継ぎ部の目違い量のフラフ
であり、図6は、本発明の目違い防止を実施した場合の
壁コンクリート打継ぎ部の目違い量のグラフである。
施し、壁コンクリート打継ぎ部の目違い量を測定し、グ
ラフ化したものが図6及び図7である。すなわち図7
は、従来の壁コンクリート打継ぎ部の目違い量のフラフ
であり、図6は、本発明の目違い防止を実施した場合の
壁コンクリート打継ぎ部の目違い量のグラフである。
【0032】図6及び図7において、横軸は、壁コンク
リート打継ぎ部を水平方向に30cm間隔で並ぶ計50
点の各点の番号を示しており、縦軸は、横軸の各点で壁
コンクリート部から何mm盛り上がっているかを示して
いる。
リート打継ぎ部を水平方向に30cm間隔で並ぶ計50
点の各点の番号を示しており、縦軸は、横軸の各点で壁
コンクリート部から何mm盛り上がっているかを示して
いる。
【0033】これらの測定は、打ち継ぎ部を境に、二本
のスケールをそれぞれ既設コンクリートと新設コンクリ
ート上に平行かつ水平に当接し、これらのスケールの差
をトランシットを使用して読むことによって行った。
のスケールをそれぞれ既設コンクリートと新設コンクリ
ート上に平行かつ水平に当接し、これらのスケールの差
をトランシットを使用して読むことによって行った。
【0034】図6及び図7を比較すれば明らかなよう
に、それぞれの目違い量には大きな差異が認められる。
この差異を数字で表現すれば、図7のグラフに示す従来
法による目違い量の平均値は3.680mmであり、標
準偏差は1.953であった。
に、それぞれの目違い量には大きな差異が認められる。
この差異を数字で表現すれば、図7のグラフに示す従来
法による目違い量の平均値は3.680mmであり、標
準偏差は1.953であった。
【0035】一方、図6のグラフに示す本発明の方法に
よる目違い量の平均値は0.980mmであり、標準偏
差は0.685であった。このように本発明の目違い防
止方法によれば、目違い量が大幅に減少し、ほとんど問
題とならない範囲にこれを止めることができる。さらに
目違いのバラツキも減少することが確認された。
よる目違い量の平均値は0.980mmであり、標準偏
差は0.685であった。このように本発明の目違い防
止方法によれば、目違い量が大幅に減少し、ほとんど問
題とならない範囲にこれを止めることができる。さらに
目違いのバラツキも減少することが確認された。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によるコンクリート
打継ぎ部の目違い防止方法は、差込材を圧入して、せき
板とコンクリート打継ぎ部の間にすき間ができにくくす
ることにより、コンクリートの目違いを防止できる。
打継ぎ部の目違い防止方法は、差込材を圧入して、せき
板とコンクリート打継ぎ部の間にすき間ができにくくす
ることにより、コンクリートの目違いを防止できる。
【0037】また、差込材を打ち込む工程は、従来のコ
ンクリート打継ぎ方法の工程に付加される簡単な工程で
あるので、従来のコンクリート型枠を利用して簡易に実
施することが可能である。
ンクリート打継ぎ方法の工程に付加される簡単な工程で
あるので、従来のコンクリート型枠を利用して簡易に実
施することが可能である。
【0038】さらに、目違いが防止されることにより、
コンクリート構造物の打継ぎ部の外観を損ねることが少
なくなると同時に、目違い部を補修するための余分な工
程が不要となる。このため工期の短縮化と工事費の低減
を図ることができる。
コンクリート構造物の打継ぎ部の外観を損ねることが少
なくなると同時に、目違い部を補修するための余分な工
程が不要となる。このため工期の短縮化と工事費の低減
を図ることができる。
【図1】本発明のコンクリート打継ぎ部の目違い防止方
法によるコンクリート打継ぎ部分の要部斜視図である。
法によるコンクリート打継ぎ部分の要部斜視図である。
【図2】本発明のコンクリート打継ぎ部の目違い防止方
法によるコンクリート打継ぎ部分の要部正面図である。
法によるコンクリート打継ぎ部分の要部正面図である。
【図3】本発明のコンクリート打継ぎ部の目違い防止方
法によるコンクリート打継ぎ部分の要部断面図である。
法によるコンクリート打継ぎ部分の要部断面図である。
【図4】本発明の実施例における差込材を示す図であ
る。(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は断面図
である。
る。(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は断面図
である。
【図5】従来のコンクリート打継ぎ方法による打継ぎ部
分の要部断面図である。
分の要部断面図である。
【図6】本発明のコンクリート打継ぎ部の目違い防止方
法による壁コンクリート打継ぎ部の目違い量をグラフで
示した図である。
法による壁コンクリート打継ぎ部の目違い量をグラフで
示した図である。
【図7】従来の壁コンクリート打継ぎ部の目違い量をグ
ラフで示した図である。
ラフで示した図である。
AC・・・・既設コンクリート NC・・・・新設コンクリート 10・・・・差込材 21・・・・せき板 22・・・・セパレータ 23・・・・縦ばた(縦材木) 24・・・・横ばた(横鋼管)
Claims (2)
- 【請求項1】 既設コンクリートACに新設コンクリー
トNCを打継ぐときに生じる目違いを防止する方法であ
って、 前記既設コンクリートACの対向する壁部両側から既設
コンクリートACを挟み込み、かつ新設コンクリートN
Cが打設されるべき方向に突出する二つのせき板21を
設け、 このせき板21間であって、前記新設コンクリートNC
が打設されるべき部分にセパレータ22を貫通させ、 前記せき板21に接するとともに長さ方向を縦にして複
数の縦ばた23を配置し、 この縦ばた23の外側に、前記セパレータ22を連結す
る複数の横ばた24を長さ方向を横にして配置し、 前記縦ばた23と前記横ばた24が交差する部分のすき
間に差込材10を圧入し、 上記のようにして組み立てたコンクリート型枠内にコン
クリートを打設する工程を含むことを特徴とするコンク
リート打継ぎ部の目違い防止方法。 - 【請求項2】 前記既設コンクリートAC側であってコ
ンクリート打継ぎ部に近い個所の前記縦ばた23が前記
横ばた24が交差する部分のすき間に、くさび状の前記
差込材10を打ち込むことを特徴とする請求項1に記載
のコンクリート打継ぎ部の目違い防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP984794A JPH07217206A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | コンクリート打継ぎ部の目違い防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP984794A JPH07217206A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | コンクリート打継ぎ部の目違い防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217206A true JPH07217206A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11731529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP984794A Pending JPH07217206A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | コンクリート打継ぎ部の目違い防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07217206A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101886467A (zh) * | 2010-07-09 | 2010-11-17 | 青岛新华友建工集团股份有限公司 | 一种快拆定型木胶合板墙板体系 |
| CN104018666A (zh) * | 2014-05-13 | 2014-09-03 | 成都绿迪科技有限公司 | 剪力墙模板加固装置 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP984794A patent/JPH07217206A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101886467A (zh) * | 2010-07-09 | 2010-11-17 | 青岛新华友建工集团股份有限公司 | 一种快拆定型木胶合板墙板体系 |
| CN104018666A (zh) * | 2014-05-13 | 2014-09-03 | 成都绿迪科技有限公司 | 剪力墙模板加固装置 |
| CN104018666B (zh) * | 2014-05-13 | 2016-03-23 | 温州泓盛园林建设有限公司 | 剪力墙模板加固装置 |
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