JPH07217417A - エンジンの可変バルブ切り換え制御装置 - Google Patents
エンジンの可変バルブ切り換え制御装置Info
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- JPH07217417A JPH07217417A JP6009837A JP983794A JPH07217417A JP H07217417 A JPH07217417 A JP H07217417A JP 6009837 A JP6009837 A JP 6009837A JP 983794 A JP983794 A JP 983794A JP H07217417 A JPH07217417 A JP H07217417A
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- Japan
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- engine
- valve
- switching
- cam
- low speed
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】始動時に当初から低速用カムでバルブが開閉駆
動されることを確保する。 【構成】イグニッションキースイッチが運転者によって
OFFされてから所定時間内においては(S6)、エン
ジンの運転を継続させ(S4)、この間に高速用カムか
ら低速用カムへの強制的な切り換えを実行させる(S
7)。そして、前記所定時間経過後にエンジンを停止さ
せ、その後コントロールユニットは電源を自己遮断する
(S8)。
動されることを確保する。 【構成】イグニッションキースイッチが運転者によって
OFFされてから所定時間内においては(S6)、エン
ジンの運転を継続させ(S4)、この間に高速用カムか
ら低速用カムへの強制的な切り換えを実行させる(S
7)。そして、前記所定時間経過後にエンジンを停止さ
せ、その後コントロールユニットは電源を自己遮断する
(S8)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの可変バルブ切
り換え制御装置に関し、詳しくは、速度域に応じてバル
ブ開特性(開閉タイミング,開角度,リフト量)を切り
換える可変バルブ切り換え制御装置を備えたエンジンに
おいて、始動時に低速用のバルブ開特性を確保する技術
に関する。
り換え制御装置に関し、詳しくは、速度域に応じてバル
ブ開特性(開閉タイミング,開角度,リフト量)を切り
換える可変バルブ切り換え制御装置を備えたエンジンに
おいて、始動時に低速用のバルブ開特性を確保する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、低中速運転時の高トルク特性
と高速運転時の出力向上とを両立させる目的で、運転条
件に応じて吸気バルブ又は排気バルブのリフト特性(開
特性)を異ならせ、これによって、吸排気のタイミング
或いは吸排気量を制御することが知られている(特開昭
63−167016号公報,特開昭63−57805号
公報等参照)。
と高速運転時の出力向上とを両立させる目的で、運転条
件に応じて吸気バルブ又は排気バルブのリフト特性(開
特性)を異ならせ、これによって、吸排気のタイミング
或いは吸排気量を制御することが知られている(特開昭
63−167016号公報,特開昭63−57805号
公報等参照)。
【0003】これらは、その揺動先端がバルブに当接す
る低速用ロッカアームと、この低速用ロッカアーム間に
設けられバルブの当接部を持たない自由カムフォロアで
ある高速用ロッカアームとが、共通のロッカシャフトに
揺動可能に支持され、低速用ロッカアームには低速用カ
ムが、高速用ロッカアームには前記低速用カムよりもバ
ルブの開角度又はバルブリフト量が大きくなるカムプロ
フィールを有する高速用カムが、それぞれ摺接される。
る低速用ロッカアームと、この低速用ロッカアーム間に
設けられバルブの当接部を持たない自由カムフォロアで
ある高速用ロッカアームとが、共通のロッカシャフトに
揺動可能に支持され、低速用ロッカアームには低速用カ
ムが、高速用ロッカアームには前記低速用カムよりもバ
ルブの開角度又はバルブリフト量が大きくなるカムプロ
フィールを有する高速用カムが、それぞれ摺接される。
【0004】一方、高速用ロッカアームと低速用ロッカ
アームとには、ロッカシャフトから所定の距離だけ離れ
た揺動部位において、ロッカシャフトと平行な方向に、
それぞれ嵌合穴が形成されると共に、この嵌合穴内にプ
ランジャが嵌装されており、作動油圧に応動してプラン
ジャが嵌合穴に嵌まり、或いは嵌合穴からプランジャが
抜けることで、低速用ロッカアームと高速用ロッカアー
ムとが連結されたり、その連結が解かれたりする連結切
換機構が設けられている。
アームとには、ロッカシャフトから所定の距離だけ離れ
た揺動部位において、ロッカシャフトと平行な方向に、
それぞれ嵌合穴が形成されると共に、この嵌合穴内にプ
ランジャが嵌装されており、作動油圧に応動してプラン
ジャが嵌合穴に嵌まり、或いは嵌合穴からプランジャが
抜けることで、低速用ロッカアームと高速用ロッカアー
ムとが連結されたり、その連結が解かれたりする連結切
換機構が設けられている。
【0005】そして、前記連結切換機構に対する油圧供
給制御によって2つのロッカアームの連結,連結解放を
切り換えることで、バルブの開特性を低速域に適合する
特性或いは高速域に適合する特性とのいずれかに切り換
え制御できるようになっている。また、特開平5−17
1909号公報に開示される高速用カムと低速用カムと
の切り換え機構は、高速用カムで駆動される自由カムフ
ォロアにおいて、ロストモーション機構の機能を発揮さ
せる位置と、前記ロストモーション機構の機能を停止さ
せる位置とに切り換え揺動されるレバー部材をロッカア
ームに支承させ、前記レバー部材を油圧作動プランジャ
で駆動することで、自由カムフォロアとロッカアームと
の連結,解放を切り換え制御する構成が開示されてお
り、前記油圧作動プランジャの制御によって高速用カム
と低速用カムとを選択的に用いることができるようにな
っている。
給制御によって2つのロッカアームの連結,連結解放を
切り換えることで、バルブの開特性を低速域に適合する
特性或いは高速域に適合する特性とのいずれかに切り換
え制御できるようになっている。また、特開平5−17
1909号公報に開示される高速用カムと低速用カムと
の切り換え機構は、高速用カムで駆動される自由カムフ
ォロアにおいて、ロストモーション機構の機能を発揮さ
せる位置と、前記ロストモーション機構の機能を停止さ
せる位置とに切り換え揺動されるレバー部材をロッカア
ームに支承させ、前記レバー部材を油圧作動プランジャ
で駆動することで、自由カムフォロアとロッカアームと
の連結,解放を切り換え制御する構成が開示されてお
り、前記油圧作動プランジャの制御によって高速用カム
と低速用カムとを選択的に用いることができるようにな
っている。
【0006】更に、作動角(開角度)一定のままカム位
相を制御し得るカムスプロケットをカムシャフトに取付
け、エンジン回転,負荷等によって吸気バルブ開閉時期
を高速域と低速域とで切り換える可変バルブタイミング
制御装置も知られている(「新型車解説書(FGY32−
1)」第B−44頁〜第B−45頁、編集発行 日産自動車
株式会社、1991年8月発行 等参照)。
相を制御し得るカムスプロケットをカムシャフトに取付
け、エンジン回転,負荷等によって吸気バルブ開閉時期
を高速域と低速域とで切り換える可変バルブタイミング
制御装置も知られている(「新型車解説書(FGY32−
1)」第B−44頁〜第B−45頁、編集発行 日産自動車
株式会社、1991年8月発行 等参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、速度域に応じてバルブ開特性を切り換える可変バル
ブ機構において、図8に示すように、高速用カムに切り
換えられている状態で(高速運転中に)エンジンが停止
されると、エンジン停止中に高速用カムを使用する機構
状態がそのまま維持され、次回始動時にクランキング開
始されてから低速用カムへの切り換えがなされ、前記高
速用カムから低速用カムへ機械的に切り換えられるまで
の応答遅れの間、高速域に適したバルブ開特性によって
バルブが開閉駆動されることによって始動性が悪化する
という問題があった。
に、速度域に応じてバルブ開特性を切り換える可変バル
ブ機構において、図8に示すように、高速用カムに切り
換えられている状態で(高速運転中に)エンジンが停止
されると、エンジン停止中に高速用カムを使用する機構
状態がそのまま維持され、次回始動時にクランキング開
始されてから低速用カムへの切り換えがなされ、前記高
速用カムから低速用カムへ機械的に切り換えられるまで
の応答遅れの間、高速域に適したバルブ開特性によって
バルブが開閉駆動されることによって始動性が悪化する
という問題があった。
【0008】即ち、可変バルブ機構では、前述のように
作動油圧の供給制御によってバルブ開特性を切り換える
機構を動作させる構成であるから、高速状態のままエン
ジンが停止されると、作動油圧が閉じ込められ、又は、
リリーフ状態が保持されて、高速用カムを用いる機構状
態がエンジン停止中にそのまま保持されることになる。
そして、次回始動時に、運転条件が低速運転であること
に対応して低速用の特性への切り換え指令をして作動油
圧の供給或いは作動油圧のリリーフを行わせても、実際
に低速用の特性(低速用カム)に切り換えられるまでに
は応答遅れ時間が存在し、かかる応答遅れの間は高速用
の特性でバルブの開閉駆動されることになってしまうも
のである。ここで、前記高速用バルブ開特性(高速用カ
ム)は、一般にオーバーラップが大きい特性であるか
ら、始動時のような極低空気流速域では混合気の充填が
できず、始動性を悪化させることになってしまう。
作動油圧の供給制御によってバルブ開特性を切り換える
機構を動作させる構成であるから、高速状態のままエン
ジンが停止されると、作動油圧が閉じ込められ、又は、
リリーフ状態が保持されて、高速用カムを用いる機構状
態がエンジン停止中にそのまま保持されることになる。
そして、次回始動時に、運転条件が低速運転であること
に対応して低速用の特性への切り換え指令をして作動油
圧の供給或いは作動油圧のリリーフを行わせても、実際
に低速用の特性(低速用カム)に切り換えられるまでに
は応答遅れ時間が存在し、かかる応答遅れの間は高速用
の特性でバルブの開閉駆動されることになってしまうも
のである。ここで、前記高速用バルブ開特性(高速用カ
ム)は、一般にオーバーラップが大きい特性であるか
ら、始動時のような極低空気流速域では混合気の充填が
できず、始動性を悪化させることになってしまう。
【0009】尚、高速用カムと低速用カムとを使い分け
る可変バルブ機構の他、前述の作動角を一定のまま開閉
タイミングを切り変える機構においても、同様な問題が
生じる惧れがあった。本発明は上記問題点に鑑みなされ
たものであり、エンジンの始動が、最初から低速用カム
によるバルブ開特性の下で行われることを確保できるエ
ンジンの可変バルブ切り換え制御装置を提供することを
目的とする。
る可変バルブ機構の他、前述の作動角を一定のまま開閉
タイミングを切り変える機構においても、同様な問題が
生じる惧れがあった。本発明は上記問題点に鑑みなされ
たものであり、エンジンの始動が、最初から低速用カム
によるバルブ開特性の下で行われることを確保できるエ
ンジンの可変バルブ切り換え制御装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1の発明
にかかるエンジンの可変バルブ切り換え制御装置は、図
1に示すように構成される。図1において、バルブ開特
性切り換え手段は、エンジンのバルブ開特性を複数の速
度域にそれぞれ対応する複数種に切り換えるための手段
であり、切り換え制御手段は、このバルブ開特性切り換
え手段によるバルブ開特性の切り換え動作を運転条件に
応じて制御する。
にかかるエンジンの可変バルブ切り換え制御装置は、図
1に示すように構成される。図1において、バルブ開特
性切り換え手段は、エンジンのバルブ開特性を複数の速
度域にそれぞれ対応する複数種に切り換えるための手段
であり、切り換え制御手段は、このバルブ開特性切り換
え手段によるバルブ開特性の切り換え動作を運転条件に
応じて制御する。
【0011】一方、低速域特性リセット手段は、前記切
り換え制御手段に優先して、エンジン停止時に前記バル
ブ開特性を低速域に対応する特性に強制的に切り換え
る。また、請求項2の発明にかかる装置では、前記低速
域特性リセット手段が、エンジン停止操作から所定期間
だけエンジン運転を継続させ、前記所定期間内において
前記バルブ開特性を低速域の特性に切り換えるべく前記
バルブ開特性切り換え手段を制御し、前記所定期間経過
後にエンジンを停止させる構成とした。
り換え制御手段に優先して、エンジン停止時に前記バル
ブ開特性を低速域に対応する特性に強制的に切り換え
る。また、請求項2の発明にかかる装置では、前記低速
域特性リセット手段が、エンジン停止操作から所定期間
だけエンジン運転を継続させ、前記所定期間内において
前記バルブ開特性を低速域の特性に切り換えるべく前記
バルブ開特性切り換え手段を制御し、前記所定期間経過
後にエンジンを停止させる構成とした。
【0012】
【作用】請求項1の発明にかかるエンジンの可変バルブ
切り換え制御装置では、通常に運転条件に応じてバルブ
開特性を切り換える手段に対して、エンジン停止時にバ
ルブ開特性を低速域に対応する特性に強制的に切り換え
る手段が設けられており、エンジン停止時にはたとえ高
速域に対応する開特性が用いられるべき運転条件であっ
ても、強制的に低速域に対応するバルブ開特性に切り換
えられる。従って、次回始動時には、当初から確実に低
速域に対応するバルブ開特性の下で始動が行われること
になる。
切り換え制御装置では、通常に運転条件に応じてバルブ
開特性を切り換える手段に対して、エンジン停止時にバ
ルブ開特性を低速域に対応する特性に強制的に切り換え
る手段が設けられており、エンジン停止時にはたとえ高
速域に対応する開特性が用いられるべき運転条件であっ
ても、強制的に低速域に対応するバルブ開特性に切り換
えられる。従って、次回始動時には、当初から確実に低
速域に対応するバルブ開特性の下で始動が行われること
になる。
【0013】また、請求項2の発明にかかる装置では、
エンジンの停止操作が運転者によってなされても、かか
る停止操作から所定期間だけエンジンの運転を継続さ
せ、この継続運転中にバルブ開特性を低速用のものに強
制的に切り換え、前記所定期間が経過してバルブ開特性
が低速用のものに切り換えられた後にエンジンを停止さ
せる構成である。
エンジンの停止操作が運転者によってなされても、かか
る停止操作から所定期間だけエンジンの運転を継続さ
せ、この継続運転中にバルブ開特性を低速用のものに強
制的に切り換え、前記所定期間が経過してバルブ開特性
が低速用のものに切り換えられた後にエンジンを停止さ
せる構成である。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図2は本
実施例のシステム構成の概略を示すブロック図である。
この図2において、コントロールユニット101 には、運
転者によって操作されるイグニッションキースイッチ10
2 を介して電源(バッテリ)VBが接続される一方、コ
ントロールユニットリレー103 によって自ら電源供給を
遮断できるように構成されている。
実施例のシステム構成の概略を示すブロック図である。
この図2において、コントロールユニット101 には、運
転者によって操作されるイグニッションキースイッチ10
2 を介して電源(バッテリ)VBが接続される一方、コ
ントロールユニットリレー103 によって自ら電源供給を
遮断できるように構成されている。
【0015】前記コントロールユニット101 はマイクロ
コンピュータを内蔵し、エンジン回転数Neを検出する
回転センサ104 等からの検出信号を入力し、かかる検出
信号に基づいて可変バルブ機構105 ,燃料噴射弁106 ,
点火装置107 を制御する。前記可変バルブ機構105 は、
バルブの開特性(開閉タイミング,開角度,リフト量)
をエンジンの高速運転時に対応する特性とエンジンの低
速運転時に対応する特性との2種類に切り換えるもので
あり、切換弁108 によって作動油圧の供給が制御される
ことによって前記高速用バルブ開特性と低速用バルブ開
特性とのいずれかにバルブ特性が切り換えられる油圧式
の可変バルブ機構である。
コンピュータを内蔵し、エンジン回転数Neを検出する
回転センサ104 等からの検出信号を入力し、かかる検出
信号に基づいて可変バルブ機構105 ,燃料噴射弁106 ,
点火装置107 を制御する。前記可変バルブ機構105 は、
バルブの開特性(開閉タイミング,開角度,リフト量)
をエンジンの高速運転時に対応する特性とエンジンの低
速運転時に対応する特性との2種類に切り換えるもので
あり、切換弁108 によって作動油圧の供給が制御される
ことによって前記高速用バルブ開特性と低速用バルブ開
特性とのいずれかにバルブ特性が切り換えられる油圧式
の可変バルブ機構である。
【0016】コントロールユニット101 は、前記回転セ
ンサ104 で検出されるエンジン回転数Neが所定回転数
以下の速度域(低速域)においては低速用バルブ特性
が、前記所定回転数を越える速度域(高速域)において
は高速用バルブ特性が選択されるように、バルブ開特性
切り換え機構に対する作動油の供給を制御する切換弁10
8 を制御する。
ンサ104 で検出されるエンジン回転数Neが所定回転数
以下の速度域(低速域)においては低速用バルブ特性
が、前記所定回転数を越える速度域(高速域)において
は高速用バルブ特性が選択されるように、バルブ開特性
切り換え機構に対する作動油の供給を制御する切換弁10
8 を制御する。
【0017】また、燃料噴射弁106 は、通電されて開弁
し、通電遮断されて閉弁する電磁式燃料噴射弁であっ
て、コントロールユニット101 から送られる噴射パルス
信号に応じてその開弁時間が制御され、所定圧力に調整
された燃料をエンジンの吸気系に間欠的に噴射供給す
る。更に、前記点火装置107 は、点火プラグ、点火コイ
ル,パワートランジスタ等からなる装置であり、コント
ロールユニット101 はエンジン負荷,回転数等に基づい
て設定した点火進角値に基づいて点火信号を前記パワー
トランジスタに出力し、点火プラグによる点火時期を制
御する。
し、通電遮断されて閉弁する電磁式燃料噴射弁であっ
て、コントロールユニット101 から送られる噴射パルス
信号に応じてその開弁時間が制御され、所定圧力に調整
された燃料をエンジンの吸気系に間欠的に噴射供給す
る。更に、前記点火装置107 は、点火プラグ、点火コイ
ル,パワートランジスタ等からなる装置であり、コント
ロールユニット101 はエンジン負荷,回転数等に基づい
て設定した点火進角値に基づいて点火信号を前記パワー
トランジスタに出力し、点火プラグによる点火時期を制
御する。
【0018】ここで、図3〜図6に前記可変バルブ機構
105 の具体例を示す。これについて説明すると、各気筒
には2本の吸気バルブVに対応した単一のロッカアーム
1が設けられている。前記ロッカアーム1の基端は、各
気筒に共通な中空のメインロッカシャフト3を介してシ
リンダヘッドに揺動自在に支持され、ロッカアーム1の
二股の各先端は、吸気バルブVのステム頂部に当接す
る。
105 の具体例を示す。これについて説明すると、各気筒
には2本の吸気バルブVに対応した単一のロッカアーム
1が設けられている。前記ロッカアーム1の基端は、各
気筒に共通な中空のメインロッカシャフト3を介してシ
リンダヘッドに揺動自在に支持され、ロッカアーム1の
二股の各先端は、吸気バルブVのステム頂部に当接す
る。
【0019】ロッカアーム1は平面視において略二股状
に形成され、ロッカアーム1には略その中央上方に単一
の自由カムフォロア2が設けられている。そして、図4
において、自由カムフォロア2の両側には低速用カム2
1,21が当接するローラ11,11が設けられている。自由
カムフォロア2の基端は、サブロッカシャフト16を介し
てロッカアーム1に揺動自在(相対回転可能)に支持さ
れている。自由カムフォロア2は吸気バルブVに当接す
る部位を持たず、その先端には高速用カム22に摺接する
カムフォロア部2Aが円弧状に突出して形成されてい
る。
に形成され、ロッカアーム1には略その中央上方に単一
の自由カムフォロア2が設けられている。そして、図4
において、自由カムフォロア2の両側には低速用カム2
1,21が当接するローラ11,11が設けられている。自由
カムフォロア2の基端は、サブロッカシャフト16を介し
てロッカアーム1に揺動自在(相対回転可能)に支持さ
れている。自由カムフォロア2は吸気バルブVに当接す
る部位を持たず、その先端には高速用カム22に摺接する
カムフォロア部2Aが円弧状に突出して形成されてい
る。
【0020】また、自由カムフォロア2の下側には、ス
プリングリテーナ29を摺動自在に嵌合する凹部27が形成
され、前記スプリングリテーナ29は、その基端が前記凹
部27の底面に支持されるコイルスプリング26の弾性付勢
力によって、ロッカシャフト3に当接するようになって
いる。更に、前述の自由カムフォロア2には、カムフォ
ロア部2Aの下側に、後述のレバー部材7が係合する段
部2Bと、これに連なる傾斜部2Cとが形成されてい
る。また、ロッカアーム1の下方側には、ロッカシャフ
ト3の側方でピン6に揺動自在に支承されたレバー部材
7が設けられている。
プリングリテーナ29を摺動自在に嵌合する凹部27が形成
され、前記スプリングリテーナ29は、その基端が前記凹
部27の底面に支持されるコイルスプリング26の弾性付勢
力によって、ロッカシャフト3に当接するようになって
いる。更に、前述の自由カムフォロア2には、カムフォ
ロア部2Aの下側に、後述のレバー部材7が係合する段
部2Bと、これに連なる傾斜部2Cとが形成されてい
る。また、ロッカアーム1の下方側には、ロッカシャフ
ト3の側方でピン6に揺動自在に支承されたレバー部材
7が設けられている。
【0021】前記レバー部材7の上方側方には、突起7
Aが一体に形成され、ロッカアーム1に形成された凹部
8に収容されたリターンスプリング9及びスプリングリ
テーナ10で、前述の自由カムフォロア2との係合が解除
される方向に付勢されている。一方、レバー部材7の下
端部には、ロッカアーム1に設けられた油圧室34に対す
る作動油圧の供給によって駆動される作動プランジャ31
が当接している。
Aが一体に形成され、ロッカアーム1に形成された凹部
8に収容されたリターンスプリング9及びスプリングリ
テーナ10で、前述の自由カムフォロア2との係合が解除
される方向に付勢されている。一方、レバー部材7の下
端部には、ロッカアーム1に設けられた油圧室34に対す
る作動油圧の供給によって駆動される作動プランジャ31
が当接している。
【0022】前記油圧室34に作動油圧を導く油通路は、
ロッカアーム1及びメインロッカシャフト3の内部を通
して設けられる。ロッカアーム1には、油圧室34に一端
が開口すると共に、他端がメインロッカシャフト3に対
する軸受面に貫通する通孔41が形成されている。また、
メインロッカシャフト3の内部にはオイルギャラリ42が
軸方向に形成され、このオイルギャラリ42は通孔43を介
してロッカアーム1の通孔41と連通している。
ロッカアーム1及びメインロッカシャフト3の内部を通
して設けられる。ロッカアーム1には、油圧室34に一端
が開口すると共に、他端がメインロッカシャフト3に対
する軸受面に貫通する通孔41が形成されている。また、
メインロッカシャフト3の内部にはオイルギャラリ42が
軸方向に形成され、このオイルギャラリ42は通孔43を介
してロッカアーム1の通孔41と連通している。
【0023】前記オイルギャラリ42には、前記コントロ
ールユニット101 でその作動が制御される切換弁108 を
介して、エンジンによって駆動されるオイルポンプ(図
示省略)の吐出油圧が所定の高速運転時にのみ導かれ
る。即ち、コントロールユニット101 は、高速域におい
ては前記油圧室34に作動油を導くべく前記切換弁108 を
制御し、逆に、低速域においては前記油圧室34の油圧を
低下させるべく切換弁108 を制御する。
ールユニット101 でその作動が制御される切換弁108 を
介して、エンジンによって駆動されるオイルポンプ(図
示省略)の吐出油圧が所定の高速運転時にのみ導かれ
る。即ち、コントロールユニット101 は、高速域におい
ては前記油圧室34に作動油を導くべく前記切換弁108 を
制御し、逆に、低速域においては前記油圧室34の油圧を
低下させるべく切換弁108 を制御する。
【0024】低速用カム21,21とこれらの間の高速用カ
ム22とは、それぞれ共通のカムシャフト20に一体形成さ
れ、エンジンの低回転時と高回転時とにおいて要求され
るバルブリフト特性(開特性)を満足するように異なる
形状に形成されている。つまり、高速用カム22は、低速
用カム21に比べ、バルブリフト量若しくはバルフ開期間
の少なくとも一方を大きくするカムプロフィールを有し
ている。尚、本実施例では、バルブリフト量と開期間と
を共に大きくするものとする。
ム22とは、それぞれ共通のカムシャフト20に一体形成さ
れ、エンジンの低回転時と高回転時とにおいて要求され
るバルブリフト特性(開特性)を満足するように異なる
形状に形成されている。つまり、高速用カム22は、低速
用カム21に比べ、バルブリフト量若しくはバルフ開期間
の少なくとも一方を大きくするカムプロフィールを有し
ている。尚、本実施例では、バルブリフト量と開期間と
を共に大きくするものとする。
【0025】上記構成の可変バルブ機構によると、エン
ジンの低速運転時、ロッカアーム1は低速用カム21のカ
ムプロフィールに従って揺動し、各吸気バルブVの開閉
駆動を行う。このとき、自由カムフォロア2は高速カム
22によって揺動されるものの、スプリング9の付勢力に
より、レバー部材7は図5に実線で示す位置にある。従
って、自由カムフォロア2から入力があっても、スプリ
ング26が撓むのみで、ロッカアーム1の動きが影響され
ることはない。
ジンの低速運転時、ロッカアーム1は低速用カム21のカ
ムプロフィールに従って揺動し、各吸気バルブVの開閉
駆動を行う。このとき、自由カムフォロア2は高速カム
22によって揺動されるものの、スプリング9の付勢力に
より、レバー部材7は図5に実線で示す位置にある。従
って、自由カムフォロア2から入力があっても、スプリ
ング26が撓むのみで、ロッカアーム1の動きが影響され
ることはない。
【0026】これに対して、エンジンの高速運転時に、
コントロールユニット101 が前記切換弁108 を制御する
ことにより、作動油圧がオイルギャラリ42及び油通路41
を介して油圧室34に導かれると、作動プランジャ31がレ
バー部材7をリターンスプリング9に抗して揺動させ、
図5で破線で示す位置にもらたす。この状態では、レバ
ー部材7の端部が、自由カムフォロア2の段部2Bに係
合することにより、ロッカアーム1及びカムフォロア2
が連結され一体となって、メインロッカシャフト3を中
心として揺動することになる。
コントロールユニット101 が前記切換弁108 を制御する
ことにより、作動油圧がオイルギャラリ42及び油通路41
を介して油圧室34に導かれると、作動プランジャ31がレ
バー部材7をリターンスプリング9に抗して揺動させ、
図5で破線で示す位置にもらたす。この状態では、レバ
ー部材7の端部が、自由カムフォロア2の段部2Bに係
合することにより、ロッカアーム1及びカムフォロア2
が連結され一体となって、メインロッカシャフト3を中
心として揺動することになる。
【0027】ここで、高速用カム22は低速用カム21に比
較して、バルブ開角度及びバルブリフト量が共に大とな
るように形成されているから、自由カムフォロア2がロ
ッカアーム1と一体化された揺動時は、ロッカアーム1
のローラ11が低速用カム21から浮き上がり、各吸気バル
ブVは高速用カム22のプロフィールに従って開閉駆動さ
れ、開角度及びリフト量が共に大きくなる。
較して、バルブ開角度及びバルブリフト量が共に大とな
るように形成されているから、自由カムフォロア2がロ
ッカアーム1と一体化された揺動時は、ロッカアーム1
のローラ11が低速用カム21から浮き上がり、各吸気バル
ブVは高速用カム22のプロフィールに従って開閉駆動さ
れ、開角度及びリフト量が共に大きくなる。
【0028】一方、エンジンの高回転域から再び低回転
域に移ると、切換弁108 の制御により油圧室34に導かれ
る油圧が低下し、リターンスプリング9の弾性復元力に
よりレバー部材7及び作動プランジャ31が元の位置(図
5の実線位置)に移動して、ロッカアーム1の拘束が解
除される。このように、切換弁108 による油圧室34に対
する作動油圧の選択的な供給によって、低速用カム22の
プロフィールに従った低速域に適合するバルブ開特性
と、高速用カム21のプロフィールに従った低速用カム22
よりも開角度及びリフト量の大きな高速域に適合するバ
ルブ開特性とのいずれを切り換え選択できるようになっ
ている。
域に移ると、切換弁108 の制御により油圧室34に導かれ
る油圧が低下し、リターンスプリング9の弾性復元力に
よりレバー部材7及び作動プランジャ31が元の位置(図
5の実線位置)に移動して、ロッカアーム1の拘束が解
除される。このように、切換弁108 による油圧室34に対
する作動油圧の選択的な供給によって、低速用カム22の
プロフィールに従った低速域に適合するバルブ開特性
と、高速用カム21のプロフィールに従った低速用カム22
よりも開角度及びリフト量の大きな高速域に適合するバ
ルブ開特性とのいずれを切り換え選択できるようになっ
ている。
【0029】本実施例において、バルブ開特性切り換え
手段は、前記ロッカアーム1,自由カムフォロア2,レ
バー部材7,プランジャ31,油圧室34,切換弁108 等に
よって構成され、前記切換弁108 を制御するコントロー
ルユニット101 が切り換え制御手段に相当する。尚、本
実施例では、高速用カム21と低速用カム22との切り換え
を、前述のように、レバー部材7の揺動によって前記ロ
ッカアーム1とカムフォロア2とを連結させるか否かに
よって行わせる構成としたが、カムの切り換え機構を上
記に限定するものではない。
手段は、前記ロッカアーム1,自由カムフォロア2,レ
バー部材7,プランジャ31,油圧室34,切換弁108 等に
よって構成され、前記切換弁108 を制御するコントロー
ルユニット101 が切り換え制御手段に相当する。尚、本
実施例では、高速用カム21と低速用カム22との切り換え
を、前述のように、レバー部材7の揺動によって前記ロ
ッカアーム1とカムフォロア2とを連結させるか否かに
よって行わせる構成としたが、カムの切り換え機構を上
記に限定するものではない。
【0030】例えば、特開昭63−167016号公
報,特開昭63−57805号公報等に開示されるもの
のように、高速用ロッカアームと低速用ロッカアームと
を、ロッカシャフトと平行な方向における嵌合穴とプラ
ンジャとの係合,解除によって選択的に連結させること
で、高速用カムと低速用カムとの切り換えが行われる構
成であっても良い。
報,特開昭63−57805号公報等に開示されるもの
のように、高速用ロッカアームと低速用ロッカアームと
を、ロッカシャフトと平行な方向における嵌合穴とプラ
ンジャとの係合,解除によって選択的に連結させること
で、高速用カムと低速用カムとの切り換えが行われる構
成であっても良い。
【0031】更に、複数のカムを使い分ける構成ではな
く、作動角一定のままカム位相を制御し得るカムスプロ
ケットをカムシャフトに取付け、吸気バルブ開閉時期を
速度域に応じて切り換える可変バルブタイミング制御装
置(「新型車解説書(FGY32−1)」第B−44頁〜第
B−45頁、編集発行 日産自動車株式会社、1991年8月
発行等参照)であっても良い。
く、作動角一定のままカム位相を制御し得るカムスプロ
ケットをカムシャフトに取付け、吸気バルブ開閉時期を
速度域に応じて切り換える可変バルブタイミング制御装
置(「新型車解説書(FGY32−1)」第B−44頁〜第
B−45頁、編集発行 日産自動車株式会社、1991年8月
発行等参照)であっても良い。
【0032】前記コントロールユニット101 は、エンジ
ン回転数Neで代表されるエンジン運転条件に基づいて
前記切換弁108 を制御して、低速域では前記低速用カム
21のプロフィールに従って吸気バルブVが開閉駆動され
るように、油圧室34に対する油圧供給を停止し、高速域
では前記高速用カム22のプロフィールに従って吸気バル
ブVが開閉駆動されるように、油圧室34に対して作動油
を供給するが、始動時に当初から低速用カム21に従った
バルブ開特性による開閉駆動を確実に行わせるべく、エ
ンジン停止時に図7のフローチャートに示すような制御
を行う。
ン回転数Neで代表されるエンジン運転条件に基づいて
前記切換弁108 を制御して、低速域では前記低速用カム
21のプロフィールに従って吸気バルブVが開閉駆動され
るように、油圧室34に対する油圧供給を停止し、高速域
では前記高速用カム22のプロフィールに従って吸気バル
ブVが開閉駆動されるように、油圧室34に対して作動油
を供給するが、始動時に当初から低速用カム21に従った
バルブ開特性による開閉駆動を確実に行わせるべく、エ
ンジン停止時に図7のフローチャートに示すような制御
を行う。
【0033】尚、本実施例において、切り換え制御手
段,低速域特性リセット手段としての機能は、前記図7
のフローチャートに示すようにコントロールユニット10
1 がソフトウェア的に備えている。図7のフローチャー
トにおいて、まず、ステップ1(図中ではS1としてあ
る。以下同様)では、運転者によって操作されるイグニ
ッションキースイッチ(IGS/W)102 のON・OF
Fを判別する。
段,低速域特性リセット手段としての機能は、前記図7
のフローチャートに示すようにコントロールユニット10
1 がソフトウェア的に備えている。図7のフローチャー
トにおいて、まず、ステップ1(図中ではS1としてあ
る。以下同様)では、運転者によって操作されるイグニ
ッションキースイッチ(IGS/W)102 のON・OF
Fを判別する。
【0034】イグニッションキースイッチ102 がONで
あると判別されたときには、ステップ2へ進み、後述す
るイグニッションキースイッチ102 のOFF操作時の時
間計測のために用いるタイマー値TMIGNをゼロリセ
ットしてステップ3へ進む。ステップ3では、前述のよ
うに、エンジン回転数Neなどに基づいて切換弁108 を
制御して行われる通常のカム切り換え制御(バルブ開特
性切り換え制御)を実行させ、次のステップ4では、通
常にエンジン制御(燃料噴射制御,点火時期制御)を行
わせる。
あると判別されたときには、ステップ2へ進み、後述す
るイグニッションキースイッチ102 のOFF操作時の時
間計測のために用いるタイマー値TMIGNをゼロリセ
ットしてステップ3へ進む。ステップ3では、前述のよ
うに、エンジン回転数Neなどに基づいて切換弁108 を
制御して行われる通常のカム切り換え制御(バルブ開特
性切り換え制御)を実行させ、次のステップ4では、通
常にエンジン制御(燃料噴射制御,点火時期制御)を行
わせる。
【0035】一方、運転者がエンジンを停止させるべく
イグニッションキースイッチ102 のOFF切り換えを行
うと、ステップ1からステップ5へ進み、前記タイマー
値TMIGNのカウントアップを行わせ、次のステップ
6では、前記タイマー値TMIGNで計測されるイグニ
ッションキースイッチ102 のOFF切り換え後の経過時
間が、所定時間(例えば1秒)以上になっているか否か
を判別する。
イグニッションキースイッチ102 のOFF切り換えを行
うと、ステップ1からステップ5へ進み、前記タイマー
値TMIGNのカウントアップを行わせ、次のステップ
6では、前記タイマー値TMIGNで計測されるイグニ
ッションキースイッチ102 のOFF切り換え後の経過時
間が、所定時間(例えば1秒)以上になっているか否か
を判別する。
【0036】前記ステップ6で、タイマー値TMIGN
の判別によってイグニッションキースイッチ102 がOF
F切り換えされてからの経過時間が所定時間(所定期
間)以内であると判別されると、ステップ7へ進み、エ
ンジンの運転条件とは無関係に、低速用カム21に強制的
に切り換えるべく切換弁108 を制御して前記油圧室34の
油圧を低下させる。
の判別によってイグニッションキースイッチ102 がOF
F切り換えされてからの経過時間が所定時間(所定期
間)以内であると判別されると、ステップ7へ進み、エ
ンジンの運転条件とは無関係に、低速用カム21に強制的
に切り換えるべく切換弁108 を制御して前記油圧室34の
油圧を低下させる。
【0037】また、ステップ7からステップ4へと進
み、運転者がエンジンを停止させるべくイグニッション
キースイッチ102 のOFF切り換えを行ってはいるが、
通常に燃料噴射制御,点火時期制御を行ってエンジンの
運転をイグニッションキースイッチ102 のOFF後も強
制的に継続させる。即ち、イグニッションキースイッチ
102 がOFFされてから所定時間が経過するまでは、通
常に燃料噴射,点火制御を行わせてエンジン運転を継続
させる一方、低速用カムへの切り換えを強制するもので
あり、これにより、実際にエンジンが停止される前に、
低速用カム21が用いられる機構状態にしておくことがで
きる。
み、運転者がエンジンを停止させるべくイグニッション
キースイッチ102 のOFF切り換えを行ってはいるが、
通常に燃料噴射制御,点火時期制御を行ってエンジンの
運転をイグニッションキースイッチ102 のOFF後も強
制的に継続させる。即ち、イグニッションキースイッチ
102 がOFFされてから所定時間が経過するまでは、通
常に燃料噴射,点火制御を行わせてエンジン運転を継続
させる一方、低速用カムへの切り換えを強制するもので
あり、これにより、実際にエンジンが停止される前に、
低速用カム21が用いられる機構状態にしておくことがで
きる。
【0038】ステップ6でイグニッションキースイッチ
102 がOFF切り換えされてからの経過時間が所定時間
を越えたことが判別されると、ステップ8へ進み、燃料
噴射弁106 による燃料噴射を停止させると共に、点火装
置107 による点火を停止させることで、エンジンの停止
を図り、続いて前記リレー103 をOFFさせることで、
コントロールユニット101 は電源供給を自己遮断して制
御が終了する。
102 がOFF切り換えされてからの経過時間が所定時間
を越えたことが判別されると、ステップ8へ進み、燃料
噴射弁106 による燃料噴射を停止させると共に、点火装
置107 による点火を停止させることで、エンジンの停止
を図り、続いて前記リレー103 をOFFさせることで、
コントロールユニット101 は電源供給を自己遮断して制
御が終了する。
【0039】エンジン回転数Ne等に応じた通常のカム
切り換え制御によると、高速域では高速用カム22に切り
換えられることになるが、仮にこの状態でイグニッショ
ンキースイッチ102 がOFFされると、通常であれば、
かかるOFF操作に伴って各種エンジン制御が停止さ
れ、前記高速用カム22を用いる機構状態のままエンジン
が停止されることになってしまう。この場合、次回始動
時には最初高速用カムが用いられることになり、遅れを
持って低速用カムに切り換えられることになるから、低
速用カムへ実際に切り換わるまでの間、始動性が大きく
損なわれることになる(図8参照)。
切り換え制御によると、高速域では高速用カム22に切り
換えられることになるが、仮にこの状態でイグニッショ
ンキースイッチ102 がOFFされると、通常であれば、
かかるOFF操作に伴って各種エンジン制御が停止さ
れ、前記高速用カム22を用いる機構状態のままエンジン
が停止されることになってしまう。この場合、次回始動
時には最初高速用カムが用いられることになり、遅れを
持って低速用カムに切り換えられることになるから、低
速用カムへ実際に切り換わるまでの間、始動性が大きく
損なわれることになる(図8参照)。
【0040】これに対し、本実施例では、運転条件に関
わらず低速用カムに切り換えられている状態でエンジン
が停止されることになるから、次回の始動時は当初から
低速用カムに従った吸気バルブの開閉駆動が行われ、始
動時当初にバルブ開特性が不適合(高速用カムに従った
特性)であることによって始動不良が発生することを回
避できる。
わらず低速用カムに切り換えられている状態でエンジン
が停止されることになるから、次回の始動時は当初から
低速用カムに従った吸気バルブの開閉駆動が行われ、始
動時当初にバルブ開特性が不適合(高速用カムに従った
特性)であることによって始動不良が発生することを回
避できる。
【0041】特に、本実施例では、たとえ運転者によっ
てイグニッションキースイッチ102がOFFされても、
所定時間だけエンジンの運転を継続させ、この期間内に
カムを低速用カムに強制的に切り換え制御し、低速用カ
ムに切り換えられてからエンジンを停止させるから、通
常のカム切り換え制御と同様にエンジンが運転されてい
る条件下でカム切り換えが行われることになり、カム切
り換え(バルブ開特性の切り換え)を確実かつ滑らかに
実行させることが可能である。
てイグニッションキースイッチ102がOFFされても、
所定時間だけエンジンの運転を継続させ、この期間内に
カムを低速用カムに強制的に切り換え制御し、低速用カ
ムに切り換えられてからエンジンを停止させるから、通
常のカム切り換え制御と同様にエンジンが運転されてい
る条件下でカム切り換えが行われることになり、カム切
り換え(バルブ開特性の切り換え)を確実かつ滑らかに
実行させることが可能である。
【0042】尚、本実施例では、エンジン停止時に低速
用カムへの切り換えを強制する構成としたが、バルブタ
イミングのみを速度域に応じて変化させる構成の可変バ
ルブ機構を備えるエンジンでは、エンジン停止時に低速
用のバルブタイミングへ強制的に切り換えるように作動
油を調整する切換弁を制御する構成とすれば良い。ま
た、本実施例では、バルブ開特性が高速用と低速用とに
切り換えられるものについて述べたが、速度域を3領域
以上に分け、これに対応する3つ以上のバルブ開特性を
使い分ける構成の装置であっても良い。
用カムへの切り換えを強制する構成としたが、バルブタ
イミングのみを速度域に応じて変化させる構成の可変バ
ルブ機構を備えるエンジンでは、エンジン停止時に低速
用のバルブタイミングへ強制的に切り換えるように作動
油を調整する切換弁を制御する構成とすれば良い。ま
た、本実施例では、バルブ開特性が高速用と低速用とに
切り換えられるものについて述べたが、速度域を3領域
以上に分け、これに対応する3つ以上のバルブ開特性を
使い分ける構成の装置であっても良い。
【0043】更に、バルブ特性の切り換え制御を回転数
Ne以外の運転パラメータ(例えば吸入空気量)に基づ
いて行わせる構成であっても良い。
Ne以外の運転パラメータ(例えば吸入空気量)に基づ
いて行わせる構成であっても良い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかるエンジンの可変バルブ切り換え制御装置による
と、エンジン停止時に低速域に対応するバルブ開特性に
強制的に切り換えるから、次回始動時に当初から低速域
に対応する特性でバルブが開閉駆動されることを確保で
き、バルブ開特性の不適合による始動不良の発生を回避
できるという効果がある。
かかるエンジンの可変バルブ切り換え制御装置による
と、エンジン停止時に低速域に対応するバルブ開特性に
強制的に切り換えるから、次回始動時に当初から低速域
に対応する特性でバルブが開閉駆動されることを確保で
き、バルブ開特性の不適合による始動不良の発生を回避
できるという効果がある。
【0045】また、請求項2の発明にかかる装置による
と、運転者によるエンジン停止操作から所定期間だけエ
ンジン運転を継続させ、前記所定期間内に低速域に対応
するバルブ開特性に強制的に切り換えてからエンジンを
停止させるようにしたので、バルブ開特性の切り換えを
通常にエンジンが運転されている下で行わせることがで
き、以て、バルブ特性の切り換えを確実かつ滑らかに実
行させることが可能である。
と、運転者によるエンジン停止操作から所定期間だけエ
ンジン運転を継続させ、前記所定期間内に低速域に対応
するバルブ開特性に強制的に切り換えてからエンジンを
停止させるようにしたので、バルブ開特性の切り換えを
通常にエンジンが運転されている下で行わせることがで
き、以て、バルブ特性の切り換えを確実かつ滑らかに実
行させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示すシステムブロック図。
【図3】実施例の可変バルブ機構を示す図。
【図4】実施例の可変バルブ機構を示す図(図3のIV−
IV断面図) 。
IV断面図) 。
【図5】実施例の可変バルブ機構を示す図(図4のV−
V断面図)。
V断面図)。
【図6】実施例の可変バルブ機構を示す図(図4のVI−
VI断面図) 。
VI断面図) 。
【図7】実施例のバルブ開特性制御を示すフローチャー
ト。
ト。
【図8】従来技術の問題点を説明するためのタイムチャ
ート。
ート。
1 ロッカアーム 2 自由カムフォロア 3 メインロッカシャフト 7 レバー部材 9 リターンスプリング 10 スプリングリテーナ 21 低速用カム 22 高速用カム 31 作動プランジャ 34 油圧室 101 コントロールユニット 102 イグニッションキースイッチ 104 回転センサ 105 可変バルブ機構 106 燃料噴射弁 107 点火装置 108 切換弁
Claims (2)
- 【請求項1】エンジンのバルブ開特性を複数の速度域に
それぞれ対応する複数種に切り換えるバルブ開特性切り
換え手段と、 該バルブ開特性切り換え手段によるバルブ開特性の切り
換え動作を運転条件に応じて制御する切り換え制御手段
と、 を備えたエンジンの可変バルブ切り換え制御装置におい
て、 前記切り換え制御手段に優先して、エンジン停止時に前
記バルブ開特性を低速域に対応する特性に強制的に切り
換える低速域特性リセット手段を設けたことを特徴とす
るエンジンの可変バルブ切り換え制御装置。 - 【請求項2】前記低速域特性リセット手段が、エンジン
停止操作から所定期間だけエンジン運転を継続させ、前
記所定期間内において前記バルブ開特性を低速域の特性
に切り換えるべく前記バルブ開特性切り換え手段を制御
し、前記所定期間経過後にエンジンを停止させることを
特徴とする請求項1記載のエンジンの可変バルブ切り換
え制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6009837A JPH07217417A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | エンジンの可変バルブ切り換え制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6009837A JPH07217417A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | エンジンの可変バルブ切り換え制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217417A true JPH07217417A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11731249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6009837A Pending JPH07217417A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | エンジンの可変バルブ切り換え制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07217417A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002061522A (ja) * | 2000-08-17 | 2002-02-28 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用内燃機関の制御装置 |
| JP2007120358A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| JP2008273348A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | ダンプカー及びその駆動制御装置 |
| JP2018112163A (ja) * | 2017-01-13 | 2018-07-19 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関システム |
| JP2018132008A (ja) * | 2017-02-16 | 2018-08-23 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関システム |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP6009837A patent/JPH07217417A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002061522A (ja) * | 2000-08-17 | 2002-02-28 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用内燃機関の制御装置 |
| JP2007120358A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| JP2008273348A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | ダンプカー及びその駆動制御装置 |
| JP2018112163A (ja) * | 2017-01-13 | 2018-07-19 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関システム |
| DE102018100342A1 (de) | 2017-01-13 | 2018-07-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Verbrennungsmotorsteuersystem |
| US10294835B2 (en) | 2017-01-13 | 2019-05-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Internal combustion engine control system |
| DE102018100342B4 (de) | 2017-01-13 | 2023-03-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Verbrennungsmotorsteuersystem |
| JP2018132008A (ja) * | 2017-02-16 | 2018-08-23 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関システム |
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