JPH07218620A - 超音波変換器システム - Google Patents

超音波変換器システム

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JPH07218620A
JPH07218620A JP1995394A JP1995394A JPH07218620A JP H07218620 A JPH07218620 A JP H07218620A JP 1995394 A JP1995394 A JP 1995394A JP 1995394 A JP1995394 A JP 1995394A JP H07218620 A JPH07218620 A JP H07218620A
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JP
Japan
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line
aperture
scan
apertures
steering angle
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JP1995394A
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English (en)
Inventor
G Miller David
デイヴィッド・ジー・ミラー
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HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変動する走査深度において適正な送受信深度
が得られ、画像の解像度の向上とフレーム率低下の抑制
を可能とする超音波変換器システムを提供することを目
的とする。 【構成】 高度方向のアパーチャ31〜34の深度に対
応させた送出焦点を設け、アパーチャ31〜34はそれ
ぞれセグメントにグループ化し、制御プロセッサ50の
指示に基づき、少なくとも二つのセグメントを選択し、
送出器ドライバ62が送受信(T/R)回路54を送出
側に切り換えて、異なる時間に選択したステアリング角
で対象物に少なくとも二つの走査線を送出し、その反射
エコーは送出器ドライバ62により受信側に切り換えら
れた送受信(T/R)回路54を経て線バッファ・メモ
リ86に入力され、対応する高度方向のアパーチャを合
焦する部分を使用するように選択されたステアリング角
について線接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波変換器システムに
関し、より詳細には、大きな深さに亘って、焦点合わせ
が改善され、したがって解像度が改善された超音波変換
器システムに関する。
【0002】
【従来の技術】超音波走査システムは現在さまざまな医
療用および産業用アプリケーションにおいて表面からは
見えない深さにある組織や他の人体の部分および機械的
構造の画像を非浸食的、非破壊的に獲得するのに用いら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ほとんどの既存の超音
波走査システムの問題点の一つとして、超音波変換器は
通常送出及び受信のいずれについても所定の深さまで焦
点合わせが行われることである。すなわち、超音波ビー
ムは焦点より浅い点、特に焦点より深い点において方位
方向(超音波変換器の通常の走査方向に平行)と高度方
向(走査方向に対して直角)との両方に相対的に広い。
対象とする領域の深さが同じであるときこれは問題にな
らない。しかし、超音波走査を行う領域は通常かなりの
範囲の深さに及んでいる。したがって、ビームは通常は
かかる範囲の中間点付近で焦点が合わされ、したがって
走査中このビームは程度は様々であるがほとんど焦点を
外れたものとなる。
【0004】この問題を解決するために従来様々な技術
が用いられてきた。しかし、かかる技術にもほとんどの
場合送出用の単一の焦点を有する単一の送出アパーチャ
を用い、受信時には一般に方位方向にアパーチャを変化
させてより均一なfナンバを維持し、また可変の焦点を
得られるようにしている。米国特許第4,359,76
7号と第4,670,683号では同様の技術を用いて
高度方向に受信焦点を制御している。
【0005】しかし、これらの技術は、深い場所からの
エコーを受けるときに可変の受信焦点を提供することに
よって解像度は改善されるものの、送出ビームが走査の
深度範囲のほとんどにおいて焦点を外れることから依然
として解像度の劣化があるという点で問題の半分を解決
するにすぎない。方位方向にあるステアリング角で複数
の送出アパーチャを有し、異なる深さの適当な送出走査
線に対するデータの利用を可能にするための線接合を行
うシステムが近年市場に現われているが、高度方向の送
出と受信あるいは高度および方位の両方向の送出と受信
のいずれかに用いる適当なアパーチャと焦点を提供する
システムは従来技術にはない。さらに、複数の走査線を
あるステアリング角で送出するとフレーム率がかなり低
下し、これは心臓のような運動する組織を走査する際に
は許容できないものであるが、従来技術では複数の送出
アパーチャを使用する際にこれを補償するためのフレー
ム率の改善の問題が解決されていない。複数の走査線を
特定のステアリング角で使用することができれば、解像
度をさらに上げることが可能であり、これは従来の技術
では望めなかったことである。
【0006】したがって、高度方向および/または高度
方向と方位方向の両方に複数の走査アパーチャを提供
し、それによって変動する走査深度において適正な送受
信焦点を提供し、画像の解像度を向上させる改善された
超音波走査システムが必要とされている。これを行う場
合、複数の走査線に起因するフレーム率の低下を抑え、
複数のアパーチャから所定のステアリング角で送出され
る複数の走査線を用いてより大きな解像度の向上を得る
ことが望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】そこで、本発明
は方位方向にM個の超音波変換器エレメントあるいはチ
ャネルを備えた超音波変換器アレーを有する超音波変換
器システムを提供する。これらの超音波変換器エレメン
トのうちの少なくとも選択された1つが高度方向にN個
のセグメントに分割され、かかるセグメントをグループ
にしてE個の高度方向のアパーチャが形成される。送出
焦点がこれらの高度方向のアパーチャに対して選択され
た深さに設けられ、焦点深度は高度方向のアパーチャの
サイズが大きくなるのにともなって大きくなる。選択さ
れた超音波変換器チャネルのセグメントが付勢されて走
査線が選択されたステアリング角で送出される。少なく
とも選択されたステアリング角について、少なくとも2
つの異なる高度方向のアパーチャのためのセグメントが
異なる時間に付勢され、少なくとも2つの走査線がかか
るステアリング角で送出される。超音波変換器が付勢さ
れるたびにそれに応じて超音波変換器アレーからのエコ
ー信号が受信される。受信されたエコー信号は、受信さ
れた各走査線から対応する高度方向のアパーチャが合焦
される部分を用いるように選択されたステアリング角に
ついて線接合される。走査線を所定のステアリング角で
送出するのに用いられる高度方向のアパーチャの制御に
加えて、各走査線の受信に用いられる高度方向のアパー
チャも制御することができる。ある走査線に用いられる
受信高度方向のアパーチャが所定の方法で送出高度方向
のアパーチャと関係付けられ、所定の応答が得られる。
好適な実施例においては、ある走査線の送出高度方向ア
パーチャと受信高度方向のアパーチャは同じである。好
適な実施例において、送出焦点は各高度方向のアパーチ
ャについて異なるセグメント構成を有するセグメント化
されたレンズによって提供され、各高度方向のアパーチ
ャについて異なるセグメント構成を有するセグメント化
された超音波変換器面を用いてあるいはその組み合わせ
を用いて所望の焦点深度が提供される。
【0008】また、これらのチャネルをグループにして
方位方向に複数のアパーチャが形成され、方位焦点がそ
れぞれの方位アパーチャについて確立される。好適な実
施例においては、E個の方位方向のアパーチャがあり、
各方位方向のアパーチャに対する方位焦点は対応する高
度方向のアパーチャの高度焦点と同じである。かかる実
施例において、少なくとも2つの異なるアパーチャに対
する超音波変換器チャンネルとセグメントは、選択され
たステアリング角について異なる時間に付勢される。実
施例において、各高度方向のアパーチャのセグメントは
より大きい高度方向のアパーチャのそれぞれに含まれ、
少なくとも2つの高度方向のアパーチャからの送出が行
われる選択されたステアリング角は走査線が送出される
すべてのステアリング角である。
【0009】走査線の合焦されたセグメントが線接合さ
れて所定のステアリング角での表示が生成される上述し
た技術によれば解像度が向上するが、解像度は上述した
ように、各高度方向のアパーチャに対して対応する高度
方向のアパーチャに一致させた異なる方位方向のアパー
チャを提供することによってさらに向上させることがで
きる。同様に、解像度はより高い周波数の超音波信号を
用いて向上させることができる。しかし、かかる信号は
より大きい深度では減衰される。したがって、システム
解像度はアパーチャ深度に合わせた各高度方向のアパー
チャに対する周波数を用いて向上させることができる。
線接合は少なくとも1つの線バッファ・メモリを設け
て、各走査線の対応する高度方向のアパーチャが合焦さ
れる深度に対するステアリング角に対する部分がこの線
バッファ・メモリに記憶され、したがってこのステアリ
ング角での走査が終了した後所望の線接合された走査線
データがこの線バッファ・メモリに記憶される。
【0010】場合によっては、解像度は、E個の高度方
向のアパーチャのそれぞれに対する走査線をほぼ均一に
間隔をおいた複数のステアリング角で送出し、これら複
数のステアリング角の中間のステアリング角に対するE
個より少ない選択された数の高度方向のアパーチャに対
する走査線を送出することによっても向上させることが
できる。好適には、中間的ステアリング角に対する選択
された数の高度方向のアパーチャはより深い場所で合焦
される1つあるいはそれ以上の高度方向のアパーチャで
あり、さもなければそのような深い深度では角度のつい
た走査線の間隔がより大きくなるため解像度が低下す
る。中間的ステアリング角に対して用いられる選択され
たアパーチャはまた方位方向のアパーチャを含む。
【0011】上述した線接合技術の問題点の一つとし
て、システムのフレーム率の低下がある。システムのフ
レーム率を上げることによってこの問題を低減するのに
さまざまな技術を用いることができる。かかる技術の一
つに、選択された走査線の走査深度を小さくする方法が
ある。深度を小さくした選択された走査線はたとえば走
査の終端におけるステアリング角等の選択されたステア
リング角の走査線とすることができる。一実施例におい
ては、走査深度の縮小はステアリング角が走査の2つの
終端に近づくにつれて大きくなる。あるいは、深度を縮
小した選択された走査線は最も短い焦点深度を有する高
度方向のアパーチャの走査線とすることができ、かかる
走査線の走査深度はかかる走査線に対する受信エコー信
号を用いて線接合が行われる最大深度に対応する。この
技術を用いる場合、走査線は、縮小された深度の走査線
に同じあるいは近接するステアリング角の長い走査線が
続かないようにステアリング角に対して順序づけること
ができる。これによって、短い走査線のエコーがその後
に生成された長い走査線に干渉しないようにすることが
できるが、時間的な不調和あるいは画像の不連続性のた
めに実用的でない場合がある。これを行う場合、線接合
のために複数の走査バッファが必要な場合があり、ある
ステアリング角で受信される走査線の部分はそのステア
リング角に対するすべての走査線が送出されるまでバッ
ファ中で組み立てられる。必要なバッファの数は一般に
アパーチャE個の数に等しく、あるいは最低でもあるス
テアリング角で走査線を送出するのに用いられる可能性
のあるかかるアパーチャの最大数に等しい。
【0012】走査深度は送出のために超音波変換器セグ
メントを付勢するのに提供される電力を下げることによ
って縮小することができる。これを行う場合、一般にエ
コー信号の受信利得を大きくして所望の信号レベルを維
持することが望ましい。また、深度を小さくした走査線
の周波数を上げることが望ましい。これは、高周波数信
号はより周波数の低い信号より速く減衰されるためであ
る。
【0013】また、フレーム率は走査線が送出される方
位方向のステアリング角の数を少なくすることによって
上げることができる。一実施例においては、隣接する選
択されたステアリング角の間の間隔はステアリング角の
コサインに反比例する。これによって特に走査の終端に
おけるステアリング角の数を少なくすることができる。
【0014】少なくとも一実施例においては、超音波変
換器ケーブルへの配線は、超音波変換器アレーに用いら
れるアパーチャの変化に応じて動作して適当なアパーチ
ャの超音波変換器チャネルのセグメントが通電されるよ
うにするスイッチを設けることによって少なくすること
ができる。
【0015】本発明の以上の目的、特徴および利点また
その他の目的、特徴および利点は添付図面に示す本発明
の実施例の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0016】
【実施例】図1に示す超音波変換器10は内部アパーチ
ャ(以下、小アパーチャという)12と外部アパーチャ
(以下、大アパーチャという)14を有する。超音波変
換器アレー10は、方位方向16に、複数のエレメント
あるいはチャネルC1−CNから構成される。たとえば
医療用アプリケーションに用いられる超音波走査変換器
は64個、128個あるいは256個のエレメントを有
する。一実施例において、大アパーチャ14中のエレメ
ントの数は小アパーチャ12中のエレメントの数の1.
4倍から2倍である。したがって、この比率を2倍と
し、128のエレメントからなる超音波変換器を想定す
ると(すなわちN=128)、エレメントC1−C32
とC1−C128は大アパーチャのみの一部をなす。さ
らに、それぞれのアパーチャは高度方向18に複数のセ
グメントに分割される。2アパーチャ超音波変換器の場
合、各エレメントは三つのセグメントS1−S3に分割
される。好適な実施例においては、セグメントS2はセ
グメントS1とセグメントS3との和に等しい。つま
り、高度方向の小アパーチャ12のサイズは大アパーチ
ャ14の半分である。方位方向と同様に、高度方向のア
パーチャ・サイズの好適な比率は1.4から2である。
超音波変換器のエレメントおよびセグメントへの分割は
単一の超音波変換器材料のブロックに適当に分割された
電極を用いることによって行うことができる。あるいは
エレメントおよびセグメントは当該技術分野において周
知である方法を用いて刻み目を入れたり、その他の方法
で個々の超音波変換器エレメントおよび/またはセグメ
ントを形成することによって形成することができる。し
たがって、図1から小アパーチャ12はチャネルC33
−C96用のS2セグメントによって形成され、大アパ
ーチャ14はN個の超音波変換器エレメントあるいはチ
ャネルすべての三つのセグメントのすべてによって形成
されることがわかる。さらに、動作上の理由からチャネ
ルC1−C32およびC97−C128の超音波変換器
エレメントを分割する必要はなく、本発明はこれらのチ
ャネルを分割することなく実施することが可能である
が、超音波変換器アレーを小アパーチャ12によって使
用されるチャネルだけではなくすべてのチャネルが分割
された状態に製作する方が通常は簡単であることに注意
しなければならない。
【0017】超音波変換器10は通常利用可能なチャネ
ルの選択されたアパーチャを用い、またかかるチャネル
とそのチャネルから受信されるエコー信号の通電を選択
的に遅延することによって方位方向に特定の深度とステ
アリング角で合焦される。しかし、焦点の幅を決定する
fナンバは距離範囲すなわち目標深度に正比例し、アパ
ーチャのサイズに反比例する。したがって、対象となる
距離範囲全体にわたってほぼ均一なfナンバ、すなわち
ほぼ均一なビーム幅を得るためには、アパーチャのサイ
ズは方位方向と高度方向の両方向への深度が増すにつれ
て大きくなるのが望ましい。さらに、真の均一なビーム
幅を得るためにはこの深度にともなったアパーチャサイ
ズの変化は方位方向と高度方向の両方向に存在すること
が望ましい。
【0018】しかし、それぞれのステアリング角で送出
される走査線は通常1本だけであるため、従来、アパー
チャの修正は主として受信時にまた主として方位方向に
のみ実施されていた。詳しくは後述するが、本発明では
(a)送出と受信のいずれの場合にもアパーチャの修正
を可変とし、(b)かかる送出時と受信時のアパーチャ
の変更を高度方向(好適には方位方向と高度方向の両方
向)に行い、少なくとも対象とする深度範囲全体にわた
って最適に近いビーム幅と焦点を提供することを考えて
いる。
【0019】高度方向の焦点合わせは各セグメントの遅
延を変化させることによって行うことができるが、この
ような方法による高度方向の合焦を行うための装置は特
に可変の焦点合わせが送出時と受信時にともに発生する
場合には複雑なものになる。したがって、図2に示す本
発明の好適な実施例においては、大アパーチャ14が用
いられるときに送出のために同時に付勢されるチャネル
Cの超音波変換器のセグメントS1、S2およびS3を
用いて高度方向の合焦機能を行うためのレンズが設けら
れる。高度方向の焦点合わせに用いられるレンズ22は
超音波変換器のセグメントS2に重なる凹面レンズ部分
24と超音波変換器アレー全体に重なる凸面レンズ部分
26を有する。凹面レンズ部分24は小アパーチャ12
上にのみ伸長していればよいが、セグメントS2全部に
伸長するのが好適である。凹面レンズ部分24と凸面レ
ンズ部分26が結合されて小アパーチャ12のための焦
点距離の短い複合レンズが形成され、凸面レンズ部分2
6は大アパーチャ14のための焦点距離の長いレンズを
形成する。したがって、これらのアパーチャに対して高
度方向に所望の2つの焦点が得られる。
【0020】図3と図4は4つのアパーチャ31−34
を有する超音波変換器アレー10Aを示し、それぞれの
アパーチャは方位方向と高度方向の両方向にある。説明
を簡単にするために、これらの図には各種のチャネルお
よびセグメントは示さない。アパーチャ31、32およ
び33にはそれぞれ凹面レンズ部分36−38が重なっ
ており、凸面レンズ部分40が超音波変換器全体に重な
っている。図4に示す実施例においては、凹面レンズ部
分36、37および38は方位方向に超音波変換器アレ
ーの全長にわたって伸長するものとすることができる。
凹面レンズ部分36は凸面レンズ部分40と組み合わさ
れて焦点距離の最も短い複合レンズが形成される。レン
ズ部分37および38がレンズ40に組み合わされてよ
り焦点距離の長い複合レンズが形成され、凸面レンズ部
分40は単体で最も長い焦点距離を有する。
【0021】ここで、図2ないし図4には高度方向に所
望の深度アパーチャを合焦するための複合レンズを形成
するための凹面レンズ部分24、36、37および38
を示したが、超音波変換器アレーの面自体をレンズのよ
うに構成してこれらのレンズを削除することもできる。
しかし、一般に超音波変換器の面を所望の形状に形成す
るよりレンズを構成するほうが簡単である。さらに、ア
プリケーションによっては所望の焦点距離を得るのに複
合レンズより適当な形状の簡単なレンズを用いることが
望ましい場合がある。しかし、このような簡単なレンズ
は超音波変換器アレーの平滑な面に比べてぎざぎざを持
ったものになるため好適ではない。かかる面の隆起部に
気泡やほこり等が集まり不透明な部分ができたり、散乱
等の他の問題が発生する可能性がある。当該技術分野で
周知の他の手段を用いて所望の焦点距離を達成すること
もできる。
【0022】図5は超音波変換器アレー10の各セグメ
ントへの電気的接続を示す図である。説明の目的上、こ
の超音波変換器アレーは128のチャネルを有するもの
と仮定する。チャネルC1−C32およびC97−12
8はそれぞれ大アパーチャ中にのみ用いられるため、単
一の大アパーチャ線90. 1−90. 128を接続して
これらのチャネルのそれぞれの超音波変換器アレーのセ
グメントを付勢することができる。しかし、小アパーチ
ャと大アパーチャの両方に用いられるチャネルC33−
C96についてはかかるチャネルの大アパーチャ線90
は2つの外部のセグメントS1とS3にのみ接続され
る。別の小アパーチャ線92がこれらのチャネルのそれ
ぞれに用いられ、その中心セグメントS2にのみ接続さ
れている。したがって、本発明の好適な実施例におい
て、小アパーチャ12(図1)によって生成される走査
線に対しては小アパーチャ線92だけが付勢され、大ア
パーチャ14の走査線の送受信には大アパーチャ線90
と小アパーチャ線92のみが付勢される。本発明の代替
実施例においては、小アパーチャの走査には小アパーチ
ャ線92だけが付勢され、大アパーチャの走査には大ア
パーチャ線90だけが付勢される。しかし、この代替実
施例には考慮すべき課題が存在する。
【0023】図5に示す実施例の課題の一つは、2つ以
上のアパーチャに用いることのできるチャネルC33−
C96のそれぞれの超音波変換器アレーに2本の電線を
接続しなければならないことである。図3および図4に
示すような四つのアパーチャを有する超音波変換器アレ
ーを用いる場合、4つの別々の線を接続しなければなら
ないチャネルがある。これによって、超音波変換器アレ
ーを含むヘッドを接続するケーブルが大きく、重く、ま
た非常に硬くなり、したがって超音波変換器システムが
使いにくいものになる。
【0024】図6は複数のアパーチャを備える超音波変
換器アレーを有するヘッドの接続に必要な線の数を低減
する方法を示す。図6において、1本の大アパーチャ線
90が外部のチャネルC1−C32およびC97−C1
28のそれぞれに接続されている。また小アパーチャ線
92は小アパーチャに用いられるチャネルC33−C9
6のそれぞれのセグメントにも接続されている。しか
し、これらの各チャネルのセグメントS1およびS3に
別の大アパーチャ線90を設ける代わりに、これらのチ
ャネルのそれぞれのリード小チャネル線92. 33−9
2. 96が対応するスイッチ94. 33−94. 96を
介してこのチャンネルの外部セグメントS1−S3に接
続された電線96. 33−96. 96に接続されてい
る。スイッチ94は好適にはたとえばMOSFETのよ
うな電子式スイッチであり、すべて単一の電線で付勢す
ることができる。したがって、小アパーチャの走査を行
うときは、スイッチ94は消勢されるか図6に示すよう
に開き、小アパーチャ線92に印加92に印加される信
号は対応するチャネルの中央のセグメントS2だけを付
勢する。大アパーチャの走査を行うときは、信号が別の
線に印加されてスイッチ94のすべてを閉状態にし、そ
の結果大アパーチャ線90および小アパーチャ線92上
の信号がすべてのチャネルセグメントを付勢する。図6
に示す技術に加えてチャネルを用いることのできる各ア
パーチャに追加のスイッチを設け、各アパーチャの超音
波変換器ヘッドへの別の線を1本設けることによって対
応するスイッチの付勢を制御することができる。
【0025】図7は4アパーチャの超音波変換器システ
ムを制御するための簡略化した回路の概略ブロック図で
ある。図7は主として高度方向の制御に関するが、実施
例において、方位方向にも制御を行って複数のアパーチ
ャを提供することができる。図7参照すると、4アパー
チャ超音波変換器アレーは少なくとも高度方向にアパー
チャ31−34を有する。アパーチャ34のグループ4
のセグメントはセグメントS1およびS7であり、アパ
ーチャ33のグループ3のセグメントはセグメントS2
およびS6であり、アパーチャ32のグループ2のセグ
メントはセグメントS3およびS5であり、アパーチャ
31のグループ1のセグメントはセグメントS4であ
る。各アパーチャのセグメントは共通の線45. 1−4
5. 4を介して結合回路46に接続される。結合回路4
6に接続される共通の線45はそれぞれ実際には各チャ
ンネルにつき1本の合計128本の線で形成されてい
る。結合回路46へのもう一つの入力は制御プロセッサ
50からの「線番号」線48(以下、単に「線」とい
う)上の信号である。アパーチャの数とその組み合わせ
の態様に応じて、送出および/または受信に現在使用さ
れている高度方向および/または方位方向のアパーチャ
を示す複数の線48を設けることができる。結合回路4
6は複数のスイッチを有し、かかるスイッチは好適には
MOSFET等の電子式スイッチであり、線48上の入
力に応じて選択的に付勢されて高度方向および/または
方位方向の適当な変換器セグメントを線52に接続す
る。結合回路46はハードワイヤ回路とするか、あるい
はスイッチ制御機能を実行する特殊なあるいは適当にプ
ログラムされた汎用プロセッサを含むものとすることが
できる。たとえば、結合回路46は線48によってアド
レス指定が可能でアドレス入力に応じて選択的に付勢さ
れて各種のアパーチャ・スイッチを制御する出力を有す
るRAMあるいはROMを有するものとすることができ
る。
【0026】線52は送出器ドライバ62から送出され
たエネルギに応じて動作して線52を送出線58あるい
は受信線60に接続するスイッチング回路である送受信
(T/R)回路54に接続される。送出線58は送出器
ドライバ62からの変換器通電信号に接続されている。
送出器ドライバ62は送出タイミング回路64と送出レ
ベル制御回路66によって制御される。送出タイミング
回路64は各チャネルの付勢のタイミングを制御し、ま
た適宜セグメントおよび送出駆動信号の持続時間のタイ
ミングを制御する。送出タイミング回路64はまた超音
波変換器への駆動信号の超音波周波数を制御する制御プ
ロセッサ50からの線68上の周波数選択入力を有す
る。送出タイミング回路64への他の入力は線あるいは
アパーチャ番号の線48とステアリング角線70であ
る。制御プロセッサ50からのステアリング角線70は
ステアリング角あるいは走査線の現在の送出角度を示
す。送出レベル制御回路66は送出器ドライバ62から
の送出信号の電力あるいは利得を制御する。アパーチャ
番号の線48はまた送出レベル制御回路66への入力と
して接続される。
【0027】受信線60は時間利得制御(以下、TGC
という)増幅器72を介して可変アナログ遅延回路74
に接続される。これらの回路はいずれも制御プロセッサ
50からのタイミング線と線あるいはアパーチャ番号の
線48からの入力を受ける。ステアリング角線70は可
変アナログ遅延回路74への最終入力である。当該技術
分野において周知のとおり、受信される信号は深度が増
すにつれて弱くなるため、利得を深度の関数として増大
させてほぼ均一な出力を維持するTGC増幅器が設けら
れる。可変アナログ遅延回路74は超音波走査システム
において受信焦点を制御するのに用いられる標準的な装
置である。
【0028】可変アナログ遅延回路74からの出力は加
算回路78で加算され、その出力は従来のバンドパスフ
ィルタ回路80と包絡線検波器82を介してA/D変換
器84に送られる。A/D変換器84はまたアパーチャ
番号の線48とタイミング線76からの入力を有する。
A/D変換器84からの出力は線バッファ・メモリ86
に印加される。線接合はこの線バッファ・メモリ中で行
われ、あるステアリング角の受信信号のうちの線あるい
はアパーチャが焦合される深度部分だけが線バッファ・
メモリに記憶される。アパーチャ番号の線48上の線あ
るいはアパーチャ番号は線バッファ・メモリ86に追加
入力として印加され、この処理を容易にしている。ある
ステアリング角の走査線が線バッファ・メモリ86中で
組み立てられると、この情報は標準表示システム88中
のフレーム・バッファを含む適当な回路に送られる。
【0029】図8および図9は図7に示す超音波変換器
システムの動作の一般的タイミングを示す。図8および
図9は本発明にしたがった改善を行っていない標準的な
超音波変換器システムの図であり、本発明のさまざまな
特徴を実施するのに必要な基本システムの変更を理解す
るための比較の目的に用いるものである。
【0030】まず図8には単一の走査線の送出と受信の
タイミングを示す。同図を参照すると、送受信(T/
R)回路54は始めは送出モードであり、比較的短期間
この状態にとどまる。走査線サイクルの大半において、
送受信(T/R)回路54は「受信」モードである。線
(b)は送出器ドライバ62が送出モードの後半に付勢
され、送受信(T/R)回路54は送出駆動パルスが終
わると受信モードに切り替わることを示す。線(c)は
TGC増幅器72がエコー信号の受信が始まるまで低利
得状態であることを示す。エコー信号が受信される深度
が深くなるにつれて、TGC利得は所定の態様で増大
し、受信モード終了時に最大利得が発生する。線(d)
は可変アナログ遅延回路74が特定のアレーさらにステ
アリング角および走査線に対する所望の焦点深度に対し
て幾何学的特性を有することを示す。最後に、線(e)
はA/D変換器84が受信モードの始めにオンされ、所
定の深度からの信号が受信されるまでオン状態にとどま
ることを示す。A/D変換器84はしたがって走査線の
距離範囲を制御するのに用いられる。図9は単一の表示
フレームのタイミングを示し、図9の線(a)および線
(b)は図8の線(b)および線(e)に対応する。
【0031】図10には結合回路46の簡略化された図
を示す。同図において、線45のそれぞれは対応するス
イッチ・アレー100. 1−100. 4に接続されてい
る。スイッチ・アレー100のそれぞれの他の側は出力
線5 2に接続されている。図10の結合回路46は高
度方向のセグメントの切り替えを行うだけである。すな
わち、高度方向に複数のアパーチャを提供する。各スイ
ッチ・アレー100に接続された128本の線に対して
追加の従来の切り替えを方位角方向に複数のアパーチャ
を提供することができる。より詳細には、スイッチ・ア
レー100はそれぞれは選択的に使用可能とされて方位
角方向のアパーチャを提供する複数のスイッチから形成
することができる。スイッチ・アレー100は、通常前
述した種類の電子式スイッチである。さらに、結合回路
46は線45の信号プロセッサ側に設けることができる
が、線52は超音波変換器ヘッド・ケーブルとすること
もでき、この場合結合回路46はこのケーブルの超音波
変換器アレー側である。これはケーブル中の線の数を低
減する際に図6に示す技術に代わるものである。
【0032】図11はスイッチ・アレー100. 1−1
00. 4を用いて送出アパーチャを制御する好適な手段
を示す。図11においては、拡張するアパーチャが設け
られている。したがって、線(a)はスイッチ・アレー
100. 1はそれぞれのステアリング角で送出される4
つの走査線すべての送出と受信中にオンあるいは閉じた
状態であることを示す。スイッチ・アレー100. 2は
2番目に小さいアパーチャに対応する。アパーチャ32
(図3)は第2、第3および第4の走査線{線(b)}
の送出と受信の間のみ閉じた状態である。同様に、線
(c)および線(d)に示すように、スイッチ・アレー
100. 3は第3および第4の走査線についてのみ閉
じ、アパーチャ34(図3)に対応するスイッチ・アレ
ー100. 4は走査線4の期間中にのみ閉じている。ア
パーチャはこのように拡張し、各アパーチャに対する追
加的超音波変換器アレーエレメント(チャネル)とセグ
メントが追加される。図11の線(e)および線(f)
に示すように、アパーチャが拡張するたびに、送出焦点
と受信焦点は人体あるいは他の走査対象のより深い位置
に移動する。高度方向のアパーチャを制御する代替の構
成としては、拡張するアパーチャではなく各走査線に対
して単一のアパーチャのみを用いることが挙げられる
が、先の構成がより好ましい。
【0033】図12は線バッファ・メモリ86(図7)
中で行われる線接合の態様を示す。基本的には、これは
A/D変換器84を各受信サイクルのうち特定の走査線
の対象とする深度からのエコー信号が受信されている部
分においてのみオンする。すなわち起動することによっ
て行われる。また、線バッファ・メモリ86はアパーチ
ャ番号線48からの入力を有し、したがって現在受信さ
れている情報を線バッファ・メモリのどこに記憶すべき
かがわかる。走査線が順次送出される場合、これは必要
ではない。なぜなら、それぞれの受信デジタル信号は単
に線バッファ・メモリ中の次の記憶場所に記憶できるだ
けであるためである。しかし、後述するように、あるス
テアリング角の走査線は順次送出されるとは限らず、し
たがって線バッファ・メモリ86に線番号を入力して、
ある走査線について受信されたエコーが線バッファ・メ
モリ中の適正な位置に記憶されるようにする必要があ
る。
【0034】図12は線(a)はあるステアリング角の
連続する各走査線の最適な高度方向ビーム幅を示す。線
(b)は各走査線中のA/D変換器84が起動される期
間を示す。この期間は連続する各走査線の受信サイクル
中に発生し、4つの走査線に対してA/Dがオン状態あ
るいは起動されている期間は受信サイクル全体にわたる
ことがわかる。したがって、ある走査線についてA/D
変換器がターン・オフされるあるいは起動解除される時
間は、A/D変換器が次の走査線について起動される時
間とほぼ同じであり、その結果情報が線バッファ・メモ
リ86に記憶される深度には重複やギャップがほとんど
ない。線(c)は連続する走査線についての線バッファ
・メモリ86へのエコーデータの蓄積を示し、線(d)
は標準表示システム88に送出されるこの線バッファ・
メモリの内容を示す。
【0035】以上の説明において可変アパーチャは高度
方向にのみ発生するものと仮定した。しかし、前述した
ように解像度の向上はアパーチャを方位方向に制御する
ことによっても達成することができる。方位方向とアパ
ーチャの数は異なっていてもよい。しかし、複数の送査
線を送出する場合に最適な性能を得るためには、アパー
チャの数は通常同じとし、各走査線に対して異なるアパ
ーチャを用いるようにする。必要であれば、方位方向の
アパーチャを各走査線の受信部分においては連続して変
化しうるようにし、方位方向のアパーチャだけを切り替
えるようにして解像度をさらに向上させることができ
る。方位方向の受信アパーチャを連続的に変化させる技
術は当該技術分野において周知であり、たとえば可変ア
ナログ遅延回路74の遅延を変化させる。受信サイクル
中に切り替えが起こる場合、画像に切り替えによる影響
が発生しないように静かに行わなければならない。方位
方向アパーチャの増大は図13に示すように連続する走
査線に対して方位方向のビーム幅を制御あるいは改善す
る方法の一つである。解像度を上げるための方位方向ビ
ーム幅の縮小は可変アナログ遅延回路74を適当に制御
することによって行うことができる。
【0036】解像度は超音波周波数を上げることによっ
て改善することができることは、超音波走査技術の分野
において周知である。しかし、高周波数超音波信号は走
査される人体中で速く減衰する。したがって、あるステ
アリング角で1つの超音波パルスが送出される場合、か
かるパルスあるいは走査線の周波数は対象とする最大深
度に到達し、かかる深度からのエコー信号が減衰せずに
返るように十分低くなければならない。したがって、使
用される超音波送出周波数は、最適な解像度を得るため
に望ましい高周波数と過剰な減衰を防止するために必要
なより低い周波数の間の妥協点である。
【0037】本発明はあるステアリング角の複数の走査
線を用いるため、かかる走査線はそれぞれ選択された深
度に焦点合わせされ、各走査線の周波数はその深度に対
して減衰なく用いることのできる最も高い周波数に選択
することができる。これによって、より高い周波数の信
号を小さい深度で合焦される小さいアパーチャの走査に
用い、その後のそれより深く合焦される走査にはより低
い周波数を用いることができる。図14はこれを周波数
が低くなっていく連続する各走査線で示す。
【0038】複数の走査線をあるステアリング角で送出
する上述の技術の問題の一つは、超音波変換器システム
のフレーム率が大幅に劣化することである。特に、2つ
の走査線がそれぞれのステアリング角で送出されると
き、1つの走査を完了するのに要する時間は基本的には
2倍になり、フレーム率は50%低下する。4つの走査
線がそれぞれのステアリング角で送出されるとき、フレ
ーム率は従来の超音波変換器システムのフレーム率の4
分の1になる。かかる低下したフレーム率は走査あるい
は検査を行うのに要する時間を増大させるが、通常多く
の産業用アプリケーションや肝臓等の組織の検査の場合
のような医療用アプリケーションのように対象となる物
体が静止している場合の画像を劣化させることはない。
しかし、フレーム率の低下は心臓等の運動する組織を検
査する場合に重大な画像上の問題を発生させる。
【0039】したがって、フレーム率を上げてこの問題
を解決する技術を提供することが望ましい。次に、この
ようなフレーム率の向上を行うための本発明のさまざま
な実施例を説明する。
【0040】図15および図16はフレーム率を上げる
手段、すなわち走査の切り捨てて対象とする組織等を含
まない領域を排除する手段を示す。たとえば、図15を
参照すると、心臓102とそれを取り巻く部分だけを見
たい場合、領域104の走査を有益な情報を失うことな
く削除することができる。これは一般に走査線3、2、
1を順に短くしていき、また走査線n−2、n−1、n
を順に短くすることによって行うことができる。実際に
は、かかる切り捨て動作にはもっと多くの走査線が関係
することに注意すべきであるが、説明の目的上それぞれ
の側に3本の走査線のみを示している。
【0041】図16は図15に示す各走査線の起動期間
を示す。したがって、ステアリング角No.1の走査線の
起動期間が最も短く、ステアリング角2、3、4の走査
線は順に長くなっていく。同様に、方向n−3、n−
2、n−1、nの走査線の起動時間はこの順に短くなっ
ていく。走査線4と走査線n−3の間の走査線は全持続
時間にわたってオン状態である。つまり、走査線4およ
びn−3の持続時間の間オン状態である。図16の最後
の線は切り捨て技術を用いることによって走査時間を多
少短縮することが可能であることを示す。
【0042】図15と図16では説明の目的上各ステア
リング角で1本の走査線だけが送出されるが、実際には
本発明によればこれらの角度のそれぞれについて複数の
走査線が送出されることに注意しなければならない。こ
れらの複数の走査線のそれぞれは図示するように切り捨
てられる。
【0043】選択された角度の走査線の切り捨てはさま
ざまな技術を用いて行うことができる。好適な実施例に
おいて、これはこれらの線の送出すべき制御回路66か
ら送出ドライバへの駆動レベルを下げることによって行
われる。均一な信号対雑音比を保つためには、TGC増
幅器72の受信レベルがそれに対応して上がらなければ
ならない。また、切り捨てるべき角度の走査線の線68
に適当な制御を加えることによって送出周波数を上げる
ことが望ましい。これは周波数を上げることによってこ
れらの線の減衰が大きくなるためである。
【0044】図17から図19はフレーム率を上げるの
に用いることのできる他の技術を示す。ある走査の有効
アパーチャはステアリング角θのコサインの関数として
変化する。したがって、有効アパーチャ=(実際のアパ
ーチャ)(cosθ)である。ビーム幅は有効アパーチ
ャに反比例することは周知である。したがって、ビーム
幅はθ=0である走査の中央部分の近傍で最小になり、
角度θが大きくなるのにつれて両翼に向かって大きくな
る。これを図17と図18に示す。
【0045】ビーム幅が広い場合必要な走査線の数は小
さくなるため、ビームが送出されるステアリング角の総
数は、走査漏れの部分を残すことなく、連続するステア
リング角の間の間隔をcosθの関数として変化させ、
ステアリング角線70上のステアリング角入力に応じて
送出タイミング回路64と可変アナログ遅延回路74を
プログラムすることによって少なくすることができる。
図19はステアリング角の間隔をこのようにして変化さ
せたときの走査を示す。
【0046】図20および図21はフレーム率を上げる
他の手段を示す。本発明のこの実施例において、各走査
線はその走査線のアパーチャが合焦され用いられるべき
深さから超音波変換器アレーが受信するエコー信号の所
要時間にほぼ等しい持続時間を有する。したがって、線
(a)と線(b)に示すように、1ステアリング角あた
り4本の走査線がある場合、かかる走査線の持続時間は
その走査深度が大きくなるにつれて長くなる。線(c)
および線(d)から、A/D 変換器84はほぼ全走査
期間にわたって線バッファ・メモリ86に走査1からの
情報を記憶し、かかる走査線の最後の期間中の残りの走
査線からの情報を線バッファ・メモリ86に記憶する動
作をすることがわかる。したがって、各走査線は必要な
エコー信号を得るのに要する時間だけ持続する。
【0047】図21はこれがどのように行われるかを示
す。図21の線(c)から、信号の送出レベルは線1に
ついては低く、その後の線については高くなっていくこ
とがわかる。前述したように、線1に周波数の高い信号
を用い、それに続く線に対する信号の周波数をしだいに
下げていくことが望ましいことがある。また、これによ
って前の信号はより急速に減衰し、また解像度が上が
る。送出信号と周波数を適切に選択することによって、
信号は対象とする深度を超えるとエコーがほぼ完全に減
衰される点まで小さくすることができる。線(e)に示
すように、TGC増幅器72の受信利得は線1に対して
は増大し、それに続く各線に対してはしだいに減少し、
送出レベルの低下と高周波数を補償している。走査線の
使用されていない領域からの不要なエコーは、各走査線
の対象領域の最後で受信利得を急激に下げ、前の走査か
らの反響ノイズの発生する可能性の高い後続の走査線の
受信信号の最初の部分を用いないようにすることによっ
て低減することができる。これを図21の線(e)に示
す。A/D変換器は各走査線の最後の部分においてのみ
活動状態であることがわかる。この技術を用いると、1
ステアリング角あたり4本の走査線を用いた走査は通常
の走査の4倍ではなく2. 5倍の時間しかかからず、2
つのアパーチャを用いた走査は2倍ではなく1. 5倍の
時間しかかからない。
【0048】フレーム率を上げる他の手段としては、対
象とする領域においてのみあるステアリング角の追加の
走査線を用いる技術がある。したがって、特定の走査に
おいて対象とする領域が表示の左側にある場合、あるス
テアリング角の追加の走査線をその領域に対してのみ送
出することができ、対象とする領域が人体中の深い部分
にあるときは、選択されたステアリング角の走査線はこ
の通常解像度の低くなる深い部分にのみ送出される。
【0049】図22には、走査線が複数のほぼ均一な間
隔のステアリング角で送出される従来の走査を示す。図
23は対象となる特定の領域がより深い位置にあり、1
ステアリング角につき2本の走査線がある場合を示す。
ステアリング角110で送出される走査線については両
方の走査線が送出され、中間ステアリング角112につ
いては外部アパーチャの走査線が送出される。空間的サ
ンプリングを増やすために本発明の原理にしたがって設
けられたかかる深度での焦点合わせの向上のために、ビ
ーム幅が深度にともなってほとんど増大しない場合、図
23に示すように走査線を発生する必要があるか、少な
くともある状況ではそうすることが望ましい。それは、
ビーム幅が不十分でより深い場所で領域全体をカバーで
きない可能性があるためである。
【0050】長さの異なる線を同じステアリング角で送
出する場合の潜在的な問題点として、直前のより持続時
間の短い線からの残留反響信号がそれに続くより長い線
にエコーとして重畳する可能性があることがある。これ
は、長い線の後に短い線が続く場合にはあまり問題では
ない。すなわち、長い線はその外側では十分減衰される
ためにかかる反響が防止されるためである。
【0051】図20および図21に関連して前述した通
り、この問題は小さいアパーチャからの短い線に対して
は送出電力を小さくし、かかる短い線に対する受信利得
を上げて適当な信号対雑音比を維持することによって緩
和することができる。送出利得と受信利得を各線につい
て調整してすべての線についてほぼ一定の信号対雑音比
を維持することが理想的である。さらに、前述したよう
に、この問題はそれぞれの長い線について受信される信
号の最初の部分、信号の中ですなわち残留ノイズが最も
発生しやすい部分を使用しないことによってさらに緩和
することができる。あるいは、スプリアス反響の問題は
線の送出順序を逆にする、すなわち深い部分への長い線
を最初に送出し、次に短い線をそれより浅い部分に送出
するというようにすることによって緩和される。
【0052】反響が問題であり、画像の時間的な不調和
あるいは不連続性の問題が解決できる場合、長い線と短
い線の送出方向を変化させることによってこの問題を解
決することができる。より詳細には、小さいアパーチャ
からの短い線をあるステアリング角で送出し、次に送出
される線をステアリング角の異なる長い線とすることが
できる。第2のステアリング角は前の短い線の音響デー
タからの干渉が最小限になるように選択することができ
る。さらに詳細には、短い線に続く長い線は短い線が送
出されるステアリング角から少なくとも15゜の間隔、
好適には30゜の間隔をおいた角度で送出されることが
望ましい。これによって、長い線には短い線からの反響
ノイズがなくなる。上述した理由から短い線にはその前
の長い線からの干渉や反響がほとんどないため、長い線
に続いて送出される線は前の長い線と同じ方向に送出さ
れる短い線とすることができる。フレーム率を上げるた
めのもう1つの同様な方法は、2つの走査線を異なる間
隔のステアリング角で同時に送出することである。
【0053】フレーム率を上げるための多数の異なる実
施例を説明したが、2つあるいはそれ以上のかかる技術
を同時に採用してフレーム率を上げることができる。し
たがって、小さいアパーチャに短い線を用いることと大
きなアパーチャに長い線を用いることを走査領域の切り
捨て(図15および図16)組み合わせてより大きなフ
レーム率の改善を行うことができる。さらに、上述した
技術はすべて、2アパーチャ超音波変換器に関連して説
明したものであるか4アパーチャ超音波変換器に関連し
て説明したかを問わず、任意の所望の数のアパーチャを
有する超音波変換器アレーに用いることができ、実際に
用いられるアパーチャの数は要求される解像度の改善の
程度とかかる解像度の改善を得るために許容できるフレ
ーム率の低下の程度によって決まる。
【0054】さらに、上述の解像度とフレーム率の改善
を達成するための各種の技術は制御コンピュータとそれ
ぞれがそれ自体マイクロプロセッサや専用の処理回路を
有する各種の専用機能ブロックを有するシステムを参照
して説明したが、切り替え機能と制御機能のほとんどは
適当にプログラムした汎用コンピュータで実行するか、
あるいはかかるすべての機能を実行するための専用の回
路を設けることができる。専用回路と汎用回路を上述し
た考え方に沿って混合することが好適である。
【0055】本発明をさまざまな実施例を参照して図示
および説明したが、当業者にはその態様や細部に関する
上記した変更およびその他の変更を本発明の精神と範囲
から逸脱することなく行うことができるであろう。
【0056】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施例毎に列挙する。 (1). 方位方向にM個の変換器チャネルを有し、前
記変換器チャネルの少なくとも選択されたものが高度方
向にN個のセグメントに分割され、前記セグメントがE
個の高度アパーチャを形成するためにグループ化された
超音波変換器アレーと、選択された深度で前記高度アパ
ーチャの各々に対して選択され、前記高度アパーチャの
サイズにともなって大きくなる焦点距離を得るための手
段と、少なくとも2つの走査線が各ステアリング角で送
出され、エコー信号が前記変換器の各付勢に応じて前記
変換器アレーから受信されるために、選択されたステア
リング角で走査線を送出するために選択された変換器チ
ャネルのセグメントを付勢し、前記ステアリング角の少
なくとも選択されたものについて少なくとも2つの異な
る高度アパーチャのセグメントを異なる時間で付勢する
ために作動する手段と、前記少なくとも選択されたステ
アリング角について受信された前記エコー信号を各受信
された走査線から対応する高度アパーチャが合焦する部
分を使用するように線接合するための手段と、を有する
超音波変換器システムである。
【0057】(2). 各走査線を受信するために使用
される高度方向における前記変換器変換器アレーのアパ
ーチャを制御するための手段とを有し、走査線用の前記
(受信)高度アパーチャが、所望の応答を得るために所
定の手段で前記(送出)高度アパーチャに関連する前項
(1)に記載の超音波変換器システムである。
【0058】(3). 定められた走査線用の前記送受
信高度方向のアパーチャが、同じである前項(2)に記
載の超音波変換器システムである。
【0059】(4). 選択された焦点距離を提供する
ための前記手段が、所望の焦点距離を得るために各高度
アパーチャに対して異なるセグメント構成の分割された
レンズを有する前項(1)に記載の超音波変換器システ
ムである。
【0060】(5). 選択された焦点距離を提供する
ための前記手段が、所望の焦点距離を得るために各高度
方向のアパーチャに対して異なるセグメント構成の分割
された超音波変換器表面を有する前項(1)に記載の超
音波変換器システムである。
【0061】(6). 前記チャネルが、方位方向に複
数のアパーチャを形成するためにグループ化され、かつ
前記方位方向のアパーチャの各々に方位方向の焦点を設
定するための手段を含む前項(1)に記載の超音波変換
器システムである。
【0062】(7). E個の方位アパーチャがあり、
かつ各方位アパーチャの方位方向の焦点が、対応する高
度アパーチャの高度方向の焦点と同じであり、付勢する
ための前記手段が、ステアリング角の少なくとも選択さ
れたものについて異なる時間に少なくとも2つの異なる
アパーチャのための変換器チャネルとセグメントとを付
勢する前項(6)に記載の超音波変換器システムであ
る。
【0063】(8). 各高度アパーチャのセグメント
が、各大高度アパーチャに含まれる前項(1)に記載の
超音波変換器システムである。
【0064】(9). 走査線が少なくとも2つの異な
る高度アパーチャに送出される前記ステアリング角が、
走査線が送出される全てのステアリング角である前項
(1)に記載の超音波変換器システムである。
【0065】(10). 前記システムの解像度をエン
ハンスするための手段を含む前項(1)に記載の超音波
変換器システムである。
【0066】(11). 解像度をエンハンスするため
の前記手段が、各高度アパーチャ用の異なり、前記アパ
ーチャのための前記焦点距離に一致する方位ビーム幅を
提供するための手段を有する前項(10)に記載の超音
波変換器システムである。
【0067】(12). 解像度をエンハンスするため
の前記手段が、各高度アパーチャに対して異なり、前記
アパーチャのための前記焦点距離に一致する送出周波数
を提供するための手段を有する前項(10)に記載の超
音波変換器システムである。
【0068】(13). 線接合するための前記手段
が、少なくとも1つの線バッファ・メモリと、前記線バ
ッファ・メモリにおいて対応する高度アパーチャが合焦
する焦点距離での定められたステアリング角についての
各走査線の部分を蓄積するための手段とを含む前項
(1)に記載の超音波変換器システムである。
【0069】(14). 付勢するための前記手段が、
各E個の高度方向のアパーチャの走査線に複数の実質的
に均等間隔のステアリング角で送出させ、かつE個未満
の高度アパーチャの選択された数の走査線に前記複数の
ステアリング角の中間のステアリング角で送出させる前
項(1)に記載の超音波変換器システムである。
【0070】(15). 前記中間のステアリング角に
ついての高度アパーチャの前記選択された数が、最大深
度の焦点距離を有する1つ以上の高度アパーチャである
前項(14)に記載の超音波変換器システムである。
【0071】(16). 前記システムが、ステアリン
グ角の所望の範囲を通して走査を完全にするための所要
時間に基づくフレーム率を有し、かつ前記システムのフ
レーム率をエンハンスするための手段を含む前項(1)
に記載の超音波変換器システムである。
【0072】(17). エンハンスするための前記手
段が、前記走査線の選択されたものについて走査深度を
減少するための手段を含む前項(16)に記載の超音波
変換器システムである。
【0073】(18). 走査用のステアリング角が、
−D°から+D°まで拡大し、かつ前記走査線の前記走
査深度が、前記−D°と+D°との走査端でのステアリ
ング角で減少され、走査深度の減少が、ステアリング角
が−D°及び+D°の端に近づくにつれて大きくなる前
項(17)に記載の超音波変換器システムである。
【0074】(19). 前記走査線のうちの選択され
た走査線が、前記最短焦点距離を有する前記高度アパー
チャに対する前記走査線であり、走査線に対して受信さ
れたエコー信号の前記最大深度に対応する走査線の前記
走査深度が、線接合のために前記手段によって使用され
る前項(17)に記載の超音波変換器システムである。
【0075】(20). 走査深度を減少するための前
記手段が、前記走査線を送出するために付勢するための
前記手段によって得られた電力を減少するための手段を
含む前項(17)に記載の超音波変換器システムであ
る。
【0076】(21). 走査深度を減少するための前
記手段が、減少されたその深度を有する前記走査線の前
記周波数をエンハンスするための手段を含む前項(1
7)に記載の超音波変換器システムである。
【0077】(22). 走査用の前記方位方向におけ
る前記ステアリング角が、−D°から+D°の範囲にあ
り、かつエンハンスするための前記手段が、付勢するた
めの前記手段が走査線に送出させる前記範囲内の選択さ
れたステアリング角の前記数を減少するための手段を含
む前項(16)に記載の超音波変換器システムである。
【0078】(23). 隣接する選択されたステアリ
ング角間の前記間隔が、cosθ(θ:ステアリング
角)に反比例する前項(22)に記載の超音波変換器シ
ステムである。 (24). 前記適当なアパーチャについての変換器チ
ャネルのセグメントに付勢させるために用いられる前記
アパーチャの変化に応じて作動するスイッチ手段を有す
る前項(1)に記載の超音波変換器システムである。
【0079】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、高度方向および/または高度方向と方位方向の
両方に複数の走査アパーチャを提供し、そのアパーチャ
の深度に対応させて送出焦点を設け、かつアパーチャの
サイズが大きくなるにつれて焦点深度を大きくし、異な
る時間にアパーチャを付勢して異なるステアリング角で
走査線を送出し、対象物からエコー信号を受信して各受
信走査線から対応するアパーチャが合焦された部分を使
用するように選択されたステアリング角について線接合
ように構成したので、変動する走査深度において適正な
送受信焦点を提供し、画像の解像度を向上させる改善さ
れた超音波走査システムが提供される。このとき、複数
の走査線に起因するフレーム率の低下を抑え、複数のア
パーチャから所定のステアリング角で送出される複数の
走査線を用いてより大きな解像度の向上を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2アパーチャ超音波変換器アレーの正面図であ
る。
【図2】図1に示す2アパーチャ超音波変換器アレーの
線2−2に沿った側断面図である。
【図3】4アパーチャ超音波変換器アレーの部分正面図
である。
【図4】4アパーチャ超音波変換器アレーの側断面図で
ある。
【図5】本発明の2アパーチャの実施例のための超音波
変換器アレーセのグメントへの電気的接続を示す図であ
る。
【図6】2アパーチャ超音波変換器アレーの超音波変換
器アレーセのグメントへの電気的接続を行うための代替
実施例を示す図である。
【図7】本発明の教示を実施するのに用いることのでき
る超音波変換器システムの概略ブロック図である。
【図8】図5に示す本発明の実施例を用いた従来の走査
のための1つの走査線のタイミング図である。
【図9】図5に示す本発明の実施例を用いた従来の走査
のための1つの表示フレームのタイミング図である。
【図10】図5の接続網として用いるのに適した接続網
の簡略化した図である。
【図11】拡張する高度方向のアパーチャを有する本発
明の一実施例のタイミング図である。
【図12】変動する高度方向のアパーチャに対応する線
接合を示す図である。
【図13】変動する方位方向の帯域幅に対応する線接合
を示す図である。
【図14】変動する周波数帯域幅に対応する線接合を示
す図である。
【図15】フレーム率を上げるためにフレームが切り詰
められるような1つの走査フレームを示す図である。
【図16】図15に示す種類の切り詰められた扇型の表
示のタイミング図である。
【図17】ステアリング角の異なる有効アパーチャを示
す図である。
【図18】ステアリング角の異なる有効アパーチャを示
す図である。
【図19】線間隔がステアリング角のコサインとして変
動する走査パターンを示す図である。
【図20】あるステアリング角で送出される異なる走査
線の可変の線持続時間を示すタイミング図である。
【図21】図20の走査線に対する送出利得レベルと受
信利得レベルの例を示す図である。
【図22】完全な走査線がほぼ均一な間隔をおいたステ
アリング角で送受される従来の扇形走査を示す図であ
る。
【図23】深度の大きい領域において追加走査線が間に
挟まれる代替の扇形走査パターンを示す図である。
【符号の説明】
10、10A 超音波変換器 12 小アパーチャ 14 大アパーチャ 16 方位方向 C1−CN チャンネル 18 高度方向 S1−S3 セグメント 22 レンズ 24 凹面レンズ部分 26 凸面レンズ部分 31−34 アパーチャ 36−38 凹面レンズ部分 40 凸面レンズ部分 46 結合回路 50 制御プロセッサ 54 送受信(T/R)回路 60 受信線 62 送出器ドライバ 64 送出タイミング回路 66 送出レベル制御回路 70 ステアリング角線 72 時間利得制御(TGC)増幅器 74 可変アナログ遅延回路 78 加算回路 80 バンドパスフィルタ回路 82 包絡線検波器 84 A/D 変換器 86 線バッファメモリ 90 大アパーチャ線 92 小アパーチャ線 94 スイッチ 96 電線 100 スイッチアレー 102 心臓 104 領域 110、112 ステアリング角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01S 7/521 H04R 17/00 332 B 9382−5J G01S 7/52 K 9382−5J J 9382−5J A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方位方向にM個の変換器チャネルを有
    し、前記変換器チャネルの少なくとも選択されたものが
    高度方向にN個のセグメントに分割され、前記セグメン
    トがE個の高度アパーチャを形成するためにグループ化
    された超音波変換器アレーと、 選択された深度で前記高度アパーチャの各々に対して選
    択され、前記高度アパーチャのサイズにともなって大き
    くなる焦点距離を得るための手段と、 少なくとも2つの走査線が各ステアリング角で送出さ
    れ、エコー信号が前記変換器の各付勢に応じて前記変換
    器アレーから受信されるために、選択されたステアリン
    グ角で走査線を送出するために選択された変換器チャネ
    ルのセグメントを付勢し、前記ステアリング角の少なく
    とも選択されたものについて少なくとも2つの異なる高
    度アパーチャのセグメントを異なる時間で付勢するため
    に作動する手段と、 前記少なくとも選択されたステアリング角について受信
    された前記エコー信号を各受信された走査線から対応す
    る高度アパーチャが合焦する部分を使用するように線接
    合するための手段と、を有する超音波変換器システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022031595A (ja) * 2020-08-08 2022-02-21 日本電波工業株式会社 超音波探触子
JP2022031594A (ja) * 2020-08-08 2022-02-21 日本電波工業株式会社 超音波探触子及びその製造方法

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JP2022031595A (ja) * 2020-08-08 2022-02-21 日本電波工業株式会社 超音波探触子
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