JPH072190B2 - パチンコ機における発射レール - Google Patents

パチンコ機における発射レール

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JPH072190B2
JPH072190B2 JP28607393A JP28607393A JPH072190B2 JP H072190 B2 JPH072190 B2 JP H072190B2 JP 28607393 A JP28607393 A JP 28607393A JP 28607393 A JP28607393 A JP 28607393A JP H072190 B2 JPH072190 B2 JP H072190B2
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rail
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synthetic resin
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征一郎 福島
成毛 李
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造が簡単で製造が容
易なパチンコ機における発射レールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より製造されている発射レールは、
レール部材であるステンレス鋼等の金属板をプレス加工
により、図16に示すように、断面V字形に形成したも
の、あるいは、図17に示すように、断面M字形に形成
したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
に示すような発射レール15にあっては、発射レール1
5を取付基盤14に取り付けるため、発射レールの一方
の側部にねじ挿通用の穴13を有する舌片16を設ける
こともあって構造が複雑である。また、図17に示すよ
うな発射レール15にあっては、発射レール15の変形
を防ぐために、発射レール15の下部に補強部材17を
充填するので、その組み立てには手間がかかる。また、
このような従来の発射レール15にあっては、一枚の金
属板のプレス加工により製造されているから、複雑な曲
げ加工には適さない。とくに、パチンコ機については、
限られた遊技盤の範囲内へパチンコ球を周回させて導く
ために発射レール15を長手方向に湾曲させることがあ
る。しかしながら、この湾曲にはプレス加工の場合、無
理が生じ易い。これに対しては、例えば、図17に示す
ような発射レール15の場合、側面に逃を設けるなどし
なければならず、したがって製造が複雑となり易い。更
に、このような従来の発射レール15にあっては、発射
レール15を取付基盤14に組み付けるために設けられ
ているねじ挿通用の穴13とパチンコ球を走行させる部
分とが一枚の金属板でつながって製造されているから、
発射レール15を取付基盤14に組み付ける際のねじ止
めが強過ぎると、レールに変形を起こし、パチンコ球を
定まった方向に走行させるための発射レール15上の案
内溝18をひずませ、その方向性を狂わせてしまう場合
がある。本発明は、このような事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、構造が簡単で、製造が容
易なパチンコ機の発射レールを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、パチンコ球を走行させるレ
ール部材をその長手方向全長に亘って合成樹脂製の基台
にインサート成形してなることを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】本発明に係る発射レールは、レール部材をその
長手方向の全長に亘って合成樹脂製の基台にインサート
成形により埋め込んだ簡単な構造であり、その製造は、
金型にレール部材をはめ込み、これに合成樹脂を射出す
ることによりなされるものであり、複雑な曲げ加工を必
要とせず、極めて容易である。また、完成した発射レー
ルの長手方向の全長に亘ってレール部材と合成樹脂とが
強固に密着固定されることになるので、取付時あるいは
長期間の使用によっても発射レールのパチンコ球の誘導
面が変形することなくパチンコ球の安定した飛球軌跡を
確保することができる。更に、取付基盤に発射レールを
組み付ける場合にあっても、合成樹脂製の基台にねじ挿
通用の穴を設ければ、ねじ挿通用の穴とパチンコ球を走
行させるレール部材とは別個であるため、発射レールを
取付基盤に組み付ける際のねじ止めが強過ぎてもレール
に変形を起こすということはない。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例にしたがって本発明
を説明する。図1及び図2に示す例は、合成樹脂製の基
台2の断面V字形のレール部材1をインサート成形した
ものである。この例の場合には、レール部材1の下溝部
分が合成樹脂製の基台2に埋め込まれていると共に、レ
ール部材1の長手方向全長に亘って合成樹脂性の基台2
によって完全インサート、即ち、図示するように基台2
の横幅寸法よりもレール部材1の横幅寸法が小さく形成
されてレール部材1の上面を除く全体が合成樹脂製の基
台2に完全に包まれるように密着固定インサートされて
いる。このため、レール部材の一部分をインサート成形
した場合と比較して、レール部材1のどの部位をとって
も基台2に対して密着固定されているので、取付時は言
うに及ばず、長期間の使用によってレール部材1のパチ
ンコ球の誘導面が変形することがなくパチンコ球の安定
した飛球軌跡を確保することができる。また、この例の
場合、発射レール5は、基台2に埋め込むレール部材1
の部品数が複数でなく単数であるので、インサート成形
が比較的簡単である。
【0007】なお、図3に示すように、レール部材1の
中央に適宜位置に穴10を設ければ、発射レール5の成
形時に、レール部材1の下溝部分を埋める合成樹脂と基
台2を形成する合成樹脂との結合がよくなり、これによ
ってレール部材1の固定がより強固となる。また、この
ような穴10をレール部材1に設ければ、曲げ加工し易
く、長手方向に湾曲させた発射レール15の製造がし易
い。
【0008】図4に示す例は、合成樹脂製の基台2に断
面「く」の字形のレール部材1を左右対称に一対インサ
ート成形したものである。また、図5に示す例は、合成
樹脂製の基台2に断面「へ」字形のレール部材1を左右
対称に一対インサート成形したものである。この図4及
び図5に示す各例は、レール部材1の一側方部1aが基
台2に深く埋め込まれているので、レール部材1の固定
がしっかりとしている。
【0009】更に、図6及び図7に示すように、レール
部材1の一側方部1aの適宜位置に穴11を設ければ、
図3に示す例と同様にレール部材1の固定は一層よくな
る。
【0010】図8に示す例は、合成樹脂製の基台2に巾
の狭い帯状のレール部材1を左右対称に一対インサート
成形したものである。この例の場合には、図9に示すよ
うに、レール部材1の基台2側の面に内部に向かってテ
ーパ状に拡がる溝12を設けたり、図10に示すよう
に、レール部材1を切口が基台2側の面がこれの反対面
より巾広くなった台形状に設けたりすることにより、レ
ール部材1を基台2の合成樹脂に掛止させ、レール部材
1の固定を強固にすることができる。
【0011】図11に示す例は、合成樹脂製の基台2に
巾の狭い帯状のレール部材1を、これの一側部を基台2
に埋め込むようにして、左右対称に一対インサート成形
したものであり、レール部材1の側縁をパチンコ球が走
行するようになっている。
【0012】図12に示す例は、合成樹脂製の基台2に
棒状のレール部材1を左右対称に一対インサート成形し
たものである。この例の場合、レール部材1が棒状であ
るために曲げ易く、例えば、図13に示すように、パチ
ンコ球9の走行する部分にカーブを持たせるように湾曲
させた発射レール5の製造が容易である。なお、上記し
た図4乃至図12に示す例においても、合成樹脂製の基
台2の内部に埋設される部分を含めてレール部材1の長
手方向全長に亘って基台2に完全インサート成形される
ものである。
【0013】なお、発射レール5の案内溝8の底の部分
は、図1乃至図11に示すように、平面に形成されるも
のであれば、後に発射レール5の清掃のときの拭き取り
が行い易い。また、図に示す発射レール5は、取付基盤
4に組み付ける構造のものであり、図14に示すよう
に、パチンコ機の右下位置に取り付けられる。更に、本
発明に係る発射レール5は、取付基盤4を介して取り付
けるだけでなく、直接パチンコ機に取り付けることもで
きる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る発射
レールは、レール部材をその長手方向の全長に亘って合
成樹脂製の基台にインサート成形により埋め込んだ簡単
な構造であり、その製造は、金型にレール部材をはめ込
み、これに合成樹脂を射出することによりなされるもの
であり、複雑な曲げ加工を必要とせず、極めて容易に行
うことができる。また、完成した発射レールの長手方向
の全長に亘ってレール部材と合成樹脂とが強固に密着固
定されることになるので、取付時あるいは長期間の使用
によっても発射レールのパチンコ球の誘導面が変形する
ことなくパチンコ球の安定した飛球軌跡を確保すること
ができる。更に、取付基盤に発射レールを組み付ける場
合にあっても、図15に示すように、合成樹脂製の基台
2にねじ挿通用の穴3を設ければ、ねじ挿通用の穴3と
パチンコ球を走行させるレール部材1とは別個であるた
め、発射レール5を取付基盤4に組み付ける際のねじ止
めが強過ぎてもレールに変形を起こすということはな
く、レール部材1上を走行するパチンコ球の方向性を狂
わせてしまうということがない。また、本発明にあって
は、合成樹脂性の基台によって発射レール全体の強度が
保たれており、したがって、レール部材は図13に示す
例のように、棒状のもの、あるいは板状のもの等曲げ加
工のし易い形状のもの等を用いることができ、これによ
って、湾曲を持たせた発射レールの製造が容易に行え
る。更に、本発明にあっては、レール部材を従来より使
用されているステンレス鋼等の金属に限らず、例えばセ
ラミック等の耐摩耗性の強い部材を用いても良く、高価
な部材であってもレール部材は、パチンコ球の接触する
部分のみに設ければ良いから、部材の使用量が少なくて
済み、高価な部材を用いても安価に製造することがで
き、さらに、このような耐摩耗性の強い部材を用いるこ
とによって、消耗の激しい発射レールを長持ちさせるこ
とも可能である等の優れた効果を有している。なお、セ
ラミックは、耐摩耗性はあるものの脆いという欠点があ
るが、本発明のように合成樹脂製の基台で全体をインサ
ート成形する場合には、そのような欠点も克服される。
つまり、本発明においては、レール部材として種々の材
質のものを適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る発射レールの分解斜視図である。
【図2】図1に示す発射レールの断面図である。
【図3】他の実施例に係る発射レールの平面図である。
【図4】異なる実施例に係る発射レールの断面図であ
る。
【図5】異なる実施例に係る発射レールの断面図であ
る。
【図6】異なる実施例に係る発射レールの断面図であ
る。
【図7】異なる実施例に係る発射レールの断面図であ
る。
【図8】異なる実施例に係る発射レールの断面図であ
る。
【図9】異なる実施例に係る発射レールの断面図であ
る。
【図10】異なる実施例に係る発射レールの断面図であ
る。
【図11】異なる実施例に係る発射レールの断面図であ
る。
【図12】異なる実施例に係る発射レールの断面図であ
る。
【図13】図12に示す例の斜視図である。
【図14】パチンコ機への発射レールの取付位置を示す
正面図である。
【図15】発射レールの取付基盤への組付状態を示す断
面図である。
【図16】従来の発射レールの分解斜視図である。
【図17】従来の他の発射レールの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 レール部材 2 基台 4 取付基盤 5 発射レール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球を走行させるレール部材をそ
    の長手方向全長に亘って合成樹脂製の基台にインサート
    成形してなることを特徴とするパチンコ機における発射
    レール。
JP28607393A 1993-10-01 1993-10-19 パチンコ機における発射レール Expired - Fee Related JPH072190B2 (ja)

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