JPH0721916Y2 - 水中ポンプ用メカニカルシール装置 - Google Patents

水中ポンプ用メカニカルシール装置

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JPH0721916Y2
JPH0721916Y2 JP2325592U JP2325592U JPH0721916Y2 JP H0721916 Y2 JPH0721916 Y2 JP H0721916Y2 JP 2325592 U JP2325592 U JP 2325592U JP 2325592 U JP2325592 U JP 2325592U JP H0721916 Y2 JPH0721916 Y2 JP H0721916Y2
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JP
Japan
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mechanical seal
pump
ring
rotary
pusher
Prior art date
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JP2325592U
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English (en)
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JPH0583395U (ja
Inventor
和夫 上田
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Torishima Pump Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Torishima Pump Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転形と静止形の2組
のメカニカルシールを備えた水中ポンプ用メカニカルシ
ール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水中ポンプ用メカニカルシール装
置は、図3に示すように、モータ室A側ハウジング1と
ポンプ室B側ハウジング2との間にオイルバスCを設
け、回転軸4のポンプ室B側にシートリング5を、ま
た、両ハウジング1,2間に設けた開口部3aを有する
シールケース3のポンプ室B側に、従動リング6を備え
た押し金7を、前記シールケース3と押し金7との間に
介在させたスプリング8により、前記従動リング6をシ
ートリング5に圧接させて静止形メカニカルシールSa
を形成する一方、前記モータ室A側ハウジング1に公知
の回転形メカニカルシールSbを設けた構成のものが広
く実用に供されている。なお、9はスリーブ、Oは前記
オイルバスCに入れた封油で、S1,S2は摺動面であ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、近年、出水
時のポンプ運転に備えて、平時に、1時間程度、ポンプ
をポンプ井に水が無い状態で気中運転し、ポンプが作動
するか否かをチェックする、いわゆる管理運転が行なわ
れる。しかしながら、ポンプ井に水がない状態で運転を
行なうと、特に、前記ポンプ側の静止形メカニカルシー
ルSaは、通常運転時のようにポンプ揚液によって冷却
されないため、摺動面S1で発生した摺動熱によって摺
動面S1近傍の封油Oのみ温度が上昇する。また、前記
静止形メカニカルシールSaのシートリング5および従
動リング6は、一般に耐摩耗性を持たせるため、たとえ
ば、超硬合金や炭化硅素のような硬質材料同志の組合せ
となって、摩擦トルクが高い。したがって、摺動面S1
近傍の封油Oの温度上昇が激しく、摺動面の焼き付きや
サーマルクラックが発生するという課題を有していた。
これを解決するには、オイルバス内の容量を増加し、摺
動面近傍の空間を広くして放熱を改善する方法もある
が、軸封部のスペースの制約もあり、あまり大きくでき
ず、1時間もの長時間にわたる気中運転はできなかっ
た。したがって、本考案は前記静止形メカニカルシール
に若干の改造を行なって摺動面の冷却を向上させ、1時
間程度の気中運転を可能とする水中ポンプ用メカニカル
シール装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するために、モータ室側ハウジングとポンプ室側ハウジ
ングとの間にオイルバスを設け、回転軸のポンプ室側に
シートリングを、前記両ハウジング間に設けた開口部を
有するシールケースのポンプ室側に、従動リングを備え
た押し金を、前記シールケースと押し金との間に介在し
たスプリングにより前記従動リングをシートリングに圧
接させる静止形メカニカルシールを設ける一方、前記モ
ータ室側ハウジングと回転軸とに、回転形メカニカルシ
ールを設けた水中ポンプ用メカニカルシール装置におい
て、前記押し金の内周部両側に筒部を設け、その一方を
前記静止形メカニカルシールの摺動面近傍まで伸ばし、
他方を前記シールケースの内方まで伸ばすとともに、前
記押し金内の回転軸に、その回転により封油を静止形メ
カニカルシール側から回転形メカニカルシール側へ圧送
するネジポンプを備えたスリーブを設け、かつ、前記ス
プリングの一端を押し金に設けた段付貫通孔に装着し、
シールケースに前記段付貫通孔に近接する位置に貫通孔
を設ける一方、前記回転軸の回転形メカニカルシール側
にポンプリングを設けた構成としたものである。
【0005】
【実施例】つぎに、本考案の水中ポンプ用メカニカルシ
ール装置を図1,図2にしたがって説明する。図におい
て、10はモータ室A側ハウジング、11はポンプ室B
側ハウジングで、両ハウジング10,11の内部には、
一部に開口12aを有するシールケース12がベローズ
パッキング13を介して台金14を取付けボルト15で
ポンプ室B側ハウジング11に螺着することにより取り
付けてあり、前記両ハウジング10,11間でオイルバ
スCを形成している。
【0006】また、前記シールケース12内には、一端
が図示しないモータに取り付けられ、他端に図示しない
羽根車を備えた回転軸16が貫通している。なお、17
はスリーブである。そして、前記シールケース12のモ
ータ室A側ハウジング10の内部にはシートリング19
が、また、スリーブ17には従動リング20,トメガネ
21,スプリング22等が取り付けられ、公知の回転形
メカニカルシールSbを構成している。
【0007】一方、前記シールケース12のポンプ室B
側ハウジング11側には、前記ベローズパッキング13
の自由端に取り付けられ、シールケース12の壁部12
bに設けたガイドピン23によりガイドされ、かつ、下
記するスプリング24により下方に付勢される押し金2
5と、この押し金25の先端部にパッキングP1により
弾性的に保持された従動リング26と、前記回転軸16
に取り付けられたホルダ27にパッキングP2により弾
性的に保持され、前記従動リング26と密接して摺動面
1を形成するシートリング28とからなる静止形メカ
ニカルシールSaが構成されている。そして、前記押し
金25には、前記シールケース12の壁部12b側が大
径になった複数本の段付貫通孔H1が設けられ、その大
径部と壁部12bとの間に前記スプリング24が装着さ
れている。また、前記段付貫通孔H1と対向する壁部1
2bには斜め方向の貫通孔H2が設けられている。
【0008】さらに、前記押し金25の内周部には筒部
25a,25bを有し、その一方の筒部25aは、前記
摺動面S1近傍まで伸びてセパレータを構成し、他方は
前記壁部25bの内方まで伸びて壁部25bとで絞り部
aを形成している。そして、前記筒部25a,25bの
両端に至るまでのスリーブ17には、ねじが形成され、
回転軸16の回転によりねじポンプ18を構成する。な
お、押し金25と壁部12bの内周部とスリーブ17と
の間隔は極めて小さいことは勿論である。
【0009】一方、前記回転形メカニカルシールSbの
トメガネ21の一部には放射状の切欠き溝を形成し、ポ
ンプリング21aが形成されている。このポンプリング
21aはトメガネ21と別体としてもよい。そして、前
記回転軸16が回転すると、封油Oは、図2に矢印で示
すように、循環するようになっている。
【0010】以上の構成からなるため、水中ポンプを駆
動すると、封油Oは前述のように循環するため、管理運
転のため摺動面S1が発熱しても、この熱はネジポンプ
18およびポンプリング21aの吸込作用で上昇する封
油Oで除去され、オイルバスCの内壁から大気へと放熱
される一方、オイルバスC内の冷たい封油Oは貫通孔H
2,段付貫通孔H1から前記摺動面S1へと流れて摺動面
1を冷却する。また、前記のように、押し金25の筒
部(セパレータ)25aは摺動面S1近傍まで伸びてお
り、かつ筒部25bと壁部12bとの間には絞り部aが
存在するため、封油Oは摺動面S1側へ確実に流れると
ともに、壁部12bに設けた貫通孔H2からネジポンプ
18の方へ短絡することなく効率よく摺動面を循環して
冷却することになる。
【0011】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
よれば、ポンプ室側ハウジングに設けられた静止形メカ
ニカルシールの摺動面には、押し金の筒部が摺動面近傍
まで伸びているため、ネジポンプとポンプリングとによ
るポンプ作用により、シールケースに設けた貫通孔およ
び押し金に設けた段付貫通孔から冷却された封油が、摺
動面近傍に確実に循環し、摺動面で発生した熱を除去す
ることになる。そのため、たとえ、管理運転によりポン
プを1時間程度運転しても、摺動面を構成するシートリ
ングあるいは従動リングが焼き付いたり、サーマルクラ
ックが発生することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の水中ポンプ用メカニカルシール装置
の要部断面図である。
【図2】 図1の一部拡大断面図である。
【図3】 従来の水中ポンプ用メカニカルシール装置の
要部断面図である。
【符号の説明】
10…モータ室側ハウジング、11…ポンプ室側ハウジ
ング、12…シールケース、12b…壁部、16…回転
軸、17…スリーブ、18…ネジポンプ、21a…ポン
プリング、24…スプリング、25…押し金、25a,
25b…筒部、26…従動リング、28…シートリン
グ、a…絞り部、A…モータ室、B…ポンプ室、C…オ
イルバス、H1…段付貫通孔、H2…貫通孔、Sa…静止
形メカニカルシール、Sb…回転形メカニカルシール、
1,S2…摺動面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ室側ハウジングとポンプ室側ハウ
    ジングとの間にオイルバスを設け、回転軸のポンプ室側
    にシートリングを、前記両ハウジング間に設けた開口部
    を有するシールケースのポンプ室側に、従動リングを備
    えた押し金を、前記シールケースと押し金との間に介在
    したスプリングにより前記従動リングをシートリングに
    圧接させる静止形メカニカルシールを設ける一方、前記
    モータ室側ハウジングと回転軸とに、回転形メカニカル
    シールを設けた水中ポンプ用メカニカルシール装置にお
    いて、前記押し金の内周部両側に筒部を設け、その一方
    を前記静止形メカニカルシールの摺動面近傍まで伸ば
    し、他方を前記シールケースの内方まで伸ばすととも
    に、前記押し金内の回転軸に、その回転により封油を静
    止形メカニカルシール側から回転形メカニカルシール側
    へ圧送するネジポンプを備えたスリーブを設け、かつ、
    前記スプリングの一端を押し金に設けた段付貫通孔に装
    着し、シールケースに前記段付貫通孔に近接する位置に
    貫通孔を設ける一方、前記回転軸の回転形メカニカルシ
    ール側にポンプリングを設けたことを特徴とする水中ポ
    ンプ用メカニカルシール装置。
JP2325592U 1992-04-13 1992-04-13 水中ポンプ用メカニカルシール装置 Expired - Lifetime JPH0721916Y2 (ja)

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JPH0583395U JPH0583395U (ja) 1993-11-12
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JPH083766Y2 (ja) * 1992-06-12 1996-01-31 日本ピラー工業株式会社 メカニカルシール

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JPH0583395U (ja) 1993-11-12

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