JPH07219319A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH07219319A
JPH07219319A JP3428694A JP3428694A JPH07219319A JP H07219319 A JPH07219319 A JP H07219319A JP 3428694 A JP3428694 A JP 3428694A JP 3428694 A JP3428694 A JP 3428694A JP H07219319 A JPH07219319 A JP H07219319A
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JP
Japan
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toner
latent image
carrier
electrostatic latent
developing
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JP3428694A
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English (en)
Inventor
Tomoyoshi Chihara
朋義 千原
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電潜像保持体とトナー担持体との間、およ
び静電潜像保持体と制御部材との間に強い交番電界を発
生させることなく現像領域で良好なトナークラウドを形
成し、十分な現像濃度が得られる画像形成装置を提供す
る。 【構成】 現像領域に複数のワイヤーを張架してなる制
御電極4を配設し、トナー担持体1に直流電源12及び
交流電源14からバイアス電圧を印加するとともに、制
御電極4には直流電源12及び交流電源13から、前記
トナー担持体1に印加する電圧の交流成分と同周期で逆
位相の交流成分を含むバイアス電圧を印加する。これに
より、制御電極4に印加される電圧の交流成分のピーク
間電圧を小さく抑えつつ制御電極4とトナー担持体1と
の間には大きな電位差を発生させることができ、ここで
形成される交番電圧を強くできる。従って、静電潜像保
持体5上のトナー像を乱すことなく十分なトナークラウ
ドが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等電
子写真式の画像形成装置において用いられ、帯電電位の
差による静電潜像をトナーの付着により可視化する現像
装置に係り、特に現像領域において非磁性トナーのクラ
ウドを発生させて現像を行う現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、帯電電位の差による静電潜像
を現像して可視像を形成する現像装置は、使用する現像
剤の種類に応じて各種タイプが提案されている。このう
ち、非磁性トナーと磁性キャリアとを混合した二成分現
像剤を用い、現像領域でトナークラウドを発生させて現
像を行う現像装置として、特開平1−304477号公
報、特開平3−113474号公報に開示されるものが
ある。
【0003】図7は特開平3−113474号公報に記
載の現像装置を示す概略構成図である。この現像装置1
20は、二成分現像剤を収容するハウジング115内
に、静電潜像保持体105と対向し表面に非磁性トナー
を付着して搬送するトナー担持体(現像ロール)101
と、このトナー担持体101と近接して配置され、表面
に二成分現像剤を吸着しながら搬送する現像剤担持体1
02と、この現像剤担持体102とほぼ平行に配置さ
れ、二成分現像剤を攪拌しながら搬送する現像剤攪拌部
材106、107とを有している。また、前記静電潜像
保持体105とトナー担持体101との間隙には、非磁
性トナーの飛翔を制御する制御電極104がトナー担持
体101の近傍に離れて配置されている。
【0004】上記静電潜像保持体105は、一様帯電
後、像光の照射により表面に帯電電位の差による静電潜
像を形成することができる感光体である。上記現像剤担
持体102は回転駆動される円筒状のスリーブとその内
部に位置を固定して配置された複数の磁極とを有してお
り、非磁性トナーをともなう磁性キャリアが穂状に連な
った磁気ブラシをスリーブ表面に形成することができる
ものである。この現像剤担持体102には、直流電源1
11から例えば−300Vの直流電圧が印加されてい
る。上記現像剤攪拌部材106および107は、互いに
現像剤を逆方向に搬送するものであり、隔壁108で仕
切られ両端部で連通する二つの現像剤収容室109、1
10内で現像剤を攪拌しながら搬送し、一定の方向に循
環するようになっている。上記制御電極104は、静電
潜像保持体105に対向する部分に支持され、トナー担
持体の軸線とほぼ平行となるように張架された複数の細
いワイヤーからなるものである。このワイヤーには、直
流電源112及び交流電源113から、例えば図8に示
されるバイアス電圧(交流成分のピーク間電圧は800
V、周波数は5kHz、直流成分の電圧は−200V)
が印加されている。また、トナー担持体101には上記
直流電源112から直流電圧(−200V)が印加され
ている。
【0005】このような現像装置において、現像剤は現
像剤攪拌部材106、107により攪拌され、非磁性ト
ナーと磁性キャリアとの摩擦により非磁性トナーに電荷
が付与されて現像剤担持体102に供給される。この現
像剤は現像剤担持体102上で磁気ブラシを形成し、現
像剤担持体表面の回転により搬送されて、トナー担持体
101の表面に摺擦される。現像剤担持体102とトナ
ー担持体101との間には直流電源111、112によ
りバイアス電界が形成されており、磁性キャリアに付着
しているトナーはトナー担持体101の表面に転移し、
トナーの薄層を形成する。一方、磁性キャリアは現像剤
担持体102に磁気的に吸着されたまま残る。
【0006】トナー担持体101上に形成されたトナー
の薄層はトナー担持体101の回転により、静電潜像保
持体105と近接して対向する現像領域に搬送される。
トナー担持体101に近接して設けられた制御電極10
4には直流電源112及び交流電源113からバイアス
電圧が印加され、またトナー担持体101には直流電源
112から直流電圧が印加されており、現像領域に生じ
る振動電界によりトナーはクラウド化し、静電潜像に付
着して現像が行なわれる。
【0007】このような現像装置は、帯電・露光・現像
の各工程を複数回繰り返して静電潜像保持体上に複数色
のトナー像を重ねて形成する方式の画像形成装置におい
て、前工程で形成されたトナー像を乱すことなく現像で
きるという利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような現像装置では、以下に示す問題点がある。上記現
像装置を、静電潜像保持体105上に複数色のトナー像
を重ね合わせてカラー画像を得るプロセスに適用した場
合、制御電極104に印加する交流成分を含んだバイア
ス電圧によって、静電潜像保持体105上に既に形成さ
れたトナー像を乱すことがないようにする必要がある。
そのため、高い濃度のトナー像を得ようとしたときに、
先に形成されたトナー像に影響を及ぼさない様にバイア
ス電圧を設定すると、十分なトナークラウドを形成する
ことができず、その結果、十分な現像濃度を得ることが
できないという問題点がある。
【0009】つまり、現像濃度を上げるためには、制御
電極に印加するバイアス電圧の交流成分のピークツーピ
ーク値を大きくし、トナー担持体との間の交番電界を強
くして多くのトナーをクラウド化する方法が一般的かつ
確実である。しかし、このような方法では静電潜像保持
体と制御電極との間にも強い交番電界が発生し、静電潜
像保持体上に既に形成されたトナー像を乱してしまい、
画質が劣化するという問題点がある。
【0010】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、静電潜像保持体とトナ
ー担持体との間、および静電潜像保持体と現像領域に設
けられた電極部材との間に強い交番電界を発生させるこ
となく、現像領域で良好なトナークラウドを形成し、十
分な現像濃度が得られる画像形成装置を提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記のような問題点を解
決するために、請求項1に記載の発明は、 帯電電位の
差による潜像が形成される静電潜像保持体と対向するよ
うに配置され、表面に非磁性トナーの薄層を形成して回
転する現像ロールと、 前記静電潜像保持体と前記現像
ロールとが対向する間隙内で、前記現像ロールの周面と
接触又は近接して設けられた電極部材を有する現像装置
において、 前記現像ロールに直流と交流とを重畳し
たバイアス電圧を印加するとともに、前記電極部材に
は、前記現像ロールに印加する電圧の交流成分と同周期
で逆位相の交流成分を含む電圧を印加する電源装置を有
するものとする。
【0012】請求項2に記載の発明は、 前記請求項1
に記載の現像装置において、 前記電極部材は、弾性的
に変形が可能なプレート状部材からなり、先端縁又は先
端付近が前記現像ロールと画像幅方向のほぼ全幅で接触
又は近接するように支持されているものとする。
【0013】請求項3に記載の発明は、 前記請求項2
に記載の現像装置において、 前記電極部材は、前記静
電潜像保持体と対向する側に高抵抗層を有するものとす
る。
【0014】上記発明において、現像ロールに印加され
るバイアス電圧及び電極部材に印加されるバイアス電圧
は、両者の交流成分が同周期で逆位相に設定されていれ
ば、交流成分のピーク間電圧、周波数、直流成分の電圧
等は適宜に設定することができる。このとき、電極部材
および現像ロールに印加されるバイアス電圧は、静電潜
像保持体に複数色のトナー像の重ね合わせを行う場合、
先に形成されたトナー像を乱さない様に交流成分のピー
ク間電圧を設定する。上記発明において、電極部材の形
状、構造等は適宜に設定することができるが、特に請求
項2に記載の発明の様な電極部材の構成とすることが望
ましい。請求項3に記載の発明において、上記高抵抗層
を形成する材料は絶縁材料等のなかから適宜に選定する
ことができ、また高抵抗層の厚さも、静電潜像保持体に
先に形成されたトナー像に与える影響を考慮し、適宜に
設定することができる。
【0015】
【作用】請求項1に記載の現像装置よれば、現像ロール
に直流と交流とを重畳したバイアス電圧を印加するとと
もに、電極部材には、現像ロールに印加するバイアス電
圧の交流成分と同周期で逆位相の交流成分を含む電圧が
印加されているので、電極部材に印加される電圧の交流
成分のピーク間電圧を小さく抑えつつ、電極部材と現像
ロールとの間には大きな電位差を発生させ、形成される
交番電界を強いものとすることができる。このため、静
電潜像保持体上に既に形成されたトナー像は乱されるこ
となく、電極部材と現像ロールとの間の強い交番電界で
充分なトナークラウドが発生し、十分な現像濃度が確保
される。
【0016】請求項2に記載の現像装置では、電極部材
が弾性変形可能なプレート状部材からなり、先端付近が
現像ロールと接触又は近接するように支持されているの
で、表面にトナー層が形成された現像ロールの回転によ
り、制御電極の先端付近がトナー層の上に持ち上げられ
る。このため、異物が現像領域に侵入した場合にも電極
部材の下を容易に通り抜けることができ、電極部材の先
端付近に異物が堆積するのが防止される。従って、現像
領域に均一かつ良好なトナークラウドを形成することが
でき、異物による画質欠陥のない高品位な画像が得られ
る。
【0017】請求項3に記載の現像装置では、電極部材
の静電潜像保持体と対向する側に高抵抗層を有している
ので、現像領域に近接する位置で静電潜像保持体と電極
部材との間に形成される交番電界を抑えることができ
る。このため、現像領域以外で静電潜像保持体上に形成
された先のトナー像に対して影響を及ぼすことがなくな
り、複数のトナー像を重ね合わせて現像する際にも画質
劣化のない良好な画像を得ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、請求項1に記載の発明の一実施例である現
像装置を示す概略構成図である。この現像装置は帯電電
位の差による静電潜像を保持することができる静電潜像
保持体5と対向して設けられており、非磁性トナーと磁
性キャリアとからなる二成分現像剤16を収容するハウ
ジング15内に、二成分現像剤を磁気的に吸着して磁気
ブラシを表面に形成する現像剤担持体2と、この現像剤
担持体2上に吸着された現像剤量を規制する現像剤規制
部材3と、前記現像剤担持体2と前記静電潜像保持体5
とにそれぞれ違った部位で近接するように配置され、非
磁性トナーを付着して回転する円筒状のトナー担持体1
(現像ロール)とを有し、前記トナー担持体1と前記静
電潜像保持体5との対向位置には、非磁性トナーの飛翔
を制御する制御電極4が備えられている。また、ハウジ
ング15内の前記現像剤担持体2と隣接する位置に第1
の現像剤攪拌室9が設けられ、さらにこの第1の現像剤
攪拌室と隔壁8によって仕切られた第2の現像剤攪拌室
10が設けられている。上記第1の現像剤攪拌室9と第
2の現像剤攪拌室10とは、現像剤担持体2の軸線方向
における両端部で連通しており、それぞれに現像剤の攪
拌と軸方向への現像剤の搬送を行なう第1のスクリュー
オーガー6と第2のスクリューオーガー7とが設けられ
ている。これら2つのスクリューオーガー6、7は互い
に逆方向に現像剤を搬送するように回転方向が設定され
ており、現像剤が第1の現像剤攪拌室9と第2の現像剤
攪拌室10とを循環するようになっている。
【0019】上記現像剤担持体2は、位置が不動となる
ように支持された磁石の外周に、回転可能な円筒状のス
リーブを配置したものであり、スリーブの表面に二成分
現像剤を磁気的に吸着して磁気ブラシを形成するととも
に、スリーブが回転して現像剤を搬送することができる
ものである。この現像剤担持体2には、直流電源11か
ら直流電圧(−300V)を印加することができるよう
になっている。
【0020】上記トナー担持体1は表面がアルマイト処
理されたアルミニウムの円筒体やフェノール樹脂からな
る円筒体、またはアルミニウムの円筒体の表面に樹脂層
を形成したもの等が用いられ、直流電源12及び交流電
源14からバイアス電圧を印加することができるように
なっている。このバイアス電圧は、図2に示すように交
流成分のピーク間電圧が300V、周波数が5kHz、
直流成分の電圧が−200Vに設定されている。
【0021】上記トナー担持体1と上記静電潜像保持体
5とは200〜500μmの間隙を保持して対向するよ
うに配置されており、トナー担持体1と静電潜像保持体
5との対向位置で双方の表面の移動が逆方向となるよう
に回転方向が設定されている。また、トナー担持体1と
現像剤担持体2との対向位置でも双方の対向面が逆方向
に移動するように回転方向が設定されている。なお、上
記トナー担持体1と静電潜像保持体5と、またはトナー
担持体1と現像剤担持体2との対向位置で、双方の表面
の移動が同方向となるようにそれぞれの回転方向を設定
してもよい。
【0022】上記制御電極4は、トナー担持体1の軸方
向に直径が30〜200μmのタングステンワイヤーを
4本ほぼ平行に張架したものであり、トナー担持体1の
近傍に離れて配置されている。この制御電極4には、直
流電源12及び交流電源13からバイアス電圧が印加さ
れ、制御電極4とトナー担持体1との間、制御電極4と
静電潜像保持体5との間およびトナー担持体1と静電潜
像保持体5との間に電界を生じ、これらの対向部分が現
像領域となっている。このバイアス電圧は、図3に示す
ように交流成分のピーク間電圧が500V、周波数が5
kHz、直流成分の電圧が−200Vに設定されてい
る。そして、図2及び図3に示すように、トナー担持体
1に印加するバイアス電圧の交流成分と同周期で逆位相
の交流成分となるように設定されている。
【0023】このような現像装置において非磁性トナー
と磁性キャリアとは第1の現像剤攪拌室9と第2の現像
剤攪拌室10とにおいて搬送されるとともに均一となる
ように攪拌される。これにより現像剤16中の非磁性ト
ナーの分布が一定に維持されるとともに非磁性トナーと
磁性キャリアとの間の摩擦帯電により非磁性トナーに一
定の電荷が付与される。攪拌された現像剤は、第1のス
クリューオーガー6によって現像剤担持体2に供給され
る。現像剤担持体2は現像剤を磁気的に吸着して現像剤
の磁気ブラシを形成し、回転によりトナー担持体1との
対向位置まで搬送する。トナー担持体1と現像剤担持体
2との間にはバイアス電界が形成されており、電荷を有
するトナーはクーロン力によってトナー担持体1へ転移
し、トナー担持体表面に一定の帯電電荷を有するトナー
の薄層が形成される。一方、磁性キャリアは現像剤担持
体2に磁気的に吸着されたまま転移せずに残る。
【0024】トナー担持体1上に形成されたトナーの薄
層はトナー担持体1の回転とともに現像領域へ搬送さ
れ、直流電源12及び交流電源14からトナー担持体1
に印加され、かつ直流電源12及び交流電源13から制
御電極4に印加されたバイアス電圧による交番電界内で
トナークラウドを発生する。このとき、制御電極4に印
加される電圧の交流成分のピーク間電圧が500Vで、
トナー担持体1に印加される電圧の交流成分のピーク間
電圧は300Vであり、上記制御電極4には、トナー担
持体1に印加される電圧の交流成分と同周期で逆位相、
すなわち波形が反周期分遅れて印加されている。したが
って、制御電極4とトナー担持体1との間には電位差の
ピークツーピーク値が800Vの交番電界が生じる。こ
れにより、制御電極4に印加される電圧の交流成分のピ
ーク間電圧を小さく抑えつつ、制御電極4とトナー担持
体1との間に形成される交番電界の強さは充分なトナー
クラウドを発生させるものとすることができる。そし
て、クラウド化されたトナーはこのような交番電界内で
容易に飛翔し、静電潜像保持体5上の静電潜像に付着し
て現像が行われる。
【0025】表1及び図4は、トナー担持体1及び制御
電極4にバイアス電圧を印加する際に、従来の現像装置
の電圧印加方式と、本実施例の現像装置の電圧印加方式
とによる実際の現像トナー量を比較して示したものであ
る。 (以下余白)
【表1】
【0026】図4において、Case1は図7及び図8
に示す従来の現像装置で制御電極に印加される電圧の交
流成分のピーク間電圧が800Vのとき、Case2は
従来の現像装置で制御電極に印加される電圧の交流成分
のピーク間電圧が500Vのとき、Case3は本実施
例の現像装置で制御電極に印加される電圧の交流成分の
ピーク間電圧が500Vで、トナー担持体に印加される
電圧の交流成分のピーク間電圧が300Vのときを示し
たものである。
【0027】表1及び図4から確認されるように、従来
の現像装置では、印加される電圧の交流成分のピーク間
電圧を800Vから500Vに下げることによって、現
像トナー量は50%以下となる。しかし、本実施例で
は、トナー担持体1にも交流電圧を印加し、制御電極4
に印加するバイアス電圧の交流成分と同周期で逆位相と
しているので、制御電極に印加するバイアス電圧のピー
ク間電圧を500Vと比較的小さい値に設定しても、制
御電極4とトナー担持体1との間の電位差はCase1
と同じに設定することができ、Case1以上の現像ト
ナー量が得られる。Case1よりも現像トナー量が増
加するのは、トナー担持体1に交流成分のピーク間電圧
が300Vの電圧を印加することによりトナー担持体1
と静電潜像保持体5との間に弱い交番電界が形成され、
現像性が向上したためと考えることができる。従って、
本実施例による現像装置では、静電潜像保持体上に複数
色のトナー像を形成してカラー画像を得る場合でも、先
のトナー像を乱すことなく良好な現像濃度を得ることが
でき、高品位な画像が得られる。
【0028】図5は、請求項2又は請求項3に記載の発
明の一実施例である現像装置を示す概略構成図である。
この現像装置では、上記図1に示す現像装置に配設され
たワイヤーからなる制御電極4に代えて、弾性変形が可
能なプレート状部材からなり、先端付近がトナー担持体
21と画像幅方向のほぼ全幅で接触するように支持され
る制御電極24を有している。この制御電極24は、図
6に示すように、直流電源32及び交流電源33と接続
される板状の導体部24aと、この導体部24aの静電
潜像保持体25と対向する側に塗布された絶縁層24b
とからなるものである。なお、この制御電極24に印加
されるバイアス電圧、及びこの現像装置の他の構成は上
記図1に示す現像装置と同じである。
【0029】このような現像装置では、制御電極24及
びトナー担持体21に印加されるバイアス電圧は、上記
図1に示す現像装置を同じに設定されており、上記と同
様、先に静電潜像保持体上に形成されたトナー像を乱す
ことなく、良好な現像濃度を達成することができる。ま
た、制御電極24が絶縁層24bを有するプレート状部
材で形成されており、静電潜像保持体25と導体部24
aとの間に形成されるバイアス電界を抑えることができ
る。従って、静電潜像保持体25上に既に形成されてい
るトナー像に対する影響をなくすことができ、カラー画
像を形成する場合に、より確実に画質劣化を防止するこ
とができるという利点もある。また、現像領域に異物が
侵入しても、制御電極24を容易に通り抜けることがで
き、異物詰まりによる画質劣化を防止することもでき
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明に係る現像装置によれば、電極部材に印加されるバ
イアス電圧の交流成分のピーク間電圧を小さく抑えつ
つ、電極部材とトナー担持体との間に形成される交番電
界を必要な強さに保つことができる。従って、静電潜像
保持体上に既に形成されたトナー像を乱すことなく、十
分な現像濃度を得ることができる。請求項2に記載の発
明に係る現像装置によれば、上記請求項1に記載の現像
装置と同様の効果が得られるとともに、電極部材の先端
付近に異物が滞留又は堆積するのが防止され、画質欠陥
のない良好な画像を得ることができる。請求項3に記載
の発明に係る現像装置によれば、さらに、静電潜像保持
体と電極部材との間に形成される交番電界を抑えること
ができ、静電潜像保持体上に既に形成されたトナー像を
乱すことなくより確実に画質劣化を防止でき、良好な現
像を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施例である現像装
置を示す概略構成図である。
【図2】上記図1に示す現像装置のトナー担持体に印加
される電圧を示す図である。
【図3】上記図1に示す現像装置の制御電極に印加され
る電圧を示す図である。
【図4】上記図1に示す現像装置による現像トナー量を
従来の現像装置と比較して示す図である。
【図5】請求項2又は請求項3に記載の発明の一実施例
である現像装置を示す概略構成図である。
【図6】上記図5に示す現像装置の制御電極を示す部分
拡大図である。
【図7】従来の現像装置を示す概略構成図である。
【図8】従来の現像装置の制御電極に印加される電圧を
示す図である。
【符号の説明】 1、21 トナー担持体 2、22 現像剤担持体 3、23 現像剤規制部材 4、24 制御電極 5、25 静電潜像保持体 6、26 スクリューオーガー 7、27 スクリューオーガー 8、28 隔壁 9、29 第1の現像剤攪拌室 10、30 第2の現像剤攪拌室 11、31 直流電源 12、32 直流電源 13、33 交流電源 14、34 交流電源 15、35 ハウジング 16、36 二成分現像剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電電位の差による潜像が形成される
    静電潜像保持体と対向するように配置され、表面に非磁
    性トナーの薄層を形成して回転する現像ロールと、 前記静電潜像保持体と前記現像ロールとが対向する間隙
    内で、前記現像ロールの周面と接触又は近接して設けら
    れた電極部材を有する現像装置において、 前記現像ロールに直流と交流とを重畳したバイアス電圧
    を印加するとともに、前記電極部材には、前記現像ロー
    ルに印加する電圧の交流成分と同周期で逆位相の交流成
    分を含む電圧を印加する電源装置を有することを特徴と
    する現像装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の現像装置におい
    て、 前記電極部材は、弾性的に変形が可能なプレート状部材
    からなり、先端縁又は先端付近が前記現像ロールと画像
    幅方向のほぼ全幅で接触又は近接するように支持されて
    いることを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の現像装置におい
    て、 前記電極部材は、前記静電潜像保持体と対向する側に高
    抵抗層を有することを特徴とする現像装置。
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