JPH07219687A - 省電力モード制御回路 - Google Patents

省電力モード制御回路

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JPH07219687A
JPH07219687A JP6011612A JP1161294A JPH07219687A JP H07219687 A JPH07219687 A JP H07219687A JP 6011612 A JP6011612 A JP 6011612A JP 1161294 A JP1161294 A JP 1161294A JP H07219687 A JPH07219687 A JP H07219687A
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power supply
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JP6011612A
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Kazuo Nobemoto
和夫 延本
Koichiro Hara
幸一郎 原
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 省電力モード制御信号により直接フォトカプ
ラ等の素子を駆動することにより、補助電源回路の不要
な省電力モード制御回路を得る。 【構成】 省電力モード制御信号に応じて信号処理する
省電力モード信号処理回路23と並列に接続され、その
制御信号に応じて駆動され、かつ1次側回路に設けられ
たスイッチング用IC13を停止させる高感度なフォト
カプラ25等の高感度素子を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子機器が待機状態
にある時にその電子機器の消費電力を最小にする省電力
モード制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21は従来のディスプレイモニタ又は
プリンタ等の電子機器の内部回路として用いられる省電
力モード制御回路を示す構成図であり、図において、1
は1次側回路にAC100V等電源を供給する交流電
源、2は整流用ダイオードブロック、3は整流用コンデ
ンサ、4は省電力モード制御回路の2次側回路に電源を
供給する出力トランス、5は出力トランス4を動作及び
停止させるスイッチング用IC、6は整流用ダイオー
ド、7は平滑用コンデンサであり、上記出力トランス
4,スイッチング用IC5,整流用ダイオード6及び平
滑用コンデンサ7により2次側回路の省電力モード制御
回路に電源を供給する補助電源回路を構成する。8は外
部より省電力モード制御信号を入力する端子、9はその
省電力モード制御信号を一次蓄積するバッファ、10は
バッファ9からの省電力モード制御信号に応じて駆動信
号を出力するマイクロコンピュータ等で構成された制御
コントローラであり、これらバッファ9および制御コン
トローラ10は補助電源回路により電源が供給されてい
る。
【0003】11は制御コントローラ10からの駆動信
号により開閉し、2次側回路から入力した省電力モード
制御信号を1次側回路に出力するリレー、12は2次側
回路の負荷16に電源を供給する出力トランスである。
なお、この負荷16は、例えば、ディスプレイモニタに
対応したものであれば偏向コイル及び陰極線管等のもの
である。13は出力トランス12の動作及び停止をリレ
ー11の開閉に応じて行うスイッチング用ICであり、
出力トランス12及びスイッチング用IC13により2
次側回路のディスプレイモニタ又はプリンタの負荷16
に電源を供給する主電源回路を構成する。14は整流用
ダイオード、15は平滑用コンデンサである。17はス
イッチング用IC13に出力する信号の電位及びリレー
11の接点に流れる電流を制限する抵抗である。なお、
上記1次側回路と2次側回路のグランドは図面上のシン
ボルの相違で示しているように分離されている。
【0004】次に動作について説明する。一般にディス
プレイモニタ及びプリンタにおいて、ディスプレイモニ
タの主電源がオンであるが画面表示する必要がない時、
又は、プリンタの主電源がオンであるがプリント出力す
る必要がない時等の機能停止時に、2次側回路の負荷1
6を2次側回路にて遮断することにより、負荷16によ
る電力消費を0にすることはできるが、1次側回路の主
電源回路の出力トランス12及びスイッチング用IC1
3には電源が供給されており、無負荷状態でのスイッチ
ングを行なうためトランス等の内部で電力が消費され、
装置としての電力消費を5W以下に抑えることはできな
い。従って、上記電子機器の機能停止時に更に省電力を
進めるには、スイッチング用IC13を停止させて、出
力トランス12及びスイッチング用IC13による電力
消費を0にする必要がある。省電力モード制御回路はそ
の為に用いられているものである。
【0005】ディスプレイモニタにおいて画面表示して
いるか、又は、プリンタにおいてプリント出力している
通常モードでは、リレー11が閉成されており、スイッ
チング用IC13の動作により出力トランス12を介し
て負荷16に電源が供給される。その後、通常モードか
ら、それら電子機器の機能を停止して、さらに、省電力
を進める省電力モードに移行する際に、省電力モード制
御回路に省電力モード制御信号が入力されるが、その省
電力モード制御信号は2次側回路とグランドを共通とす
る信号なので、2次側回路の端子8よりその省電力モー
ド制御信号が入力される。
【0006】バッファ9は端子8より入力された省電力
モード制御信号を一次蓄積し、さらに、制御コントロー
ラ10はバッファ9からの省電力モード制御信号に応じ
てリレー11のコイル側に駆動信号を出力する。通常こ
の駆動信号は10〜20mAぐらいリレー11に流すよ
うに設定されている。リレー11の接点はその駆動信号
により閉成し、スイッチング用IC13に“L”レベル
の信号を出力する。“L”レベルの信号を入力したスイ
ッチング用IC13はスイッチングを停止し、出力トラ
ンス12への電力の供給を遮断する。このように、省電
力モード時では出力トランス12及びスイッチング用I
C13への電力の供給を遮断して、電子機器の省電力を
高める。
【0007】また、省電力モード中にディスプレイモニ
タにおいて画面表示の必要性が生じるか、又は、プリン
タにおいてプリント出力の必要性が生じた場合、省電力
モードからそれら電子機器の機能を復活する通常モード
に移行しなければならないが、その際は、省電力モード
制御回路の端子8への省電力モード制御信号の入力が停
止され、バッファ9を介して制御コントローラ10は省
電力モードから通常モードへの移行を検知し、リレー1
1のコイル側への駆動信号の出力を停止する。このた
め、リレー11の接点は開成し、スイッチング用IC1
3に出力する制御信号の電位を抵抗17に応じた“H”
レベルの信号にする。“H”レベルの信号を入力したス
イッチング用IC13はスイッチング動作を復活し、出
力トランス12への電力の供給を復活させる。
【0008】従って、通常モードと省電力モード間での
移行の際に、2次側回路の端子8より入力される省電力
モード制御信号を常に監視していなければならず、その
ため、バッファ9および制御コントローラ10は補助電
源回路により常に電源を供給し、機能を活かしていなけ
ればならない。なお、図21ではリレー11を用いた従
来例を示したが、図22はフォトカプラを用いた従来例
である。図において、18はフォトカプラ、19は制御
コントローラ10からの駆動電流を制限する抵抗であ
る。この場合であっても、バッファ9および制御コント
ローラ10は省電力モード制御信号を常に監視していな
ければならず、補助電源回路により常に電源を供給し、
機能を活かしていなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の省電力モード制
御回路は以上のように構成されているので、通常モード
と省電力モード間での移行を検知する際に、2次側回路
の端子8より入力される省電力モード制御信号を常に監
視する為に、バッファ9および制御コントローラ10は
補助電源回路により常に電源を供給しなければならず、
その為、補助電源回路である、出力トランス4,スイッ
チング用IC5,整流用ダイオード6及び平滑用コンデ
ンサ7が構成上必要となり、構成が複雑で高価になって
しまう問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、制御信号により直接フォトカプ
ラ等の素子を駆動することにより、補助電源回路の不要
な省電力モード制御回路を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る省
電力モード制御回路は、制御信号に応じて信号処理する
信号処理回路と並列に接続され、その制御信号に応じて
駆動され、且つ1次側回路に設けられた電源駆動回路を
停止させる第1の高感度素子を備えたものである。
【0012】請求項2の発明に係る省電力モード制御回
路は、制御信号に応じて省電力モード移行禁止信号を出
力する信号処理回路と並列に接続され、その制御信号に
応じて駆動され1次側回路に出力する第1の高感度素子
と、上記信号処理回路から出力された省電力モード移行
禁止信号に応じて駆動され1次側回路に出力する第2の
高感度素子と、その省電力モード移行禁止信号が解除さ
れている場合、上記第1の高感度素子からの制御信号に
応じて電源駆動回路を停止させる省電力移行判定回路と
を備えたものである。
【0013】請求項3の発明に係る省電力モード制御回
路は、同期信号が入力された場合、省電力モード移行禁
止信号を出力する同期信号処理回路と並列に接続され、
その同期信号に応じて駆動され1次側回路に出力する第
1の高感度素子と、上記同期信号処理回路から出力され
た省電力モード移行禁止信号に応じて駆動され1次側回
路に出力する第2の高感度素子と、その省電力モード移
行禁止信号が解除され且つ上記第1の高感度素子からの
同期信号が停止された場合に電源駆動回路を停止させ、
同期信号が再び入力された際電源駆動回路を復帰させる
省電力移行判定回路とを備えたものである。
【0014】請求項4の発明に係る省電力モード制御回
路は、通信制御信号に応じて省電力モード移行信号を出
力する通信制御信号処理回路と並列に接続され、その通
信制御信号に応じて駆動され1次側回路に出力する第1
の高感度素子と、上記通信制御信号処理回路から出力さ
れた省電力モード移行信号に応じて駆動され1次側回路
に出力する第2の高感度素子と、上記省電力モード移行
信号に応じて電源駆動回路を停止させ、上記第1の高感
度素子からの通信制御信号応じて電源駆動回路の動作を
復帰させる省電力移行判定回路とを備えたものである。
【0015】請求項5の発明に係る省電力モード制御回
路は、通信制御信号に応じて省電力モード移行禁止信号
を出力する通信制御信号処理回路と並列に接続され、そ
の外部回路から入力された通信制御信号に応じて駆動さ
れ1次側回路に出力する第1の高感度素子と、上記通信
制御信号処理回路から出力された省電力モード移行禁止
信号に応じて駆動され1次側回路に出力する第2の高感
度素子と、上記省電力モード移行禁止信号が解除されて
いる場合に、上記第1の高感度素子からの通信制御信号
に応じて電源駆動回路を停止させると共にその電源駆動
回路の動作を復帰させる省電力移行判定回路とを備えた
ものである。
【0016】請求項6の発明に係る省電力モード制御回
路は、シンクオングリーン信号に応じて信号処理するシ
ンクオングリーン信号処理回路と並列に接続され、その
シンクオングリーン信号に応じて駆動され1次側回路に
出力する第1の高感度素子と、その第1の高感度素子か
ら出力されたシンクオングリーン信号を増幅する増幅回
路と、その増幅されたシンクオングリーン信号の所定値
以上の電位を制限し、シンクオングリーン信号中の水平
・垂直同期成分を含む信号を出力する所定値電位制限回
路と、上記水平・垂直同期成分を含む信号の停止及び入
力に応じて電源駆動回路を停止及び動作を復帰させる省
電力移行判定回路とを備えたものである。
【0017】請求項7の発明に係る省電力モード制御回
路は、同期信号,通信制御信号及び省電力モード制御信
号のうち少なくとも2つの制御信号が入力され、その少
なくとも2つの制御信号に応じて省電力モード移行禁止
信号を出力する信号処理回路と、その信号処理回路と並
列に接続され、その少なくとも2つの制御信号に応じて
駆動され1次側回路に出力する高感度素子群と、上記信
号処理回路から出力された省電力モード移行禁止信号に
応じて駆動され1次側回路に出力する第2の高感度素子
と、上記省電力モード移行禁止信号が解除され、且つ上
記高感度素子群からの少なくとも2つの制御信号のうち
少なくとも1つの制御信号が停止した場合に電源駆動回
路を停止させると共に、その停止した制御信号を検出し
その停止した制御信号の復帰に応じて上記電源駆動回路
の動作を復帰させる省電力移行判定回路とを備えたもの
である。
【0018】請求項8の発明に係る省電力モード制御回
路は、シンクオングリーン信号から同期信号を分離し、
その同期信号に応じて省電力モード移行禁止信号又は省
電力モード移行信号を出力する信号処理回路と、そのシ
ンクオングリーン信号の入力信号線に直列に接続され上
記信号処理回路が省電力モード移行禁止信号を出力して
いる場合開成し、省電力モード移行信号を出力している
場合閉成する開閉回路と、その開閉回路と直列に接続さ
れると共に上記信号処理回路と並列に接続され、そのシ
ンクオングリーン信号に応じて駆動され1次側回路に出
力する第1の高感度素子と、上記信号処理回路から出力
された省電力モード移行禁止信号又は省電力モード移行
信号に応じて駆動され1次側回路に出力する第2の高感
度素子と、上記第1の高感度素子から出力したシンクオ
ングリーン信号から同期信号を分離するシンクオングリ
ーン信号同期分離回路と、上記省電力モード移行信号に
応じて上記電源駆動回路を停止させ、上記シンクオング
リーン信号同期分離回路からの同期信号に応じて電源駆
動回路の動作を復帰させる省電力移行判定回路とを備え
たものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明における第1の高感度素子は、
低電流で駆動可能なため、制御信号に応じて直接駆動可
能であり、1次側回路に設けられた電源駆動回路を停止
させるので、補助電源回路を用いることなく、省電力モ
ードへの移行及び通常モードへの復帰を行う。又、制御
信号は小さなレベルの電圧信号であるが、第1の高感度
素子と信号処理回路とを並列に接続することにより、信
号処理回路に供給される制御信号が電圧降下を起こすこ
とはなく、信号処理回路の動作を充分に行うことを可能
にする。
【0020】請求項2の発明における省電力モード制御
回路は、上記請求項1の発明の作用に加え、制御信号に
応じて信号処理回路から省電力モード移行禁止信号を第
2の高感度素子を介して省電力移行判定回路に出力し、
省電力モードへの移行を禁止することにより、信号切換
時等の省電力モードへの移行が不要な時の移行を防止す
る。
【0021】請求項3の発明における省電力モード制御
回路は、外部回路から入力された同期信号の停止及び復
帰に応じて省電力モードへの移行及び通常モードへの復
帰を行う。又、第1の高感度素子は、低電流で駆動可能
なため、同期信号に応じて直接駆動可能であり、補助電
源回路を不要とする。又、同期信号は小さなレベルの電
圧信号であるが、第1の高感度素子と同期信号処理回路
とを並列に接続することにより、同期信号処理回路に供
給される制御信号が電圧降下を起こすことはなく、同期
信号処理回路の動作を充分に行うことを可能にする。更
に、省電力モード移行禁止信号を省電力移行判定回路に
出力し、省電力モードへの移行を禁止することにより、
信号切換時等の省電力モードへの移行が不要な時の移行
を防止する。
【0022】請求項4の発明における省電力モード制御
回路は、外部回路から入力された通信制御信号の停止及
び復帰に応じて省電力モードへの移行及び通常モードへ
の復帰を行う。又、第1の高感度素子は、低電流で駆動
可能なため、通信制御信号に応じて直接駆動可能であ
り、補助電源回路を不要とする。又、通信制御信号は小
さなレベルの電圧信号であるが、第1の高感度素子と通
信制御信号処理回路とを並列に接続することにより、通
信制御信号処理回路に供給される通信制御信号が電圧降
下を起こすことはなく、通信制御信号処理回路の動作を
充分に行うことを可能にする。
【0023】請求項5の発明における省電力移行判定回
路は、通信制御信号に応じて電源駆動回路の停止と動作
の復帰の両方を行うので、請求項5の発明に比較して通
信制御信号処理回路による省電力モード移行信号を出力
する機能を不要にする。又、省電力モード移行禁止信号
を省電力移行判定回路に出力し、省電力モードへの移行
を禁止することにより、信号切換時等の省電力モードへ
の移行が不要な時の移行を防止する。
【0024】請求項6の発明における省電力モード制御
回路は、シンクオングリーン信号中の水平・垂直同期成
分を含む信号を分離し、その水平・垂直同期成分を含む
信号の停止及び入力に応じて省電力モードへの移行及び
通常モードへの復帰を行う。又、第1の高感度素子は、
低電流で駆動可能なため、シンクオングリーン信号に応
じて直接駆動可能であり、補助電源回路を不要にする。
又、シンクオングリーン信号は小さなレベルの電圧信号
であるが、第1の高感度素子とシンクオングリーン信号
処理回路とを並列に接続することにより、シンクオング
リーン信号処理回路に供給されるシンクオングリーン信
号が電圧降下を起こすことはなく、シンクオングリーン
信号処理回路の動作を充分に行うことを可能にする。
【0025】請求項7の発明における省電力モード制御
回路は、省電力移行判定回路により、省電力モード移行
時に、同期信号,通信制御信号及び省電力モード制御信
号の復帰に応じて通常モードに移行する。従って、複数
種類の制御信号に対して対応可能にする。又、第1の高
感度素子は、低電流で駆動可能なため、制御信号に応じ
て直接駆動可能であり、補助電源回路を不要とする。
又、制御信号は小さなレベルの電圧信号であるが、第1
の高感度素子と制御信号とを並列に接続することによ
り、信号処理回路に供給される制御信号が電圧降下を起
こすことはなく、信号処理回路の動作を充分に行うこと
を可能にする。更に、省電力モード移行禁止信号を省電
力移行判定回路に出力し、省電力モードへの移行を禁止
することにより、信号切換時等の省電力モードへの移行
が不要な時の移行を防止する。
【0026】請求項8の発明における省電力モード制御
回路は、通常モードにおいて信号処理回路の信号によ
り、そのシンクオングリーン信号を入力する入力信号線
に直列に接続された開閉回路を閉成し、そのシンクオン
グリーン信号を利用する回路を低減し、周波数特性の劣
化を防止する。又、第1の高感度素子は、低電流で駆動
可能なため、シンクオングリーン信号に応じて直接駆動
可能であり、補助電源回路を不要とする。又、シンクオ
ングリーン信号は小さなレベルの電圧信号であるが、第
1の高感度素子と信号処理回路とを並列に接続すること
により、信号処理回路に供給される制御信号が電圧降下
を起こすことはなく、信号処理回路の動作を充分に行う
ことを可能にする。更に、省電力モード移行禁止信号を
省電力移行判定回路に出力し、省電力モードへの移行を
禁止することにより、信号切換時等の省電力モードへの
移行が不要な時の移行を防止する。
【0027】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は専用の省電力モード制御信号に対応したデ
ィスプレイモニタ及びプリンタ等の電子機器に用いられ
る省電力モード制御回路を示す構成図であり、図におい
て、1は交流電源、2は整流用ダイオードブロック、3
は整流用コンデンサ、12は出力トランス、13はスイ
ッチング用IC(電源駆動回路)、14は整流用ダイオ
ード、15は平滑用コンデンサであり、出力トランス1
2,整流用ダイオード14及び平滑用コンデンサ15に
より電源回路を構成する。16はディスプレイモニタ又
はプリンタの負荷であり、以上、従来技術である図21
に示した構成と同等なものである。
【0028】21は0V又は5Vの直流信号である省電
力モード制御信号を入力する端子を兼ねたインバータ、
23は2次側回路の電源を用い、通常モード時に省電力
モード制御信号の入力に応じて処理を行う省電力モード
信号処理回路(信号処理回路)、24は省電力モード制
御信号の電流値を制限し、且つ上記省電力モード信号処
理回路23の過負荷を防止するする制限抵抗である。2
5は省電力モード信号処理回路23と並列に接続され、
2〜3mAの低電流の省電力モード制御信号に応じて駆
動し、スイッチング用IC13を停止するフォトカプラ
(第1の高感度素子)、26,27はフォトカプラ25
に供給する電源を調整する抵抗及びツェナーダイオード
である。
【0029】次に動作について説明する。この実施例
は、0V又は5Vの直流信号の専用の省電力モード制御
信号に対応したものである。通常モード時は、スイッチ
ング用IC13が動作しており、出力トランス12を介
して省電力モード信号処理回路23を含めた負荷16に
電源が供給される。次に省電力モード移行時は、パーソ
ナルコンピュータ又はワークステーションから直流0V
の省電力モード制御信号がインバータ21に入力され、
フォトカプラ25のLEDを停止しオフ状態にし、スイ
ッチング用IC13へ“L”レベルの信号を出力し、ス
イッチング用IC13の動作を停止させる。この結果、
出力トランス12から負荷16への電源の供給は遮断さ
れる。
【0030】更に、省電力モードから通常モードへの復
帰時は、5Vの省電力モード制御信号がインバータ21
に入力され、2〜3mAの低電流の省電力モード制御信
号がフォトカプラ25のLEDを駆動しオン状態にし、
スイッチング用IC13に抵抗26とツェナーダイオー
ド27に応じた“H”レベルの信号を出力し、スイッチ
ング用IC13を動作させ、出力トランス12から負荷
16へ電源を供給する。
【0031】このように、外部より入力した省電力モー
ド制御信号により、直接フォトカプラ25を駆動するこ
とにより、補助電源回路を不要とし、構成を簡単にする
ことができる。また、省電力モード制御信号を入力しそ
の省電力モード制御信号を利用する省電力モード信号処
理回路23とフォトカプラ25とを並列接続し、フォト
カプラ25は低電流でも駆動可能な高感度素子としたの
で、低電圧の省電力モード制御信号しか入力できない省
電力モード信号処理回路23であっても、フォトカプラ
25により省電力モード制御信号が電圧降下を起こすこ
となく、その省電力モード信号処理回路23の動作を充
分に行うことができる。さらに、フォトカプラ25の代
わりに高感度素子としてのリレーを用いても同様の効果
が生じる。
【0032】なお、上記実施例では、スイッチング用I
C13は“L”レベルの信号で停止し、“H”レベルの
信号で動作するように構成したが、“H”レベルの信号
で停止し、“L”レベルの信号で動作させるスイッチン
グ用IC13としてもよく、この場合、省電力モード制
御信号の0V又は5Vの出力条件を逆にするだけで同等
の動作ができる。
【0033】また、上記実施例では、フォトカプラ25
の出力線とスイッチング用IC13の制御信号線とを接
続したが、フォトカプラ25の出力線とスイッチング用
IC13の電源線とを接続し、フォトカプラ25のオフ
時にスイッチング用IC13に電源を供給し動作させ、
フォトカプラ25のオン時にスイッチング用IC13へ
の電源供給を遮断し、動作を停止させるようにしてもよ
い。
【0034】また、上記実施例の構成で、フォトカプラ
25として高感度素子を用いず、省電力モード制御信号
が低電流(2〜3mA)であり、直接省電力モード制御
信号によってフォトカプラ25を駆動することができな
い場合、図2に示す構成にしてもよい。図において、2
9は1次側回路の電源、30,31は抵抗、32はトラ
ンジスタである。図2のように、省電力モード制御信号
によりトランジスタ32を動作させ、更に、1次側回路
の電源によりフォトカプラ(素子)25を駆動させるよ
うにしてもよい。この場合であっても、2次側回路の電
源を必要としないので補助電源回路を不要とし、構成を
簡単にすることができる。
【0035】実施例2.上記実施例1では、直流0−5
Vの省電力モード制御信号に応じた場合について述べた
が、ディスプレイモニタ及びプリンタではパーソナルコ
ンピュータ又はワークスステーションからの水平又は垂
直の同期信号の有無に応じて通常モードと省電力モード
間での移行を処理することができる。図3は請求項1,
2及び3の発明の一実施例による同期信号に対応したデ
ィスプレイモニタ及びプリンタ等の電子機器に用いられ
る省電力モード制御回路を示す構成図であり、図におい
て、33は2次側回路の電源を用い、同期信号の入力信
号線に並列に接続されたマイクロコンピュータ等で構成
された同期信号処理回路(信号処理回路)、34,36
は抵抗、35はトランジスタであり、これら抵抗34,
36、トランジスタ35により他系統の信号処理回路を
構成する。なお、他系統の信号処理回路も2次側回路の
電源を用い、同期信号の入力信号線に対して並列に接続
されている。37,38はフォトカプラ(第1,第2の
フォトカプラ)、39は省電力移行判定回路である。ま
た、図4はその省電力移行判定回路39の詳細な構成を
示す構成図であり、図において、41はHC123等の
モノマルチ回路、42はHC32等のオア回路である。
【0036】次に動作について説明する。通常モード時
では、端子より同期信号が図5に示す期間bのパルス間
隔で入力され、フォトカプラ37のLEDを間欠的に駆
動しオン状態にし、図5のaに示す“H”レベルの信号
を省電力移行判定回路39のモノマルチ回路41に出力
する。モノマルチ回路41は“H”レベルの信号を入力
した瞬間から抵抗R1及びコンデンサC1の値で決まる
一定期間のパルスをオア回路42に出力しスイッチング
用IC13を動作させる。図5のbの出力では期間aの
パルスを出力している。従って、この期間aを予め同期
信号のパルス間隔である期間bよりも長くなるように、
抵抗R1及びコンデンサC1の値を決定しておくと同期
信号が入力され続けている間、オア回路42にパルスを
出力し続け、スイッチング用IC13を動作させ続け
る。また、省電力モードへの移行は、同期信号の入力が
遮断されフォトカプラ37がオフ状態となり、省電力移
行判定回路39からスイッチング用IC13への出力が
“L”レベルになることにより行われる。
【0037】また、同期信号処理回路33は通常モード
から省電力モードへの移行を禁止する為の回路である。
端子より同期信号が入力されている場合でも、同期信号
処理回路33に電源が入っていない場合、同期信号処理
回路33からフォトカプラ38に“L”レベルの信号が
出力され、さらに、フォトカプラ38から省電力移行判
定回路39のオア回路42に“L”レベルの信号が出力
されるので、省電力移行判定回路39はフォトカプラ3
7からの信号、即ち、同期信号の有無によってスイッチ
ング用IC13の動作を制御する。また、同期信号処理
回路33に電源が供給され、さらに、端子より同期信号
が入力された場合、同期信号処理回路33からフォトカ
プラ38に“H”レベルの信号が出力され、フォトカプ
ラ38から省電力移行判定回路39のオア回路42に
“H”レベルの信号が出力されるので、省電力移行判定
回路39はフォトカプラ37からの信号、即ち、同期信
号の有無に関わらず常にスイッチング用IC13を動作
する。このような制御は、例えば同期信号切換時等に省
電力モードへの移行が不要な時に、2次側回路の電源を
遮断しないように省電力移行判定回路39に省電力モー
ドへの移行を禁止させることに用いることができる。
【0038】図6のタイミングチャートにより、さら
に、動作を詳細に説明する。の状態では同期信号が入
力され、その同期信号に応じてフォトカプラ37の出力
dが信号出力し、省電力移行判定回路39の出力eも
“H”レベルであり、スイッチング用IC13を動作し
ている。又、この時、同期信号処理回路33の出力は
“H”レベルとなっており、従って、フォトカプラ38
の出力cは“H”レベルとなり、省電力移行判定回路3
9の出力eは“H”レベルに固定され、通常モードから
省電力モードへの移行は禁止されている。次に、省電力
モードへの移行の為、の状態では同期信号の入力が無
くなりフォトカプラ37の出力dが無くなっているが、
モノマルチ回路41の出力bは期間aのパルス出力を維
持するので、スイッチングIC13は動作状態を続行し
ており、全体の状態は変化しない。
【0039】の状態では、期間aが過ぎ、モノマルチ
回路41の出力bは“L”レベルになるが、同期信号処
理回路33の出力cにより省電力移行判定回路39の省
電力モードへの移行信号出力が禁止されているので、省
電力移行判定回路39の出力eは“H”レベルであり、
スイッチング用IC13の動作を続行している。もちろ
ん、この時点で同期信号処理回路33から省電力移行判
定回路39に省電力モード移行信号出力が禁止されてい
なければ、省電力移行判定回路39の出力eは“L”レ
ベルとなり、スイッチング用IC13を停止する。この
省電力モード移行信号出力の禁止は、例えば、パーソナ
ルコンピュータ等からの同期信号切換時の無信号状態の
誤動作防止のためである。次に。の状態において同期
信号処理回路33よりの省電力モード移行信号出力の禁
止が解除され、省電力移行判定回路39の出力eは
“L”レベルとなり、スイッチング用IC13を停止す
る。この状態で省電力モードへの移行が完了し、2次側
回路への電源供給は行われないので、同期信号処理回路
33は動作不能となり、“L”レベルの信号を継続して
出力している状態となる。次にの状態では、再び同期
信号dが入力されモノマルチ回路41の出力bは“H”
レベルになり、スイッチング用IC13が動作し省電力
モードからの復帰が完了する。
【0040】このように、同期信号応じて通常モードと
省電力モード間での移行を制御することができる。又、
外部より入力した同期信号により、直接フォトカプラ3
7を駆動することにより、補助電源回路を不要とし構成
を簡単にすることができる。又、同期信号処理回路33
を設けたことにより、同期信号切換時等の省電力モード
への移行が不要な時に省電力モード移行禁止信号を出力
すれば、誤動作を防止することができる。又、同期信号
を入力しその同期信号を利用する他系統の信号処理回路
23,同期信号処理回路33及びトランジスタ等で構成
された他系統の信号処理回路とフォトカプラ37とを並
列接続し、フォトカプラ37は低電流でも駆動可能な高
感度素子としたので、低電圧の同期信号しか入力できな
い上記信号処理回路23及び同期信号処理回路33であ
っても、フォトカプラ37により同期信号が電圧降下を
起こすことなく、その信号処理回路23及び同期信号処
理回路33の動作を充分に行うことができる。更に、フ
ォトカプラ37の代わりに高感度素子としてのリレーを
用いても同様の効果が生じる。
【0041】実施例3.ディスプレイモニタ及びプリン
タ等の一般の電子機器ではRS232C等のシリアル通
信,GPIB等のパラレル通信による、例えば画面を拡
大縮小したり、移動したりするモニタ画面制御のための
通信制御信号を入力する場合がある。この実施例は、そ
の通信制御信号に応じて通常モードと省電力モード間で
の移行を処理するものである。図7は請求項1及び4の
発明の一実施例による通信制御信号に対応したディスプ
レイモニタ及びプリンタ等の電子機器に用いられる省電
力モード制御回路を示す構成図であり、図において、7
1は2次側回路の電源を用い、通信制御信号の入力信号
線に並列に接続されたマイクロコンピュータ等により構
成された通信制御信号処理回路(信号処理回路)であ
り、端子から入力された通信制御信号を読み取り、その
通信制御信号に内容に応じてフォトカプラ38のLED
に省電力モード移行信号を出力するものである。72は
抵抗24と同様にフォトカプラ38に流れる電流を制限
する抵抗である。73は省電力移行判定回路である。ま
た、図8はその省電力移行判定回路73の詳細な構成を
示す構成図であり、図において、81はインバータ、8
2はHC−74等のフリップフロップ回路である。
【0042】次に動作について説明する。通常モード時
では、即ち図9のの状態では、通信制御信号が入力さ
れており、フォトカプラ37の出力fが出力されている
が、同時に通信制御信号を読み取っている通信制御信号
処理回路71は、そのの状態での通信制御信号の内容
は、通常モード時から省電力モードへの移行とは無関係
と判断し、省電力モード移行信号を出力せず、フォトカ
プラ38の出力gは“L”レベルのまま、インバータ8
1の出力hは“H”レベルのままとなり、フリップフロ
ップ回路81はリセットされない。即ち、の状態での
出力fでは出力iに影響を与えない。
【0043】次にの状態において、通常モード時から
省電力モードへの移行の為、入力される通信制御信号は
省電力モードへの移行を示すものが入力される。この場
合、フォトカプラ37の出力fも、通常モード時から省
電力モードへの移行を示すパルスがフリップフロップ回
路81に出力されるが、フリップフロップ回路81は通
信制御信号のパルスの内容を読み取る機能はないのでフ
リップフロップ回路81の状態は変化しない。しかし、
同時に通信制御信号を読み取っている通信制御信号処理
回路71は、そのの状態での通信制御信号は、通常モ
ード時から省電力モードへの移行を示す信号であると判
断し、省電力モード移行信号を出力し、即ち、フォトカ
プラ38の出力gを“H”レベルとし、更に、インバー
タ81の出力hを“L”レベルとし、フリップフロップ
回路81をリセットする。即ち、の状態へと移行し、
スイッチング用IC13を停止させる。スイッチング用
IC13の停止により、通常モードから省電力モードへ
の移行は完了し、スイッチング用IC13の停止により
2次側回路への電源の供給は遮断されるが、通信制御信
号処理回路71は電源を失い、省電力モード移行信号出
力は停止するのでフォトカプラ38の出力gは“L”レ
ベルとなり、インバータ81の出力hは“H”レベルと
なり、フリップフロップ回路81はリセットが解除さ
れ、フォトカプラ37の出力fの待機状態になる。
【0044】次に、の状態において、再び通信制御信
号が入力された場合、通信制御信号処理回路71は、電
源を失っているので、その通信制御信号を読み取ること
はできないが、フォトカプラ37の出力fにパルス出力
され、フリップフロップ回路81が動作し、出力iを
“L”レベルから“H”レベルとし、スイッチング用I
C13を動作させ、スイッチング用IC13の停止によ
り、省電力モードから通常モード時への復帰を行うこと
ができる。
【0045】このように、通常モードから省電力モード
への移行の際は、2次側回路の電源は活きており、通信
制御信号処理回路71は省電力モード移行信号を出力
し、省電力モードへ移行するが、省電力モードから通常
モードへの復帰の際は、何らかの通信制御信号のパルス
が入れば、それは復帰信号でしかないので、そのパルス
を検出して通常モードへ復帰することができる。
【0046】従って、この実施例3の通信制御信号の回
路を、上記実施例2の同期信号の回路にも応用すること
ができる。即ち、通常モードにおいて、同期信号処理回
路により同期信号の有無を検出し、同期信号が無ければ
省電力移行信号を出力する。更に、復帰の際は上記同期
信号処理回路の電源が遮断されおり機能していないの
で、同期信号の再入力を同期信号判定回路によって検出
し通常モードへ復帰させるようにすれば良い。
【0047】このように、通信制御信号応じて通常モー
ドと省電力モード間での移行を制御することができる。
又、外部より入力した通信制御信号により、直接フォト
カプラ37を駆動することにより、補助電源回路を不要
とし構成を簡単にすることができる。又、通信制御信号
を入力しその通信制御信号を利用する通信制御信号処理
回路71とフォトカプラ37とを並列接続し、フォトカ
プラ37は低電流でも駆動可能な高感度素子としたの
で、低電圧の通信制御信号しか入力できない上記通信制
御信号処理回路71であっても、フォトカプラ37によ
り通信制御信号が電圧降下を起こすことなく、その通信
制御信号処理回路71の動作を充分に行うことができ
る。更に、フォトカプラ37の代わりに高感度素子とし
てのリレーを用いても同様の効果が生じる。
【0048】実施例4.上記実施例3では、通常モード
から省電力モードへの移行の際は、通信制御信号処理回
路71からの省電力モード移行信号により移行し、省電
力モードから通常モードへの復帰の際は、省電力移行判
定回路73のパルスの検出に応じて復帰させたが、省電
力移行判定回路だけで移行及び復帰させることができ
る。図10は請求項1,2及び5の発明の一実施例によ
る通信制御信号に対応したディスプレイモニタ及びプリ
ンタ等の電子機器に用いられる省電力モード制御回路を
示す構成図であり、図において、101は実施例2で示
した省電力モード移行禁止信号を入力するフォトカプラ
(第2の高感度素子)、102は省電力移行判定回路で
あり、103はその内部に構成されたマイクロコンピュ
ータである。
【0049】次に動作について説明する。マイクロコン
ピュータ103は常にフォトカプラ37を介して入力さ
れた通信制御信号fを受信し解読しており、通常モード
状態において、省電力モードへの移行の信号を受信する
と、省電力モード移行動作禁止信号が解除されているこ
とを確認して、スイッチング用IC13を停止させる信
号iを出力し、省電力モードへの移行を完了する。ま
た、省電力モード状態においても、常に通信制御信号f
を受信し解読しており、復帰信号を受信するとスイッチ
ング用IC13を復帰させる信号iを出力し、通常モー
ドへの復帰を完了する。このように、この実施例では、
実施例3に比較して、通信制御信号処理回路71を設け
なくてもよく、構成を簡単にすることができる。
【0050】実施例5.従来からビデオ信号と水平・垂
直の同期信号が混在するシンクオングリーン信号の入力
に応じた省電力モード制御回路では、シンクオングリー
ン信号からビデオ信号と水平・垂直の同期信号とを分離
する回路に2次側回路から電源を供給する必要があり、
補助電源が必要であった。この実施例は、シンクオング
リーン信号により直接フォトカプラを駆動することによ
り、2次側回路に電源を供給する必要がない省電力モー
ド制御回路を得るものである。図11は請求項1及び7
の発明の一実施例によるシンクオングリーン信号に対応
したディスプレイモニタ等の電子機器に用いられる省電
力モード制御回路を示す構成図であり、図において、1
11は2次側回路の電源を用い、シンクオングリーンの
入力信号線に並列に接続されたシンクオングリーン信号
を入力するシンクオングリーン信号処理回路(信号処理
回路)、112はフォトカプラ(第1の高感度素子)、
113,114は抵抗、115はオペアンプ(増幅回
路)、116は抵抗、117はツェナーダイオード(所
定値電位制限回路)、118は74HC123等のモノ
マルチ回路、119はアンド回路、120,122は抵
抗、121はコンデンサ、123はオペアンプ、124
はインバータであり、コンデンサ121,抵抗122及
びオペアンプ123によりローパスフィルタを構成す
る。
【0051】次に動作について説明する。まず、シンク
オングリーン信号は図13に示すように1V程度の信号
であるので、シンクオングリーン信号処理回路111等
の回路とは並列に接続する。これをもし直列に接続した
場合、図12に示すようにフォトカプラ112のLED
の両端で、1.0〜0.7V程度の電圧降下を起こして
しまうため、通常モードにおいて、ビデオ制御用IC1
11等の回路が動作できなくなるためである。
【0052】フォトカプラ112によって1次側に伝達
されたシンクオングリーン信号は、オペアンプ115に
よって、例えば20倍に増幅される。これによって、同
期信号部は6V程度の大きさになる。この時、ビデオ信
号部は、例えばオペアンプ115の電源が12Vであれ
ば、図14に示すように飽和してしまう。次に、この図
14に示した信号を、5Vのツェナーダイオード117
に通すと5V以上の電圧は全てカットされるので、結
局、図15に示すように同期信号のみが分離されたよう
になる。
【0053】ここで、まず、図15に示した同期信号か
ら水平同期信号の分離のためにモノマルチ回路118に
図16(a)に示すような期間t0 を有する水平同期信
号成分が入力されたとすると、モノマルチ回路118は
抵抗R2とコンデンサC2とで決定される期間tの
“H”レベル間隔を有するパルスを発生する(図16
(b))。アンド回路119は、図16(a)と(b)
のパルスを入力する。ここで、期間tは予想される水平
同期信号t0 よりも十分に長いものとしておくと、アン
ド回路119は、図16(b)のパルスが“H”レベル
であり、且つ図16(a)のパルスが“H”レベルであ
る期間、即ち、期間Tの“H”レベル間隔を有する水平
同期信号を発生することができる(図16(c))。ま
た、図15の同期信号中の垂直同期信号に関しては、例
えば、図16(d)に対して水平同期信号と同様に図1
6(e)のようなパルスを発生するが、一般的に垂直同
期信号は水平同期信号の数倍以上長いために、図16
(e)と図16(d)とが同時に“H”レベルである期
間がなく、アンド回路119の出力は図16(f)とな
り、垂直同期信号は発生されない。
【0054】次に、垂直同期信号の分離に関しては、ま
ず、図15に示した同期信号をコンデンサ121,抵抗
122,オペアンプ123から成るローパスフィルタに
通すと、図17(a)に示すように水平同期信号は、そ
の“L”レベルのパルス幅が短いために図17(b)の
ような波形となり、インバータ124の出力は図17
(c)のように全て“H”レベルとなり水平同期信号は
発生されない。また、垂直同期信号(d)はそのパルス
幅が長いために、ローパスフィルタを通すと、図17
(e)に示すような波形になりインバータ124により
波形整形すると図17(f)のような垂直同期信号を発
生することができる。以下、同期信号の有無による判別
及びモード移行の手順は上記実施例2と同様な構成とし
ても良ければ、水平・垂直同期信号のうち少なくとも一
方の同期信号の有無を省電力判定回路で検出し、省電力
モードと通常モード間での移行を行うようにしても良
い。なお、上記実施例では、シンクオングリーン信号か
ら水平・垂直同期信号を分離し、その分離された水平・
垂直同期信号によりモード移行を制御したが、水平同期
成分と垂直同期成分を含むツェナーダイオード117の
出力信号からパルスの有無を省電力判定回路で検出する
ようにしても良い。
【0055】このように、シンクオングリーン信号応じ
て通常モードと省電力モード間での移行を制御すること
ができる。又、シンクオングリーン信号から水平同期信
号と垂直同期信号を分離する構成なので、必要に応じて
水平同期信号と垂直同期信号とを使い分けすることがで
きる。又、外部より入力したシンクオングリーン信号に
より、直接フォトカプラ112を駆動することにより、
補助電源回路を不要とし構成を簡単にすることができ
る。又、シンクオングリーン信号を入力しそのシンクオ
ングリーン信号を利用するシンクオングリーン信号制御
回路111とフォトカプラ112とを並列接続し、フォ
トカプラ112は低電流でも駆動可能な高感度素子とし
たので、低電圧のシンクオングリーン信号しか入力でき
ない上記シンクオングリーン信号制御回路111であっ
ても、フォトカプラ112によりシンクオングリーン信
号が電圧降下を起こすことなく、そのシンクオングリー
ン信号制御回路111の動作を充分に行うことができ
る。更に、フォトカプラ112の代わりに高感度素子と
してのリレーを用いても同様の効果が生じる。
【0056】実施例6.従来のパーソナルコンピュータ
及びワークステーションは省電力モード移行時の制御信
号に対して画一的ではない。従って、実施例1〜5で示
した省電力モード制御信号,水平同期信号のオフ,
垂直同期信号のオフ,水平・垂直同期信号の両方の
オフ,通信制御信号による移行制御のどの状態によっ
て、パーソナルコンピュータ及びワークステーションか
ら移行指令が出されたのか、省電力モード移行時に判定
しておく必要がある。図18は請求項1,2及び7の発
明の一実施例による港移行指令の内容を判定するディス
プレイモニタ及びプリンタ等の電子機器に用いられる省
電力モード制御回路を示す構成図であり、図において、
181は2次側回路の電源を用い、マイクロコンピュー
タで構成された信号処理回路であり、各々の制御信号を
入力して少なくとも1つの制御信号が省電力モードへの
移行を禁止していれば、フォトカプラ192(第2の高
感度素子)に省電力モード移行禁止信号を出力し、全て
の制御信号が省電力モードへの移行を禁止していなけれ
ば省電力モード移行禁止信号を停止する。182〜18
7は電流を制限する抵抗、188〜191,193はフ
ォトカプラ(第1の高感度素子,高感度素子群)、19
4〜199は各々のフォトカプラ188〜193の出力
信号を一時蓄えたり、増幅したり、同期信号とビデオ信
号を分離したりするバッファ,増幅器及び同期分離回路
である。200はその出力信号を入力するマイクロコン
ピュータ等で構成された省電力移行判定回路、201は
省電力移行判定回路200のリセット用ICで、交流電
源1のオンと同時に省電力移行判定回路200をリセッ
トするものである。
【0057】次に動作について説明する。図19はこの
実施例の動作を示すフローチャートであり、まず、ステ
ップST1において、交流電源1をオンにすると同時に
省電力移行判定回路200はリセット用IC201によ
りリセットされ、スイッチング用IC13を動作させ、
2次側回路に電源を供給する(ステップST2)。この
動作により通常モードが完了する。次に、信号処理回路
181が充分に立ち上がってから、その信号処理回路1
81が全ての制御信号に対して省電力モード移行禁止信
号が解除かどうかチェックし続ける(ステップST
3)。この信号処理回路181はパーソナルコンピュー
タ及びワークステーションから入力される各々の制御信
号に対してどのような信号状態であれば、省電力モード
への移行を禁止にするかプログラムされており、正常な
回路動作時はノイズや信号切換時に省電力移行判定回路
200が誤動作してしまうことをこの省電力モード移行
禁止信号により防止している。
【0058】次に、パーソナルコンピュータ及びワーク
ステーションから省電力モード移行制御信号が発生する
と信号処理回路181より省電力モード移行禁止信号が
解除される。この省電力モード移行禁止信号の解除信号
を入力した省電力移行判定回路200は、まず、水平同
期信号が無くなっているかどうかをチェックし(ステッ
プST4)、無くなっていれば垂直同期信号をチェック
する。ここで、垂直同期信号が無くなっていれば待機モ
ードAとなり、垂直同期信号があれば待機モードBとな
る(ステップST5)。又、水平同期信号があって垂直
同期信号が無ければ待機モードCとなる(ステップST
6)。次に、省電力モード制御信号が省電力モード移行
禁止信号が解除以前と比較して変化しているかどうかを
チェックし、変化していれば待機モードDとなり、変化
していなければ待機モードEとなる(ステップST
7)。この状態でスイッチング用IC13に動作禁止信
号を出力し電源の停止を行う。この動作により省電力モ
ードへの移行は完了する。 モードA===水平・垂直の両同期信号の復帰に応じて
省電力モードから復帰 モードB===水平同期信号の復帰に応じて省電力モー
ドから復帰 モードC===垂直同期信号の復帰に応じて省電力モー
ドから復帰 モードD===省電力モード制御信号の変化に応じて省
電力モードから復帰 モードE===通信制御信号による呼び起こし信号に応
じて省電力モードから復帰ということで、省電力移行判
定回路200は各々の制御信号を監視し省電力モードか
ら通常モードへの復帰に備えることができる。なお、図
18において、制御信号としてシンクオングリーン信号
及びグリーン信号を入力したが、シンクオングリーン信
号及びグリーン信号は、実施例5に示したようにビデオ
信号と水平・垂直の同期信号に分離することにより、上
記省電力判定監視回路200におけるモードA〜Cで通
常モードへの復帰に備えることができる。
【0059】このように、省電力モード移行時にどの制
御信号によって、移行指令が出されたのか判断すること
ができ、通常モードへの復帰をその制御信号に備えるこ
とができる。又、外部より入力した各々の制御信号によ
り、直接フォトカプラ188〜191,193を駆動す
ることにより、補助電源回路を不要とし構成を簡単にす
ることができる。又、各々の制御信号を入力しその各々
の制御信号を利用する信号処理回路181とフォトカプ
ラ188〜191,193とを並列接続し、フォトカプ
ラ188〜191,193は低電流でも駆動可能な高感
度素子としたので、低電圧の各々の制御信号しか入力で
きない上記信号処理回路181であっても、フォトカプ
ラ188〜191,193により各々の制御信号が電圧
降下を起こすことなく、その信号処理回路181の動作
を充分に行うことができる。更に、フォトカプラ188
〜191,193の代わりに高感度素子としてのリレー
を用いても同様の効果が生じる。
【0060】実施例7.実施例5において、シンクオン
グリーン信号の入力に応じた省電力モード制御回路につ
いて説明したが、シンクオングリーン信号の周波数は水
平同期信号で100kHz,垂直同期信号で60Hz程
度であり、またビデオ信号で30MHz〜150MHz
と非常に高い周波数であり、通常モード時に複数の回路
がそのシンクオングリーン信号を利用すれば、その周波
数特性に劣化が生じてしまう可能性がある。又、この周
波数特性の劣化はディスプレイモニタの画面の画質の悪
化に直結している。この実施例は、通常モード時にシン
クオングリーン信号を利用する回路を低減することによ
り周波数特性の劣化を防ぎディスプレイモニタの画面の
画質を良好にするものである。
【0061】図20は請求項1,2及び8の発明の一実
施例による周波数特性の劣化を防ぐシンクオングリーン
信号の入力に応じたディスプレイモニタ及びプリンタ等
の電子機器に用いられる省電力モード制御回路を示す構
成図であり、図において、202は2次側回路の電源を
用いた第1の信号処理回路(信号処理回路)であり、こ
の第1の信号処理回路202は端子より入力したシンク
オングリーン信号から映像処理をすると共に同期信号と
ビデオ信号とを分離している。203は2次側回路の電
源を用いた第2の信号処理回路(信号処理回路)であ
り、この第2の信号処理回路203は第1の信号処理回
路202によって分離された同期信号から省電力モード
移行禁止状態であるか、省電力モード移行状態であるか
判断し、省電力モード移行禁止状態である場合、リレー
等の切換回路204に電源を供給し開成状態にすると共
に、フォトカプラ(第2の高感度素子)207に省電力
モード移行禁止信号を出力し、省電力モード移行状態で
ある場合、切換回路(開閉回路)204への電源を停止
し閉成状態にすると共に、フォトカプラ207への省電
力モード移行禁止信号を解除する。205は電流を制限
する抵抗、206はシンクオングリーン信号用のフォト
カプラ(第1の高感度素子)、207は第2の信号処理
回路203からの省電力モード禁止解除信号用のフォト
カプラ、208,209は抵抗、210はシンクオング
リーン信号同期分離回路、211は省電力移行判定回路
である。
【0062】次に動作について説明する。第1の信号処
理回路202は端子から入力されたシンクオングリーン
信号から映像処理をすると共に同期信号とビデオ信号と
に常に分離している。第2の信号処理回路203は第1
の信号処理回路202によって分離された同期信号から
省電力モード移行禁止状態であるか、省電力モード移行
状態であるか判断し、省電力モード移行禁止状態である
場合、切換回路204に電源を供給し開成状態にすると
共に、フォトカプラ207に省電力モード移行禁止信号
を出力し、省電力移行判定回路211を省電力モード移
行禁止状態にする。このように、通常モードでは切換回
路204は開成状態であるので端子から入力されたシン
クオングリーン信号は第1の信号処理回路202にしか
供給されておらず、周波数特性の劣化、即ちディスプレ
イモニタの画面の画質の悪化を防ぐことができる。
【0063】又、第2の信号処理回路203が同期信号
から省電力モード移行状態であると判断した場合、切換
回路204への電源を停止し閉成状態にすると共に、フ
ォトカプラ207へ省電力モード制御信号を出力する。
省電力移行判定回路211は省電力モード制御信号の入
力に応じてスイッチング用IC13を停止し、2次側回
路への電源の供給を遮断する。これらの動作により省電
力モードへの移行が完了する。更に、省電力モード時に
おいて、切換回路204が閉成しているので、フォトカ
プラ206,シンクオングリーン信号同期分離回路21
0,省電力移行判定回路211の順序でシンクオングリ
ーン信号中の同期信号の監視が行われ、省電力モードの
解除を待機する。なお、切換回路204に関してはリレ
ーを例として上げたが、1次側の電源と2次側のシンク
オングリーン信号の分離が可能であれば省電力移行判定
回路211の1次側よりもコントロールしてもよい。
【0064】このように、通常モードではシンクオング
リーン信号は第1の信号処理回路202にしか供給され
ておらず、周波数特性の劣化、即ちディスプレイモニタ
の画面の画質の悪化を防ぐことができる。又、外部より
入力したシンクオングリーン信号により、直接フォトカ
プラ206を駆動することにより、補助電源回路を不要
とし構成を簡単にすることができる。又、シンクオング
リーン信号を入力しそのシンクオングリーン信号を利用
する第1の信号処理回路202とフォトカプラ206と
を並列接続し、フォトカプラ206は低電流でも駆動可
能な高感度素子としたので、低電圧のシンクオングリー
ン信号しか入力できない上記第1の信号処理回路202
であっても、フォトカプラ206によりシンクオングリ
ーン信号が電圧降下を起こすことなく、その第1の信号
処理回路202の動作を充分に行うことができる。更
に、フォトカプラ206の代わりに高感度素子としての
リレーを用いても同様の効果が生じる。
【0065】なお、上記実施例1から7における省電力
モード制御回路は、CRTを用いたディスプレイモニタ
以外にも液晶およびプラズマ等を応用した表示素子にも
適応できることは言うまでもない。
【0066】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、制御信号に応じて信号処理する信号処理回路と並列
に接続され、その制御信号に応じて駆動され、且つ1次
側回路に設けられた電源駆動回路を停止させる第1の高
感度素子を備えるように構成したので、補助電源回路を
用いることなく構成を簡単にすることができる。又、信
号処理回路に供給される制御信号が電圧降下を起こすこ
とはなく、信号処理回路の動作を充分に行うことができ
る効果がある。
【0067】請求項2の発明によれば、制御信号に応じ
て信号処理回路から省電力モード移行禁止信号を第2の
高感度素子を介して省電力移行判定回路に出力し、省電
力モードへの移行を禁止するように構成したので、上記
請求項1の発明の効果に加え、信号切換時等の省電力モ
ードへの移行が不要な時の移行を防ぎ、誤動作を防止す
ることができる効果がある。
【0068】請求項3の発明によれば、同期信号処理回
路と並列に接続された第1の高感度素子と、上記同期信
号処理回路から出力された省電力モード移行禁止信号が
解除され且つ上記第1の高感度素子からの同期信号が停
止された場合に電源駆動回路を停止させ、同期信号の復
帰に応じて電源駆動回路を復帰させる省電力移行判定回
路を備えるように構成したので、同期信号の停止及び復
帰に対応して省電力モードへの移行及び通常モードへの
復帰を行うことができる。又、補助電源回路を用いるこ
となく構成を簡単にすることができる。又、同期信号信
号処理回路に供給される同期信号が電圧降下を起こすこ
とはなく、同期信号信号処理回路の動作を充分に行うこ
とができる効果がある。更に、省電力モード移行禁止信
号により省電力モードへの移行を禁止することにより、
信号切換時等の省電力モードへの移行が不要な時の誤動
作を防止する。
【0069】請求項4の発明によれば、通信制御信号処
理回路と並列に接続された第1の高感度素子と、上記通
信制御信号処理回路から出力された省電力モード移行信
号に応じて電源駆動回路を停止させ、上記第1の高感度
素子からの通信制御信号応じて電源駆動回路の動作を復
帰させる省電力移行判定回路を備えるように構成したの
で、通信制御信号の停止及び復帰に対応して省電力モー
ドへの移行及び通常モードへの復帰を行うことができ
る。又、補助電源回路を用いることなく構成を簡単にす
ることができる。又、通信制御信号処理回路に供給され
る通信制御信号が電圧降下を起こすことはなく、通信制
御信号処理回路の動作を充分に行うことができる効果が
ある。
【0070】請求項5の発明によれば、通信制御信号処
理回路と並列に接続された第1の高感度素子と、通信制
御信号処理回路からの省電力モード移行禁止信号が解除
されている場合に、上記第1の高感度素子からの通信制
御信号に応じて電源駆動回路を停止させると共にその電
源駆動回路の動作を復帰させる省電力移行判定回路を備
えように構成したので、通信制御信号の停止及び復帰に
対応して省電力モードへの移行及び通常モードへの復帰
を行うことができる。又、補助電源回路を用いることな
く構成を簡単にすることができる。又、通信制御信号処
理回路に供給される通信制御信号が電圧降下を起こすこ
とはなく、通信制御信号処理回路の動作を充分に行うこ
とができる効果がある。更に、上記請求項5の発明に比
較して通信制御信号処理回路による省電力モード移行信
号を出力する機能を不要にすることができ、構成を簡単
にすることができる。又、省電力モード移行禁止信号を
省電力移行判定回路に出力し、省電力モードへの移行を
禁止することにより、信号切換時等の省電力モードへの
移行が不要な時の誤動作を防止する。
【0071】請求項6の発明によれば、シンクオングリ
ーン信号処理回路と並列に接続された第1の高感度素子
と、その第1の高感度素子から出力されたシンクオング
リーン信号を増幅し所定値以上の電位を制限し、水平・
垂直同期成分を含む信号を分離して、その水平・垂直同
期成分を含む信号の停止及び入力に応じて電源駆動回路
を停止及び動作を復帰させる省電力移行判定回路を備え
るように構成したので、シンクオングリーン信号の停止
及び復帰に対応して省電力モードへの移行及び通常モー
ドへの復帰を行うことができる。又、補助電源回路を用
いることなく構成を簡単にすることができる。又、シン
クオングリーン信号処理回路に供給されるシンクオング
リーン信号が電圧降下を起こすことはなく、シンクオン
グリーン信号処理回路の動作を充分に行うことができる
効果がある。
【0072】請求項7の発明によれば、信号処理回路と
並列に接続された高感度素子群と、上記信号処理回路か
ら出力された省電力モード移行禁止信号が解除され、且
つ上記高感度素子群からの少なくとも2つの制御信号の
うち少なくとも1つの制御信号が停止した場合に電源駆
動回路を停止させると共に、その停止した制御信号を検
出しその停止した制御信号の復帰に応じて電源駆動回路
の動作を復帰させる省電力移行判定回路を備えるように
構成したので、省電力モード移行時の同期信号,通信制
御信号及び省電力モード制御信号の復帰に応じて通常モ
ードに移行することができ、複数種類の制御信号に対し
て対応可能にすることができる。又、補助電源回路を用
いることなく構成を簡単にすることができる。又、信号
処理回路に供給される制御信号が電圧降下を起こすこと
はなく、信号処理回路の動作を充分に行うことができる
効果がある。更に、省電力モード移行禁止信号を省電力
移行判定回路に出力し、省電力モードへの移行を禁止す
ることにより、信号切換時等の省電力モードへの移行が
不要な時の誤動作を防止することができる。
【0073】請求項8の発明によれば、信号処理回路が
省電力モード移行禁止信号を出力している場合開成し、
省電力モード移行信号を出力している場合閉成する開閉
回路と、その開閉回路と直列に接続されると共に上記信
号処理回路と並列に接続された第1の高感度素子と、上
記信号処理回路から出力された省電力モード移行信号に
応じて上記電源駆動回路を停止させ、シンクオングリー
ン信号同期分離回路からの同期信号に応じて電源駆動回
路の動作を復帰させる省電力移行判定回路を備えるよう
に構成したので、通常モードにおいてシンクオングリー
ン信号を利用する回路を低減し、周波数特性の劣化を防
止し画像の乱れを防止することがができる。又、補助電
源回路を用いることなく構成を簡単にすることができ
る。又、信号処理回路に供給されるシンクオングリーン
信号が電圧降下を起こすことはなく、信号処理回路の動
作を充分に行うことができる効果がある。更に、省電力
モード移行禁止信号を省電力移行判定回路に出力し、省
電力モードへの移行を禁止することにより、信号切換時
等の省電力モードへの移行が不要な時の誤動作を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による省電力モード制御信
号に対応した省電力モード制御回路を示す構成図であ
る。
【図2】請求項1の発明の一実施例によるトランジスタ
を用いた省電力モード制御回路を示す構成図である。
【図3】請求項1,2及び3の発明の一実施例による同
期信号に対応した省電力モード制御回路を示す構成図で
ある。
【図4】図3の省電力移行判定回路の詳細を示す構成図
である。
【図5】図4における要部構成の信号を示すタイミング
チャートである。
【図6】図4における要部構成の信号を示すタイミング
チャートである。
【図7】請求項1及び4の発明の一実施例による通信制
御信号に対応した省電力モード制御回路を示す構成図で
ある。
【図8】図7の省電力移行判定回路の詳細を示す構成図
である。
【図9】図8における要部構成の信号を示すタイミング
チャートである。
【図10】請求項1,2及び5の発明の一実施例による
通信制御信号に対応した省電力モード制御回路を示す構
成図である。
【図11】請求項1及び6の発明の一実施例によるシン
クオングリーン信号に対応した省電力モード制御回路を
示す構成図である。
【図12】フォトカプラと信号処理回路を直列に接続し
た場合の構成図である。
【図13】図11における要部構成の信号を示すタイミ
ングチャートである。
【図14】図11における要部構成の信号を示すタイミ
ングチャートである。
【図15】図11における要部構成の信号を示すタイミ
ングチャートである。
【図16】図11における要部構成の信号を示すタイミ
ングチャートである。
【図17】図11における要部構成の信号を示すタイミ
ングチャートである。
【図18】請求項1,2及び7の発明の一実施例による
各種制御信号に対応した省電力モード制御回路を示す構
成図である。
【図19】各種制御信号に対応した省電力モード制御回
路の動作を示すフローチャートである。
【図20】請求項1,2及び8の発明の一実施例による
シンクオングリーン信号の周波数特性の劣化を防ぐ省電
力モード制御回路を示す構成図である。
【図21】従来の省電力モード制御回路を示す構成図で
ある。
【図22】従来のフォトカプラを用いた場合の省電力モ
ード制御回路を示す構成図である。
【符号の説明】
12 出力トランス(電源回路) 13 スイッチング用IC(電源駆動回路) 14 整流用ダイオード(電源回路) 15 平滑用コンデンサ(電源回路) 23 省電力モード信号処理回路(信号処理回路) 25 フォトカプラ(第1の高感度素子,素子) 33 同期信号処理回路(信号処理回路) 37,112,206 フォトカプラ(第1の高感度素
子) 38,101,207 フォトカプラ(第2の高感度素
子) 39,73,102,200,211 省電力移行判定
回路 71 通信制御信号処理回路(信号処理回路) 111 シンクオングリーン信号処理回路(信号処理回
路) 115 オペアンプ(増幅回路) 117 ツェナーダイオード(所定値電位制限回路) 181 信号処理回路 188〜191,193 フォトカプラ(第1の高感度
素子,高感度素子群) 202 第1の信号処理回路(信号処理回路) 203 第2の信号処理回路(信号処理回路) 204 切換回路(開閉回路) 210 シンクオングリーン信号同期分離回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側回路から2次側回路に電源を供給
    する電源回路と、1次側回路に設けられ上記電源回路を
    駆動する電源駆動回路と、2次側回路に設けられると共
    に上記電源回路から電源が供給され、外部回路から入力
    された制御信号に応じて信号処理する信号処理回路と、
    その信号処理回路と並列に接続されると共にその外部回
    路から入力された制御信号に応じて駆動され、且つ1次
    側回路に設けられた上記電源駆動回路を停止させる第1
    の高感度素子とを備えた省電力モード制御回路。
  2. 【請求項2】 1次側回路から2次側回路に電源を供給
    する電源回路と、1次側回路に設けられ上記電源回路を
    駆動する電源駆動回路と、2次側回路に設けられると共
    に上記電源回路から電源が供給され、外部回路から入力
    された制御信号に応じて省電力モード移行禁止信号を出
    力する信号処理回路と、その信号処理回路と並列に接続
    されと共にその外部回路から入力された制御信号に応じ
    て駆動され1次側回路にその制御信号を出力する第1の
    高感度素子と、上記信号処理回路から出力された省電力
    モード移行禁止信号に応じて駆動され1次側回路にその
    省電力モード移行禁止信号を出力する第2の高感度素子
    と、1次側回路に設けられ、上記第2の高感度素子から
    の省電力モード移行禁止信号が解除されている場合、上
    記第1の高感度素子からの制御信号に応じて上記電源駆
    動回路を停止させる省電力移行判定回路とを備えた省電
    力モード制御回路。
  3. 【請求項3】 1次側回路から2次側回路に電源を供給
    する電源回路と、1次側回路に設けられ上記電源回路を
    駆動する電源駆動回路と、2次側回路に設けられると共
    に上記電源回路から電源が供給され且つ外部回路からの
    同期信号入力に応じて、省電力モード移行禁止信号を出
    力する同期信号処理回路と、その同期信号処理回路と並
    列に接続されると共にその外部から入力された同期信号
    に応じて駆動され1次側回路にその同期信号を出力する
    第1の高感度素子と、上記同期信号処理回路から出力さ
    れた省電力モード移行禁止信号に応じて駆動され1次側
    回路にその省電力モード移行禁止信号を出力する第2の
    高感度素子と、1次側回路に設けられ、上記第2の高感
    度素子からの省電力モード移行禁止信号が解除され且つ
    上記第1の高感度素子からの同期信号が停止された場合
    に上記電源駆動回路を停止させ、同期信号の復帰に応じ
    てその電源駆動回路を復帰させる省電力移行判定回路と
    を備えた省電力モード制御回路。
  4. 【請求項4】 1次側回路から2次側回路に電源を供給
    する電源回路と、1次側回路に設けられ上記電源回路を
    駆動する電源駆動回路と、2次側回路に設けられると共
    に上記電源回路から電源が供給され、外部回路から入力
    された通信制御信号に応じて省電力モード移行信号を出
    力する通信制御信号処理回路と、その通信制御信号処理
    回路と並列に接続され、その外部回路から入力された通
    信制御信号に応じて駆動され1次側回路にその通信制御
    信号を出力する第1の高感度素子と、上記通信制御信号
    処理回路から出力された省電力モード移行信号に応じて
    駆動され1次側回路にその省電力モード移行信号を出力
    する第2の高感度素子と、1次側回路に設けられ、上記
    第2の高感度素子からの省電力モード移行信号に応じて
    上記電源駆動回路を停止させ、上記第1の高感度素子か
    らの通信制御信号応じて上記電源駆動回路の動作を復帰
    させる省電力移行判定回路とを備えた省電力モード制御
    回路。
  5. 【請求項5】 1次側回路から2次側回路に電源を供給
    する電源回路と、1次側回路に設けられ上記電源回路を
    駆動する電源駆動回路と、2次側回路に設けられると共
    に上記電源回路から電源が供給され、外部回路から入力
    された通信制御信号に応じて省電力モード移行禁止信号
    を出力する通信制御信号処理回路と、その通信制御信号
    処理回路と並列に接続され、その外部回路から入力され
    た通信制御信号に応じて駆動され1次側回路にその通信
    制御信号を出力する第1の高感度素子と、上記通信制御
    信号処理回路から出力された省電力モード移行禁止信号
    に応じて駆動され1次側回路にその省電力モード移行禁
    止信号を出力する第2の高感度素子と、1次側回路に設
    けられ、上記第2の高感度素子からの省電力モード移行
    禁止信号が解除されている場合に、上記第1の高感度素
    子からの通信制御信号に応じて上記電源駆動回路を停止
    させると共に上記電源駆動回路の動作を復帰させる省電
    力移行判定回路とを備えた省電力モード制御回路。
  6. 【請求項6】 1次側回路から2次側回路に電源を供給
    する電源回路と、1次側回路に設けられ上記電源回路を
    駆動する電源駆動回路と、2次側回路に設けられると共
    に上記電源回路から電源が供給され且つ外部回路から入
    力されたシンクオングリーン信号に応じて信号処理する
    シンクオングリーン信号処理回路と、そのシンクオング
    リーン信号処理回路と並列に接続され、その外部から入
    力されたシンクオングリーン信号に応じて駆動され1次
    側回路にそのシンクオングリーン信号を出力する第1の
    高感度素子と、その第1の高感度素子から出力されたシ
    ンクオングリーン信号を増幅する増幅回路と、その増幅
    回路により増幅されたシンクオングリーン信号の所定値
    以上の電位を制限し、そのシンクオングリーン信号中の
    水平・垂直同期成分を含む信号を出力する所定値電位制
    限回路と、1次側回路に設けられ、上記所定値電位制限
    回路からの水平・垂直同期成分を含む信号の停止及び入
    力に応じて上記電源駆動回路を停止及び動作を復帰させ
    る省電力移行判定回路とを備えた省電力モード制御回
    路。
  7. 【請求項7】 1次側回路から2次側回路に電源を供給
    する電源回路と、1次側回路に設けられ上記電源回路を
    駆動する電源駆動回路と、2次側回路に設けられると共
    に上記電源回路から電源が供給され、同期信号,通信制
    御信号及び省電力モード制御信号のうち少なくとも2つ
    の制御信号が外部回路から入力され、その少なくとも2
    つの制御信号に応じて省電力モード移行禁止信号を出力
    する信号処理回路と、その信号処理回路と並列に接続さ
    れると共にその外部回路から入力された少なくとも2つ
    の制御信号に応じて駆動され1次側回路にそれらの制御
    信号を出力する高感度素子群と、上記信号処理回路から
    出力された省電力モード移行禁止信号に応じて駆動され
    1次側回路にその省電力モード移行禁止信号を出力する
    第2の高感度素子と、1次側回路に設けられ、上記第2
    の高感度素子から出力された省電力モード移行禁止信号
    が解除され、且つ上記高感度素子群からの少なくとも2
    つの制御信号のうち少なくとも1つの制御信号が停止し
    た場合に上記電源駆動回路を停止させると共に、その停
    止した制御信号を検出しその停止した制御信号の復帰に
    応じて上記電源駆動回路の動作を復帰させる省電力移行
    判定回路とを備えた省電力モード制御回路。
  8. 【請求項8】 1次側回路から2次側回路に電源を供給
    する電源回路と、1次側回路に設けられ上記電源回路を
    駆動する電源駆動回路と、2次側回路に設けられると共
    に上記電源回路から電源が供給され、外部回路から入力
    されたシンクオングリーン信号から同期信号を分離し、
    その同期信号に応じて省電力モード移行禁止信号又は省
    電力モード移行信号を出力する信号処理回路と、そのシ
    ンクオングリーン信号の入力信号線に直列に接続され上
    記信号処理回路が省電力モード移行禁止信号を出力して
    いる場合開成し、省電力モード移行信号を出力している
    場合閉成する開閉回路と、その開閉回路と直列に接続さ
    れると共に上記信号処理回路と並列に接続され、その外
    部回路から入力されたシンクオングリーン信号に応じて
    駆動され1次側回路にそのシンクオングリーン信号を出
    力する第1の高感度素子と、上記信号処理回路から出力
    された省電力モード移行禁止信号又は省電力モード移行
    信号に応じて駆動され1次側回路にその省電力モード移
    行禁止信号又は省電力モード移行信号を出力する第2の
    高感度素子と、1次側回路に設けられ、上記第1の高感
    度素子から出力したシンクオングリーン信号から同期信
    号を分離するシンクオングリーン信号同期分離回路と、
    1次側回路に設けられ、上記第2の高感度素子から省電
    力モード移行禁止信号を入力した場合上記電源駆動回路
    の動作を継続させ、省電力モード移行信号を入力した場
    合上記電源駆動回路を停止させ、上記シンクオングリー
    ン信号同期分離回路からの同期信号に応じて上記電源駆
    動回路の動作を復帰させる省電力移行判定回路とを備え
    た省電力モード制御回路。
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JP2018165011A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

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