JPH07220139A - 紙葉類払出装置 - Google Patents
紙葉類払出装置Info
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- JPH07220139A JPH07220139A JP6027420A JP2742094A JPH07220139A JP H07220139 A JPH07220139 A JP H07220139A JP 6027420 A JP6027420 A JP 6027420A JP 2742094 A JP2742094 A JP 2742094A JP H07220139 A JPH07220139 A JP H07220139A
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- JP
- Japan
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- belt
- rotation
- banknotes
- unit
- rotating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一時保留部の上下回動搬送ベルト間に堆積保
留した複数枚の紙葉類を大きな挟圧を持って挟持すると
共に、上下回動搬送ベルトを放出姿勢と落込み姿勢との
間を昇降回動する駆動機構を共通の駆動源に連結するこ
とにより機構全体の小型化及びコストダウンを図ること
である。 【構成】 上下回動搬送ベルト53、49を昇降回動す
る駆動機構は、駆動源67にカム95、97を連結する
ことによって該ベルト53、49を昇降回動せしめると
共に、該駆動源67に連結したラック・ピニオン機構7
3、75を付加することによって下回動搬送ベルト49
を上回動搬送ベルト53に向けて押上げ、両ベルト5
3、49間に堆積した複数枚の紙幣P、Pを強い力で挟
持する。
留した複数枚の紙葉類を大きな挟圧を持って挟持すると
共に、上下回動搬送ベルトを放出姿勢と落込み姿勢との
間を昇降回動する駆動機構を共通の駆動源に連結するこ
とにより機構全体の小型化及びコストダウンを図ること
である。 【構成】 上下回動搬送ベルト53、49を昇降回動す
る駆動機構は、駆動源67にカム95、97を連結する
ことによって該ベルト53、49を昇降回動せしめると
共に、該駆動源67に連結したラック・ピニオン機構7
3、75を付加することによって下回動搬送ベルト49
を上回動搬送ベルト53に向けて押上げ、両ベルト5
3、49間に堆積した複数枚の紙幣P、Pを強い力で挟
持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は両替機、自動販売機、現
金自動預入払出機(ATM:AutomatedTeller Machin
e)等に組込まれる紙葉類払出装置、より詳細には、紙
幣の計数ミスが生じた場合や、利用者が払出紙幣を受取
り忘れた場合等に該紙幣を装置内に回収する機能を有す
る紙幣払出装置の改良に関する。
金自動預入払出機(ATM:AutomatedTeller Machin
e)等に組込まれる紙葉類払出装置、より詳細には、紙
幣の計数ミスが生じた場合や、利用者が払出紙幣を受取
り忘れた場合等に該紙幣を装置内に回収する機能を有す
る紙幣払出装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類払出装置として図6に示す
ようなATMがあり、このATMは装置本体101に対
して着脱自在であって且つ払出用の紙幣P、P・・を収
納する紙幣収納庫103を内部に有する金庫ユニット1
07と、紙幣収納庫103内の収納紙幣P、P・・を1
枚づつ繰出すフィ−ドロ−ラ109と、フィ−ドロ−ラ
109によって繰出した紙幣Pを垂直上方向に搬送する
垂直搬送路111と、垂直搬送路111の最上部より紙
幣Pを水平方向に搬送する水平搬送路113と、水平搬
送路113の中央部に配置され且つ紙幣P、P・・が指
定された枚数に達するまで搬送紙幣Pをパンタグラフ式
のリンク114を介して昇降可能な昇降台115上に落
込んで一時的に堆積保留すると共にソレノイド117を
駆動することにより昇降台115を上昇して保留紙幣
P、Pを一括して水平搬送路113と同レベル位置に押
上げて挟持させる一時保留部119と、一時保留部11
9に堆積保留した紙幣P、P・・を一括して顧客に払出
すため水平搬送路113の前方に配置され且つ装置本体
101の前部上方に形成した紙幣払出口121に向けて
上方を向いた払出搬送路123と、水平搬送路113の
後方に配置され且つ装置本体101の後部上方に形成し
た運用者側(銀行店内)の紙幣取出口125に向けて上
方を向いた取出搬送路127とを備える。
ようなATMがあり、このATMは装置本体101に対
して着脱自在であって且つ払出用の紙幣P、P・・を収
納する紙幣収納庫103を内部に有する金庫ユニット1
07と、紙幣収納庫103内の収納紙幣P、P・・を1
枚づつ繰出すフィ−ドロ−ラ109と、フィ−ドロ−ラ
109によって繰出した紙幣Pを垂直上方向に搬送する
垂直搬送路111と、垂直搬送路111の最上部より紙
幣Pを水平方向に搬送する水平搬送路113と、水平搬
送路113の中央部に配置され且つ紙幣P、P・・が指
定された枚数に達するまで搬送紙幣Pをパンタグラフ式
のリンク114を介して昇降可能な昇降台115上に落
込んで一時的に堆積保留すると共にソレノイド117を
駆動することにより昇降台115を上昇して保留紙幣
P、Pを一括して水平搬送路113と同レベル位置に押
上げて挟持させる一時保留部119と、一時保留部11
9に堆積保留した紙幣P、P・・を一括して顧客に払出
すため水平搬送路113の前方に配置され且つ装置本体
101の前部上方に形成した紙幣払出口121に向けて
上方を向いた払出搬送路123と、水平搬送路113の
後方に配置され且つ装置本体101の後部上方に形成し
た運用者側(銀行店内)の紙幣取出口125に向けて上
方を向いた取出搬送路127とを備える。
【0003】このように、顧客側の紙幣放出口121か
ら払出す払出搬送路123、或いは運用者側の紙幣取出
口125から取出す取出搬送路127を水平搬送路11
3から前方或いは後方に向けて上方を向くよう配設する
理由は、顧客或いは運用者と対面するように紙幣P、P
を放出することにより、その取出し易さを向上するため
である。
ら払出す払出搬送路123、或いは運用者側の紙幣取出
口125から取出す取出搬送路127を水平搬送路11
3から前方或いは後方に向けて上方を向くよう配設する
理由は、顧客或いは運用者と対面するように紙幣P、P
を放出することにより、その取出し易さを向上するため
である。
【0004】斯く構成した紙幣払出装置においては、紙
折れ等の紙幣異常の発生、重送、ミスカウント、スキュ
ー等の搬送異常等の支障が生じた場合に利用者からのク
レ−ムを防止するためこれらの支障が生じた紙幣P又は
紙幣束P、P・・(以下、リジェクト紙幣と称する。)
を利用者に払出すことなく装置内に設置した回収エリア
に回収して別扱いとすることが多い。また、紙幣を正常
に払出した場合であっても払出した紙幣を利用者が受取
り忘れて装置から離れた場合等のように、払出紙幣が所
定時間内に取出されない場合には、盗難を防止するため
当該紙幣(以下、取忘れ紙幣と称する)を金庫ユニト1
07の上方に配置した回収エリア129に回収するよう
構成することも多い。
折れ等の紙幣異常の発生、重送、ミスカウント、スキュ
ー等の搬送異常等の支障が生じた場合に利用者からのク
レ−ムを防止するためこれらの支障が生じた紙幣P又は
紙幣束P、P・・(以下、リジェクト紙幣と称する。)
を利用者に払出すことなく装置内に設置した回収エリア
に回収して別扱いとすることが多い。また、紙幣を正常
に払出した場合であっても払出した紙幣を利用者が受取
り忘れて装置から離れた場合等のように、払出紙幣が所
定時間内に取出されない場合には、盗難を防止するため
当該紙幣(以下、取忘れ紙幣と称する)を金庫ユニト1
07の上方に配置した回収エリア129に回収するよう
構成することも多い。
【0005】このような回収を行う為に、水平搬送路1
13の一時保留部119より上流側には、リジェクト紙
幣或いは取忘れ紙幣を金庫ユニット107の上方に配置
した回収エリア129に搬送するための回収搬送路13
1と、紙幣Pの搬送方向を切替える切替ゲ−ト133と
を配置している。一時保留部119に堆積した紙幣P、
Pがリジェクト紙幣或いは取忘れ紙幣であるときは、ソ
レノイド117を駆動して昇降台115を水平搬送路1
13と整合する位置に押上げ、紙幣P、P・・を水平搬
送路113の所定位置まで逆送させた後、切替ゲ−ト1
33を回収方向に切替え、回収搬送路131を通して回
収エリア129に回収するよう構成する。
13の一時保留部119より上流側には、リジェクト紙
幣或いは取忘れ紙幣を金庫ユニット107の上方に配置
した回収エリア129に搬送するための回収搬送路13
1と、紙幣Pの搬送方向を切替える切替ゲ−ト133と
を配置している。一時保留部119に堆積した紙幣P、
Pがリジェクト紙幣或いは取忘れ紙幣であるときは、ソ
レノイド117を駆動して昇降台115を水平搬送路1
13と整合する位置に押上げ、紙幣P、P・・を水平搬
送路113の所定位置まで逆送させた後、切替ゲ−ト1
33を回収方向に切替え、回収搬送路131を通して回
収エリア129に回収するよう構成する。
【0006】ところが、このようなパンタグラフ式の一
時保留部119を備えたATMにあっては、リジェクト
紙幣或いは取忘れ紙幣を回収する機構が大型化するばか
りか、昇降台115の昇降動作及び切替ゲ−ト133の
切替動作を関係付けて行なう必要があって信号処理が複
雑化すると共に、回収動作に時間がかかるという欠陥が
あった。
時保留部119を備えたATMにあっては、リジェクト
紙幣或いは取忘れ紙幣を回収する機構が大型化するばか
りか、昇降台115の昇降動作及び切替ゲ−ト133の
切替動作を関係付けて行なう必要があって信号処理が複
雑化すると共に、回収動作に時間がかかるという欠陥が
あった。
【0007】これに対し、図7に示すように、水平搬送
路113の前端に昇降回動可能な一時保留部135を備
えたATMによれば、上述した欠陥を解消することがで
きる。
路113の前端に昇降回動可能な一時保留部135を備
えたATMによれば、上述した欠陥を解消することがで
きる。
【0008】このような一時保留部135は、図8
(a)、(b)、(c)、(d)に詳細を示すように、
水平搬送路113を経て搬送した紙幣Pを順次堆積する
ために無終端状に張設した下回動搬送ベルト137と、
下回動搬送ベルト137の上面に対面する無終端状に張
設した上回動搬送ベルト141と、下回動搬送ベルト1
37上に堆積した紙幣P、Pが所要枚数に達したときに
上下回動搬送ベルト141、137によって紙幣束P、
Pを挟持し且つこの状態で上下回動搬送ベルト141、
137の前端部を昇降回動せしめる昇降回動機構(図示
しない)とを備える。
(a)、(b)、(c)、(d)に詳細を示すように、
水平搬送路113を経て搬送した紙幣Pを順次堆積する
ために無終端状に張設した下回動搬送ベルト137と、
下回動搬送ベルト137の上面に対面する無終端状に張
設した上回動搬送ベルト141と、下回動搬送ベルト1
37上に堆積した紙幣P、Pが所要枚数に達したときに
上下回動搬送ベルト141、137によって紙幣束P、
Pを挟持し且つこの状態で上下回動搬送ベルト141、
137の前端部を昇降回動せしめる昇降回動機構(図示
しない)とを備える。
【0009】昇降回動機構は、装置本体101の適所に
固定した駆動用モ−タ(図示しない)の駆動軸に連結し
た回転体145と、回転体145の外周面から外径方向
に一体的に突設した第1及び第2のカム147、149
と、第1のカム147に係合するカムフォロア151a
を中間部に枢支した一対のほぼL字状下ユニットア−ム
151と、第2のカム149に係合するカムフォロア1
53aを後端に枢支した一対のほぼL字状上ユニットア
−ム153とを備える。下ユニットア−ム151の後端
及び上ユニットア−ム153の中間部は水平搬送路11
3を構成する下搬送ベルト155を張設したプ−リのう
ち最前部に配置したプ−リ155aの回転軸に対して回
転自在に枢支し、下ユニットア−ム151の前端を下回
動搬送ベルト137の後部プーリ137aの軸に固定的
に連結する一方、上ユニットア−ム153の前端を上回
動搬送ベルト141を巻回したプ−リのうち最前部に配
置したプ−リ141aの回転軸に対して回転自在に枢支
する。
固定した駆動用モ−タ(図示しない)の駆動軸に連結し
た回転体145と、回転体145の外周面から外径方向
に一体的に突設した第1及び第2のカム147、149
と、第1のカム147に係合するカムフォロア151a
を中間部に枢支した一対のほぼL字状下ユニットア−ム
151と、第2のカム149に係合するカムフォロア1
53aを後端に枢支した一対のほぼL字状上ユニットア
−ム153とを備える。下ユニットア−ム151の後端
及び上ユニットア−ム153の中間部は水平搬送路11
3を構成する下搬送ベルト155を張設したプ−リのう
ち最前部に配置したプ−リ155aの回転軸に対して回
転自在に枢支し、下ユニットア−ム151の前端を下回
動搬送ベルト137の後部プーリ137aの軸に固定的
に連結する一方、上ユニットア−ム153の前端を上回
動搬送ベルト141を巻回したプ−リのうち最前部に配
置したプ−リ141aの回転軸に対して回転自在に枢支
する。
【0010】このような昇降回動機構は、以下の動作を
実現可能とするようカム147、149及び各カムフォ
ロア153a、151aの形状或は位置関係を設定され
ている。
実現可能とするようカム147、149及び各カムフォ
ロア153a、151aの形状或は位置関係を設定され
ている。
【0011】即ち、顧客側の紙幣払出口121より紙幣
P、Pを払出す場合には、水平搬送路113より下回動
搬送ベルト137上に紙幣Pを1枚づつ落し込んで堆積
した後(図8(a) 参照)、駆動用モ−タを駆動して第1
及び第2のカム147、149を所定角度反時計廻り方
向に回動することにより、各カムフォロア153a、1
51aの転動作用によって上下ユニットア−ム153、
151を反時計廻り方向に回動し、上下回動搬送ベルト
141、137の前端部を徐々に上昇させる(図8(b)
参照)。この状態で第1及び第2のカム147、149
を更に反時計廻り方向に回転することにより、上下回動
搬送ベルト141、137が紙幣払出口121を向くと
共に紙幣束P、Pを挟持する(図8(c) 参照)。その
後、上下回動搬送ベルト141、137を紙幣P、Pの
払出方向に正転することにより紙幣払出口121より紙
幣P、Pを払出す。
P、Pを払出す場合には、水平搬送路113より下回動
搬送ベルト137上に紙幣Pを1枚づつ落し込んで堆積
した後(図8(a) 参照)、駆動用モ−タを駆動して第1
及び第2のカム147、149を所定角度反時計廻り方
向に回動することにより、各カムフォロア153a、1
51aの転動作用によって上下ユニットア−ム153、
151を反時計廻り方向に回動し、上下回動搬送ベルト
141、137の前端部を徐々に上昇させる(図8(b)
参照)。この状態で第1及び第2のカム147、149
を更に反時計廻り方向に回転することにより、上下回動
搬送ベルト141、137が紙幣払出口121を向くと
共に紙幣束P、Pを挟持する(図8(c) 参照)。その
後、上下回動搬送ベルト141、137を紙幣P、Pの
払出方向に正転することにより紙幣払出口121より紙
幣P、Pを払出す。
【0012】又、運用者側の紙幣取出口125より紙幣
P、Pを取出す場合には、紙幣P、Pを挟持した上下回
動搬送ベルト141、137が紙幣払出口121を向い
た状態(図8(c) 参照)で上下回動搬送ベルト141、
137を逆転することにより紙幣P、Pを水平搬送路1
13を通して紙幣取出口125に向けて搬送する。
P、Pを取出す場合には、紙幣P、Pを挟持した上下回
動搬送ベルト141、137が紙幣払出口121を向い
た状態(図8(c) 参照)で上下回動搬送ベルト141、
137を逆転することにより紙幣P、Pを水平搬送路1
13を通して紙幣取出口125に向けて搬送する。
【0013】更に、下回動搬送ベルト137上に堆積し
た紙幣P、Pがリジェクト紙幣或は取忘れ紙幣であると
きは、更に第1及び第2のカム147、149を反時計
廻り方向に回転し続けることによって各カムフォロア1
53a、151aが夫々第1及び第2のカム147、1
49との係合から外れて上下回動搬送ベルト141、1
37の前端部を自重によって下降する(図8(d) 参
照)。その後、上下回動搬送ベルト141、137を紙
幣P、Pの払出方向に回転することにより金庫ユニット
107の前部に配置した紙幣の回収エリア129に紙幣
を落し込む。
た紙幣P、Pがリジェクト紙幣或は取忘れ紙幣であると
きは、更に第1及び第2のカム147、149を反時計
廻り方向に回転し続けることによって各カムフォロア1
53a、151aが夫々第1及び第2のカム147、1
49との係合から外れて上下回動搬送ベルト141、1
37の前端部を自重によって下降する(図8(d) 参
照)。その後、上下回動搬送ベルト141、137を紙
幣P、Pの払出方向に回転することにより金庫ユニット
107の前部に配置した紙幣の回収エリア129に紙幣
を落し込む。
【0014】しかしながら、図7に示した従来の紙葉類
払出装置にあっては、複数枚の紙幣P、Pを堆積したソ
レノイド117に連結した昇降台115を大きなトルク
で上昇することにより該紙幣P、Pを水平搬送路113
に挟持する図6の装置と異なり、下回動搬送ベルト13
7上に堆積した複数枚の紙幣P、Pをカム147、14
9の転動作用により小さいトルクで挟持するものである
ため、複数枚の紙幣P、Pが崩壊しないよう整列した状
態で搬送するにはカム147、149を回転駆動する駆
動用モ−タの駆動力を大きく設定する必要があり、駆動
用モ−タの大型化を招くばかりか、紙幣P、Pが崩壊し
ないように昇降回動機構全体の剛性を高める必要がある
ことと併せてコストダウンに不利であった。
払出装置にあっては、複数枚の紙幣P、Pを堆積したソ
レノイド117に連結した昇降台115を大きなトルク
で上昇することにより該紙幣P、Pを水平搬送路113
に挟持する図6の装置と異なり、下回動搬送ベルト13
7上に堆積した複数枚の紙幣P、Pをカム147、14
9の転動作用により小さいトルクで挟持するものである
ため、複数枚の紙幣P、Pが崩壊しないよう整列した状
態で搬送するにはカム147、149を回転駆動する駆
動用モ−タの駆動力を大きく設定する必要があり、駆動
用モ−タの大型化を招くばかりか、紙幣P、Pが崩壊し
ないように昇降回動機構全体の剛性を高める必要がある
ことと併せてコストダウンに不利であった。
【0015】又、運用者側の紙幣取出口125より紙幣
P、Pを取出す際には、一旦顧客側の紙幣払出口121
に向けて斜め上方に保持した紙幣P、Pを更に水平搬送
路113を通した後、紙幣取出口125に向けて斜め上
方に紙幣P、Pを搬送するものであるため、搬送路の断
面形状がU字状となって最上に位置する紙幣と最下に位
置する紙幣との周速差が生じる結果、札ずれが生じやす
かった。これに対し、上下回動搬送ベルト141、13
7を強力なばね等で引付け方向に付勢することによって
紙幣P、Pを挟持すれば札ずれを防止することができる
が、更に高価になるという問題がある。
P、Pを取出す際には、一旦顧客側の紙幣払出口121
に向けて斜め上方に保持した紙幣P、Pを更に水平搬送
路113を通した後、紙幣取出口125に向けて斜め上
方に紙幣P、Pを搬送するものであるため、搬送路の断
面形状がU字状となって最上に位置する紙幣と最下に位
置する紙幣との周速差が生じる結果、札ずれが生じやす
かった。これに対し、上下回動搬送ベルト141、13
7を強力なばね等で引付け方向に付勢することによって
紙幣P、Pを挟持すれば札ずれを防止することができる
が、更に高価になるという問題がある。
【0016】
【発明の目的】本発明は上記欠陥を解消するためになさ
れたものであって、構造の複雑化、大型化を招くことな
く、一時保留部の上下回動搬送ベルト間に堆積保留した
複数枚の紙葉類を大きな挟圧力をもって挟持すると共
に、上下回動搬送ベルトを放出姿勢と落込み姿勢との間
を昇降回動する駆動機構を共通の駆動源に連結すること
により機構全体の小型化及びコストダウンを図ることが
できる紙葉類払出装置の提供を目的とする。
れたものであって、構造の複雑化、大型化を招くことな
く、一時保留部の上下回動搬送ベルト間に堆積保留した
複数枚の紙葉類を大きな挟圧力をもって挟持すると共
に、上下回動搬送ベルトを放出姿勢と落込み姿勢との間
を昇降回動する駆動機構を共通の駆動源に連結すること
により機構全体の小型化及びコストダウンを図ることが
できる紙葉類払出装置の提供を目的とする。
【0017】
【発明の概要】上記目的を達成するため、本発明におい
ては以下の如き構成をとる。
ては以下の如き構成をとる。
【0018】即ち、本発明は、上下回動搬送ベルトを昇
降回動する駆動機構は、駆動源にカムを連結することに
よって該ベルトを昇降回動せしめると共に、該駆動源に
連結したラック・ピニオン機構を付加することによって
下回動搬送ベルトを上回動搬送ベルトに向けて押上げ、
両ベルト間に堆積した複数枚の紙幣を強い力で挟持する
よう構成する。
降回動する駆動機構は、駆動源にカムを連結することに
よって該ベルトを昇降回動せしめると共に、該駆動源に
連結したラック・ピニオン機構を付加することによって
下回動搬送ベルトを上回動搬送ベルトに向けて押上げ、
両ベルト間に堆積した複数枚の紙幣を強い力で挟持する
よう構成する。
【0019】
【発明の実施例】以下、本発明を図面に示した実施例に
基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明の紙葉
類払出装置を銀行等に設置されるATM(Autom-ated T
eller Machine )に適用した例の全体構成正面断面図及
び側部断面図、図3(a) (b) 、図4(a) (b) 、図5(a)
(b) は夫々要部の動作を示す拡大図である。このATM
は、装置本体1に対して着脱自在であって且つ払出用の
紙幣P、P・・を収納する紙幣収納庫3と紙幣P、Pを
回収する紙幣回収庫5とを有する金庫ユニット7(箱
体)と、該紙幣収納庫3内の収納紙幣P、Pのうち最後
端(図面右方)に位置する紙幣Pの後面に当接すると共
に払出し用開口9から紙幣を1枚づつ繰出すフィ−ドロ
−ラ11と、収容紙幣P、Pのうち最前端に位置する紙
幣Pの前面をフィ−ドロ−ラ11に向けて押圧するバッ
クアッププレ−ト13と、フィ−ドロ−ラ11により繰
出した紙幣Pの重送を防止するための分離ロ−ラ15
と、分離した紙幣Pを開口9に向けて案内するガイドロ
ーラ17、17と、フィ−ドロ−ラ11及び分離ロ−ラ
15により一枚づつ繰出した紙幣Pを垂直上方向に搬送
する垂直搬送路19と、該垂直搬送路19を搬送される
紙幣Pの通過を検知するフォトセンサ等から成る検知手
段21と、垂直搬送路19の最上部より紙幣Pを水平方
向に搬送する水平搬送路23と、水平搬送路23の前方
に配置され且つ紙幣P、Pが所定枚数に達するまで搬送
紙幣Pを一時的に堆積保留するための一時保留部25
と、一時保留部25に堆積保留した紙幣P、Pを一括し
て顧客に払出すため装置本体1の前部上方に形成した紙
幣払出口27(紙葉類放出口)と、装置本体1の後部上
方に形成した運用者側(銀行店内)の紙幣取出口31
と、水平搬送路23の後方に配置され且つ紙幣取出口3
1に向けて上方を向いた取出搬送路33とを備える。各
搬送路は、図面からの明らかなように複数のローラによ
ってエンドレスに張設された搬送用のベルト同士の接触
走行領域によって形成されている。
基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明の紙葉
類払出装置を銀行等に設置されるATM(Autom-ated T
eller Machine )に適用した例の全体構成正面断面図及
び側部断面図、図3(a) (b) 、図4(a) (b) 、図5(a)
(b) は夫々要部の動作を示す拡大図である。このATM
は、装置本体1に対して着脱自在であって且つ払出用の
紙幣P、P・・を収納する紙幣収納庫3と紙幣P、Pを
回収する紙幣回収庫5とを有する金庫ユニット7(箱
体)と、該紙幣収納庫3内の収納紙幣P、Pのうち最後
端(図面右方)に位置する紙幣Pの後面に当接すると共
に払出し用開口9から紙幣を1枚づつ繰出すフィ−ドロ
−ラ11と、収容紙幣P、Pのうち最前端に位置する紙
幣Pの前面をフィ−ドロ−ラ11に向けて押圧するバッ
クアッププレ−ト13と、フィ−ドロ−ラ11により繰
出した紙幣Pの重送を防止するための分離ロ−ラ15
と、分離した紙幣Pを開口9に向けて案内するガイドロ
ーラ17、17と、フィ−ドロ−ラ11及び分離ロ−ラ
15により一枚づつ繰出した紙幣Pを垂直上方向に搬送
する垂直搬送路19と、該垂直搬送路19を搬送される
紙幣Pの通過を検知するフォトセンサ等から成る検知手
段21と、垂直搬送路19の最上部より紙幣Pを水平方
向に搬送する水平搬送路23と、水平搬送路23の前方
に配置され且つ紙幣P、Pが所定枚数に達するまで搬送
紙幣Pを一時的に堆積保留するための一時保留部25
と、一時保留部25に堆積保留した紙幣P、Pを一括し
て顧客に払出すため装置本体1の前部上方に形成した紙
幣払出口27(紙葉類放出口)と、装置本体1の後部上
方に形成した運用者側(銀行店内)の紙幣取出口31
と、水平搬送路23の後方に配置され且つ紙幣取出口3
1に向けて上方を向いた取出搬送路33とを備える。各
搬送路は、図面からの明らかなように複数のローラによ
ってエンドレスに張設された搬送用のベルト同士の接触
走行領域によって形成されている。
【0020】紙幣回収庫5は、その後部にリジェクト紙
幣回収エリア35を有すると共に、リジェクト紙幣回収
エリア35の前方に取忘れ紙幣回収エリア37を有す
る。該紙幣回収庫5の上部に形成した落込み用開口39
の下方には該開口39より落し込まれた紙幣P、Pを該
リジェクト紙幣回収エリア35と取忘れ紙幣回収エリア
37とに対して振分け投入するための平板状の切替ゲ−
ト41を備え、切替ゲ−ト41は図示しない駆動機構に
よって前後方向に回動して切替動作を行なう。
幣回収エリア35を有すると共に、リジェクト紙幣回収
エリア35の前方に取忘れ紙幣回収エリア37を有す
る。該紙幣回収庫5の上部に形成した落込み用開口39
の下方には該開口39より落し込まれた紙幣P、Pを該
リジェクト紙幣回収エリア35と取忘れ紙幣回収エリア
37とに対して振分け投入するための平板状の切替ゲ−
ト41を備え、切替ゲ−ト41は図示しない駆動機構に
よって前後方向に回動して切替動作を行なう。
【0021】垂直搬送路19は、フィ−ドロ−ラ11の
背面に接する無終端状の第1の搬送ベルト43と、フィ
−ドロ−ラ11の上方にて該第1の搬送ベルト43と接
面する無終端状の第2の搬送ベルト45との接触走行領
域に形成され、フィ−ドロ−ラ11により繰出した紙幣
Pを水平搬送路23に向けて挟持搬送する。
背面に接する無終端状の第1の搬送ベルト43と、フィ
−ドロ−ラ11の上方にて該第1の搬送ベルト43と接
面する無終端状の第2の搬送ベルト45との接触走行領
域に形成され、フィ−ドロ−ラ11により繰出した紙幣
Pを水平搬送路23に向けて挟持搬送する。
【0022】水平搬送路23は、前記第2の搬送ベルト
45とその上面に接する無終端状の第3の搬送ベルト4
7との接触走行領域に形成し、垂直搬送路19から受取
った紙幣Pを一時保留部25に向けて挟持搬送すると共
に、第2及び第3の搬送ベルト45、47を正逆転可能
に構成することにより、一時保留部25に堆積保留した
紙幣束P、Pを水平搬送路23を通して紙幣払出口27
或いは紙幣取出口31より放出可能に構成する。又、第
2の搬送ベルト45を巻き回した全てのローラの回転軸
心を固定(移動不能の意味)する一方、第3の搬送ベル
ト47を装置本体1に対して浮動する浮動枠(図示しな
い)に枢支することにより紙幣払出口27或いは紙幣取
出口31より放出する紙幣枚数が多くても紙幣束P、P
の厚さに応じて第3の搬送ベルト47を第2の搬送ベル
ト45から離間させることを可能としている。つまり、
水平搬送路23はその間隔を搬送する紙幣束P、Pの厚
みに応じて変更することができる構造となっている。従
って、紙幣束P、Pの厚さの大小に拘らず該紙幣束P、
Pの受入れをスムーズにすると共に第2及び第3の搬送
ベルト45、47によって紙幣束P、Pに対して適切な
圧力をかけることができるので紙幣束P、Pの積層状態
の悪化を防止して安定した搬送を行なうことができる。
45とその上面に接する無終端状の第3の搬送ベルト4
7との接触走行領域に形成し、垂直搬送路19から受取
った紙幣Pを一時保留部25に向けて挟持搬送すると共
に、第2及び第3の搬送ベルト45、47を正逆転可能
に構成することにより、一時保留部25に堆積保留した
紙幣束P、Pを水平搬送路23を通して紙幣払出口27
或いは紙幣取出口31より放出可能に構成する。又、第
2の搬送ベルト45を巻き回した全てのローラの回転軸
心を固定(移動不能の意味)する一方、第3の搬送ベル
ト47を装置本体1に対して浮動する浮動枠(図示しな
い)に枢支することにより紙幣払出口27或いは紙幣取
出口31より放出する紙幣枚数が多くても紙幣束P、P
の厚さに応じて第3の搬送ベルト47を第2の搬送ベル
ト45から離間させることを可能としている。つまり、
水平搬送路23はその間隔を搬送する紙幣束P、Pの厚
みに応じて変更することができる構造となっている。従
って、紙幣束P、Pの厚さの大小に拘らず該紙幣束P、
Pの受入れをスムーズにすると共に第2及び第3の搬送
ベルト45、47によって紙幣束P、Pに対して適切な
圧力をかけることができるので紙幣束P、Pの積層状態
の悪化を防止して安定した搬送を行なうことができる。
【0023】一時保留部25は、水平搬送路23により
搬送されてきた紙幣Pを順次堆積するための下回動搬送
ベルト49を無終端状に張設した断面ほぼコ字状の下サ
ブユニット51と、下回動搬送ベルト49の上面に対面
した上回動搬送ベルト53を無終端状に張設した上ユニ
ット55と、下回動搬送ベルト49上に堆積した紙幣
P、Pが所要枚数に達したとき上下回動搬送ベルト5
3、49によって紙幣束P、Pの上下面を挟持しつつ上
下回動搬送ベルト53、49の前端部を昇降回動する昇
降回動機構(駆動機構)とを備える。
搬送されてきた紙幣Pを順次堆積するための下回動搬送
ベルト49を無終端状に張設した断面ほぼコ字状の下サ
ブユニット51と、下回動搬送ベルト49の上面に対面
した上回動搬送ベルト53を無終端状に張設した上ユニ
ット55と、下回動搬送ベルト49上に堆積した紙幣
P、Pが所要枚数に達したとき上下回動搬送ベルト5
3、49によって紙幣束P、Pの上下面を挟持しつつ上
下回動搬送ベルト53、49の前端部を昇降回動する昇
降回動機構(駆動機構)とを備える。
【0024】下サブユニット51は、下回動搬送ベルト
49を張設する後方のプ−リ(以下、下ベルト後方プ−
リと称する。)57を回転自在に枢支する回転軸57a
と、前方のプ−リ(以下、下ベルト前方プ−リと称す
る。)59を回転自在に枢支する回転軸59aとを有
し、下回動搬送ベルト49は下サブユニット51ととも
に移動するよう構成されている。又、下ベルト後方プ−
リ57の回転軸57aを昇降可能な下メインユニット6
0の上部に回転自在に枢支することにより、下サブユニ
ット51を下メインユニット60に対し回転軸57aを
中心として回動可能とする。更に、下ベルト前方プ−リ
59の回転軸59aを後述する下ユニットア−ム61に
対して回動自在に枢支することにより、下ユニットア−
ム61の回動と連動して下回動搬送ベルト49の前端部
を昇降回動可能とする。尚、図1では、図面の煩雑化を
避けるため、下ユニットア−ム61を省略し、下ユニッ
トア−ム61のカムフォロア61aのみを図示してあ
る。
49を張設する後方のプ−リ(以下、下ベルト後方プ−
リと称する。)57を回転自在に枢支する回転軸57a
と、前方のプ−リ(以下、下ベルト前方プ−リと称す
る。)59を回転自在に枢支する回転軸59aとを有
し、下回動搬送ベルト49は下サブユニット51ととも
に移動するよう構成されている。又、下ベルト後方プ−
リ57の回転軸57aを昇降可能な下メインユニット6
0の上部に回転自在に枢支することにより、下サブユニ
ット51を下メインユニット60に対し回転軸57aを
中心として回動可能とする。更に、下ベルト前方プ−リ
59の回転軸59aを後述する下ユニットア−ム61に
対して回動自在に枢支することにより、下ユニットア−
ム61の回動と連動して下回動搬送ベルト49の前端部
を昇降回動可能とする。尚、図1では、図面の煩雑化を
避けるため、下ユニットア−ム61を省略し、下ユニッ
トア−ム61のカムフォロア61aのみを図示してあ
る。
【0025】上ユニット55は、上回動搬送ベルト53
を無終端状に張設する前方のプ−リ(以下、上ベルト前
方プ−リと称する。)63を回転自在に枢支する回転軸
63aと、後方のプ−リ(以下、上ベルト後方プ−リと
称する。)65を回転自在に枢支する回転軸65aとを
有する。又、上ベルト前方プ−リ63の回転軸63aを
後述する上ユニットア−ム66の遊端状の前端部に対し
て回動自在に枢支することにより、上回動搬送ベルト5
3は上ユニット55と一体的に回動動作すると共に、上
ユニット55(上回動搬送ベルト53)は上ユニットア
−ム66により回転軸63aを中心としてその後部を上
下方向に回動可能に支持されている。更に、上ユニット
55の下縁部中央部から上方に向けて切欠き55aを形
成し、切欠き55aには上ユニットア−ム66、66間
に架設したストッパシャフト68を遊嵌させることによ
り上ユニット55の後端を上ユニットア−ム66に対し
て上昇方向にのみ回動可能とする一方、一時保留部25
の上方の装置本体1には上ユニット55の上昇移動を規
制する突起状のストッパ(図示しない)を設ける。この
ような切欠55a、ストッパシャフト68及びストッパ
は、上ユニット55の回動範囲を規制する規制手段を構
成している。
を無終端状に張設する前方のプ−リ(以下、上ベルト前
方プ−リと称する。)63を回転自在に枢支する回転軸
63aと、後方のプ−リ(以下、上ベルト後方プ−リと
称する。)65を回転自在に枢支する回転軸65aとを
有する。又、上ベルト前方プ−リ63の回転軸63aを
後述する上ユニットア−ム66の遊端状の前端部に対し
て回動自在に枢支することにより、上回動搬送ベルト5
3は上ユニット55と一体的に回動動作すると共に、上
ユニット55(上回動搬送ベルト53)は上ユニットア
−ム66により回転軸63aを中心としてその後部を上
下方向に回動可能に支持されている。更に、上ユニット
55の下縁部中央部から上方に向けて切欠き55aを形
成し、切欠き55aには上ユニットア−ム66、66間
に架設したストッパシャフト68を遊嵌させることによ
り上ユニット55の後端を上ユニットア−ム66に対し
て上昇方向にのみ回動可能とする一方、一時保留部25
の上方の装置本体1には上ユニット55の上昇移動を規
制する突起状のストッパ(図示しない)を設ける。この
ような切欠55a、ストッパシャフト68及びストッパ
は、上ユニット55の回動範囲を規制する規制手段を構
成している。
【0026】上記昇降回動機構は、紙幣払出口27より
外部に紙幣P、Pを払出す場合には紙幣P、Pを挟持し
た上下回動搬送ベルト53、49の前端部を紙幣払出口
27に向けて上昇せしめてから払出し方向にベルト5
3、49を走行させる。紙幣取出口31より外部に紙幣
P、Pを払出す場合には上下回動搬送ベルト53、49
を水平姿勢にしてからベルト53、49を逆転走行させ
て紙幣P、Pを水平搬送路23に送り込んでから第2及
び第3の搬送ベルト45、47を逆転走行させる。ま
た、下回動搬送ベルト49上に堆積した紙幣P、Pがリ
ジェクト紙幣である場合、或いは一旦紙幣払出口27よ
り外部に払出した紙幣P、Pが所定時間経過しても利用
者が取出さない取忘れ紙幣である場合には上下回動搬送
ベルト53、49の前端部を金庫ユニット7の紙幣回収
庫5に向けて下降させてから上下回動搬送ベルト53、
49を正転させて開口39からそれまで挟持していた紙
幣束を落し込むよう構成する。
外部に紙幣P、Pを払出す場合には紙幣P、Pを挟持し
た上下回動搬送ベルト53、49の前端部を紙幣払出口
27に向けて上昇せしめてから払出し方向にベルト5
3、49を走行させる。紙幣取出口31より外部に紙幣
P、Pを払出す場合には上下回動搬送ベルト53、49
を水平姿勢にしてからベルト53、49を逆転走行させ
て紙幣P、Pを水平搬送路23に送り込んでから第2及
び第3の搬送ベルト45、47を逆転走行させる。ま
た、下回動搬送ベルト49上に堆積した紙幣P、Pがリ
ジェクト紙幣である場合、或いは一旦紙幣払出口27よ
り外部に払出した紙幣P、Pが所定時間経過しても利用
者が取出さない取忘れ紙幣である場合には上下回動搬送
ベルト53、49の前端部を金庫ユニット7の紙幣回収
庫5に向けて下降させてから上下回動搬送ベルト53、
49を正転させて開口39からそれまで挟持していた紙
幣束を落し込むよう構成する。
【0027】即ち、昇降回動機構は、装置本体1の適所
に固定した駆動用モ−タ67の駆動軸69にタイミング
ベルト71を介して連結したピニオン73(回転体)
と、ピニオン73の前方に配置され且つピニオン73に
噛み合うことによって昇降可能なラック75と、ラック
75の前部に形成した段部75aの上面に係合可能であ
って独立して昇降移動可能なスライドプレ−ト77とを
備える。又、スライドプレ−ト77の上部に突設した突
片77aには引張スプリング79の上端を連結し、スプ
リング79の下端を前記下メインユニット69の一方の
端部(図2中で右端部)に連結することにより、スライ
ドプレ−ト77の昇降動作と連動して下メインユニット
60全体を昇降せしめるよう構成する。尚、スプリング
79の引張力は、下メインユニット60、下サブユニッ
ト51、下ベルト後方プ−リ57、下ベルト前方プ−リ
59及び下回動搬送ベルト49等を合計した重量より大
きく設定する。
に固定した駆動用モ−タ67の駆動軸69にタイミング
ベルト71を介して連結したピニオン73(回転体)
と、ピニオン73の前方に配置され且つピニオン73に
噛み合うことによって昇降可能なラック75と、ラック
75の前部に形成した段部75aの上面に係合可能であ
って独立して昇降移動可能なスライドプレ−ト77とを
備える。又、スライドプレ−ト77の上部に突設した突
片77aには引張スプリング79の上端を連結し、スプ
リング79の下端を前記下メインユニット69の一方の
端部(図2中で右端部)に連結することにより、スライ
ドプレ−ト77の昇降動作と連動して下メインユニット
60全体を昇降せしめるよう構成する。尚、スプリング
79の引張力は、下メインユニット60、下サブユニッ
ト51、下ベルト後方プ−リ57、下ベルト前方プ−リ
59及び下回動搬送ベルト49等を合計した重量より大
きく設定する。
【0028】更に、装置本体1の側板81、81の適所
には、下メインユニット60の昇降動作を許容する開口
83を形成すると共に、下メインユニット60の昇降範
囲を規制するよう開口83の上下方向の長さを設定す
る。尚、下メインユニット60の他端部には回転自在な
走行ロ−ラ85を枢支し、走行ロ−ラ85を装置本体1
の側板81の内壁に沿って転動することによって下メイ
ンユニット60の昇降動作をスム−ズにする。87、8
7はスライドプレ−ト77に形成した上下方向へ延びる
長穴であり、89、89は長穴87、87に遊嵌するピ
ンであって、該ピン89、89を下メインユニット60
の所定位置に固定することによってスライドプレ−ト7
7を下メインユニット60に対し所定ストロ−クをもっ
て相対的に昇降移動しうるよう構成する。
には、下メインユニット60の昇降動作を許容する開口
83を形成すると共に、下メインユニット60の昇降範
囲を規制するよう開口83の上下方向の長さを設定す
る。尚、下メインユニット60の他端部には回転自在な
走行ロ−ラ85を枢支し、走行ロ−ラ85を装置本体1
の側板81の内壁に沿って転動することによって下メイ
ンユニット60の昇降動作をスム−ズにする。87、8
7はスライドプレ−ト77に形成した上下方向へ延びる
長穴であり、89、89は長穴87、87に遊嵌するピ
ンであって、該ピン89、89を下メインユニット60
の所定位置に固定することによってスライドプレ−ト7
7を下メインユニット60に対し所定ストロ−クをもっ
て相対的に昇降移動しうるよう構成する。
【0029】又、昇降回動機構は、ピニオン73の上方
に配置されると共にピニオン73に噛み合って一体的に
回転可能であり、且つラック75とは噛み合わない位置
に配設した回転ギヤ91と、回転ギヤ91から一体的に
延び且つ装置本体1の幅方向(図1中で紙面と直交する
方向)に延長したシャフト93(回転体)と、シャフト
93の中央部の外周面から外径方向に一体的に突設した
第1のカム95と、第1のカム95に係合するカムフォ
ロア61aを一端に枢支した前述のほぼL字状下ユニッ
トア−ム61と、シャフト93の外周面から外径方向に
一体的に突設した第2のカム97と、第2のカム97に
係合するカムフォロア66aを後端に枢支した前述の一
対のほぼL字状上ユニットア−ム66、66とを備え
る。
に配置されると共にピニオン73に噛み合って一体的に
回転可能であり、且つラック75とは噛み合わない位置
に配設した回転ギヤ91と、回転ギヤ91から一体的に
延び且つ装置本体1の幅方向(図1中で紙面と直交する
方向)に延長したシャフト93(回転体)と、シャフト
93の中央部の外周面から外径方向に一体的に突設した
第1のカム95と、第1のカム95に係合するカムフォ
ロア61aを一端に枢支した前述のほぼL字状下ユニッ
トア−ム61と、シャフト93の外周面から外径方向に
一体的に突設した第2のカム97と、第2のカム97に
係合するカムフォロア66aを後端に枢支した前述の一
対のほぼL字状上ユニットア−ム66、66とを備え
る。
【0030】更に、下ユニットア−ム61の一端部を下
ベルト前方プ−リ59の回転軸59aに枢支することに
より、下ユニットア−ム61の回動と連動して下回動搬
送ベルト49の前端部が昇降移動するよう構成する。
又、上ユニットア−ム66の中間部は水平搬送路23を
構成する第2の搬送ベルト45を張設したプ−リのうち
最前部に配置したプ−リ99の回転軸99aに対して回
動自在に枢支すると共に、上ユニットアーム66の前端
部を上ベルト前方プ−リ63の回転軸63aにより回動
自在に枢支することにより、軸99aを中心とした上ユ
ニットア−ム66の上下回動と連動して上回動搬送ベル
ト53の前端部が昇降移動するよう構成する。
ベルト前方プ−リ59の回転軸59aに枢支することに
より、下ユニットア−ム61の回動と連動して下回動搬
送ベルト49の前端部が昇降移動するよう構成する。
又、上ユニットア−ム66の中間部は水平搬送路23を
構成する第2の搬送ベルト45を張設したプ−リのうち
最前部に配置したプ−リ99の回転軸99aに対して回
動自在に枢支すると共に、上ユニットアーム66の前端
部を上ベルト前方プ−リ63の回転軸63aにより回動
自在に枢支することにより、軸99aを中心とした上ユ
ニットア−ム66の上下回動と連動して上回動搬送ベル
ト53の前端部が昇降移動するよう構成する。
【0031】このような昇降回動機構は、以下の動作を
実現可能とするようその構成要素の形状或は位置関係を
設定する。
実現可能とするようその構成要素の形状或は位置関係を
設定する。
【0032】即ち、駆動用モ−タ67の停止時には、ス
ライドプレ−ト77及び下メインユニット60が自重に
より紙幣Pを紙葉類回収庫5内に落し込み可能な下降位
置にあると共に、第1のカム95の作用によって下回動
搬送ベルト49が水平姿勢となっている。又、上回動搬
送ベルト53は、第2のカム97の作用によって水平搬
送路23から落し込まれる紙幣Pと干渉しないような上
方姿勢を保持している(図1及び図2参照)。
ライドプレ−ト77及び下メインユニット60が自重に
より紙幣Pを紙葉類回収庫5内に落し込み可能な下降位
置にあると共に、第1のカム95の作用によって下回動
搬送ベルト49が水平姿勢となっている。又、上回動搬
送ベルト53は、第2のカム97の作用によって水平搬
送路23から落し込まれる紙幣Pと干渉しないような上
方姿勢を保持している(図1及び図2参照)。
【0033】次に図4(a) (b) に示すように、駆動用モ
−タ67を駆動してピニオン73を所定角度時計廻り方
向に回動すると、ラック75が上昇してその段部75a
がスライドプレ−ト77を押上げることにより、下メイ
ンユニット60が上昇して下ベルト後方プ−リ57が上
昇し該下メインユニット60が側板81、81に形成し
た開口83の上部に突当って停止する。このとき、下回
動搬送ベルト49の上面が上回動搬送ベルト53の下面
に接近する。この結果、上下回動搬送ベルト53、49
間に堆積した紙幣P、Pを強い力で挟持することができ
る。又、ピニオン73の回転と連動してギヤ91のシャ
フト93が反時計廻り方向に回転し、第1のカム95が
所定角度反時計廻り方向に回動することによりこれと係
合したカムフォロア61aが転動して下ユニットア−ム
61を時計廻り方向に回動させて下ベルト前方プ−リ5
9を上昇させると共に、第2のカム97が所定角度反時
計廻り方向に回動することによりカムフォロア66aの
転動作用によって上ユニットア−ム66が時計廻り方向
に回動し、上ベルト前方プ−リ63が上昇することによ
って上下回動搬送ベルト49、53間で紙幣P、Pを挟
持しつつベルト53、49が水平搬送路23と同一面と
なるよう上昇回動する。このとき、上ユニット55、上
ベルト前方プ−リ63、上ベルト後方プ−リ65及び上
回動搬送ベルト53等が、その自重により紙幣P、Pの
上面を下方に押圧している。この押圧力を高めるために
下サブユニット51と上ユニット55との間に引張スプ
リング等を設けることにより両者を引き付けてもよい。
−タ67を駆動してピニオン73を所定角度時計廻り方
向に回動すると、ラック75が上昇してその段部75a
がスライドプレ−ト77を押上げることにより、下メイ
ンユニット60が上昇して下ベルト後方プ−リ57が上
昇し該下メインユニット60が側板81、81に形成し
た開口83の上部に突当って停止する。このとき、下回
動搬送ベルト49の上面が上回動搬送ベルト53の下面
に接近する。この結果、上下回動搬送ベルト53、49
間に堆積した紙幣P、Pを強い力で挟持することができ
る。又、ピニオン73の回転と連動してギヤ91のシャ
フト93が反時計廻り方向に回転し、第1のカム95が
所定角度反時計廻り方向に回動することによりこれと係
合したカムフォロア61aが転動して下ユニットア−ム
61を時計廻り方向に回動させて下ベルト前方プ−リ5
9を上昇させると共に、第2のカム97が所定角度反時
計廻り方向に回動することによりカムフォロア66aの
転動作用によって上ユニットア−ム66が時計廻り方向
に回動し、上ベルト前方プ−リ63が上昇することによ
って上下回動搬送ベルト49、53間で紙幣P、Pを挟
持しつつベルト53、49が水平搬送路23と同一面と
なるよう上昇回動する。このとき、上ユニット55、上
ベルト前方プ−リ63、上ベルト後方プ−リ65及び上
回動搬送ベルト53等が、その自重により紙幣P、Pの
上面を下方に押圧している。この押圧力を高めるために
下サブユニット51と上ユニット55との間に引張スプ
リング等を設けることにより両者を引き付けてもよい。
【0034】この状態で、駆動用モ−タ67を駆動して
ピニオン73を更に所定角度時計廻り方向に回動する
と、図3(a) (b) に示すように、ラック75が更に上昇
してスライドプレ−ト77を押上げるが、下メインユニ
ット60の上部が側板81、81の開口83によって上
昇移動が規制されているため、下ベルト後方プ−リ57
は同位置を保持する(このとき、スプリング79は伸長
する)。一方、ピニオン73の回動によって第1のカム
95が更に所定角度反時計廻り方向に回動することによ
り下ユニットア−ム61が時計廻り方向に回動し、下ベ
ルト前方プ−リ59が上昇する。又、ピニオン73の回
動によって第2のカム97が所定角度反時計廻り方向に
回動することにより上ユニットア−ム66の後端が降下
して時計廻り方向に回動し、上ベルト前方プ−リ63が
上昇する。この結果、上下回動搬送ベルト53、49間
で紙幣P、Pを挟持しつつ、ベルト53、49の前端部
が紙幣払出口27方向を向くよう上昇回動する。
ピニオン73を更に所定角度時計廻り方向に回動する
と、図3(a) (b) に示すように、ラック75が更に上昇
してスライドプレ−ト77を押上げるが、下メインユニ
ット60の上部が側板81、81の開口83によって上
昇移動が規制されているため、下ベルト後方プ−リ57
は同位置を保持する(このとき、スプリング79は伸長
する)。一方、ピニオン73の回動によって第1のカム
95が更に所定角度反時計廻り方向に回動することによ
り下ユニットア−ム61が時計廻り方向に回動し、下ベ
ルト前方プ−リ59が上昇する。又、ピニオン73の回
動によって第2のカム97が所定角度反時計廻り方向に
回動することにより上ユニットア−ム66の後端が降下
して時計廻り方向に回動し、上ベルト前方プ−リ63が
上昇する。この結果、上下回動搬送ベルト53、49間
で紙幣P、Pを挟持しつつ、ベルト53、49の前端部
が紙幣払出口27方向を向くよう上昇回動する。
【0035】又、図5(a) (b) に示すように駆動用モ−
タ67を逆転駆動してピニオン73を所定角度反時計廻
り方向に回動すると、ラック75が下降する結果、スラ
イドプレ−ト77及び下メインユニット60が下降して
下ベルト後方プ−リ57が下降し該下メインユニット6
0の下部が側板81、81に形成した開口83の下部に
突当って停止する。又、ピニオン73の回動と連動して
第1及び第2のカム95、97が所定角度時計廻り方向
に回動することによって上下ユニットア−ム66、61
のカムフォロア66a、61aを該第1及び第2のカム
95、97との係合から外し、上下ユニットア−ム6
5、61が自重により反時計回り方向に回動して上下回
動搬送ベルト53、49を張設した前方のプ−リ63、
59を上下回動搬送ベルト53、49が回収エリア3
5、37を向くよう下降回動させる。
タ67を逆転駆動してピニオン73を所定角度反時計廻
り方向に回動すると、ラック75が下降する結果、スラ
イドプレ−ト77及び下メインユニット60が下降して
下ベルト後方プ−リ57が下降し該下メインユニット6
0の下部が側板81、81に形成した開口83の下部に
突当って停止する。又、ピニオン73の回動と連動して
第1及び第2のカム95、97が所定角度時計廻り方向
に回動することによって上下ユニットア−ム66、61
のカムフォロア66a、61aを該第1及び第2のカム
95、97との係合から外し、上下ユニットア−ム6
5、61が自重により反時計回り方向に回動して上下回
動搬送ベルト53、49を張設した前方のプ−リ63、
59を上下回動搬送ベルト53、49が回収エリア3
5、37を向くよう下降回動させる。
【0036】以上のように構成した装置について、次に
作用を説明する。
作用を説明する。
【0037】上記構成において、所定枚数の紙幣P、P
を顧客側の紙幣払出口27より払出す場合には、金庫ユ
ニット7の紙幣収納庫3より収納紙幣P、Pをフィ−ド
ロ−ラ11により一枚づつ繰り出して垂直搬送路19及
び水平搬送路23を通して一時保留部25の下回動搬送
ベルト49上に順次堆積し、堆積した紙幣P、Pが所定
枚数に達すると、駆動用モ−タ67を正転駆動すること
によりラック・ピニオン機構75、73を介して下メイ
ンユニット60を上昇し且つシャフト93と一体の第1
及び第2のカム95、97を所定角度反時計廻り方向へ
回転させることにより上下ユニットア−ム66、61を
介して上下回動搬送ベルト53、49の前端部を紙幣払
出口27に向けて最上位置まで上昇回動すると共にベル
ト53、49を紙幣束P、Pの搬送方向に回転すること
によって紙幣払出口27へ搬送する(図3(a) 、(b)
)。このように下回動搬送ベルト49を上昇させるこ
とにより堆積紙幣を上回動搬送ベルト53との間で挟持
する昇降回動機構として駆動用モ−タ67の回転力を昇
降力に変換するラック・ピニオン機構75、73を用い
ているので、カムの回転作用のみによって紙幣P、Pを
挟持する従来タイプと比較して駆動用モ−タ67の駆動
力が小さくても昇降動作を確実に行なうことができ、モ
−タ67の小型化及び省電力化が図れる。
を顧客側の紙幣払出口27より払出す場合には、金庫ユ
ニット7の紙幣収納庫3より収納紙幣P、Pをフィ−ド
ロ−ラ11により一枚づつ繰り出して垂直搬送路19及
び水平搬送路23を通して一時保留部25の下回動搬送
ベルト49上に順次堆積し、堆積した紙幣P、Pが所定
枚数に達すると、駆動用モ−タ67を正転駆動すること
によりラック・ピニオン機構75、73を介して下メイ
ンユニット60を上昇し且つシャフト93と一体の第1
及び第2のカム95、97を所定角度反時計廻り方向へ
回転させることにより上下ユニットア−ム66、61を
介して上下回動搬送ベルト53、49の前端部を紙幣払
出口27に向けて最上位置まで上昇回動すると共にベル
ト53、49を紙幣束P、Pの搬送方向に回転すること
によって紙幣払出口27へ搬送する(図3(a) 、(b)
)。このように下回動搬送ベルト49を上昇させるこ
とにより堆積紙幣を上回動搬送ベルト53との間で挟持
する昇降回動機構として駆動用モ−タ67の回転力を昇
降力に変換するラック・ピニオン機構75、73を用い
ているので、カムの回転作用のみによって紙幣P、Pを
挟持する従来タイプと比較して駆動用モ−タ67の駆動
力が小さくても昇降動作を確実に行なうことができ、モ
−タ67の小型化及び省電力化が図れる。
【0038】一方、運用者側の紙幣取出口31から紙幣
束P、Pを外部に払出すには、上下回動搬送ベルト5
3、49が水平搬送路23と同一面上に位置(水平位
置)するよう駆動用モ−タ67を駆動すると共に、上下
回動搬送ベルト53、49並びに第2及び第3の搬送ベ
ルト45、47を逆転することにより上下回動搬送ベル
ト53、49間に挟持した紙幣束P、Pを水平搬送路2
3及び取出搬送路33を通して紙幣取出口31へ挟持搬
送する(図4(a) 、(b) )。これにより、紙幣取出口3
1より紙幣P、Pを取出す際にも、ラック・ピニオン機
構75、73によって強い力で紙幣P、Pを挟持してい
ることに加え、従来のように紙幣取出時に一旦上下回動
搬送ベルト53、49を紙幣払出口27に向けて上昇さ
せないので、その搬送路がU字状とならず、搬送紙幣が
多数枚であっても札ずれを起こすことがない。
束P、Pを外部に払出すには、上下回動搬送ベルト5
3、49が水平搬送路23と同一面上に位置(水平位
置)するよう駆動用モ−タ67を駆動すると共に、上下
回動搬送ベルト53、49並びに第2及び第3の搬送ベ
ルト45、47を逆転することにより上下回動搬送ベル
ト53、49間に挟持した紙幣束P、Pを水平搬送路2
3及び取出搬送路33を通して紙幣取出口31へ挟持搬
送する(図4(a) 、(b) )。これにより、紙幣取出口3
1より紙幣P、Pを取出す際にも、ラック・ピニオン機
構75、73によって強い力で紙幣P、Pを挟持してい
ることに加え、従来のように紙幣取出時に一旦上下回動
搬送ベルト53、49を紙幣払出口27に向けて上昇さ
せないので、その搬送路がU字状とならず、搬送紙幣が
多数枚であっても札ずれを起こすことがない。
【0039】ここで、一時保留部25に紙幣Pを堆積す
るときに図示しないタイマや異常検知センサ等の各種セ
ンサ等が紙幣異常、重送、ミスカウント、搬送異常等の
異常を検知した場合、或いは払出した紙幣P、Pを利用
者が受取り忘れて装置から離れた場合等のように、払出
紙幣P、Pが所定時間内に取出されない場合には、上下
回動搬送ベルト53、49が回収エリア35、37を向
くよう駆動用モ−タ67を駆動すると共に、上下回動搬
送ベルト53、49を紙幣の送出方向に回転駆動するこ
とにより、上下回動搬送ベルト49間に挟持した紙幣
P、Pを紙幣回収庫5の落し込み用開口39を介して紙
幣回収エリア35、37に回収する(図5(a) 、(b) 参
照)。この場合、回収エリア35、37に回収した紙幣
がリジェクト紙幣であるか取忘れ紙幣であるかにより図
示しない駆動機構によって切替ゲ−ト41が切替動作す
ることは従来と同様である。尚、ATMが取忘れ紙幣
P、Pの回収を一回でも実行した場合には、当該ATM
の紙幣払出機能を停止するよう構成することが好まし
い。
るときに図示しないタイマや異常検知センサ等の各種セ
ンサ等が紙幣異常、重送、ミスカウント、搬送異常等の
異常を検知した場合、或いは払出した紙幣P、Pを利用
者が受取り忘れて装置から離れた場合等のように、払出
紙幣P、Pが所定時間内に取出されない場合には、上下
回動搬送ベルト53、49が回収エリア35、37を向
くよう駆動用モ−タ67を駆動すると共に、上下回動搬
送ベルト53、49を紙幣の送出方向に回転駆動するこ
とにより、上下回動搬送ベルト49間に挟持した紙幣
P、Pを紙幣回収庫5の落し込み用開口39を介して紙
幣回収エリア35、37に回収する(図5(a) 、(b) 参
照)。この場合、回収エリア35、37に回収した紙幣
がリジェクト紙幣であるか取忘れ紙幣であるかにより図
示しない駆動機構によって切替ゲ−ト41が切替動作す
ることは従来と同様である。尚、ATMが取忘れ紙幣
P、Pの回収を一回でも実行した場合には、当該ATM
の紙幣払出機能を停止するよう構成することが好まし
い。
【0040】その後、駆動用モ−タ67を駆動すること
によりラック・ピニオン機構75、73及び上下ユニッ
トア−ム65、61を介して上下回動搬送ベルト53、
49を初期位置に復帰させる。
によりラック・ピニオン機構75、73及び上下ユニッ
トア−ム65、61を介して上下回動搬送ベルト53、
49を初期位置に復帰させる。
【0041】尚、本発明はこれにのみ限定されるもので
はなく、上下回動搬送ベルト53、49の昇降回動機構
は他の構成であってもよい。又、本発明は紙幣払出装置
に適用したが、紙幣以外のチケット等を払出す装置に適
用しても同様な効果を得ることができることはいうまで
もない。
はなく、上下回動搬送ベルト53、49の昇降回動機構
は他の構成であってもよい。又、本発明は紙幣払出装置
に適用したが、紙幣以外のチケット等を払出す装置に適
用しても同様な効果を得ることができることはいうまで
もない。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成し且つ
動作するため、駆動源にカムを連結することによって上
下回動搬送ベルトを昇降回動せしめる駆動機構に、駆動
源に連結したラック・ピニオン機構を付加することによ
って下回動搬送ベルトを上回動搬送ベルトに向けて押上
げ、両ベルト間に堆積した複数枚の紙葉類を強い力で挟
持することができるため、カムの作用によって紙葉類を
挟持する場合と比較して駆動源の駆動力を小さくするこ
とができ機構全体の小型化及びコストダウンを図ること
ができる。
動作するため、駆動源にカムを連結することによって上
下回動搬送ベルトを昇降回動せしめる駆動機構に、駆動
源に連結したラック・ピニオン機構を付加することによ
って下回動搬送ベルトを上回動搬送ベルトに向けて押上
げ、両ベルト間に堆積した複数枚の紙葉類を強い力で挟
持することができるため、カムの作用によって紙葉類を
挟持する場合と比較して駆動源の駆動力を小さくするこ
とができ機構全体の小型化及びコストダウンを図ること
ができる。
【図1】本発明に係る紙葉類払出装置の一実施例を示す
紙幣払出装置の構成図である。
紙幣払出装置の構成図である。
【図2】図1のII-II 断面図である。
【図3】(a) 及び(b) は第1の紙葉類放出口より紙幣を
放出する通常動作時における図1の作用説明図及びその
III-III 断面図である。
放出する通常動作時における図1の作用説明図及びその
III-III 断面図である。
【図4】(a) 及び(b) は第2の紙葉類放出口より紙幣を
放出する際の図1の作用説明図及びそのIV−IV断面図で
ある。
放出する際の図1の作用説明図及びそのIV−IV断面図で
ある。
【図5】(a) 及び(b) は紙幣回収時における図1の作用
説明図及びそのV-V 断面図である。
説明図及びそのV-V 断面図である。
【図6】従来例を示す構成図である。
【図7】他の従来例を示す構成図である。
【図8】(a) (b) (c) 及び(d) は上下回動搬送ベルトの
作用説明図である。
作用説明図である。
P 紙幣(紙葉類)、 5 紙葉類回収庫、 27 紙
幣払出口(紙葉類放出口)、 49 下回動搬送ベル
ト、 51 下ユニット、 53 上回動搬送ベルト、
55 上ユニット、 57 下ベルト後方プ−リ(下
回動搬送ベルトを張設した一方のプ−リ)、59 下ベ
ルト前方プ−リ(下回動搬送ベルトを張設した他方のプ
−リ)、 61 下ユニットア−ム、 63 上ベルト
前方プ−リ(上回動搬送ベルトを張設した一方のプ−
リ)、 65 上ベルト後方プ−リ(上回動搬送ベルト
を張設した他方のプ−リ)、66 上ユニットア−ム、
67 駆動用モ−タ(駆動源)、68 ストッパシャフ
ト(規制手段)、73 ピニオン、 75 ラック、
91 回転ギヤ、 93 シャフト(回転体)、 95
第1のカム、 97 第2のカム、
幣払出口(紙葉類放出口)、 49 下回動搬送ベル
ト、 51 下ユニット、 53 上回動搬送ベルト、
55 上ユニット、 57 下ベルト後方プ−リ(下
回動搬送ベルトを張設した一方のプ−リ)、59 下ベ
ルト前方プ−リ(下回動搬送ベルトを張設した他方のプ
−リ)、 61 下ユニットア−ム、 63 上ベルト
前方プ−リ(上回動搬送ベルトを張設した一方のプ−
リ)、 65 上ベルト後方プ−リ(上回動搬送ベルト
を張設した他方のプ−リ)、66 上ユニットア−ム、
67 駆動用モ−タ(駆動源)、68 ストッパシャフ
ト(規制手段)、73 ピニオン、 75 ラック、
91 回転ギヤ、 93 シャフト(回転体)、 95
第1のカム、 97 第2のカム、
Claims (1)
- 【請求項1】 所定枚数の紙葉類を堆積し且つ堆積した
紙葉類を挟持搬送すると共に、紙葉類放出口に向けて紙
葉類を搬送する放出姿勢とリジェクト紙葉類又は取忘れ
紙葉類を紙葉類回収庫に落し込む落し込み姿勢との間を
移動可能な上回動搬送ベルト及び下回動搬送ベルトとを
備えた紙葉類払出装置において、 前記上下回動搬送ベルトを移動すると共に、前記下回動
搬送ベルトを上回動搬送ベルトに押圧することにより上
下回動搬送ベルト間で紙葉類を挟圧保持する駆動機構を
備え、 該駆動機構は、駆動源と、該駆動源に連結したピニオン
と、該ピニオンに噛み合うことによって昇降可能なラッ
クと、該ラックと連動して昇降可能であって且つ前記下
回動搬送ベルトを張設した一方のプ−リを枢支した下ユ
ニットと、前記ピニオンに噛み合う回転ギヤと一体的に
回転可能な回転体と、該回転体に突設した第1のカム及
び第2のカムと、該第1のカムにより回動可能であって
且つ前記下回動搬送ベルトを張設した他方のプ−リを枢
支した下ユニットア−ムと、前記第2のカムにより回動
可能であって且つ前記上回動搬送ベルトを張設した一方
のプ−リを枢支した上ユニットア−ムと、該上ユニット
ア−ムに対し前記上回動搬送ベルトを張設した一方のプ
−リの回転軸を中心として回動自在であって且つその遊
端部に上回動搬送ベルトを張設した他方のプ−リの回転
軸を枢支した上ユニットと、該上ユニットの回動範囲を
規制する規制手段とを備えたことを特徴とする紙葉類払
出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6027420A JPH07220139A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 紙葉類払出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6027420A JPH07220139A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 紙葉類払出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07220139A true JPH07220139A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=12220612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6027420A Pending JPH07220139A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 紙葉類払出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07220139A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8961046B2 (en) | 2009-09-08 | 2015-02-24 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Paper discharge device and image forming apparatus having the same |
| WO2017171312A1 (ko) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 노틸러스효성 주식회사 | 가변 스토퍼가 구비된 다권종 지폐카세트 |
| WO2023119495A1 (ja) | 2021-12-22 | 2023-06-29 | 富士通フロンテック株式会社 | 紙葉類取扱装置 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP6027420A patent/JPH07220139A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8961046B2 (en) | 2009-09-08 | 2015-02-24 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Paper discharge device and image forming apparatus having the same |
| WO2017171312A1 (ko) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 노틸러스효성 주식회사 | 가변 스토퍼가 구비된 다권종 지폐카세트 |
| KR20170112341A (ko) * | 2016-03-31 | 2017-10-12 | 노틸러스효성 주식회사 | 가변 스토퍼가 구비된 다권종 지폐카세트 |
| US10861274B2 (en) | 2016-03-31 | 2020-12-08 | Hyosung TNS Inc. | Multi-denomination banknote cassette including variable stopper |
| WO2023119495A1 (ja) | 2021-12-22 | 2023-06-29 | 富士通フロンテック株式会社 | 紙葉類取扱装置 |
| US12497262B2 (en) | 2021-12-22 | 2025-12-16 | Fujitsu Frontech Limited | Paper sheet handling apparatus |
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