JPH07220738A - 海水電池 - Google Patents

海水電池

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JPH07220738A
JPH07220738A JP994394A JP994394A JPH07220738A JP H07220738 A JPH07220738 A JP H07220738A JP 994394 A JP994394 A JP 994394A JP 994394 A JP994394 A JP 994394A JP H07220738 A JPH07220738 A JP H07220738A
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JP
Japan
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cathode
insulator
seawater
anode
metal
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Pending
Application number
JP994394A
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English (en)
Inventor
Masao Tomita
征夫 富田
Hideo Sasaki
英夫 佐々木
Hironori Kobashi
弘典 小橋
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Yuasa Corp
Original Assignee
Yuasa Corp
Yuasa Battery Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 海水中に溶存している酸素を陽極酸化剤とし
て用いる海水電池の放電が効率よく行うことができ、し
かも放電によって消耗した陰極の交換が容易に行うこと
ができるようにする。 【構成】 上部枠71の陽極絶縁体81と下部枠72の
陽極絶縁体82との間に板状の陽極1を円筒状に挾持さ
せるとともに、中央に芯金12を貫通させた柱状の陰極
2の一方の端面が陰極絶縁体9Aを介して上部枠71の
中央に設けられた保持部7Aに位置するように下部枠7
2の中央に設けられた開口部7Bから陰極2を挿入し、
この陰極2の他方の端面に陰極絶縁体9Bを配すること
によって開口部7Bに嵌合するように陰極2を保持して
なる。 【効果】 開口部を閉鎖する陰極絶縁体を取り外すこと
によって放電によって消耗した陰極を容易に交換するこ
とができ、しかも芯金によって電池の放電を効率良く行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海水電池に関するもの
で、さらに詳しく言えば、マグネシウムまたはマグネシ
ウム合金を陰極に用い、海水中に溶存している酸素を陽
極酸化剤として用いる海水電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マグネシウムまたはマグネシウム合金を
陰極に用い、海水中に溶存している酸素を陽極酸化剤と
して用いる海水電池は、放電持続時間が長くできるた
め、海上標識灯、浮標灯や漁業用集魚灯の電源として用
いられている。
【0003】このような海水電池の従来の構造は、図5
に示した如く、海水の通過時に抵抗にならないような銅
製の網からなる陽極1とマグネシウム合金板からなる陰
極2との間にスペーサ3を介在させて対向させ、電槽4
に収納してなるもので、海水中に浸漬させて前記電槽4
に設けた海水入口から海水を注入し、前記陽極1の表面
での還元反応によって起電力を発生させ、反応によって
生じた水素を前記電槽4に設けたガス出口から排出する
ようにしたものである。なお、10は前記陽極1に電気
的に接続された陽極リード線、11は前記陰極2に電気
的に接続された陰極リード線である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した海水電池は放
電持続時間を長くすることはできるが、海水中に溶存し
ている酸素が約5〜10ml/lと少ないうえに、陰極
2に対向する陽極1の表面積が小さいため、微電流での
放電に限られるという問題があった。
【0005】また、上記した海水電池は、陽極1自体は
還元反応によって消耗しないのに対し、陰極2は酸化反
応によって消耗するため、陰極2が消耗しただけで電池
全体を交換しなければならず、経済的に好ましくないと
いう問題があった。
【0006】一方、前記陰極2は、海水中の酸素濃度の
不均一性、海水中における浮遊物の付着、陰極2自体の
結晶構造等によって均一に消耗しない場合があり、その
中間部での消耗が著るしい場合には陰極リード線11に
接続された部分と陰極リード線11に接続されていない
部分とに分離してしまい、前者は可能な限り放電に寄与
するが、後者は放電に寄与しないまま放電が停止してし
まうという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、周縁上面に陽極絶縁体が設けられた円板
状の下部枠または周縁下面に陽極絶縁体が設けられた円
板状の上部枠の、一方の枠の中央に柱状の陰極を保持す
るための保持部が、他方の枠の中央に前記柱状の陰極を
挿入するための開口部が設けられてなり、海水中に溶存
する酸素を還元するための板状の陽極が前記下部枠の陽
極絶縁体と上部枠の陽極絶縁体との間に円筒状に挾持さ
れてなり、前記柱状の陰極は中央に芯金を貫通させたも
のであり、かつこの陰極は一方の端面が陰極絶縁体を介
して前記保持部に位置するように前記開口部から挿入
し、他方の端面に陰極絶縁体を配することによって前記
開口部に嵌合するように保持されてなり、海水中に溶存
している酸素を還元して起電力を得るようにしたことを
特徴とするものである。
【0008】
【作用】従って、本発明は、陰極の一方の端面を陰極絶
縁体を介して保持部に位置させ、他方の端面に陰極絶縁
体を配して開口部に嵌合しているので、陰極が消耗した
場合、前記陰極絶縁体を取り外すことによって消耗した
陰極を容易に取り替えることができる。
【0009】また、本発明は、柱状の陰極の中央に芯金
を貫通させているから、陰極が不均一に消耗しても、そ
の中間部で電気的に分離することはなく、陰極を可能な
限り放電に寄与させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の海水電池の断面図で、図5
と同じ機能を有する部分には同じ符号を付している。
【0012】図1において、1はイオン化傾向の比較的
小さいニッケル、銅、銀等の金属製またはこれらの金属
を主体とする合金製のネット、エキスパンドメタルを1
枚または複数枚重ねて、合成樹脂製の上部枠71の周縁
下面に設けられた陽極絶縁体81と合成樹脂製の下部枠
72の周縁上面に設けられた陽極絶縁体82との間に円
筒状に挾持されてなる陽極、2はイオン化傾向の比較的
大きいマグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉛等の金属
またはこれらの金属を主体とする合金からなる陰極で、
この陰極2は前記金属または合金を柱状に加工し、その
一方の端面から他方の端面に至る貫通穴を設け、この貫
通穴に芯金を嵌入してその一方の端面が陰極絶縁体9A
を介して前記上部枠71または下部枠72の一方の中央
に設けた保持部7Aに位置するように、前記上部枠71
または下部枠72の他方の中央に設けた開口部7Bから
挿入してなり、その他方の端面には陰極絶縁体9Bを配
して前記開口部7Bに嵌合するように保持させてなる。
【0013】なお、前記陰極2の嵌入方法は柱状に加工
した金属を融点の20〜60%まで加熱して貫通穴を拡
大してから芯金12を嵌入させた後冷却する焼嵌め法が
好ましい。
【0014】そして、前記陽極1を挾持する陽極絶縁体
82の一部には陽極リード線10が接続され、前記陰極
2の中央を貫通させた芯金12の一端には陰極リード線
11が接続されてなる。
【0015】さらに、前記陰極2の、一方の端面の近傍
と陰極絶縁体9Aとの間および他方の端面の近傍と陰極
絶縁体9Bとの間には合成樹脂13A,13Bを注入
し、海水の侵入による自己放電が小さくなるようにして
いる。
【0016】上記した本発明電池では、図2に示した如
く、貫通穴を、その内径が芯金12の外径より大なるも
のとし、両端に亜鉛、アルミニウム、錫、鉄、鉛からな
る短円筒14を装着した芯金12を前記貫通穴に嵌入し
たり、図3に示した如く、この短円筒14を貫通穴の両
端面の近傍に嵌入させてから短円筒14内に芯金12を
嵌入してもよく、この短円筒14によって陰極2と芯金
12との間の導電性を向上させることができる。なお、
この場合、短円筒14が装着されない芯金12の外径部
分または貫通穴の内径部分に亜鉛、アルミニウム、錫、
鉄、鉛を担体とした導電性樹脂を成形しておくことによ
って陰極2と芯金12との間の導電性を一層向上させる
こともできる。
【0017】また、図4に示したように、貫通穴の内径
と芯金12の外径をほぼ等しくし、表面に鉛と亜鉛を主
体とする合金15Aを融着させた芯金12、亜鉛、アル
ミニウム、錫、鉄、鉛からなる微細粉末を担体とした導
電性塗料15Bを塗布した芯金12、前記金属からなる
同じ長さの長円筒15Cを装着した芯金12を圧入法に
よって貫通穴に嵌入させても同様の効果が得られること
は言うまでもない。
【0018】なお、上記した芯金12はいずれも円柱状
のものとしたが、円筒状のものであってもよく、それに
よって嵌入時に芯金に加える力が低減でき、嵌入を容易
に行うことができる。
【0019】一方、上記した上部枠71、下部枠72は
合成樹脂製のものとしたが、金属材の表面に絶縁塗装を
施したものであってもよい。
【0020】さらに、上記した海水電池では、柱状に加
工した金属または合金に芯金12を貫通させて陰極2と
したが、上記金属または合金を板状に加工し、上記した
陽極金属よりイオン化傾向が大きく陰極金属よりイオン
化傾向が小さい鉄等の金属またはこれらの金属を主体と
する合金製の芯金12に巻回して柱状にしてもよいこと
は言うまでもない。
【0021】次に、上記した本発明電池として、柱状の
陰極2に半径2.5cmのマグネシウム棒を用い、その
中心から25cmの位置に有効高さが30cmの銅製の
ネットからなる陽極1を円筒状に配置して陽極1の見か
けの作用面積を陰極2の作用面積の5倍にしたものを、
従来電池として、重量が前記本発明電池の陰極2と同一
の陰極2とこの陰極2と同一の面積を有する陽極1とを
スペーサ3を介して5mmの間隔で対向させたものをそ
れぞれ作製し、いずれも酸素の濃度が約10ml/lの
海水中に浸漬して200mAで放電したところ、本発明
電池の放電電圧は従来電池の放電電圧より高くなり、本
発明電池の放電持続時間は従来電池の放電持続時間の
1.5倍になることがわかった。なお、ここで、陽極1
の見かけの作用面積は陽極1の表面で還元反応が行われ
るものとしてその表面積としている。
【0022】次に、上記試験に供した本発明電池の陰極
絶縁体9Bを取り外して陰極2を取り出そうとしたとこ
ろ、陰極2は芯金12のみを残してほぼ完全に消耗して
いることがわかり、新しい芯金12とともに陰極2を取
り付けて同様の試験を行ったところ、上記した試験と同
じ結果が得られた。
【0023】なお、上記した本発明電池では、陽極1の
見かけの作用面積を陰極2の作用面積に対して大きくす
ると放電持続時間を長くすることはできるが、大きくし
過ぎると海水の電気抵抗が大きくなるため、その上限は
10倍程度にするのが好ましい。
【0024】また、上記した本発明電池では、陽極1と
してニッケル等の金属製またはこれらの金属を主体とす
る合金製のネット、エキスパンドメタルを用いている
が、上記した金属製の板またはこれらの金属を主体とす
る合金製の板を用いて上部枠71、下部枠72に海水が
出入りするための穴を設けたものであってもよく、この
ようにするとネット、エキスパンドメタルの陽極1に海
草などが付着して放電の妨げになるのを解消することが
できる。
【0025】
【発明の効果】上記した如く、本発明は、海水中に溶存
している酸素を陽極酸化剤として用いる海水電池の陰極
に芯金を貫通させ、しかもこの陰極の交換が容易に行え
るようにし、前記芯金によって電池の放電を効率よく行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の海水電池の断面図である。
【図2】本発明の海水電池の一例に用いる陰極の断面図
である。
【図3】本発明の海水電池の一例に用いる陰極の斜視図
である。
【図4】本発明の海水電池の一例に用いる陰極の断視図
である。
【図5】従来の海水電池の断面図である。
【符号の説明】
1 陽極 2 陰極 71 上枠部 72 下枠部 7A 保持部 7B 開口部 81 陽極絶縁体 82 陽極絶縁体 9A 陰極絶縁体 9B 陰極絶縁体 10 陽極リード線 11 陰極リード線 12 芯金 13A 合成樹脂 13B 合成樹脂

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周縁上面に陽極絶縁体が設けられた円板
    状の下部枠または周縁下面に陽極絶縁体が設けられた円
    板状の上部枠の、一方の枠の中央に柱状の陰極を保持す
    るための保持部が、他方の枠の中央に前記柱状の陰極を
    挿入するための開口部が設けられてなり、海水中に溶存
    する酸素を還元するための板状の陽極が前記下部枠の陽
    極絶縁体と上部枠の陽極絶縁体との間に円筒状に挾持さ
    れてなり、前記柱状の陰極は中央に芯金を貫通させたも
    のであり、かつこの陰極は一方の端面が陰極絶縁体を介
    して前記保持部に位置するように前記開口部から挿入
    し、他方の端面に陰極絶縁体を配することによって前記
    開口部に嵌合するように保持されてなり、海水中に溶存
    している酸素を還元して起電力を得るようにしたことを
    特徴とする海水電池。
  2. 【請求項2】 柱状の陰極の両端面の近傍と陰極絶縁体
    との間に合成樹脂を注入したことを特徴とする請求項第
    1項記載の海水電池。
  3. 【請求項3】 中央に芯金を貫通させた柱状の陰極は板
    状に加工した陰極金属または合金を芯金に巻回して形成
    したことを特徴とする請求項第1項または第2項記載の
    海水電池。
  4. 【請求項4】 芯金と陰極との間の一部に亜鉛、アルミ
    ニウム、錫、鉄、鉛からなる短円筒を装着または前記金
    属を担体とする導電性樹脂を成形したことを特徴とする
    請求項第1項または第2項記載の海水電池。
  5. 【請求項5】 芯金と陰極との間の全部に亜鉛、アルミ
    ニウム、錫、鉄、鉛からなる長円筒を装着または前記金
    属を担体とする導電性樹脂を成形したことを特徴とする
    請求項第1項または第2項記載の海水電池。
  6. 【請求項6】 芯金を円筒状のものにしたことを特徴と
    する請求項第1項または第2項記載の海水電池。
JP994394A 1994-01-31 1994-01-31 海水電池 Pending JPH07220738A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278762A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Aichi Tokei Denki Co Ltd 水流量計測装置及び水電池
KR100802324B1 (ko) * 2006-04-14 2008-02-13 주식회사 디엠에스 해상용 전지 장치 및 이를 구비하는 구호 장비
CN101834297A (zh) * 2010-04-01 2010-09-15 钟明华 盘旋式海水电池
CN101847727A (zh) * 2010-05-23 2010-09-29 钟明华 组合式海水电池
CN108461680A (zh) * 2018-03-26 2018-08-28 沈阳航天新光集团有限公司 一种大型模块化海水电池

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