JPH07222332A - 取付装置 - Google Patents

取付装置

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JPH07222332A
JPH07222332A JP6008979A JP897994A JPH07222332A JP H07222332 A JPH07222332 A JP H07222332A JP 6008979 A JP6008979 A JP 6008979A JP 897994 A JP897994 A JP 897994A JP H07222332 A JPH07222332 A JP H07222332A
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JP
Japan
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mounting
mounting unit
fused
wire harness
mounting hole
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JP6008979A
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English (en)
Inventor
Keiko Ogura
慶行 小倉
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の電線1を偏平状に集束したものを、簡単
にしかも位置ずれなく所要箇所に取り付けることができ
るとともに、取り付けに要する厚みを低減し、また、取
り付けのための取付孔6aを密封できるようにすること
を目的とする。 【構成】複数の電線1を偏平状に集束したものに、シー
ト状体3が融着されるとともに、前記シート状体3の前
記電線1が融着される側の面であって、かつ、前記電線
1が存在しない部分に、取付ユニット4が融着されてな
る。また、取付ユニット4には、取付孔6aの周囲を閉
塞する閉塞部4cが設けられる。 【効果】例えば、冷蔵庫の断熱層12の内壁を構成する
フードライナー6にフラットワイヤハーネスを取り付け
る場合には、断熱効果が向上し、断熱材が取付孔6aか
ら漏れることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットワイヤハーネ
スのような多数の電線を偏平状に集束したものを、所要
箇所に固定して取り付けるための取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の電線を偏平状に集束したフ
ラットワイヤハーネスを、例えば、冷凍冷蔵庫の内壁を
構成するフードライナーの背面側の所要箇所に固定して
取り付ける場合には、紙テープ等でフラットワイヤハー
ネスを張り付けることにより行われているが、このよう
に紙テープ等で一々張り付ける作業は面倒であり、ま
た、張り付けるべき箇所がずれたりすると、フラットワ
イヤハーネスを構成する電線の端部が、所要の位置まで
届かず、配線ができなくなるといった難点がある。
【0003】そこで、かかる問題点を解決する従来のフ
ラットワイヤハーネスの取付装置として、例えば、特公
平5−46766号公報に記載されたものがある。
【0004】図18は、前記公報に記載されたフラット
ワイヤハーネスの取付装置の斜視図であり、図19は、
図18の切断面線O−Oから見た断面図である。
【0005】このフラットワイヤハーネスの取付装置
は、並列した複数の電線1を接着手段等によって偏平状
に集束したフラットワイヤハーネス2の一側面に対し
て、前記電線1の絶縁被覆と同一材料の合成樹脂層を有
するラミネートシート14を用いて、該ラミネートシー
ト14と前記電線1との間に、先端に取付用の係合部1
5aを有する取付ユニット15の基部15bを介在させ
つつ電線1の絶縁被覆とラミネートシート14の合成樹
脂材との融合によって取付ユニット15を該電線1に固
定してなるものである。
【0006】かかる構成のフラットワイヤハーネスの取
付装置では、所要箇所に形成された取付孔に、前記取付
ユニット15の先端の係合部15aを挿入係合させるこ
とにより、該取付ユニット15と一体のフラットワイヤ
ハーネス2を固定するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる構成
のフラットワイヤハーネスの取付装置によってフラット
ワイヤハーネス2を、例えば、冷凍冷蔵庫の断熱層の壁
を構成するフードライナーに固定する場合には、次のよ
うな問題点を有する。
【0008】図20は、上述のフラットワイヤハーネス
の取付装置を、冷凍冷蔵庫の断熱層の内壁を構成するフ
ードライナー6の背面側(図の上側)に取り付けた状態
を示す要部断面図である。
【0009】フラットワイヤハーネスの取付装置は、取
付ユニット15の係合部15aを、冷蔵庫の内壁を構成
するフードライナ6ーに形成された取付孔6aに挿入係
合させることによって取り付けられ、その後、このフー
ドライナー6と図示しない外壁との間に液状のウレタン
が充填されてウレタン発泡による断熱層12が、フード
ライナー6の背面側に形成される。
【0010】かかるフラットワイヤハーネスの取付装置
では、電線1上に、取付ユニット15の基部15bおよ
びラミネートシート14を重ねて融合させる構造である
ために、断熱層12内でフラットワイヤハーネスの取付
装置の占める厚みYは、取付ユニットの基部15b、ラ
ミネートシート14および電線1を重ねた厚みとなり、
この厚みの分だけ断熱層12の実質的な厚みが薄くな
り、断熱効果が低下し、フラットワイヤハーネスの取付
装置が配置された部分で、局所的に温度が高くなるとい
う難点がある。
【0011】また、断熱層12は、フードライナー6に
フラットワイヤハーネスの取付装置を取り付けた後に、
液状のウレタンをフードライナー6の背面側に供給して
発泡させて形成するが、従来のフラットワイヤハーネス
の取付装置では、フードライナー6の取付孔6aからウ
レタンが漏れるために、テープ等を張り付けて漏れない
ようにする必要があり、作業が面倒であった。
【0012】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であって、フラットワイヤハーネスのような複数の電線
を偏平状に集束したものを、簡単にしかも位置ずれなく
取り付けることができるとともに、取り付けに要する厚
みを低減し、また、取り付けのための取付孔を密封でき
るようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0014】すなわち、請求項第1項に記載の本発明
は、複数の電線を偏平状に集束したものに、シート状体
が融着されるとともに、前記シート状体の前記電線が融
着される側の面であって、かつ、前記電線が存在しない
部分に、取付ユニットが融着されてなるものである。
【0015】請求項第2項に記載の本発明は、前記複数
の電線と一体的な前記取付ユニットは、該取付ユニット
が取り付けられるべき被取付物に形成された取付孔に挿
入されて該取付孔に係合する係合部を有し、前記取付ユ
ニット、前記シート状体および前記被取付物の少なくと
もいずれか一つには、前記係合部が係合した状態の前記
取付孔の周囲を閉塞する閉塞部が設けられている。
【0016】請求項第3項に記載の本発明は、前記複数
の電線と一体的な前記取付ユニットは、該取付ユニット
が取り付けられるべき被取付物に形成された取付孔に挿
入されて該取付孔に係合する係合部を有し、前記複数の
電線は、前記取付ユニットの部分では、該取付ユニット
を迂回するように両側に分岐配置された状態で前記シー
ト状体に融着され、該取付ユニットの周囲の電線が、前
記係合部が係合した状態の前記取付孔の周囲を閉塞する
ものである。
【0017】請求項第4項に記載の本発明は、複数の電
線を偏平状に集束したフラットワイヤハーネスに、ラミ
ネートシートが、該フラットワイヤハーネスの幅方向の
両側にはみ出した状態で、融着されるとともに、前記ラ
ミネートシートの前記両側にはみ出した部分であって、
かつ、前記フラットワイヤハーネスが融着される側の面
に、取付ユニットの板状の基部がそれぞれ融着されてな
り、前記取付ユニットは、前記基部に突設された傘形の
係合部を有するとともに、前記係合部を中心として周方
向に連続して突設された閉塞部を有し、前記係合部は、
フラットワイヤハーネスが取り付けられる被取付物に形
成された取付孔に挿入されて該取付孔に係合するととも
に、前記閉塞部は、該係合部が係合した状態の前記取付
孔の周囲を閉塞するものである。
【0018】
【作用】請求項第1項に記載の本発明によれば、複数の
電線を偏平状に集束したものに、シート状体を融着する
とともに、該シート状体に、取付ユニットを融着して取
付装置を構成しているので、取付ユニットを介して所要
の箇所に位置ずれなく簡単に取付けることができる。
【0019】また、取付ユニットは、シート状体の電線
が融着される側の面であって、かつ、電線が存在しない
部分に、融着されるので、従来例の取付装置に比べて厚
みが低減されることになり、例えば、冷蔵庫の断熱層の
壁を構成するフードライナーに、フラットワイヤハーネ
スを取り付ける場合には、断熱効果が向上する。
【0020】請求項第2項に記載の本発明によれば、請
求項第1項に記載の本発明の作用効果に加えて、取付ユ
ニットが取り付けられる取付孔の周囲を閉塞する閉塞部
を設けているので、例えば、冷蔵庫のフードライナー
に、フラットワイヤハーネスを取り付けて断熱層を形成
する場合に、取付孔から断熱材が漏れることがない。
【0021】請求項第3項に記載の本発明によれば、請
求項第2項に記載の本発明の作用効果と同様の作用効果
を奏する。
【0022】請求項第4項に記載の本発明によれば、請
求項第2項に記載の本発明の作用効果に加えて、フラッ
トワイヤハーネスの幅方向の両側に取付ユニットを設け
ているので、フラットワイヤハーネスが取付ユニットを
介して確実安定に取り付けられることになる。
【0023】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0024】実施例1 図1は、本発明の実施例1の取付装置の斜視図であり、
図2は、図1の切断面線B−Bから見た断面図である。
【0025】この実施例は、複数の電線1を接着手段等
によって偏平状に集束してなるフラットワイヤハーネス
2を所要の箇所に取り付けるものであり、フラットワイ
ヤハーネス2の各電線1は、導体と、この導体を覆う塩
化ビニルの絶縁被膜から構成されている。
【0026】この実施例では、フラットワイヤハーネス
2に、シート状体としての塩化ビニル製の矩形のラミネ
ートシート3を、フラットワイヤハーネス2の幅方向
(図2の左右方向)の両側に等しくはみ出すように融着
するとともに、この両側のはみ出した部分であって、か
つ、フラットワイヤハーネス2が融着される側の面に、
取付ユニット4の板状の基部4aが融着される。
【0027】図3は、かかる取付ユニットの斜視図であ
り、図4は、図3の切断面線A−Aから見た断面図であ
る。
【0028】この取付ユニット4は、矩形板状の基部4
aに、傘形の係合部4bが突設されるとともに、この係
合部4bを中心として周方向に連続して外方へ傾斜した
鍔状の閉塞部4cが突設されている。この取付ユニット
4は、例えば、ポリアセタールや6ナイロンなどの合成
樹脂から成る。
【0029】この実施例の取付ユニット4の係合部4b
は、傘形に形成されてその遊端部が4つに分割されてい
るが、本発明の他の実施例として、分割されいなくても
よく、あるいは、さらに多数に分割されていてもよい。
【0030】この実施例では、冷凍冷蔵庫の断熱層の壁
を構成するフードライナーにフラットワイヤハーネス2
を取り付ける場合に適用して説明するが、それに先立っ
て、一般的な冷凍冷蔵庫の組み立ての手順の概略を図5
の分解斜視図に基づいて説明する。
【0031】先ず、各部分への電源の供給および信号の
授受のためのハーネス組品5をフードライナー6の背面
側に取り付け、さらに、外側のキャビネットとなるアウ
ターシェル7、電気部品が収納される電装ボックス8、
バックプレート9、ベースプレート10およびボトムプ
レート11を組み立てる。
【0032】これによって、フードライナー6と、アウ
ターシェル7、電装ボックス8、バックプレート9、ベ
ースプレート10およびボトムプレート11との間で空
間が形成され、この空間に、バックプレート9のウレタ
ン注入口9aから液状のウレタンを注入し、発泡させて
断熱層を形成するものである。
【0033】図6は、以上のようにして組み立てられる
冷凍冷蔵庫のフードライナー6に、この実施例のフラッ
トワイヤハーネスの取付装置を取り付けて断熱層12を
形成した状態の要部断面図である。
【0034】フラットワイヤハーネスの取付装置は、取
付ユニット4の係合部4aを、被取付物としてのフード
ライナー6に形成された取付孔6aに挿入することによ
り、傘形の係合部4bの端部が前記取付孔6aに係合
し、フラットワイヤハーネス2がフードライナー6の所
要箇所に固定されるとともに、取付ユニット4の鍔状の
閉塞部4cの先端が、取付孔6aの外周のフードライナ
ー6に圧接されて取付孔6aが閉塞される。
【0035】この実施例では、ラミネートシート3の電
線1が存在しない部分に取付ユニット4が設けられてい
るので、図20の従来例に比べて、断熱層12内でフラ
ットワイヤハーネスの取付装置の占める厚みXは、低減
され、これによって、断熱効果が向上する。
【0036】この実施例では、取付ユニット4の鍔状の
閉塞部4cは、たわみ易いので、取付ユニット4が取り
付けられた部分においても、ウレタン発泡が円滑に行わ
れて断熱層12が確実に形成されることになる。
【0037】さらに、取付ユニット4の閉塞部4cによ
って取付孔6aを閉塞するので、フードライナー6の背
面側に液状のウレタンを注入したときに、取付孔6aか
らウレタンが漏れることもなく、したがって、従来例の
ように、ウレタンが漏れないようにテープ等を張り付け
る必要もない。
【0038】しかも、この実施例では、取付ユニット4
を、フラットワイヤハーネス2の幅方向の両側に設けて
いるので、フラットワイヤハーネス2がフードライナー
6に確実安定に固定されることになる。
【0039】この実施例では、取付ユニット4には、閉
塞部4cが周方向に連続して一つ形成されたけれども、
本発明の他の実施例として、係合部4aを中心として同
心状の二重、三重あるいはそれ以上形成することによ
り、密封性を高めてもよいのは勿論である。
【0040】実施例2 図7は、本発明の実施例2の取付装置の斜視図であり、
図8は、図7の切断面線D−Dから見た断面図であり、
図9は、この実施例の取付ユニットの斜視図であり、図
10は、図9の切断面線C−Cから見た断面図である。
これらの図において、実施例1に対応する部分には、同
一の参照符号を付す。
【0041】この実施例では、取付ユニット41は、図
9および図10に示されるように、円板状の基部41
に、実施例1と同様の傘形の係合部41bのみが突設さ
れて形成されており、閉塞部4cは形成されていない。
一方、フラットワイヤハーネス2および取付ユニット4
1が融着されるラミネートシート31の長手方向(図8の
左右方向)の両側には、取付ユニット41がそれぞれ融
着される位置の周囲に、取付ユニット41が融着される
側に突出した閉塞部31aが、環状に形成されている。
その他の構成は、上述の実施例1と同様である。
【0042】図11は、この実施例の取付装置を、冷凍
冷蔵庫のフードライナー6に取り付けた状態の要部断面
図である。
【0043】フラットワイヤハーネスの取付装置は、取
付ユニット41の係合部41bを、フードライナー6に形
成された取付孔6aに挿入することにより、傘形の係合
部41bの端部が前記取付孔6aに係合し、フラットワ
イヤハーネス2がフードライナー6に固定される。この
とき、ラミネートシート31の閉塞部31aの先端が、取
付孔6aの外周のフードライナー6に圧接されて取付孔
6aが閉塞される。
【0044】この実施例においても、ラミネートシート
1の電線1が存在しない部分に取付ユニット41が設け
られているので、断熱効果が向上し、また、ラミネート
シート31の閉塞部31aによって、断熱層12のウレタ
ンが漏れるのが防止される。
【0045】実施例3 図12は、本発明の実施例3の取付装置の斜視図であ
り、図13は、この実施例の取付装置をフードライナー
6に取り付けた状態の要部断面図であり、上述の実施例
2に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0046】上述の実施例2では、ラミネートシート3
1に閉塞部31aが形成されたけれども、この実施例で
は、ラミネートシート3に、クッション性を有する環状
部材13を、取付ユニット41を、外囲する位置に張り
付けて閉塞部としている。その他の構成は、実施例2と
同様である。
【0047】この実施例の取付装置は、取付ユニット4
1の係合部41bを、フードライナー6に形成された取付
孔6aに挿入することにより、傘形の係合部41bの端
部が前記取付孔6aに係合し、フラットワイヤハーネス
2がフードライナー6に固定される。このとき、ラミネ
ートシート3に張り付けられた環状部材13の端面が、
取付孔6aの外周のフードライナー6に圧接されて取付
孔6aが閉塞される。
【0048】この実施例においても、ラミネートシート
3の電線1が存在しない部分に取付ユニット41が設け
られているので、断熱効果が向上し、また、ラミネート
シート3に設けられ環状部材13からなる閉塞部によっ
て、ウレタンが漏れるのが防止される。
【0049】この実施例では、環状部材13は、クッシ
ョン性を有する材質であるので、取付ユニット41が取
り付けられた部分においてもウレタン発泡が円滑に行わ
れて断熱層12が確実に形成されることになる。
【0050】実施例4 図14は、本発明の実施例4の取付装置の斜視図であ
り、図15は、この実施例の取付装置をフードライナー
6に取り付けた状態の要部断面図であり、上述の実施例
3に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0051】上述の実施例3では、ラミネートシート3
に環状部材13を張り付けて閉塞部としたけれども、こ
の実施例では、ラミネートシート3には、閉塞部は設け
られていない。一方、ラミネートシート3に融着された
取付ユニット41の係合部41bが挿入される取付孔6a
が形成されたフードライナー6側には、この取付孔6a
の周方向に沿ってラミネートシート3側に突出した閉塞
部6bが環状に形成されている。なお、この実施例のフ
ードライナー6は、例えば、ABS樹脂から成る。その
他の構成は、上述の実施例3と同様である。
【0052】この実施例の取付装置は、取付ユニット4
1の係合部41bを、フードライナー6に形成された取付
孔6aに挿入することにより、傘形の係合部41bの端
部が前記取付孔6aに係合し、フラットワイヤハーネス
2がフードライナー6に固定される。このとき、フード
ライナー6の閉塞部6bの先端が、ラミネートシート3
に圧接されて取付孔6aが閉塞される。
【0053】この実施例においても、ラミネートシート
3の電線1が存在しない部分に取付ユニット41が設け
られているので、断熱効果が向上し、また、フードライ
ナー6に形成された閉塞部6bによって、断熱層12の
ウレタンが漏れるのが防止される。
【0054】実施例5 図16は、本発明の実施例5の取付装置の斜視図であ
り、図17は、この実施例の取付装置をフードライナー
6に取り付けた状態の要部断面図であり、上述の実施例
3に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0055】上述の実施例3では、取付ユニット4
1は、フラットワイヤハーネス2の幅方向の両側にそれ
ぞれ設けられたけれども、この実施例では、フラットワ
イヤハーネス21は、取付ユニット41に対応する部分
で、複数の電線1が、両側に一旦分岐して再び集束され
た構成となっており、分岐して電線の存在しない部分A
の中央付近に、取付ユニット41を配置した状態でラミ
ネートシート32に融着している。すなわち、この実施
例では、取付ユニット41は、フラットワイヤハーネス
1の幅方向の中央部に1つだけ設けられており、ラミ
ネートシート32もその面積が小さくなっている。取付
ユニット41の周囲の電線1の存在しない部分Aは、取
付ユニット41の係合部41bが挿入される取付孔6aの
内径よりも大きな領域とされている。その他の構成は、
実施例3と同様である。
【0056】この実施例の取付装置は、取付ユニット4
1の係合部41bを、フードライナー6に形成された取付
孔6aに挿入することにより、傘形の係合部41bの端
部が前記取付孔6aに係合し、フラットワイヤハーネス
1がフードライナー6に固定される。このとき、ラミ
ネートシート32に融着された電線1が、取付孔6aの
外周のフードライナー6に圧接されて取付孔6aが閉塞
される。
【0057】この実施例においても、ラミネートシート
2の電線1が存在しない部分に取付ユニット41が設け
られているので、断熱効果が向上し、また、取付ユニッ
ト41の周囲の電線1によって、断熱層12のウレタン
が漏れるのが防止される。
【0058】なお、本発明の他の実施例として、閉塞部
は、上述の各実施例の閉塞部を組み合わせて設けてもよ
いのは勿論である。
【0059】また、上述の実施例では、ラミネートシー
ト3,31,32に対して、取付ユニット4,41は、1
つあるいは2つ設けたけれども、さらに多数の取付ユニ
ットを設けて一層確実にフラットワイヤハーネス2を固
定するようにしてもよい。
【0060】上述の各実施例では、冷蔵庫のフードライ
ナーに取り付ける場合について説明したけれども、本発
明は、他の機器の所要箇所に取り付ける場合にも適用さ
れるのは勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の電
線を偏平状に集束したものに、シート状体を融着すると
ともに、該シート状体に、取付ユニットを融着して取付
装置を構成しているので、集束された複数の電線を、取
付ユニットを介して所要の箇所に位置ずれなく簡単に取
付けることができる。
【0062】また、取付ユニットは、シート状体の電線
が融着される側の面であって、かつ、電線が存在しない
部分に、融着されるので、従来例の取付装置に比べて厚
みが低減されることになり、例えば、冷蔵庫の断熱層の
壁を構成するフードライナーに、フラットワイヤハーネ
スを取り付ける場合には、断熱材の厚みを十分に確保で
き、断熱効果が向上する。
【0063】さらに、取付ユニットが取り付けられる取
付孔の周囲を閉塞する閉塞部を設けているので、例え
ば、冷蔵庫のフードライナーに、フラットワイヤハーネ
スを取り付けて断熱層を形成する場合に、取付孔からウ
レタンが漏れることがない。
【0064】また、フラットワイヤハーネスの幅方向の
両側に取付ユニットを設けているので、フラットワイヤ
ハーネスが取付ユニットを介して確実安定に取り付けら
れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の斜視図である。
【図2】図1の切断面線B−Bから見た断面図である。
【図3】実施例1の取付ユニットの斜視図である。
【図4】図3の切断面線A−Aから見た断面図である。
【図5】冷蔵庫の組み立て手順を説明するための分解斜
視図である。
【図6】実施例1の取付装置をフードライナーに取り付
けた状態の要部断面図である。
【図7】本発明の実施例2の斜視図である。
【図8】図7の切断面線D−Dから見た断面図である。
【図9】実施例2の取付ユニットの斜視図である。
【図10】図9の切断面線C−Cから見た断面図であ
る。
【図11】実施例2の取付装置をフードライナーに取り
付けた状態の要部断面図である。
【図12】本発明の実施例3の斜視図である。
【図13】実施例3の取付装置をフードライナーに取り
付けた状態の要部断面図である。
【図14】本発明の実施例4の斜視図である。
【図15】実施例4の取付装置をフードライナーに取り
付けた状態の要部断面図である。
【図16】本発明の実施例5の斜視図である。
【図17】実施例5の取付装置をフードライナーに取り
付けた状態の要部断面図である。
【図18】従来例の取付ユニットの斜視図である。
【図19】図18の切断面線O−Oから見た断面図であ
る。
【図20】従来例の取付装置をフードライナーに取り付
けた状態の要部断面図である。
【符号の説明】
1 電線 2,21 フラットワイヤハーネス 3,31,32,14 ラミネートシート 4,41,15 取付ユニット 6 フードライナー 6a 取付孔 4b,41b,15a 係合部 4c,31a,6b 閉塞部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線を偏平状に集束したものに、
    シート状体が融着されるとともに、前記シート状体の前
    記電線が融着される側の面であって、かつ、前記電線が
    存在しない部分に、取付ユニットが融着されてなる取付
    装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の電線と一体的な前記取付ユニ
    ットは、該取付ユニットが取り付けられるべき被取付物
    に形成された取付孔に挿入されて該取付孔に係合する係
    合部を有し、 前記取付ユニット、前記シート状体および前記被取付物
    の少なくともいずれか一つには、前記係合部が係合した
    状態の前記取付孔の周囲を閉塞する閉塞部が設けられる
    前記請求項第1項に記載の取付装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の電線と一体的な前記取付ユニ
    ットは、該取付ユニットが取り付けられるべき被取付物
    に形成された取付孔に挿入されて該取付孔に係合する係
    合部を有し、 前記複数の電線は、前記取付ユニットの部分では、該取
    付ユニットを迂回するように両側に分岐配置された状態
    で前記シート状体に融着され、該取付ユニットの周囲の
    電線が、前記係合部が係合した状態の前記取付孔の周囲
    を閉塞するものである前記請求項第1項または第2項に
    記載の取付装置。
  4. 【請求項4】 複数の電線を偏平状に集束したフラット
    ワイヤハーネスに、ラミネートシートが、該フラットワ
    イヤハーネスの幅方向の両側にはみ出した状態で、融着
    されるとともに、前記ラミネートシートの前記両側には
    み出した部分であって、かつ、前記フラットワイヤハー
    ネスが融着される側の面に、取付ユニットの板状の基部
    がそれぞれ融着されてなり、 前記取付ユニットは、前記基部に突設された傘形の係合
    部を有するとともに、前記係合部を中心として周方向に
    連続して突設された閉塞部を有し、 前記係合部は、フラットワイヤハーネスが取り付けられ
    るべき被取付物に形成された取付孔に挿入されて該取付
    孔に係合するとともに、前記閉塞部は、該係合部が係合
    した状態の前記取付孔の周囲を閉塞することを特徴とす
    る取付装置。
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