JPH07222921A - 液体の集合方法及び集合板と、液体の集合分配方法及び集合分配機構と、液体の気液又は液液接触方法及び液体の気液又は液液接触機構と、液体の気液又は液液接触集合分配機構と、それらの機構を含む装置 - Google Patents
液体の集合方法及び集合板と、液体の集合分配方法及び集合分配機構と、液体の気液又は液液接触方法及び液体の気液又は液液接触機構と、液体の気液又は液液接触集合分配機構と、それらの機構を含む装置Info
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- JPH07222921A JPH07222921A JP6333035A JP33303594A JPH07222921A JP H07222921 A JPH07222921 A JP H07222921A JP 6333035 A JP6333035 A JP 6333035A JP 33303594 A JP33303594 A JP 33303594A JP H07222921 A JPH07222921 A JP H07222921A
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Abstract
に振動や破壊を生じさせない液体の集合方法及び集合板
の提供、及び筒体内の流下液体を分配機構を通して流下
させるに際し、流下液体の成分組成を、筒体の横断面方
向において均一化させる液体分配方法及び機構の提供。 【構成】 筒体内の流下液体を液体受止板上に受止する
とともに、その受止板に形成の開口部から旋回流で下方
流下させる筒体内の流下液体の集合方法。開口部がある
液体受止板と、液体受止板の開口部上方に間隔を有し、
設けた開口部被覆体と、開口部の周縁と被覆体との間に
形成の複数の液体流入口と、液体受止板の開口部周縁に
上端が連設され、内周面が液体受止板の開口部中心線方
向に向う傾斜面に形成された短筒体と、液体受止板の開
口部周縁に形成の液体流入口に連通する短筒体内周面上
の下方斜め方向に沿って形成された複数の旋回流形成流
路からなる筒体内の流下液体集合板。
Description
体の集合方法及び集合板と、液体の集合分配方法及び集
合分配機構と、液体の急冷方法及び液体の急冷機構と、
液体の急冷集合分配機構と、それらの機構を含む装置に
関するものである。
横断面方向(半径方向)に均一に分布させるために、筒
体内に液体分配機構を配設することが広く行われてい
る。このような液体分配機構としては、従来各種のもの
が提案されているが、一般的には、多孔板や、チムニー
型分配板、バブルキャップ型分配板等が用いられてい
る。このような分配板は、筒内を流下する液体量を横断
面方向に均一に分布させるものの、液体を均一混合させ
る作用を有しないため、液体が複数の成分の混合物から
なる場合や、液体中に溶質成分が溶解している場合に
は、分配板を透過した液体は、その成分組成の点では、
筒体の横断面方向において未だ不均一であるという問題
がある。また、流下する液体が気液混合物の状態である
ときには、分配板を通る気液混合物の気液比が筒体の横
断面方向において不均一であるという問題がある他、分
配板を液体と気体が通る際の気液接触効率が未だ不十分
であり、液体を気体により急冷する際にも液体の温度が
筒体の横断面方向において不均一になるという問題もあ
る。
に均一化させるために、分配板を通る以前の液体をあら
かじめ集合させる装置が提案されている(特公昭42−
24284号)。この集合装置は、中央部に2つの透孔
を有する板体の下面に、その透孔を包囲する中空の箱体
を配設し、その箱体の底面に2つの透孔を穿設した構造
のものである。この装置を用いる場合には、筒内を流下
する液体は、板体上に受止され、その板体中央部に形成
された透孔を通っていったん箱体内に流入集合し、箱体
内での流動により混合作用を受けた後、箱体の底面の流
通孔から下方に流出する。しかしながら、流下する液体
の集合にこのような箱体を用いる場合には、液体が箱体
内へ流入し、箱体内を流動する際の液体の流動エネルギ
ーにより、箱体に振動を生じたり、場合によっては箱体
にかかる液圧により箱体に破壊を生じたり、あるいはそ
の破壊を防止するための頑強な支持体を要する等の問題
がある。
下する液体を集合させる際に、集合装置に振動や破壊を
生じさせることのない液体の集合方法及び集合板を提供
するとともに、筒体内を流下する液体を分配機構を通し
て流下させるに際し、分配機構を通して流下する液体の
成分組成を、筒体の横断面方向において均一化させる液
体の分配方法及び分配機構を提供し、さらに、流下する
液体の効率的な気液接触方法及び気液接触機構と、液体
の気液接触集合分配機構と、それらの機構を含む各種装
置を提供することをその課題とする。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、筒体内を流下する液
体を液体受止板上に受止するとともに、その受止板に形
成された開口部から旋回流として下方に流下させること
を特徴とする筒体内を流下する液体の集合方法が提供さ
れる。また、本発明によれば、開口部を有する液体受止
板と、液体受止板の開口部上方に間隔を置いて配設され
た開口部被覆体と、開口部周縁と開口部被覆体との間に
形成された複数の液体流入口と、液体受止板の開口部周
縁に上端が連設され、内周面が液体受止板の開口部中心
線方向に向う傾斜面に形成された短筒体と、液体受止板
の開口部周縁に形成された液体流入口に連通する短筒体
内周面上にその内周面の下方斜め方向に沿って形成され
た複数の旋回流形成流路からなることを特徴とする筒体
内を流下する液体集合板が提供される。
せ、旋回流とした後、この旋回流を分配機構を通して下
方に流下させることを特徴とする筒体内を流下する液体
の集合分配方法が提供される。さらにまた、本発明によ
れば、前記液体集合板と、その下方に配設した液体分配
機構からなることを特徴とする筒体内を流下する液体の
集合分配機構が提供される。
下する液体に外部からの気体又は液体を混合し、この気
液混合物を集合させ、旋回流とし下方に流下させること
を特徴とする筒体内を流下する液体の気液又は液液接触
方法が提供される。さらにまた、本発明によれば、気体
又は液体噴出管と、その下方に配設された前記液体集合
板とからなることを特徴とする筒体内を流下する液体の
気液又は液液接触機構が提供される。
体噴出管と、その下方に配設した前記液体の集合分配機
構とからなることを特徴とする筒体内を流下する液体の
気液又は液液接触集合分配機構が提供される。
層を有する充填塔の充填層間又は複数の棚段を有する多
段塔の棚段間に、前記液体の集合分配機構を備えたこと
を特徴とする気液又は液液接触装置が提供される。さら
にまた、本発明によれば、触媒充填層間に、前記液体の
集合分配機構を備えたことを特徴とする反応装置が提供
される。さらにまた、本発明によれば、触媒充填層間
に、前記液体の気液又は液液接触集合分配機構を備えた
ことを特徴とする反応装置が提供される。さらにまた、
本発明によれば、水素化触媒層間に、前記液体の気液又
は液液接触集合分配機構を備えたことを特徴とする水素
化反応装置が提供される。
について図面を参照して説明する。図1は、本発明の液
体集合板を上方から見た平面図、図2はその斜視図、図
3はその分解斜視図、図4は図1におけるIV−IV断面
図、図5は本発明の液体集合板の筒体内に配置した状態
図、図6は受止板の平面図、図7は短筒体の斜視図、図
8は短筒体内周面に対する仕切板の取付説明図を示す。
集合板の材質は、金属、プラスチック、セラミックス等
であることができる。
し、この液体受止板1は、図5に示すように、液体が流
下する筒状体Tに通常水平に配設され、それにより筒状
体Tの内部は上部空間Ta及び下部空間Tbに仕切られ
る。図6に示すように、受止板1の中央部には多角形
(正八角形)状の開口部2が開設されている。3は開口
部2の上方に間隔を置いて配設された開口部被覆体であ
り、このものはその開口部全面を覆う寸法のものであれ
ばよい。図面においては円形状の板体が示されている
が、四角形や八角形等の多角形状の板体であることがで
きる。
八角形の横断面を有し、液体受止板の開口部中心線方向
に傾斜する周面を有する短筒体を示す。この短筒体の内
周面は、8個の逆台形状面4eから形成される。また、
その上端は液体受止板1の開口部周縁に連設され、下端
は開口7が形成されている。短筒体4の長さLは、3〜
50cm、通常、10〜30cmである。短筒体の上端
開口面積に対する下端開口面積比は1/6〜1/1.
2、好ましくは1/3〜1/2であり、受止板1に対す
る傾斜角θ2は通常20〜70°、好ましくは30〜6
0°である。
流路を形成するために短筒体4の内周面上に立設された
仕切板を示す。この仕切板5の数は、図面の場合、8個
である。この仕切板5は、図8に示すような四辺形状の
板体であって、その底辺部5aは短筒体4の内周面に接
合し、上辺部5bは開口部被覆体3の下面に接合してい
る。図8において、対向する2つの側辺部5c、5dの
うち短い側近部5cは、液体受止板1上方に形成された
開口部被覆体3の液体受止板面からの高さに対応する。
この仕切板5は、短筒体の内周面の下方斜め方向に沿っ
て、即ち、その内周面の傾斜方向と一定の角度で立設さ
れる。具体的には、図1の平面図において、隣接する2
つの仕切板5の端部5eを結ぶ線(図示の場合は8角形
の開口部2の1辺に相当)に対する配向角θ1が通常1
0〜60°、好ましくは20〜50°となるように仕切
板5を配向させる。図8に、短筒体4の内周面に対する
仕切板5の取付け説明図を示す。本実施例の場合には、
短筒体の内周面を形成する各逆台形状斜面4eのその逆
台形のあらかじめ定めた一方の各対角線4fに沿って立
設される。なお、仕切板5は、側辺部5c、5dを内側
又は外側に向けて適度に弯曲していてもよい。
液体受止板1の開口部2の周縁と開口部被覆体3との間
の環状空隙部は、8個の仕切板5によって、8個の旋回
流形成通路8が形成され、液体受止板1に受止された液
体は図8に示した矢印のように各通路を通って短筒体4
の開口7から旋回流となって流下する。
口部2の形状が八角状であるものの実施例について示し
たが、本発明の液体集合板はこのようなものに限られる
ものではなく、開口部2の形状は、各種の形状、例え
ば、三角形以上の多角形状とすることができ、これらの
場合、短筒体4の内周面の形状は、その開口部の形状に
応じた数の逆台形面で形成すればよい。また、液体受止
板1の中央開口部2の形状は、円形にすることができ、
この場合の短筒体4としては、横断面が円形のものを用
いればよい。さらに、液体受止板1に形成する開口部2
は、複数であってもよい。
状の場合の液体集合板について、図9にその上方から見
た平面図、図10にその斜視図、図11にその分解斜視
図、図12に図9におけるXII−XII断面図を示し、さら
に、図13に液体受止板の平面図、図14に断面円形状
の短筒体の斜視図、図15に仕切板の取付説明図を示
す。これらの図9〜図15において示した各符号におい
て、図1〜図8において示した符号と100番違いのも
のは同一の意味を有する。また、図9〜図15で示した
液体集合板は、短筒体104の内周面上に8個の仕切板
105を立設して8個の液体流通路(旋回流形成通路)
108を形成した構造を有するものであるが、その流通
路108の個数は任意である。流通路の数は通常、3〜
12個、好ましくは6〜8個である。筒体内周面上に
は、その流通路の数に応じた仕切板105を立設する。
また、短筒体104の内周面に対する仕切板105の取
付けは、図9に示すように、その短筒体内周面上にその
液体流通路の数に応じた扇形を作図し、その各扇形のあ
らかじめ定めた配向角θ1に沿って仕切板105を立設
することによって行うことができる。
体内を流下する液体を集合させ、旋回流として下方に流
下させる作用を示す。例えば、図4において、流下する
液体は、液体受止板1及び開口部被覆体3の上面に受止
され、開口部被覆体3の上面に受止された液体はさらに
液体受止板1上に流下受止される。そして、液体受止板
1上の液体は、仕切板5によって開口部2周縁と開口部
被覆体3の下面との間に形成された液体流入口から短筒
体4の内周面に沿って流下し、短筒体の下端開口周縁7
から旋回流となって流下する。本発明の液体集合板の場
合、液体受止板上に受止された液体は、実質上液体受止
板上に液溜りを生じることなく、液体流入口に流入す
る。
流路8、108は、短筒体4、104の内周面と、その
内周面上にその内周面の下方斜め方向に沿って立設され
た仕切板5、105とによって形成される。この場合、
短筒体の内周面は流路の底面を形成し、仕切板は流路の
側面を形成し、流路の上面は空間(開放)状態になって
いる。また、液体の流れの下端は自由落下の状態になっ
ている。従って、液体が旋回流形成流路を流通する際に
は、その流路の上面が空間状態になり、流体の流れの下
端が自由落下の状態になっていることから、旋回流エネ
ルギーはその短筒体や仕切板には強く伝達されず、短筒
体や仕切板の振動の発生や破壊を生じるようなことはな
く、それを防ぐための頑強な支持体も必要とされない。
また、液体は、その旋回流形成流路を流通する際に混合
作用を受け、均質化される。液体が気液混合物である場
合には、その混合作用により、気体と液体は強く気液接
触し、均質な気液混合物とされる。旋回流形成流路によ
る混合作用をより強いものとするには、流通する液体に
乱流を生じさせるような線速度が得られるように、流路
のサイズを調節する。
下する液体は、短筒体の内周面上に形成された旋回流形
成通路内に集合され、この通路の先端から、旋回流とし
て下方に流出される。この液体の集合過程と旋回流形成
過程において、液体は混合作用を受け、旋回流として流
下する液体の成分組成は、その任意の位置において、ほ
ぼ同一の成分組成となっている。また、本発明の液体集
合板によれば、筒体内を流下する液体が気液混合物の状
態である場合には、短筒体の内周面上に形成された旋回
流形成流路内を流通する際に、その気液混合物は強く気
液接触されるので、気体と気体との間の熱交換を効率よ
く行うことができる他、液体中への気体の吸収、気体中
に含まれる特定成分の液体中への溶解等の物理化学的反
応を効率よく行わせることができる。しかも、本発明の
集合板により短筒体下方に形成される旋回流の内部は空
間になっていることから、旋回流形成流路を流通した気
液混合物の気体成分は、この旋回流の内部空間からその
旋回流として流下する液体幕と接触した後、外部空間に
移動するが、この際の気液接触よっても、前記した気液
間の熱交換や、物理化学的反応が起る。従って、本発明
の集合板を用いることにより、筒体内を流下する気液混
合物の効率的な気液接触を行わせることができ、本発明
の液体集合板は、気液接触装置としてもすぐれた効果を
示すものである。
液体と、上昇する気体との間の気液接触装置としてもす
ぐれた効果を示すものである。この場合、筒体内を上昇
する気体は、前記の場合とは逆に、旋回流として流下す
る液体幕を通過して旋回流内部の空間に入り、ここか
ら、旋回流形成流路内を上昇し、液体受止板の開口部周
縁に形成された液体流入口を通ってその上方の空間部に
上昇する。
きな流量で液体を流下させることができるので、液体受
止板上に実質的な液溜りを生じさせることなく、液体受
止板上に受止された液体を集合させ、液体集合板の下方
に流下させることができる。しかも、液体が流通する旋
回流形成流路は、閉鎖流路ではなく、開放流路として形
成され、旋回流のエネルギーは短筒体や仕切板に強く伝
達されることなく放散されるので、液体集合板に対する
振動の発生や破壊を生じるようなことはなく、また流路
を流通する際の圧力損失も非常に小さいという利点があ
る。
し、その充填層や棚段において気液接触や液液接触を行
わせる装置としては、各種のものが知られている。この
ような気液接触や液液接触を行わせる装置には、例え
ば、各種の反応塔、吸収塔、放散塔、冷却塔、蒸留塔等
を挙げることができる。これらの装置(以下、単に接触
装置とも言う)においては、液体は筒体内を上方から下
方へ流下し、一方、気体は上方から下方へ流下するか又
は下方から上方へ上昇する。このような接触装置におい
ては、各充填層間又は棚段間には、その充填層又は棚段
から流下する液体を、その下方に位置する充填層棚段へ
均等に分配するように、液体分配機構が配設されてい
る。本発明の液体集合板は、このような液体分配機構と
組合せて、筒体内を流下する液体の集合分配機構として
筒体内に配設することにより、分配機構を通って流下す
る分配液体流の横断面方向に対する成分組成の分布を均
一化させることができるとともに、充填層間又は棚段間
の空間部を流通する液体と気体又は液体と液体との間の
接触効率を向上させることができる。充填層間や棚段間
の空間部に配設される液体分配機構は特に制約されるも
のではなく、従来公知の各種のものを用いることができ
る。このような液体分配機構は、例えば、多孔板、チム
ニー型分配板、バブルキャップ型分配板、多孔板に通気
筒を透設したもの等の分配板の1つ又は複数を組合せて
構成することができる。
液体の集合分配機構の1つの実施例について、図面によ
り説明する。この接触装置において、気体は上方から下
方へ流通してもよいし、下方から上方へ流通してもよ
い。図16において、1は図1〜8に示した本発明の液
体集合板の液体受止板、11は多孔板からなる第1分配
板、12は多孔板からなる第2分配板を示し、これらの
液体集合板と、2つの多孔板11、12は、本発明の液
体の集合分配機構を形成する。第2分配板12を形成す
る多孔板の透孔の寸法は、第2分配板11を形成する多
孔板の透孔の寸法よりも小さく設計されている。また、
第1分配板11の中央部には、無孔板13が配設されて
いる。この無孔板13は、液体集合板の短筒体4から旋
回幕14として流下する液体の横方向への分散を向上さ
せるためにのものであるが、その使用は必ずしも必要と
されず、省略することができる。P1及びP2は充填層を
示し、Tは筒体を示し、矢印は流体の流れ方向を示す。
体又は気体混合物は、充填層P1の底部から充填層P1の
底部と集合板10との間の空間部Ta内に流下する。充
填層P1の底部から流下する液体において、筒体中心部
から流下するA1と、筒体周縁部から流下する液体B1と
は、流下量及び成分組成において不均一なものとなって
いる。また、流下する液体が気液混合物の場合には、流
下する気液混合物A1とB1とは、その気液比においても
不均一なものとなっている。空間部Taに流下した液体
は、集合板により旋回流となってその下方の第1分配板
11上に流下し、第1分配板11上に一定の液高さで滞
留するとともに、その分配板11の透孔を通って第2分
配板12上に流下する。第1分配板11上に滞留する液
体は、その液体に流下する旋回流の旋回作用により混合
され、均一化される。第2分配板12上に流下した液体
は、第2分配板12上に一定の液高さで滞留するととも
に、その分配板12の透孔を通って充填層P2の上部へ
流下し、充填層P2間を流下する。第2分配板12を通
って流下する液体において、筒体中心部から流下する液
体A2と、筒体周縁部から流下する液体B2とは、その流
下量及び成分組成において均一なものとなっている。ま
た、流下する液体が気液混合物の場合には、流下する気
液混合物A2とB2とは、その気液比においても均一なも
のとなっている。
に応じ、筒体Tの外部から気体又は液体を空間部Ta内
に導入することができる。気液接触装置によっては、充
填層から流下する液体を加熱又は冷却するタイプのもの
があるが、このような場合、外部から液状又は気体状の
加熱媒体や冷却媒体を空間部Ta内に導入する。本発明
の集合板は、前記したように、気液接触作用や、液/液
混合作用にすぐれていることから、それら加熱媒体や冷
却媒体による液体の加熱や冷却を効果的に達成すること
ができる。
充填層を有する炭化水素油の水素化処理塔に適用した場
合の水素化処理塔の説明断面図を示す。図17におい
て、1は本発明による液体集合板の液体受止板、21、
22は触媒充填層、26は触媒充填層を支持するための
格子構造を有するサポートグリッド、27、28は多孔
板、32はクエンチガス(水素)導入管、33はクエン
チガスリング、34は無孔板を各示す。クエンチガスリ
ング33、液体集合板、多孔板27、多孔板28は、液
体の急冷集合分配機構を形成する。
を支持するためのもので、格子構造を有する板状体から
なる。多孔板27、28は、流下する気液混合物を半径
方向に均一な流量で流下分配させるためのものである。
多孔板27の孔径は5〜50mm程度であり、多孔板2
8の孔径は5〜30mm程度であり、多孔板27は気液
混合物をやや粗い流量分布で流下分配させ、多孔板28
は気液混合物を均一化された流量分布で流下分配させ
る。これらの多孔板はいずれか一方又は両方を省略する
こともできる。クエンチリング33は、周面に多数のガ
ス噴出孔を有する環状パイプからなり、クエンチガス導
入管32から導入されたクエンチガスを反応筒T内の空
間に噴出し、反応筒内を流下する反応生成物(気液混合
物)を急冷させる。
化処理触媒粒子からなる。水素化処理触媒としては、例
えば、アルミナ、シリカ、チアニア、ボリア、ジルコニ
ア、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシア、アルミナ
−チタニア、アルミナ−マグネシア、アルミナ−ボリ
ア、アルミナ−ジルコニア等の多孔性無機酸化物担体
に、クロム、モリブデン、タングステン、コバルト等の
水素化活性金属の少なくとも1種類を担持させたもの等
を挙げることができる。
て炭化水素油の水素化処理を行うためには、原料炭化水
素油と水素との混合物を300〜450℃、50〜20
0kg/cm2Gの高温加圧下で触媒充填層21の上部
からその触媒充填層21中を流下させる。このことによ
り、炭化水素油中のイオウ分や窒素分等の不純物は水素
との反応により硫化水素やアンモニア等のガス状物に変
換されるとともに、炭化水素油は分解や水素添加等の反
応を受け、それらの反応生成物を含む水素化処理生成物
が得られる。
からは、水素化処理生成物として、硫化水素やアンモニ
ア及び炭化水素物の分解により生成した分解ガス(メタ
ンやエタン等)等を含む水素ガスと水素化処理油の混合
物が流下し、クエンチ帯域Taに入り、ここで導管32
を通り、クエンチリング33から噴出されるクエンチガ
ス(水素ガス)と接触してクエンチ(急冷)される。炭
化水素油の水素化反応は発熱反応であり、触媒充填層2
1から得られる水素化処理生成物は、触媒充填層21へ
の供給温度よりも高温のものとなっており、これを急冷
せずに、高温のまま次の触媒充填層22を流下させる
と、触媒充填層22内において、多量のコーキングを生
じたり、暴走反応を生じたり、触媒の失活等の不都合を
生じ、所期の水素化処理が達成されないおそれがある
が、前記のクエンチにより、このような不都合の発生を
防止することができる。
物からなる水素化処理生成物は、本発明による液体集合
板によって集合混合された後、多孔板27、28を順次
流下し、第2触媒充填層22中を流下し、その間に水素
化処理を受け、その触媒充填層の底部から気液混合物か
らなる水素化処理生成物が得られる。この水素化処理生
成物は、常法により気液分離された後、蒸留処理され
る。
する場合、触媒充填層中には充填の不均一さにより流体
の通過しやすい通路等が存在し、流下する炭化水素油の
水素化処理に不均一性が生じるため、触媒充填層底部か
らクエンチ帯域Ta内に流下する水素化処理生成物の成
分組成は、反応塔の横断面方向に対し、不均一に分布し
たものとなる。本発明による液体集合板は、その成分組
成の横断面方向への分布が不均一な状態で流下する水素
化処理生物を集合させ、これを旋回流として下方の多孔
板上に流下させることから、多孔板上に滞留する水素化
処理生成物の成分組成は、反応塔の横断面方向に均一に
分布したものとなる。またクエンチ帯域Taに噴出され
たクエンチガスも、水素化処理生成物とともに、本発明
の集合板を通るため、水素化処理生成物とクエンチガス
との混合も均一化され、集合板を通った気液混合物は、
全体的に気体と液体とが均一に混合したものとなり、同
時に所定温度に冷却されたものである。このようにし
て、効率的な水素化処理が達成される。
液接触を行わせる各種の充填塔あるいは複数の棚段を有
する多段塔等の接触装置に対して適用され、その筒体内
を流下する液体を集合混合させ、旋回流として下方に流
下させる作用効果を示す。この場合、筒体内を上方又は
下方に流通する気体が存在する場合には、その気体と液
体との良好な気液接触が達成される。
流下する液体を、筒体の横断方向に対して、均一化され
た流量分布及び成分組成分布で下方に流下させる作用効
果を示す。
機構は、筒体内を流下する液体と筒体内に導入された急
冷用又は加熱用気体又は液体とを効率よく接触させて効
率よく急冷又は加熱させるとともに、筒体の横断面方向
に対して、均一化された流量分布及び成分組成分布で下
方に流下させる作用効果を示す
液又は液液接触集合分配機構を有する接触装置は、筒体
内を流下する液体が、筒体の横断方向に対して均一化さ
れた流量分布及び成分組成分布であるため、気液接触効
率や、液液接触効率、反応効率等の点で著しく改良され
たものである。
機構を有する処理塔は、筒体内を流下する水素化処理生
成物が、筒体の横断面方向に対して均一化された流量分
布及び成分組成分布であるとともに、水素化処理生成物
の急冷用気体(水素)による急冷を効率よく行うことが
できるため、多量のコーキング発生や、暴走反応及び接
触の急激な失活を防止し、効率的な水素化処理を達成す
ることができる。
その上方から見た平面図を示す。
図を示す。
の上方から見た平面図を示す。
明図を示す。
示す。
素化処理塔の説明断面図を示す。
Claims (21)
- 【請求項1】 筒体内を流下する液体を液体受止板上に
受止するとともに、その受止板に形成された開口部から
旋回流として下方に流下させることを特徴とする筒体内
を流下する液体の集合方法。 - 【請求項2】 開口部を有する液体受止板と、液体受止
板の開口部上方に間隔を置いて配設された開口部被覆体
と、液体受止板の開口部周縁と開口部被覆体との間に形
成された複数の液体流入口と、液体受止板の開口部周縁
に上端が連設され、内周面が液体受止板の開口部中心線
方向に向う傾斜面に形成された短筒体と、液体受止板の
開口部周縁に形成された液体流入口に連通する短筒体内
周面上にその内周面の下方斜め方向に沿って形成された
複数の旋回流形成流路からなることを特徴とする筒体内
を流下する液体集合板。 - 【請求項3】 旋回流形成流路が、短筒体内周面上にそ
の内周面の下方斜め方向に沿って立設され、その上辺部
が開口部被覆板の下面に接合している複数の四辺形状仕
切板により形成されたものである請求項2の液体集合
板。 - 【請求項4】 短筒体の横断面が多角形又は円形である
請求項2又は3の液体集合板。 - 【請求項5】 短筒体が、八角形の横断面を示す短筒体
からなり、旋回流形成流路が、短筒体内周面を形成する
8個の逆台形状斜面上のその各逆台形のあらかじめ定め
られた一方の対角線に沿って立設され、その上辺部が開
口部被覆板の下面に接合している8個の四辺形状仕切板
により形成されたものである請求項2の液体集合板。 - 【請求項6】 短筒体が、円形の横断面を有する短筒体
からなり、旋回流形成流路が、短筒体内周面の上にその
内周面の下方斜め方向に沿って立設され、その上辺部が
開口部被覆板の下面に接合している複数の四辺形状仕切
板により形成されたものである請求項2の液体集合板。 - 【請求項7】 筒体内を流下する液体を集合させ、旋回
流とした後、この旋回流を分配機構を通して下方に流下
させることを特徴とする筒体内を流下する液体の集合分
配方法。 - 【請求項8】 筒体内を流下する液体を集合させ、旋回
流とするために、請求項2〜6のいずれかの液体集合板
を用いる請求項7の液体の集合分配方法。 - 【請求項9】 請求項2〜6のいずれかの液体集合板
と、その下方に配設した液体分配機構からなることを特
徴とする筒体内を流下する液体の集合分配機構。 - 【請求項10】 液体分配機構が、多孔板である請求項
9の液体の集合分配機構。 - 【請求項11】 筒体内を流下する液体に外部からの気
体又は液体を混合し、この混合物を集合させ、旋回流と
し下方に流下させることを特徴とする筒体内を流下する
液体の気液又は液液接触方法。 - 【請求項12】 筒体内を流下する液体と外部からの気
体又は液体との混合物を集合させ、旋回流とするため
に、請求項2〜6のいずれかの液体集合板を用いる請求
項11の液体の気液又は液液接触方法。 - 【請求項13】 液体と接触させる外部からの気体又は
液体が、筒体内を流下する液体を冷却又は加熱するため
の気体又は液体である請求項11又は12の液体の気液
又は液液接触方法。 - 【請求項14】 気体噴出管と、その下方に配設された
請求項2〜6のいずれかの液体集合板とからなることを
特徴とする筒体内を流下する液体の気体接触機構。 - 【請求項15】 気体又は液体噴出管が、冷却用又は加
熱用気体又は液体の噴出管である請求項14の液体の気
液又は液液接触機構。 - 【請求項16】 気体又は液体噴出管と、その下方に配
設した請求項9又は10の液体の集合分配機構とからな
ることを特徴とする筒体内を流下する液体の気体又は液
体接触集合分配機構。 - 【請求項17】 気体又は液体噴出管が、冷却用又は加
熱用気体又は液体の噴出管である請求項16の液体の気
液又は液液接触集合分配機構。 - 【請求項18】 複数の充填層を有する充填塔の充填層
間又は複数の棚段を有する多段塔の棚段間に、請求項9
又は10の液体の集合分配機構を備えたことを特徴とす
る気液又は液液接触装置。 - 【請求項19】 触媒充填層間に、請求項9又は10の
液体の集合分配機構を備えたことを特徴とする反応装
置。 - 【請求項20】 触媒充填層間に、請求項16又は17
の液体の気液又は液液接触集合分配機構を備えたことを
特徴とする反応装置。 - 【請求項21】 水素化触媒層間に、請求項16又は1
7の液体の気液又は液液接触分配機構を備えたことを特
徴とする水素化反応装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33303594A JP3672955B2 (ja) | 1993-12-15 | 1994-12-14 | 液体の集合方法及び集合板と、液体の集合分配方法及び集合分配機構と、液体の気液又は液液接触方法及び液体の気液又は液液接触機構と、液体の気液又は液液接触集合分配機構と、それらの機構を含む装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-343118 | 1993-12-15 | ||
| JP34311893 | 1993-12-15 | ||
| JP33303594A JP3672955B2 (ja) | 1993-12-15 | 1994-12-14 | 液体の集合方法及び集合板と、液体の集合分配方法及び集合分配機構と、液体の気液又は液液接触方法及び液体の気液又は液液接触機構と、液体の気液又は液液接触集合分配機構と、それらの機構を含む装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07222921A true JPH07222921A (ja) | 1995-08-22 |
| JP3672955B2 JP3672955B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=26574370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33303594A Expired - Lifetime JP3672955B2 (ja) | 1993-12-15 | 1994-12-14 | 液体の集合方法及び集合板と、液体の集合分配方法及び集合分配機構と、液体の気液又は液液接触方法及び液体の気液又は液液接触機構と、液体の気液又は液液接触集合分配機構と、それらの機構を含む装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3672955B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0907399A4 (en) * | 1996-06-04 | 2000-03-22 | Fluor Corp | APPARATUS FOR DISPENSING REACTOR AND MIXER OF THE QUENCH AREA |
| JP2012063096A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Nichias Corp | 流れ制御体 |
| JP2016511686A (ja) * | 2013-02-05 | 2016-04-21 | ハルドール・トプサー・アクチエゼルスカベット | 反応器用の混合装置 |
| CN111841273A (zh) * | 2020-08-24 | 2020-10-30 | 北京清新环境技术股份有限公司 | 无喷淋高效脱硫装置及系统 |
| EP3658271A4 (en) * | 2017-07-28 | 2021-01-20 | Uop Llc | METHOD AND DEVICE FOR LIQUID CONTACT IN A DRAINAGE VESSEL |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP33303594A patent/JP3672955B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0907399A4 (en) * | 1996-06-04 | 2000-03-22 | Fluor Corp | APPARATUS FOR DISPENSING REACTOR AND MIXER OF THE QUENCH AREA |
| JP2012063096A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Nichias Corp | 流れ制御体 |
| JP2016511686A (ja) * | 2013-02-05 | 2016-04-21 | ハルドール・トプサー・アクチエゼルスカベット | 反応器用の混合装置 |
| EP3658271A4 (en) * | 2017-07-28 | 2021-01-20 | Uop Llc | METHOD AND DEVICE FOR LIQUID CONTACT IN A DRAINAGE VESSEL |
| CN111841273A (zh) * | 2020-08-24 | 2020-10-30 | 北京清新环境技术股份有限公司 | 无喷淋高效脱硫装置及系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3672955B2 (ja) | 2005-07-20 |
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