JPH07223565A - 鉄道工事用作業車のゴム履帯 - Google Patents
鉄道工事用作業車のゴム履帯Info
- Publication number
- JPH07223565A JPH07223565A JP3637394A JP3637394A JPH07223565A JP H07223565 A JPH07223565 A JP H07223565A JP 3637394 A JP3637394 A JP 3637394A JP 3637394 A JP3637394 A JP 3637394A JP H07223565 A JPH07223565 A JP H07223565A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- insulating layer
- rubber crawler
- track
- work vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄道工事用作業車のゴム履帯の絶縁抵抗を、
強度を下げることなく、安いコストで高くする。 【構成】 並設した芯金1と、ワイヤ4とを、一体にゴ
ムクローラ5で無端帯状に成形したゴム履帯の、ワイヤ
4の接地面側に可撓性の帯状の絶縁層を周方向に埋設す
る。絶縁層は絶縁ゴム材、あるいは合成樹脂材とする。
これにより、絶縁抵抗は高くなり、強度的にも問題な
く、コストも安い。
強度を下げることなく、安いコストで高くする。 【構成】 並設した芯金1と、ワイヤ4とを、一体にゴ
ムクローラ5で無端帯状に成形したゴム履帯の、ワイヤ
4の接地面側に可撓性の帯状の絶縁層を周方向に埋設す
る。絶縁層は絶縁ゴム材、あるいは合成樹脂材とする。
これにより、絶縁抵抗は高くなり、強度的にも問題な
く、コストも安い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道保線工事用の履帯
式作業車のゴム履帯の構造に関する。
式作業車のゴム履帯の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道保線工事に使用する履帯式作業車は
図5に示すように、左右の履帯10、11を左右のレー
ル12、13上に跨がって乗せ、作業を行う。左右のレ
ール12、13の間には信号電圧Vが印加されており、
作業車がレール12、13上に乗った場合これが短絡
し、信号が感応して変化しないことが要求される。すな
わち、作業車がレール12、13上に乗った場合、レー
ル12、13間の絶縁抵抗値が、例えば乾燥状態で1M
Ω以上というように規定されている。
図5に示すように、左右の履帯10、11を左右のレー
ル12、13上に跨がって乗せ、作業を行う。左右のレ
ール12、13の間には信号電圧Vが印加されており、
作業車がレール12、13上に乗った場合これが短絡
し、信号が感応して変化しないことが要求される。すな
わち、作業車がレール12、13上に乗った場合、レー
ル12、13間の絶縁抵抗値が、例えば乾燥状態で1M
Ω以上というように規定されている。
【0003】作業車のゴム履帯は図6に示すように、下
転輪転動面2と左右の翼部3とを有する芯金1と、抗張
体である無端状のワイヤ4とを一体に成形する無端帯状
のゴムクローラ20により構成されている。通常、ゴム
クローラは補強材であるカーボンブラックが配合(30
%程度)されている。しかしながら、カーボンブラック
の配合量が多いと、前記の絶縁抵抗の規定値を満足しな
い場合が多い。そのため、鉄道工事用車両のゴム履帯に
おいては、図7に示すように、通常のゴム材質部の21
の接地部分に、カーボンブラックの少ない絶縁ゴム22
を用いている。
転輪転動面2と左右の翼部3とを有する芯金1と、抗張
体である無端状のワイヤ4とを一体に成形する無端帯状
のゴムクローラ20により構成されている。通常、ゴム
クローラは補強材であるカーボンブラックが配合(30
%程度)されている。しかしながら、カーボンブラック
の配合量が多いと、前記の絶縁抵抗の規定値を満足しな
い場合が多い。そのため、鉄道工事用車両のゴム履帯に
おいては、図7に示すように、通常のゴム材質部の21
の接地部分に、カーボンブラックの少ない絶縁ゴム22
を用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では接地部分に補強材であるカーボンブラックの少な
い絶縁ゴム22を使用しているため、強度が不足し、破
損し易く、磨耗寿命も短い。この場合の絶縁能力は規定
値の102 〜103 倍あり、絶縁力過剰である。
成では接地部分に補強材であるカーボンブラックの少な
い絶縁ゴム22を使用しているため、強度が不足し、破
損し易く、磨耗寿命も短い。この場合の絶縁能力は規定
値の102 〜103 倍あり、絶縁力過剰である。
【0005】また、強度不足の対策としては、カーボン
ブラックに変わる補強材としてシリカ等を配合する場合
があるが、この場合コストが高いという問題がある。
ブラックに変わる補強材としてシリカ等を配合する場合
があるが、この場合コストが高いという問題がある。
【0006】本発明は上記問題点に着目してなされたも
ので、適切な絶縁力を有し、強度的に問題がなく、か
つ、コストも安い鉄道工事用作業車のゴム履帯を提供す
ることを目的としている。
ので、適切な絶縁力を有し、強度的に問題がなく、か
つ、コストも安い鉄道工事用作業車のゴム履帯を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る鉄道工事用作業車のゴム履帯は、中央
部の下転輪転動面をなす突起部と、左右翼部とからなる
芯金を並設し、前記芯金の接地面側に抗張部材を周方向
に配設し、無端帯状のゴムクローラにより一体成形して
なる装軌車両のゴム履帯において、前記抗張部材の接地
面側に、可撓性のある帯状の絶縁層を周方向に埋設した
ことを特徴としている。
に、本発明に係る鉄道工事用作業車のゴム履帯は、中央
部の下転輪転動面をなす突起部と、左右翼部とからなる
芯金を並設し、前記芯金の接地面側に抗張部材を周方向
に配設し、無端帯状のゴムクローラにより一体成形して
なる装軌車両のゴム履帯において、前記抗張部材の接地
面側に、可撓性のある帯状の絶縁層を周方向に埋設した
ことを特徴としている。
【0008】そしてこの鉄道工事用作業車のゴム履帯に
おいて、前記絶縁層の絶縁抵抗は、前記ゴムクローラの
絶縁抵抗よりも高いことを特徴としている。
おいて、前記絶縁層の絶縁抵抗は、前記ゴムクローラの
絶縁抵抗よりも高いことを特徴としている。
【0009】さらに、この鉄道工事用作業車のゴム履帯
は、前記絶縁層は非金属材であることを特徴としてい
る。
は、前記絶縁層は非金属材であることを特徴としてい
る。
【0010】また、この鉄道工事用作業車のゴム履帯
は、前記絶縁層はゴム材であることを特徴としている。
は、前記絶縁層はゴム材であることを特徴としている。
【0011】また、この鉄道工事用作業車のゴム履帯
は、前記絶縁層は合成樹脂材であることを特徴としてい
る。
は、前記絶縁層は合成樹脂材であることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】上記構成によれば、ゴム履帯のゴムクローラに
埋設された抗張部材の接地面側に、ゴムクローラよりも
絶縁抵抗の高い絶縁層を設け、その絶縁層を非金属材で
あるゴム材、あるいは合成樹脂材で構成した。そのた
め、左右の履帯間の絶縁抵抗値は所定の値が保償され
る。
埋設された抗張部材の接地面側に、ゴムクローラよりも
絶縁抵抗の高い絶縁層を設け、その絶縁層を非金属材で
あるゴム材、あるいは合成樹脂材で構成した。そのた
め、左右の履帯間の絶縁抵抗値は所定の値が保償され
る。
【0013】
【実施例】以下に、本発明に係る鉄道工事用作業車のゴ
ム履帯の実施例について、図面を参照して説明する。
ム履帯の実施例について、図面を参照して説明する。
【0014】図1はゴム履帯の第1実施例の断面図であ
り、図2は図1のA−A断面を示す。1は下転輪転動面
2および左右の翼部3よりなる芯金であり、4は抗張体
であるワイヤであり、5はゴムクローラ、6は帯状の絶
縁層で、左右に分割されている。この絶縁層は可撓性の
ある非金属材であり、絶縁ゴム材、あるいは、合成樹脂
材である。絶縁抵抗はゴムクローラ5より高い。したが
って、図5に示すように、左右の履帯10、11が左右
のレール12、13上に跨がって乗った場合でも絶縁抵
抗は規定値を満足することができるとともに、絶縁抵抗
値は過剰になることはない。
り、図2は図1のA−A断面を示す。1は下転輪転動面
2および左右の翼部3よりなる芯金であり、4は抗張体
であるワイヤであり、5はゴムクローラ、6は帯状の絶
縁層で、左右に分割されている。この絶縁層は可撓性の
ある非金属材であり、絶縁ゴム材、あるいは、合成樹脂
材である。絶縁抵抗はゴムクローラ5より高い。したが
って、図5に示すように、左右の履帯10、11が左右
のレール12、13上に跨がって乗った場合でも絶縁抵
抗は規定値を満足することができるとともに、絶縁抵抗
値は過剰になることはない。
【0015】図3はゴム履帯の第2実施例の断面図であ
り、絶縁層7は履帯の全幅にわたっている。構成部材や
材質等は第1実施例と同一なので説明は省略する。
り、絶縁層7は履帯の全幅にわたっている。構成部材や
材質等は第1実施例と同一なので説明は省略する。
【0016】図4はゴム履帯の第3実施例であり、絶縁
層8でワイヤ4を被覆している。そして、効果はいずれ
も第1実施例と同一である。
層8でワイヤ4を被覆している。そして、効果はいずれ
も第1実施例と同一である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、鉄道工
事用作業車のゴム履帯を、芯金と、ワイヤとをゴムクロ
ーラにより一体成形し、ワイヤの接地面側に無端帯状の
絶縁層を埋設した。そして、絶縁層を可撓性のある非金
属材である、絶縁ゴム材、あるいは合成樹脂材としたた
め、左右の履帯間の絶縁抵抗は適切な値となり、強度的
には問題なく、コストも安い鉄道工事用作業車のゴム履
帯が得られる。
事用作業車のゴム履帯を、芯金と、ワイヤとをゴムクロ
ーラにより一体成形し、ワイヤの接地面側に無端帯状の
絶縁層を埋設した。そして、絶縁層を可撓性のある非金
属材である、絶縁ゴム材、あるいは合成樹脂材としたた
め、左右の履帯間の絶縁抵抗は適切な値となり、強度的
には問題なく、コストも安い鉄道工事用作業車のゴム履
帯が得られる。
【図1】本発明のゴム履帯の第1実施例の横断面図であ
る。
る。
【図2】本発明のゴム履帯の第1実施例の縦断面図であ
る。
る。
【図3】本発明のゴム履帯の第2実施例の横断面図であ
る。
る。
【図4】本発明のゴム履帯の第3実施例の横断面図であ
る。
る。
【図5】鉄道工事用作業車の作業中の正面図である。
【図6】従来の通常ゴム履帯の横断面図である。
【図7】従来の鉄道工事用作業車のゴム履帯の用断面図
である。
である。
1‥‥芯金、4‥‥ワイヤ、5‥‥ゴムクローラ、6、
7、8‥‥絶縁層。
7、8‥‥絶縁層。
Claims (5)
- 【請求項1】 中央部の下転輪転動面をなす突起部と、
左右翼部とからなる芯金を並設し、前記芯金の接地面側
に抗張部材を周方向に配設し、無端帯状のゴムクローラ
により一体成形してなる装軌車両のゴム履帯において、
前記抗張部材の接地面側に、可撓性のある帯状の絶縁層
を周方向に埋設したことを特徴とする鉄道工事用作業車
のゴム履帯。 - 【請求項2】 前記絶縁層の絶縁抵抗は、前記ゴムクロ
ーラの絶縁抵抗よりも高いことを特徴とする請求項1の
鉄道工事用作業車のゴム履帯。 - 【請求項3】 前記絶縁層は非金属材であることを特徴
とする請求項2の鉄道工事用作業車のゴム履帯。 - 【請求項4】 前記絶縁層はゴム材であることを特徴と
する請求項3の鉄道工事用作業車のゴム履帯。 - 【請求項5】 前記絶縁層は合成樹脂材であることを特
徴とする請求項3の鉄道工事用作業車のゴム履帯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3637394A JPH07223565A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 鉄道工事用作業車のゴム履帯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3637394A JPH07223565A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 鉄道工事用作業車のゴム履帯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07223565A true JPH07223565A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=12468045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3637394A Pending JPH07223565A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 鉄道工事用作業車のゴム履帯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07223565A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107614360A (zh) * | 2015-06-05 | 2018-01-19 | 株式会社普利司通 | 弹性履带 |
| CN108698652A (zh) * | 2016-01-04 | 2018-10-23 | 苏西国际公司 | 用于车辆的履带 |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP3637394A patent/JPH07223565A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107614360A (zh) * | 2015-06-05 | 2018-01-19 | 株式会社普利司通 | 弹性履带 |
| US10351187B2 (en) | 2015-06-05 | 2019-07-16 | Bridgestone Corporation | Elastic crawler |
| CN108698652A (zh) * | 2016-01-04 | 2018-10-23 | 苏西国际公司 | 用于车辆的履带 |
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