JPH07223953A - 中枢神経系疾患治療用薬剤組成物 - Google Patents
中枢神経系疾患治療用薬剤組成物Info
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- JPH07223953A JPH07223953A JP6211194A JP21119494A JPH07223953A JP H07223953 A JPH07223953 A JP H07223953A JP 6211194 A JP6211194 A JP 6211194A JP 21119494 A JP21119494 A JP 21119494A JP H07223953 A JPH07223953 A JP H07223953A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D453/00—Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids
- C07D453/02—Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids containing not further condensed quinuclidine ring systems
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- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
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- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/02—Drugs for disorders of the nervous system for peripheral neuropathies
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 シス−2−メチルスピロ(1,3−オキサチ
オラン−5,3’)キヌクリジンまたはその薬学上使用
可能な酸付加塩と、フィソスティグミン、テトラヒドロ
アミノアクリジン、コリン、レシチン、ピラセタム、ア
ニラセタム、プラミラセタム、オキシラセタム、4−ア
ミノピリジン、3,4−ジアミノピリジンまたはソマト
スタチンと、不活性担体または希釈剤とからなる中枢神
経系疾患治療用薬剤組成物。 【効果】 副作用が少なく、シス−2−メチルスピロ
(1,3−オキサチオラン−5,3’)キヌクリジンを
単独で用いた中枢神経系疾患治療用薬剤組成物に比して
効果の持続性が大きい。
オラン−5,3’)キヌクリジンまたはその薬学上使用
可能な酸付加塩と、フィソスティグミン、テトラヒドロ
アミノアクリジン、コリン、レシチン、ピラセタム、ア
ニラセタム、プラミラセタム、オキシラセタム、4−ア
ミノピリジン、3,4−ジアミノピリジンまたはソマト
スタチンと、不活性担体または希釈剤とからなる中枢神
経系疾患治療用薬剤組成物。 【効果】 副作用が少なく、シス−2−メチルスピロ
(1,3−オキサチオラン−5,3’)キヌクリジンを
単独で用いた中枢神経系疾患治療用薬剤組成物に比して
効果の持続性が大きい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規シス−2−メチル
スピロ(1,3−オキサチオラン−5,3’)キヌクリ
ジンと、フィソスティグミン、テトラヒドロアミノアク
リジン、コリン、レシチン、ピラセタム、アニラセタ
ム、プラミラセタム、オキシラセタム、4−アミノピリ
ジン、3,4−ジアミノピリジンまたはソマトスタチン
と、不活性担体または稀釈剤とを含有する中枢神経系疾
患治療用の薬剤組成物に関する。
スピロ(1,3−オキサチオラン−5,3’)キヌクリ
ジンと、フィソスティグミン、テトラヒドロアミノアク
リジン、コリン、レシチン、ピラセタム、アニラセタ
ム、プラミラセタム、オキシラセタム、4−アミノピリ
ジン、3,4−ジアミノピリジンまたはソマトスタチン
と、不活性担体または稀釈剤とを含有する中枢神経系疾
患治療用の薬剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,083,985号には、
精神的運動刺激剤として使用できる一連の縮合環キヌク
リジンが記載されており、これらは構造的に、シクロヘ
キサノン、シクロヘキセノンまたはδ−ラクトン部分に
縮合されたキヌクリジン核とみなすことができる。これ
らの化合物は、パーキンソン氏病および抑うつ状態の治
療に有用であると述べられており、確かに抗コリン作用
活性を有する。この特許にはこれらの化合物のいずれか
がコリン作用活性を有することについて述べられていな
い。
精神的運動刺激剤として使用できる一連の縮合環キヌク
リジンが記載されており、これらは構造的に、シクロヘ
キサノン、シクロヘキセノンまたはδ−ラクトン部分に
縮合されたキヌクリジン核とみなすことができる。これ
らの化合物は、パーキンソン氏病および抑うつ状態の治
療に有用であると述べられており、確かに抗コリン作用
活性を有する。この特許にはこれらの化合物のいずれか
がコリン作用活性を有することについて述べられていな
い。
【0003】米国特許第4,104,397号には、ジ
オキソラン環の2−位に1つまたは2つのアルキルおよ
び/またはアリール置換基を持つものであってもよいス
ピロ(1,3−ジオキソラン−4,3’)キヌクリジン
が記載されている。この特許には、特にモノメチル、ジ
メチルおよびジフェニル化合物が記載されている。モノ
メチル化合物は、コリン作用活性を持ち、ジフェニル化
合物は抗コリン作用活性を持つことが示されている。こ
の特許に包含された他の化合物によって示される薬理学
的活性の特徴については何ら記載されていない。
オキソラン環の2−位に1つまたは2つのアルキルおよ
び/またはアリール置換基を持つものであってもよいス
ピロ(1,3−ジオキソラン−4,3’)キヌクリジン
が記載されている。この特許には、特にモノメチル、ジ
メチルおよびジフェニル化合物が記載されている。モノ
メチル化合物は、コリン作用活性を持ち、ジフェニル化
合物は抗コリン作用活性を持つことが示されている。こ
の特許に包含された他の化合物によって示される薬理学
的活性の特徴については何ら記載されていない。
【0004】中枢コリン機能、即ち、神経伝達物質とし
てのアセチルコリンの機能の生体内におけるコリン欠乏
症はアルツハイマー病タイプの老人性痴呆症(SDA
T)、晩発性運動異常症、ピック病、ハンチントン舞踏
病、ジル・ド・ラ・トウレット症候群、フリードリッヒ
失調症、および染色体異常症候群を含む種々の神経系お
よび精神病学上の疾患を招く。診療データは、これらの
疾患にかかった人々はコリン作用伝達が損傷されていた
ことを示している(FisherおよびHanis ,Life Scienc
e, 27:1615(1980)参照)。
てのアセチルコリンの機能の生体内におけるコリン欠乏
症はアルツハイマー病タイプの老人性痴呆症(SDA
T)、晩発性運動異常症、ピック病、ハンチントン舞踏
病、ジル・ド・ラ・トウレット症候群、フリードリッヒ
失調症、および染色体異常症候群を含む種々の神経系お
よび精神病学上の疾患を招く。診療データは、これらの
疾患にかかった人々はコリン作用伝達が損傷されていた
ことを示している(FisherおよびHanis ,Life Scienc
e, 27:1615(1980)参照)。
【0005】これらの病気のうち、SDATが最も広く
いきわたっている神経精神病である(Schneck 等,A
m.J.Psychiatry,139:165,19
82およびCoyle等:Science,219:1
184(1983)参照)。SDATの有効な治療法の
開発は、今日の医学が直面している最も切迫した要求の
一つである。年令に関係のあるこの病気は、老齢人口の
平均寿命が累進的に上昇するのに伴って老年の人口が成
長するので、ますます流行するようになってきた。
いきわたっている神経精神病である(Schneck 等,A
m.J.Psychiatry,139:165,19
82およびCoyle等:Science,219:1
184(1983)参照)。SDATの有効な治療法の
開発は、今日の医学が直面している最も切迫した要求の
一つである。年令に関係のあるこの病気は、老齢人口の
平均寿命が累進的に上昇するのに伴って老年の人口が成
長するので、ますます流行するようになってきた。
【0006】SDATは形態学的には特定の頭脳帯域に
おける老化によりプラクの数が増え、生化学的には同じ
頭脳帯域特に皮質および海馬状隆起におけるシプナス前
部のコリン作用性マーカーが著しく低下しているもので
あり、さらに行動的には各々の患者が認識機能を失って
いるということになる。
おける老化によりプラクの数が増え、生化学的には同じ
頭脳帯域特に皮質および海馬状隆起におけるシプナス前
部のコリン作用性マーカーが著しく低下しているもので
あり、さらに行動的には各々の患者が認識機能を失って
いるということになる。
【0007】SDATは脳のコリン作用性機能低下を伴
うので、SDAT患者にACH先駆物質(コリンまたは
レシチン)、アセチルコリンエステラーゼ抑制剤(フィ
ソスティグミンまたはテトラヒドロアミノアクリジン)
または直接作用するムスカリン作用薬(アレコリン)を
投与する試みがなされている。これらの薬剤は、脳の中
におけるコリン作用性活性を上昇させ、回復させる能力
がある。現在まで、上記の薬剤による治療の効果は決定
的なものでなく、好ましくない副作用があったり、治療
範囲が狭かったり、治療上の効果が欠けていた。
うので、SDAT患者にACH先駆物質(コリンまたは
レシチン)、アセチルコリンエステラーゼ抑制剤(フィ
ソスティグミンまたはテトラヒドロアミノアクリジン)
または直接作用するムスカリン作用薬(アレコリン)を
投与する試みがなされている。これらの薬剤は、脳の中
におけるコリン作用性活性を上昇させ、回復させる能力
がある。現在まで、上記の薬剤による治療の効果は決定
的なものでなく、好ましくない副作用があったり、治療
範囲が狭かったり、治療上の効果が欠けていた。
【0008】従ってSDATの治療に有効な薬を早急に
開発する必要がある。この分野の発展は、SDATにお
いて起るコリン作用性の異常を直接模倣することのでき
る適当な動物のモデルがないこと、また感覚器官のサブ
クラスを識別することができ、主に認識機能に含まれる
サブクラスを活性化することのできる長期作用性中枢コ
リン作用薬の不足によってはばまれてきた。公知のコリ
ン作用性薬(ムスカリン作用薬)の、ほとんどは副作用
があり好ましくない。未梢の副作用のない、長期作用性
の中枢コリン作用薬が最も有効である。そのような薬の
研究開発は、SDATについて適当な動物モデルを使用
して評価する必要がある。
開発する必要がある。この分野の発展は、SDATにお
いて起るコリン作用性の異常を直接模倣することのでき
る適当な動物のモデルがないこと、また感覚器官のサブ
クラスを識別することができ、主に認識機能に含まれる
サブクラスを活性化することのできる長期作用性中枢コ
リン作用薬の不足によってはばまれてきた。公知のコリ
ン作用性薬(ムスカリン作用薬)の、ほとんどは副作用
があり好ましくない。未梢の副作用のない、長期作用性
の中枢コリン作用薬が最も有効である。そのような薬の
研究開発は、SDATについて適当な動物モデルを使用
して評価する必要がある。
【0009】これに関連して、本発明者等は最近、選択
的シナプス前部のコリン作用性神経毒素、エチルコリン
アジリジニウムイオン(AF64A)を開発したが、こ
れをラットに内部脳室注射すると外皮および海馬状隆起
のコリン作用欠乏症およびSDATにおいて報告された
認識障害を模倣する永続的コリン性機能低下を誘発す
る。この動物モデルはSDATについての新規治療法の
開発に非常に有効であるといえる(Spiegelsteinおよび
Levy編の「Behavorial Models and the Analysisof Dru
g Action 」1983年,Elsevier, Amsterdam の333 頁のF
isherらの記述および頁FisherおよびHanin ,Ann. Rev.
Rharmacol. Toxicol., 26: 161〜81,(1981)参照)。
的シナプス前部のコリン作用性神経毒素、エチルコリン
アジリジニウムイオン(AF64A)を開発したが、こ
れをラットに内部脳室注射すると外皮および海馬状隆起
のコリン作用欠乏症およびSDATにおいて報告された
認識障害を模倣する永続的コリン性機能低下を誘発す
る。この動物モデルはSDATについての新規治療法の
開発に非常に有効であるといえる(Spiegelsteinおよび
Levy編の「Behavorial Models and the Analysisof Dru
g Action 」1983年,Elsevier, Amsterdam の333 頁のF
isherらの記述および頁FisherおよびHanin ,Ann. Rev.
Rharmacol. Toxicol., 26: 161〜81,(1981)参照)。
【0010】ラットにおいてAF64Aによって誘発さ
れた認識障害を、重大な未梢への有害な副作用なしに回
復させることのできる長期作用性の中枢コリン作用活性
を持つムスカリン系化合物は、SDATおよび上記の関
連する病状の治療に非常に有効に作用することができ
る。
れた認識障害を、重大な未梢への有害な副作用なしに回
復させることのできる長期作用性の中枢コリン作用活性
を持つムスカリン系化合物は、SDATおよび上記の関
連する病状の治療に非常に有効に作用することができ
る。
【0011】治療活性のあるオキサチオラン化合物およ
びそれらの薬理学的特性はほとんど知られていない。し
かしながら薬理学上活性のある化学物質中の特定原子ま
たは基を、予想された類似の原子または基に置きかえ
て、原化合物の治療効果を改良しようとする試みが数多
くなされたきたが成功していない。このように酸素原子
を酸素の原子質量の2倍の硫黄原子によって置換した場
合、薬理学上の作用を、正確に予測することは全く不可
能である。
びそれらの薬理学的特性はほとんど知られていない。し
かしながら薬理学上活性のある化学物質中の特定原子ま
たは基を、予想された類似の原子または基に置きかえ
て、原化合物の治療効果を改良しようとする試みが数多
くなされたきたが成功していない。このように酸素原子
を酸素の原子質量の2倍の硫黄原子によって置換した場
合、薬理学上の作用を、正確に予測することは全く不可
能である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は中枢神
経系疾患の治療に有効な、副作用の少ない薬剤組成物を
提供することにある。
経系疾患の治療に有効な、副作用の少ない薬剤組成物を
提供することにある。
【0013】本発明のいま一つの目的はシス−2−メチ
ルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,3’)キヌク
リジンに比して効果の持続性が大きい中枢神経系疾患の
治療用の薬剤組成物を提供することにある。
ルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,3’)キヌク
リジンに比して効果の持続性が大きい中枢神経系疾患の
治療用の薬剤組成物を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、次
の薬剤組成物により達成される。
の薬剤組成物により達成される。
【0015】シス−2−メチルスピロ(1,3−オキサ
チオラン−5,3’)キヌクリジンまたはその薬学上使
用可能な酸付加塩と、フィソスティグミン、テトラヒド
ロアミノアクリジン、コリン、レシチン、ピラセタム、
アニラセタム、プラミラセタム、オキシラセタム、4−
アミノピリジン、3,4−ジアミノピリジンおよびソマ
トスタチンから選択された1種以上の化合物と、不活性
担体または希釈剤とからなる中枢神経系疾患治療用薬剤
組成物。
チオラン−5,3’)キヌクリジンまたはその薬学上使
用可能な酸付加塩と、フィソスティグミン、テトラヒド
ロアミノアクリジン、コリン、レシチン、ピラセタム、
アニラセタム、プラミラセタム、オキシラセタム、4−
アミノピリジン、3,4−ジアミノピリジンおよびソマ
トスタチンから選択された1種以上の化合物と、不活性
担体または希釈剤とからなる中枢神経系疾患治療用薬剤
組成物。
【0016】本発明の薬剤組成物の第1の成分であるシ
ス−2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,
3’)キヌクリジン(以下、AF102Bのコードを付
す)またはその薬学上使用可能な酸付加塩は、後記の実
施例に具体的に記載されるような方法、すなわち、3−
ヒドロキシ−3−メルカプトメチルキヌクリジンとアセ
トアルデヒドとを20〜30℃の温度において、酸触
媒、例えば三弗化ホウ素(三弗化ホウ素エーテル錯化合
物)のようなルイス酸の存在下、ジクロロメタンおよび
/またはクロロホルム溶媒中で反応させ、反応生成物
(シス,トランス異性体混合物)からシス異性体を分離
することにより製造される。
ス−2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,
3’)キヌクリジン(以下、AF102Bのコードを付
す)またはその薬学上使用可能な酸付加塩は、後記の実
施例に具体的に記載されるような方法、すなわち、3−
ヒドロキシ−3−メルカプトメチルキヌクリジンとアセ
トアルデヒドとを20〜30℃の温度において、酸触
媒、例えば三弗化ホウ素(三弗化ホウ素エーテル錯化合
物)のようなルイス酸の存在下、ジクロロメタンおよび
/またはクロロホルム溶媒中で反応させ、反応生成物
(シス,トランス異性体混合物)からシス異性体を分離
することにより製造される。
【0017】AF102Bの薬学上使用可能な酸付加塩
とは、この化合物と比較的毒性のない無機塩または有機
酸との組合せに相当する。適当な酸の例としては、硫
酸、リン酸、塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸、スルファ
ミン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−
トルエンスルホン酸、酢酸、乳酸、コハク酸、マレイン
酸、酒石酸、クエン酸、グルコン酸、アスコルビン酸、
安息香酸および桂皮酸がある。これらの酸の付加塩の中
で、AF−102Bの塩酸塩は比較的低融点をもつもの
である。
とは、この化合物と比較的毒性のない無機塩または有機
酸との組合せに相当する。適当な酸の例としては、硫
酸、リン酸、塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸、スルファ
ミン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−
トルエンスルホン酸、酢酸、乳酸、コハク酸、マレイン
酸、酒石酸、クエン酸、グルコン酸、アスコルビン酸、
安息香酸および桂皮酸がある。これらの酸の付加塩の中
で、AF−102Bの塩酸塩は比較的低融点をもつもの
である。
【0018】AF−102Bは、中枢神経系用としてす
ぐれた特効のあるムスカリン作用薬である。その薬理学
上の特性により、この化合物はコリン作用系が機能亢進
であるような条件下の活性中枢コリン作用機能を活性化
するために使用することができる。従って、この化合物
は、アルツハイマータイプの老人性痴呆症(SDA
T)、晩発性運動異常症、ピック病、ハンチントン舞踏
病、ジル・ド・ラ・トウレット症候群、フリードリヒ失
調症および染色体異常症候群といった病気の治療に利用
することができる。これらの病気はすべて、中枢コリン
作用機能亢進にある程度関連がある障害である。この化
合物は、SDAT用の適当な動物モデルにおけるAF6
4A−誘発コリン毒性による記憶の混乱を回復するのに
有効であるので、SDATの治療に特に有用であるよう
である。
ぐれた特効のあるムスカリン作用薬である。その薬理学
上の特性により、この化合物はコリン作用系が機能亢進
であるような条件下の活性中枢コリン作用機能を活性化
するために使用することができる。従って、この化合物
は、アルツハイマータイプの老人性痴呆症(SDA
T)、晩発性運動異常症、ピック病、ハンチントン舞踏
病、ジル・ド・ラ・トウレット症候群、フリードリヒ失
調症および染色体異常症候群といった病気の治療に利用
することができる。これらの病気はすべて、中枢コリン
作用機能亢進にある程度関連がある障害である。この化
合物は、SDAT用の適当な動物モデルにおけるAF6
4A−誘発コリン毒性による記憶の混乱を回復するのに
有効であるので、SDATの治療に特に有用であるよう
である。
【0019】AF102Bは、受動的回避テスト、モー
リス スイミング メイズ(1978年発行のMoms,Learni
ng and Motivation ,12:239-61(1978)参照)および8
−アームラジアルメイズにおいて示されたように、AF
64A−処理ラットにおける記憶損傷を回復する〔2−
メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,3’)キ
ヌクリジンのもう一つの幾何異性体であって、その塩酸
塩は比較的高い融点を持つものはトランス−異性体であ
り、AF102Aのコード番号を付した。〕。ここでA
F64A(3 n mol/2 ul /side,icv)は、スケップ
−スルー受動的回避テスト、モーリス スイミングメイ
ズおよび8−アームラジアルメイズにおいてかなりの認
識損傷を誘発する(ニューヨーク、Plenum Praess 発
行、Fisher等の編集による、Alzheimer's and Parkimso
n's Diseases:Strategies in Research and Developen
t におけるBrandeis等の記述、およびAnn. Rev. Pharma
col.Toxicol., 26 :161 〜81(1986)参照)。
リス スイミング メイズ(1978年発行のMoms,Learni
ng and Motivation ,12:239-61(1978)参照)および8
−アームラジアルメイズにおいて示されたように、AF
64A−処理ラットにおける記憶損傷を回復する〔2−
メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,3’)キ
ヌクリジンのもう一つの幾何異性体であって、その塩酸
塩は比較的高い融点を持つものはトランス−異性体であ
り、AF102Aのコード番号を付した。〕。ここでA
F64A(3 n mol/2 ul /side,icv)は、スケップ
−スルー受動的回避テスト、モーリス スイミングメイ
ズおよび8−アームラジアルメイズにおいてかなりの認
識損傷を誘発する(ニューヨーク、Plenum Praess 発
行、Fisher等の編集による、Alzheimer's and Parkimso
n's Diseases:Strategies in Research and Developen
t におけるBrandeis等の記述、およびAnn. Rev. Pharma
col.Toxicol., 26 :161 〜81(1986)参照)。
【0020】受動的回避およびスイミングメイズテスト
におけるAF102Bの効果は低い投与量(0.1〜1
0mg/kg.,ipまたは1mg/kg.,po)で起り、治療指数は
各々、78〜780および>156である。この治療指
数は、フィソスティグミンのそれ(5〜17)よりも広
範囲にわたっている。さらに、急性毒性曲線の傾斜は非
常に急勾配であり、唾液分泌またはふるえといった副交
感神経への影響を含む明白な行動上の影響は致死量に達
するまで認められなかった。アレコリンとかオキソトレ
モリンとかのような周知のムスカリン作用薬をSDAT
治療に使用した場合には有害な副作用があり問題がある
が、本発明の化合物はこれらと比較してこの点ですぐれ
ている。さらにAF102Bは、上記の記憶テストにお
いて長期間にわたって活性を示すものである。
におけるAF102Bの効果は低い投与量(0.1〜1
0mg/kg.,ipまたは1mg/kg.,po)で起り、治療指数は
各々、78〜780および>156である。この治療指
数は、フィソスティグミンのそれ(5〜17)よりも広
範囲にわたっている。さらに、急性毒性曲線の傾斜は非
常に急勾配であり、唾液分泌またはふるえといった副交
感神経への影響を含む明白な行動上の影響は致死量に達
するまで認められなかった。アレコリンとかオキソトレ
モリンとかのような周知のムスカリン作用薬をSDAT
治療に使用した場合には有害な副作用があり問題がある
が、本発明の化合物はこれらと比較してこの点ですぐれ
ている。さらにAF102Bは、上記の記憶テストにお
いて長期間にわたって活性を示すものである。
【0021】興味のあることに、この化合物は経口投与
によって血液中によく吸収され、その効力の開始は10
〜15分である。このことは、下記の薬理学上のテスト
中において明らかであり、AF102Bによって誘発さ
れた無痛覚症、低体温症および致死の水準量は下記の薬
理学テストによって明らかである。
によって血液中によく吸収され、その効力の開始は10
〜15分である。このことは、下記の薬理学上のテスト
中において明らかであり、AF102Bによって誘発さ
れた無痛覚症、低体温症および致死の水準量は下記の薬
理学テストによって明らかである。
【0022】フィソスティグミン(0.1mg/kg.,ip)
と比較した場合、AF102B(5mg/kg.,ip)は、8
−アームラジアルメイズにおいてAF64A−誘発記憶
損傷を改善することができるが、同じ条件下でフィソス
ティグミンでは改善することができないので、AF10
2Bはフィソスティグミンよりすぐれているといえる。
と比較した場合、AF102B(5mg/kg.,ip)は、8
−アームラジアルメイズにおいてAF64A−誘発記憶
損傷を改善することができるが、同じ条件下でフィソス
ティグミンでは改善することができないので、AF10
2Bはフィソスティグミンよりすぐれているといえる。
【0023】AF102Bによる場合、鎮痛テスト(マ
ウス)および低体温症テスト(ラット)においても障害
となる副作用がないことは注目すべきことである。上記
の二つの薬理学テストは中枢ムスカリン活性を評価する
ためのテストである。これらのテストにおいて、この化
合物を多量に投与した場合のみ、副作用が生ずる。しか
しこのような投与量は、ラットにおいて受動的回避テス
トにおいてAF64A−誘発記憶損傷を回復させるのに
必要な量の少なくとも腹腔内注射(ip)で15〜150
倍であり、経口投与(po)で40倍である。
ウス)および低体温症テスト(ラット)においても障害
となる副作用がないことは注目すべきことである。上記
の二つの薬理学テストは中枢ムスカリン活性を評価する
ためのテストである。これらのテストにおいて、この化
合物を多量に投与した場合のみ、副作用が生ずる。しか
しこのような投与量は、ラットにおいて受動的回避テス
トにおいてAF64A−誘発記憶損傷を回復させるのに
必要な量の少なくとも腹腔内注射(ip)で15〜150
倍であり、経口投与(po)で40倍である。
【0024】生物学的に検討したところ、AF102B
は特に中枢活性のあるムスカリンM1−タイプの作用薬
であり、本発明者等によって認識された最初のそのよう
な化合物である。この選択性はラットの脳のホモジネー
トからの〔 3H〕−ピレンゼピン、即ち〔 3H〕−PN
Z(M1−特異性拮抗薬)対〔 3H〕−キヌクリジニル
ベンジレート、即ち〔 3H〕−QNB(M1およびM2
拮抗薬)の置換で評価した場合に明らかになる〔198
4年1月発行のTrends in Pharmacol. Sci(Suppl)を参
照〕。
は特に中枢活性のあるムスカリンM1−タイプの作用薬
であり、本発明者等によって認識された最初のそのよう
な化合物である。この選択性はラットの脳のホモジネー
トからの〔 3H〕−ピレンゼピン、即ち〔 3H〕−PN
Z(M1−特異性拮抗薬)対〔 3H〕−キヌクリジニル
ベンジレート、即ち〔 3H〕−QNB(M1およびM2
拮抗薬)の置換で評価した場合に明らかになる〔198
4年1月発行のTrends in Pharmacol. Sci(Suppl)を参
照〕。
【0025】この点について、主に皮質および海馬状隆
起に見い出されるM1−タイプのムスカリン受容体は、
SDATにおいてはあまり変化しないことが判明した。
(Mash等,Science 228 :115 〜117(1985) 参照)SD
ATにおけるこれらの二つの脳帯域は、最も深いシナプ
ス前部のコリン作用機能亢進よび組織学上の異常を示
し、主に、SDATにおいて報告されている認識機能不
全を伴うものである。
起に見い出されるM1−タイプのムスカリン受容体は、
SDATにおいてはあまり変化しないことが判明した。
(Mash等,Science 228 :115 〜117(1985) 参照)SD
ATにおけるこれらの二つの脳帯域は、最も深いシナプ
ス前部のコリン作用機能亢進よび組織学上の異常を示
し、主に、SDATにおいて報告されている認識機能不
全を伴うものである。
【0026】AF102Bのムスカリン受容体一般にお
ける、特にM1受容体における特性は、(ラットの脳の
シノプトサムからの)高親和コリン輸送における顕著な
活性および(ラットの脳のホモゲネートからの)コリン
アセチルトランフェラーゼ活性がないことからも明らか
である。
ける、特にM1受容体における特性は、(ラットの脳の
シノプトサムからの)高親和コリン輸送における顕著な
活性および(ラットの脳のホモゲネートからの)コリン
アセチルトランフェラーゼ活性がないことからも明らか
である。
【0027】AF102BのM1−作用薬タイプの活性
は、少なくとも一部は、生対内および生体外の両方にお
いてAF102Bのの高選択性の原因であり得る(特に
AF64Aにより誘発された認識損傷の回復におい
て)。
は、少なくとも一部は、生対内および生体外の両方にお
いてAF102Bのの高選択性の原因であり得る(特に
AF64Aにより誘発された認識損傷の回復におい
て)。
【0028】生体外におけるAF102Bに関する突然
変異誘発について検討したところ、高濃度に至るまで突
然変異を誘発しないことが判った。この化合物は高い治
療指数を持つのでSDATの患者の治療用の有効な薬と
して使用できる。
変異誘発について検討したところ、高濃度に至るまで突
然変異を誘発しないことが判った。この化合物は高い治
療指数を持つのでSDATの患者の治療用の有効な薬と
して使用できる。
【0029】本発明の薬剤組成物の第2の成分として、
抗コリンエステラーゼであるフィソスティグミンおよび
テトラヒドロアミノアクリジン、アセチルコリン先駆物
質であるコリンおよびレシチン、「ノートロピック」薬
であるピラセタム、アニラセタムおよびプラミラセタ
ム、Ca2+と相互作用をする4−アミノピリジンおよび
3,4−ジアミノピリジン、ならびにアセチルコリン放
出に調節作用をもつペプチドであるソマスタチンが用い
られる。
抗コリンエステラーゼであるフィソスティグミンおよび
テトラヒドロアミノアクリジン、アセチルコリン先駆物
質であるコリンおよびレシチン、「ノートロピック」薬
であるピラセタム、アニラセタムおよびプラミラセタ
ム、Ca2+と相互作用をする4−アミノピリジンおよび
3,4−ジアミノピリジン、ならびにアセチルコリン放
出に調節作用をもつペプチドであるソマスタチンが用い
られる。
【0030】これらの化合物は公知であって、市場にお
いて求めることができる。
いて求めることができる。
【0031】第1の成分と第2の成分の重量比のは10
0:1から1:10の範囲内にあるのが好ましい。
0:1から1:10の範囲内にあるのが好ましい。
【0032】本発明の薬剤組成物に用いられる不活性担
体および希釈剤は、固体であっても液体であってもよ
く、具体例としてはコーンスターチ、ラクトース、リン
酸カルシウム、ステアリン酸、ポリエチレングルコー
ル、水、ごま油、ピーナッ油、プロピレングルコール等
を挙げることができる。
体および希釈剤は、固体であっても液体であってもよ
く、具体例としてはコーンスターチ、ラクトース、リン
酸カルシウム、ステアリン酸、ポリエチレングルコー
ル、水、ごま油、ピーナッ油、プロピレングルコール等
を挙げることができる。
【0033】不活性担体および希釈剤の量は第1及び第
2の成分の合計量の0.1〜20重量倍であるのが好ま
しい。
2の成分の合計量の0.1〜20重量倍であるのが好ま
しい。
【0034】本発明の薬剤組成物は経口、直腸または非
経口投与用吸入による投与に適した形態にしてもよく、
また特に経皮的投与用として適した形態にしてもよく、
さらには組成物を単位投与量の形態にしてもよい。組成
物の形態例としては、錠剤、粉末、顆粒状、カプセル、
分散液、溶液、坐薬、エリキシル剤、軟膏貼布剤等があ
る。
経口投与用吸入による投与に適した形態にしてもよく、
また特に経皮的投与用として適した形態にしてもよく、
さらには組成物を単位投与量の形態にしてもよい。組成
物の形態例としては、錠剤、粉末、顆粒状、カプセル、
分散液、溶液、坐薬、エリキシル剤、軟膏貼布剤等があ
る。
【0035】経皮的投与のための本発明の薬剤組成物は
第1の成分、第2の成分、不活性担体または希釈剤およ
び低分子量脂肪酸とからなる。低分子量脂肪酸の含量は
薬剤組成物の0.1〜50重量%であるのが好ましい。
第1の成分、第2の成分、不活性担体または希釈剤およ
び低分子量脂肪酸とからなる。低分子量脂肪酸の含量は
薬剤組成物の0.1〜50重量%であるのが好ましい。
【0036】単位投与量の形態とした本発明の薬剤組成
物は0.5〜500mg、好ましくは5〜100mg、さら
に好ましくは10〜50mgのAF102Bを含有する。
物は0.5〜500mg、好ましくは5〜100mg、さら
に好ましくは10〜50mgのAF102Bを含有する。
【0037】本発明の薬剤組成物の投与量は、経口投与
する場合には60mg/kg・体重以上および0.1mg/kg
・体重以下の一回投与量は不適当であり、0.5〜10
mg/kg・体重の一回投与量が適当である。非経口投与
(例えば、筋肉注射、静脈注射および皮下注射投与を含
む)の場合には、40mg/kg・体重以上および0.01
mg/kg・体重以下の単一投与量は不適当であり、0.0
5〜5mg/kg・体重、さらに好ましくは0.1〜2mg/
kg・体重の単一投与量が好ましい。上記の特定の形態お
よび投与割合内でも、医師はもち論、患者の症状の激し
さ、および体調等のような一般的な要素を考慮に入れる
必要がある。
する場合には60mg/kg・体重以上および0.1mg/kg
・体重以下の一回投与量は不適当であり、0.5〜10
mg/kg・体重の一回投与量が適当である。非経口投与
(例えば、筋肉注射、静脈注射および皮下注射投与を含
む)の場合には、40mg/kg・体重以上および0.01
mg/kg・体重以下の単一投与量は不適当であり、0.0
5〜5mg/kg・体重、さらに好ましくは0.1〜2mg/
kg・体重の単一投与量が好ましい。上記の特定の形態お
よび投与割合内でも、医師はもち論、患者の症状の激し
さ、および体調等のような一般的な要素を考慮に入れる
必要がある。
【0038】
【実施例】以下に、102Bの合成例および生物学的テ
ストに関する参考例、並びに本発明の薬剤組成物の実施
例を示して本発明を具体的に説明する。
ストに関する参考例、並びに本発明の薬剤組成物の実施
例を示して本発明を具体的に説明する。
【0039】合成例 2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,
3’)キヌクリジン〔AF102(シス:トランス):
AF102AおよびAF102B〕の製造法。 (a)3−メチレンキヌクリジンのエポキシド (i)機械的攪拌機および温度計を備えた3リットルの
3ッ口フラスコ中に、水素化ナトリウム(42g、0.
88モル、50%の油中分散液)と300mlの石油エ
ーテル(30〜60°)を入れた。この懸濁液を攪拌
し、この水素化物を沈降させ、石油エーテルをデカント
し、攪拌しながら1200mlの乾燥DMSOを添加
し、トリメチロキシスルホニウムアイオダイド(214
g、0.97モル)を15分間かけて一部づつ添加し、
さらに30分攪拌を続けた。反応フラスコには、300
mlの乾燥DMSOに溶解したキヌクリジン−3−オン
(100g、0.8モル)の入った密封圧力補正滴下じ
ょうごを備え付けた。反応混合物にこの溶液を15分間
かけて添加した。15分間攪拌した後、反応混合物を5
0℃で2時間過熱してから、1リットルの冷水の中に注
ぎ、混合物を500mlのベンゼンで3回抽出した。抽
出物を一緒にして、100mlの飽和塩水溶液で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させてから、溶媒を蒸発
させた。油状の残分をエーテル中に溶解させ、ガス状の
塩化水素で飽和させたエーテルを加えて塩酸塩として沈
殿させた。エポキシド生成物を濾過によって分離し、エ
ーテルで洗って乾燥すると、次の工程で使用するのに充
分な純度の生成物の100gが得られた。Rf 0.3中
性アルミナ上(酢酸エチル);M=139(VG703
5装置上で質量スペクトルで決定);HCリットル塩
は、200.7〜202℃の融点を持つものである。
3’)キヌクリジン〔AF102(シス:トランス):
AF102AおよびAF102B〕の製造法。 (a)3−メチレンキヌクリジンのエポキシド (i)機械的攪拌機および温度計を備えた3リットルの
3ッ口フラスコ中に、水素化ナトリウム(42g、0.
88モル、50%の油中分散液)と300mlの石油エ
ーテル(30〜60°)を入れた。この懸濁液を攪拌
し、この水素化物を沈降させ、石油エーテルをデカント
し、攪拌しながら1200mlの乾燥DMSOを添加
し、トリメチロキシスルホニウムアイオダイド(214
g、0.97モル)を15分間かけて一部づつ添加し、
さらに30分攪拌を続けた。反応フラスコには、300
mlの乾燥DMSOに溶解したキヌクリジン−3−オン
(100g、0.8モル)の入った密封圧力補正滴下じ
ょうごを備え付けた。反応混合物にこの溶液を15分間
かけて添加した。15分間攪拌した後、反応混合物を5
0℃で2時間過熱してから、1リットルの冷水の中に注
ぎ、混合物を500mlのベンゼンで3回抽出した。抽
出物を一緒にして、100mlの飽和塩水溶液で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させてから、溶媒を蒸発
させた。油状の残分をエーテル中に溶解させ、ガス状の
塩化水素で飽和させたエーテルを加えて塩酸塩として沈
殿させた。エポキシド生成物を濾過によって分離し、エ
ーテルで洗って乾燥すると、次の工程で使用するのに充
分な純度の生成物の100gが得られた。Rf 0.3中
性アルミナ上(酢酸エチル);M=139(VG703
5装置上で質量スペクトルで決定);HCリットル塩
は、200.7〜202℃の融点を持つものである。
【0040】(ii)規模を拡大することのできるもう一
つの合成法においては、5リットルのフラスコに2.2
kgのキヌクリジン−3−オン(塩酸塩)を加えさらに2
リットルの水道水、そして次に1kgのNaOHを加え
た。混合物を固形分が溶解するまで50℃で機械的に攪
拌した。このような条件下で3相が得られ、上の2相は
液状で下の1相は固形であった。
つの合成法においては、5リットルのフラスコに2.2
kgのキヌクリジン−3−オン(塩酸塩)を加えさらに2
リットルの水道水、そして次に1kgのNaOHを加え
た。混合物を固形分が溶解するまで50℃で機械的に攪
拌した。このような条件下で3相が得られ、上の2相は
液状で下の1相は固形であった。
【0041】混合物を60℃に保った。上相を1リット
ルのトルエンに加えた。固相を含む下の2相は濾過し
た。固相を1リットルのトルエン中でつきまぜ、このト
ルエンは、水相をつきまぜるのにも使用した。このトル
エン相を一緒にし、粉末状木炭で処理して着色物(およ
び不純物)を除去し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過
すると、トルエンを含めた生成物3.3kgが得られた。
ルのトルエンに加えた。固相を含む下の2相は濾過し
た。固相を1リットルのトルエン中でつきまぜ、このト
ルエンは、水相をつきまぜるのにも使用した。このトル
エン相を一緒にし、粉末状木炭で処理して着色物(およ
び不純物)を除去し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過
すると、トルエンを含めた生成物3.3kgが得られた。
【0042】215gの溶液サンプルを蒸発させ、10
6gのキヌクリジン−3−オン(遊離塩基)を、白色固
体として得た。このものは実用に供し得るに充分な純度
のものであった。(従って、このような条件下に50〜
90%以上の抽出収率を得ることができる。このトルエ
ン溶液を共沸蒸留によって乾燥し、乾燥した溶液は次の
工程用として使用することができるものである。
6gのキヌクリジン−3−オン(遊離塩基)を、白色固
体として得た。このものは実用に供し得るに充分な純度
のものであった。(従って、このような条件下に50〜
90%以上の抽出収率を得ることができる。このトルエ
ン溶液を共沸蒸留によって乾燥し、乾燥した溶液は次の
工程用として使用することができるものである。
【0043】3リットルの3ッ口フラスコに、共沸−乾
燥トルエンに溶かしたキヌクリジン−3−オン(193
g、1.54モル)の溶液(563gの溶液重量)、ト
リメチロキシスルホニウムアイオダイド(380g、
1.72モル)および水素化ナトリウムのパラフィン油
中50〜60%分散液(70g、1.68モル)を加
え、混合物を機械的に攪拌した。水素の弱い放出があっ
たが2〜3分後におさまった。
燥トルエンに溶かしたキヌクリジン−3−オン(193
g、1.54モル)の溶液(563gの溶液重量)、ト
リメチロキシスルホニウムアイオダイド(380g、
1.72モル)および水素化ナトリウムのパラフィン油
中50〜60%分散液(70g、1.68モル)を加
え、混合物を機械的に攪拌した。水素の弱い放出があっ
たが2〜3分後におさまった。
【0044】反応フラスコを冷水中で冷却してから、ジ
メチルスルホキシド(DMSO)(0.5リットル、モ
レキュラーシーブ上で1ヶ月乾燥したもの)を滴下添加
した。100mlを1段階で添加し、残りを攪拌下で、反
応混合物を10〜30℃に冷却しながら、1時間半かけ
て滴下添加した。次に反応混合物を、中性アルミナ上の
TLC(メタノール:ジクロロメタン=5:95)で調
べ、反応を完了するまで1時間にわたって50〜55℃
まで加熱した。反応混合物を1リットルの冷水の中に注
ぎ、混合物を0.5リットルのクロロホルムで抽出し
た。各々の抽出時に中間相を濾過によって除去した。有
機相の2.4リットルを集めた。160gのMgSO4
上で乾燥させた。NMR(250MHz)は、120ml
のDMSO(DMSO/トルエンの比を基準とした計
算)を示した。このようにこの処理によって80%のD
MSOが除去された。TLCは、生成物がDMSOおよ
び他の化合物によるほんのわずかの不純物を含むことを
示した。溶媒を1900mlになるまで部分的に蒸発さ
せ、0〜4℃で5日間変更することなく保った。この溶
液は、次の工程用として使用するのに充分な純度のもの
であった。 (b)3−ヒドロキシ−3−メルカプトメチルキヌクリ
ジン i)磁気攪拌器、硫化水素用の入口および出口、さらに
温度計を備えた3リットルの3ッ口フラスコ中に、80
gのNaOHを390mlの水を入れた。この溶液を氷の
浴で冷却し、ガス状硫化水素のあわが出はじめるまで攪
拌溶液の中に流した。次に工程(a)の生成物(50
g,0.46モル)を加え、15分間攪拌を続けた。反
応混合物を45℃で硫化水素をゆっくり流しながら2時
間半加熱した。この溶液を0℃まで冷却し、10Nの塩
酸を注意深く添加し、pHを8にした。この水溶液を次
に300mlのクロロホルムで6回抽出した。抽出液を収
集して無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、次に乾涸し
た。得られた固形物を乾燥器内の五酸化リン上で乾燥さ
せ、32.9gの粗精製物を得た。精製後(TLC、中
性アルミナ、ジクロロメタン:メタノール=10:
1)、Rf 0.5;
メチルスルホキシド(DMSO)(0.5リットル、モ
レキュラーシーブ上で1ヶ月乾燥したもの)を滴下添加
した。100mlを1段階で添加し、残りを攪拌下で、反
応混合物を10〜30℃に冷却しながら、1時間半かけ
て滴下添加した。次に反応混合物を、中性アルミナ上の
TLC(メタノール:ジクロロメタン=5:95)で調
べ、反応を完了するまで1時間にわたって50〜55℃
まで加熱した。反応混合物を1リットルの冷水の中に注
ぎ、混合物を0.5リットルのクロロホルムで抽出し
た。各々の抽出時に中間相を濾過によって除去した。有
機相の2.4リットルを集めた。160gのMgSO4
上で乾燥させた。NMR(250MHz)は、120ml
のDMSO(DMSO/トルエンの比を基準とした計
算)を示した。このようにこの処理によって80%のD
MSOが除去された。TLCは、生成物がDMSOおよ
び他の化合物によるほんのわずかの不純物を含むことを
示した。溶媒を1900mlになるまで部分的に蒸発さ
せ、0〜4℃で5日間変更することなく保った。この溶
液は、次の工程用として使用するのに充分な純度のもの
であった。 (b)3−ヒドロキシ−3−メルカプトメチルキヌクリ
ジン i)磁気攪拌器、硫化水素用の入口および出口、さらに
温度計を備えた3リットルの3ッ口フラスコ中に、80
gのNaOHを390mlの水を入れた。この溶液を氷の
浴で冷却し、ガス状硫化水素のあわが出はじめるまで攪
拌溶液の中に流した。次に工程(a)の生成物(50
g,0.46モル)を加え、15分間攪拌を続けた。反
応混合物を45℃で硫化水素をゆっくり流しながら2時
間半加熱した。この溶液を0℃まで冷却し、10Nの塩
酸を注意深く添加し、pHを8にした。この水溶液を次
に300mlのクロロホルムで6回抽出した。抽出液を収
集して無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、次に乾涸し
た。得られた固形物を乾燥器内の五酸化リン上で乾燥さ
せ、32.9gの粗精製物を得た。精製後(TLC、中
性アルミナ、ジクロロメタン:メタノール=10:
1)、Rf 0.5;
【0045】
【外1】 =173:塩基ピーク=140:250MHz(CDC
l3 )でのNMRピータδ2.8→二重 二重線、−C
H2 −SH、AB−タイプスペクトル;1Rν3290
0−3300cm-1(幅の広い)、この化合物は、さらに
精製をする必要なしに次の工程用として使用された。
l3 )でのNMRピータδ2.8→二重 二重線、−C
H2 −SH、AB−タイプスペクトル;1Rν3290
0−3300cm-1(幅の広い)、この化合物は、さらに
精製をする必要なしに次の工程用として使用された。
【0046】(ii)もう一つの上記にかわる方法では、
上記の工程(a)(ii)のクロロホルム溶液(1520
g)を、機械的攪拌器、H2 Sの入口および出口そして
過剰のH2 Sをトラップするために濃カセイソーダ溶液
を入れた2つのトラップ(防具弁)を備えた3リットル
の三ッ口フラスコの中に入れた。反応混合物を25±5
℃に保ち、硫化水素をその中に8.5時間バブルさせて
から一夜放置させた。次の日、再び硫化水素をさらに5
時間バブルさせ反応が完了した時点(TLC)で、精製
物はさらに精製を行うことなしに次の工程に使用するこ
とができた。 (c)2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−
5,3’)キヌクリジン〔AF102シス:トランス〕 (i)磁気攪拌器、窒素ガス用の入口および出口、さら
に温度計を備えた、0.5リットルの3ッ口フラスコ
に、工程(b)(i)の生成物(32g、0.18モ
ル)、200mlのジクロロメタン(モレキュラーシーブ
上で乾燥させたもの)および新たに蒸留したアセトアル
デヒド(110ml、1.97モル)を入れた。この溶液
を、氷浴中で窒素下に冷却し、30分間かけて、三弗化
ホウ素エーテル錯化合物(60ml、0.4モル)を添加
した。混合物を、25℃で3時間攪拌してから、10%
の苛性ソーダー水溶液で処理し、リトマス紙でアルカリ
性になるようにした。このアルカリ溶液を400mlのク
ロロホルムで4回抽出し、抽出物を集めて無水硫酸ナト
リウム上で乾燥させ、蒸発させた。油状の残分をエーテ
ルに溶かしガス状塩酸を加えて沈殿させた。生成物の塩
酸塩を濾過によって分離し、エーテルで洗って乾燥させ
ると、0.8〜1.2:1の比の2種の幾何異性体の混
合物の26.8g(収率:62%)が得あっれた。R
(TCL 中性アルミナ、クロロホルム)0.7:IR
(パーキン−エルマー(Perkin-Elmer)457格子赤外
分光光度計を利用)
上記の工程(a)(ii)のクロロホルム溶液(1520
g)を、機械的攪拌器、H2 Sの入口および出口そして
過剰のH2 Sをトラップするために濃カセイソーダ溶液
を入れた2つのトラップ(防具弁)を備えた3リットル
の三ッ口フラスコの中に入れた。反応混合物を25±5
℃に保ち、硫化水素をその中に8.5時間バブルさせて
から一夜放置させた。次の日、再び硫化水素をさらに5
時間バブルさせ反応が完了した時点(TLC)で、精製
物はさらに精製を行うことなしに次の工程に使用するこ
とができた。 (c)2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−
5,3’)キヌクリジン〔AF102シス:トランス〕 (i)磁気攪拌器、窒素ガス用の入口および出口、さら
に温度計を備えた、0.5リットルの3ッ口フラスコ
に、工程(b)(i)の生成物(32g、0.18モ
ル)、200mlのジクロロメタン(モレキュラーシーブ
上で乾燥させたもの)および新たに蒸留したアセトアル
デヒド(110ml、1.97モル)を入れた。この溶液
を、氷浴中で窒素下に冷却し、30分間かけて、三弗化
ホウ素エーテル錯化合物(60ml、0.4モル)を添加
した。混合物を、25℃で3時間攪拌してから、10%
の苛性ソーダー水溶液で処理し、リトマス紙でアルカリ
性になるようにした。このアルカリ溶液を400mlのク
ロロホルムで4回抽出し、抽出物を集めて無水硫酸ナト
リウム上で乾燥させ、蒸発させた。油状の残分をエーテ
ルに溶かしガス状塩酸を加えて沈殿させた。生成物の塩
酸塩を濾過によって分離し、エーテルで洗って乾燥させ
ると、0.8〜1.2:1の比の2種の幾何異性体の混
合物の26.8g(収率:62%)が得あっれた。R
(TCL 中性アルミナ、クロロホルム)0.7:IR
(パーキン−エルマー(Perkin-Elmer)457格子赤外
分光光度計を利用)
【0047】
【外2】 1200〜1250,1150cm-1;
【0048】
【外3】 =199;高分解能分子量決定、C10H17NOSについ
ての計算値:199,1020,実測値:199,10
17。
ての計算値:199,1020,実測値:199,10
17。
【0049】塩酸塩のNMRを図1に示す。スペクトル
の分解能により両方の異性体の存在が認められた。オキ
ソチオラン環中の−S−の位置や、各々HaおよびHb
プロトンの化学シフトから明らかである。異性体混合物
中および各々の異性体中のこれらのプロトンは、これら
が、類似の1,3−ジオキソラン構造中におけるように
−O−に結合されていたならばそれらの可能な化学シフ
トによりさらに高い場であらわれる。この生成物は酢酸
エチル(600ml/g)またはアセトン(220ml/
g)から再結晶化あせることができる。
の分解能により両方の異性体の存在が認められた。オキ
ソチオラン環中の−S−の位置や、各々HaおよびHb
プロトンの化学シフトから明らかである。異性体混合物
中および各々の異性体中のこれらのプロトンは、これら
が、類似の1,3−ジオキソラン構造中におけるように
−O−に結合されていたならばそれらの可能な化学シフ
トによりさらに高い場であらわれる。この生成物は酢酸
エチル(600ml/g)またはアセトン(220ml/
g)から再結晶化あせることができる。
【0050】この塩酸塩の異性体混合物は再蒸留された
乾燥アセトン中で分別再結晶することによってその成分
に分離することができる。融点および250MHzでの
NMRスペクトルによって各々の異性体の純度が明らか
になる。このような分離は、工程(d)中に記載する。
乾燥アセトン中で分別再結晶することによってその成分
に分離することができる。融点および250MHzでの
NMRスペクトルによって各々の異性体の純度が明らか
になる。このような分離は、工程(d)中に記載する。
【0051】(ii)もう一つの方法においては、遊離塩
基の形のAF102を、直接精製チオアルコールの溶液
から製造する。240gのチオアルコール(1.38モ
ル)を含有する工程(c)(ii)の溶液を、5リットル
の3ッ口フラスコに入れ、冷水中で10℃まで冷却して
から、アセトアルデヒド(680ml:p−トルエンスル
ホン酸上で新たに蒸留したもの)を、30分かけて添加
し、この間温度を20±5℃に保った。三弗化ホウ素エ
ーテル錯化合物(450ml)を30分かけて滴下添加し
てから溶液を20±5℃に保ち、さらに30分間攪拌を
続けた。20%の苛性ソーダ溶液(1リットル)を滴下
添加し、反応温度をこの添加の間20±5℃に保った。
基の形のAF102を、直接精製チオアルコールの溶液
から製造する。240gのチオアルコール(1.38モ
ル)を含有する工程(c)(ii)の溶液を、5リットル
の3ッ口フラスコに入れ、冷水中で10℃まで冷却して
から、アセトアルデヒド(680ml:p−トルエンスル
ホン酸上で新たに蒸留したもの)を、30分かけて添加
し、この間温度を20±5℃に保った。三弗化ホウ素エ
ーテル錯化合物(450ml)を30分かけて滴下添加し
てから溶液を20±5℃に保ち、さらに30分間攪拌を
続けた。20%の苛性ソーダ溶液(1リットル)を滴下
添加し、反応温度をこの添加の間20±5℃に保った。
【0052】混合物を濾過し水溶液を1リットルのクロ
ロホルムで抽出した。クロロホルム抽出液を集め、無水
硫酸マグネシウム上で乾燥し、さらに蒸発させた。得ら
れた油を、90℃/lmmHgで蒸留し、AF102(シ
ス:トランス)を得るか、そうでない場合は、2.5リ
ットルのトルエンで希釈した。後者の場合フラスコの壁
に付着した5〜10gの固形分を除去し、塩化水素(ガ
ス状)を有機溶液がpH紙を酸性にするまでトルエン溶
液中にバブルし、固形ケーキ分を濾別し、トルエンで洗
浄した。50〜60℃で0.75リットルのイソプロパ
ノール中に溶解し、溶解しない不純物を除去するために
濾過した。溶液を1リットルのトルエンを加えて蒸発さ
せ、TLCによって示されるようなわずかな不純物を含
む粗生成物AF102(シス:トランス)(HCl)の
168gを得た。この生成物(粗収率51%)は、下記
の工程(d)に記載されているようにしてさらに精製す
ることができる。 (d)AF102のAF102A(トランス異性体)お
よびAF102Bへの分離 塩酸付加塩の1:1の異性体混合物を再蒸留乾燥アセト
ンの4.7リットルから結晶化させた。沈殿した生成物
を再結晶させ(表1を参照)、4回の結晶化の後、融点
が240−242℃の純粋AF102Aの1.9gを得
た。
ロホルムで抽出した。クロロホルム抽出液を集め、無水
硫酸マグネシウム上で乾燥し、さらに蒸発させた。得ら
れた油を、90℃/lmmHgで蒸留し、AF102(シ
ス:トランス)を得るか、そうでない場合は、2.5リ
ットルのトルエンで希釈した。後者の場合フラスコの壁
に付着した5〜10gの固形分を除去し、塩化水素(ガ
ス状)を有機溶液がpH紙を酸性にするまでトルエン溶
液中にバブルし、固形ケーキ分を濾別し、トルエンで洗
浄した。50〜60℃で0.75リットルのイソプロパ
ノール中に溶解し、溶解しない不純物を除去するために
濾過した。溶液を1リットルのトルエンを加えて蒸発さ
せ、TLCによって示されるようなわずかな不純物を含
む粗生成物AF102(シス:トランス)(HCl)の
168gを得た。この生成物(粗収率51%)は、下記
の工程(d)に記載されているようにしてさらに精製す
ることができる。 (d)AF102のAF102A(トランス異性体)お
よびAF102Bへの分離 塩酸付加塩の1:1の異性体混合物を再蒸留乾燥アセト
ンの4.7リットルから結晶化させた。沈殿した生成物
を再結晶させ(表1を参照)、4回の結晶化の後、融点
が240−242℃の純粋AF102Aの1.9gを得
た。
【0053】油状生成物となる母液の濃縮物をアルミナ
カラム(遊離塩基として、ジクロロメタン中の1%メタ
ノール)で精製して、主に(10:1)AF102B
を、融点176〜179℃の塩酸塩として得た。
カラム(遊離塩基として、ジクロロメタン中の1%メタ
ノール)で精製して、主に(10:1)AF102B
を、融点176〜179℃の塩酸塩として得た。
【0054】
【表1】 AF102B(HCl):NMR(図2参照)、250
MHz(CDCl3 ) δ5.17(四重線 Hのピーク、CH3 でカップル化
されているので四重線) AF102A(HCl) :NMR(図3参照)、250
MHz(CDCl3 ) δ5.24(四重線 Hのピーク、CH3 でカップル化
されているので四重線) 参考例AF102Bの生物学的テスト LD50および投与量 AF102Bに対する一般的な毒性プロフィールをまず
確立した。この研究段階は常法により2つの部分に分け
た。即ち、投与範囲の調査結果およびLD50決定であ
る。投与量範囲は通常何組かのマウスに広範囲の投与量
で投与して、その様子を観察する。治療作用の開始およ
び持続時間を記録した。LD50決定は、主に投与量範囲
結果に基づくものである。この研究条件下、テスト物質
溶液を、同性の5匹以上の動物1グループごとに5種以
上の一定間隔の投与量を投与する。死亡率を基準とし
て、LD50値および95%信頼区間(C.I.)をWe
il法によって計算した(Weil,Biometrics,8:24
9〜283(1952)参照)。 (a)LD50マウス:経口投与(po) テスト条件:おすのマウス20〜24g N=5匹/グループ 20ml/kgの一定容量投与量
MHz(CDCl3 ) δ5.17(四重線 Hのピーク、CH3 でカップル化
されているので四重線) AF102A(HCl) :NMR(図3参照)、250
MHz(CDCl3 ) δ5.24(四重線 Hのピーク、CH3 でカップル化
されているので四重線) 参考例AF102Bの生物学的テスト LD50および投与量 AF102Bに対する一般的な毒性プロフィールをまず
確立した。この研究段階は常法により2つの部分に分け
た。即ち、投与範囲の調査結果およびLD50決定であ
る。投与量範囲は通常何組かのマウスに広範囲の投与量
で投与して、その様子を観察する。治療作用の開始およ
び持続時間を記録した。LD50決定は、主に投与量範囲
結果に基づくものである。この研究条件下、テスト物質
溶液を、同性の5匹以上の動物1グループごとに5種以
上の一定間隔の投与量を投与する。死亡率を基準とし
て、LD50値および95%信頼区間(C.I.)をWe
il法によって計算した(Weil,Biometrics,8:24
9〜283(1952)参照)。 (a)LD50マウス:経口投与(po) テスト条件:おすのマウス20〜24g N=5匹/グループ 20ml/kgの一定容量投与量
【0055】
【表2】 LD50(95%C.I.)=92(74〜116)mg/
kg (b)LD50マウス:静脈注射投与 テスト条件:おすのマウス20〜24g N=6匹/グループ 9.0〜11.5mg/kgの変化容量投与量
kg (b)LD50マウス:静脈注射投与 テスト条件:おすのマウス20〜24g N=6匹/グループ 9.0〜11.5mg/kgの変化容量投与量
【0056】
【表3】 LD50(95%C.I.)=33(31〜35)mg/kg 静脈注射による投与および経口投与によるLD50値の間
の約1:2.5の比較的狭い比率は充分に速い吸収を示
すもので、腸経由によるテスト物質と明らかに変りのな
い吸収を示唆するものである。ラットにおけるAF102Bの急性毒性 AF102B(HCリットル)の急性経口毒性を5匹の
オスラットおよび5匹のメスラット(Charles River CD
血統)の5つのグループについて調べた。テスト物質
は種々の濃度の塩水溶液をつくり、5ml/kgの一定容量
−投与量で投与した。投与量は、テスト物質の効力によ
って選択した。処置による死亡および反応徴候を14日
間にわたって記録した。初期に死亡したものと生き残っ
たラットを15日目に死体解剖した。死亡は結局4つの
投与水準で、投与後3時間30分以内に起った。
の約1:2.5の比較的狭い比率は充分に速い吸収を示
すもので、腸経由によるテスト物質と明らかに変りのな
い吸収を示唆するものである。ラットにおけるAF102Bの急性毒性 AF102B(HCリットル)の急性経口毒性を5匹の
オスラットおよび5匹のメスラット(Charles River CD
血統)の5つのグループについて調べた。テスト物質
は種々の濃度の塩水溶液をつくり、5ml/kgの一定容量
−投与量で投与した。投与量は、テスト物質の効力によ
って選択した。処置による死亡および反応徴候を14日
間にわたって記録した。初期に死亡したものと生き残っ
たラットを15日目に死体解剖した。死亡は結局4つの
投与水準で、投与後3時間30分以内に起った。
【0057】死亡したものおよび生き残ったものの両方
について観察された処置による主な反応徴候は、間代け
いれん、ふるえ、流涎症および性尿器の汚れ、下痢およ
び着色した眼嵩分泌であった。生き残ったもののうち、
処理に対する反応の臨床徴候はすべて、投与後24時間
で解消した。検死の結果死亡した動物についての主な処
理に関係のあるものは、流涎症であった。内部的には、
1匹についてのみ出血内容物(hemorohagiccontents )
および充血した胃粘膜が観察された。生き残ったものに
ついての死体解剖では異常は発見されなかった。生き残
ったものは実験の期間に予想される体重増加が認められ
た。AF102Bの経口LD50は156mg/kg以上であ
ると決定される。
について観察された処置による主な反応徴候は、間代け
いれん、ふるえ、流涎症および性尿器の汚れ、下痢およ
び着色した眼嵩分泌であった。生き残ったもののうち、
処理に対する反応の臨床徴候はすべて、投与後24時間
で解消した。検死の結果死亡した動物についての主な処
理に関係のあるものは、流涎症であった。内部的には、
1匹についてのみ出血内容物(hemorohagiccontents )
および充血した胃粘膜が観察された。生き残ったものに
ついての死体解剖では異常は発見されなかった。生き残
ったものは実験の期間に予想される体重増加が認められ
た。AF102Bの経口LD50は156mg/kg以上であ
ると決定される。
【0058】
【表4】 *すべてのマウスは80mg/kg ipで死亡する。
【0059】行動実験 AF64(30 n mol /2μl/サイド)側部脳室内
注射(icv)処理されたラットは、実験により、ステ
ップ−スルー受動的回避テストにおいて明らかに認識機
能障害があらわれた。このような記憶損傷は、フィソス
テイグミンおよびAF102Bによって回復させること
ができる。
注射(icv)処理されたラットは、実験により、ステ
ップ−スルー受動的回避テストにおいて明らかに認識機
能障害があらわれた。このような記憶損傷は、フィソス
テイグミンおよびAF102Bによって回復させること
ができる。
【0060】この回復は、表5に示すように、フィソス
テイグミン(0.06mg/kg、ip)およびAF102B
(0.1〜1mg/kg、ipそして1mg/kg、po)の低投与
量で起る。従って、AF102Bの治療指数は78〜7
80である。この治療指数は、フィソステイグミン(5
〜17)におけるそれよりも明らかに広い。
テイグミン(0.06mg/kg、ip)およびAF102B
(0.1〜1mg/kg、ipそして1mg/kg、po)の低投与
量で起る。従って、AF102Bの治療指数は78〜7
80である。この治療指数は、フィソステイグミン(5
〜17)におけるそれよりも明らかに広い。
【0061】
【表5】 *NSは「顕著でない」ことを意味する。
【0062】**この数は、ラジアルアームメイズ(ip投
与)において使用された投与量で、LD50を割ることに
より導かれたものであった。
与)において使用された投与量で、LD50を割ることに
より導かれたものであった。
【0063】さらに、AF102Bの急性毒性カーブの
勾配は急勾配であり、流涎症、ふるえといった副交感神
経刺激により生ずる症状に類似した結果に到る明白な行
動徴候は致死量まで認められなかった。このように、徴
候なしの投与量範囲はかなり広く、この薬は、SDAT
の治療用として有用に利用できる。
勾配は急勾配であり、流涎症、ふるえといった副交感神
経刺激により生ずる症状に類似した結果に到る明白な行
動徴候は致死量まで認められなかった。このように、徴
候なしの投与量範囲はかなり広く、この薬は、SDAT
の治療用として有用に利用できる。
【0064】さらにAF64A−処理ラットにおいて実
施された死滅実験において、AF102Bの非常に長期
にわたり有益な効果が認められ、この化合物は、認識作
用に長期持続効果を持つものである。(図4および図
5) さらにAF64A(3 n mol/2μl/サイド)で誘発
されたモーリス スイミング メイズ(Morris, Ioc. c
it)における記録損傷は、AF102B(1mg/kg、i
p)で消せたが、フィソステイグミン(0.1mg/kg、i
p)は効果がなかったことも注目すべき重要な点であ
る。(図6および図7)興味深いことは、このテストに
おけるAF102Bの有効な効果は、AF64Aによっ
て誘発された空間記憶機能障害におけるものである。し
かるにSDAT患者における主な記憶機能障害は、空間
記憶の損傷であることは注目すべきことである。さらに
8−アーム ラジアルアームメイズ(RAM)における
AF64A(3 n mol/2μl/サイド)によって誘発
された記憶損傷は、AF102B(5mg/kg、ip)では
回復させることができたがフィソステイグミン(0.1
mg/kg)では顕著な効果が得られなかったこともまた重
要なことである(図8および図9)。
施された死滅実験において、AF102Bの非常に長期
にわたり有益な効果が認められ、この化合物は、認識作
用に長期持続効果を持つものである。(図4および図
5) さらにAF64A(3 n mol/2μl/サイド)で誘発
されたモーリス スイミング メイズ(Morris, Ioc. c
it)における記録損傷は、AF102B(1mg/kg、i
p)で消せたが、フィソステイグミン(0.1mg/kg、i
p)は効果がなかったことも注目すべき重要な点であ
る。(図6および図7)興味深いことは、このテストに
おけるAF102Bの有効な効果は、AF64Aによっ
て誘発された空間記憶機能障害におけるものである。し
かるにSDAT患者における主な記憶機能障害は、空間
記憶の損傷であることは注目すべきことである。さらに
8−アーム ラジアルアームメイズ(RAM)における
AF64A(3 n mol/2μl/サイド)によって誘発
された記憶損傷は、AF102B(5mg/kg、ip)では
回復させることができたがフィソステイグミン(0.1
mg/kg)では顕著な効果が得られなかったこともまた重
要なことである(図8および図9)。
【0065】実施例製造例1 カプセル剤 常法により以下の組成を有するカプセル剤を製造した。
【0066】 シス−2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,3’) キヌクリジン塩酸付加塩 10g フィゾスチグミン 0.5g 低置換ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC) 20g 架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム(架橋CMC−Na) 5g ステアリン酸マグネシウム 2g 乳糖 適 量 100g 製造例2 錠剤 常法により、以下の組成を有する錠剤を製造した。
【0067】 シス−2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,3’) キヌクリジン塩酸付加塩 20g フィゾスチグミン 1g 低置換ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC) 10g 結晶性セルロース 15g ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC) 10g ステアリン酸マグネシウム 2g 乳糖 適 量 100g 製造例3 貼布剤 常法により、以下の組成を有する貼布剤を製造した。
【0068】 シス−2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,3’) キヌクリジン塩酸付加塩 20g レシチン 10g プロピオン酸 5g ゼラチン 22g ポリビニルアルコール 5g メチルセルロース 2g グリセリン 20g カオリン 17g ポリアクリル酸ナトリウム 1g ポリブテン 3g 精製水 18g
【0069】
【発明の効果】本発明の中枢神経系疾患治療用の薬剤組
成物は副作用が少なくAF102Bを単独で用いたもの
に比して効果の持続性が大きい。したがって、貼布剤に
よって経皮的に投与する場合には貼布剤の交換の回数が
少なくてすむ。
成物は副作用が少なくAF102Bを単独で用いたもの
に比して効果の持続性が大きい。したがって、貼布剤に
よって経皮的に投与する場合には貼布剤の交換の回数が
少なくてすむ。
【図1】2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−
5,3’)キヌクリジン(シス:トランス)塩酸塩のN
MR(250MHz)スペクトルでる。
5,3’)キヌクリジン(シス:トランス)塩酸塩のN
MR(250MHz)スペクトルでる。
【図2】AF102B塩酸塩のNMR(250MHz)
スペクトルでる。
スペクトルでる。
【図3】AF102A塩酸塩のNMR(250MHz)
スペクトルでる。
スペクトルでる。
【図4】消去試験におけるAF102B(interalia )
についての記憶保持テストの潜伏期の測定結果を示すも
のである。
についての記憶保持テストの潜伏期の測定結果を示すも
のである。
【図5】「消去+潜伏消去」試験におけるAF102B
についての記憶保持テストの潜伏期の測定結果を示すも
のである。
についての記憶保持テストの潜伏期の測定結果を示すも
のである。
【図6】AF64A−およびCSF−注射グループのフ
ィソスティグミン投与後の2つのトライアルのブロック
における脱出潜伏期の測定値を示すものである。
ィソスティグミン投与後の2つのトライアルのブロック
における脱出潜伏期の測定値を示すものである。
【図7】AF64A−およびCSF−注射グループのA
F102B(1mg/kg、ip)投与後の、2つのトライア
ルのブロックにおける脱出潜伏期の測定値を示すもので
ある。
F102B(1mg/kg、ip)投与後の、2つのトライア
ルのブロックにおける脱出潜伏期の測定値を示すもので
ある。
【図8】AF64A−およびCSF−注射ラットの、A
F102B(5mg/kg、ip)投与後の、8−アームラジ
アルアームメイズにおける平均エラーを示すものであ
る。
F102B(5mg/kg、ip)投与後の、8−アームラジ
アルアームメイズにおける平均エラーを示すものであ
る。
【図9】AF64A−およびCSF−注射ラットの、塩
水またはフィソスティグミン投与後の8−アームラジア
ルアームメイズにおける平均エラーを示すものである。
水またはフィソスティグミン投与後の8−アームラジア
ルアームメイズにおける平均エラーを示すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31:40) (A61K 31/435 31:47) (A61K 31/435 31:14) (A61K 31/435 31:685) (72)発明者 エリアフ ヘルドマン イスラエル国 レホヴォット スミランス キ ストリート 5 (72)発明者 アハロン レヴィ イスラエル国 ハナン モシャヴ ベイス (番地なし) (72)発明者 ヨナ グルンフェルド イスラエル国 レホヴォット スピノザ ストリート 21
Claims (3)
- 【請求項1】 シス−2−メチルスピロ(1,3−オキ
サチオラン−5,3’)キヌクリジンまたはその薬学上
使用可能な酸付加塩と、フィソスティグミン、テトラヒ
ドロアミノアクリジン、コリン、レシチン、ピラセタ
ム、アニラセタム、プラミラセタム、オキシラセタム、
4−アミノピリジン、3,4−ジアミノピリジンおよび
ソマトスタチンから選択された1種以上の化合物と、不
活性担体または希釈剤とからなる中枢神経系疾患治療用
薬剤組成物。 - 【請求項2】 低分子脂肪酸を含有し、経皮的投与に適
する、請求項1に記載された薬剤組成物。 - 【請求項3】 前記シス−異性体を0.5〜500mg含
有し、単位投与量の形態である、請求項1に記載された
薬剤組成物。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IL75166 | 1985-05-10 | ||
| IL75166A IL75166A (en) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 2-substituted spiro(1,3-oxathiolane-5,3-quinuclidine)derivatives,their preparation and pharmaceutical compositions containing them and 3-hydroxy-3-mercaptomethylquinuclidine as intermidiate therefor |
| IL7756886 | 1986-01-10 | ||
| IL77568 | 1986-01-10 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9842986A Division JPH0725767B2 (ja) | 1985-05-10 | 1986-04-30 | キヌクリジン誘導体 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07223953A true JPH07223953A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=26321442
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9842986A Expired - Lifetime JPH0725767B2 (ja) | 1985-05-10 | 1986-04-30 | キヌクリジン誘導体 |
| JP6211194A Pending JPH07223953A (ja) | 1985-05-10 | 1994-09-05 | 中枢神経系疾患治療用薬剤組成物 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9842986A Expired - Lifetime JPH0725767B2 (ja) | 1985-05-10 | 1986-04-30 | キヌクリジン誘導体 |
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| US (1) | US4855290A (ja) |
| EP (1) | EP0205247B1 (ja) |
| JP (2) | JPH0725767B2 (ja) |
| AT (1) | ATE83485T1 (ja) |
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| DE (1) | DE3687288T2 (ja) |
| DK (1) | DK173084B1 (ja) |
| ES (1) | ES8703461A1 (ja) |
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