JPH07224103A - トナー樹脂の製造方法 - Google Patents

トナー樹脂の製造方法

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JPH07224103A
JPH07224103A JP6037524A JP3752494A JPH07224103A JP H07224103 A JPH07224103 A JP H07224103A JP 6037524 A JP6037524 A JP 6037524A JP 3752494 A JP3752494 A JP 3752494A JP H07224103 A JPH07224103 A JP H07224103A
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JP
Japan
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resin
polymerization initiator
meth
molecular weight
polymerization
Prior art date
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Pending
Application number
JP6037524A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyo Ishigaki
秀世 石垣
Shuji Suyama
修治 須山
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 残存単量体が少なく臭気のないトナー用樹脂
を得る。 【構成】 スチレンと(メタ)アクリル酸不飽和エステ
ルとの単量体混合物より懸濁重合によりトナー用樹脂を
製造するに際し、重合開始剤として 【化3】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトナー用樹脂に用いられ
る高分子量樹脂の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来乾式トナー用樹脂に関しては数多く
の発明がなされている。しかしながら、最近複写機及び
記録装置に対し、処理情報の増大に伴う処理速度の高速
化から、複写スピードの向上が望まれている。そのため
トナー用樹脂としては、従来よりも高い性能のものが要
望されている。スチレンと(メタ)アクリル酸エステル
との共重合体を主成分とするトナー用樹脂としては耐オ
フセット性、耐ブロッキング性及び定着性を高めるため
に、分子量分布の大きい樹脂が有用であることが知られ
ている。そのような樹脂を得る方法としては、低分子量
樹脂及び高分子量樹脂を夫々製造し、得られた樹脂をブ
レンドする方法、あるいは低分子量樹脂を溶解したビニ
ル単量体を重合させる方法等が知られている。又高分子
量樹脂を得るために重合開始剤としては特開平2−32
108号公報及び特開平2−67302号公報には2,
2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルペルオキシシクロヘ
キシル)プロパンを用いる方法が開示されている。又特
開昭58−72155号公報には2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、2,5
−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘキ
サン、1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−3,3,5
−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ジ−t−オクチ
ルペルオキシ−2−メチルシクロヘキサン等の二官能ペ
ルオキシドを、用いる方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−32108
号公報、特開平2−67302号公報及び特開昭58−
72155号公報の方法は、何れも懸濁重合により実施
したとき、重合後の単量体の残存が比較的多いため製品
に単量体の臭気が残るという問題がある。又重合後の単
量体を減らすために重合温度を高めようとすると、反応
装置の耐圧性を高めることが必要となり、装置コストの
増加及び熱エネルギーの効率の低下等の問題が生じる。
又同目的で重合開始剤の添加量を多くした場合には、開
始剤分解物の臭気が問題となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
法の問題点を長期にわたって研究した結果、特定のペル
オキシケタールを重合開始剤として用いることにより、
上記の問題点を解決し、本発明を完成するに至った。即
ち、本発明は、スチレンと(メタ)アクリル酸エステル
との単量体混合物より懸濁にてトナー用樹脂を製造する
に際し、重合開始剤として一般式
【化2】 で示される化合物を用いることを特徴とするトナー用樹
脂の製造方法に関する。
【0005】本発明において重合開始剤として用いられ
る化2で示される化合物としては、例えば1,1−ジ−
t−ブチルペルオキシ−2−メチルシクロヘキサン、
1,1−ジ−t−ヘキシルペルオキシ−2−メチルシク
ロヘキサン、1,1−ジ−t−アミルペルオキシ−2−
メチルシクロヘキサン等が挙げられる。又、前記重合開
始剤の他に従来から用いられている重合開始剤を併用、
あるいは重合後半に追加使用することもできる。併用あ
るいは追加使用可能な重合開始剤としては、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルペルオキ
シ)ヘキサン、t−ブチルペルオキシピバレート、t−
ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、ベンゾ
イルペルオキシド、ラウロイルペルオキシド、3,5,
5−トリメチルヘキサノイルペルオキシド、1,1−ジ
−t−ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン、t−ブチルペルオキシイソプロピルカーボ
ネート等を挙げることができる。併用あるいは追加する
重合開始剤の割合は、(化2)で示される重合開始剤過
酸化結合1モルに対し過酸化結合0.5モル以下が好ま
しい。0.5モルを越えて使用すると、高分子量化と残
存単量体量の低下の効果を両立させることができない。
【0006】本発明において用いられる(メタ)アクリ
ル酸エステルとしては、メチルアクリレート、エチルア
クリレート、プロピルアクリレート、n−ブチルアクリ
レート、sec−ブチルアクリレート、イソブチルアク
リレート、n−オクチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレート、ラウロイルアクリレート、メチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタク
リレート、n−ブチルメタクリレート、sec−ブチル
メタクリレート、イソブチルメタクリレート、n−オク
チルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレー
ト、ラウロイルメタクリレート等が挙げられる。本発明
においてスチレンと(メタ)アクリル酸エステルとはス
チレン1モルに対して(メタ)アクリル酸エステル0.
1〜0.5モルの範囲であることが好ましい。0.1モ
ル未満ではトナーの定着性が低下し、又0.5モルを越
えるとトナーのブロッキングが起こり易くなる。尚、ス
チレンと(メタ)アクリル酸エステルとは必ずしも単量
体のみに限らず、両者よりなる低分子量の樹脂が含まれ
ていてもよい。尚樹脂量は単量体に対して最大で200
重量%である。200重量%を越えると樹脂の単量体溶
液の初期粘度が高くなり良好な懸濁状態ができない。又
重合体の重量平均分子量は30000以下が好ましく3
0000を越えるとトナーの定着性が低下する。
【0007】本発明において、重合開始剤の使用量は用
いられる単量体の種類、組み合わせにより異なるが通常
単量体1kgに対し、0.005〜0.2モル好ましく
は0.01〜0.1モル程度が適当である。0.005
モル未満では、残存する単量体が増加し、0.2モルを
越えると重合速度の調節が困難になる。
【0008】本発明において重合は懸濁重合に限られ
る。重合温度は50〜130℃が用いられ、一定温度あ
るいはプログラム昇温重合が用いられる。50℃未満で
は重合速度が低下し、130℃を越えると反応槽の圧力
が増加し何れも好ましくない。
【0009】
【発明の効果】本発明のトナー用樹脂の製造方法は、高
分子量で且つ、残存する単量体が少なく、臭気の少ない
樹脂を得ることができるため工業的利用価値は極めて高
い。
【0010】
【実施例】次に本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。尚各例中、部、%は特に断らない限り重量部及び重
量%を示す。又例中の略号は以下の化合物を示す。 BuMC:1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−2−メ
チルシクロヘキサン AmMC:1,1−ジ−t−アミルペルオキシ−2−メ
チルシクロヘキサン HxMC:1,1−ジ−t−ヘキシルペルオキシ−2−
メチルシクロヘキサン OcMC:1,1−ジ−t−オクチルペルオキシ−2−
メチルシクロヘキサン PTA :2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルペル
オキシシクロヘキシル)プロパン 25B :2,5−ジメチル−2,5−ジ(−t−ブチ
ルペルオキシ)ヘキサン 25Z :2,5−ジメチル−2,5−ジ(−t−ベン
ゾイルペルオキシ)ヘキサン 3M :1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン BPO :ベンゾイルペルオキシド (以上の重合開始剤の内BPOは単官能ペルオキシド、
PTAは四官能ペルオキシドであり、その他は二官能ペ
ルオキシドである。) St :スチレン BA :n−ブチルアクリレート BMA :n−ブチルメタクリレート
【0011】〈実施例 1〉5Lオートクレーブにイオ
ン交換水2L、リン酸カルシウム10g、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ(日本油脂(株)製、商品名ニュ
ーレックスR)0.4g、BuMC 13.0g、St
800g及びBA 200g(原料単量体1kgに対
し重合開始剤0.05モル)を入れ、空間部を窒素置換
した後、攪拌しながら100℃で3時間重合を行った。
冷却後、内容物を取りだし、塩酸で洗浄し、水洗、乾燥
した。得られた樹脂について、GLCにより残存単量体
を定量した結果、残存単量体は原料単量体の0.05%
であった。又GPCで分子量を測定した結果、数平均分
子量は131000、重量平均分子量は298000で
あった。得られた重合物に単量体の臭気はなく、トナー
用樹脂としては好適である。原料、結果を表1に示す。
【0012】〈実施例 2〜10及び比較例1〜10〉
表1,表2に示す単量体及び重合開始剤を使用した以外
は実施例1に準じて実施した。その結果は表1、表2の
通りである。実施例2〜5及び7〜10で得られた重合
物は単量体の臭気はなかったが、実施例6、実施例1〜
5及び7〜9で得られた重合物にはスチレン臭及びブチ
ルアクリレート臭があった。又比較例10で得られた重
合物にはスチレン臭及びブチルメタクリレート臭があっ
た。又比較例6で得られた重合物には重合開始剤の分解
物の臭気が認められた。実施例1〜5と比較例1〜4、
実施例7,8と比較例9及び実施例10と比較例10の
結果から重合開始剤として従来の多官能ペルオキシドを
用いる方法は、比較的高い分子量体が得られるが残存す
る単量体が多いことが判る。又実施例1と比較例5の結
果から重合開始剤としてOcMCを用いたものは、分子
量も小さく又残存する単量体が多いことが判る。又比較
例1と比較例6の結果から重合開始剤の添加量を増加さ
せたとき残存単量体を低下させることはできるが分子量
も同時に低下してしまうと共に重合開始剤の分解物が多
く残ることが判る。又実施例1〜5と比較例7,8の結
果から25B及び25Zは使用量を増しても尚残存単量
体が多く残ることが判る。又実施例9から従来の重合開
始剤を併用しても残存単量体が少なく高分子量体が得ら
れることが判る。
【0013】〈実施例 11〉表1に示すように実施例
1において、St 800g及びBA 200gの代わ
りに、溶液重合法により製造した重量平均分子量110
00のSt/BA(8:2)共重合体1000gをSt
800gとBA 200gの単量体混合物に溶解した
溶液を用い、BuMCの使用量を19.5gに変えた他
は実施例1に準じて実施した。その結果は表1に示すよ
うに残存単量体は0.02%であった。又GPCで分子
量を測定した結果、ピークは2山になり高分子量側の重
量平均分子量は335000であった。得られた重合物
に単量体の臭気はなかった。
【0014】〈比較例 11〉表2に示すように実施例
11においてBuMCの代わりにPTA 21.0gを
使用した以外は実施例11に準じて実施した。その結果
は表2に示すように残存単量体は4.80%であった。
又GPCで分子量を測定した結果ピークは2山になり高
分子量側の重量平均分子量は385000であった。得
られた重合物にはスチレン臭及びブチルアクリレート臭
があった。実施例11及び比較例11より本発明の方法
は、低分子量共重合体の存在下においても、残存モノマ
ーが少ないことが判る。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】表1、表2を比較することにより本発明の
重合開始剤を用いてスチレンと(メタ)アクリル酸エス
テルとを懸濁重合して得られた樹脂はトナー用として優
れた性質を持つことが明らかになった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/087

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレンと(メタ)アクリル酸エステル
    との単量体混合物より懸濁重合によりトナー用樹脂を製
    造するに際し、重合開始剤として一般式 【化1】 で示される化合物を用いることを特徴とするトナー用樹
    脂の製造方法。
JP6037524A 1994-02-14 1994-02-14 トナー樹脂の製造方法 Pending JPH07224103A (ja)

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JP6037524A JPH07224103A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 トナー樹脂の製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5955234A (en) * 1996-10-09 1999-09-21 Canon Kabushiki Kaisha Toner for developing electrostatic image, and image forming method
JP2007065633A (ja) * 2005-08-01 2007-03-15 Canon Inc トナー
JP2010202811A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Sekisui Plastics Co Ltd 収縮抑制剤用スチレン−アクリル系樹脂粒子

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5955234A (en) * 1996-10-09 1999-09-21 Canon Kabushiki Kaisha Toner for developing electrostatic image, and image forming method
JP2007065633A (ja) * 2005-08-01 2007-03-15 Canon Inc トナー
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