JPH0722420Y2 - 家屋骨組における柱構造 - Google Patents

家屋骨組における柱構造

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JPH0722420Y2
JPH0722420Y2 JP1989016138U JP1613889U JPH0722420Y2 JP H0722420 Y2 JPH0722420 Y2 JP H0722420Y2 JP 1989016138 U JP1989016138 U JP 1989016138U JP 1613889 U JP1613889 U JP 1613889U JP H0722420 Y2 JPH0722420 Y2 JP H0722420Y2
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智和 西尾
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、家屋のコーナ部に位置するコーナの柱と、そ
の間に配される中の柱との共通化を可能とし、柱品種の
削減を計りうる家屋骨組における柱構造に関する。
〔従来の技術〕
例えば第4図(a)に示すように集合住宅等の家屋本体
部aに連設される廊下、ベランダ等の付属部bの骨組に
あっては、本体部aの側端面と平行かつ一直線上に立設
されるコーナの柱d1及び中の柱d2…の各上端間を横の梁
e1…によって、又各上端、本体部a間を縦の梁e2…によ
って夫々連結される。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながらこのような各柱d1、d2は、横の梁e1…の連
結方向が一方向側及び両方向側と異なるため、夫々異な
る品種の柱の使用が必要となる。すなわちコーナの柱d1
には第4図(b)に示すように横の梁e1連結用の取付片
fが柱基体の側面から一方向側に張出して一体に固着さ
れたものが、又中の柱d2には第4図(c)に示すよう
に、取付片f、fが側面から両方向側に張出して一体に
固着されたものが夫々用いられる。なお左右のコーナの
柱d1、d1においても取付片fの張出し方向によって種類
が異なる。
従って従来、このような品種の増加によって柱の生産能
率、管理能率が大巾に低下するいう問題があった。
さらにこのものは、取付片fが基体側面から張出すた
め、輸送、搬送等における取扱い性が極めて悪く、しか
も事故等の原因となり、又時に他の部材との衝接により
変形を招くなど品質安定性にも劣るものであった。
本考案は、上単に柱の巾と同巾の立片を具える柱頭金具
を固定した柱を用いることを基本として、コーナの柱及
び中の柱の共通化を計ることができ、前記問題点を解決
しうる家屋骨組における柱構造の提供を目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、、本考案の家屋骨組におけ
る柱構造は、家屋のコーナ部に位置するコーナの柱及び
コーナの柱間かつコーナの柱と一直線上に並び家屋の平
面部を形成するとともにコーナの柱と水平断面が同形の
中の柱の各上端に、各柱の上面と同形の下片と、該下片
から立上がりかつ前記直線と同方向しかも柱の巾と同巾
であって柱間に配する梁連結用の継ぎ板を固定する複数
の孔部を有する立片と、該立片と直角かつ該立片と下片
とを前記直線方向中間位置で継ぎ前記直線と直角な向き
の梁を固定する複数の孔部を有する取付片とを有する柱
頭金具が、前記下片を柱の上面に固定することにより取
付けられるとともに、前記継ぎ板は、前記コーナの柱上
端に取付く前記柱頭金具の立片にボルト止めされこの立
片の前記中の柱に向く側縁んからはみ出す平板状の短寸
の継ぎ板と、前記中の柱上単に取付く前記柱頭金具の立
片にボルト止めされこの立片の両側縁からはみ出す平板
状の長寸の継ぎ板とを含む。
〔作用〕
このように柱上端に取付く柱頭金具は、柱の上面と同形
かつ該上面に固定される下片に、柱と同巾をなしかつ各
柱が並び直線と同方向に立上がる立片と、該立片と直角
かつ立片、下片間を継ぐ取付片とを設けているため、柱
側面から外に張出すことがなく、柱の取扱い性、安全性
等を大巾に高めるとともに、品質の安定化を計りうる。
又このものは立片及び取付片に設ける孔部によって柱を
立設する現場作業等において梁の連結方向に応じて水平
長さの異なる継ぎ板をボルトを用いて選択して取付ける
ため、柱の品種の削減を可能とし、生産能率等の向上を
計ることができる。
〔実施例〕
以下本考案の柱構造が第1に示すように家屋Hの本体部
aに連結される廊下である付属部bの骨組2に用いる柱
3に採用される場合を例にとり、図面に基づき説明す
る。
なお前記家屋Hは、本例では3階建の集合住宅であっ
て、骨組2は本体部aの外側面S1、S1の延長線上に位置
しかつ該外側面S1と直角に向く本体部aの外端面S2と等
距離隔たる付属部bの各コーナ部5で立設する一対のコ
ーナの柱3A、3Bと、該コーナの柱3A、3B間を結ぶ直線l
上に並んで立設する中の柱3C…とを具える。なお該中の
柱3C…は各柱3間にてすり枠6…を架け渡すことによ
り、該手すり枠6と協働して家屋Hの平面部7すなわち
本例では付属部bの外端面を形成する。(なおコーナの
柱3A、3B、中の柱3Cを総称して柱3という。) 又骨組2は隣り合う柱3…の各上端間を前記直線lと同
方向に向く横の梁9…によって、又各上端と本体部aと
を直線lと直角に向く縦の梁10…によって夫々連結し、
骨組構造強度の強化が計られている。
又前記各柱3は第2図に示すように、夫々水平断面が同
形な、本例では角管鋼からなる基体12の下端に、布基礎
F上端から突出するアンカーボルトに固着される脚台13
を設けるとともに、上単に前記梁9、10を夫々連結する
柱頭金具15を固定した基柱16を具える。
柱頭金具15は第3図に示すように、基体12の上面と同形
な下片19を有し、該下片19上面には、前記基体12と同巾
をなしかつ前記平面部7に臨む下片19の外端から直線l
と同方向に向いて立上がる矩形板状の立片20と、該立片
20と直角に向きかつ該立片20と前記下片19とを基体12の
中心を通って、即ち下片19の前記直線l方向中間位置で
継ぐ矩形板状の取付片21とを一体に設けている。
又前記各立片20及び取付片21には、夫々横の梁9を連結
する継ぎ板22又は23固定用の複数、本例では4つの孔部
25…、及び縦の梁10を連結する継ぎ板26固定用の複数、
本例では2つの孔部27、27が夫々透設され、柱頭金具15
は下片19と基体12上面とを例えば溶着することにより、
基体12側面から外方に張出すことなく基体12上端に強固
にかつ一体に取付けられる。なおボルトを用いて固定す
ることもできる。従って基柱16は、柱頭金具15の基体12
側面からの張出しを防止することにより、その取扱いを
便宜としかつ安全性を高めるとともに品質を安定化しう
る。
又このような基柱16は、現場作業時において、前記柱頭
金具15に継ぎ板16を又継ぎ板22、23を選択してボルト止
めすることにより第2図に示すように、コーナの柱3A、
3B及び中の柱3Cとして使用される。
前記継ぎ板22は短寸な横長さを有する矩形板状の基板30
にボルト挿通用の透孔31…を穿設してなり、コーナの柱
3A、3Bは夫々前記継ぎ板22をその一端を向き合う側に突
出して、即ち立片20の前記中の柱3Cに向く側縁からはみ
出させて該立片20にボルト止めする。
又継ぎ板23は、長寸な基板32に透孔33を具え、中の柱3C
…を前記継ぎ板23をその両端部を立片20の両側縁からは
み出させて該立片20にボルト止めしている。
従って柱頭金具15に取付く継ぎ板22、23のはみ出し部
に、例えばI形鋼からなる横の梁9のウエブの一端部を
ボルト止めすることにより、各柱3…間を連結できる。
又継ぎ板26は、本例では前記継ぎ板22と同形状であり、
コーナの柱3A、3B及び中の柱3Cは、夫々継ぎ板26を、そ
の一端を本体部側に突出して前記取付片21にボルト止め
しており、前記本体部aの外端面S2に固着されるL字状
の固定片25を後縁に有する縦の梁10のウエブ前端部と継
ぎ板26の突出部とをボルト止めすることにより各柱3と
本体部aとを連結できる。又本例では各柱3には、家屋
Hの2階部、3階部の廊下床面を形成する床材36固定用
の支持片37…が継ぎ板22、23、26と同様に現場にてボル
ト止めされる。
なお支持片37は基体12側面にボルト止めされる基片部37
Aの一側縁で支持片部37Bを折曲げた断面L字状をなし、
コーナの柱3A、3Bには、各支持片部37Bを、前記継ぎ板2
2、26の突出部と同方向に、又中の柱3Cには継ぎ板23の
突出部と同方向に向けて夫々固定される。
このように、上端に柱頭金具15を固着した基柱16を共通
して用い、該基柱16の柱頭金具15に、継ぎ板22、23を選
択してボルト止めすることによってコーナの柱3A、3B、
中の柱3Cとして使用しているため、柱品種を削減するこ
とができ、生産能率、管理能率等を大巾に向上しうる。
しかも基柱16自体には梁9、10連結用の取付部分の側面
からの張出しがなく、従って、その取扱い性を高めるこ
とができ、又安全性の向上及び品質の安定化にも役立
つ。なおこのような柱の構造は、廊下の他ベランダ等の
付属部bの骨組に採用しうる他、家屋本体部aの骨組に
使用することもできる。
〔考案の効果〕
叙上のごとく本考案の家屋骨組における柱構造は、梁連
結用の2種類の継ぎ板を選択してボルト止めしうる立片
を有する柱頭金具を具えているため、コーナの柱、中の
柱の共通化を計ることができ、柱品種の大巾な削減を可
能とする。又このような柱頭金具は柱側面から外方に張
出すことなく、その取扱いを便宜とし、又安全性を高め
るとともに品質の安定化を計りうる他、柱頭金具の取付
片は、立片と下片とをその中間位置で継ぐため、例えば
この取付片に取付く梁の長手方向を通る中心線をコーナ
の柱及び中の柱の中心線と同一垂直面内で合わせること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図はその
骨組の一部を示す斜視図、第3図は柱頭金具を拡大して
示す斜視図、第4図(a)〜(c)は従来技術を説明す
る斜視図である。 3A、3B……コーナの柱、3C……中の柱、5……コーナ
部、7……平面部、9、10……梁、H……家屋、l……
直線、15……柱頭金具、19……下片、20……立片、21…
…取付片、22、23、26……継ぎ板、25、27……孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋のコーナ部に位置するコーナの柱及び
    コーナの柱間かつコーナの柱と一直線上に並び家屋の平
    面部を形成するとともにコーナの柱と水平断面が同形の
    中の柱の各上端に、各柱の上面と同形の下片と、該下片
    から立上がりかつ前記直線と同方向しかも柱の巾と同巾
    であって柱間に配する梁連結用の継ぎ板を固定する複数
    の孔部を有する立片と、該立片と直角かつ該立片と下片
    とを前記直線方向中間位置で継ぎ前記直線と直角な向き
    の梁を固定する複数の孔部を有する取付片とを有する柱
    頭金具が、前記下片を柱の上面に固定することにより取
    付けられるとともに、前記継ぎ板は、前記コーナの柱上
    端に取付く前記柱頭金具の立片にボルト止めされこの立
    片の前記中の柱に向く側縁からはみ出す平板状の短寸の
    継ぎ板と、前記中の柱上端に取付く前記柱頭金具の立片
    にボルト止めされこの立片の両側縁からはみ出す平板状
    の長寸の継ぎ板とを含んでなる家屋骨組における柱構
    造。
JP1989016138U 1989-02-14 1989-02-14 家屋骨組における柱構造 Expired - Lifetime JPH0722420Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57123404U (ja) * 1981-01-26 1982-07-31
JPS5922014A (ja) * 1982-07-29 1984-02-04 Canon Inc 可変焦点カメラのチヤ−ジ機構

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JPH02107630U (ja) 1990-08-27

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