JPH0722430Y2 - コーナ用部材 - Google Patents

コーナ用部材

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JPH0722430Y2
JPH0722430Y2 JP1990007380U JP738090U JPH0722430Y2 JP H0722430 Y2 JPH0722430 Y2 JP H0722430Y2 JP 1990007380 U JP1990007380 U JP 1990007380U JP 738090 U JP738090 U JP 738090U JP H0722430 Y2 JPH0722430 Y2 JP H0722430Y2
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洋 中田
隆吉 佐藤
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昭和電工建材株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建築物構造躯体外側面と、外壁材との間に設
けられている通気層を、外気と連通させる外壁の出隅、
或は入隅に設けられているコーナ換気孔に取付けられ、
通気層内に雪、雨水等が侵入するのを防止するコーナ用
部材に関する。
〔従来の技術〕
一般に建物の耐久性向上のため通気層工法が行われてい
る。通気層工法は、第22図および第23図に示すように、
構造躯体1の外側面に付け胴縁2を介して外壁材3を取
付けて通気層4を形成し、外壁材3によって形成される
外壁5の上部に、横に長い長方形の換気孔6を設けて通
気を行い構造躯体1が湿気を帯びるのを防止するのと同
時に、寒冷地にあっては窯業系サイディング材に凍害が
生ずるのを防止している。
従来、上記換気孔6は外壁の最上部の外壁平面部分に設
けられ、換気孔下面および外壁内面を保護する保護板7
が取付けられ、また、換気孔6の上部にはフード板8が
取付けられ、外からの風圧によって雨水等が通気層4内
に侵入するのを防止している。なお、図中9は軒天井板
である。
しかし上記従来のフード板8を取付けた換気孔6は、通
気層4内の空気を置換して構造躯体1を保護するが、強
風雨、吹雪等の強風を伴う場合には、雨水、雪が通気層
4内に侵入するのを防止出来ないばかりでなく、外壁外
部にフード板8が突出しているため、外観が損なわれる
等の欠点があった。
そのため本考案者等は、先に外観に優れ、強風下におい
ても雨水や雪などが通気層内に侵入することのない、換
気孔用部材を提案した(実願昭63−90571,実願平1−12
1579)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、近時、建物の形状の複雑化と、通気層を
通って排出される空気量を増大して構造躯体の保護力を
高めるため、第24図および第25図に示すように建物の出
隅41、或は入隅42にもコーナ換気孔43を設けることが要
求されるようになっている。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、建物の出
隅、入隅に設けられたコーナ換気孔に取付けられ、強風
下においても雨水、雪等がコーナ換気孔43を介して通気
層内に侵入するのを防止する、外観の優れたコーナ用部
材を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案のコーナ用部材は、 建築物の構造躯体外側面と、これに間隔を設けて取付け
られた外壁とによって形成される通気層を外気に連通さ
せる、上記外壁の出隅、或は入隅の屈折している両側に
わたって設けられた、所定の高さの横断面がL字状のコ
ーナ換気孔に取付けられるコーナ用部材であって、 上記コーナ換気孔の内側に沿って取付けられる第1部材
と、この第1部材に所定の間隔を設けて配置される第2
部材と、これら第1、第2部材を相互に所定の位置関係
に保持せしめて係止する係止部材とからなり、 第1部材は、上記外壁のコーナのなす角度と同じ角度に
折曲され、高さが上記コーナ換気孔より小さく、両側が
上記コーナ換気孔の内側両側に接する寸法の横断面がL
字状の第1広幅板部と、この第1広幅板部のL字状の上
下方向の一方の縁に、第1広幅板部の外側に向かって突
出し、 第1広幅板部に対してほぼ直角に取付けられた所定幅の
第1細幅板部と、第1広幅板部の外側面に上記第1細幅
板部と同じ方向、かつ第1細幅板部にほぼ平行に突設さ
れた、先端に係止部が形成されている第1邪魔板とを有
し、 第2部材は、上記第1部材の第1広幅板部に対して所定
の間隔が設けられ、かつ対向して平行に位置する横断面
がL字状の上記コーナ換気孔の高さより小さい高さの第
2広幅板部と、この第2広幅板部の、上記第1広幅板部
の第1細幅板部と反対側のL字状の縁に、第1部材側
に、第2広幅板部に対してほぼ直角に突設された第1細
幅板部とほぼ同じ幅の第2細幅板部と、上記第2広幅板
部の面に、上記第2細幅板部にほぼ平行かつ同じ側に突
設された、先端に係止部が形成されている第2邪魔板と
を有し、 係止部材は、ピース状で、上記対向する第1、第2邪魔
板のそれぞれの先端係止部を把持して上記第1、第2広
幅板部の間隔を上記細幅板部の幅とほぼ同じで、かつ第
1、第2部材を所定の相互位置関係に保持する把持部を
有する。
〔作用〕
本考案のコーナ用部材は上記の構成となっているので、
外壁の出隅、或は入隅に設けられたコーナ換気孔に、係
止部材によって係合されたコーナ用部材が嵌合され、通
気層は、第1、第2邪魔板を介して外気と連通される。
この際、雨水等を伴う強風がコーナ換気孔に吹付けて
も、雨水等は上記第1、第2邪魔板によって形成される
通路を通過する過程で除去される。また、出隅と入隅の
なす角は通常90°で同じであるので、出隅と入隅に、上
下方向を変えて取付けることによって、同じコーナ用部
材を用いることが可能である。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案を詳しく説明する。
第1図および第2図は、出隅41に使用されるコーナ用部
材の第1部材11および第2部材21の斜視図である。図中
符号12は、長方形の板材を出隅を形成する外壁面と同じ
角度に折曲された横断面がL字状の第1広幅板部であ
る。この第1広幅板部12の高さは出隅のコーナ換気孔43
の高さより小さく、これをコーナ換気孔43に嵌合した場
合、両端縁がコーナ換気孔の両側に当接する寸法となっ
ている。この第1広幅板部12のL字状の下縁には、第1
広幅板部12の外側面13にほぼ直角、かつ上記第1広幅板
部12の外側方向に、所定幅の第1細幅板部14が突設され
ている。また、第1広幅板部12の外側面13には、第1細
幅板部14とほぼ平行で、先端に断面円形の係止部15aが
形成された、所定幅の2枚の第1邪魔板15,15が取付け
られている。
また第2部材21は、上記第1広幅板部12と平行に、かつ
面23を対向して、第2広幅板部22が設けられている。こ
の第2広幅板部22のL字状の上縁には、上記第1細幅板
部14と同じ幅で第1広幅板部12と対向する方向に突出
し、第2広幅板部22に直角な第2細幅板部24が設けられ
ている。また、第2広幅板部22の上記第2細幅板部24が
突出する側の面23には、第2細幅板部24と平行で、先端
に断面が円形の係止部25aが形成されている第2邪魔板2
5,25が設けられている。
また、第3図(a),(b),(c),(d)は、第1
部材11の第1邪魔板15の係止部15aと、第2部材21の第
2邪魔板25の係止部25aとを把持連結するピース状の係
止部材31の一部の例を示す斜視図で、把持部31aは、上
記第1、第2部材11,21の第1、第2邪魔板の係止部15
a,25aを把持可能なように円環状となっている。
上記第1部材11と第2部材21との第1、第2邪魔板を対
向させ、かつ上下方向の間隔をおいて、上記係止部材31
の把持部31aによって係止部15a,25aを把持せしめると、
第1、第2部材は強固に固定され、第4図に斜視図、第
5図に横断面L字状の一方の側の縦断面図を示すよう
に、コーナ換気孔43に開口する第1開口部51、および大
気に開口する第2開口部52が形成された出隅用部材44が
形成される。
なお、上記出隅用部材44の第1、第2部材は、出隅の角
度に合わせて、縦断面形状の同じものをL字状に一体化
して形成されたものであり、以下その構造を示す場合に
は、上記第5図に示すように、L字状の一方の側の縦断
面によって示す。
また、入隅用部材は、第6図ないし第8図に示すよう
に、出隅用部材44の第2部材21を入隅の第1部材11と
し、出隅用部材44の第1部材11を第2部材21とすれば、
入隅用部材45となるので、その説明を省略し、以下出隅
用部材44を代表例として、出隅或は入隅の換気孔に取付
けられるコーナ用部材を説明する。
第9図は、第1、第2部材11,21および係止部材31より
なる出隅用部材44をコーナ換気孔に取付けた状態を示す
縦断面図で、第5図と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。
先ず、第1部材11の第1広幅板部12をビス53によって付
け胴縁2に止め付け、第1細幅板部14と外壁材3との間
の空隙にバックアップ材54を装填し、その前面にシーリ
ング材55を充填して水の侵入を防止する。次いで、第2
部材21の第2細幅板部24を換気孔43の上面に向けるとと
もに係止部材31を適宜選んで把持部31aに、上記邪魔板
の係止部15a,25aを嵌合し、第2部材を固定する。この
操作によってコーナ換気孔43に出隅用部材44がセットさ
れるが、第2部材21はコーナ換気孔上面等、外側からも
支持され得るので、その被支持力は強い(特に図示はし
ていない)。なお、第9図の場合は軒天井9はコーナ用
部材取付後施工する。
上記係止部材31はピース状で幅が小さく、相当数使用し
て、第1、第2部材11,21を強固に接続しても通気には
何等影響なく、通気層4は、第1、第2部材11,21によ
って形成される第1開口部51、第1、第2邪魔板15,25
によって形成されるジクザク孔56、第2開口部52によっ
て外気と連通され、通気層4内の換気はスムースに行わ
れる。また吹雪などが換気孔に吹付けても、雪等はジク
ザク孔56に阻止され、通気層4には達しない。
上記図では、第2部材の係止部25aのうちの1つは係止
部材31によって把持されていないが、風が比較的強くな
い地方ではこれで充分な強度が得られる。しかし、激し
い吹雪があるような地方では、第10図に示すように、第
1、第2部材の係止部15a,25aをすべて連結する第3図
(b)に示す係止部材31が用いられる。その際ビス53を
2段として内側部材11の留付け強度を高めるのが好まし
い。
第11図は、付け胴縁2と第1部材11の第1広幅板部12と
の間にスペーサ57を入れて留め付け、ジグザグ孔56の間
隔を狭くしたもの、第12図は、第1部材の第1細幅板部
14の先端に、第1細幅板部に対して直角に所定幅の第1
立上がり板部16を形成し、これを外壁外面に当接して雨
水の侵入を防止し、シーリング材等を使用しなくてもよ
いようにしたものである。
さらに、第13図に示すように、第1、第2細幅板部14,2
4の先端縁にそれぞれ第1、第2立上がり板部16、26を
形成し、雨水等の侵入を防止することも出来る。
上記出隅用部材は、邪魔板の長さを変えそれと対応した
係止部材を用いることによりジグザグの程度をさらに高
めることが出来、また邪魔板の枚数を増加することも可
能である。
また、上記、出隅用部材44において第1部材11の第1細
幅板部14と第1広幅板部12の内側面のなす角度90°より
僅か大きくしておくと、ジグザグ孔56で捕集された水は
外壁外側に流れる。さらに第1、第2邪魔板15,25の上
面を係止部15a,25a方向に、下方に向かって僅か傾斜し
たり、或は、第1、第2邪魔板15,25を係止部15a,25aに
向かって次第に薄くなるように形成しておけば、第1、
第2邪魔板15,25に捕集された水は流れて下方に落下す
る。この際、係止部材31が係合していない部分の邪魔板
の係止部15a,25aの一部を切欠いておくことが更に有効
である。
また、上記説明は、出隅(或は入隅)の換気孔中に第1
部材11を取付け、次いで第2部材21を取付けたが、予め
工場等で第1部材11と第2部材21とを係止部材31で組立
てた出隅用部材44を現場に持込んで換気孔に取付ける
と、施工を速やかに行うことが出来る。この場合、出隅
換気孔用部材44は、第14図に示すように第1部材および
第2部材の第1、第2広幅板部12,22を挿通するビス53
によって付け胴縁2に留付けられる。
上記ビス53を挿通する第1、第2広幅板部12,22のビス
挿通部分は第15図に示すように、肉厚を厚くした肉厚部
58として強度を高めることが好ましい。また、このよう
に、第1、第2部材を挿通してビス留めする場合には、
第16図に示すように、ビスを打つ場所を示すマーク59を
凹形等で示しておけば、正確、かつ能率よくビス留めす
ることができるので便利である。
さらに、上記ビス留めする位置は、第17図に示すよう
に、第2部材21の第2邪魔板25を挿通する位置とすると
留付け力は極めて強くなる。
上記説明において、第1邪魔板15の係止部15aは横断面
を円形としたが、これに限るものでなく、横断面の形状
を先端は狭く、後方に向かって徐々に広く、内側端部は
狭くして、これを係止する係止部材31の把持部31aは、
上記第1、第2邪魔板の係止部を嵌合、把持する形状と
してもよい。
また、係止部材を第18図(a),(b)に斜視図を示す
ように、把持部31aおよび/またはその近傍に基部が一
体に取付けられ、左右、水平に突出する支持スペーサ31
bが取付けられる係止部材31′を用い、第19図(a),
(b)に示すように第1部材11、および第2部材21を係
止した場合、その先端が、第1、第2部材11,21の第
1、第2広幅板部12,22に当接するようにして第1、第
2部材11及び21間の間隔を容易に一定に保つと同時に両
者の結合をより容易になさしめることも出来る。
上記コーナ用部材は、出隅、入隅のコーナ換気孔に嵌合
されるが、第20図(a),(b)に出隅の状態、第21図
(a),(b)に入隅の状態を示すように、コーナ換気
孔に合わせて形成することが出来る。
なお、上記第1、第2部材11,21は、いずれも同形のも
のを出隅、入隅のコーナ角度と同じ角度で一体化したも
のであるから、アルミニウム、或は合成樹脂の押出成形
品を所定の角度に切断し、接着或は溶着することによっ
て作製することが出来る。
また、係止部材も押出成形によって成形し、ピース状に
切断すればよくいずれも安価につくることが出来る。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の出隅或は入隅の換気孔に取付
けるコーナ用部材は、押出成形した成形体を、所定の角
度を有せしめ、押出成形されたピース状係止部材の把持
部を、第1、第2部の邪魔板の係止部にとりつけること
により容易に組立てられる。この場合係止部材はL字状
の邪魔板の両側に取付けられるので、極めて強固とな
る。さらに、一般のコーナ用部材は出隅、入隅用をそれ
ぞれ別個に製作、使用するのが通例であるが、これに対
し通常、出隅、入隅の角度が、90°で同じとなるので、
上記コーナ用部材は、上下を反対にすることによって共
通のコーナ用部材として用いることが出来、通気層に雨
水、雪等が侵入するのが防止され、また、外観が優れて
いる等の長所を有し、外壁の平らな部分に設けられた、
換気孔と相俟って、窯業系建材の凍害が防止される等の
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は出隅における第1部材の一実施例を示す斜視
図、第2図は出隅における第2部材の一実施例を示す斜
視図、第3図(a)〜(d)はそれぞれ種々な係止部材
を示す斜視図、第4図は第1、第2部材および係止部材
によって組立てられた出隅用部材の斜視図、第5図は第
4図のV−V線矢視断面図、第6および第7図は入隅の
換気孔に用いる第1、第2部材の斜視図、第8図は入隅
の換気孔に用いるコーナ用部材の斜視図、第9図、第10
図は出隅の換気孔に、コーナ用部材をとり付けた状態を
示す、コーナ換気孔の一方の側の縦断面図、第11図はス
ペーサを用いた図、第12図は第1部材の第1細幅板部先
端に立上がり板部を設けた図、第13図は第1、第2板部
の細幅板部の先端にそれぞれ立上がり板部を設けた図、
第14図ないし第17図は組立てられたコーナ用部材を取付
ける場合の説明図で、第14図は第1、第2部材を挿通す
るビスで留付けた状態を示す図、第15図はビスを挿通す
る部分を肉厚とした図、第16図はビスを挿通する位置を
示すマークを付した図、第17図はマークの位置を第2部
材の邪魔板部分としてビスを挿通した図、第18図
(a),(b)は支持スペーサ付き係止部材を示す斜視
図、第19図(a),(b)は、支持スペーサ付き係止部
材によって、第1、第2部材を係止したコーナ用部材を
用いた図、第20図(a),(b)は出隅のコーナ換気孔
に出隅用部材を取付けた状態を示す図、第21図(a),
(b)は入隅のコーナ換気孔に入隅用部材を取付けた状
態を示す図、第22図、第23図はフード板を取付けた、従
来の換気孔を示す図で、第22図は縦断面図(第23図のXX
II−XXII線矢視断面図)、第23図は第22図のXXIII−XXI
II線矢視断面図、第24図、第25図は出隅および入隅に設
けられたコーナ換気孔を示す図である。 1……構造射体、2……付け胴縁、3……外壁材、4…
…通気層、5……外壁、6……換気孔、7……保護板、
8……フード板、9……軒天井板、11……出隅に使用さ
れる第1部材、12……第1広幅板部、13……外側面、14
……第1細幅板部、15……第1邪魔板、15a……係止
部、16……第1立上がり板部、21……出隅に使用される
第2部材、22……第2広幅板部、23……第1広幅板部と
対向する面、24……第2細幅板部、25……第2邪魔板、
25a……係止部、26……第2立上がり板部、31,31′……
係止部材、31a……把持部、31b……支持スペーサ、41…
…出隅、42……入隅、43……コーナ換気孔、44……出隅
用部材、45……入隅用部材、51……第1開口部、52……
第2開口部、53……ビス、54……バックアップ材、55…
…シーリング材、56……ジグザグ孔、57……スペーサ、
58……肉厚部、59……マーク。

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の構造躯体外側面と、これに間隔を
    設けて取付けられた外壁とによって形成される通気層を
    外気に連通させる、上記外壁の出隅、或は入隅の屈折し
    ている両側にわたって設けられた、所定の高さの横断面
    がL字状のコーナ換気孔に取付けられるコーナ用部材で
    あって、 上記コーナ換気孔の内側に沿って取付けられる第1部材
    と、この第1部材に所定の間隔を設けて配置される第2
    部材と、これら第1、第2部材を相互に所定の位置関係
    に保持せしめて係止する係止部材とからなり、 第1部材は、上記外壁のコーナのなす角度と同じ角度に
    折曲され、高さが上記コーナ換気孔より小さく、両側が
    上記コーナ換気孔の内側両側に接する寸法の横断面がL
    字状の第1広幅板部と、この第1広幅板部のL字状の上
    下方向の一方の縁に、第1広幅板部の外側に向かって突
    出し、第1広幅板部に対してほぼ直角に取付けられた所
    定幅の第1細幅板部と、第1広幅板部の外側面に上記第
    1細幅板部と同じ方向、かつ第1細幅板部にほぼ平行に
    突設された、先端に係止部が形成されている第1邪魔板
    とを有し、 第2部材は、上記第1部材の第1広幅板部に対して所定
    の間隔が設けられ、かつ対向して平行に位置する横断面
    がL字状の上記コーナ換気孔の高さより小さい高さの第
    2広幅板部と、この第2広幅板部の、上記第1広幅板部
    の第1細幅板部と反対側のL字状の縁に、第1部材側に
    第2広幅板部に対してほぼ直角に突設された第1細幅板
    部とほぼ同じ幅の第2細幅板部と、上記第2広幅板部の
    面に、上記第2細幅板部にほぼ平行かつ同じ側に突設さ
    れた、先端に係止部が形成されている第2邪魔板とを有
    し、 係止部材は、ピース状で、上記対向する第1、第2邪魔
    板のそれぞれの先端係止部を把持して上記第1、第2広
    幅板部の間隔を上記細幅板部の幅とほぼ同じで、かつ第
    1、第2部材を所定の相互位置関係に保持する把持部を
    有することを特徴とするコーナ用部材。
  2. 【請求項2】第1部材、第2部材の第1、第2邪魔板の
    上面が、係止部に向かって下方にやや傾斜している請求
    項(1)記載のコーナ用部材。
  3. 【請求項3】第1部材および第2部材の第1、第2邪魔
    板が、係止部に向かって徐々に薄く形成されている請求
    項(1)記載のコーナ用部材。
  4. 【請求項4】第1部材の第1細幅板部および第2部材の
    第2細幅板部の先端縁に、それぞれ、第1および第2広
    幅板部と反対方向かつそれぞれの広幅板部にほぼ平行
    な、所定の高さの第1立上がり板部および第2立上がり
    板部が設けられている請求項(1),(2)または
    (3)記載のコーナ用部材。
  5. 【請求項5】第2部材の第2細幅板部の先端縁に第2広
    幅板部と反対方向、かつほぼ平行な所定の高さの第2立
    上がり板部が設けられている請求項(1),(2)また
    は(3)記載のコーナ用部材。
  6. 【請求項6】第1、第2邪魔板の係止部の横断面形状
    が、先端は狭く、中間部は徐々に広く、内側端部は狭く
    形成され、これらを係止する係止部材の把持部材は、上
    記第1、第2邪魔板の係止部を嵌合把持する形状となっ
    ている請求項(1),(2),(3),(4)または
    (5)記載のコーナ用部材。
  7. 【請求項7】第1部材と第2部材とを係止部材によって
    組合わせ固定されてなる請求項(1),(2),
    (3),(4),(5)または(6)記載のコーナ用部
    材。
  8. 【請求項8】係止部材によって固定された第1部材およ
    び第2部材の第1、第2広幅板部の対向する部分がビス
    留め付け用の肉厚部となっている請求項(7)記載のコ
    ーナ用部材。
  9. 【請求項9】係止部材によって固定されたコーナ用部材
    の第2部材の第2広幅板部の外面にビスを挿通する位置
    を決めるマークが設けられている請求項(7)または
    (8)記載のコーナ用部材。
  10. 【請求項10】第2部材の第2広幅板部の外面のマーク
    の位置が、第2広幅板部の第2邪魔板が取付けられてい
    る外側である請求項(9)記載のコーナ用部材。
  11. 【請求項11】係止部材が、その把持部によって第1、
    第2部材の第1、第2邪魔板の係止部を把持、係合した
    場合、上記係止部材の把持部、或はそれらの近傍に基部
    が一体に取付けられ、先端が、第1、第2広幅板部にそ
    れぞれほぼ垂直に当接する支持スペーサを有する係止部
    材である請求項(1),(2),(3),(4),
    (5),(6),(7),(8),(9)または(10)
    記載のコーナ用部材。
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