JPH07224811A - ラチェット機構を利用したベルト締付具 - Google Patents
ラチェット機構を利用したベルト締付具Info
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- JPH07224811A JPH07224811A JP3649294A JP3649294A JPH07224811A JP H07224811 A JPH07224811 A JP H07224811A JP 3649294 A JP3649294 A JP 3649294A JP 3649294 A JP3649294 A JP 3649294A JP H07224811 A JPH07224811 A JP H07224811A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ラチェット機構を利用したベルト締付具におい
て、巻取軸に巻取られているベルトの巻戻しを小さな力
でスムーズに行えるようにすることである。 【構成】締付具本体Aにおける巻取軸23を支承してい
る支承穴3の周縁部に環状フランジ部4を突設させて、
該環状フランジ部4を巻取レバーBの先端部に設けられ
た支承穴17に嵌合させて、締付具本体Aに巻取レバー
Bを支承させる。
て、巻取軸に巻取られているベルトの巻戻しを小さな力
でスムーズに行えるようにすることである。 【構成】締付具本体Aにおける巻取軸23を支承してい
る支承穴3の周縁部に環状フランジ部4を突設させて、
該環状フランジ部4を巻取レバーBの先端部に設けられ
た支承穴17に嵌合させて、締付具本体Aに巻取レバー
Bを支承させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラチェット機構を利用
して巻取軸を一方向に回転させてベルトを順次巻取って
締付ける構成のベルト締付具に関するものである。
して巻取軸を一方向に回転させてベルトを順次巻取って
締付ける構成のベルト締付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラチェット機構を利用したベルト締付具
の基本構成は、巻取軸にラチェットが一体に取付けられ
て、該ラチェットの方向に付勢された逆転防止用係合板
を備えた締付具本体の長手方向の一端部に該巻取軸が支
承され、該ラチェットの方向に付勢されてこれと係合す
るラチェット係合板を備えた巻取レバーの先端部には、
前記逆転防止用係合板を後退させるためのカム部が設け
られていると共に、前記締付具本体には、巻取回動端を
超えて該巻取レバーを回動させた状態において該巻取レ
バーに設けられたラチェット係合板を係合させるための
係合溝が設けられ、該巻取レバーを倒伏状態から起立方
向に回動させると、これに取付けられたラチェット係合
板と前記ラチェットとが係合して、巻取軸が同方向に回
動してベルトが巻取られ、付勢力に抗して前記ラチェッ
ト係合板を後退させて、前記巻取レバーをその巻取回動
端を超えて更に巻取方向に回動させることにより、該ラ
チェット係合板を前記締付具本体の係合溝に係合させる
と、該巻取レバーの先端部のカム部が前記逆転防止用係
合板を押圧させてこれを後退させて、巻取軸に巻取られ
ているベルトを巻戻し可能にしたものである。
の基本構成は、巻取軸にラチェットが一体に取付けられ
て、該ラチェットの方向に付勢された逆転防止用係合板
を備えた締付具本体の長手方向の一端部に該巻取軸が支
承され、該ラチェットの方向に付勢されてこれと係合す
るラチェット係合板を備えた巻取レバーの先端部には、
前記逆転防止用係合板を後退させるためのカム部が設け
られていると共に、前記締付具本体には、巻取回動端を
超えて該巻取レバーを回動させた状態において該巻取レ
バーに設けられたラチェット係合板を係合させるための
係合溝が設けられ、該巻取レバーを倒伏状態から起立方
向に回動させると、これに取付けられたラチェット係合
板と前記ラチェットとが係合して、巻取軸が同方向に回
動してベルトが巻取られ、付勢力に抗して前記ラチェッ
ト係合板を後退させて、前記巻取レバーをその巻取回動
端を超えて更に巻取方向に回動させることにより、該ラ
チェット係合板を前記締付具本体の係合溝に係合させる
と、該巻取レバーの先端部のカム部が前記逆転防止用係
合板を押圧させてこれを後退させて、巻取軸に巻取られ
ているベルトを巻戻し可能にしたものである。
【0003】そして、従来のベルト締付具は、締付具本
体に支承した巻取軸に巻取レバーを直接に回動可能に支
承していた。よって、巻取軸に巻取ったベルトを巻戻し
可能な状態にするために、巻取レバーに設けられたラチ
ェット係合板を締付具本体に設けられた係合溝に係合さ
せると、該ラチェット係合板をラチェットの方向に付勢
している付勢手段(スプリング)の復元力の反力が巻取
軸に作用する。この反力は、ベルトを巻戻す際における
回転軸の回転抵抗となって、該巻取軸の回転力が大きく
なり、ベルトの巻戻しに大きな力を要することになる
(このことは、本発明の実施例の説明部分において更に
詳述する)。
体に支承した巻取軸に巻取レバーを直接に回動可能に支
承していた。よって、巻取軸に巻取ったベルトを巻戻し
可能な状態にするために、巻取レバーに設けられたラチ
ェット係合板を締付具本体に設けられた係合溝に係合さ
せると、該ラチェット係合板をラチェットの方向に付勢
している付勢手段(スプリング)の復元力の反力が巻取
軸に作用する。この反力は、ベルトを巻戻す際における
回転軸の回転抵抗となって、該巻取軸の回転力が大きく
なり、ベルトの巻戻しに大きな力を要することになる
(このことは、本発明の実施例の説明部分において更に
詳述する)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したラ
チェット機構を利用したベルト締付具において、巻取軸
に巻取られているベルトの巻戻しを小さな力でスムーズ
に行えるようにすることを課題としている。
チェット機構を利用したベルト締付具において、巻取軸
に巻取られているベルトの巻戻しを小さな力でスムーズ
に行えるようにすることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の採用した手段は、上記したラチェット機構を
利用したベルト締付具において、前記締付具本体におけ
る前記巻取軸を支承している支承穴の周縁部に環状フラ
ンジ部を突設させて、該環状フランジ部に前記巻取レバ
ーの先端部を回動可能に支承させたことである。
に本発明の採用した手段は、上記したラチェット機構を
利用したベルト締付具において、前記締付具本体におけ
る前記巻取軸を支承している支承穴の周縁部に環状フラ
ンジ部を突設させて、該環状フランジ部に前記巻取レバ
ーの先端部を回動可能に支承させたことである。
【0006】
【発明の作用】ベルトの巻戻し状態において、巻取レバ
ーに設けられたラチェット係合板を締付具本体の係合溝
に付勢している付勢手段の復元力の反力は、該締付具本
体の支承穴の周縁部に突設された環状フランジ部に作用
して、巻取軸に対しては全く作用しない。この結果、巻
取軸の回転抵抗が小さくなって、ベルトの巻戻しをスム
ーズに行える。
ーに設けられたラチェット係合板を締付具本体の係合溝
に付勢している付勢手段の復元力の反力は、該締付具本
体の支承穴の周縁部に突設された環状フランジ部に作用
して、巻取軸に対しては全く作用しない。この結果、巻
取軸の回転抵抗が小さくなって、ベルトの巻戻しをスム
ーズに行える。
【0007】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。図1は、巻取レバーBの倒伏状態における本発
明に係るベルト締付具の平面断面図であり、図2は、同
じく側面断面図であり、図3は、ベルトV1 の巻戻し状
態におけるベルト締付具の平面断面図であり、図4は、
同じく側面断面図であり、図5は、締付具本体Aの平面
図であり、図6は、同じく側面図であり、図7は、同じ
く環状フランジ部4の部分斜視図であり、図8は、巻取
レバーBの平面図であり、図9は、同じく側面図であ
り、図10は、図1のX矢視図であり、図11は、図1
のY矢視図である。本発明に係るベルト締付具は、締付
具本体Aと、巻取レバーBとで構成される。締付具本体
Aは、図5ないし図7に示されるように、底板1の両側
に側板2が一体に立設され、各側板2の長手方向の一端
部(前端部)に後述する巻取軸23の支承穴3が設けら
れ、各支承穴3の周縁部には、それぞれ環状フランジ部
4が外側に突設されている。各側板2には、逆転防止用
係合板5の両端部を挿入させるための挿入穴6が設けら
れ、各挿入穴6に逆転防止用係合板5の両端の係合部5
aが挿入されている(図3及び図4参照)。図3及び図
4に示されるように、該逆転防止用係合板5の後端に設
けられた突出板5bは、締付具本体Aに設けられた起立
板7の挿入穴7aに挿入され、該起立板7と逆転防止用
係合板5との間に圧縮バネ8が介装されて、該逆転防止
用係合板5は前方向に付勢されている。また、締付具本
体Aの各側板2の上面の前端部(支承穴3が設けられて
いる部分)には、ストッパー部9、第1カム部11、及
び係合溝12が巻取レバーBの起立方向に沿ってこの順
序で形成されている。締付具本体Aの後端部には、固定
側のベルトV2 を巻き掛けるための巻掛けロッド13が
各側板2の間に固定されている。
明する。図1は、巻取レバーBの倒伏状態における本発
明に係るベルト締付具の平面断面図であり、図2は、同
じく側面断面図であり、図3は、ベルトV1 の巻戻し状
態におけるベルト締付具の平面断面図であり、図4は、
同じく側面断面図であり、図5は、締付具本体Aの平面
図であり、図6は、同じく側面図であり、図7は、同じ
く環状フランジ部4の部分斜視図であり、図8は、巻取
レバーBの平面図であり、図9は、同じく側面図であ
り、図10は、図1のX矢視図であり、図11は、図1
のY矢視図である。本発明に係るベルト締付具は、締付
具本体Aと、巻取レバーBとで構成される。締付具本体
Aは、図5ないし図7に示されるように、底板1の両側
に側板2が一体に立設され、各側板2の長手方向の一端
部(前端部)に後述する巻取軸23の支承穴3が設けら
れ、各支承穴3の周縁部には、それぞれ環状フランジ部
4が外側に突設されている。各側板2には、逆転防止用
係合板5の両端部を挿入させるための挿入穴6が設けら
れ、各挿入穴6に逆転防止用係合板5の両端の係合部5
aが挿入されている(図3及び図4参照)。図3及び図
4に示されるように、該逆転防止用係合板5の後端に設
けられた突出板5bは、締付具本体Aに設けられた起立
板7の挿入穴7aに挿入され、該起立板7と逆転防止用
係合板5との間に圧縮バネ8が介装されて、該逆転防止
用係合板5は前方向に付勢されている。また、締付具本
体Aの各側板2の上面の前端部(支承穴3が設けられて
いる部分)には、ストッパー部9、第1カム部11、及
び係合溝12が巻取レバーBの起立方向に沿ってこの順
序で形成されている。締付具本体Aの後端部には、固定
側のベルトV2 を巻き掛けるための巻掛けロッド13が
各側板2の間に固定されている。
【0008】巻取レバーBは、図8及び図9示されるよ
うに、所定の間隔をおいた各側板14の後端部が連結板
15,16で一体に連結され、各側板14の前端部に支
承穴17が設けられた構成である。図1及び図2に示さ
れるように、巻取レバーBの各側板14の間には、ラチ
ェット係合板18が配置されて、その両端部が該側板1
4に設けられた挿入穴19に挿入されて、ラチェット係
合板18の後端部と前記連結板15の前端部との間に圧
縮バネ21が介装されて、該ラチェット係合板18は前
方に付勢されている。各側板14の前端面は、第2カム
部22となっている。図5に示されるように、巻取レバ
ーBの各側板14が締付具本体Aの各側板2の外側に配
置されて、巻取レバーBの支承穴17に締付具本体Aの
環状フランジ部4が嵌合されて、締付具本体Aに巻取レ
バーBが回動可能に支承されている。
うに、所定の間隔をおいた各側板14の後端部が連結板
15,16で一体に連結され、各側板14の前端部に支
承穴17が設けられた構成である。図1及び図2に示さ
れるように、巻取レバーBの各側板14の間には、ラチ
ェット係合板18が配置されて、その両端部が該側板1
4に設けられた挿入穴19に挿入されて、ラチェット係
合板18の後端部と前記連結板15の前端部との間に圧
縮バネ21が介装されて、該ラチェット係合板18は前
方に付勢されている。各側板14の前端面は、第2カム
部22となっている。図5に示されるように、巻取レバ
ーBの各側板14が締付具本体Aの各側板2の外側に配
置されて、巻取レバーBの支承穴17に締付具本体Aの
環状フランジ部4が嵌合されて、締付具本体Aに巻取レ
バーBが回動可能に支承されている。
【0009】図1、図2、図10及び図11に示される
ように、巻取軸23は、断面円弧状をした一対の巻取軸
片24から成って、その両端部をそれぞれラチェット2
5で一体にした構造である。即ち、ラチェット25に
は、一対の円弧状穴26が形成されて、各円弧状穴26
に巻取軸片24の端部が挿入される。前記締付具本体A
と巻取レバーBとの組付けを含めて説明すると、上記し
たようにして締付具本体Aに巻取レバーBが回動可能に
支承され、締付具本体Aの支承穴3に一対の巻取軸片2
4が挿通されていると共に、巻取レバーBの各側板14
の外側にそれぞれラチェット25が配置されて、前記巻
取軸片24の両端部がラチェット25の円弧状穴26に
挿入されている。一方のラチェット25の側は、図10
に示されるように各固定片27が巻取軸片24の端面に
溶接されていると共に、他方のラチェット25の側は、
図11に示されるように、巻取軸片24における該ラチ
ェット25の円弧状穴26から突出した部分に止ピン2
8が差し込まれ、これにより締付具本体Aの支承穴3に
巻取軸23が挿入支持されている。この状態では、図2
に示されるように、ラチェット係合板18と逆転防止用
係合板5とは、それぞれ圧縮バネ21及び同8の付勢力
によってラチェット25の歯部の間に押圧されている。
ように、巻取軸23は、断面円弧状をした一対の巻取軸
片24から成って、その両端部をそれぞれラチェット2
5で一体にした構造である。即ち、ラチェット25に
は、一対の円弧状穴26が形成されて、各円弧状穴26
に巻取軸片24の端部が挿入される。前記締付具本体A
と巻取レバーBとの組付けを含めて説明すると、上記し
たようにして締付具本体Aに巻取レバーBが回動可能に
支承され、締付具本体Aの支承穴3に一対の巻取軸片2
4が挿通されていると共に、巻取レバーBの各側板14
の外側にそれぞれラチェット25が配置されて、前記巻
取軸片24の両端部がラチェット25の円弧状穴26に
挿入されている。一方のラチェット25の側は、図10
に示されるように各固定片27が巻取軸片24の端面に
溶接されていると共に、他方のラチェット25の側は、
図11に示されるように、巻取軸片24における該ラチ
ェット25の円弧状穴26から突出した部分に止ピン2
8が差し込まれ、これにより締付具本体Aの支承穴3に
巻取軸23が挿入支持されている。この状態では、図2
に示されるように、ラチェット係合板18と逆転防止用
係合板5とは、それぞれ圧縮バネ21及び同8の付勢力
によってラチェット25の歯部の間に押圧されている。
【0010】巻取軸23には、引張側のベルトV1 が巻
回され、該ベルトV1 を引っ張って締付けたり、これを
巻戻したりするには、以下のようにして行う。ベルトV
1 を引っ張る場合には、図1及び図2に示される状態に
おいて、ラチェット係合板18の係合部18aが締付具
本体Aのストッパー部9に当接するまで、巻取レバーB
を起立方向Pに回動させると、ラチェット係合板18の
係合部18aとラチェット25とが係合しているため
に、該ラチェット25が回動されて、巻取軸23が巻取
レバーBの起立方向に回動され、これにより巻取軸23
にベルトV1 が巻取られる。この操作を反復させて、ベ
ルトV1 を引っ張る。
回され、該ベルトV1 を引っ張って締付けたり、これを
巻戻したりするには、以下のようにして行う。ベルトV
1 を引っ張る場合には、図1及び図2に示される状態に
おいて、ラチェット係合板18の係合部18aが締付具
本体Aのストッパー部9に当接するまで、巻取レバーB
を起立方向Pに回動させると、ラチェット係合板18の
係合部18aとラチェット25とが係合しているため
に、該ラチェット25が回動されて、巻取軸23が巻取
レバーBの起立方向に回動され、これにより巻取軸23
にベルトV1 が巻取られる。この操作を反復させて、ベ
ルトV1 を引っ張る。
【0011】一方、巻取軸23に巻回されているベルト
V1 を巻戻すには、図3及び図4に示されるように、ラ
チェット係合板18に設けられた引張り片18bによっ
て圧縮バネ21に抗して該ラチェット係合板18を後方
に引っ張ると、巻取レバーBは、巻取回動端であるスト
ッパー部9を超えて起立方向Pに回動可能となり、該ス
トッパー部9を超えた直後においてラチェット係合板1
8を開放させると、該係合板18は第1カム部11を摺
動して、係合溝12内に入り込んで、これと係合する。
この状態では、巻取レバーBの各側板14の先端面に設
けられた第2カム部22によって逆転防止用係合板5が
後退させられて、該係合板5とラチェット25との係合
が解かれる。これにより、巻取軸23は、逆回転可能と
なって、巻取軸23に巻回されているベルトV1 が巻戻
される。
V1 を巻戻すには、図3及び図4に示されるように、ラ
チェット係合板18に設けられた引張り片18bによっ
て圧縮バネ21に抗して該ラチェット係合板18を後方
に引っ張ると、巻取レバーBは、巻取回動端であるスト
ッパー部9を超えて起立方向Pに回動可能となり、該ス
トッパー部9を超えた直後においてラチェット係合板1
8を開放させると、該係合板18は第1カム部11を摺
動して、係合溝12内に入り込んで、これと係合する。
この状態では、巻取レバーBの各側板14の先端面に設
けられた第2カム部22によって逆転防止用係合板5が
後退させられて、該係合板5とラチェット25との係合
が解かれる。これにより、巻取軸23は、逆回転可能と
なって、巻取軸23に巻回されているベルトV1 が巻戻
される。
【0012】上記したようなベルトV1 の巻戻し時にお
いて、巻取レバーBに設けられたラチェット係合板18
を締付具本体Aの係合溝12に付勢している圧縮バネ2
1の復元力の反力は、該締付具本体Aの支承穴3の周縁
部に突設された環状フランジ部4に作用して、巻取軸2
3に対しては全く作用しない。この点、従来構造のベル
ト締付具では、巻取レバーが巻取軸に直接に支承されて
いるために、上記反力は巻取軸に直接作用して、該巻取
軸の回転抵抗となる。よって、本発明に係るベルト締付
具では、巻取軸23の回転抵抗が小さくなって、ベルト
V1 の巻戻しを小さな力でスムーズに行える。
いて、巻取レバーBに設けられたラチェット係合板18
を締付具本体Aの係合溝12に付勢している圧縮バネ2
1の復元力の反力は、該締付具本体Aの支承穴3の周縁
部に突設された環状フランジ部4に作用して、巻取軸2
3に対しては全く作用しない。この点、従来構造のベル
ト締付具では、巻取レバーが巻取軸に直接に支承されて
いるために、上記反力は巻取軸に直接作用して、該巻取
軸の回転抵抗となる。よって、本発明に係るベルト締付
具では、巻取軸23の回転抵抗が小さくなって、ベルト
V1 の巻戻しを小さな力でスムーズに行える。
【0013】また、図12に示されるように、巻取レバ
ーBの各側板14に設けられた支承穴17の部分をバー
リング加工によって内側に向けて膨出成形させて、膨出
部29を設けると、巻取レバーBの支承部が補強される
と共に、該膨出部29の部分のみが締付具本体Aの各側
板2に接触するために、巻取レバーBの回動時における
接触抵抗が小さくなる利点がある。更に、上記各実施例
では、締付具本体Aの各側板2の外側に環状フランジ部
4を設けてあるが、これを内側に設け、締付具本体Aの
各側板2の内側に巻取レバーBの各側板14を配置する
構造にしてもよい。
ーBの各側板14に設けられた支承穴17の部分をバー
リング加工によって内側に向けて膨出成形させて、膨出
部29を設けると、巻取レバーBの支承部が補強される
と共に、該膨出部29の部分のみが締付具本体Aの各側
板2に接触するために、巻取レバーBの回動時における
接触抵抗が小さくなる利点がある。更に、上記各実施例
では、締付具本体Aの各側板2の外側に環状フランジ部
4を設けてあるが、これを内側に設け、締付具本体Aの
各側板2の内側に巻取レバーBの各側板14を配置する
構造にしてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は、締付具本体と、これに回動可
能に支承された巻取レバーとから成って、両者の支承部
分にラチェットを配置した構造のベルト締付具におい
て、該締付具本体における巻取軸を支承している支承穴
の周縁部に環状フランジ部を突設させて、該環状フラン
ジ部に前記巻取レバーの先端部を回動可能に支承させて
あるので、ベルトの巻戻し時において、巻取レバーに設
けられたラチェット係合板を締付具本体の係合溝に付勢
している付勢手段の復元力の反力は前記環状フランジ部
に作用して、巻取軸に対しては全く作用しない。この結
果、巻取軸の回転抵抗が小さくなって、ベルトの巻戻し
をスムーズに行える。
能に支承された巻取レバーとから成って、両者の支承部
分にラチェットを配置した構造のベルト締付具におい
て、該締付具本体における巻取軸を支承している支承穴
の周縁部に環状フランジ部を突設させて、該環状フラン
ジ部に前記巻取レバーの先端部を回動可能に支承させて
あるので、ベルトの巻戻し時において、巻取レバーに設
けられたラチェット係合板を締付具本体の係合溝に付勢
している付勢手段の復元力の反力は前記環状フランジ部
に作用して、巻取軸に対しては全く作用しない。この結
果、巻取軸の回転抵抗が小さくなって、ベルトの巻戻し
をスムーズに行える。
【図1】巻取レバーBの倒伏状態における本発明に係る
ベルト締付具の平面断面図である。
ベルト締付具の平面断面図である。
【図2】同じく側面断面図である。
【図3】ベルトV1 の巻戻し時における本発明に係るベ
ルト締付具の平面断面図である。
ルト締付具の平面断面図である。
【図4】同じく側面断面図である。
【図5】締付具本体Aの平面図である。
【図6】同じく側面図である。
【図7】同じく環状フランジ部4の部分斜視図である。
【図8】巻取レバーBの平面図である。
【図9】同じく側面図である。
【図10】図1のX矢視図である。
【図11】図1のY矢視図である。
【図12】他の実施例における締付具本体Aと巻取レバ
ーBとの支承部の断面図である。
ーBとの支承部の断面図である。
A:締付具本体 B:巻取レバー V1 :引張側のベルト 3:締付具本体の支承穴 4:環状フランジ部 5:逆転防止用係合板 12:締付具本体の係合溝 18:ラチェット係合板 22:第2カム部(カム部) 23:巻取軸 25:ラチェット 29:膨出部
Claims (2)
- 【請求項1】 巻取軸にラチェットが一体に取付けられ
て、該ラチェットの方向に付勢された逆転防止用係合板
を備えた締付具本体の長手方向の一端部に該巻取軸が支
承され、該ラチェットの方向に付勢されてこれと係合す
るラチェット係合板を備えた巻取レバーの先端部には、
前記逆転防止用係合板を後退させるためのカム部が設け
られていると共に、前記締付具本体には、巻取回動端を
超えて該巻取レバーを回動させた状態において該巻取レ
バーに設けられたラチェット係合板を係合させるための
係合溝が設けられ、該巻取レバーを倒伏状態から起立方
向に回動させると、これに取付けられたラチェット係合
板と前記ラチェットとが係合して、巻取軸が同方向に回
動してベルトが巻取られ、付勢力に抗して前記ラチェッ
ト係合板を後退させて、前記巻取レバーをその巻取回動
端を超えて更に巻取方向に回動させることにより、該ラ
チェット係合板を前記締付具本体の係合溝に係合させる
と、該巻取レバーの先端部のカム部が前記逆転防止用係
合板を押圧させてこれを後退させて、巻取軸に巻取られ
ているベルトが巻戻し可能となる構成のラチェット機構
を利用したベルト締付具において、 前記締付具本体における前記巻取軸を支承するための支
承穴の周縁部に環状フランジ部を突設させて、該環状フ
ランジ部に前記巻取レバーの先端部を回動可能に支承さ
せたことを特徴とするラチェット機構を利用したベルト
締付具。 - 【請求項2】 巻取レバーを締付具本体の環状フランジ
部に支承させるための支承穴の周縁部を膨出成形したこ
とを特徴とする請求項1に記載のラチェット機構を利用
したベルト締付具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3649294A JP2873776B2 (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | ラチェット機構を利用したベルト締付具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3649294A JP2873776B2 (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | ラチェット機構を利用したベルト締付具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07224811A true JPH07224811A (ja) | 1995-08-22 |
| JP2873776B2 JP2873776B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=12471328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3649294A Expired - Fee Related JP2873776B2 (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | ラチェット機構を利用したベルト締付具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2873776B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115255292A (zh) * | 2022-08-10 | 2022-11-01 | 天润工业技术股份有限公司 | 一种曲轴用防打滑冷却装置 |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP3649294A patent/JP2873776B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115255292A (zh) * | 2022-08-10 | 2022-11-01 | 天润工业技术股份有限公司 | 一种曲轴用防打滑冷却装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2873776B2 (ja) | 1999-03-24 |
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