JPH07224885A - 振動吸収装置 - Google Patents
振動吸収装置Info
- Publication number
- JPH07224885A JPH07224885A JP33277293A JP33277293A JPH07224885A JP H07224885 A JPH07224885 A JP H07224885A JP 33277293 A JP33277293 A JP 33277293A JP 33277293 A JP33277293 A JP 33277293A JP H07224885 A JPH07224885 A JP H07224885A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable plate
- permanent magnet
- vibration
- working chamber
- electromagnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波の振動を有効に吸収する。
【構成】 エンジン(図示せず)が取り付けられるべき
支持体1に取付部材15を取り付け、支持体1と取付部
材15とによって形成された調圧室11内に可撓性を有
する壁12を設け、取付部材15に中空の円錐形状をし
た弾性ゴムからなるゴムバネ2を取り付け、ゴムバネ2
に車体(図示せず)が取り付けられるべき金属製の外郭
3を取り付け、外郭3にヨーク5、コイル4a、4b、
永久磁石6からなる電磁石14を設け、外郭3に弾性ゴ
ムからなる支持バネ8を介して可動板7を設け、電磁石
14と可動板7との間に磁性流体13を設ける。
支持体1に取付部材15を取り付け、支持体1と取付部
材15とによって形成された調圧室11内に可撓性を有
する壁12を設け、取付部材15に中空の円錐形状をし
た弾性ゴムからなるゴムバネ2を取り付け、ゴムバネ2
に車体(図示せず)が取り付けられるべき金属製の外郭
3を取り付け、外郭3にヨーク5、コイル4a、4b、
永久磁石6からなる電磁石14を設け、外郭3に弾性ゴ
ムからなる支持バネ8を介して可動板7を設け、電磁石
14と可動板7との間に磁性流体13を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンを車体に防振
的に支持するエンジンマウント等の振動吸収装置に関す
るものである。
的に支持するエンジンマウント等の振動吸収装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の振動吸収装置としては、特開平3
−24338号公報に示されたものがある。この振動吸
収装置においては、作用室に封入された作動液が振動に
よって緩衝孔を通過して内部液圧を一定に保つととも
に、この手段では吸収できない液圧変化を作用室を構成
する可動板を電磁石によって変位させることによって吸
収している。
−24338号公報に示されたものがある。この振動吸
収装置においては、作用室に封入された作動液が振動に
よって緩衝孔を通過して内部液圧を一定に保つととも
に、この手段では吸収できない液圧変化を作用室を構成
する可動板を電磁石によって変位させることによって吸
収している。
【0003】図7は上述のような構成を有する従来のエ
ンジンマウントを示す断面図、図8は図7に示したエン
ジンマウントの制御装置を示す図である。図に示すよう
に、エンジン(図示せず)が取り付けられるべき支持体
1に取付部材15が取り付けられ、支持体1と取付部材
15とによって形成された調圧室11内に可撓性を有す
る壁12が設けられ、取付部材15に中空の円錐形状を
した弾性ゴムからなるゴムバネ2が取り付けられ、ゴム
バネ2に車体(図示せず)が取り付けられるべき金属製
の外郭3が取り付けられ、外郭3にヨーク5が設けら
れ、ヨーク5にコイル4a、4b、永久磁石6が設けら
れ、ヨーク5、コイル4a、4b、永久磁石6で電磁石
14が構成されている。また、外郭3に弾性ゴムからな
る支持バネ8を介して可動板7が設けられ、可動板7は
永久磁石6と対向しており、また可動板7と永久磁石6
との間には空隙が設けられている。また、取付部材1
5、ゴムバネ2、可動板7等によって作用室9が形成さ
れ、取付部材15に作用室9と調圧室11とを連通する
緩衝孔10が設けられ、作用室9内に作動液が封入され
ている。また、CPU23にエンジンのクランク角を検
出するクランク角センサ21、車体の振動を検出する加
速度センサ22が接続され、CPU23にコイル4a、
4bを駆動する駆動回路24a、24bが接続されてい
る。
ンジンマウントを示す断面図、図8は図7に示したエン
ジンマウントの制御装置を示す図である。図に示すよう
に、エンジン(図示せず)が取り付けられるべき支持体
1に取付部材15が取り付けられ、支持体1と取付部材
15とによって形成された調圧室11内に可撓性を有す
る壁12が設けられ、取付部材15に中空の円錐形状を
した弾性ゴムからなるゴムバネ2が取り付けられ、ゴム
バネ2に車体(図示せず)が取り付けられるべき金属製
の外郭3が取り付けられ、外郭3にヨーク5が設けら
れ、ヨーク5にコイル4a、4b、永久磁石6が設けら
れ、ヨーク5、コイル4a、4b、永久磁石6で電磁石
14が構成されている。また、外郭3に弾性ゴムからな
る支持バネ8を介して可動板7が設けられ、可動板7は
永久磁石6と対向しており、また可動板7と永久磁石6
との間には空隙が設けられている。また、取付部材1
5、ゴムバネ2、可動板7等によって作用室9が形成さ
れ、取付部材15に作用室9と調圧室11とを連通する
緩衝孔10が設けられ、作用室9内に作動液が封入され
ている。また、CPU23にエンジンのクランク角を検
出するクランク角センサ21、車体の振動を検出する加
速度センサ22が接続され、CPU23にコイル4a、
4bを駆動する駆動回路24a、24bが接続されてい
る。
【0004】このエンジンマウントにおいては、エンジ
ンからの振動が支持板1に加わると、支持板1はゴムバ
ネ2を介して外郭3に対して相対運動をする。このと
き、振動が比較的低周波の場合には、ゴムバネ2の変形
によって圧縮された作用室9内の作動液の一部が緩衝孔
10を介して調圧室11に無圧収容されるから、作用室
9内の作動液の液圧は変動しない。そして、振動が高周
波になると、緩衝孔10が閉ざされたと同様の状態とな
り、作用室9内の作動液の液圧が変動する。そこで、ク
ランク角センサ21、加速度センサ22からの信号を基
にCPU23が決定した電流を駆動回路24a、24b
を介してコイル4a、4bに流すことにより、永久磁石
6の磁力をエンジンのクランク角、車体の振動に応じて
増減し、可動板7を変位させ、作用室9内の作動液の液
圧が変動するのを防止している。
ンからの振動が支持板1に加わると、支持板1はゴムバ
ネ2を介して外郭3に対して相対運動をする。このと
き、振動が比較的低周波の場合には、ゴムバネ2の変形
によって圧縮された作用室9内の作動液の一部が緩衝孔
10を介して調圧室11に無圧収容されるから、作用室
9内の作動液の液圧は変動しない。そして、振動が高周
波になると、緩衝孔10が閉ざされたと同様の状態とな
り、作用室9内の作動液の液圧が変動する。そこで、ク
ランク角センサ21、加速度センサ22からの信号を基
にCPU23が決定した電流を駆動回路24a、24b
を介してコイル4a、4bに流すことにより、永久磁石
6の磁力をエンジンのクランク角、車体の振動に応じて
増減し、可動板7を変位させ、作用室9内の作動液の液
圧が変動するのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9はコイ
ル4a、4bに電流+I(A)、0(A)、−I(A)
を流したときの永久磁石6と可動板7との間隙距離と電
磁石14による可動板7の吸引力との関係すなわち吸引
力特性および永久磁石6と可動板7との間隙距離と支持
バネ8から可動板7に作用する力との関係すなわち推力
特性を示すグラフである。ここで、永久磁石6の磁力を
強める電流を正の電流とする。このグラフから明らかな
ように、電磁石14による可動板7の吸引力は距離の2
乗に反比例するから、吸引力特性曲線は平行とはならな
い。そして、電流+I(A)を流したときの間隙距離す
なわち可動板7の正側(可動板7が永久磁石6側に変位
するとき)の最大変位は吸引力特性曲線と推力特性線と
の交点aに対応するXaとなり、電流−I(A)を流し
たとき間隙距離すなわち可動板7の負側(可動板7が永
久磁石6とは反対側に変位するとき)の最大変位は吸引
力特性曲線と推力特性線との交点bに対応するXbとな
り、電流0(A)を流したときの間隙距離すなわち可動
板7の初期位置は吸引力特性曲線と推力特性線との交点
0に対応するX0となる。したがって、電流を−I
(A)から+I(A)まで変化させたときの可動板7の
移動量は(Xb−Xa)となるが、可動板7の正側の最大
変位量(X0−Xa)は可動板7の負側の最大変位量(X
b−X0)よりも大きい。このように、図10に示すごと
く、絶対値が等しい正負の電流をコイル4a、4bに流
したときには、可動板7の正側の変位量は可動板7の負
側の変位量よりも大きい。
ル4a、4bに電流+I(A)、0(A)、−I(A)
を流したときの永久磁石6と可動板7との間隙距離と電
磁石14による可動板7の吸引力との関係すなわち吸引
力特性および永久磁石6と可動板7との間隙距離と支持
バネ8から可動板7に作用する力との関係すなわち推力
特性を示すグラフである。ここで、永久磁石6の磁力を
強める電流を正の電流とする。このグラフから明らかな
ように、電磁石14による可動板7の吸引力は距離の2
乗に反比例するから、吸引力特性曲線は平行とはならな
い。そして、電流+I(A)を流したときの間隙距離す
なわち可動板7の正側(可動板7が永久磁石6側に変位
するとき)の最大変位は吸引力特性曲線と推力特性線と
の交点aに対応するXaとなり、電流−I(A)を流し
たとき間隙距離すなわち可動板7の負側(可動板7が永
久磁石6とは反対側に変位するとき)の最大変位は吸引
力特性曲線と推力特性線との交点bに対応するXbとな
り、電流0(A)を流したときの間隙距離すなわち可動
板7の初期位置は吸引力特性曲線と推力特性線との交点
0に対応するX0となる。したがって、電流を−I
(A)から+I(A)まで変化させたときの可動板7の
移動量は(Xb−Xa)となるが、可動板7の正側の最大
変位量(X0−Xa)は可動板7の負側の最大変位量(X
b−X0)よりも大きい。このように、図10に示すごと
く、絶対値が等しい正負の電流をコイル4a、4bに流
したときには、可動板7の正側の変位量は可動板7の負
側の変位量よりも大きい。
【0006】このため、図7、図8に示したエンジンマ
ウントにおいては、電磁石14の磁力をエンジンのクラ
ンク角、車体の振動に応じて増減したとしても、エンジ
ンのクランク角、車体の振動に応じて可動板7の変位量
を適正に制御することができないから、作用室9内の作
動液の液圧が変動するのを有効に防止することができな
いので、高周波の振動を有効に吸収することができな
い。
ウントにおいては、電磁石14の磁力をエンジンのクラ
ンク角、車体の振動に応じて増減したとしても、エンジ
ンのクランク角、車体の振動に応じて可動板7の変位量
を適正に制御することができないから、作用室9内の作
動液の液圧が変動するのを有効に防止することができな
いので、高周波の振動を有効に吸収することができな
い。
【0007】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、高周波の振動を有効に吸収することがで
きる振動吸収装置を提供することを目的とする。
されたもので、高周波の振動を有効に吸収することがで
きる振動吸収装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明においては、中空の弾性体の内部に作用室
と調圧室が形成され、上記作用室と上記調圧室とを連通
する緩衝孔が設けられ、上記作用室の一部が可動板で形
成され、上記可動板に対向して、電磁コイルと永久磁石
が設けられ、弾性体内の流動体の上記緩衝孔の通過およ
び上記電磁コイルの電磁力による可動板の位置制御によ
り、上記振動体の振動を吸収する振動吸収装置におい
て、上記電磁コイルと上記可動板との間に磁性流体を設
ける。
め、この発明においては、中空の弾性体の内部に作用室
と調圧室が形成され、上記作用室と上記調圧室とを連通
する緩衝孔が設けられ、上記作用室の一部が可動板で形
成され、上記可動板に対向して、電磁コイルと永久磁石
が設けられ、弾性体内の流動体の上記緩衝孔の通過およ
び上記電磁コイルの電磁力による可動板の位置制御によ
り、上記振動体の振動を吸収する振動吸収装置におい
て、上記電磁コイルと上記可動板との間に磁性流体を設
ける。
【0009】
【作用】この振動吸収装置においては、可動板が永久磁
石側に近づいた場合、永久磁石の磁力によって集まった
磁性流体が電磁コイルと可動板との間に入り込み、永久
磁石の磁路を短絡する経路を形成するため、可動板を通
らない漏れ磁束が多くなり、可動板に対する永久磁石に
よる磁力が減少する。一方、可動板が永久磁石から離れ
た場合、磁性流体が電磁コイルと可動板との間に入り込
まないため、永久磁石の磁路を短絡する経路を形成され
ず、可動板を通らない漏れ磁束が少なくなり、可動板に
対する永久磁石による磁力の減少を抑制できる。これに
より、可動板の位置によって可動板に加わる吸引力を調
整できるため、可動板の位置に応じた変位量をほぼ等し
くできる。
石側に近づいた場合、永久磁石の磁力によって集まった
磁性流体が電磁コイルと可動板との間に入り込み、永久
磁石の磁路を短絡する経路を形成するため、可動板を通
らない漏れ磁束が多くなり、可動板に対する永久磁石に
よる磁力が減少する。一方、可動板が永久磁石から離れ
た場合、磁性流体が電磁コイルと可動板との間に入り込
まないため、永久磁石の磁路を短絡する経路を形成され
ず、可動板を通らない漏れ磁束が少なくなり、可動板に
対する永久磁石による磁力の減少を抑制できる。これに
より、可動板の位置によって可動板に加わる吸引力を調
整できるため、可動板の位置に応じた変位量をほぼ等し
くできる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明に係るエンジンマウントを示
す断面図である。なお、本実施例のエンジンマウントの
制御装置については、図7に示したものと同じであるの
で、ここではその節名は省略する。図に示すように、電
磁石14と可動板7との間に磁性流体13が設けられて
おり、磁性流体13は電磁石14のヨーク5、コイル4
a、4b、永久磁石6と接触しており、また磁性流体1
3は可動板7とも接触している。
す断面図である。なお、本実施例のエンジンマウントの
制御装置については、図7に示したものと同じであるの
で、ここではその節名は省略する。図に示すように、電
磁石14と可動板7との間に磁性流体13が設けられて
おり、磁性流体13は電磁石14のヨーク5、コイル4
a、4b、永久磁石6と接触しており、また磁性流体1
3は可動板7とも接触している。
【0011】このエンジンマウントにおいては、コイル
4a、4bに電流0(A)を流したときには、図2に示
すように、磁束は永久磁石6、磁性流体13、可動板
7、磁性流体13、ヨーク5を通って永久磁石6に戻
る。そして、コイル4a、4bに電流+I(A)を流し
たときには、図3に示すように、永久磁石6の吸引力が
大きくなり、可動板7と永久磁石6との間隙が小さくな
るから、磁性流体13がコイル4a、4bと可動板7と
の間に入り込み、永久磁石6の磁路を短絡する経路を形
成するため、上述のような永久磁石6、磁性流体13、
可動板7、磁性流体13、ヨーク5を通って永久磁石6
に戻る磁束と、永久磁石6、磁性流体13、ヨーク5を
通って永久磁石6に戻る磁束すなわち可動板7を通らな
い漏れ磁束とが存在する。そして、この漏れ磁束は可動
板7が永久磁石6に近づくほど大きくなる。このため、
可動板7が永久磁石6に近づいたときの吸引力の増加を
抑制することができる。これに対して、コイル4a、4
bに電流−I(A)を流したときには、図4に示すよう
に、永久磁石6の吸収力が小さくなり、可動板7と永久
磁石6との間隙が大きくなるから、磁束は永久磁石6、
磁性流体13、可動板7、磁性流体13、ヨーク5を通
って永久磁石6に戻り、可動板7を通らない漏れ磁束は
極端に少なくなる。このため、可動板7が永久磁石6か
ら遠ざかったときの吸引力の減少を抑制することができ
る。以上のことから、図5に示すように、吸引力特性曲
線はほぼ平行となるから、可動板7の正側の最大変位量
(X0−Xa)と可動板7の負側の最大変位量(Xb−X
0)とはほぼ等しく、図6に示すように、絶対値が等し
い正負の電流をコイル4a、4bに流したときには、正
側の可動板7の変位量と負側の可動板7の変位量とはほ
ぼ等しい。したがって、図1に示したエンジンマウント
においては、エンジンのクランク角、車体の振動に応じ
て可動板7の変位量を適正に制御することができるか
ら、作用室9内の作動液の液圧が変動するのを有効に防
止することができるので、高周波の振動を有効に吸収す
ることができる。また、図1に示したエンジンマウント
においては、コイル4a、4bに電流を流したときに生
ずる熱が磁性流体13を介して可動板7側に放熱される
から、永久磁石6、コイル4a、4bの温度が上昇する
のを防止することができるので、電磁石14の性能の低
下、消費電力の増大を防止することができる。
4a、4bに電流0(A)を流したときには、図2に示
すように、磁束は永久磁石6、磁性流体13、可動板
7、磁性流体13、ヨーク5を通って永久磁石6に戻
る。そして、コイル4a、4bに電流+I(A)を流し
たときには、図3に示すように、永久磁石6の吸引力が
大きくなり、可動板7と永久磁石6との間隙が小さくな
るから、磁性流体13がコイル4a、4bと可動板7と
の間に入り込み、永久磁石6の磁路を短絡する経路を形
成するため、上述のような永久磁石6、磁性流体13、
可動板7、磁性流体13、ヨーク5を通って永久磁石6
に戻る磁束と、永久磁石6、磁性流体13、ヨーク5を
通って永久磁石6に戻る磁束すなわち可動板7を通らな
い漏れ磁束とが存在する。そして、この漏れ磁束は可動
板7が永久磁石6に近づくほど大きくなる。このため、
可動板7が永久磁石6に近づいたときの吸引力の増加を
抑制することができる。これに対して、コイル4a、4
bに電流−I(A)を流したときには、図4に示すよう
に、永久磁石6の吸収力が小さくなり、可動板7と永久
磁石6との間隙が大きくなるから、磁束は永久磁石6、
磁性流体13、可動板7、磁性流体13、ヨーク5を通
って永久磁石6に戻り、可動板7を通らない漏れ磁束は
極端に少なくなる。このため、可動板7が永久磁石6か
ら遠ざかったときの吸引力の減少を抑制することができ
る。以上のことから、図5に示すように、吸引力特性曲
線はほぼ平行となるから、可動板7の正側の最大変位量
(X0−Xa)と可動板7の負側の最大変位量(Xb−X
0)とはほぼ等しく、図6に示すように、絶対値が等し
い正負の電流をコイル4a、4bに流したときには、正
側の可動板7の変位量と負側の可動板7の変位量とはほ
ぼ等しい。したがって、図1に示したエンジンマウント
においては、エンジンのクランク角、車体の振動に応じ
て可動板7の変位量を適正に制御することができるか
ら、作用室9内の作動液の液圧が変動するのを有効に防
止することができるので、高周波の振動を有効に吸収す
ることができる。また、図1に示したエンジンマウント
においては、コイル4a、4bに電流を流したときに生
ずる熱が磁性流体13を介して可動板7側に放熱される
から、永久磁石6、コイル4a、4bの温度が上昇する
のを防止することができるので、電磁石14の性能の低
下、消費電力の増大を防止することができる。
【0012】なお、上述実施例においては、エンジンマ
ウントについて説明したが、他の振動吸収装置にこの発
明を適用できることは明らかである。また、上述実施例
においては、中空の弾性体としてゴムバネ2を用いた
が、他の中空の弾性体を用いてもよい。
ウントについて説明したが、他の振動吸収装置にこの発
明を適用できることは明らかである。また、上述実施例
においては、中空の弾性体としてゴムバネ2を用いた
が、他の中空の弾性体を用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る振
動吸収装置においては、可動板が電磁コイル側に近づい
た場合の吸引力の増加を防止でき、また離れた場合の吸
引力の減少を抑制できるため、可動板の位置に応じた変
位量をほぼ等しくできるので、作用室内の作動液の液圧
が変動するのを有効に防止することができ、高周波の振
動を有効に吸収することができる。
動吸収装置においては、可動板が電磁コイル側に近づい
た場合の吸引力の増加を防止でき、また離れた場合の吸
引力の減少を抑制できるため、可動板の位置に応じた変
位量をほぼ等しくできるので、作用室内の作動液の液圧
が変動するのを有効に防止することができ、高周波の振
動を有効に吸収することができる。
【図1】この発明に係るエンジンマウントを示す断面図
である。
である。
【図2】図1に示したエンジンマウントの動作説明図で
ある。
ある。
【図3】図1に示したエンジンマウントの動作説明図で
ある。
ある。
【図4】図1に示したエンジンマウントの動作説明図で
ある。
ある。
【図5】図1に示したエンジンマウントの吸引力特性お
よび推力特性を示すグラフである。
よび推力特性を示すグラフである。
【図6】図1に示したエンジンマウントの電磁石部の特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
【図7】従来のエンジンマウントを示す断面図である。
【図8】図7に示したエンジンマウントの制御装置を示
す図である。
す図である。
【図9】図7に示したエンジンマウントの吸引力特性お
よび推力特性を示すグラフである。
よび推力特性を示すグラフである。
【図10】図7に示したエンジンマウントの電磁石部の
特性を示すグラフである。
特性を示すグラフである。
2…ゴムバネ 7…可動板 9…作用室 10…緩衝孔 11…調圧室 13…磁性流体 14…電磁石
Claims (1)
- 【請求項1】中空の弾性体の内部に作用室と調圧室が形
成され、上記作用室と上記調圧室とを連通する緩衝孔が
設けられ、上記作用室の一部が可動板で形成され、上記
可動板に対向して、電磁コイルと永久磁石が設けられ、
弾性体内の流動体の上記緩衝孔の通過および上記電磁コ
イルの電磁力による可動板の位置制御により、上記振動
体の振動を吸収する振動吸収装置において、上記電磁コ
イルと上記可動板との間に磁性流体を設けたことを特徴
とする振動吸収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33277293A JPH07224885A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 振動吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33277293A JPH07224885A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 振動吸収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07224885A true JPH07224885A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=18258663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33277293A Pending JPH07224885A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 振動吸収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07224885A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1288526A1 (en) | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd . | Magnetorheological fluid-type vibration absorbing device |
| US9322451B2 (en) | 2011-07-12 | 2016-04-26 | Beijing West Industries Co., Ltd. | Hydraulic mount apparatus for supporting vibration source |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33277293A patent/JPH07224885A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1288526A1 (en) | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd . | Magnetorheological fluid-type vibration absorbing device |
| US9322451B2 (en) | 2011-07-12 | 2016-04-26 | Beijing West Industries Co., Ltd. | Hydraulic mount apparatus for supporting vibration source |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101236662B1 (ko) | 자동차 차체의 진동을 저감하는 자동차용 제진장치 | |
| EP1172581B1 (en) | Vibration damping apparatus using magnetic circuit | |
| US5042786A (en) | Hydraulically damped rubber mounting | |
| JPH1038020A (ja) | 制振器 | |
| JP3873538B2 (ja) | 能動的防振装置用加振器およびそれを用いた能動的制振器 | |
| JP5547000B2 (ja) | エンジンマウントシステム | |
| EP1288526A1 (en) | Magnetorheological fluid-type vibration absorbing device | |
| KR100476147B1 (ko) | 마그넷 유닛 및 그 제조 방법 | |
| US5261649A (en) | Elastic mount having main fluid chamber communicating with auxiliary fluid chamber partially defined by oscillating plate actuated by moving coil in annular gap between two yokes connected to permanent magnet | |
| US5277409A (en) | Elastic mount having fluid chamber partially defined by elastically supported oscillating plate | |
| JP2638408B2 (ja) | ゴムマウント | |
| JPH07224885A (ja) | 振動吸収装置 | |
| WO2001063143A1 (en) | Vibration damping arrangements | |
| JPH0225061B2 (ja) | ||
| WO1992002107A1 (en) | Hydraulic lever actuator | |
| JPH07119790A (ja) | 振動吸収装置 | |
| KR100347554B1 (ko) | 엠알유체를이용한반능동마운트 | |
| JP3051502B2 (ja) | 防振装置及びその電磁石の印加電圧制御方法 | |
| JP2002061702A (ja) | 液体封入式マウント | |
| JPH07158690A (ja) | 液体封入式防振装置 | |
| JP2003269527A (ja) | 液体封入式エンジンマウント | |
| KR20110121906A (ko) | 종횡방향 제어 능동 엔진 마운트 | |
| JPH06174003A (ja) | 振動吸収装置 | |
| KR100839872B1 (ko) | 건식 힘 전달 메커니즘과 전자석 구동기를 이용한 능동엔진 마운트 | |
| JP2856436B2 (ja) | リニアアクチュエータ |