JPH07225016A - 焼却炉の側壁構造および耐火レンガ - Google Patents
焼却炉の側壁構造および耐火レンガInfo
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- JPH07225016A JPH07225016A JP1796994A JP1796994A JPH07225016A JP H07225016 A JPH07225016 A JP H07225016A JP 1796994 A JP1796994 A JP 1796994A JP 1796994 A JP1796994 A JP 1796994A JP H07225016 A JPH07225016 A JP H07225016A
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- water
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 側壁9のうちの高温帯部の燃焼室10側には
SiC製耐火レンガ14が縦横に隣接して配置され、こ
の耐火レンガ14の裏側(燃焼室反対側)に水冷管15
が取付けられている。 【効果】 高温帯部に配置した耐火レンガの裏面には水
冷管が配置されているので、被焼却物の焼却時に水冷管
に給水することにより耐火レンガを裏面から確実に冷却
することができるので、クリンカの付着を防止すること
ができ、従来のように空冷式ではなく水冷管に給水して
耐火レンガを冷却する水冷式であるので、耐火レンガど
うしの接合部から漏風することがなく、従って被焼却物
の燃焼温度が必要以上に上昇するのを防止でき、炉壁の
クリンカ生成を抑制しまた燃焼火格子を破損することを
防止できる。
SiC製耐火レンガ14が縦横に隣接して配置され、こ
の耐火レンガ14の裏側(燃焼室反対側)に水冷管15
が取付けられている。 【効果】 高温帯部に配置した耐火レンガの裏面には水
冷管が配置されているので、被焼却物の焼却時に水冷管
に給水することにより耐火レンガを裏面から確実に冷却
することができるので、クリンカの付着を防止すること
ができ、従来のように空冷式ではなく水冷管に給水して
耐火レンガを冷却する水冷式であるので、耐火レンガど
うしの接合部から漏風することがなく、従って被焼却物
の燃焼温度が必要以上に上昇するのを防止でき、炉壁の
クリンカ生成を抑制しまた燃焼火格子を破損することを
防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼却炉の側壁構造に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、都市ごみなどの被焼却物を焼却す
るための焼却炉は、被焼却物を炉内に投入するための投
入口と、被焼却物を、側壁によって囲まれる燃焼室内で
乾燥、燃焼させるとともに焼却後の灰を所定の場所まで
搬送して排出する火格子とを有している。
るための焼却炉は、被焼却物を炉内に投入するための投
入口と、被焼却物を、側壁によって囲まれる燃焼室内で
乾燥、燃焼させるとともに焼却後の灰を所定の場所まで
搬送して排出する火格子とを有している。
【0003】近年、都市ごみなどの被焼却物中には、紙
やプラスチック類が多く含まれており、これらは焼却時
に激しく燃焼する。このため、水冷管の腐食を防止する
ために、焼却炉の側壁に設けた熱回収兼用の水冷管の燃
焼室側表面に、キャスタブルを施すことにより対応して
いる。
やプラスチック類が多く含まれており、これらは焼却時
に激しく燃焼する。このため、水冷管の腐食を防止する
ために、焼却炉の側壁に設けた熱回収兼用の水冷管の燃
焼室側表面に、キャスタブルを施すことにより対応して
いる。
【0004】また水冷管の燃焼室側表面に、例えばSi
C製の矩形のブロック状耐火レンガを複数個段積みし
て、各耐火レンガの隅部どうしは取付けボルトなどの取
付け具によって接合し、外側に炉体となる外板を配置
し、耐火レンガと外板とによって囲まれるスペースは耐
火レンガ冷却用の空冷室として、空冷室に送気管で空気
を送ることにより、耐火レンガの温度の上昇を押さえる
技術がある(例えば特公昭60−9210号公報)。
C製の矩形のブロック状耐火レンガを複数個段積みし
て、各耐火レンガの隅部どうしは取付けボルトなどの取
付け具によって接合し、外側に炉体となる外板を配置
し、耐火レンガと外板とによって囲まれるスペースは耐
火レンガ冷却用の空冷室として、空冷室に送気管で空気
を送ることにより、耐火レンガの温度の上昇を押さえる
技術がある(例えば特公昭60−9210号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の焼却炉にお
いて、水冷管の燃焼室側表面にキャスタブルを施すもの
では、キャスタブルは乾燥してしまうと体積が収縮する
ので、水冷管どうしの目地部分に隙間が生じてしまい、
ここに溶融した被焼却物の灰が付着し、この灰が燃焼室
側に発達して、水冷管の熱伝導率を低下させてしまう。
いて、水冷管の燃焼室側表面にキャスタブルを施すもの
では、キャスタブルは乾燥してしまうと体積が収縮する
ので、水冷管どうしの目地部分に隙間が生じてしまい、
ここに溶融した被焼却物の灰が付着し、この灰が燃焼室
側に発達して、水冷管の熱伝導率を低下させてしまう。
【0006】また水冷管の燃焼室側表面に、矩形のブロ
ック状耐火レンガを段積みするものでは、被焼却物の焼
却中に空冷室に耐火レンガ冷却用の空気を送ると、段積
みされた耐火レンガ間の隙間から燃焼室内に空気が漏
れ、燃焼室内にある被焼却物のうち、側壁の近傍にある
被焼却物の一部が激しく燃焼していまい、これによって
炉壁にクリンカが生成し、また火格子を損傷してしまう
ことがある。
ック状耐火レンガを段積みするものでは、被焼却物の焼
却中に空冷室に耐火レンガ冷却用の空気を送ると、段積
みされた耐火レンガ間の隙間から燃焼室内に空気が漏
れ、燃焼室内にある被焼却物のうち、側壁の近傍にある
被焼却物の一部が激しく燃焼していまい、これによって
炉壁にクリンカが生成し、また火格子を損傷してしまう
ことがある。
【0007】前述したように、特に近年では、都市ごみ
の中にはプラスチック類の被焼却物が多く含まれてお
り、このような場合に燃焼室内に空気が漏れると、プラ
スチック類の被焼却物が激しく燃焼し、クリンカが生成
し、また火格子が著しく損傷してしまうといった課題が
ある。
の中にはプラスチック類の被焼却物が多く含まれてお
り、このような場合に燃焼室内に空気が漏れると、プラ
スチック類の被焼却物が激しく燃焼し、クリンカが生成
し、また火格子が著しく損傷してしまうといった課題が
ある。
【0008】さらにまた空冷室に送気管で空気を送るこ
とにより耐火レンガを冷却する、いわゆる空冷式である
ため、耐火レンガに対する冷却効果が充分でないといっ
た課題がある。
とにより耐火レンガを冷却する、いわゆる空冷式である
ため、耐火レンガに対する冷却効果が充分でないといっ
た課題がある。
【0009】そこで本発明は、上記課題を解決し得る焼
却炉の側壁構造の提供を目的とする。
却炉の側壁構造の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、投入口から投入された被焼却物
を、側壁によって囲まれる燃焼室内に配置した火格子上
で移動させながら燃焼させ、燃焼後の灰を所定の場所へ
排出する焼却炉において、前記側壁の燃焼室側の高温帯
部が複数の耐火レンガによって構成され、該耐火レンガ
の燃焼室反対側に水冷管が取付けられたものである。
決するための手段は、投入口から投入された被焼却物
を、側壁によって囲まれる燃焼室内に配置した火格子上
で移動させながら燃焼させ、燃焼後の灰を所定の場所へ
排出する焼却炉において、前記側壁の燃焼室側の高温帯
部が複数の耐火レンガによって構成され、該耐火レンガ
の燃焼室反対側に水冷管が取付けられたものである。
【0011】また複数本の水冷管の外周面に沿う断面円
弧状被覆部と、該被覆部どうしを連結する連結部とから
構成された耐火レンガであって、前記連結部に、水冷管
を取付けるための取付け具が挿入される取付け孔が形成
され、該取付け孔の周囲部の厚みが前記被覆部に比べて
肉厚に形成されたものである。
弧状被覆部と、該被覆部どうしを連結する連結部とから
構成された耐火レンガであって、前記連結部に、水冷管
を取付けるための取付け具が挿入される取付け孔が形成
され、該取付け孔の周囲部の厚みが前記被覆部に比べて
肉厚に形成されたものである。
【0012】また水冷管の外周面との間に耐火モルタル
を充填する隙間を保持するための複数の突起が水冷管の
管軸方向に離間して設けられた耐火レンガであって、前
記突起は取付け孔を中心に非対称位置に配置されたもの
である。
を充填する隙間を保持するための複数の突起が水冷管の
管軸方向に離間して設けられた耐火レンガであって、前
記突起は取付け孔を中心に非対称位置に配置されたもの
である。
【0013】また複数本の水冷管の外周面に沿う断面円
弧状被覆部と、該被覆部どうしを連結する連結部とから
構成されるとともに水冷管の外周面との間に耐火モルタ
ルを充填する隙間を保持するための複数の突起が水冷管
の管軸方向に離間して設けられた耐火レンガであって、
前記連結部に、水冷管を取付けるための取付け具が挿入
される取付け孔が形成され、前記突起は取付け孔を中心
に非対称位置に配置されたものである。
弧状被覆部と、該被覆部どうしを連結する連結部とから
構成されるとともに水冷管の外周面との間に耐火モルタ
ルを充填する隙間を保持するための複数の突起が水冷管
の管軸方向に離間して設けられた耐火レンガであって、
前記連結部に、水冷管を取付けるための取付け具が挿入
される取付け孔が形成され、前記突起は取付け孔を中心
に非対称位置に配置されたものである。
【0014】
【作用】上記構成において、高温帯部に配置した耐火レ
ンガの裏面に水冷管を配置し、被焼却物の焼却時に水冷
管に給水することにより耐火レンガを裏面から確実に冷
却する。
ンガの裏面に水冷管を配置し、被焼却物の焼却時に水冷
管に給水することにより耐火レンガを裏面から確実に冷
却する。
【0015】また被覆部を水冷管の燃焼室側に当接する
とともに、水冷管側に設けた取付け具を連結部の取付け
孔に位置合わせして挿入し、締結具で締結することによ
り、水冷管に耐火レンガを固定する。
とともに、水冷管側に設けた取付け具を連結部の取付け
孔に位置合わせして挿入し、締結具で締結することによ
り、水冷管に耐火レンガを固定する。
【0016】耐火レンガの被覆部を水冷管の燃焼室側か
ら近付けて、突起を水冷管の表面に当接し、耐火モルタ
ルを水冷管に充填するとともに水冷管側に設けた取付け
具を連結部の取付け孔に位置合わせして挿入し、締結具
で締結して水冷管と耐火レンガとを固定する。このとき
いずれかの突起が水冷管の接合部に位置してしまうよう
な場合、耐火レンガの上下を反転させて突起を接合部に
当てることなく耐火レンガを水冷管に取付ける。
ら近付けて、突起を水冷管の表面に当接し、耐火モルタ
ルを水冷管に充填するとともに水冷管側に設けた取付け
具を連結部の取付け孔に位置合わせして挿入し、締結具
で締結して水冷管と耐火レンガとを固定する。このとき
いずれかの突起が水冷管の接合部に位置してしまうよう
な場合、耐火レンガの上下を反転させて突起を接合部に
当てることなく耐火レンガを水冷管に取付ける。
【0017】
【実施例】以下、本発明焼却炉の側壁構造および耐火レ
ンガの実施例を図面に基づいて説明する。まず本発明の
第一実施例に係る側壁構造を、図1の焼却炉Aの全体側
面図に基づいて説明すると、これは、内部に乾燥火格子
1、燃焼火格子2、後燃焼火格子3をこの順に階段状に
備えており、前記乾燥火格子1の上側に被焼却物4投入
用ホッパー5が配置され、前記後燃焼火格子3の排出側
に焼却後の灰6を水封コンベアー水槽7に排出するため
の排出路8が設けられている。
ンガの実施例を図面に基づいて説明する。まず本発明の
第一実施例に係る側壁構造を、図1の焼却炉Aの全体側
面図に基づいて説明すると、これは、内部に乾燥火格子
1、燃焼火格子2、後燃焼火格子3をこの順に階段状に
備えており、前記乾燥火格子1の上側に被焼却物4投入
用ホッパー5が配置され、前記後燃焼火格子3の排出側
に焼却後の灰6を水封コンベアー水槽7に排出するため
の排出路8が設けられている。
【0018】前記燃焼火格子2の上側は、側壁9によっ
て囲まれる燃焼室10とされ、該燃焼室10は煙道11
を介して排煙口12に連通されている。前記側壁9のう
ち、前記乾燥火格子1の燃焼火格子2側端部、燃焼火格
子2、後燃焼火格子3の燃焼火格子2側端部のそれぞれ
に対応する部分は高温帯部であり、この高温帯部におけ
る側壁9の燃焼室10側には、複数個のSiC製耐火レ
ンガ14が縦横に隣接して配置され、この耐火レンガ1
4の裏側(燃焼室反対側)に耐火レンガ冷却用の水冷管
15が取付けられている。
て囲まれる燃焼室10とされ、該燃焼室10は煙道11
を介して排煙口12に連通されている。前記側壁9のう
ち、前記乾燥火格子1の燃焼火格子2側端部、燃焼火格
子2、後燃焼火格子3の燃焼火格子2側端部のそれぞれ
に対応する部分は高温帯部であり、この高温帯部におけ
る側壁9の燃焼室10側には、複数個のSiC製耐火レ
ンガ14が縦横に隣接して配置され、この耐火レンガ1
4の裏側(燃焼室反対側)に耐火レンガ冷却用の水冷管
15が取付けられている。
【0019】なお高温帯部に面しない部分にもレンガま
たはキャスタブル16が配置されており、このレンガま
たはキャスタブル16は、従来から側壁用レンガとして
用いられているものと同質のものである。
たはキャスタブル16が配置されており、このレンガま
たはキャスタブル16は、従来から側壁用レンガとして
用いられているものと同質のものである。
【0020】上記構成において、高温帯部に配置した耐
火レンガ14の裏面には水冷管15が配置されているの
で、被焼却物4の焼却時に水冷管15に給水することに
より耐火レンガ14を裏面から確実に冷却することがで
き、また従来のように空冷式ではなく水冷管15に給水
して耐火レンガ14を冷却する水冷式であるので、従来
のように耐火レンガどうしの接合部から漏風することが
なく、従って被焼却物4の燃焼温度が必要以上に上昇し
てしまうのを防止でき、もって炉壁へのクリンカ生成の
抑制および燃焼火格子2を破損することを防止できる。
火レンガ14の裏面には水冷管15が配置されているの
で、被焼却物4の焼却時に水冷管15に給水することに
より耐火レンガ14を裏面から確実に冷却することがで
き、また従来のように空冷式ではなく水冷管15に給水
して耐火レンガ14を冷却する水冷式であるので、従来
のように耐火レンガどうしの接合部から漏風することが
なく、従って被焼却物4の燃焼温度が必要以上に上昇し
てしまうのを防止でき、もって炉壁へのクリンカ生成の
抑制および燃焼火格子2を破損することを防止できる。
【0021】次に本発明の第二実施例に係る耐火レンガ
14を、図2の耐火レンガの単体斜視図、図3の水平断
面図、図4の背面図、図5の垂直断面図に基づいて説明
すると、これは、図2および図3に示すように、第一実
施例で示した焼却炉Aの側壁9の高温帯部に設ける耐火
レンガ14であって、一個の耐火レンガ14が、複数本
(図中では2本)の水冷管15の燃焼室10側外周面に
沿うとともに所定の長さを有する断面円弧状の被覆部2
1,21と、該被覆部21,21どうしを連結する連結
部22とから構成されている。
14を、図2の耐火レンガの単体斜視図、図3の水平断
面図、図4の背面図、図5の垂直断面図に基づいて説明
すると、これは、図2および図3に示すように、第一実
施例で示した焼却炉Aの側壁9の高温帯部に設ける耐火
レンガ14であって、一個の耐火レンガ14が、複数本
(図中では2本)の水冷管15の燃焼室10側外周面に
沿うとともに所定の長さを有する断面円弧状の被覆部2
1,21と、該被覆部21,21どうしを連結する連結
部22とから構成されている。
【0022】前記水冷管15どうしは、その間に設けた
取付け部材23によって取付けられ、該取付け部材23
の所定位置に前記連結部22と水冷管15の取付け部材
23を取付けるための取付け具24が設けられ(例えば
スタッドボルトが溶接され)、前記耐火レンガ14の連
結部22中央に、前記取付け具24を挿入するための取
付け孔25が形成され、該取付け孔25の周囲部の厚み
が被覆部21,21に比べて肉厚に形成されている。
取付け部材23によって取付けられ、該取付け部材23
の所定位置に前記連結部22と水冷管15の取付け部材
23を取付けるための取付け具24が設けられ(例えば
スタッドボルトが溶接され)、前記耐火レンガ14の連
結部22中央に、前記取付け具24を挿入するための取
付け孔25が形成され、該取付け孔25の周囲部の厚み
が被覆部21,21に比べて肉厚に形成されている。
【0023】そしてこのように構成された耐火レンガ1
4が複数個、焼却炉Aの側壁9の燃焼室10側に配置さ
れている。上記構成において、耐火レンガ14の被覆部
21,21を水冷管15の燃焼室10側に当接するとと
もに、取付け具24を取付け孔25に位置合わせして挿
入し、取付け孔25に締結具(例えばナットが用いられ
る)を挿入して締結することにより、水冷管15に耐火
レンガ14を固定する。
4が複数個、焼却炉Aの側壁9の燃焼室10側に配置さ
れている。上記構成において、耐火レンガ14の被覆部
21,21を水冷管15の燃焼室10側に当接するとと
もに、取付け具24を取付け孔25に位置合わせして挿
入し、取付け孔25に締結具(例えばナットが用いられ
る)を挿入して締結することにより、水冷管15に耐火
レンガ14を固定する。
【0024】そして取付け孔25の周囲部の厚みを被覆
部21,21に比べて肉厚に形成することにより締結具
の締結力に耐え、締結具の締結に伴う耐火レンガ14の
割れを防止できる。
部21,21に比べて肉厚に形成することにより締結具
の締結力に耐え、締結具の締結に伴う耐火レンガ14の
割れを防止できる。
【0025】また取付け孔25の周囲だけを被覆部2
1,21に比べて肉厚に形成するので、水冷管15への
熱伝導を低下させることもない。ここで比較例としての
耐火レンガ14を図6に示す。これは水冷管15への取
付けの際の補強のために、全体を直方体状に形成し、水
冷管15と当接する裏側部分を波状に形成したものであ
る。しかしこの耐火レンガ14では、補強が不要な部分
も肉厚であるので、製作の際、材料を多く必要とする。
1,21に比べて肉厚に形成するので、水冷管15への
熱伝導を低下させることもない。ここで比較例としての
耐火レンガ14を図6に示す。これは水冷管15への取
付けの際の補強のために、全体を直方体状に形成し、水
冷管15と当接する裏側部分を波状に形成したものであ
る。しかしこの耐火レンガ14では、補強が不要な部分
も肉厚であるので、製作の際、材料を多く必要とする。
【0026】次に本発明の第三実施例に係る耐火レンガ
14を、図7の水冷管に取付けた状態の水平断面図、図
8の側面図、図9の単体の正面図に基づいて説明する
と、これは、上記第二実施例と同様に耐火レンガ14
が、水冷管15の燃焼室10側外周面に沿うとともに所
定の高さを有する断面円弧状の被覆部21,21と、該
被覆部21,21間で被覆部21,21どうしを連結す
る連結部22とから構成され、該連結部22の中央に取
付け孔25が形成され、前記水冷管15の取付け部材2
3に、前記連結部22と水冷管15の取付け部材23と
を取付けるための取付け具24が設けられている。
14を、図7の水冷管に取付けた状態の水平断面図、図
8の側面図、図9の単体の正面図に基づいて説明する
と、これは、上記第二実施例と同様に耐火レンガ14
が、水冷管15の燃焼室10側外周面に沿うとともに所
定の高さを有する断面円弧状の被覆部21,21と、該
被覆部21,21間で被覆部21,21どうしを連結す
る連結部22とから構成され、該連結部22の中央に取
付け孔25が形成され、前記水冷管15の取付け部材2
3に、前記連結部22と水冷管15の取付け部材23と
を取付けるための取付け具24が設けられている。
【0027】また前記各被覆部21,21の裏面中心
に、前記水冷管15の外周面との間に耐火モルタル30
を充填する隙間を保持するための一対の突起32,33
が水冷管15の管軸方向(鉛直方向)に離間して形成さ
れ、前記突起32,33は、前記取付け孔25を中心に
非対称位置に配置されている。
に、前記水冷管15の外周面との間に耐火モルタル30
を充填する隙間を保持するための一対の突起32,33
が水冷管15の管軸方向(鉛直方向)に離間して形成さ
れ、前記突起32,33は、前記取付け孔25を中心に
非対称位置に配置されている。
【0028】例えば、一方の突起32は、取付け孔25
からL1=80mmの高さ位置、他方の突起33は取付
け孔25からL2=60mmの位置に設けるようにす
る。なお前記水冷管15は、図8に示すように、所定の
箇所に溶接34によって接合された接合部を有してい
る。
からL1=80mmの高さ位置、他方の突起33は取付
け孔25からL2=60mmの位置に設けるようにす
る。なお前記水冷管15は、図8に示すように、所定の
箇所に溶接34によって接合された接合部を有してい
る。
【0029】上記構成において、耐火レンガ14の被覆
部21,21に形成した突起32,33を水冷管15の
燃焼室10側から水冷管15の表面に当接し、耐火モル
タル30を水冷管15との間に充填するとともに取付け
具24を連結部22の取付け孔25に位置合わせして挿
入し、締結具で締結することにより水冷管15に耐火レ
ンガ14を固定する。
部21,21に形成した突起32,33を水冷管15の
燃焼室10側から水冷管15の表面に当接し、耐火モル
タル30を水冷管15との間に充填するとともに取付け
具24を連結部22の取付け孔25に位置合わせして挿
入し、締結具で締結することにより水冷管15に耐火レ
ンガ14を固定する。
【0030】ところで耐火レンガ14を水冷管15に取
付ける際、いずれかの突起32,33が水冷管15の接
合部に位置してしまうような場合、耐火レンガ14の上
下を反転させて取付けるようにすると、突起32,33
は取付け孔25を中心に非対称位置に形成されているの
で、一方の突起32が水冷管15の接合部14に位置す
るのであれば、耐火レンガ14の上下を反転させること
により、他方の突起33はその接合部を回避でき、突起
32,33が接合部14に当たることなく耐火レンガ1
4を水冷管15に取付けることができる。
付ける際、いずれかの突起32,33が水冷管15の接
合部に位置してしまうような場合、耐火レンガ14の上
下を反転させて取付けるようにすると、突起32,33
は取付け孔25を中心に非対称位置に形成されているの
で、一方の突起32が水冷管15の接合部14に位置す
るのであれば、耐火レンガ14の上下を反転させること
により、他方の突起33はその接合部を回避でき、突起
32,33が接合部14に当たることなく耐火レンガ1
4を水冷管15に取付けることができる。
【0031】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、第一実施例で説明した焼却炉Aの高温帯部に
用いる耐火レンガ14を、第二実施例または第三実施例
に示した耐火レンガ14とすることもできる。
ではなく、第一実施例で説明した焼却炉Aの高温帯部に
用いる耐火レンガ14を、第二実施例または第三実施例
に示した耐火レンガ14とすることもできる。
【0032】また第二実施例では、耐火レンガ14の被
覆部21,21は2個としたがこれに限定されるもので
はなく、図10および図11に示すように、三個の被覆
部21を有して、被覆部21間の各連結部22に形成し
た取付け孔25の周囲を被覆部21,21よりも肉厚に
形成するようにしても、上記第二実施例と同様の作用効
果を奏し得る。
覆部21,21は2個としたがこれに限定されるもので
はなく、図10および図11に示すように、三個の被覆
部21を有して、被覆部21間の各連結部22に形成し
た取付け孔25の周囲を被覆部21,21よりも肉厚に
形成するようにしても、上記第二実施例と同様の作用効
果を奏し得る。
【0033】また上記第三実施例では、前記突起32,
33は被覆部21,21の裏面中心に配置したが、これ
に限定されるものではなく、中心から円弧の周方向に連
結部22側に所定の角度θ(例えば45°の範囲)だけ
ずらした位置に配置するようにしてもよい。
33は被覆部21,21の裏面中心に配置したが、これ
に限定されるものではなく、中心から円弧の周方向に連
結部22側に所定の角度θ(例えば45°の範囲)だけ
ずらした位置に配置するようにしてもよい。
【0034】さらに第三実施例で示したような突起3
2,33を、第二実施例で示した取付け孔25の周囲を
肉厚に形成した耐火レンガ14に対して設けてもよく、
この場合、取付け孔25の補強ができるとともに、取付
けの際に連結部22の接合部に突起32,33が当たる
ことなく連結部22に耐火レンガ14を取付けることが
できる。
2,33を、第二実施例で示した取付け孔25の周囲を
肉厚に形成した耐火レンガ14に対して設けてもよく、
この場合、取付け孔25の補強ができるとともに、取付
けの際に連結部22の接合部に突起32,33が当たる
ことなく連結部22に耐火レンガ14を取付けることが
できる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、焼却炉の側壁の高温帯部に耐火レンガを設け、この
耐火レンガの燃焼室反対側に水冷管を取付けるよう構成
したので、被焼却物の焼却時に確実に耐火レンガの冷却
ができ、また従来の空冷式の場合に生じていた耐火レン
ガの間からの燃焼室内への漏風がなく、従って被焼却物
の燃焼温度が異常に高くなることを防止でき、もってク
リンカの生成抑制および火格子の焼損を防止することが
できる。
は、焼却炉の側壁の高温帯部に耐火レンガを設け、この
耐火レンガの燃焼室反対側に水冷管を取付けるよう構成
したので、被焼却物の焼却時に確実に耐火レンガの冷却
ができ、また従来の空冷式の場合に生じていた耐火レン
ガの間からの燃焼室内への漏風がなく、従って被焼却物
の燃焼温度が異常に高くなることを防止でき、もってク
リンカの生成抑制および火格子の焼損を防止することが
できる。
【0036】また耐火レンガを、水冷管を被覆する被覆
部と、この被覆部どうしを連結する連結部から構成し、
この連結部に形成した取付け孔の周囲を、被覆部に比べ
て肉厚に形成することにより補強したので、所定の厚み
を有する被覆部によって必要な熱伝導率を保持できると
ともに耐火レンガを連結部に取付ける際、取付け具によ
る締結力に耐え、耐火レンガが取付け具の締結力で割れ
てしまうのを防止できる。
部と、この被覆部どうしを連結する連結部から構成し、
この連結部に形成した取付け孔の周囲を、被覆部に比べ
て肉厚に形成することにより補強したので、所定の厚み
を有する被覆部によって必要な熱伝導率を保持できると
ともに耐火レンガを連結部に取付ける際、取付け具によ
る締結力に耐え、耐火レンガが取付け具の締結力で割れ
てしまうのを防止できる。
【0037】また水冷管の外周面との間に耐火モルタル
を充填する隙間を保持するための複数の突起を、取付け
孔を中心に非対称位置に配置したので、一方の突起が水
冷管の接合部に位置する場合、耐火レンガの上下を反転
させることにより、他方の突起はその接合部を回避し、
突起を接合部に当てることなく耐火レンガを水冷管に取
付けることができる。
を充填する隙間を保持するための複数の突起を、取付け
孔を中心に非対称位置に配置したので、一方の突起が水
冷管の接合部に位置する場合、耐火レンガの上下を反転
させることにより、他方の突起はその接合部を回避し、
突起を接合部に当てることなく耐火レンガを水冷管に取
付けることができる。
【図1】本発明の第一実施例を示す焼却炉の全体側面図
である。
である。
【図2】本発明の第二実施例を示す耐火レンガの単体斜
視図である。
視図である。
【図3】同じく水平断面図である。
【図4】同じく背面図である。
【図5】同じく垂直断面図である。
【図6】比較例を示す耐火レンガの使用状態を示す斜視
図である。
図である。
【図7】本発明の第三実施例を示す耐火レンガの使用状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図8】同じく垂直断面図である。
【図9】同じく耐火レンガの単体正面図である。
【図10】他の実施例を示す耐火レンガの単体斜視図で
ある。
ある。
【図11】同じく水平断面図である。
1 乾燥火格子 2 燃焼火格子 3 後燃焼火格子 4 被焼却物 9 側壁 10 燃焼室 14 耐火レンガ 15 水冷管 21 被覆部 22 連結部 23 取付け部材 24 取付け具 25 取付け孔 30 耐火モルタル 32 突起 33 突起
Claims (5)
- 【請求項1】 投入口から投入された被焼却物を、側壁
によって囲まれる燃焼室内に配置した火格子上で移動さ
せながら燃焼させ、燃焼後の灰を所定の場所へ排出する
焼却炉において、前記側壁の燃焼室側の高温帯部が複数
の耐火レンガによって構成され、該耐火レンガの燃焼室
反対側に水冷管が取付けられたことを特徴とする焼却炉
の側壁構造。 - 【請求項2】 複数本の水冷管の外周面に沿う断面円弧
状被覆部と、該被覆部どうしを連結する連結部とから構
成された耐火レンガであって、前記連結部に、水冷管を
取付けるための取付け具が挿入される取付け孔が形成さ
れ、該取付け孔の周囲部の厚みが前記被覆部に比べて肉
厚に形成されたことを特徴とする耐火レンガ。 - 【請求項3】 水冷管の外周面との間に耐火モルタルを
充填する隙間を保持するための複数の突起が水冷管の管
軸方向に離間して設けられた耐火レンガであって、前記
突起は取付け孔を中心に非対称位置に配置されたことを
特徴とする請求項2記載の耐火レンガ。 - 【請求項4】 複数本の水冷管の外周面に沿う断面円弧
状被覆部と、該被覆部どうしを連結する連結部とから構
成されるとともに水冷管の外周面との間に耐火モルタル
を充填する隙間を保持するための複数の突起が水冷管の
管軸方向に離間して設けられた耐火レンガであって、前
記連結部に、水冷管を取付けるための取付け具が挿入さ
れる取付け孔が形成され、前記突起は取付け孔を中心に
非対称位置に配置されたことを特徴とする耐火レンガ。 - 【請求項5】 請求項2ないし請求項4記載のいずれか
の耐火レンガを有したことを特徴とする請求項1記載の
焼却炉の側壁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1796994A JPH07225016A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 焼却炉の側壁構造および耐火レンガ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1796994A JPH07225016A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 焼却炉の側壁構造および耐火レンガ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07225016A true JPH07225016A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11958569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1796994A Pending JPH07225016A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 焼却炉の側壁構造および耐火レンガ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07225016A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999028674A1 (en) | 1997-11-28 | 1999-06-10 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Water tube protective refractory structure and method of assembling the same |
| US6012401A (en) * | 1996-08-07 | 2000-01-11 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Water pipe protecting refractory structure |
| WO2010085090A3 (ko) * | 2009-01-21 | 2010-11-04 | Kho Jang Gil | 폐기물 소각로의 소각잔유물 배출시스템 |
| CN103486596A (zh) * | 2013-09-10 | 2014-01-01 | 常熟市新晨机械厂 | 一种垃圾焚烧炉 |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP1796994A patent/JPH07225016A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6012401A (en) * | 1996-08-07 | 2000-01-11 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Water pipe protecting refractory structure |
| WO1999028674A1 (en) | 1997-11-28 | 1999-06-10 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Water tube protective refractory structure and method of assembling the same |
| US6412548B1 (en) | 1997-11-28 | 2002-07-02 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Water tube protective refractory structure and method of assembling the same |
| US6971169B2 (en) | 1997-11-28 | 2005-12-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heat-resistant assembly for protecting boiler tubes and method of assembling same |
| EP2096354A2 (en) | 1997-11-28 | 2009-09-02 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heat-resistant assembly for protecting boiler tubes and method of assembling same |
| WO2010085090A3 (ko) * | 2009-01-21 | 2010-11-04 | Kho Jang Gil | 폐기물 소각로의 소각잔유물 배출시스템 |
| CN103486596A (zh) * | 2013-09-10 | 2014-01-01 | 常熟市新晨机械厂 | 一种垃圾焚烧炉 |
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