JPH0722511Y2 - 3次元ダンパ装置 - Google Patents
3次元ダンパ装置Info
- Publication number
- JPH0722511Y2 JPH0722511Y2 JP1987181114U JP18111487U JPH0722511Y2 JP H0722511 Y2 JPH0722511 Y2 JP H0722511Y2 JP 1987181114 U JP1987181114 U JP 1987181114U JP 18111487 U JP18111487 U JP 18111487U JP H0722511 Y2 JPH0722511 Y2 JP H0722511Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- plate
- sliding member
- vertical
- container
- vertical sliding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 claims description 22
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 18
- 239000011346 highly viscous material Substances 0.000 claims description 2
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 239000011345 viscous material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は複雑で超精密な機械やコンピュータが設置され
る制御室やコンピュータ室、等がある建物が地震力を受
けてもこの地震力がこれら機器やコンピュータに伝わら
ないようにするための免震装置に用いる3次元ダンパ装
置に関するものである。
る制御室やコンピュータ室、等がある建物が地震力を受
けてもこの地震力がこれら機器やコンピュータに伝わら
ないようにするための免震装置に用いる3次元ダンパ装
置に関するものである。
[従来の技術] 振動を嫌う複雑で超精密な機器やコンピュータを設置し
た制御室やコンピュータ室では、床として大梁、大梁か
ら形成される免震床が用いられ、この免震床の下部に
は、免震装置としてアイソレータ、ダンパ装置等が適所
に設置されて3次元の動きを緩衝させるようにしてあ
る。
た制御室やコンピュータ室では、床として大梁、大梁か
ら形成される免震床が用いられ、この免震床の下部に
は、免震装置としてアイソレータ、ダンパ装置等が適所
に設置されて3次元の動きを緩衝させるようにしてあ
る。
第4図は従来の免震床の免震装置の一例を示すもので、
大梁と小梁から形成される免震床1と固定床2との間
に、免震するアイソレータ3と、変位を減衰するダンパ
4と、平常時に床1上を人が歩いたときに揺れるのを防
止して床1を固定するためのトリガー5とから構成され
る免震装置が設置されている。
大梁と小梁から形成される免震床1と固定床2との間
に、免震するアイソレータ3と、変位を減衰するダンパ
4と、平常時に床1上を人が歩いたときに揺れるのを防
止して床1を固定するためのトリガー5とから構成され
る免震装置が設置されている。
上記ダンパ4としては、高粘性体Aを入れた円形容器6
内に、円板7を水平方向へ変位自在に位置させ、該円板
7上に筒体9を直立させ、床1の下面に鉛直に取り付け
たロッド10の下端部を上記筒体9内にスライド自在に挿
入させ、免震床1と固定床2の水平方向の相対変位に対
しては、容器6の底面と円板7の下面との剪断抵抗と高
粘性体Aとにより緩衝作用が行われるようにしてある。
内に、円板7を水平方向へ変位自在に位置させ、該円板
7上に筒体9を直立させ、床1の下面に鉛直に取り付け
たロッド10の下端部を上記筒体9内にスライド自在に挿
入させ、免震床1と固定床2の水平方向の相対変位に対
しては、容器6の底面と円板7の下面との剪断抵抗と高
粘性体Aとにより緩衝作用が行われるようにしてある。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記従来の免震装置におけるダンパ4は水平
方向のみの緩衝機能しかなく、現在では、上記ダンパ4
とトリガー5とを別用途の単体の組み合わせとしてあ
り、これらの機能は不可欠なものとされていた。
方向のみの緩衝機能しかなく、現在では、上記ダンパ4
とトリガー5とを別用途の単体の組み合わせとしてあ
り、これらの機能は不可欠なものとされていた。
そこで、本考案は、トリガーの機能の平常時の走行荷重
による揺れを防止する役目をダンパにもたせ且つダンパ
に垂直方向の緩衝機能をもたせるようにして免震装置を
アイソレータとダンパだけにするようにする3次元ダン
パ装置を提供しようとするものである。
による揺れを防止する役目をダンパにもたせ且つダンパ
に垂直方向の緩衝機能をもたせるようにして免震装置を
アイソレータとダンパだけにするようにする3次元ダン
パ装置を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するために、高粘性体を入れ
た容器内に、上下方向へのみ変位できるように摺動体を
収納し、該摺動体は、上記容器の内側面を摺動して上下
方向へ変位するように、外周面が上記容器の内側面に接
する大きさとしてある板状上下摺動部材と、該板状上下
摺動部材の周辺部を複数個所で上方へ折り曲げると共に
更に半径方向の内径側へ向けて折り曲げて上記板状上下
摺動部材の上面との間に所要の隙間を形成させるように
した舌片と、更に、周方向に隣接する各舌片間の上記板
状上下摺動部材の外周部分の適数個所に上記高粘性体を
上下方向に通過させるための小さな孔を設けてなる構成
とし、且つ上記摺動体の板状上下摺動部材と各舌片との
間の隙間に、該各舌片に係合できる大きさの板状水平移
動部材を水平方向へ任意に変位できるよう配置して、該
板状上下摺動部材と板状水平移動部材が一体的に上下動
できるようにし、上記板状水平移動部材に、免震床下面
に取り付けた支柱の下端を固定させてなる構成とする。
た容器内に、上下方向へのみ変位できるように摺動体を
収納し、該摺動体は、上記容器の内側面を摺動して上下
方向へ変位するように、外周面が上記容器の内側面に接
する大きさとしてある板状上下摺動部材と、該板状上下
摺動部材の周辺部を複数個所で上方へ折り曲げると共に
更に半径方向の内径側へ向けて折り曲げて上記板状上下
摺動部材の上面との間に所要の隙間を形成させるように
した舌片と、更に、周方向に隣接する各舌片間の上記板
状上下摺動部材の外周部分の適数個所に上記高粘性体を
上下方向に通過させるための小さな孔を設けてなる構成
とし、且つ上記摺動体の板状上下摺動部材と各舌片との
間の隙間に、該各舌片に係合できる大きさの板状水平移
動部材を水平方向へ任意に変位できるよう配置して、該
板状上下摺動部材と板状水平移動部材が一体的に上下動
できるようにし、上記板状水平移動部材に、免震床下面
に取り付けた支柱の下端を固定させてなる構成とする。
[作用] 容器内の高粘性体中に没入している摺動体は、容器の内
側面に接する大きさの板状上下摺動部材と、その周辺部
を複数個所で上方へ折り曲げると共に更に内側へ折り曲
げて形成した舌片とからなり、該舌片と板状上下摺動部
材上面との間に形成された隙間に、支柱下端が固定され
た板状水平移動部材を配置して、水平方向へ変位できる
ようにし、上記周方向に隣接する舌片間の上記板状上下
摺動部材外周部分に孔を設けた構成としてあるので、平
常時は免震床の支持をしているトリガーの機能をし、且
つ上下方向の揺れに対しては、上記摺動体の板状上下摺
動部材の外周部分に設けた孔を高粘性体が通り抜けて摺
動体の上方又は下方へ達することにより摺動体が容器の
内側面を摺動して上下に変位することができて緩衝作用
をすることができる。この際、上記孔の数、孔の径を適
宜選定することにより緩衝度合いを容易に且つ任意に変
えることができる。水平方向の揺れに対しては、摺動体
と支柱下端に板状水平移動部材との相対変位時に両者間
に入っている高粘性体の抵抗で緩衝される。
側面に接する大きさの板状上下摺動部材と、その周辺部
を複数個所で上方へ折り曲げると共に更に内側へ折り曲
げて形成した舌片とからなり、該舌片と板状上下摺動部
材上面との間に形成された隙間に、支柱下端が固定され
た板状水平移動部材を配置して、水平方向へ変位できる
ようにし、上記周方向に隣接する舌片間の上記板状上下
摺動部材外周部分に孔を設けた構成としてあるので、平
常時は免震床の支持をしているトリガーの機能をし、且
つ上下方向の揺れに対しては、上記摺動体の板状上下摺
動部材の外周部分に設けた孔を高粘性体が通り抜けて摺
動体の上方又は下方へ達することにより摺動体が容器の
内側面を摺動して上下に変位することができて緩衝作用
をすることができる。この際、上記孔の数、孔の径を適
宜選定することにより緩衝度合いを容易に且つ任意に変
えることができる。水平方向の揺れに対しては、摺動体
と支柱下端に板状水平移動部材との相対変位時に両者間
に入っている高粘性体の抵抗で緩衝される。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図は一実施例を示すもので、高粘性体A
を入れた円形の容器11の内部に、該容器11の側壁内面に
外周面を沿わせて上下方向に自在に摺動できる大きさと
した円板状上下摺動部材13と、その周辺部を複数個所で
上方へ折り曲げると共に更に半径方向内側へ折り曲げて
円板状上下摺動部材13上面との間に所要の隙間を形成さ
せるようにした舌片14とからなる摺動体12を、外周面が
容器11の側壁内面と摺動して上下方向へ変位できるよう
にし収納し、周方向に隣接する舌片14間の円板状上下摺
動部材13の外周部分に高粘性体Aを通すための小さい孔
15を設け、摺動体12の上記孔15を高粘性体Aが通過する
ことにより該摺動体12が容器11内の高粘性体A中を上下
方向へ変位できるようにする。又、上記摺動体12の円板
状上下摺動部材13と舌片14との間には、小径の円板状水
平移動部材16を組み入れて、水平方向には移動自在に且
つ上下方向には周辺部が舌片14と円板状上下摺動部材13
との間に位置して一体的に上下動できるように係合さ
せ、且つ上記円板状水平移動部材16の下面と摺動体12の
円板状上下摺動部材13の上面との間の隙間を保持させて
この隙間に高粘性体Aが流入できるようにするために、
円板状水平移動部材16と円板状上下摺動部材13との間に
ボールとかコロの如き介在物17を介在させ、円板状水平
移動部材16と円板状上下摺動部材13との間の隙間に高粘
性体Aが入って水平方向の相対変位時に粘性抵抗を生じ
させるように、更に、上記円板状水平移動部材16の中心
部に、免震床1の下面に取り付けた支柱18の下端を固定
する。
を入れた円形の容器11の内部に、該容器11の側壁内面に
外周面を沿わせて上下方向に自在に摺動できる大きさと
した円板状上下摺動部材13と、その周辺部を複数個所で
上方へ折り曲げると共に更に半径方向内側へ折り曲げて
円板状上下摺動部材13上面との間に所要の隙間を形成さ
せるようにした舌片14とからなる摺動体12を、外周面が
容器11の側壁内面と摺動して上下方向へ変位できるよう
にし収納し、周方向に隣接する舌片14間の円板状上下摺
動部材13の外周部分に高粘性体Aを通すための小さい孔
15を設け、摺動体12の上記孔15を高粘性体Aが通過する
ことにより該摺動体12が容器11内の高粘性体A中を上下
方向へ変位できるようにする。又、上記摺動体12の円板
状上下摺動部材13と舌片14との間には、小径の円板状水
平移動部材16を組み入れて、水平方向には移動自在に且
つ上下方向には周辺部が舌片14と円板状上下摺動部材13
との間に位置して一体的に上下動できるように係合さ
せ、且つ上記円板状水平移動部材16の下面と摺動体12の
円板状上下摺動部材13の上面との間の隙間を保持させて
この隙間に高粘性体Aが流入できるようにするために、
円板状水平移動部材16と円板状上下摺動部材13との間に
ボールとかコロの如き介在物17を介在させ、円板状水平
移動部材16と円板状上下摺動部材13との間の隙間に高粘
性体Aが入って水平方向の相対変位時に粘性抵抗を生じ
させるように、更に、上記円板状水平移動部材16の中心
部に、免震床1の下面に取り付けた支柱18の下端を固定
する。
常時は、容器11内の高粘性体A中に没入している摺動体
12が高粘性体Aの圧力により第3図に示す如く、高粘性
体Aの中で所定位置に保持されていて免震床1を支持し
ており、免震床1の僅かな揺れをも防止するように機能
している。この機能は、トリガーの設置目的である平常
時の床を準固定させる機能と同じである。これにより本
考案のダンパ装置の採用により従来のトリガーを省略す
ることができる。
12が高粘性体Aの圧力により第3図に示す如く、高粘性
体Aの中で所定位置に保持されていて免震床1を支持し
ており、免震床1の僅かな揺れをも防止するように機能
している。この機能は、トリガーの設置目的である平常
時の床を準固定させる機能と同じである。これにより本
考案のダンパ装置の採用により従来のトリガーを省略す
ることができる。
今、地震により建物が地震力を受け、固定床2と免震床
1とが水平方向へ急激に変位しようとする場合は、従来
のダンパの水平方向のみの緩衝機能と同様に、容器11内
の摺動体12と円板状水平移動部材16との間に水平方向の
相対変位が生じる際に、上記摺動体12の円板状上下摺動
部材13上面と上記円板状水平移動部材16下面との間に入
っている高粘性体Aの粘性抵抗により緩衝される。
1とが水平方向へ急激に変位しようとする場合は、従来
のダンパの水平方向のみの緩衝機能と同様に、容器11内
の摺動体12と円板状水平移動部材16との間に水平方向の
相対変位が生じる際に、上記摺動体12の円板状上下摺動
部材13上面と上記円板状水平移動部材16下面との間に入
っている高粘性体Aの粘性抵抗により緩衝される。
次に、建物が上下方向の地震力を受けた場合は、免震床
1側の円板状水平移動部材16は摺動体12に舌片14により
係合されて上下方向には一体的に動くようにしてあるの
で、容器11と摺動体12とが上下方向へ相対変位すること
になるが、摺動体12は容器11内の高粘性体A中に没入し
ていて、摺動体12に設けた小さい孔15を高粘性体Aが通
ることにより摺動体12が容器11内を上下方向に移動でき
るようにしてある構成から、充分に上下方向のダンパ機
能を発揮することができて、地震時の上下方向の動きを
緩衝することができる。
1側の円板状水平移動部材16は摺動体12に舌片14により
係合されて上下方向には一体的に動くようにしてあるの
で、容器11と摺動体12とが上下方向へ相対変位すること
になるが、摺動体12は容器11内の高粘性体A中に没入し
ていて、摺動体12に設けた小さい孔15を高粘性体Aが通
ることにより摺動体12が容器11内を上下方向に移動でき
るようにしてある構成から、充分に上下方向のダンパ機
能を発揮することができて、地震時の上下方向の動きを
緩衝することができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
たとえば、容器11、摺動体12を円形とし、摺動体12に支
柱18下端の円板状水平移動部材16を上下方向にのみ一体
となるように係合させた場合を示したが、円形に限ら
ず、多角形その他の形状にしてもよいこと、摺動体12と
円板状水平移動部材16の係合の仕方として摺動体12の周
辺部にて舌片14を上側へ折り曲げる場合を示したが、他
の係合方式を採用してもよいこと、その他本考案の要旨
を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
たとえば、容器11、摺動体12を円形とし、摺動体12に支
柱18下端の円板状水平移動部材16を上下方向にのみ一体
となるように係合させた場合を示したが、円形に限ら
ず、多角形その他の形状にしてもよいこと、摺動体12と
円板状水平移動部材16の係合の仕方として摺動体12の周
辺部にて舌片14を上側へ折り曲げる場合を示したが、他
の係合方式を採用してもよいこと、その他本考案の要旨
を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
[考案の効果] 以上述べた如く、本考案の3次元ダンパ装置によれば、
高粘性体を入れた容器内に、上下方向へのみ変位できる
ように摺動体を収納し、該摺動体は、上記容器の内側面
を摺動して上下方向へ変位するように、外周面が上記容
器の内側面に接する大きさとしてある板状上下摺動部材
と、その周辺部を複数個所で上方へ折り曲げると共に更
に内側へ折り曲げて板状上下摺動部材の上面との間に所
要の隙間を形成させるようにした舌片とからなり、更
に、周方向に隣接する各舌片間の上記板状上下摺動部材
の外周部分の適数個所に上記高粘性体を上下方向に通過
させるための小さな孔を設けた構成とし、且つ上記摺動
体の板状上下摺動部材と各舌片との間に、該各舌片に係
合できる大きさの板状水平移動部材を水平方向へ任意に
変位できるよう配置し、該板状水平移動部材に、免震床
下面に取り付けた支柱の下端を固定させてなる構成とし
てあるので、従来の水平方向のダンパ機能のほかに、平
常時の床の準固定支持機能と上下方向のダンパ機能を有
し、従来必要とされていたトリガーの設置を省略でき、
更にアイソレータを水平方向のみの1つの緩衝機能を集
中させることができて、アイソレータの構成を簡略化で
き、又、摺動体は、容器の内側面を摺動して上下方向へ
変位できるように容器の内側面に接する大きさとした板
状上下摺動部材と、その周辺部を複数個所で上方へ折り
曲げると共に更に内側へ折り曲げることによって設けた
舌片とにより該舌片と板状上下摺動部材上面との間に所
要の隙間を形成してなり、更に、周方向に隣接する舌片
間の板状上下摺動部材外周部分の適数個所に小さな孔を
設けた構成としてあるので、上記孔を通して高粘性体が
摺動体の上方又は下方へ流れることができて、摺動体は
容器の内側面を摺動して上下方向へ変位でき、このと
き、孔を通過する高粘性体の動きにより上下方向の揺れ
を減衰させることができ、孔の数、孔の径を適宜選定す
るだけで緩衝の度合いを変えることができる、等の優れ
た効果を奏し得る。
高粘性体を入れた容器内に、上下方向へのみ変位できる
ように摺動体を収納し、該摺動体は、上記容器の内側面
を摺動して上下方向へ変位するように、外周面が上記容
器の内側面に接する大きさとしてある板状上下摺動部材
と、その周辺部を複数個所で上方へ折り曲げると共に更
に内側へ折り曲げて板状上下摺動部材の上面との間に所
要の隙間を形成させるようにした舌片とからなり、更
に、周方向に隣接する各舌片間の上記板状上下摺動部材
の外周部分の適数個所に上記高粘性体を上下方向に通過
させるための小さな孔を設けた構成とし、且つ上記摺動
体の板状上下摺動部材と各舌片との間に、該各舌片に係
合できる大きさの板状水平移動部材を水平方向へ任意に
変位できるよう配置し、該板状水平移動部材に、免震床
下面に取り付けた支柱の下端を固定させてなる構成とし
てあるので、従来の水平方向のダンパ機能のほかに、平
常時の床の準固定支持機能と上下方向のダンパ機能を有
し、従来必要とされていたトリガーの設置を省略でき、
更にアイソレータを水平方向のみの1つの緩衝機能を集
中させることができて、アイソレータの構成を簡略化で
き、又、摺動体は、容器の内側面を摺動して上下方向へ
変位できるように容器の内側面に接する大きさとした板
状上下摺動部材と、その周辺部を複数個所で上方へ折り
曲げると共に更に内側へ折り曲げることによって設けた
舌片とにより該舌片と板状上下摺動部材上面との間に所
要の隙間を形成してなり、更に、周方向に隣接する舌片
間の板状上下摺動部材外周部分の適数個所に小さな孔を
設けた構成としてあるので、上記孔を通して高粘性体が
摺動体の上方又は下方へ流れることができて、摺動体は
容器の内側面を摺動して上下方向へ変位でき、このと
き、孔を通過する高粘性体の動きにより上下方向の揺れ
を減衰させることができ、孔の数、孔の径を適宜選定す
るだけで緩衝の度合いを変えることができる、等の優れ
た効果を奏し得る。
第1図は本考案の一実施例を示す切断側面図、第2図は
第1図の平面図、第3図は平常時に免震床を支持してい
る状態を示す切断側面図、第4図は従来の免震装置を示
す側面図、第5図は第4図におけるダンパの拡大断面図
である。 1…免震床、2…固定床、3…アイソレータ、5…トリ
ガー、11…容器、12…摺動体、13…円板状上下摺動部材
(板状上下摺動部材)、14…舌片、15…孔、16…円板状
水平移動部材(板状水平移動部材)、18…支柱。
第1図の平面図、第3図は平常時に免震床を支持してい
る状態を示す切断側面図、第4図は従来の免震装置を示
す側面図、第5図は第4図におけるダンパの拡大断面図
である。 1…免震床、2…固定床、3…アイソレータ、5…トリ
ガー、11…容器、12…摺動体、13…円板状上下摺動部材
(板状上下摺動部材)、14…舌片、15…孔、16…円板状
水平移動部材(板状水平移動部材)、18…支柱。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 原 朗芳 東京都江東区毛利1丁目19番10号 江間忠 ビル 石川島播磨重工業株式会社江東事務 所内 (56)参考文献 実開 昭63−182335(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】高粘性体を入れた容器内に、上下方向への
み変位できるように摺動体を収納し、該摺動体は、上記
容器の内側面を摺動して上下方向へ変位するように、外
周面が上記容器の内側面に接する大きさとしてある板状
上下摺動部材と、該板状上下摺動部材の周辺部を複数個
所で上方へ折り曲げると共に更に半径方向の内径側へ向
けて折り曲げて上記板状上下摺動部材の上面との間に所
要の隙間を形成させるようにした舌片と、更に、周方向
に隣接する各舌片間の上記板状上下摺動部材の外周部分
の適数個所に上記高粘性体を上下方向に通過させるため
の小さな孔を設けてなる構成とし、且つ上記摺動体の板
状上下摺動部材と各舌片との間の隙間に、該各舌片に係
合できる大きさの板状水平移動部材を水平方向へ任意に
変位できるよう配置して、該板状上下摺動部材と板状水
平移動部材が一体的に上下動できるようにし、上記板状
水平移動部材に、免震床下面に取り付けた支柱の下端を
固定させてなることを特徴とする3次元ダンパ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987181114U JPH0722511Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 3次元ダンパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987181114U JPH0722511Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 3次元ダンパ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0185550U JPH0185550U (ja) | 1989-06-07 |
| JPH0722511Y2 true JPH0722511Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31472612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987181114U Expired - Lifetime JPH0722511Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 3次元ダンパ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722511Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0424187Y2 (ja) * | 1987-05-15 | 1992-06-08 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP1987181114U patent/JPH0722511Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0185550U (ja) | 1989-06-07 |
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