JPH07225466A - フイルム画像入力方法 - Google Patents

フイルム画像入力方法

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Publication number
JPH07225466A
JPH07225466A JP6016397A JP1639794A JPH07225466A JP H07225466 A JPH07225466 A JP H07225466A JP 6016397 A JP6016397 A JP 6016397A JP 1639794 A JP1639794 A JP 1639794A JP H07225466 A JPH07225466 A JP H07225466A
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JP
Japan
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film
frame
photographic film
image
image data
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Application number
JP6016397A
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English (en)
Inventor
Tadashi Sugiyama
直史 杉山
Atsushi Ito
淳志 伊藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】磁気記録層に撮影条件が既に記録された写真フ
イルムの場合は、撮影条件の記録処理を行うことなくコ
マの再生処理を行うようにして処理時間の短縮化を図
る。 【構成】スキャン履歴がない場合は、写真フイルムFを
順方向に搬送して全コマPの粗い画像データをCCDラ
インセンサ16を介してRAM44にメモリする。そし
て、写真フイルムFを逆方向に搬送してフイルムカート
リッジ24に収納したのち、写真フイルムFを順方向に
搬送し、前記画像データに基づいて検知された各コマの
撮影条件を磁気ヘッド52によってコマP毎の磁気記録
層56、56…に記録する。スキャン歴がある場合は、
撮影条件記録処理を行わず、写真フイルムFを順方向に
搬送し、コマPの撮影条件に応じてコマPの細密画像デ
ータをCCDラインセンサ16を介して取り込みモニタ
TV50に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフイルム画像入力方法に
係り、特にコマ毎に磁気記録層を有する現像済みスチル
写真フイルムの画像をイメージセンサに結像させ、該イ
メージセンサによって光電変換された画像信号をモニタ
TVに出力することによってフイルム画像をモニタTV
に表示させるフイルム画像入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】長尺状の現像済み写真フイルムをCCD
等のイメージセンサで撮像し、写真フイルムの画像を画
像信号に変換し、これをモニタTVに出力してフイルム
画像を表示するフイルム画像入力方法は、WO90/0430
1、特開平5-75922 号公報、特開平5-56345 号公報、特
開平5-22656 号公報等において公知である。
【0003】WO90/04301には、磁気記録層を有する写
真フイルムを使用したカメラ及びフイルム画像入力方法
が開示されており、特開平5-75922 号公報には、現像済
み写真フイルムが単一のスプールに巻回されているフイ
ルムカートリッジを使用したフイルム画像入力方法等が
開示されている。特開平5-22656 号公報には、マルチ画
面の作成が指示されると、現像済み写真フイルムを1コ
マずつ搬送し、イメージセンサを介して各コマの画像デ
ータを取り込み、各コマの画像データを圧縮して1画面
分の画像メモリに記憶させ、この画像メモリに記憶され
た画像データに基づいてインデックス画像をモニタTV
に表示するフイルム画像入力方法が開示されている。
【0004】また、コマ毎に磁気記録層を有する現像済
み写真フイルムをフイルムカートリッジから高速度で搬
送して各コマの粗い画像データをイメージセンサを介し
て取り込み、該取り込んだ粗い画像データに基づいて検
知された各コマの撮影条件を磁気ヘッドによって前記磁
気記録層に記録し、1コマの再生時には前記写真フイル
ムを低速度で搬送することにより、磁気ヘッドで再生さ
れた当該コマの撮影条件に応じてコマの細密画像データ
を前記イメージセンサを介して取り込み、該取り込んだ
細密画像データに基づいて画像信号をモニタTVに出力
するフイルム画像入力方法が本願出願人によって提案さ
れている(特願平5-327194号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フイルム画像入力方法は、磁気記録層に撮影条件(コマ
の明るさや白バランス状態)が既に記録された写真フイ
ルムでも、使用する度にコマの画像データをイメージセ
ンサを介して取り込み、取り込んだ画像データに基づい
て検知された各コマの撮影条件を磁気ヘッドによって磁
気記録層に再記録しているので、コマの再生処理までに
時間がかかると共に、写真フイルムの使用回数がみだり
に増えるので、その分だけ写真フイルムの使用寿命が短
くなるという欠点がある。
【0006】また、従来のフイルム画像入力方法は、使
用回数が写真フイルムについて設定した安全使用回数を
超えた場合でも、即ち、コマや磁気記録層の信頼性が低
下した場合でも、それを判断することができないという
欠点がある。更に、従来のフイルム画像入力方法は、傷
害を持っている写真フイルムでも使用できるので、特に
搬送中に生じたジャムにより折れ曲がっている写真フイ
ルムを使用した場合、折れ曲がりに起因する搬送抵抗の
増大により、フイルム駆動メカが故障するという欠点が
ある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みて成され
たもので、磁気記録層に撮影条件が既に記録された写真
フイルムの場合は、撮影条件の記録処理を行うことなく
コマの再生処理を行うようにして処理時間の短縮化を図
り、また、写真フイルムの不必要な使用を防止して写真
フイルムの使用寿命を伸ばすと共にコマや磁気記録層の
使用寿命を判断でき、更に、傷害のある写真フイルムの
使用を防止してフイルム駆動メカの故障を未然に防ぐこ
とができるフイルム画像入力方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、コマ毎に磁気記録層を有する現像済み写真フ
イルムをフイルムカートリッジから搬送して各コマの画
像データをイメージセンサを介して取り込み、該取り込
んだ画像データに基づいて検知された各コマの撮影条件
を磁気ヘッドによって前記磁気記録層に記録し、1コマ
の再生時には前記写真フイルムを搬送することにより、
磁気ヘッドで再生された当該コマの撮影条件に応じてコ
マの画像データを前記イメージセンサを介して取り込
み、該取り込んだ画像データに基づいて画像信号をモニ
タTVに出力するフイルム画像入力方法に於いて、前記
写真フイルムの先端又はフイルムカートリッジに、前記
磁気記録層に撮影条件が記録されたことを示す識別情報
を記録し、写真フイルムの搬送時又はフイルムカートリ
ッジの装着時に、前記識別情報を検知した際には、撮影
条件の記録処理を行うことなくコマの再生処理を行うよ
うに制御したことを特徴としている。
【0009】また、本発明は、前記目的を達成する為
に、現像済み写真フイルムをフイルムカートリッジから
搬送してコマの画像データをイメージセンサを介して取
り込み、該取り込んだ画像データに基づいて画像信号を
モニタTVに出力するフイルム画像入力方法に於いて、
前記写真フイルムを使用する毎に、該写真フイルムの使
用回数を写真フイルムの先端又はフイルムカートリッジ
に記録し、写真フイルムの搬送時又はフイルムカートリ
ッジの装着時に、前記使用回数を検知して、該使用回数
が前記写真フイルムについて設定した安全使用回数を超
えた場合には、アラームを発生するように制御したこと
を特徴としている。
【0010】更に、本発明は、前記目的を達成する為
に、現像済み写真フイルムをフイルムカートリッジから
搬送してコマの画像データをイメージセンサを介して取
り込み、該取り込んだ画像データに基づいて画像信号を
モニタTVに出力するフイルム画像入力方法に於いて、
前記写真フイルムの先端又はフイルムカートリッジに、
前記写真フイルムに傷害が発生したことを示す傷害情報
を記録し、写真フイルムの搬送時又はフイルムカートリ
ッジの装着時に、前記傷害情報を検知した際には、写真
フイルムの搬送動作を中止するように制御されたことを
特徴としている。
【0011】
【作用】本発明によれば、写真フイルムの先端又はフイ
ルムカートリッジに、磁気記録層に撮影条件が記録され
たことを示す識別情報を撮影条件記録後に記録する。そ
して、写真フイルムの搬送時又はフイルムカートリッジ
の装着時に、前記識別情報を検知した際には、コマの再
生処理を直接行う。
【0012】これにより、本発明は、磁気記録層に撮影
条件が既に記録された写真フイルムの場合は、撮影条件
の記録処理を行うことなくコマの再生処理を行うので、
処理時間の短縮化が図られ、また、写真フイルムの不必
要な使用を防止できるので、写真フイルムの使用寿命を
伸ばすことができる。また、本発明によれば、写真フイ
ルムを使用する毎に、この写真フイルムの使用回数を写
真フイルムの先端又はフイルムカートリッジに記録す
る。そして、写真フイルムの搬送時又はフイルムカート
リッジの装着時に、前記使用回数を検知して、検知した
使用回数が写真フイルムについて設定した安全使用回数
を超えた場合には、アラームを発生させる。
【0013】これにより、本発明は、写真フイルムにつ
いて設定した安全使用回数を判断できる。また、前記写
真フイルムは、コマ毎の撮影条件等が磁気ヘッドにより
記録される磁気記録層を有し、前記使用回数は当該磁気
記録層について設定した安全使用回数である。
【0014】更に、本発明によれば、写真フイルムの先
端又はフイルムカートリッジに、写真フイルムに傷害が
発生したことを示す傷害情報を記録する。そして、写真
フイルムの搬送時又はフイルムカートリッジの装着時
に、前記傷害情報を検知した際には、写真フイルムの搬
送動作を中止する。これにより、本発明は、フイルム駆
動メカの故障を未然に防ぐことができる。
【0015】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るフイルム
画像入力方法の好ましい実施例について詳説する。図1
は本発明に係るフイルム画像入力方法が適用されたフイ
ルム画像入力装置の実施例を示す構造図である。
【0016】前記フイルム画像入力装置10は、主とし
て照明用の蛍光管12、撮影レンズ14、CCDライン
センサ16を含むCCD回路ユニット18、フイルム駆
動メカ20、及びCPU22等を備えている。フイルム
画像入力装置10内には、フイルムカートリッジ24が
装着される。このフイルムカートリッジ24内には、現
像済みスチル写真フイルムFがスプール26に予め巻回
されており、この写真フイルムFは、フイルムカートリ
ッジ24から巻き戻されてガイド部材28に沿って搬送
され、前記蛍光管12と撮影レンズ14との間を通過し
たのち巻取室30の巻取スプール32に係着される。
【0017】前記蛍光管12は、フイルムFの搬送方向
と直交する方向に配置され、その下方を通過するフイル
ムFのコマP(図2参照)の画像を赤外線カットフイル
タ34を介して照明する。コマPを透過した画像光は、
単焦点の撮影レンズ14を介してCCDラインセンサ1
6の受光面に結像される。CCDラインセンサ16によ
るコマPの撮影中には、フイルムFはフイルム駆動メカ
20によって一定の速度で矢印A方向(以下、「順方
向」という)、又は矢印B方向(以下、「逆方向」とい
う)に搬送されるようになっている。また、前記フイル
ム駆動メカ20は、CPU22から出力される駆動信号
によって制御される。
【0018】前記CCDラインセンサ16から読み出さ
れた信号電荷は、CDSクランプによってクランプされ
てR、G、B信号としてアナログ処理回路36に加えら
れ、ここでR、G、B信号のゲイン等が制御される。ア
ナログ処理回路36から出力されるR、G、B信号は、
A/Dコンバータ38によってデジタル信号に変換され
たのち、メモリコントローラ40を介してフレームメモ
リ42、若しくはCPU22のRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)44にメモリされる。
【0019】前記フレームメモリ42にメモリされた各
コマPの1コマ分の情報は、メモリコントローラ40に
よって読み出され、そして、D/Aコンバータ46によ
ってアナログ信号に変換されると共に、エンコーダ48
によって映像信号に変換されてモニタTV50に出力さ
れる。また、磁気ヘッド52と搬送状態検出用の光学セ
ンサー54とが、写真フイルムFの搬送経路上に隣接し
て配置されている。前記磁気ヘッド52は、図2に示す
写真フイルムFのコマPの外側に形成された長尺の磁気
記録層56に接触し、図1に示す磁気記録再生装置58
からの情報を磁気記録層56に磁気データとして記録す
ることができると共に、磁気記録層56に記録された磁
気データを再生することができる。
【0020】前記磁気記録再生装置58は、CPU22
によって制御されており、前記RAM44にメモリされ
たデジタル信号(画像データ)のうちコマPの撮影条件
(コマの明るさやコマの白バランス状態)を示す情報を
磁気ヘッド52に出力することができる。前記光学セン
サー54は、図2に示す写真フイルムFに穿設されたパ
ーフォレーション60、60を読み取り、その読み取り
情報をCPU22に出力する。CPU22は、前記読み
取り情報に基づいてパーフォレーション60が通過する
時間間隔を随時カウントし、その時間間隔が所定の時間
を超えた時に、写真フイルムFの搬送中にジャムが発生
したことを示す情報をRAM44にメモリすることがで
きる。
【0021】また、写真フイルムFのリーダ部Rには磁
気記録層57が形成される。この磁気記録層57も前記
磁気記録層56と同様に前記磁気ヘッド52と接触し、
磁気記録再生装置58からの情報が磁気ヘッド56によ
り記録されると共に、磁気記録層56に記録された磁気
データが再生される。次に、前記フイルム画像入力装置
の作用について、図3〜図7に示すフローチャートを参
照しながら説明する。
【0022】先ず、図3に示すようにフイルム画像入力
装置10の電源をONして(ステップ100)、フイル
ムカートリッジ24がフイルム画像入力装置10に装着
されているか否かを確認し(ステップ110)、装着さ
れている場合には写真フイルムFの順方向搬送を開始す
る(ステップ120)。そして、磁気ヘッド52を駆動
して磁気再生を開始し(ステップ130)、写真フイル
ムFのリーダ部Rが磁気ヘッド52を通過する際に(ス
テップ140)、リーダ部Rの磁気記録層57に記録さ
れた磁気データを磁気ヘッド52により再生し、この再
生した情報を基にコマP毎の磁気記録層56、56…に
撮影条件が既に記録されているか否か(即ち、コマPに
スキャン履歴があるか否か)を判断する(ステップ15
0)。
【0023】そして、スキャン履歴がない場合は、撮影
条件記録処理を開始する(ステップ160)。即ち、写
真フイルムFをフイルムカートリッジ24から高速度で
順方向に搬送して全コマPの粗い画像データをCCDラ
インセンサ16を介してRAM44にメモリする。そし
て、写真フイルムFを逆方向に搬送してフイルムカート
リッジ24に収納する。そして、写真フイルムFを順方
向に再び搬送し、前記画像データに基づいて検知された
各コマの撮影条件(コマPの明るさやコマPの白バラン
ス状態)を磁気ヘッド52によってコマP毎の磁気記録
層56、56…に記録する。そして、写真フイルムFを
逆方向に再び搬送してフイルムカートリッジ24に収納
し撮影条件記録処理が終了する。
【0024】一方、スキャン歴がある場合は、撮影条件
記録処理を行わず、磁気再生と写真フイルムFの搬送を
一旦停止する(ステップ170、180)。そして、コ
マ再生処理を開始する(ステップ190)。即ち、写真
フイルムFを低速度で順方向に搬送することにより、磁
気ヘッド52で再生されたコマPの撮影条件に応じてコ
マPの細密画像データをCCDラインセンサ16を介し
て取り込み、この取り込んだ細密画像データに基づいて
画像信号をモニタTV50に出力する。そして、写真フ
イルムFを逆方向に搬送してフイルムカートリッジ24
に収納し、コマ再生処理が終了する(ステップ20
0)。
【0025】このように、本実施例によれば、スキャン
履歴を検知した際には、撮影条件記録処理を行うことな
くコマ再生処理を行うようにしたので、処理時間の短縮
化が図られ、また、写真フイルム56の不必要な使用を
防止できるので、写真フイルム56の使用寿命を伸ばす
ことができる。本実施例では、スキャン履歴がない場
合、撮影条件を検出した後にすぐにその条件を磁気記録
したが、検出された撮影条件を例えば装置内のRAM等
に記録しておき、しかるべき時期に改めて磁気記録して
も何ら支障はない。
【0026】次に、図4に示すフローチャートについて
説明する。先ず、フイルム画像入力装置10の電源をO
Nして(ステップ300)、フイルムカートリッジ24
がフイルム画像入力装置10に装着されているか否かを
確認し(ステップ310)、装着されている場合には写
真フイルムFの順方向搬送を開始する(ステップ32
0)。そして、磁気ヘッド52を駆動して磁気再生を開
始し(ステップ330)、写真フイルムFのリーダ部R
が磁気ヘッド52を通過する際に(ステップ340)、
リーダ部Rの磁気記録層57に記録された写真フイルム
Fの搬送回数(使用回数)を示す磁気データを磁気ヘッ
ド52により再生する(ステップ350)。そして、再
生した使用回数データをCPU22のRAM44にメモ
リしたのち、RAM44から表示板61(図1参照)に
出力して使用回数を表示する(ステップ360)。
【0027】そして、CPU22は、前記RAM44に
メモリされた使用回数データを基に、その使用回数が一
定値(例えば、磁気記録層56の使用寿命回数は40
回)以下か否かを判断する(ステップ370)。そし
て、前記使用回数が一定値以下の場合には、写真フイル
ムFを順方向に搬送して1コマ目から最終コマまでのコ
マ再生処理を行うと共に、各コマPの磁気記録層56の
再生処理を行う(ステップ380、390、400)。
そして、最終コマの処理終了後、搬送を停止して(ステ
ップ410)処理を終了する(420)。
【0028】一方、前記使用回数が一定値以上の場合に
は、CPU22はコマ再生処理を停止してアラーム62
(図1参照)で警告を発生させる(ステップ430)。
また、表示板61に、使用回数が一定値以上を超えたこ
とを示すメッセージを表示する。このように、本実施例
では、写真フイルムFの磁気記録層57に記録された使
用回数情報を基に写真フイルムFの使用回数を検知し、
この使用回数が磁気記録層56の使用寿命を超えた場合
にアラームを発生させるようにしたので、磁気記録層5
6の使用寿命と信頼性を容易に判断できる。
【0029】次に、図5に示すフローチャートについて
説明する。送り出し命令によって(ステップ500)、
送り出しが開始(ステップ510)された写真フイルム
Fのリーダ部Rが磁気ヘッド52を通過する際に(ステ
ップ520)、磁気記録層57に記録された使用回数を
示す磁気データを磁気ヘッド52により再生し、CPU
22のRAM44上にある使用回数値をインクリメント
する(ステップ530)。そして、所定の送りが終了し
たのち(ステップ540)、送り出しを停止し(ステッ
プ550)、処理を終了する(ステップ560)。
【0030】また、前記RAM44上にインクリメント
された使用回数は、図6のフローチャートに示すように
磁気情報を写真フイルムに更新(記録)する際(ステッ
プ600)に、一定値以下か否か判断される(ステップ
610)。そして、使用回数が一定値以下の場合には、
写真フイルムFを逆方向に搬送して前記磁気記録層57
が磁気ヘッド52を通過する際に、その他の磁気情報と
共にRAM44から前記インクリメントされた使用回数
を示す情報を磁気ヘッド52に出力して磁気記録層57
に記録し、磁気記録層57の使用回数データを更新する
(ステップ620)。
【0031】一方、使用回数が一定値以上の場合には、
使用者に対する警告をアラーム62により知らせると共
に、更新確認を表示器61に表示して(ステップ63
0)、使用者に更新するか否かを選択させる(ステップ
640)。そして、更新を選択した場合は、前述した更
新処理が行われ(ステップ620)、また、未更新の場
合には(ステップ650)、使用回数のみ磁気記録し処
理が終了する(ステップ660)。
【0032】このように、本実施例では、写真フイルム
Fを搬送する毎に、写真フイルムFの使用回数、及びそ
の他の情報を更新することができる共に、使用回数が一
定値を超えた時でも更新処理を選択することができる。
本実施例では、使用者が更新を許可しなかった場合に
は、フイルム使用回数のみを更新するとしたが、フイル
ム回数部分のみを磁気記録(更新)することが困難な場
合、使用回数に到達した時点で、自動的に使用回数部分
のみを「寿命回数到達」という内容に更新して全磁気記
録内容をオーバーライトする方法もあり、その場合でも
本発明内容に於いて何ら支障がない。
【0033】次に、図7に示すフローチャートについて
説明する。本実施例で使用される写真フイルムFは、ジ
ャム等の傷害が発生した履歴を有するものについては磁
気記録層57にその情報が予め記録されている。先ず、
処理を開始して(ステップ700)、写真フイルムFを
順方向に搬送し、写真フイルムFのリーダ部Rが磁気ヘ
ッド52を通過する際に磁気記録層57に記録された情
報を磁気ヘッド52により再生し、再生した情報のなか
に傷害履歴があるか否か確認する(ステップ710)。
そして、傷害履歴がある写真フイルムFの場合は、その
傷害内容を表示板61に表示し(ステップ720)、処
理を中止する(ステップ730)。
【0034】一方、傷害履歴のない写真フイルムFの場
合は、ジャム等の搬送異常が検出されるまで通常の処理
が行われ(ステップ740、750)、搬送異常が検出
された場合には処理を中止する(ステップ760)。そ
して、写真フイルムFを逆方向に搬送して巻き戻し(ス
テップ770)、巻き戻し判定を行う(ステップ78
0)。巻き戻しができない場合には、処理を中止する
(ステップ790)。このような場合は、使用者には修
復できないので、サービスマン等が対応する。
【0035】また、巻き戻し可能な場合には、磁気記録
層57が磁気ヘッド52を通過する際に、磁気ヘッド5
2によってその傷害情報を記録し(ステップ800)、
処理を中止する(ステップ810)。これにより、本実
施例では、傷害情報を検知した際には、写真フイルムF
の搬送動作を中止するようにしたので、フイルム駆動メ
カ20の故障を未然に防ぐことができる。
【0036】本実施例では、傷害履歴がある写真フイル
ムFの場合は、処理を中止してフイルム搬送を停止した
が、使用者の選択によりフイルム搬送を実行させて通常
の処理を行うようにしても良い。また、本実施例では、
写真フイルムFのリーダ部Rに形成された磁気記録層5
7に、情報を記録して写真フイルムFの履歴を識別する
ようにしたが、これに限られるものではない。例えば、
フイルムカートリッジ24に磁気記録層を形成し、この
磁気記録層に情報を記録させると共に、この情報をフイ
ルムカートリッジ24の装着時に読み取るようにしても
良く、また、磁気データ以外の手段で履歴を識別させる
ようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフイル
ム画像入力方法によれば、写真フイルムの先端又はフイ
ルムカートリッジに、磁気記録層に撮影条件が記録され
たことを示す識別情報を記録し、写真フイルムの搬送時
又はフイルムカートリッジの装着時に、前記識別情報を
検知した際には、撮影条件の記録処理を行うことなくコ
マの再生処理を行うようにしたので、処理時間の短縮化
が図られ、また、磁気記録層の不必要な使用を防止でき
るので、磁気記録層の使用寿命を伸ばすことができる。
【0038】また、本発明によれば、写真フイルムを使
用する毎に、写真フイルムの使用回数を写真フイルムの
先端又はフイルムカートリッジに記録し、写真フイルム
の搬送時又はフイルムカートリッジの装着時に、前記使
用回数を検知して、この使用回数が写真フイルムに設定
された安全使用回数を超えた場合にアラームを発生させ
るようにしたので、写真フイルムの使用寿命を判断でき
る。
【0039】更に、本発明によれば、写真フイルムの先
端又はフイルムカートリッジに、写真フイルムに傷害が
発生したことを示す傷害情報を記録し、写真フイルムの
搬送時又はフイルムカートリッジの装着時に、前記傷害
情報を検知した際には、写真フイルムの搬送動作を中止
するようにしたので、フイルム駆動メカの故障を未然に
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフイルム画像入力方法が適用され
たフイルム画像入力装置の実施例を示すブロック図
【図2】本発明に係るフイルム画像入力方法に適用され
る写真フイルムの説明図
【図3】本発明に係るフイルム画像入力方法の第1制御
方法を示すフローチャート
【図4】本発明に係るフイルム画像入力情報の第2制御
方法を示すフローチャート
【図5】本発明に係るフイルム画像入力方法の第2制御
方法のうち使用回数の更新制御方法を示すフローチャー
【図6】本発明に係るフイルム画像入力方法の第2制御
方法のうち情報の更新制御方法を示すフローチャート
【図7】本発明に係るフイルム画像入力方法の第3制御
方法を示すフローチャート
【符号の説明】
10…フイルム画像入力装置 12…蛍光管 16…CCDラインセンサ 20…フイルム駆動メカ 22…CPU 44…RAM 52…磁気ヘッド 50…モニタTV 62…アラーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コマ毎に磁気記録層を有する現像済み写真
    フイルムをフイルムカートリッジから搬送して各コマの
    画像データをイメージセンサを介して取り込み、該取り
    込んだ画像データに基づいて検知された各コマの撮影条
    件を磁気ヘッドによって前記磁気記録層に記録し、1コ
    マの再生時には前記写真フイルムを搬送することによ
    り、磁気ヘッドで再生された当該コマの撮影条件に応じ
    てコマの画像データを前記イメージセンサを介して取り
    込み、該取り込んだ画像データに基づいて画像信号をモ
    ニタTVに出力するフイルム画像入力方法に於いて、 前記写真フイルムの先端又はフイルムカートリッジに、
    前記磁気記録層に撮影条件が記録されたことを示す識別
    情報を記録し、 写真フイルムの搬送時又はフイルムカートリッジの装着
    時に、前記識別情報を検知した際には、撮影条件の記録
    処理を行うことなくコマの再生処理を行うように制御し
    たことを特徴とするフイルム画像入力方法。
  2. 【請求項2】現像済み写真フイルムをフイルムカートリ
    ッジから搬送してコマの画像データをイメージセンサを
    介して取り込み、該取り込んだ画像データに基づいて画
    像信号をモニタTVに出力するフイルム画像入力方法に
    於いて、 前記写真フイルムを使用する毎に、該写真フイルムの使
    用回数を写真フイルムの先端又はフイルムカートリッジ
    に記録し、 写真フイルムの搬送時又はフイルムカートリッジの装着
    時に、前記使用回数を検知して、該使用回数が前記写真
    フイルムについて設定した安全使用回数を超えた場合に
    は、アラームを発生するように制御したことを特徴とす
    るフイルム画像入力方法。
  3. 【請求項3】前記写真フイルムは、コマ毎の撮影条件等
    が磁気ヘッドにより記録される磁気記録層を有し、前記
    使用回数は当該磁気記録層について設定した安全使用回
    数であることを特徴とする請求項2記載のフイルム画像
    入力方法。
  4. 【請求項4】現像済み写真フイルムをフイルムカートリ
    ッジから搬送してコマの画像データをイメージセンサを
    介して取り込み、該取り込んだ画像データに基づいて画
    像信号をモニタTVに出力するフイルム画像入力方法に
    於いて、 前記写真フイルムの先端又はフイルムカートリッジに、
    前記写真フイルムに傷害が発生したことを示す傷害情報
    を記録し、 写真フイルムの搬送時又はフイルムカートリッジの装着
    時に、前記傷害情報を検知した際には、写真フイルムの
    搬送動作を中止するように制御したことを特徴とするフ
    イルム画像入力方法。
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