JPH07225519A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH07225519A
JPH07225519A JP6037751A JP3775194A JPH07225519A JP H07225519 A JPH07225519 A JP H07225519A JP 6037751 A JP6037751 A JP 6037751A JP 3775194 A JP3775194 A JP 3775194A JP H07225519 A JPH07225519 A JP H07225519A
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JP
Japan
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transfer
angle
image
photosensitive drum
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP6037751A
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English (en)
Inventor
Takeo Yamamoto
武男 山本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】感光ドラムと転写ローラとの間に周速差を設け
ることなく、トナー像の良好な転写を行う。 【構成】レジストローラ対30のレジストニップ部N2
により記録材Pを上転写ガイド31a及び下転写ガイド
31bを介して、感光ドラム1と転写ローラ6の転写ニ
ップ部N1 に供給し、ここで感光ドラム1上のトナー像
を記録材P上に転写する。鉛直面S0 と転写面S1 との
なす角を転写角θ01、鉛直面S0 と導入面S2 とのなす
角を導入角θ02、転写ニップ面S3 とレジストニップ面
4 とのなす角をレジスト角θ34、下転写ガイド31b
の先端と感光ドラム1表面との最短距離をr、転写ロー
ラ6の当接圧をfとする。それぞれの値を、0°≦θ01
≦15°、30°≦θ02≦42°、5°≦θ34≦40
°、0.5mm≦r≦3.5mm、0.3g/cm≦f
≦10g/cmに設定することで良好な転写を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザビーム
プリンタ等の画像形成装置に係り、詳しくは、像担持体
上に形成されたトナー像を記録材表面に転写するための
接触転写部材を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真方式の画像形成装
置や静電記録方式の画像形成装置においては、感光体や
誘電体等の像担持体上に形成された可視画像(トナー
像)を紙等の記録材に転写する転写手段として、コロナ
放電を利用した転写装置(コロナ帯電器)が広く使用さ
れている。
【0003】このようなコロナ転写装置は、記録材に接
触することなく非接触状態で、この記録材に対して所定
の電荷を付与し、像担持体上のトナー像を記録材に転写
する転写手段として有効である。しかしながら、コロナ
放電を生じされるためにかなりの高電圧を印加しなけれ
ばならず、このため高圧電源が必要となり、またコロナ
放電時にオゾンが発生する等の問題を有している。
【0004】このため、近年では比較的低い電圧の印加
で帯電を行うことができる接触帯電式の転写手段を使用
した画像形成装置が開発されている。この接触帯電式の
転写手段は、一般に、記録材の裏面に当接する導電ロー
ラ、導電ブラシ等の帯電部材を備え、この帯電部材に比
較的低い転写用のバイアス電圧を印加することにより、
像担持体上のトナー像を記録材に転写するものである。
このような接触帯電式の転写手段は低電圧を印加すれば
よいので電源が小型、軽量、低コスト化でき、またオゾ
ンの発生量も少ない等の長所があり、大いに注目されて
いる。
【0005】図3に、像担持体を均一に帯電するための
一次帯電装置と、像担持体上の可視画像(トナー像)を
記録材に転写するための転写装置とに、それぞれ接触帯
電式の帯電装置及び転写装置を用いた電子写真方式の画
像形成装置の一例を示す。
【0006】この画像形成装置は、矢印R1方向に回転
駆動される感光ドラム(像担持体)1を備えている。感
光ドラム1の周囲には、その回転方向に沿って順に、感
光ドラム1表面を均一に帯電する一次帯電装置2、感光
ドラム1上に画像情報に応じた静電潜像を形成する露光
手段3、この静電潜像にトナーを付着させてトナー像を
形成する現像装置5、感光ドラム1上のトナー像を記録
材Pに転写するためのローラ形式の接触帯電式の転写装
置6、トナー像転写後の感光ドラム1上の残留トナーを
除去するクリーナ7、感光ドラム1表面を初期化する除
電器(ランプ)9、記録材Pを搬送するための上下レジ
ストローラ(レジストローラ対)30、記録材Pを転写
部位に誘導する上転写ガイド31aと下転写ガイド31
bとからなる転写ガイド31等が配設されている。
【0007】上述の感光ドラム1は、アルミニウム、鉄
等からなる導電性基体1bと、その外周面を被覆する例
えば有機光導電体からなる光導電層1aとを基本構成と
するドラム型の電子写真感光体であり、その支軸1cを
中心に同図矢印R1方向に所定の周速度(プロセススピ
ード)をもって回転駆動される。なお、導電性基体1b
は接地されている。
【0008】また、接触帯電式の一次帯電装置2は、芯
金となる金属ローラ等の導電体ローラ2cと、その外周
面に形成した導電層2bと、さらにその外周面に形成し
た抵抗層2a2 、2a1 によって構成された帯電ローラ
である。帯電ローラ2は、その両端部を図示しない軸受
部にて回転自在に軸支されるとともに感光ドラム1と平
行に配置され、図示しないスプリング等の押圧手段によ
って感光ドラム1に向けて所定の押圧力で押圧されてい
る。これにより、最外層の抵抗層2a1 が感光ドラム1
に圧接され、帯電ローラ2全体は、感光ドラム1の矢印
R1方向の回転に伴って矢印R2方向に従動回転するよ
うになっている。さらに帯電ローラ2の導電体ローラ2
cには、電気接触子10aが接触されており、この電気
接触子10aを介して電源10から所定の直流バイアス
電圧が印加されている。帯電ローラ2は、この電圧の印
加と前述の矢印R2方向の従動回転とによって、感光ド
ラム1表面を所定の極性、所定の電位に均一に接触帯電
するようになっている。
【0009】また、転写装置6は、芯金となる金属ロー
ラ等の導電体ローラ6aと、その外周面に形成した円筒
状の導電層6bとによって構成された転写ローラであ
る。転写ローラ6は、導電体ローラ6aの両端部を図示
しない軸受部材にて回転自在に軸支されるとともに、感
光ドラム1と平行に配置され、不図示のスプリング等の
押圧手段によって感光ドラム1に向けて所定の当接圧で
押圧されている。これにより、転写ローラ6は、外側の
導電層6bが感光ドラム1に圧接されて感光ドラム1と
の間に、記録材Pを挟持搬送する転写ニップ部N1 を形
成し、記録材Pがこの転写ニップ部N1 に給紙された際
に、導電層6bが記録材Pの裏面に接触し、記録材Pの
矢印K1方向の搬送に伴い矢印R6方向に従動回転する
ようになっている。さらに転写ローラ6の導電体ローラ
6aには電源11が接続されており、転写ローラ6は、
この電源11によって所定のバイアス電圧が印加され、
記録材Pの裏面にトナーと逆極性の電荷を直接付与する
ことによって、感光ドラム1上のトナー像を記録材P表
面に転写するようになっている。なお、上述の接触帯電
式の帯電ローラ2及び転写ローラ6は、導電体ローラ2
c、6aにギヤを取り付け、モータ等の駆動手段により
強制駆動するようにしてもよい。
【0010】次に、上述構成の画像形成装置の画像形成
プロセスについて簡単に説明する。感光ドラム1表面
は、接触帯電式の帯電ローラ2によって均一に帯電され
た後、例えばレーザスキャナ、スリット露光手段等の露
光手段3からの画像情報に応じた走査光により露光を受
け、静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置
5の現像容器5b内に収納されて現像スリーブ5a表面
に層状に担持されたトナー(現像剤)によって現像さ
れ、トナー像となる。感光ドラム1上のトナー像は、不
図示の給紙機構によって感光ドラム1と転写ローラ6と
の間の転写ニップ部N1 に供給された記録材Pの表面
に、転写ローラ6の作用によって転写される。その後、
記録材Pは、感光ドラム1から分離されて図示しない像
定着手段に送られ、転写画像が定着され、所望のプリン
ト画像が形成されて画像形成装置本体外部に排出され
る。一方、感光ドラム1は、そのまま回転を続け、表面
に付着している残留トナー等の付着物がクリーナ7によ
って除去され、さらに除電器9によって除電されて初期
化され、次の画像形成プロセスに供される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術によると、トナー像転写後の記録材P上に、
中抜けと称される、トナーがほとんど転写されない部分
が生ずることがあった。このような現象は、はがき等の
ように記録材Pの厚さdが厚い場合、OHPフィルム等
のように記録材Pの剛性が高い(腰が強い)場合等に生
起しがちとなる。これは、転写ニップ部N1 における感
光ドラム1に対する転写ローラ6の当接圧が、記録材P
を挟持しない状態において所定の当接圧に設定されてい
るため、これら厚い記録材Pや剛性の高い記録材Pは、
転写ニップ部N1 の通過時に感光ドラム1と転写ローラ
6との間で強く押圧され、本来は転写ローラ6の電界の
作用で記録材P側に引き寄せられるべきトナーが感光ド
ラム1と記録材P表面との間で機械的に押し固められ、
記録材P上に転写されないで感光ドラム1上に残留して
しまうために発生するものである。なお、中抜けを防止
すべく転写ローラ6の当接圧を低くし剛性の高い記録材
Pで感光ドラム1への押圧を低減するような導入角に設
定した場合には、今度は、転写時にトナーの飛び散りが
発生するおそれがある。
【0012】このため、従来は、感光ドラム1表面の移
動速度と転写ローラ6表面の移動速度との間に周速差を
設け、感光ドラム1表面からトナー像を剪断力によって
引きちぎるようにして掻き取り、これをこすり付けるよ
うにして記録材P表面に転写することによって、中抜け
を防止していた。ところが、このように感光ドラム1と
転写ローラ6とに周速差を設けた場合には、記録材Pに
転写されたトナー像は、感光ドラム1の周速の方が速い
ときには記録材Pの搬送方向(矢印K1方向)に減縮さ
れ、反対に転写ローラ6の方が速いときには伸長されて
しまい、いずれの場合も画質の低下が発生する。さら
に、感光ドラム1表面は、周速差のために、転写ニップ
部N1 に記録材Pがあるときは記録材P表面に摺擦さ
れ、また記録材Pがないときは転写ローラ6表面に摺擦
されることになり、例えば感光ドラム1と記録材Pとの
間あるいは感光ドラム1と転写ローラ6との間に異物等
が侵入した場合等に、感光ドラム1表面がその異物によ
って損傷するという問題が発生する。
【0013】そこで、本発明は、像担持体と転写装置
(上述の説明ではそれぞれ感光ドラム1と転写ローラ
6)との間に周速差を設けることなく、したがって画質
の低下や像担持体表面の損傷を招くことなく、中抜けを
防止するようにした画像形成装置を提供することを目的
とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、円柱状の像担持体表面に対
して転写装置をほぼ下方から所定の当接圧で接触させて
前記像担持体の母線方向に沿った線状の転写ニップ部を
形成するとともに、前記転写ニップ部にて挟持搬送され
る記録材の裏面側に前記転写装置を介して転写用の電荷
を付与することにより、前記像担持体上のトナー像を前
記記録材の表面側に転写する画像形成装置において、前
記転写ニップ部における前記転写装置の単位長さ当たり
の当接圧をfとすると、該当接圧fが、0.3g/cm
≦f≦10g/cmを満たし、また、前記像担持体の中
心軸を通る鉛直面をS0 、前記像担持体の中心軸と前記
転写ニップ部の幅中心とを通る平面を転写面S1 、前記
鉛直面S0 に対して前記転写面S1 が前記記録材の搬送
方向上流側においてなす角度を転写角θ01とすると、該
転写角θ01が、0°≦θ01≦15°を満たすように、そ
れぞれの値を設定することを特徴とする。
【0015】前記転写ニップ部の上流側に、該転写ニッ
プ部に前記記録材を誘導する上転写ガイドと下転写ガイ
ドとを設け、該下転写ガイドの先端と前記像担持体表面
との間の最短距離をrとすると、該最短距離rが、0.
5mm≦r≦3.5mmを満たし、また、前記像担持体
の中心軸と前記下転写ガイドの先端とを通る平面を導入
面S2 、前記鉛直面S0 に対して前記導入面S2 がなす
角度を導入角θ02とすると、該導入角θ02が、30°≦
θ02≦42°を満たすように、それぞれの値を設定する
ことができる。
【0016】前記下転写ガイドの上流側に相互に接触し
てレジストニップ部を形成するレジストローラ対を設
け、前記転写ニップ部を通り前記像担持体に接する平面
を転写ニップ面S3 、前記レジストニップ部を通り前記
レジストローラ対に接する平面をレジストニップ面S
4 、前記転写ニップ面S3 と前記レジストニップ面S4
とがなす角度をレジスト角θ34とすると、該レジスト角
θ34が、5°≦θ34≦40°を満たすようにその値を設
定することができる。
【0017】前記転写面S1 と前記導入面S2 とがなす
角度を相対角θ12とすると、該相対角θ12が、20°≦
θ12≦40°を満たすようにその値を設定するようにし
てもよい。
【0018】前記転写部材は、前記像担持体表面に当接
するローラ状の導電性弾性体を有する転写ローラとする
ことができる。
【0019】前記転写ローラのアスカーC硬度は、15
°以上35°以下とするとよい。
【0020】前記下転写ガイドが、先端部に、はがきの
通紙幅に相当する切欠部を有するようにしてもよい。
【0021】
【作用】以上構成に基づき、当接圧f、転写角θ01、導
入角θ02、レジスト角θ34、相対角θ12等を上述の範囲
内に設定することにより、記録材の厚さや剛性、及び温
湿度等の環境が変化した場合でも、中抜け及び飛び散り
を防止することができる。
【0022】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈実施例1〉図1に、本発明に係る画像形成装置の像担
持体近傍の概略を示す。このものは、電子写真方式の画
像形成装置であって、後述のように、像担持体を帯電す
るための帯電装置、及び像担持体上のトナー像を記録材
に転写するための転写装置は、いずれも接触帯電式のも
のを使用している。
【0023】まず、図1を参照して画像形成装置全体の
構成と動作について簡単に説明する。この画像形成装置
は、像担持体として、不図示の画像形成装置本体(以下
単に「装置本体」という。)によって回動自在に支持さ
れた感光ドラム1を備えている。感光ドラム1は、アル
ミニウム等の導電性基体1bと、その外周に形成された
光導電層1aを基本構成とする円筒状の電子写真感光体
である。その中心には支軸1cを有し、この支軸1cを
中心として矢印R1方向に、不図示の駆動手段によって
回転駆動されるようになっている。
【0024】感光ドラム1の上方には、一次帯電装置2
が配置されている。一次帯電装置2は、感光ドラム1表
面に接してこの表面を所定の極性、電位に一様均一に帯
電するものであり、全体としてローラ状に構成されてい
る(以下「帯電ローラ2」という。)帯電ローラ2は、
中心に配置された導電体ローラ(芯金)2cと、その外
周に形成された導電層2bと、さらにその外周に形成さ
れた抵抗層2a2 、2a1 とからなり、芯金2cの両端
部が軸受部材(不図示)によって回転自在に支持される
とともに、感光ドラム1に対して平行に配置されてい
る。これら両端部の軸受部材は押圧手段(不図示)によ
って感光ドラム1向けて付勢されており、これにより、
帯電ローラ2表面の抵抗層2a1 は、感光ドラム1表面
に所定の当接圧を持って圧接されている。帯電ローラ2
は、感光ドラム1の矢印R1方向の回転に伴って矢印R
2方向に従動回転する。帯電ローラ2の芯金2cには、
電源10に接続された電気接触子10aに接触されてい
る。帯電ローラ2は、電源10によってバイアス電圧が
印加され、これにより、感光ドラム1表面を一様均一に
接触帯電するようになっている。
【0025】感光ドラム1の回転方向についての帯電ロ
ーラ2の下流側には、露光手段3が配設されている。露
光手段3は、例えば原稿画像をスリット露光し、この露
光によって感光ドラム1表面に画像情報に応じた静電潜
像を形成するものである。
【0026】露光手段3の下流側に配置された現像装置
5は、トナーを収納する現像容器5bと、トナーを静電
潜像に付着させる現像スリーブ5aとを有する現像装置
5が配置されている。現像容器5b内のトナーは、現像
スリーブ5a表面に所定の厚さで塗布され現像スリーブ
5aの矢印R5方向の回転によって担持され、感光ドラ
ム1表面に対向する現像位置において、トナーが現像ス
リーブ5aから感光ドラム1上に転移し、感光ドラム1
上の静電潜像に付着されるようになっている。静電潜像
はトナーが付着されて可視像(トナー像)となる。な
お、トナーは所定の極性に帯電されている。
【0027】現像装置5の下流側の感光ドラム1の下方
には、ローラ状の転写装置6(以下「転写ローラ6」と
いう。)が配設されている。転写ローラ6は、電源11
に接続された導電体ローラ(芯金)6aと、その外周面
に円筒状に形成された導電層6bとによって構成されて
いる。転写ローラ6は、感光ドラム1に平行に配置され
るとともに、芯金6aの両端部が不図示の軸受部材によ
って矢印R6方向に回転自在に支持されている。この軸
受部材は、ばね等の押圧部材によって感光ドラム1に向
けて付勢されており、これにより転写ローラ6の導電層
6bは、所定の当接圧で感光ドラム1表面に圧接され、
感光ドラム1と転写ローラ6との間には転写ニップ部N
1 が形成される。転写ニップ部N1 には、上下レジスト
ローラ30によって搬送された記録材Pが、転写ガイド
31によって誘導され、感光ドラム1の回転と同期をと
って供給される。記録材Pは、転写ニップ部N1 にて挟
持搬送されることになるが、この際、表面側が感光ドラ
ム1に、また裏面側が転写ローラ6に接する。この通過
の際、記録材Pの裏面には、電源11によってトナーの
極性と逆極性のバイアス電圧が印加され、これによって
感光ドラム1上のトナー像が記録材P表面に転写され
る。
【0028】トナー像の転写を受けた記録材Pは、感光
ドラム1から分離されて、不図示の像定着手段へ搬送さ
れ、ここでトナー像が定着された後、最終的なコピーと
して装置本体外部に排出される、または多重複写、両面
複写の場合には再搬送手段を介して、再度、感光ドラム
1をはじめとする画像形成部に送られる。
【0029】像転写後の感光ドラム1は、クリーナ7に
よって残留トナー等の付着物が除去され、さらに除電器
9により除電された後、次の画像形成プロセスに供され
る。以下、本発明についてさらに詳述する。
【0030】上述の構成において、転写ローラ6の導電
層(導電性弾性体)6bとして、その抵抗値が107
1010Ω・cm程度になるように、単泡性あるいは連泡
性のEPDM、SBR、BR等をローラ径20mm、長
さ300mm程度に加工したものを用いた。また、転写
ローラ6の硬度については、アスカーC硬度が15°〜
35°のものが好適であり、本実施例では、24°のも
のを用いた。
【0031】さらに、感光ドラム1表面に転写ローラ6
を当接させて転写ニップ部N1 を形成し、この転写ニッ
プ部N1 における単位長さ当たりの当接圧fを、f=3
g/cm(0.3g/cm≦f≦10g/cmが好適)
に設定した。
【0032】次に、図1において、いくつかの面と、こ
れらの面がなす角度等を決める。
【0033】まず、面について、感光ドラム1の中心軸
を通る鉛直面を鉛直面S0 、感光ドラム1の中心軸と転
写ニップ部N1 の幅中心(転写ローラ6の回転方向につ
いての中心)とを通る平面を転写面S1 、感光ドラム1
の中心軸と下転写ガイド31bの先端とを通る平面を導
入面S2 、転写ニップ部N1 を通り感光ドラム1(また
は転写ローラ6)に接する平面を転写ニップ面S3 、レ
ジストローラ対30の接触部に形成されるレジストニッ
プ部N2 を通りレジストローラ対30に接する平面をレ
ジストニップ面S4 と決める。以上のそれぞれ面につい
ては、以下の説明では単に面S0 〜S4 というものとす
る。
【0034】つづいて、角度については、面S0 と面S
1 とのなす角を転写角θ01、面S0と面S2 とのなす角
を導入角θ02、面S1 と面S2 とのなす角を相対角
12、面S3 と面S4 とのなす角をレジスト角34と決め
る。
【0035】さらに、下転写ガイド31bと感光ドラム
1表面との最短距離をrと決める。本実施例では、上述
の各角度及び最短距離rについて、次のように設定す
る。 転写角θ01=10°(0°≦θ01≦15°が好適) 導入角θ02=36°(30°≦θ02≦42°が好適) レジスト角θ34=13.5°(5°≦θ34≦40°が好
適) 最短距離r=1.5mm(0.5mm≦r≦3.5mm
が好適) なお、相対角θ12は、面S0 を基準とする絶対的なもの
ではなく、はじめに面S1 の位置を決めたときに、その
面S1 に対して面S2 の好適な位置を決めるののであ
る。その値は、 相対角θ12=26°(20°≦θ12≦40°が好適) と決める。
【0036】上述のそれぞれの値に基づいて画像形成装
置を構成し、画像形成を行ったところ、感光ドラム1と
転写ローラ6との間に、周速差を与えなくても、中抜け
のない良好な画像を得ることができた。また、感光ドラ
ム1と転写ローラ6との間に周速差がないため、従来は
約60000枚程度で損傷しはじめた感光ドラム1が約
100000枚程度まで損傷なく使用することができ
た。 (比較例)比較例として、上述の実施例1の転写角
θ01、導入角θ02、レジスト角θ34、最短距離r、当接
圧f、そして転写ローラ6の硬度が、それぞれ「好適」
として示した値から外れた場合について説明する。
【0037】まず、転写角θ01が15°を超えたとき
は、OHP等の剛性の高い記録材Pで中抜け画像が生じ
てしまった。逆に、0°に満たないとき(転写面S1
鉛直面S0 よりも下流側にあるとき)は、湿度15%以
下の低湿環境下で記録材P表面にトナーが飛散する、い
わゆる飛び散り画像が発生した。
【0038】次に、導入角θ02が、42°を超えたとき
は、はがき等で中抜け画像が、また30°に満たないと
きは、低湿環境下で飛び散り画像が発生した。
【0039】次に、レジスト角θ34が、40°を超えた
とき、はがき等で中抜け画像が、また5°に満たないと
きは、低湿環境下で飛び散り画像が発生した。
【0040】次に、最短距離rが、3.5mmを超えた
とき、低湿環境下で飛び散り画像が、また0.5mmに
満たないとき、はがき等における中抜け画像及び転写ガ
イド汚れ(トナーによるもの)が生じた。
【0041】次に、感光ドラム1に対する転写ローラ6
の単位長さ当りの当接圧fが、10g/cmを超えるた
場合、やはり、はがき等で中抜け画像が生じ、0.3g
/cmに満たない場合、転写不良の画像や厚紙等におけ
る搬送不良(例えば記録材Pがすべる)現象が生じた。
【0042】最後に、転写ローラ6の硬度(アスカー
C)が35°を超えたとき、はがき等で中抜け画像が生
じた。また15°に満たないとき、カール量の大きな剛
性の高い記録材Pにおいては、低湿環境下で転写不良気
味の画像が生じた。 〈実施例2〉実施例1において、OHPなどの剛性の高
い記録材Pで、適正濃度より高い濃度で画像形成を行っ
たところ、100枚に1枚程度、わずかに中抜けを生じ
るものがあった。そこで、現像装置5として現像スリー
ブ5aで単位質量当りのトナー電荷量16.0μC/
g、単位面積当りのトナー質量0.9mg/cm2 の構
成のものを用いたところ、まったく中抜けのない画像を
得ることができた。 〈実施例3〉実施例1または実施例2の構成の画像形成
装置で、はがきの両面コピーを行ったところ、2面目の
コピー時に、画像濃度が濃く、しかもはがきが15mm
以上カールしている場合、やはり100枚に1枚程度、
画像中にわずかに中抜けが生じることがあった。
【0043】そこで、図2の上面図に示すように、下転
写ガイド31bの先端に、はがきの通紙域(通常のはが
きでは100mm、往復はがきの場合は142mm)よ
りも少し幅広の、深さ10mm程度の切欠部31cを設
けて画像形成を行ったところ、まったく中抜けのない良
好な画像を得ることができた。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
転写装置の単位長さ当たりの当接圧f、転写角θ01、最
短距離r、導入角θ02、レジスト角θ34、相対角θ12
をそれぞれ前述の範囲内に維持することにより、記録材
の厚さや環境が変化した場合でも、像担持体と転写装置
との間に周速差を設けることなく、画像の中抜けや飛び
散りを防止して良好な画像を形成することができる。ま
た、周速差がないので、像担持体の寿命を延長して長期
にわたり良好な画像品質を維持することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の画像形成装置の構成を示す縦断面
図。
【図2】実施例3の下転写ガイドの構成を示す上面図。
【図3】従来の画像形成装置の構成を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム) 2 一次帯電装置 3 露光手段 5 現像装置 6 転写装置(転写ローラ) 7 クリーナ 9 除電器 10 電源 30 レジストローラ 31 転写ガイド 31a 上転写ガイド 31b 下転写ガイド P 記録材 r 最短距離(下転写ガイドと感光ドラム表面
との距離) N1 転写ニップ部 N2 レジストニップ部 S0 鉛直面 S1 転写面 S2 導入面 S3 転写ニップ面 S4 レジストニップ面 θ01 転写角 θ02 導入角 θ12 相対角 θ34 レジスト角

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状の像担持体表面に対して転写装置
    をほぼ下方から所定の当接圧で接触させて前記像担持体
    の母線方向に沿った線状の転写ニップ部を形成するとと
    もに、前記転写ニップ部にて挟持搬送される記録材の裏
    面側に前記転写装置を介して転写用の電荷を付与するこ
    とにより、前記像担持体上のトナー像を前記記録材の表
    面側に転写する画像形成装置において、 前記転写ニップ部における前記転写装置の単位長さ当た
    りの当接圧をfとすると、該当接圧fが、 0.3g/cm≦f≦10g/cm を満たし、 また、前記像担持体の中心軸を通る鉛直面をS0 、前記
    像担持体の中心軸と前記転写ニップ部の幅中心とを通る
    平面を転写面S1 、前記鉛直面S0 に対して前記転写面
    1 が前記記録材の搬送方向上流側においてなす角度を
    転写角θ01とすると、該転写角θ01が、 0°≦θ01≦15° を満たすように、それぞれの値を設定する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写ニップ部の上流側に、該転写ニ
    ップ部に前記記録材を誘導する上転写ガイドと下転写ガ
    イドとを設け、該下転写ガイドの先端と前記像担持体表
    面との間の最短距離をrとすると、該最短距離rが、 0.5mm≦r≦3.5mm を満たし、 また、前記像担持体の中心軸と前記下転写ガイドの先端
    とを通る平面を導入面S2 、前記鉛直面S0 に対して前
    記導入面S2 がなす角度を導入角θ02とすると、該導入
    角θ02が、 30°≦θ02≦42° を満たすように、それぞれの値を設定する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記下転写ガイドの上流側に相互に接触
    してレジストニップ部を形成するレジストローラ対を設
    け、前記転写ニップ部を通り前記像担持体に接する平面
    を転写ニップ面S3 、前記レジストニップ部を通り前記
    レジストローラ対に接する平面をレジストニップ面S
    4 、前記転写ニップ面S3 と前記レジストニップ面S4
    とがなす角度をレジスト角θ34とすると、該レジスト角
    θ34が、 5°≦θ34≦40° を満たすようにその値を設定する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写面S1 と前記導入面S2 とがな
    す角度を相対角θ12とすると、該相対角θ12が、 20°≦θ12≦40° を満たすようにその値を設定する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写部材が、前記像担持体表面に当
    接するローラ状の導電性弾性体を有する転写ローラであ
    る、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転写ローラのアスカーC硬度が、1
    5°以上35°以下である、 ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記下転写ガイドが、先端部に、はがき
    の通紙幅に相当する切欠部を有する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか記
    載の画像形成装置。
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