JPH07225611A - プラント監視制御装置 - Google Patents

プラント監視制御装置

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Publication number
JPH07225611A
JPH07225611A JP6018399A JP1839994A JPH07225611A JP H07225611 A JPH07225611 A JP H07225611A JP 6018399 A JP6018399 A JP 6018399A JP 1839994 A JP1839994 A JP 1839994A JP H07225611 A JPH07225611 A JP H07225611A
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JP
Japan
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screen
procedure
driving
plant
operating
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JP6018399A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Yamane
根 憲 幸 山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転手順やその関連情報を運転用画面内に表
示し、運転手順を実行するのに必要な画面を自動的に展
開するプラント監視制御装置を提供する。 【構成】 運転の対象となる機器と運転のタイプと運転
の内容と運転用画面に関する情報を含む運転手順を各運
転モードの運転の流れに沿って格納した運転手順情報格
納手段と、運転用画面情報を格納した画面情報格納手段
と、操作すべき操作スイッチの情報を格納した操作スイ
ッチ情報格納手段と、運転手順の内容を判定し、画面表
示の制御命令を発する運転手順内容判定手段と、運転用
画面を更新する画面更新表示手段と、運転手順ガイドを
運転用画面の一部領域に表示する運転手順ガイド表示手
段と、操作すべき操作スイッチを運転用画面の一部領域
に表示する操作スイッチ表示手段と、運転用画面の一部
領域にプロセスデータを表示するプロセスデータ表示手
段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転コンソールの表示
装置の画面上でプラント状態を監視しながら、運転コン
ソールの操作によってプラントを集中的に監視・制御す
るプラント監視制御装置に係り、特にプラントの各運転
段階に応じてその時に実行すべき運転手順とその運転手
順に対応する画面や操作スイッチやプロセス状態のデー
タ等を表示するプラント監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラントでは、プラントの制御用
機器に接続されたハードの操作具やメータやレコーダ等
の計器類を多数配設したコントロールパネルをコントロ
ールルームに多数配置し、これらコントロールパネル上
で計器を監視し、あるいはハードの操作具を操作するこ
とによってプラントを監視および制御していた。
【0003】これに対して近年では、プラントを集中的
に監視・制御する要求により、ハードの操作具をほとん
ど装備せず、CRTなどの表示装置を備えたきわめて少
数の運転コンソールによってプラントの監視・操作を行
う方式(以下、「パネルレス計装制御方式」という)が
主流になりつつある。
【0004】このパネルレス計装制御方式は、従来の多
数のコントロールパネルに替えて、単一の運転コンソー
ルの表示装置によってプラントの監視に必要なすべての
情報を表示し、かつ、前記表示装置の画面上に操作スイ
ッチ(ハードの操作スイッチに対してソフトスイッチあ
るいはソフトキーという)を表示し、これを同じ運転コ
ンソールに備えられた入力手段によって操作することに
よってプラントの監視・制御を行うものである。
【0005】このパネルレス計装制御方式では、表示装
置で一度に表示できる情報は実際には限られているた
め、プラントを多数の部分あるいは系統に分割し、運転
員の指定によって指示された部分あるいは系統ごとに表
示するようにして制御を行っていた。
【0006】図9は、上記従来のパネルレス計装制御方
式の表示装置の一画面を例示したものである。この画面
は化学プラントの系統の一部を簡略化してグラフィック
表示しており、この画面に該当する系統は3つのベッセ
ルV10,V20,V30と6つのポンプP1020,
P2020,P3020,P1010,P2010,P
3010とによって構成されている。この画面に示すよ
うに、ベッセルV10,V20,V30の液位と密度が
デジタル数値で監視できるように表示されている。ま
た、ポンプP1020,…,P3010の起動/停止が
画面上で操作できるようになっており、たとえばポンプ
P3020を画面上で操作する場合、操作しようとする
ポンプP3020のシンボルを画面上で探してタッチす
ることにより、ポンプP3020の操作スイッチウィン
ドゥ21が表示され、ポンプP3020のシンボルはタ
ッチされことを示すために色が変化し、あるいは点滅し
てこの機器がタッチ操作されたことを示す。
【0007】次に、上記ポンプP3020の操作スイッ
チウィンドゥ21中の「起動」、「停止」などの操作内
容に対応する操作スイッチをタッチすることにより、実
際のプラントでポンプP3020が起動あるいは停止さ
れる。この場合、誤操作防止の観点から「確認」等のス
イッチを設け、実際の操作が行われる前にこの「確認」
スイッチを要求することも可能である。
【0008】上記パネルレス計装制御方式によってプラ
ントを運転する場合、運転員は運転マニュアルによって
それぞれの運転モードにおける運転手順を確認し、この
運転手順を実行するために必要な画面を運転コンソール
の表示装置上に呼び出し、この画面上で上述したような
プラントの操作を実行し、一つの運転手順が終了すると
次に実行すべき運転手順の画面に切り換えてプラントの
運転を遂行してゆく。
【0009】上記運転用の画面の切換えのために、通常
画面の一部(図9の例では画面の左下隅)に画面選択用
のソフトキー22が表示されている。運転員は、一つの
運転手順を完了した時あるはい必要な時に、上記画面選
択用のソフトキー22を選択してタッチすることによっ
て画面を更新する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパネルレス計装制御方式では、運転員は運転手順書
に沿って運転コンソールの画面と運転手順書とを交互に
見ながら運転するので、作業が煩雑であった。
【0011】特に、近年プラントが大規模化するのに伴
って運転手順書が膨大になるとともに、運転用の画面の
分割体系が複雑化し、画面数も非常に多くなった。この
ため、運転手順書を確認する作業と、必要な運転用画面
を選択する作業が運転員の大きな負担となっていた。
【0012】また、従来のパネルレス計装制御方式で
は、上述した理由によって所定の運転手順を実行するま
で比較的時間がかかるため、比較的応答が遅いプロセス
や緊急時にも比較的単純な操作で安全に停止可能なプロ
セスに対しては適用が容易であったが、異常時に緊急・
迅速な操作が要求される原子力発電プラント等への適用
が容易ではなかった。
【0013】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
課題を解決し、運転手順やその関連情報を運転用画面内
に表示し、運転手順を実行するのに必要な画面を自動的
に展開することにより、運転員の監視・操作に必要情報
を容易に取り出させるプラント監視制御装置を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るプラント監視制御装置は、プラントから
プロセスデータを入力し、あるいはプラントの制御機器
に制御命令を発するプロセス入出力装置と、プラントに
対する監視と制御を行なう表示装置と入力手段とを備え
た運転コンソールと、前記プロセス入出力装置と前記運
転コンソールを制御し、プラント運転のための情報処理
を行う計算機とからなるプラント監視制御装置におい
て、前記計算機は、運転の対象となる機器と運転のタイ
プと運転の内容と運転用画面に関する情報を含む運転手
順を各運転モードの運転の流れに沿って格納した運転手
順情報格納手段と、前記運転手順に対応する画面情報を
格納した画面情報格納手段と、前記運転手順を実行する
ために操作すべき操作スイッチに関する情報を格納した
操作スイッチ情報格納手段と、所定の運転モードで各運
転段階に応じて運転手順を入力してその内容を判定し、
運転用画面の更新と、運転手順ガイドの表示と、操作ス
イッチあるいはプロセスデータの表示のための制御命令
を発する運転手順内容判定手段と、前記運転手順内容判
定手段の制御命令によって、前記画面情報格納手段から
必要な画面を読み出して前記運転コンソールの表示装置
の画面を更新する画面更新表示手段と、前記運転手順内
容判定手段の制御命令によって運転手順ガイドを作成
し、前記運転コンソールの画面の一部領域に表示する運
転手順ガイド表示手段と、前記運転手順内容判定手段の
制御命令によって、その運転手順を実行するために操作
すべき操作スイッチを前記操作スイッチ情報格納手段か
ら読み出して前記運転コンソールの表示装置の画面の一
部領域に表示する操作スイッチ表示手段と、前記運転手
順内容判定手段の制御命令によって、その運転手順で確
認すべきプロセスデータを入力し、前記運転コンソール
の画面の一部領域にそのプロセスデータを表示するプロ
セスデータ表示手段とを備えていることを特徴とするも
のである。
【0015】
【作用】上記構成により、本発明によるプラント監視制
御装置では、運転手順情報格納手段によって運転手順書
の内容と、各運転手順に対応する画面と、各運転手順に
対応する操作スイッチや確認用プロセスデータとを互い
に関連づけて記憶し、運転手順内容判定手段によってプ
ラントの運転段階に応じて上記運転手順情報格納手段か
ら運転手順を入力し、この運転手順に含まれる画面情報
と操作スイッチ情報とプロセスデータ情報に応じて画面
更新表示手段と運転手順ガイド表示手段と操作スイッチ
表示手段とプロセスデータ表示手段とに命令を発し、画
面更新表示手段によって運転手順に対応する画面を表示
し、運転手順ガイド表示手段によって運転手順の内容を
表示し、操作スイッチ表示手段によって運転手順に対応
する操作スイッチを表示し、プロセスデータ表示手段に
よって運転手順で確認を要求されているプロセスデータ
を表示することができる。
【0016】これにより、運転員はプラントの運転中に
膨大な量の運転手順書を調べたり、複雑な画面の分割体
系から運転に必要な画面を運転コンソールの表示装置上
に呼び出したりする必要がないので、負担が軽減される
とともに操作ミスの機会も低減され、迅速かつ正確なプ
ラント運転を実現することができる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の一実施例について添付の図面
を用いて説明する。
【0018】図1は、パネルレス制御方式を適用した本
発明によるプラント監視制御装置の一実施例の装置構成
を示している。本実施例のプラント監視制御装置1は、
プラント2からプロセス状態に関する情報を入力し、あ
るいはプラント2に対する制御命令を発するプロセス入
出力装置3と、プラント2に対する監視と操作を行う運
転コンソール4と、装置全体として統一された動作や機
能を発揮するようにプロセス入出力装置3と運転コンソ
ール4の制御を行い、各種の運転のための情報処理を行
う計算機5とからなる。
【0019】運転コンソール4には、プラントの操作と
監視を行う入出力手段として表示装置6と操作装置7が
備えられている。この表示装置6と操作装置7は、本実
施例ではそれぞれCRTとタッチスクリーンであるが、
表示装置として液晶パネル、操作装置としてキーボード
やマウス、トラックボール等を採用してもよい。
【0020】上記プラント監視制御装置においては、プ
ラント2のプロセスデータは、プロセス入出力装置3を
介して計算機5に入力され、データ処理された後に運転
コンソール4の表示装置6の画面上に表示される。この
表示装置6の画面に表示されたプラント状態は、運転員
によって判断され、運転員が操作装置7のタッチスクリ
ーンを直接タッチすることにより、プラント2に対する
制御命令が計算機5に入力され、この制御命令は計算機
5で処理された後に、プロセス入出力装置3を介してプ
ラント2へフィードバックされたり、表示装置6の画面
を次の運転手順に対応する画面に更新したりする。
【0021】図2は本実施例の特に計算機5の機能面、
すなわち目的達成手段から見た構成を示している。上記
計算機5の各構成部分を情報の流れに沿って以下に説明
する。
【0022】運転コンソール4における運転員によるタ
ッチ操作の情報は、操作装置7から操作入力部301を
介して操作内容判定部302へ送られる。この操作内容
判定部302では、運転員による操作内容が解釈され、
操作実行部303を介してプラントに対する制御命令と
してプロセス入出力装置3へ送られ、あるいは運転コン
ソール4に対する制御命令として運転手順入力部304
へ送られる。
【0023】運転手順入力部304では、前記タッチ操
作内容判定部302からの制御命令に応じて次に実行す
べき運転手順が、運転手順情報格納部305から読み込
まれ、運転手順内容判定部306へ送られる。
【0024】運転手順情報格納部305の運転手順は、
一つの運転手順に関連する画面と運転内容と操作スイッ
チとプロセスデータ等が関連づけて記憶されているの
で、運転手順内容判定部306ではその運転手順の内容
が解釈され、運転手順内容判定部306の判定結果に応
じて以下に示すいずれか一つの処理、あるいはこれらを
組み合わせた処理が行われる。
【0025】(1) 画面更新表示部307が、画面情報格
納部308から新しい画面読み込んで表示装置6に表示
する。
【0026】(2) 画面強調表示部309が、表示装置6
の画面上で操作されたプラント機器を強調表示する。
【0027】(3) 運転手順ガイド表示部310が、実行
すべき運転手順の内容を編集して表示装置6の画面の一
部に表示する。
【0028】(4) 操作スイッチ表示部311が、操作ス
イッチ情報格納部312から操作すべき操作スイッチを
読み込んで表示装置6の画面上に表示する。
【0029】(5) プロセスデータ入力部313が、確認
すべきプロセスデータをプロセス入出力装置2から入力
し、プロセスデータ表示部314がそのプロセスデータ
を表示装置6の画面上に表示する。
【0030】(6) 確認すべきプロセスデータがその増減
傾向の確認を要求している場合は、プロセスデータ入力
部313がプロセス入出力装置2からそのプロセスデー
タの経時的変化の値を入力し、トレンドグラフ表示部3
15がそのプロセスデータの増減傾向を示すトレンドグ
ラフを表示装置6に表示する。
【0031】図3は上記運転手順情報格納部305のフ
ォーマットの一例を示している。
【0032】運転手順情報格納部305では、「起
動」、「通常運転」「停止」などの運転モード毎に運転
手順ファイルが作成されており、各運転手順ファイルに
は、図3に示すように運転手順が実行順序に従ってファ
イルの上から順次データとして格納されている。
【0033】各運転手順には、各手順に固有の「手順番
号」、操作あるいは確認する対象の機器を示す「タグ番
号」、運転手順が操作が確認かを示す「タイプ」、具体
的な操作あるいは確認の「内容」、および運転手順を実
行するのに必要な図面の番号を示す「図面番号」の情報
が含まれている。
【0034】たとえば、手順番号1の運転手順は、「画
面番号101の画面上でタグ番号P3020のポンプを
操作して起動する」を意味し、手順番号2の運転手順
は、「図面番号101の画面上でタグ番号LR30の液
面計でベッセルV30の液位が減少していることを確認
する」を意味している。
【0035】このとき、新たに実行しようとする実行手
順の画面番号が、それまで表示していた画面番号と異な
る場合は、前記画面更新表示部307と画面情報格納部
308の作用によって表示装置6の画面が更新される。
むろん上記画面の更新は、運転員の操作によって更新さ
れるようにしてもよい。
【0036】次に、本実施例のプラント監視制御装置1
の処理の流れを図4のフローチャートを用いて説明す
る。
【0037】図4において、最初に電源投入等によって
本実施例のプラント監視制御装置1の表示装置6は図5
に示すような初期画面を表示する。この初期画面は、運
転モードの選択メニューを有し、運転員はこの選択メニ
ューのいずれかの運転モードを選択する。たとえば選択
メニュー中の「起動」をタッチすることにより、実際に
起動運転が開始される。
【0038】上記運転員のタッチ操作は、操作入力部3
01によって計算機5に入力され(ステップ402)、
タッチ操作内容判定部302によってその操作の内容が
判定される。タッチ操作内容判定部302の判定結果は
運転手順入力部304に入力され、この判定結果に対応
する運転モードの運転手順ファイルが運転手順情報格納
部305から読み出される(ステップ403)。次に、
上記読み出された運転手順ファイルの最初に実行すべき
運転手順が運転手順内容判定部306に入力される(ス
テップ404)。
【0039】運転手順内容判定部306では、読み込ま
れた運転手順の情報のうち「画面番号」が参照され、こ
れが現在表示されている画面番号と同一か否か判断され
る(ステップ405)。同一でない場合は、画面更新表
示部307によって画面情報格納部308から新しい画
面番号に対応する画面が読み込まれ、表示装置6の画面
が更新される(ステップ406)。
【0040】次に運転手順内容判定部306に読み込ま
れた運転手順は、運転手順ガイド表示部310によって
運転手順のガイドとして編集され、画面内の所定の領域
(運転手順表示領域)に表示される(ステップ40
7)。
【0041】具体的には、たとえば図3の手順番号1の
運転手順は、「ポンプP3020を起動する」のよう
に、また、手順番号2の運転手順は、「液面計LR30
によってベッセルV30の液位が減少していることを確
認する」のように編集し、文章化して表示装置6の運転
手順表示領域に表示する。
【0042】また、運転手順内容判定部306に読み込
まれた運転手順は、その「タイプ」が操作か確認かの判
定を受け(ステップ408)、「タイプ」が「操作」な
らその運転手順に対応する操作スイッチが操作スイッチ
表示部311によって操作スイッチ情報格納部312か
ら読み込まれ、画面の運転手順表示領域とは別の領域
(操作スイッチ表示領域)に表示される(ステップ40
9)。
【0043】一方、操作の「タイプ」が確認である場合
は、対象となるプロセスデータがプロセスデータ入力部
313によって入力され、プロセスデータ表示部314
によって操作スイッチ表示領域内にデジタル数値やバー
チャートの形で表示される(ステップ410)。むろん
この場合、表示装置6の画面に操作スイッチ表示領域と
別にプロセスデータを専門に表示する領域を設け、そこ
にプロセスデータを表示するようにしても良い。
【0044】さらに、上記運転手順の確認の内容が、
「プロセスデータの増減傾向の確認」を要求するもので
あるか否か判断され(ステップ411)、プロセスデー
タの増減傾向の確認が要求される場合は、トレンドグラ
フ表示部315によってそのプロセスデータのトレンド
グラフが表示される(ステップ412)。
【0045】次に、上記操作や確認の対象機器は、画面
強調表示部309によって画面内の情報が色替えやブリ
ンク(点滅)等によって強調表示される(ステップ41
3)。
【0046】ここまでで1つの運転手順に関する画面表
示処理が完了し、本実施例のプラント監視制御装置1
は、運転員の入力待ち状態になる。ここで、運転員のタ
ッチ操作入力があれば、ここのタッチ操作は操作入力部
301によって入力され(ステップ414)、タッチ操
作内容判定部302によって、そのタッチ操作はプラン
ト制御機器の操作か、運転コンソール4に対する次の実
行手順の要求かが判断される(ステップ415)。
【0047】運転員のタッチ操作がプラント機器の操作
の実行である場合は、操作実行部303を介して操作が
実行され(ステップ416)、この操作が実行された後
は、本装置は再び運転員の入力待ち状態となる。一方、
運転員のタッチ操作が次の運転手順の要求である場合
は、その運転手順ファイルのすべての運転手順がすでに
実行されているか否かが判断され(ステップ417)、
まだ実行すべき運転手順がある場合はステップ404に
戻って次の運転手順が読み込まれる。
【0048】以上のようにステップ403で取り出され
た運転手順ファイルに対してステップ404ないしステ
ップ417までの処理が繰り返されることによって、プ
ラントの所定運転モードの実行すべき運転手順、操作す
べき操作スイッチ、確認すべきプロセスデータなどの情
報が運転コンソール4の画面の所定の領域に逐次表示さ
れ、画面の更新も自動的に行われる。
【0049】図6は「タイプ」が操作の運転手順のとき
の画面表示の例を示している。図6の画面中央部には、
3つのベッセルV10,V20,V30と、6つのポン
プP1020,P2020,P3020,P3010,
P2010,P1010によって構成された化学プラン
トの系統の一部がグラフィック表示されている。画面の
下方には、運転手順表示領域8と操作スイッチ表示領域
9と次の運転手順を要求するときに使用する次手順要求
キー10が配されている。
【0050】図6の運転手順は図3の手順番号1の運転
手順と対応するものであり、運転手順表示領域8には
「手順1 ポンプP3020を起動する」が表示され、
操作スイッチ表示領域9には運転手順と対応するよう
に、ポンプP3020の操作スイッチが表示されてい
る。運転員は、この画面表示とプラント状態に対して総
合的な判断を下した後に、ポンプP3020の操作スイ
ッチの「起動」のところをタッチし、これによって手順
番号1の運転手順が実行される。運転手順実行後、運転
員は次手順要求キー10をタッチし、これによって次の
運転手順の画面、運転手順内容、操作スイッチが表示さ
れる。
【0051】図7は、「タイプ」が確認の運転手順のと
きの画面表示の例を示している。この図の運転手順は図
3の手順番号2の運転手順に対応したものであり、運転
用の画面は図6のものと変らないが、運転手順表示領域
8には「手順2 LR30によりベッセルV30の液位
が減少していることを確認する」が表示され、操作スイ
ッチ表示領域9には、運転手順と対応するようにベッセ
ルV30の液位がバーチャートとデジタル値の形で表示
されている。さらに、この場合はプロセスデータの増減
傾向をも確認する必要があるので、画面中央部にトレン
ド表示ウィンドゥ11が開かれ、ベッセルV30の増減
傾向を示したトレンドグラフが表示されている。運転員
はこの画面でベッセルV30の液位を確認し、次手順要
求キー10をタッチすることによって次の運転手順に移
ることができる。
【0052】また、本発明による監視制御装置の他の実
施態様では、上記次手順要求キー10の操作を省略して
一つの運転手順実行後に、自動的に次の運転手順に移動
するようにすることができる。この場合の処理の流れを
図8に示す。
【0053】図8において、画面と運転手順の内容と操
作スイッチを表示するまでの処理は図4と同じなので図
示を省略している。図において、運転手順の「タイプ」
が操作が確認かによって処理が分かれ、「タイプ」が操
作の運転手順では、ステップ414で運転員によるタッ
チ操作が入力され、そのタッチ操作に基づいてステップ
416でプロセス入出力装置3を介して操作が実行さ
れ、その後直ちにステップ417でその運転手順ファイ
ルの全ての運転手順が実行されたか否か判断され、運転
手順ファイルの全ての運転手順が終了している場合は処
理を終了し、否の場合は自動的に次の運転手順に移行す
る。
【0054】一方、「タイプ」が確認の運転手順の場合
は、ステップ418で確認すべきプロセスデータが装置
に予め記憶させた確認条件と比較され、確認条件を満足
していなければステップ417に移行し、満足していな
ければ再度の確認を行う。
【0055】例えば、運転手順が「LR30によりベッ
セルV30の液位が減少していることを確認する」の場
合、ベッセルV30の変化率Xを計算し、X<0ならば
確認条件を満足したと判定して自動的に次に運転手順に
移行し、X>0ならば、確認条件を満足していないと判
断して再度確認を行う。
【0056】このようにすることにより、運転員は実行
すべき運転手順を実行すれば自動的に次の運転手順に移
れ、単にプロセスデータの確認の場合は、確認の作業を
計算機5に委ねることができる。
【0057】なお、本発明のプラント監視制御装置で
は、従来のパネルレス計装制御方式と同様の任意の画面
あるいはその画面から引きだされる情報の要求手段を併
設することが可能である。この場合、所定の運転モード
による運転手順の他に任意の画面展開が可能となり、運
転員が所定の系統のプロセス状態を確認したいとき、あ
るいはプラント状態が運転手順から逸脱して運転手順書
の通りに制御できないときに、運転員の判断によって任
意の運転操作を行うことができる。
【0058】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明の
プラント監視制御装置によれば、計算機の運転手順内容
判定部によって所定の運転モードに対して運転手順を逐
次入力し、各運転手順に対して、画面運転手順ガイド、
操作スイッチあるいはプロセスデータを表示するので、
運転員は運転手順を調べながら画面や操作スイッチを選
択する作業から解放され、運転コンソールの画面から目
を離すことなくプラントの監視と制御を行うことができ
る。これにより、運転員の負担が軽減され、迅速かつ正
確なプラント運転を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラント監視制御装置の機器構成
を概略示した図。
【図2】本発明によるプラント監視制御装置の目的達成
手段から見た構成を示したブロック図。
【図3】運転手順情報格納部の運転手順ファイルの内容
を例示した図。
【図4】本発明によるプラント監視制御装置の処理の流
れを示したフローチャート。
【図5】本発明によるプラント監視制御装置による初期
画面を例示した図。
【図6】「タイプ」が「操作」である運転手順に対する
画面を例示した図。
【図7】「タイプ」が「確認」である運転手順に対する
画面を例示した図。
【図8】一つの運転手順が終了すると自動的に次の運転
手順の処理に移行する本発明の他の実施態様によるプラ
ント監視制御装置における処理の流れの一部を示したフ
ローチャート。
【図9】従来のプラント監視制御装置による運転用画面
を例示した図。
【符号の説明】
1 プラント監視制御装置 2 プラント 3 プロセス入出力装置 4 運転コンソール 5 計算機 6 表示装置 7 操作装置 8 運転手順表示領域 9 操作スイッチ表示領域 305 運転手順情報格納部 306 運転手順内容判定部 307 画面更新表示部 308 画面情報格納部 309 画面強調表示部 310 運転手順ガイド表示部 311 操作スイッチ表示部 312 操作スイッチ情報格納部 313 プロセスデータ入力部 314 プロセスデータ表示部 315 トレンドグラフ表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントからプロセスデータを入力し、あ
    るいはプラントの制御機器に制御命令を発するプロセス
    入出力装置と、プラントに対する監視と制御を行なう表
    示装置と入力手段とを備えた運転コンソールと、前記プ
    ロセス入出力装置と前記運転コンソールを制御し、プラ
    ント運転のための情報処理を行う計算機とからなるプラ
    ント監視制御装置において、前記計算機は、 運転の対象となる機器と運転のタイプと運転の内容と運
    転用画面に関する情報を含む運転手順を各運転モードの
    運転の流れに沿って格納した運転手順情報格納手段と、 前記運転手順に対応する画面情報を格納した画面情報格
    納手段と、 前記運転手順を実行するために操作すべき操作スイッチ
    に関する情報を格納した操作スイッチ情報格納手段と、 所定の運転モードで各運転段階に応じて運転手順を入力
    してその内容を判定し、運転用画面の更新と、運転手順
    ガイドの表示と、操作スイッチあるいはプロセスデータ
    の表示のための制御命令を発する運転手順内容判定手段
    と、 前記運転手順内容判定手段の制御命令によって、前記画
    面情報格納手段から必要な画面を読み出して前記運転コ
    ンソールの表示装置の画面を更新する画面更新表示手段
    と、 前記運転手順内容判定手段の制御命令によって運転手順
    ガイドを作成し、前記運転コンソールの画面の一部領域
    に表示する運転手順ガイド表示手段と、 前記運転手順内容判定手段の制御命令によって、その運
    転手順を実行するために操作すべき操作スイッチを前記
    操作スイッチ情報格納手段から読み出して前記運転コン
    ソールの表示装置の画面の一部領域に表示する操作スイ
    ッチ表示手段と、 前記運転手順内容判定手段の制御命令によって、その運
    転手順で確認すべきプロセスデータを入力し、前記運転
    コンソールの画面の一部領域にそのプロセスデータを表
    示するプロセスデータ表示手段とを備えていることを特
    徴とするプラント監視制御装置。
  2. 【請求項2】前記計算機は、運転手順がプロセスデータ
    の増減傾向の確認を要求しているときにそのプロセスデ
    ータの経時的変化の値を入力して前記運転コンソールの
    表示装置の画面の一部領域にそのプロセスデータのトレ
    ンドグラフを表示するトレンドグラフ表示手段を備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載のプラント監視制
    御装置。
  3. 【請求項3】前記計算機は、運転手順を実行するために
    操作あるいは確認する対象となるプラント機器を強調し
    て表示する画面強調手段を備えていることを特徴とする
    請求項1または請求項2のいずれかに記載のプラント監
    視制御装置。
  4. 【請求項4】前記計算機は、実行待機中の運転手順が実
    行されると自動的に次の実行手順の処理に移行するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求
    項3いずれかに記載のプラント監視制御装置。
  5. 【請求項5】前記計算機は運転員の要求によって任意の
    画面あるいは画面から引き出される情報や操作スイッチ
    を表示させる要求手段を備えていることを特徴とする請
    求項1ないし請求項4のいずれかに記載のプラント監視
    制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970050038A (ko) * 1995-12-01 1997-07-29 가나이 쯔도무 플랜트 운전 상태 표시 방법 및 장치
JP5174956B2 (ja) * 2009-04-20 2013-04-03 三菱電機株式会社 プラント運転支援装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970050038A (ko) * 1995-12-01 1997-07-29 가나이 쯔도무 플랜트 운전 상태 표시 방법 및 장치
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