JPH07227162A - 養液栽培装置 - Google Patents
養液栽培装置Info
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- JPH07227162A JPH07227162A JP6021397A JP2139794A JPH07227162A JP H07227162 A JPH07227162 A JP H07227162A JP 6021397 A JP6021397 A JP 6021397A JP 2139794 A JP2139794 A JP 2139794A JP H07227162 A JPH07227162 A JP H07227162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cultivation
- pot
- upper lid
- nutrient solution
- tank
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Hydroponics (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 栽培養液を蓄える栽培槽1と、栽培槽1に嵌
合する上蓋2とを備え、上蓋2には、培土を充填するこ
とにより栽培床となるポット3…が着脱自在に設けられ
ている。上記のポット3…には、植物の根が通過できる
水平断面が略V字形状のスリット4…が形成されてい
る。 【効果】 ポット3…は、例えば材料として合成樹脂を
用いた場合に、金型を用いた一次加工を行うだけで成形
可能な形状となる。よって、ポット3…の成形方法が簡
単化される。また、例えば、ポット3…に植え込まれた
植物をポット3…から引き抜く際や、ポット3…を洗浄
する際には、ポット3…を上蓋2から取り外して作業す
ることができる。つまり、上記の作業性が向上する。こ
れにより、作業時の取り扱いが容易な養液栽培装置を安
価に提供することが可能となる。
合する上蓋2とを備え、上蓋2には、培土を充填するこ
とにより栽培床となるポット3…が着脱自在に設けられ
ている。上記のポット3…には、植物の根が通過できる
水平断面が略V字形状のスリット4…が形成されてい
る。 【効果】 ポット3…は、例えば材料として合成樹脂を
用いた場合に、金型を用いた一次加工を行うだけで成形
可能な形状となる。よって、ポット3…の成形方法が簡
単化される。また、例えば、ポット3…に植え込まれた
植物をポット3…から引き抜く際や、ポット3…を洗浄
する際には、ポット3…を上蓋2から取り外して作業す
ることができる。つまり、上記の作業性が向上する。こ
れにより、作業時の取り扱いが容易な養液栽培装置を安
価に提供することが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組み立て・分解を簡単
に行うことができる植物の養液栽培装置に関するもので
ある。
に行うことができる植物の養液栽培装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、植物を例えば水耕栽培等、養
液栽培するための栽培装置が知られている。上記従来の
栽培装置は、例えば実開平 4-74949号公報の明細書およ
び図面に開示されているように、栽培養液を蓄える栽培
槽と、この栽培槽の上蓋と、多孔性容器とからなってい
る。多孔性容器は、例えば金網で形成されており、この
中に砂または礫状培土が充填されることにより栽培床と
される。そして、この栽培床は、上記の上蓋に設けられ
た孔部に嵌挿されることにより所定位置にセットされ
る。この際、栽培床の下部は、栽培槽に蓄えられた栽培
養液に浸漬されるようになっている。
液栽培するための栽培装置が知られている。上記従来の
栽培装置は、例えば実開平 4-74949号公報の明細書およ
び図面に開示されているように、栽培養液を蓄える栽培
槽と、この栽培槽の上蓋と、多孔性容器とからなってい
る。多孔性容器は、例えば金網で形成されており、この
中に砂または礫状培土が充填されることにより栽培床と
される。そして、この栽培床は、上記の上蓋に設けられ
た孔部に嵌挿されることにより所定位置にセットされ
る。この際、栽培床の下部は、栽培槽に蓄えられた栽培
養液に浸漬されるようになっている。
【0003】このため、栽培養液は、毛細管現象により
栽培床の下部から上部に上昇し、栽培床に植え込まれた
植物の根に供給される。また、空気(酸素)は、栽培養
液に浸漬されていない栽培床の上部から植物の気根に供
給される。これにより、栽培床においては、栽培養液と
酸素とが適度に混ざり合った環境が実現される。また、
栽培床が多孔性容器からなるので、植物の根は、栽培養
液中に自由に伸びることができる。このため、栽培床に
植え込まれた植物の生長が促進される。
栽培床の下部から上部に上昇し、栽培床に植え込まれた
植物の根に供給される。また、空気(酸素)は、栽培養
液に浸漬されていない栽培床の上部から植物の気根に供
給される。これにより、栽培床においては、栽培養液と
酸素とが適度に混ざり合った環境が実現される。また、
栽培床が多孔性容器からなるので、植物の根は、栽培養
液中に自由に伸びることができる。このため、栽培床に
植え込まれた植物の生長が促進される。
【0004】ところが、上記従来の栽培装置では、栽培
床のセットが難しいという問題点を有している。栽培床
のセットを誤ると、養液栽培に失敗することになる。
床のセットが難しいという問題点を有している。栽培床
のセットを誤ると、養液栽培に失敗することになる。
【0005】そこで、本願発明者らは、上記の問題点を
解決するために、特願平5-289593号の明細書および図面
に開示したように、栽培養液を蓄える栽培槽と、栽培槽
に嵌合する上蓋と、この上蓋に一体的に設けられたポッ
トとからなる養液栽培装置を提案した。この養液栽培装
置は、ポットの中に砂または礫状培土を充填するだけで
栽培床が出来上がるので、栽培床のセットが容易となっ
ている。そして、上記従来の養液栽培装置においては、
ポットに形成された溝状の開口部から、栽培養液が毛細
管現象により栽培床に植え込まれた植物の根に供給され
る。また、植物の根は、開口部を通じて栽培養液中に自
由に伸びるようになっている。
解決するために、特願平5-289593号の明細書および図面
に開示したように、栽培養液を蓄える栽培槽と、栽培槽
に嵌合する上蓋と、この上蓋に一体的に設けられたポッ
トとからなる養液栽培装置を提案した。この養液栽培装
置は、ポットの中に砂または礫状培土を充填するだけで
栽培床が出来上がるので、栽培床のセットが容易となっ
ている。そして、上記従来の養液栽培装置においては、
ポットに形成された溝状の開口部から、栽培養液が毛細
管現象により栽培床に植え込まれた植物の根に供給され
る。また、植物の根は、開口部を通じて栽培養液中に自
由に伸びるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の養液栽培装置では、以下に示すような課題を有して
いる。
来の養液栽培装置では、以下に示すような課題を有して
いる。
【0007】即ち、ポットに形成された開口部が溝状と
なっているので、例えば材料として合成樹脂を用いてポ
ットを成形するには、先ず、開口部が形成されていない
ポット本体を金型を用いた一次加工を行うことにより成
形し、その後、ポット本体にカッター等を用いた二次加
工を施すことにより開口部を形成する必要がある。それ
ゆえ、ポットの成形方法が煩雑となると共に、養液栽培
装置を安価に製造することが難しい。尚、金型を用いた
一次加工を行う際にポットに溝状の開口部を形成する
と、ポットを金型から抜き取ることが不可能となる。
なっているので、例えば材料として合成樹脂を用いてポ
ットを成形するには、先ず、開口部が形成されていない
ポット本体を金型を用いた一次加工を行うことにより成
形し、その後、ポット本体にカッター等を用いた二次加
工を施すことにより開口部を形成する必要がある。それ
ゆえ、ポットの成形方法が煩雑となると共に、養液栽培
装置を安価に製造することが難しい。尚、金型を用いた
一次加工を行う際にポットに溝状の開口部を形成する
と、ポットを金型から抜き取ることが不可能となる。
【0008】また、上蓋とポットとが一体的に設けられ
ているので、例えば、ポットに植え込まれた植物をポッ
トから引き抜く際や、ポットを洗浄する際には、上蓋が
作業の邪魔となる。従って、ポット、即ち養液栽培装置
の取り扱いが不便となり、上記の作業性が低下する。ま
た、例えば、ポットが破損等した場合には、養液栽培装
置全体を廃棄しなければならない。
ているので、例えば、ポットに植え込まれた植物をポッ
トから引き抜く際や、ポットを洗浄する際には、上蓋が
作業の邪魔となる。従って、ポット、即ち養液栽培装置
の取り扱いが不便となり、上記の作業性が低下する。ま
た、例えば、ポットが破損等した場合には、養液栽培装
置全体を廃棄しなければならない。
【0009】さらに、養液栽培においては、栽培養液と
酸素とが適度に混ざり合った環境を一定に維持するため
に、栽培養液の液面の高さを略一定に維持することが重
要であるが、上記従来の養液栽培装置では栽培養液の液
面の高さを使用者が管理する必要がある。例えば、上記
従来の養液栽培装置をベランダや庭等の屋外で使用する
と、雨水の侵入により栽培養液の液量が増加し、液面の
高さが上昇する。この際、使用者が栽培養液の液面の高
さを調節しないと、植物の気根に酸素が供給されなくな
るので、植物が枯死する。
酸素とが適度に混ざり合った環境を一定に維持するため
に、栽培養液の液面の高さを略一定に維持することが重
要であるが、上記従来の養液栽培装置では栽培養液の液
面の高さを使用者が管理する必要がある。例えば、上記
従来の養液栽培装置をベランダや庭等の屋外で使用する
と、雨水の侵入により栽培養液の液量が増加し、液面の
高さが上昇する。この際、使用者が栽培養液の液面の高
さを調節しないと、植物の気根に酸素が供給されなくな
るので、植物が枯死する。
【0010】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、第一の目的は、ポットを、例えば材料とし
て合成樹脂を用いた場合に、金型を用いた一次加工を行
うだけで成形可能な形状とすることにより、その成形方
法を簡単化し、これにより養液栽培装置を安価に提供す
ることにある。また、第二の目的は、例えばポットに植
え込まれた植物をポットから引き抜く際や、ポットを洗
浄する際に、作業時の取り扱いが容易な養液栽培装置を
提供することにある。また、第三の目的は、例えば装置
をベランダや庭等の屋外で使用する場合において、雨水
の侵入による栽培養液の液量の増加を防止し、栽培養液
の液面の高さを略一定に簡単に維持することにより、植
物の気根に酸素を供給するための空気層を確保して植物
の生育を安定化させると共に、枯死を防止することが可
能な養液栽培装置を提供することにある。
ものであり、第一の目的は、ポットを、例えば材料とし
て合成樹脂を用いた場合に、金型を用いた一次加工を行
うだけで成形可能な形状とすることにより、その成形方
法を簡単化し、これにより養液栽培装置を安価に提供す
ることにある。また、第二の目的は、例えばポットに植
え込まれた植物をポットから引き抜く際や、ポットを洗
浄する際に、作業時の取り扱いが容易な養液栽培装置を
提供することにある。また、第三の目的は、例えば装置
をベランダや庭等の屋外で使用する場合において、雨水
の侵入による栽培養液の液量の増加を防止し、栽培養液
の液面の高さを略一定に簡単に維持することにより、植
物の気根に酸素を供給するための空気層を確保して植物
の生育を安定化させると共に、枯死を防止することが可
能な養液栽培装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の養
液栽培装置は、上記の課題を解決するために、栽培養液
を蓄える栽培槽と、栽培槽に嵌合する上蓋とを備え、上
記上蓋には、培土を充填することにより栽培床となるポ
ットが設けられ、上記ポットには、植物の根が通過でき
る水平断面が略V字形状の開口部が形成されていること
を特徴としている。
液栽培装置は、上記の課題を解決するために、栽培養液
を蓄える栽培槽と、栽培槽に嵌合する上蓋とを備え、上
記上蓋には、培土を充填することにより栽培床となるポ
ットが設けられ、上記ポットには、植物の根が通過でき
る水平断面が略V字形状の開口部が形成されていること
を特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明の養液栽培装置は、上
記の課題を解決するために、栽培養液を蓄える栽培槽
と、栽培槽に嵌合する上蓋とを備え、上記上蓋には、培
土を充填することにより栽培床となると共に、植物の根
が通過できる開口部が形成されたポットが着脱自在に設
けられていることを特徴としている。
記の課題を解決するために、栽培養液を蓄える栽培槽
と、栽培槽に嵌合する上蓋とを備え、上記上蓋には、培
土を充填することにより栽培床となると共に、植物の根
が通過できる開口部が形成されたポットが着脱自在に設
けられていることを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明の養液栽培装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1または2記載の養
液栽培装置において、栽培槽に、栽培養液の液面の高さ
を略一定に維持するための水抜き孔が形成されているこ
とを特徴としている。
記の課題を解決するために、請求項1または2記載の養
液栽培装置において、栽培槽に、栽培養液の液面の高さ
を略一定に維持するための水抜き孔が形成されているこ
とを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の構成によれば、ポットには、植
物の根が通過できる水平断面が略V字形状の開口部が形
成されている。このため、ポットは、例えば材料として
合成樹脂を用いた場合に、金型を用いた一次加工を行う
だけで成形可能な形状となる。これにより、ポットの成
形方法が簡単化されるので、養液栽培装置を安価に提供
することが可能となる。
物の根が通過できる水平断面が略V字形状の開口部が形
成されている。このため、ポットは、例えば材料として
合成樹脂を用いた場合に、金型を用いた一次加工を行う
だけで成形可能な形状となる。これにより、ポットの成
形方法が簡単化されるので、養液栽培装置を安価に提供
することが可能となる。
【0015】請求項2記載の構成によれば、ポットが上
蓋に着脱自在に設けられているので、例えば、ポットに
植え込まれた植物をポットから引き抜く際や、ポットを
洗浄する際には、ポットを上蓋から取り外して作業する
ことができる。つまり、上記の作業性が向上する。これ
により、作業時の取り扱いが容易な養液栽培装置を提供
することが可能となる。また、例えば、ポットが破損等
した場合には、破損等したポットのみを交換することが
できるので、養液栽培装置全体を廃棄する必要はなく、
該ポットを交換するだけで養液栽培装置を引き続き使用
することができる。
蓋に着脱自在に設けられているので、例えば、ポットに
植え込まれた植物をポットから引き抜く際や、ポットを
洗浄する際には、ポットを上蓋から取り外して作業する
ことができる。つまり、上記の作業性が向上する。これ
により、作業時の取り扱いが容易な養液栽培装置を提供
することが可能となる。また、例えば、ポットが破損等
した場合には、破損等したポットのみを交換することが
できるので、養液栽培装置全体を廃棄する必要はなく、
該ポットを交換するだけで養液栽培装置を引き続き使用
することができる。
【0016】請求項3記載の構成によれば、栽培槽に水
抜き孔が形成されているので、例えば装置をベランダや
庭等の屋外で使用する場合において、雨水の侵入による
栽培養液の液量の増加を防止し、栽培養液の液面の高さ
を略一定に簡単に維持することができる。これにより、
植物の気根に酸素を供給するための空気層を確保するこ
とができるので、植物の生育を安定化させることができ
ると共に、枯死を防止することが可能となる。
抜き孔が形成されているので、例えば装置をベランダや
庭等の屋外で使用する場合において、雨水の侵入による
栽培養液の液量の増加を防止し、栽培養液の液面の高さ
を略一定に簡単に維持することができる。これにより、
植物の気根に酸素を供給するための空気層を確保するこ
とができるので、植物の生育を安定化させることができ
ると共に、枯死を防止することが可能となる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図8に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0018】本実施例にかかる養液栽培装置は、図1な
いし図3に示すように、栽培養液10を蓄える容器状の
栽培槽1と、この栽培槽1と嵌合する略平板状の上蓋2
と、この上蓋2に取り付けられる逆円錐台形状の複数の
ポット3…とを備えており、組み立て・分解を簡単に行
うことができるようになっている。尚、養液栽培装置全
体の大きさや形状は、特に限定されるものではない。
いし図3に示すように、栽培養液10を蓄える容器状の
栽培槽1と、この栽培槽1と嵌合する略平板状の上蓋2
と、この上蓋2に取り付けられる逆円錐台形状の複数の
ポット3…とを備えており、組み立て・分解を簡単に行
うことができるようになっている。尚、養液栽培装置全
体の大きさや形状は、特に限定されるものではない。
【0019】上記の栽培槽1は、植物が生育するのに充
分な量の栽培養液10を蓄えることができる大きさに形
成されている。上記の栽培養液10は、例えば、水に肥
料等を溶解させることにより得られる。また、栽培槽1
の側壁の上部における所定位置には、栽培養液10をオ
ーバーフローさせるための水抜き孔12が形成されてい
る。この水抜き孔12は、余分な栽培養液10をオーバ
ーフローさせることにより、栽培槽1内の栽培養液10
の液面の高さを略一定に簡単に維持するようになってい
る。栽培養液10の液面の高さは、特に限定されるもの
ではないが、ポット3…の大きさ等を考慮して、栽培養
液10の液量が栽培槽1の内容積の70%〜80%程度とな
るように設定するのが最適である。これにより、後述の
ようにポット3…の下部を栽培養液10に浸漬させるこ
とができ、かつ、栽培養液10の液面と上蓋2との間に
栽培槽1の内容積の20%〜30%程度の容積の空気層11
を確保することができる。
分な量の栽培養液10を蓄えることができる大きさに形
成されている。上記の栽培養液10は、例えば、水に肥
料等を溶解させることにより得られる。また、栽培槽1
の側壁の上部における所定位置には、栽培養液10をオ
ーバーフローさせるための水抜き孔12が形成されてい
る。この水抜き孔12は、余分な栽培養液10をオーバ
ーフローさせることにより、栽培槽1内の栽培養液10
の液面の高さを略一定に簡単に維持するようになってい
る。栽培養液10の液面の高さは、特に限定されるもの
ではないが、ポット3…の大きさ等を考慮して、栽培養
液10の液量が栽培槽1の内容積の70%〜80%程度とな
るように設定するのが最適である。これにより、後述の
ようにポット3…の下部を栽培養液10に浸漬させるこ
とができ、かつ、栽培養液10の液面と上蓋2との間に
栽培槽1の内容積の20%〜30%程度の容積の空気層11
を確保することができる。
【0020】本実施例の養液栽培装置においては、この
ように空気層11を確保することができるので、植物の
気根に酸素を充分に供給することができる。また、栽培
養液10の循環や、栽培養液10への空気混入(いわゆ
る、バブリング)等を必要としないので、モータ等の動
力源が不要である。このため、養液栽培装置は、その置
き場所が限定されない。
ように空気層11を確保することができるので、植物の
気根に酸素を充分に供給することができる。また、栽培
養液10の循環や、栽培養液10への空気混入(いわゆ
る、バブリング)等を必要としないので、モータ等の動
力源が不要である。このため、養液栽培装置は、その置
き場所が限定されない。
【0021】上記栽培槽1の側壁の内側における所定位
置には、後述の支柱を立てるための孔6a…が設けられ
ている。尚、栽培槽1の大きさや形状は、特に限定され
るものではない。また、水抜き孔12の大きさや形状
は、特に限定されるものではなく、植物が生育するのに
最適な栽培養液10の液面の高さを維持可能であればよ
い。
置には、後述の支柱を立てるための孔6a…が設けられ
ている。尚、栽培槽1の大きさや形状は、特に限定され
るものではない。また、水抜き孔12の大きさや形状
は、特に限定されるものではなく、植物が生育するのに
最適な栽培養液10の液面の高さを維持可能であればよ
い。
【0022】上記の上蓋2は、図4にも示すように、栽
培槽1と隙間なく嵌合することができる大きさおよび形
状に形成されている。また、上蓋2の所定位置には、ポ
ット3…を取り付けるための取付孔15…が規則的に形
成されている。上蓋2の周縁部には、上記栽培槽1の孔
6a…に対応する位置に切欠部6b…が設けられてい
る。さらに、上蓋2の周縁部には、上記栽培槽1の水抜
き孔12に対応する位置に切欠部13が設けられてい
る。上記の切欠部13は、栽培養液10を栽培槽1に供
給するために設けられている。また、このように切欠部
13を設けることにより栽培槽1内部を覗くことができ
るので、例えば植物の発根状態の観察や、栽培養液10
の液量の確認等を行うことができる。尚、上蓋2の切欠
部13の大きさや形状は、特に限定されるものではな
い。
培槽1と隙間なく嵌合することができる大きさおよび形
状に形成されている。また、上蓋2の所定位置には、ポ
ット3…を取り付けるための取付孔15…が規則的に形
成されている。上蓋2の周縁部には、上記栽培槽1の孔
6a…に対応する位置に切欠部6b…が設けられてい
る。さらに、上蓋2の周縁部には、上記栽培槽1の水抜
き孔12に対応する位置に切欠部13が設けられてい
る。上記の切欠部13は、栽培養液10を栽培槽1に供
給するために設けられている。また、このように切欠部
13を設けることにより栽培槽1内部を覗くことができ
るので、例えば植物の発根状態の観察や、栽培養液10
の液量の確認等を行うことができる。尚、上蓋2の切欠
部13の大きさや形状は、特に限定されるものではな
い。
【0023】上記上蓋2の切欠部13には、この切欠部
13を塞ぐようにして栓14が嵌め込まれている。上記
の栓14は、栽培槽1の水抜き孔12および上蓋2の切
欠部13に対応する大きさおよび形状に形成されてい
る。また、栓14は、上蓋2に対して着脱自在となって
おり、栽培養液10を栽培槽1に供給する際には取り外
される一方、通常は装着されている。
13を塞ぐようにして栓14が嵌め込まれている。上記
の栓14は、栽培槽1の水抜き孔12および上蓋2の切
欠部13に対応する大きさおよび形状に形成されてい
る。また、栓14は、上蓋2に対して着脱自在となって
おり、栽培養液10を栽培槽1に供給する際には取り外
される一方、通常は装着されている。
【0024】尚、栽培槽1の水抜き孔12は、栓14が
上蓋2に装着されたときにおいても開口状態となるよう
な大きさおよび形状に形成されている。従って、栓14
の着脱に関係なく、余分な栽培養液10をオーバーフロ
ーさせることが可能となっている。
上蓋2に装着されたときにおいても開口状態となるよう
な大きさおよび形状に形成されている。従って、栓14
の着脱に関係なく、余分な栽培養液10をオーバーフロ
ーさせることが可能となっている。
【0025】図5および図6に示すように、上記上蓋2
の取付孔15には、切欠部15a…が等間隔に三箇所形
成されている。上記の切欠部15aには、断面略L字状
の突出部15bが設けられている。この突出部15b
は、ポット3の鍔部(後述する)5の厚み量に相当する
長さだけ下方に延びた後、取付孔15の中心方向に向か
って切欠部15aの幅だけ突出するような形状となって
いる。また、切欠部15aの円周方向の長さLは、切欠
部15aが設けられていない縁部15cの円周方向の長
さlよりも長く(長さL>長さl)なっている。
の取付孔15には、切欠部15a…が等間隔に三箇所形
成されている。上記の切欠部15aには、断面略L字状
の突出部15bが設けられている。この突出部15b
は、ポット3の鍔部(後述する)5の厚み量に相当する
長さだけ下方に延びた後、取付孔15の中心方向に向か
って切欠部15aの幅だけ突出するような形状となって
いる。また、切欠部15aの円周方向の長さLは、切欠
部15aが設けられていない縁部15cの円周方向の長
さlよりも長く(長さL>長さl)なっている。
【0026】図2および図7に示すように、上記のポッ
ト3は、上蓋2の取付孔15に挿入可能な大きさおよび
形状に形成されており、上蓋2に対して着脱自在となっ
ている。そして、ポット3は、この中に培土(図示せ
ず)が充填されることにより、植物が植え込まれる栽培
床とされる。また、上記ポット3の側壁には、植物の根
が通過でき、自由に伸びることができる幅を有する複数
の細長いスリット(開口部)4…が形成されている。
尚、ポット3…に植え込まれる植物の種類は、特に限定
されるものではない。上記の植物は、ポット3…に植え
込まれる時点で種であってもよく、また、既に或る程度
生長していてもよい。
ト3は、上蓋2の取付孔15に挿入可能な大きさおよび
形状に形成されており、上蓋2に対して着脱自在となっ
ている。そして、ポット3は、この中に培土(図示せ
ず)が充填されることにより、植物が植え込まれる栽培
床とされる。また、上記ポット3の側壁には、植物の根
が通過でき、自由に伸びることができる幅を有する複数
の細長いスリット(開口部)4…が形成されている。
尚、ポット3…に植え込まれる植物の種類は、特に限定
されるものではない。上記の植物は、ポット3…に植え
込まれる時点で種であってもよく、また、既に或る程度
生長していてもよい。
【0027】上記ポット3の大きさは、例えば、植え込
まれる植物の種類や大きさ等に応じた最適の大きさとな
るように適宜設定すればよい。また、ポット3の形状
は、逆円錐台形状に限定されるものではなく、上蓋2の
取付孔15に挿入可能な形状であればよい。例えば、ポ
ット3の形状は、半球形状であってもよく、直方体形状
であってもよい。つまり、ポット3は、培土を充填でき
るように容器状になっていればよい。また、ポット3の
個数や上蓋2における配設位置等は、特に限定されるも
のではない。
まれる植物の種類や大きさ等に応じた最適の大きさとな
るように適宜設定すればよい。また、ポット3の形状
は、逆円錐台形状に限定されるものではなく、上蓋2の
取付孔15に挿入可能な形状であればよい。例えば、ポ
ット3の形状は、半球形状であってもよく、直方体形状
であってもよい。つまり、ポット3は、培土を充填でき
るように容器状になっていればよい。また、ポット3の
個数や上蓋2における配設位置等は、特に限定されるも
のではない。
【0028】上記ポット3のスリット4…は、栽培養液
10に浸漬されるポット3の下部から、栽培養液10の
液面よりも上方に位置するポット3の上部に至るまで形
成されている。また、スリット4…は、ポット3内側で
狭く、ポット3外側、つまり、栽培養液10側で広くな
るように水平断面が略V字形状に形成されている。上記
のスリット4…は、植物の根が通過でき、自由に伸びる
ことができる程度の幅を有していればよい。スリット4
…の幅は、培土の粒径等も考慮して、例えば、ポット3
内側において1mm〜5mm程度が好ましく、2mm〜3mm程
度がより好ましく、2mmが特に好ましい。スリット4…
のポット3内側における幅を1mmよりも狭くすると植物
の根が自由に伸びることができなくなるため好ましくな
く、一方、幅を5mmよりも広くすると培土がこぼれ落ち
るため好ましくない。
10に浸漬されるポット3の下部から、栽培養液10の
液面よりも上方に位置するポット3の上部に至るまで形
成されている。また、スリット4…は、ポット3内側で
狭く、ポット3外側、つまり、栽培養液10側で広くな
るように水平断面が略V字形状に形成されている。上記
のスリット4…は、植物の根が通過でき、自由に伸びる
ことができる程度の幅を有していればよい。スリット4
…の幅は、培土の粒径等も考慮して、例えば、ポット3
内側において1mm〜5mm程度が好ましく、2mm〜3mm程
度がより好ましく、2mmが特に好ましい。スリット4…
のポット3内側における幅を1mmよりも狭くすると植物
の根が自由に伸びることができなくなるため好ましくな
く、一方、幅を5mmよりも広くすると培土がこぼれ落ち
るため好ましくない。
【0029】また、スリット4…のポット3外側におけ
る幅は、広くすると金型を用いたポット3の成形(後述
する)がより一層容易となる反面、ポット3の機械的強
度が若干低下する。従って、スリット4…のポット3外
側における幅は、ポット3の成形の容易さと、機械的強
度との兼ね合いから、最適の幅となるように適宜設定す
ればよい。尚、ポット3に形成されるスリット4の本数
は、特に限定されるものではない。
る幅は、広くすると金型を用いたポット3の成形(後述
する)がより一層容易となる反面、ポット3の機械的強
度が若干低下する。従って、スリット4…のポット3外
側における幅は、ポット3の成形の容易さと、機械的強
度との兼ね合いから、最適の幅となるように適宜設定す
ればよい。尚、ポット3に形成されるスリット4の本数
は、特に限定されるものではない。
【0030】図7に示すように、上記ポット3の上縁部
における所定位置には、鍔部5…が等間隔に三箇所形成
されている。上記の鍔部5は、ポット3本体が上蓋2の
上面側から取付孔15に挿入されたときに、取付孔15
の切欠部15aに丁度嵌まり込むことができる大きさお
よび形状に形成されている。
における所定位置には、鍔部5…が等間隔に三箇所形成
されている。上記の鍔部5は、ポット3本体が上蓋2の
上面側から取付孔15に挿入されたときに、取付孔15
の切欠部15aに丁度嵌まり込むことができる大きさお
よび形状に形成されている。
【0031】そして、ポット3は、上蓋2の上面側から
取付孔15に挿入された後、円周方向に所定量だけ回転
されることにより、上蓋2に固定される。つまり、ポッ
ト3本体を取付孔15に挿入した後、円周方向に所定量
だけ回転させると、図8に示すように、鍔部5は、その
下面が取付孔15の突出部15bによって支持される一
方、その上面が取付孔15の縁部15cによって保持さ
れる。このため、鍔部5はこれら突出部15bおよび縁
部15cによって係止される。これにより、ポット3
は、取付孔15から脱落したり、不用意に回転すること
なく、上蓋2の所定位置に固定される。
取付孔15に挿入された後、円周方向に所定量だけ回転
されることにより、上蓋2に固定される。つまり、ポッ
ト3本体を取付孔15に挿入した後、円周方向に所定量
だけ回転させると、図8に示すように、鍔部5は、その
下面が取付孔15の突出部15bによって支持される一
方、その上面が取付孔15の縁部15cによって保持さ
れる。このため、鍔部5はこれら突出部15bおよび縁
部15cによって係止される。これにより、ポット3
は、取付孔15から脱落したり、不用意に回転すること
なく、上蓋2の所定位置に固定される。
【0032】尚、取付孔15の切欠部15a…および突
出部15b…の形状や個数、および、ポット3の鍔部5
…の形状や個数は、上記のようにポット3を上蓋2に固
定することが可能な形状や個数であれば、特に限定され
るものではない。
出部15b…の形状や個数、および、ポット3の鍔部5
…の形状や個数は、上記のようにポット3を上蓋2に固
定することが可能な形状や個数であれば、特に限定され
るものではない。
【0033】また、本実施例の養液栽培装置において
は、上蓋2に複数のポット3…を固定する構成となって
いるので、一度に多くの植物を養液栽培することができ
る。つまり、単位面積当たりに植え込まれる植物の固体
数を多くできる。このため、植物を効率的に養液栽培す
ることができる。
は、上蓋2に複数のポット3…を固定する構成となって
いるので、一度に多くの植物を養液栽培することができ
る。つまり、単位面積当たりに植え込まれる植物の固体
数を多くできる。このため、植物を効率的に養液栽培す
ることができる。
【0034】上記のポット3…に充填される培土として
は、栽培養液10が毛細管現象によりポット3の下部か
ら上部に上昇できるように、多孔性粒子が好ましい。ま
た、培土の粒径は2mm〜5mmが好ましく、3mm〜5mmが
特に好ましい。上記の培土としては、例えば、パミスサ
ンド(商品名;沖縄地方の火山灰土を粉砕し、粒径を揃
えたもの)、微粒軽石、砂、小石、礫状培土等を例示す
ることができる。これら培土は、単独で、若しくは適宜
混合して用いられる。尚、培土は、上記例示のものに限
定されるものではなく、栽培養液10が毛細管現象によ
りポット3の下部から上部に上昇でき、かつ、ポット3
内での植物の発根を妨げないものであればよい。
は、栽培養液10が毛細管現象によりポット3の下部か
ら上部に上昇できるように、多孔性粒子が好ましい。ま
た、培土の粒径は2mm〜5mmが好ましく、3mm〜5mmが
特に好ましい。上記の培土としては、例えば、パミスサ
ンド(商品名;沖縄地方の火山灰土を粉砕し、粒径を揃
えたもの)、微粒軽石、砂、小石、礫状培土等を例示す
ることができる。これら培土は、単独で、若しくは適宜
混合して用いられる。尚、培土は、上記例示のものに限
定されるものではなく、栽培養液10が毛細管現象によ
りポット3の下部から上部に上昇でき、かつ、ポット3
内での植物の発根を妨げないものであればよい。
【0035】栽培槽1、上蓋2、ポット3…および栓1
4には、養液栽培装置の使用に耐え得る機械的強度を備
えた材料を用いることが好ましい。その上、栽培槽1、
上蓋2および栓14には、栽培養液10中で例えばアオ
コ等の藻類が発生することを防止する上で、遮光性を備
えた材料を用いることが好ましい。上記の材料として
は、例えば、ポリスチレン樹脂、ポリウレタン樹脂等の
合成樹脂の非発泡体や、発泡ポリスチレン樹脂、発泡ポ
リウレタン樹脂(発泡倍率:15倍〜20倍程度)等の合成
樹脂の発泡体が軽量で断熱性も備えているため最適であ
るが、機械的強度および遮光性を備えた材料であれば、
特に限定されるものではない。栽培槽1、上蓋2、ポッ
ト3…および栓14は、互いに同一の材料からなってい
てもよく、また、互いに異なる材料からなっていてもよ
い。尚、養液栽培装置の外観(見栄え)が良好となるよ
うに、栽培槽1、上蓋2、ポット3…および栓14は着
色がなされていてもよく、また、栽培槽1、上蓋2およ
び栓14の外周面には、模様や絵等が描かれていてもよ
い。
4には、養液栽培装置の使用に耐え得る機械的強度を備
えた材料を用いることが好ましい。その上、栽培槽1、
上蓋2および栓14には、栽培養液10中で例えばアオ
コ等の藻類が発生することを防止する上で、遮光性を備
えた材料を用いることが好ましい。上記の材料として
は、例えば、ポリスチレン樹脂、ポリウレタン樹脂等の
合成樹脂の非発泡体や、発泡ポリスチレン樹脂、発泡ポ
リウレタン樹脂(発泡倍率:15倍〜20倍程度)等の合成
樹脂の発泡体が軽量で断熱性も備えているため最適であ
るが、機械的強度および遮光性を備えた材料であれば、
特に限定されるものではない。栽培槽1、上蓋2、ポッ
ト3…および栓14は、互いに同一の材料からなってい
てもよく、また、互いに異なる材料からなっていてもよ
い。尚、養液栽培装置の外観(見栄え)が良好となるよ
うに、栽培槽1、上蓋2、ポット3…および栓14は着
色がなされていてもよく、また、栽培槽1、上蓋2およ
び栓14の外周面には、模様や絵等が描かれていてもよ
い。
【0036】上記栽培槽1、上蓋2、ポット3…および
栓14の成形方法は、特に限定されるものではないが、
例えば材料として合成樹脂を用いる場合には、射出成形
や圧縮成形等により成形することができる。この際、ポ
ット3のスリット4…を略V字形状としているので、ポ
ット3を金型を用いた一次加工を行うだけで成形するこ
とができる。つまり、スリット4…が略V字形状である
ので、ポット3を金型から抜き出すことが可能となって
いる。
栓14の成形方法は、特に限定されるものではないが、
例えば材料として合成樹脂を用いる場合には、射出成形
や圧縮成形等により成形することができる。この際、ポ
ット3のスリット4…を略V字形状としているので、ポ
ット3を金型を用いた一次加工を行うだけで成形するこ
とができる。つまり、スリット4…が略V字形状である
ので、ポット3を金型から抜き出すことが可能となって
いる。
【0037】ここで、仮にポット3のスリット4…を略
V字形状としないで、スリット4…を、ポット3内側と
ポット3外側とで等しい幅(例えば1mm〜5mm程度)を
有する溝状としている場合について考えることとする。
すると、この場合には、溝状のスリットを備えたポット
を金型を用いた一次加工を行うだけで成形することが不
可能となる。即ち、上記のような溝状のスリットを設け
るためには、金型のキャビティ内にスリットの幅と等し
い幅の突起部分を設けなければならない。ところが、金
型に上記のような突起部分を設けると、この部分の機械
的強度が著しく低下することとなる。このため、突起部
分が簡単に折れたり変形したりする。また、スリットが
溝状であるので、ポットを金型から抜き出すことが不可
能となる。従って、溝状のスリットが形成されたポット
を成形するには、先ず、スリットが形成されていないポ
ット本体を金型を用いた一次加工を行うことにより成形
し、その後、ポット本体にカッター等を用いた二次加工
を施すことによりスリットを形成しなければならない。
それゆえ、ポットの成形方法が煩雑となると共に、養液
栽培装置のコストアップを招来することとなる。
V字形状としないで、スリット4…を、ポット3内側と
ポット3外側とで等しい幅(例えば1mm〜5mm程度)を
有する溝状としている場合について考えることとする。
すると、この場合には、溝状のスリットを備えたポット
を金型を用いた一次加工を行うだけで成形することが不
可能となる。即ち、上記のような溝状のスリットを設け
るためには、金型のキャビティ内にスリットの幅と等し
い幅の突起部分を設けなければならない。ところが、金
型に上記のような突起部分を設けると、この部分の機械
的強度が著しく低下することとなる。このため、突起部
分が簡単に折れたり変形したりする。また、スリットが
溝状であるので、ポットを金型から抜き出すことが不可
能となる。従って、溝状のスリットが形成されたポット
を成形するには、先ず、スリットが形成されていないポ
ット本体を金型を用いた一次加工を行うことにより成形
し、その後、ポット本体にカッター等を用いた二次加工
を施すことによりスリットを形成しなければならない。
それゆえ、ポットの成形方法が煩雑となると共に、養液
栽培装置のコストアップを招来することとなる。
【0038】本実施例にかかる養液栽培装置のポット3
においては、スリット4…を略V字形状としているの
で、金型のキャビティ内に設けられる突起部分の形状が
断面略V字形状となる。このため、この部分の機械的強
度が維持され、突起部分が折れたり変形したりすること
はない。また、スリットが略V字形状であるので、ポッ
トを金型から抜き出すことが容易となる。それゆえ、ポ
ット3の成形方法が簡単化されるので、養液栽培装置を
安価なものとすることが可能となっている。
においては、スリット4…を略V字形状としているの
で、金型のキャビティ内に設けられる突起部分の形状が
断面略V字形状となる。このため、この部分の機械的強
度が維持され、突起部分が折れたり変形したりすること
はない。また、スリットが略V字形状であるので、ポッ
トを金型から抜き出すことが容易となる。それゆえ、ポ
ット3の成形方法が簡単化されるので、養液栽培装置を
安価なものとすることが可能となっている。
【0039】また、栽培槽1、上蓋2、ポット3…およ
び栓14の成形に用いる金型の個数を削減するために、
例えば、上蓋2の成形に用いる金型で同時に栓14を成
形するようにしてもよい。つまり、上蓋2の周縁部の適
当な位置に栓14を肉薄部分を介して連設したものを金
型を用いて成形し、その後、上記の肉薄部分で切り離し
て上蓋2と栓14とに分離する。或いは、上蓋2と栓1
4とをランナーを介して連結したものを金型を用いて成
形し、その後、上記のランナーを切り取って上蓋2と栓
14とに分離する。これにより、栓14の成形に用いる
金型を削減することができる。
び栓14の成形に用いる金型の個数を削減するために、
例えば、上蓋2の成形に用いる金型で同時に栓14を成
形するようにしてもよい。つまり、上蓋2の周縁部の適
当な位置に栓14を肉薄部分を介して連設したものを金
型を用いて成形し、その後、上記の肉薄部分で切り離し
て上蓋2と栓14とに分離する。或いは、上蓋2と栓1
4とをランナーを介して連結したものを金型を用いて成
形し、その後、上記のランナーを切り取って上蓋2と栓
14とに分離する。これにより、栓14の成形に用いる
金型を削減することができる。
【0040】次に、上記構成の養液栽培装置の使用方法
の一例について説明する。養液栽培装置を組み立てる際
には、先ず、上蓋2にポット3…を上述のようにして取
り付ける。その後、栽培槽1に上蓋2を嵌合し、ポット
3…に培土を充填する。次いで、栽培養液10を上蓋2
の切欠部13を通じて栽培槽1内に供給し、栓14にて
切欠部13を塞ぐ。これにより、養液栽培装置が組み立
てられる。それから、ポット3…に所望の植物を植え込
み、養液栽培装置を使用する。栽培槽1には水抜き孔1
2が設けられているので、栽培養液10の液面の高さを
略一定に簡単に維持することができ、栽培養液10の液
面と上蓋2との間に空気層11を確保できるようになっ
ている。
の一例について説明する。養液栽培装置を組み立てる際
には、先ず、上蓋2にポット3…を上述のようにして取
り付ける。その後、栽培槽1に上蓋2を嵌合し、ポット
3…に培土を充填する。次いで、栽培養液10を上蓋2
の切欠部13を通じて栽培槽1内に供給し、栓14にて
切欠部13を塞ぐ。これにより、養液栽培装置が組み立
てられる。それから、ポット3…に所望の植物を植え込
み、養液栽培装置を使用する。栽培槽1には水抜き孔1
2が設けられているので、栽培養液10の液面の高さを
略一定に簡単に維持することができ、栽培養液10の液
面と上蓋2との間に空気層11を確保できるようになっ
ている。
【0041】尚、養液栽培装置を組み立てる際の手順
は、上記例示の手順に限定されるものではない。例え
ば、栽培槽1に上蓋2を嵌合する前にポット3…に培土
を充填してもよく、また、上蓋2にポット3…を取り付
ける前にポット3…に培土を充填してもよい。このよう
にポット3…に培土を充填するだけで栽培床が出来上が
るので、養液栽培装置が極めて簡単に組み立てられる。
さらに、栽培槽1に上蓋2を嵌合する前に栽培槽1に栽
培養液10を供給してもよい。
は、上記例示の手順に限定されるものではない。例え
ば、栽培槽1に上蓋2を嵌合する前にポット3…に培土
を充填してもよく、また、上蓋2にポット3…を取り付
ける前にポット3…に培土を充填してもよい。このよう
にポット3…に培土を充填するだけで栽培床が出来上が
るので、養液栽培装置が極めて簡単に組み立てられる。
さらに、栽培槽1に上蓋2を嵌合する前に栽培槽1に栽
培養液10を供給してもよい。
【0042】栽培養液10は、スリット4…を通じてポ
ット3内に浸漬し、毛細管現象によりポット3の下部か
ら上部に上昇し、ポット3に植え込まれた植物の根に供
給される。また、空気(酸素)は、空気層11から、栽
培養液10に浸漬されていないポット3の上部のスリッ
ト4…を通じて植物の気根に供給される。これにより、
ポット3においては、栽培養液10と酸素とが適度に混
ざり合った環境が実現される。また、植物の根は、スリ
ット4…を通じて栽培養液10中に自由に伸びることが
できる。このため、ポット3に植え込まれた植物の発根
が促されると共に毛根、或いは気根が発達する。即ち、
植物の生長が促進される。
ット3内に浸漬し、毛細管現象によりポット3の下部か
ら上部に上昇し、ポット3に植え込まれた植物の根に供
給される。また、空気(酸素)は、空気層11から、栽
培養液10に浸漬されていないポット3の上部のスリッ
ト4…を通じて植物の気根に供給される。これにより、
ポット3においては、栽培養液10と酸素とが適度に混
ざり合った環境が実現される。また、植物の根は、スリ
ット4…を通じて栽培養液10中に自由に伸びることが
できる。このため、ポット3に植え込まれた植物の発根
が促されると共に毛根、或いは気根が発達する。即ち、
植物の生長が促進される。
【0043】そして、植物に吸収されて減少した量だけ
栽培養液10を補充することにより、養液栽培を継続的
に行うことができる。このように、栽培養液10の液面
の高さを略一定に維持することにより、いわゆる静止栽
培が可能となるので、養液栽培装置の取り扱いが極めて
簡便となっている。また、例えば植物を種から生育する
場合には、所望の大きさとなるまで植え替え等を行う必
要がない。
栽培養液10を補充することにより、養液栽培を継続的
に行うことができる。このように、栽培養液10の液面
の高さを略一定に維持することにより、いわゆる静止栽
培が可能となるので、養液栽培装置の取り扱いが極めて
簡便となっている。また、例えば植物を種から生育する
場合には、所望の大きさとなるまで植え替え等を行う必
要がない。
【0044】上記の養液栽培装置を例えばベランダや庭
等の屋外で使用する場合には、必要に応じて、栽培槽1
の孔6a…に支柱(図示せず)を差し込み、いわゆるテ
ントを張る要領で養液栽培装置の上方に屋根を設ける。
この屋根は、雨水の侵入による栽培養液10の液量の増
加、および、栽培養液10中の肥料濃度の低下を防止す
るためのものである。このため、屋根を形成する材料
は、太陽光が透過するように透明であることが好まし
い。また、養液栽培装置と屋根との間は、通気のために
開放状態となっていることが好ましい。尚、養液栽培装
置と屋根との間に網を張ると、植物の虫害を防止するこ
とができる。
等の屋外で使用する場合には、必要に応じて、栽培槽1
の孔6a…に支柱(図示せず)を差し込み、いわゆるテ
ントを張る要領で養液栽培装置の上方に屋根を設ける。
この屋根は、雨水の侵入による栽培養液10の液量の増
加、および、栽培養液10中の肥料濃度の低下を防止す
るためのものである。このため、屋根を形成する材料
は、太陽光が透過するように透明であることが好まし
い。また、養液栽培装置と屋根との間は、通気のために
開放状態となっていることが好ましい。尚、養液栽培装
置と屋根との間に網を張ると、植物の虫害を防止するこ
とができる。
【0045】尚、上記の屋根を設けないで養液栽培装置
を屋外で使用すると、植物を伝って流れ落ちた雨水がポ
ット3…のスリット4…を介して栽培養液10に流れ込
み、栽培養液10の液面が上昇する。しかしながら、栽
培槽1には、栽培養液10をオーバーフローさせるため
の水抜き孔12が形成されているので、栽培槽1内の栽
培養液10の液面の高さを略一定に維持することができ
る。従って、植物の気根に酸素を供給するための空気層
11を確保することができるので、植物が枯死すること
はない。また、上蓋2が浮力によって栽培槽1から浮き
上がることもない。
を屋外で使用すると、植物を伝って流れ落ちた雨水がポ
ット3…のスリット4…を介して栽培養液10に流れ込
み、栽培養液10の液面が上昇する。しかしながら、栽
培槽1には、栽培養液10をオーバーフローさせるため
の水抜き孔12が形成されているので、栽培槽1内の栽
培養液10の液面の高さを略一定に維持することができ
る。従って、植物の気根に酸素を供給するための空気層
11を確保することができるので、植物が枯死すること
はない。また、上蓋2が浮力によって栽培槽1から浮き
上がることもない。
【0046】本実施例にかかる養液栽培装置は、以上の
ように、栽培養液10を蓄える栽培槽1と、栽培槽1に
嵌合する上蓋2とを備え、上記の上蓋2には、培土を充
填することにより栽培床となるポット3…が設けられて
いる。そして、上記のポット3…には、植物の根が通過
できる水平断面が略V字形状のスリット4…が形成され
ている構成である。このため、ポット3…は、例えば材
料として合成樹脂を用いた場合に、金型を用いた一次加
工を行うだけで成形可能な形状となる。これにより、ポ
ット3…の成形方法が簡単化されるので、養液栽培装置
を安価に提供することが可能となる。
ように、栽培養液10を蓄える栽培槽1と、栽培槽1に
嵌合する上蓋2とを備え、上記の上蓋2には、培土を充
填することにより栽培床となるポット3…が設けられて
いる。そして、上記のポット3…には、植物の根が通過
できる水平断面が略V字形状のスリット4…が形成され
ている構成である。このため、ポット3…は、例えば材
料として合成樹脂を用いた場合に、金型を用いた一次加
工を行うだけで成形可能な形状となる。これにより、ポ
ット3…の成形方法が簡単化されるので、養液栽培装置
を安価に提供することが可能となる。
【0047】また、本実施例にかかる養液栽培装置は、
ポット3…が上蓋2に着脱自在に設けられている構成で
ある。このため、例えば、ポット3…に植え込まれた植
物をポット3…から引き抜く際や、ポット3…を洗浄す
る際には、ポット3…を上蓋2から取り外して作業する
ことができる。つまり、上記の作業性が向上する。これ
により、作業時の取り扱いが容易な養液栽培装置を提供
することが可能となる。また、例えば、ポット3が破損
等した場合には、破損等したポット3のみを交換するこ
とができる。このため、例えばポット3が破損した場合
においても、養液栽培装置全体を廃棄する必要はなく、
該ポット3を交換するだけで養液栽培装置を引き続き使
用することができるので、経済的である。
ポット3…が上蓋2に着脱自在に設けられている構成で
ある。このため、例えば、ポット3…に植え込まれた植
物をポット3…から引き抜く際や、ポット3…を洗浄す
る際には、ポット3…を上蓋2から取り外して作業する
ことができる。つまり、上記の作業性が向上する。これ
により、作業時の取り扱いが容易な養液栽培装置を提供
することが可能となる。また、例えば、ポット3が破損
等した場合には、破損等したポット3のみを交換するこ
とができる。このため、例えばポット3が破損した場合
においても、養液栽培装置全体を廃棄する必要はなく、
該ポット3を交換するだけで養液栽培装置を引き続き使
用することができるので、経済的である。
【0048】さらに、本実施例にかかる養液栽培装置
は、栽培槽1に水抜き孔12が形成されている構成であ
る。このため、例えば装置をベランダや庭等の屋外で使
用する場合において、雨水の侵入による栽培養液10の
液量の増加を防止し、栽培養液10の液面の高さを略一
定に簡単に維持することができる。これにより、植物の
気根に酸素を供給するための空気層11を確保すること
ができるので、植物の生育を安定化させることができる
と共に、枯死を防止することが可能となる。
は、栽培槽1に水抜き孔12が形成されている構成であ
る。このため、例えば装置をベランダや庭等の屋外で使
用する場合において、雨水の侵入による栽培養液10の
液量の増加を防止し、栽培養液10の液面の高さを略一
定に簡単に維持することができる。これにより、植物の
気根に酸素を供給するための空気層11を確保すること
ができるので、植物の生育を安定化させることができる
と共に、枯死を防止することが可能となる。
【0049】尚、本実施例においては、ポット3に鍔部
5…を設ける一方、上蓋2の取付孔15に切欠部15a
…および突出部15b…を設けることにより、ポット3
を上蓋2に固定する構成としたが、ポット3は、上蓋2
に対して着脱自在となっていれば、上記の構成に限定さ
れるものではない。例えば、ポット3の上縁部を上蓋2
の取付孔15よりも大きくなるように形成し、ポット3
を上蓋2の取付孔15に単に嵌挿するだけで固定する構
成としてもよい。
5…を設ける一方、上蓋2の取付孔15に切欠部15a
…および突出部15b…を設けることにより、ポット3
を上蓋2に固定する構成としたが、ポット3は、上蓋2
に対して着脱自在となっていれば、上記の構成に限定さ
れるものではない。例えば、ポット3の上縁部を上蓋2
の取付孔15よりも大きくなるように形成し、ポット3
を上蓋2の取付孔15に単に嵌挿するだけで固定する構
成としてもよい。
【0050】また、本実施例においては、スリット4…
をポット3の下部からポット3の上部に至るまで形成す
る構成としたが、スリット4…は、ポット3の上下部で
分断されていてもよい。また、ポット3の成形に支障が
無ければ、スリット4…を細長く形成しなくてもよく、
例えば丸孔や角孔等であってもよい。
をポット3の下部からポット3の上部に至るまで形成す
る構成としたが、スリット4…は、ポット3の上下部で
分断されていてもよい。また、ポット3の成形に支障が
無ければ、スリット4…を細長く形成しなくてもよく、
例えば丸孔や角孔等であってもよい。
【0051】さらに、本実施例においては、上蓋2の全
ての取付孔15…にポット3…を固定する構成となって
いるが、例えば、ポット3…に植え込まれる植物が嵩高
い場合等には、植物同士の間隔を広くするために、幾つ
かのポット3…に植物を植え込まないような構成、つま
り、幾つかの取付孔15…にポット3…を取り付けない
構成とすることも可能である。尚、この場合には、ポッ
ト3が取り付けられていない取付孔15に、この取付孔
15を塞ぐ栓を嵌挿すればよい。
ての取付孔15…にポット3…を固定する構成となって
いるが、例えば、ポット3…に植え込まれる植物が嵩高
い場合等には、植物同士の間隔を広くするために、幾つ
かのポット3…に植物を植え込まないような構成、つま
り、幾つかの取付孔15…にポット3…を取り付けない
構成とすることも可能である。尚、この場合には、ポッ
ト3が取り付けられていない取付孔15に、この取付孔
15を塞ぐ栓を嵌挿すればよい。
【0052】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の養液栽培装置
は、以上のように、栽培養液を蓄える栽培槽と、栽培槽
に嵌合する上蓋とを備え、上記上蓋には、培土を充填す
ることにより栽培床となるポットが設けられ、上記ポッ
トには、植物の根が通過できる水平断面が略V字形状の
開口部が形成されている構成である。
は、以上のように、栽培養液を蓄える栽培槽と、栽培槽
に嵌合する上蓋とを備え、上記上蓋には、培土を充填す
ることにより栽培床となるポットが設けられ、上記ポッ
トには、植物の根が通過できる水平断面が略V字形状の
開口部が形成されている構成である。
【0053】それゆえ、ポットは、例えば材料として合
成樹脂を用いた場合に、金型を用いた一次加工を行うだ
けで成形可能な形状となる。これにより、ポットの成形
方法が簡単化されるので、養液栽培装置を安価に提供す
ることが可能となるという効果を奏する。
成樹脂を用いた場合に、金型を用いた一次加工を行うだ
けで成形可能な形状となる。これにより、ポットの成形
方法が簡単化されるので、養液栽培装置を安価に提供す
ることが可能となるという効果を奏する。
【0054】本発明の請求項2記載の養液栽培装置は、
以上のように、栽培養液を蓄える栽培槽と、栽培槽に嵌
合する上蓋とを備え、上記上蓋には、培土を充填するこ
とにより栽培床となると共に、植物の根が通過できる開
口部が形成されたポットが着脱自在に設けられている構
成である。
以上のように、栽培養液を蓄える栽培槽と、栽培槽に嵌
合する上蓋とを備え、上記上蓋には、培土を充填するこ
とにより栽培床となると共に、植物の根が通過できる開
口部が形成されたポットが着脱自在に設けられている構
成である。
【0055】それゆえ、例えば、ポットに植え込まれた
植物をポットから引き抜く際や、ポットを洗浄する際に
は、ポットを上蓋から取り外して作業することができ
る。つまり、上記の作業性が向上する。これにより、作
業時の取り扱いが容易な養液栽培装置を提供することが
可能となるという効果を奏する。また、例えば、ポット
が破損等した場合には、破損等したポットのみを交換す
ることができるので、養液栽培装置全体を廃棄する必要
はなく、該ポットを交換するだけで養液栽培装置を引き
続き使用することができるという効果も併せて奏する。
植物をポットから引き抜く際や、ポットを洗浄する際に
は、ポットを上蓋から取り外して作業することができ
る。つまり、上記の作業性が向上する。これにより、作
業時の取り扱いが容易な養液栽培装置を提供することが
可能となるという効果を奏する。また、例えば、ポット
が破損等した場合には、破損等したポットのみを交換す
ることができるので、養液栽培装置全体を廃棄する必要
はなく、該ポットを交換するだけで養液栽培装置を引き
続き使用することができるという効果も併せて奏する。
【0056】本発明の請求項3記載の養液栽培装置は、
以上のように、栽培槽に、栽培養液の液面の高さを略一
定に維持するための水抜き孔が形成されている構成であ
る。
以上のように、栽培槽に、栽培養液の液面の高さを略一
定に維持するための水抜き孔が形成されている構成であ
る。
【0057】それゆえ、例えば装置をベランダや庭等の
屋外で使用する場合において、雨水の侵入による栽培養
液の液量の増加を防止し、栽培養液の液面の高さを略一
定に簡単に維持することができる。これにより、植物の
気根に酸素を供給するための空気層を確保することがで
きるので、植物の生育を安定化させることができると共
に、枯死を防止することが可能となるという効果を奏す
る。
屋外で使用する場合において、雨水の侵入による栽培養
液の液量の増加を防止し、栽培養液の液面の高さを略一
定に簡単に維持することができる。これにより、植物の
気根に酸素を供給するための空気層を確保することがで
きるので、植物の生育を安定化させることができると共
に、枯死を防止することが可能となるという効果を奏す
る。
【図1】本発明の一実施例における養液栽培装置を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】上記の養液栽培装置を示す断面図である。
【図3】上記の養液栽培装置を示す平面図である。
【図4】上記の養液栽培装置が備える上蓋を示す底面図
である。
である。
【図5】上記の上蓋の要部を示す平面図である。
【図6】上記の上蓋の要部を示す斜視図である。
【図7】上記の養液栽培装置が備えるポットを示す斜視
図である。
図である。
【図8】上記のポットが上蓋に固定されている状態を示
す要部の断面図である。
す要部の断面図である。
1 栽培槽 2 上蓋 3 ポット 4 スリット(開口部) 5 鍔部 10 栽培養液 11 空気層 12 水抜き孔 15 取付孔
Claims (3)
- 【請求項1】栽培養液を蓄える栽培槽と、栽培槽に嵌合
する上蓋とを備え、上記上蓋には、培土を充填すること
により栽培床となるポットが設けられ、上記ポットに
は、植物の根が通過できる水平断面が略V字形状の開口
部が形成されていることを特徴とする養液栽培装置。 - 【請求項2】栽培養液を蓄える栽培槽と、栽培槽に嵌合
する上蓋とを備え、上記上蓋には、培土を充填すること
により栽培床となると共に、植物の根が通過できる開口
部が形成されたポットが着脱自在に設けられていること
を特徴とする養液栽培装置。 - 【請求項3】栽培槽に、栽培養液の液面の高さを略一定
に維持するための水抜き孔が形成されていることを特徴
とする請求項1または2記載の養液栽培装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6021397A JPH07227162A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 養液栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6021397A JPH07227162A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 養液栽培装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07227162A true JPH07227162A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12053929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6021397A Pending JPH07227162A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 養液栽培装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07227162A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012003753A1 (zh) * | 2010-07-05 | 2012-01-12 | 北京中环易达设施园艺科技有限公司 | 一种微型蔬菜生产系统的便携式水耕栽培盒 |
| WO2012148086A3 (ko) * | 2011-04-29 | 2012-12-20 | 주식회사 포시산업 | 수분공급이 가능한 화분 받침대 |
| KR200466021Y1 (ko) * | 2010-11-17 | 2013-03-25 | 그린인프라 주식회사 | 수직벽 녹화용 포트 |
| KR101362925B1 (ko) * | 2012-04-02 | 2014-02-18 | 충북대학교 산학협력단 | 채소재배 및 새싹재배 겸용 가정용 다기능 식물재배기 |
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| JP2015136359A (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 富士通株式会社 | 植物栽培装置 |
| WO2015111487A1 (ja) | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 富士通株式会社 | 水耕栽培システム、水耕栽培方法、植物栽培システム及び植物栽培装置 |
| JP2016208764A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 裕史 久保 | 太陽光発電システム |
| WO2017138054A1 (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水耕栽培装置 |
| JP2018050545A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | エーモン工業株式会社 | 水耕栽培装置 |
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| KR20240081607A (ko) | 2022-11-30 | 2024-06-10 | 주식회사 기반테크 | 수경 재배 배지를 포함하는 수경 재배 장치 |
-
1994
- 1994-02-18 JP JP6021397A patent/JPH07227162A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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