JPH07227674A - 多電極溶接方法並びにこの方法を実施するための電極構造体、トーチ及び装置 - Google Patents
多電極溶接方法並びにこの方法を実施するための電極構造体、トーチ及び装置Info
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Abstract
することができ、しかも溶接ワイヤを十分加熱して溶接
することができる溶接方法並びにその方法を実施するた
めの電極構造体、ト−チ及び装置を提供すること。 【構成】 略円形状にそれぞれ絶縁して配置した複数
の非消耗電極(22A,22B)の内側に組み込んだ絶縁体から
なるワイヤガイドチップ(23)の中央に設けた溶接ワイヤ
貫通孔に給電加熱した溶接ワイヤを挿通すると共に、ワ
イヤガイドチップと前記非消耗電極の間からインナ−ガ
スを供給し、且つ非消耗電極の外周部に溶接用シ−ルド
ガスを流して溶接する。
Description
いる多電極溶接方法並びにこの方法を実施するための電
極構造体、ト−チ及び装置に関する。
うに通電加熱した溶接ワイヤ(1)を斜め上方から溶融
池に供給して溶接する方法(例えば、特開平3─204
180号公報参照)と、図16に示すように全体が筒状
であって、ア−クを発生する部分が一本の棒状になって
いる非消耗電極(22)の筒状部内側に配設された絶縁部材
の貫通孔に、溶接ワイヤ(1)を上方から挿通して供給
する溶接方法(例えば、特開平5─77050号公報参
照)とが知られていた。
のティグ溶接法は、装置が大型になるために、狭隘の場
所では使用できず、且つ溶接ワイヤの供給に方向性があ
るという問題点があり、さらに通電できる距離が短いの
で、特に電気抵抗の小さい金属の溶接ワイヤでは小電流
で十分加熱することができないという問題点があった。
また上記図16に示す従来のティグ溶接法は、電極が一
つであるために、ト−チを左右に振幅しなければ幅広開
先の溶接ができず、ア−クにムラが生じ易く且つ大電流
を流して溶接することができないという問題点があり、
さらに溶接ワイヤを通電加熱するようになっていないの
で、高速で溶接ができないという問題点もあった。本発
明は、ア−クのムラを解消し、大電流で溶接することが
でき、しかも溶接ワイヤを十分加熱して溶接することが
できる溶接方法並びにこの方法を実施するための電極構
造体、ト−チ及び装置を提供することを目的とするもの
である。
成するために、略円形状にそれぞれ絶縁して配置した複
数の非消耗電極の内側に組み込んだ絶縁体のワイヤガイ
ドチップの中央に給電加熱した溶接ワイヤを挿通すると
共に、ワイヤガイドチップに設けたインナ−ガス流通路
からHe、H2 、Ar又はこれらの混合ガスからなるイ
ンナ−ガスを供給し、且つ非消耗電極の外周部より溶接
用シ−ルドガスであるアウタ−ガスを流して溶接するよ
うにした。
現象を溶接ワイヤと母材との間の電圧の変化又は溶接ワ
イヤに流れる電流の遮断によって検知し、溶接ワイヤが
連続的に溶融池へ供給される状態になると同時に通電を
開始するようにした。
造体を、中央に溶接ワイヤ貫通孔を設けると共に、周囲
に孔又はスリットからなるインナ−ガス流通路を設けた
絶縁体のワイヤガイドチップと、このワイヤガイドチッ
プの周囲に略円形状にそれぞれ絶縁して配置した複数の
非消耗電極とからなるものとした。
を、絶縁体を間に挟んだ複数のブロックからなるト−チ
ブロックと、その上部に螺合した絶縁体のト−チキャッ
プと、その上部に取り付けた溶接ワイヤ給電部と、ト−
チブロックの下部に取り付けたト−チカップと、ト−チ
ブロックの内側に設けた電極固定手段と、これに取り外
し自在に固着した多電極構造体と、ト−チカップの内部
にあってアウタ−ガスを整流して噴出するコレットボデ
−と、ト−チブロックの周囲に取り付けられたインナ−
ガス入口、アウタ−ガス入口、ト−チ冷却水入口及びト
−チ冷却水出口とからなるものとした。
絶縁体を間に挟んだ複数のブロックからなるト−チブロ
ックと、その上部に螺合した絶縁体のト−チキャップ
と、ト−チブロックの下部にシ−ルパッキンを介して取
り付けたト−チカップと、ト−チブロックの内側に挿入
された複数のブロックからなる電極コレットと、ト−チ
カップの内部にあってト−チブロックにト−チカップを
固定すると共に、アウタ−ガスを整流して噴出するコレ
ットボデ−と、電極コレットに取り外し自在に固着した
ワイヤガイドチップ及びこの周囲に略円形状に取り付け
た複数の非消耗電極とからなる電極構造体と、ト−チブ
ロックの周囲に設けたインナ−ガス入口、アウタ−ガス
入口、ト−チ冷却水入口及びト−チ冷却水出口と、ト−
チキャツプの上部にワイヤ給電端子を挟んで取り付けた
Cuなどからなるワイヤ給電部本体と、ワイヤ給電端子
に接続されたワイヤ加熱電源と、ト−チブロックの各ブ
ロックにそれぞれ接続される複数の溶接電源と、各電源
を制御する制御装置とからなり、ト−チキャップを回転
することによって電極コレットを押し下げて多電極構造
体を取り外し自在に固着するようにした。
と、ア−ク力の増大によりアンダ−カット、ハンピング
などの欠陥が生じ易く、且つ電極の消耗が大きくなる欠
点があるが、本発明は、ワイヤガイドチップの周辺に複
数の電極を配置しているので、1本の電極に大電流を流
さなくても全体で大電流を流すことができ、上記欠陥が
生じることがなく、また電極が多く消耗することもなく
溶接することができる。さらに、電極が1本であると、
幅広開先ではア−クオシレ−トが必要になり溶接が不均
一になるが、本発明は、電極を複数にしているので、オ
シレ−トを行わなくても溶接することができる。また、
本発明は、各電極に独立した溶接電源を接続するように
しているので、ア−クを他の電極に影響されることなく
発生することができると共に、各電極のア−クをそれぞ
れ独立して制御することができる。
が生じて溶接ワイヤと母材との間の電圧が急に高くな
り、溶接ワイヤに流れる電流が遮断されることになる。
このような状態になると、溶接ワイヤの溶融池への供給
が不安定になるが、本発明は、この変化を検知して加熱
電流を遮断し、溶接ワイヤが連続的に溶融池へ供給され
る状態になると同時に通電を開始するようにしたので、
溶接ワイヤを高温の状態で溶融池へ安定的に供給するこ
とができる。
うな構造にすると共に、溶接ワイヤの給電部を装置の最
上部に取り付け、他の電極を母材に接続するようにした
ために、溶接ワイヤの給電部から溶接ワイヤの先端まで
を長くすることができるので、特に電気抵抗の小さい金
属の溶接ワイヤでも小電流で十分加熱することができ
る。さらに、本発明の装置は、ト−チブロックを回転す
る回転手段を設けることができるので、回転装置を取り
付けると、ア−クを回転させながらオシレ−トすること
ができ、溶融金属が強制的に攪拌されるのでさらに溶接
能率並びに溶接品質の向上が図れる。
ると、図1は、本発明の全体構成を示すもので、ト−チ
ブロック(9)は絶縁体(25)を間に挟んだ2つのブロッ
クからなり、その上部には絶縁体で作られたト−チキャ
ップ(5)が螺合され、下部にはシ−ルパッキン(20)を
介してト−チカップ(21)が取り付けられ、内側にはワイ
ヤガイドチップ(23)を間に挟んだ非消耗電極A(22A) と
非消耗電極B(22B)が取り外し自在に固定されている。
さらに、ト−チブロック(9)の周囲にはインナ−ガス
入口(10)、2つのアウタ−ガス入口(11)、2つのト−チ
冷却水入口(12A,12B) 及び2つのト−チ冷却水出口(26
A,26B) が設けられている。図面では、ト−チ冷却水入
口とト−チ冷却水出口の何れか一方しか見えていない
が、左右にそれぞれト−チ冷却水入口とト−チ冷却水出
口がある。ト−チキャップ(5)の上部にはワイヤ給電
端子(4)を挟んでワイヤ給電部本体(3)が螺合さ
れ、ワイヤ給電部本体(3)には絶縁シ−ス(27)を介し
てワイヤコンジット(2)が取り付けられ、ワイヤ給電
端子(4)にはワイヤ加熱電源(30)の一方の電極が接続
されている。溶接電源A(31)と溶接電源B(32)はそれぞ
れの一方の電極が2つのト−チ冷却水入口(12A,12B) の
一方又は2つのト−チ冷却水出口(26A,26B) の一方を通
ってト−チブロック(9)の各ブロックに接続され、も
う一方の電極がワイヤ加熱電源(30)の一方の電極と共に
母材(34)に接続されている。図中33は制御装置であり、
ワイヤ加熱電源(30)、溶接電源A(31)と溶接電源B(32)
を制御している。
によって送りこまれ、ワイヤ給電部本体(3)によって
給電され、ト−チブロック(9)、ワイヤガイドチップ
(23)を通って溶接部に供給される。ア−クを制御するイ
ンナ−ガスはインナ−ガス入口(10)から入り、ワイヤガ
イドチップ(23)を通って溶接部に供給され、溶接シ−ル
ドガスであるアウタ−ガスは2つのアウタ−ガス入口(1
1)から入り、ト−チカップ(21)の中を通って溶接部の周
囲に供給される。
って詳細に説明する。ト−チブロック(9)は、図4に
示すように絶縁体(25)を間に挟んだ2つのブロックから
なり、2つのブロックは絶縁スリ−ブ(28)によって絶縁
された状態でト−チブロック固定ネジ(14)によって
固定されている。図2に示すようにこのト−チブロック
(9)の上部には絶縁体で作られたト−チキャップ
(5)がねじ部(38)で螺合され、その下部にはシ−ルパ
ッキン(20)を介してト−チカップ(21)が雄ねじ(40,41)
を設けたコレットボディ−(15)によって固定されてい
る。このト−チブロック(9)の内側には下部の外径が
縮小された円筒形の電極コレット(13)が挿入されてい
る。
ように内側に半円形の溝(56)がある2つのブロックに分
かれており、その溝(52)には図3に示すようにワイヤガ
イドチップ(23)と非消耗電極(22A,22B) とを挟み込むよ
うになっている。ワイヤガイドチップ(23)は絶縁体で作
られており、図7及び図8に示すように周囲に2つの突
条(45)と孔(54)又はスリット(55)からなるインナ−ガス
流通路(24)が設けられており、さらに中央に溶接ワイヤ
貫通孔(44)が設けられている。2つに分かれた電極コレ
ット(13)の内側にワイヤガイドチップ(23)、非消耗電極
A(22A) 及び非消耗電極B(22B) からなるもの、すなわ
ち多電極構造体を挟んだ状態でト−チキャップ(5)を
回転すると、電極コレット(13)は下方に押されて斜面(4
3)がト−チブロック(9)の突部(42)に突き当たり、2
つに分かれた電極コレット(13)は内側に押されて多電極
構造体を締めつけて固着する。
プ(21)を固定しているコレットボディ−(15)は、図2に
示すように内筒の下方部の径が縮小されているが、断面
が略h形をしており、内筒の上方部の外側にト−チブロ
ック(9)の雌ねじと螺合する雄ねじ(40)が設けられ、
外筒の外側にト−チカップ(21)の雌ねじと螺合する雄ね
じ(41)が設けられ、さらに内筒には空洞に繋がるアウタ
−ガス用孔(53)が設けられている。空洞にはアウタ−ガ
ス整流金網落下防止リング(18,19) が固定され、その上
に間隔保持リング(17)を挟んで3枚のアウタ−ガス整流
金網(16)が乗せられている。
示すようにインナ−ガス入口(10)、2つのアウタ−ガス
入口(11)、2つのト−チ冷却水入口(12A,12B) 及び2つ
のト−チ冷却水出口(26A,26B) が設けられている。この
インナ−ガス入口(10)には通路(47)が続いており、この
通路(47)にはト−チキャップ(5)に設けた通路(48)が
繋がっている。インナ−ガス入口(10)から入ったインナ
−ガスは、オ−リング(6,7,8)で外部に漏れない
ように遮断されているので、通路(47)、通路(48)を通っ
てト−チキャップ(5)の内側に入り、ワイヤガイドチ
ップ(23)のインナ−ガス流通路(24)を通って溶接部に供
給される。2つのアウタ−ガス入口(11)から入ったアウ
タ−ガスは、オ−リング(8)で漏れないように遮断さ
れているので、通路(49)、非消耗電極A(22A) 及び非消
耗電極B(22B) とコレットボディ−(15)の内筒との間を
通って内筒のアウタ−ガス用孔(53)から空洞に入り、ア
ウタ−ガス整流金網(16)によって整流されて溶接部の周
囲に供給される。
態を示す説明図である。(a)は、安定状態で、溶融池
内へ溶接ワイヤが連続的に送給される状態を示してい
る。(b)は、溶接ワイヤが加熱され過ぎて溶滴状態で
溶融池内へ供給されている状態を示している。また、図
10は、溶接ワイヤの加熱電圧又は電流と連続安定供給
状態及び溶滴状態との関係を示す説明図である。溶接ワ
イヤが溶融池内へ連続的に送給されている場合には、加
熱のための溶接ワイヤ電圧及び溶接ワイヤ電流は一定状
態であるが、溶接ワイヤが加熱され過ぎて溶滴状態にな
った場合には、加熱のための溶接ワイヤ電圧は急激に高
くなり、溶接ワイヤ電流は遮断されることを示してい
る。本発明は、この変化を検知して加熱電流を遮断し、
溶接ワイヤが連続的に溶融池へ供給される状態になると
同時に通電を開始するようにしたので、溶接ワイヤを高
温の状態で溶融池へ安定的に供給することができる。
を設けた例を示すものである。ト−チブロック(9)の
周囲に溶接ト−チ回転ギヤ(50)を取り付け、溶接ト−チ
回転モ−タ(52)に取り付けた回転駆動ギヤ(51)で回転す
るようにしたものである。このようにすると、溶接ア−
クを回転オシレ−トすることができるので、さらに溶接
能率並びに溶接品質の向上が図れる効果がある。
溶接ワイヤ加熱方法、ワイヤ供給方法及び台車走行方法
並びにこれらを組み合わせた例を示すものである。図は
溶接ト−チA,Bの溶接電流及びパルス位相等が任意に
選択でき、且つ溶接ト−チA,Bの電流値も各々個別に
制御できること、溶接ワイヤ送給方法、溶接ワイヤ加熱
方法及び台車走行方法も定値、断続及びパルス状態でき
ること及びこれらのものを組み合わせることができるこ
とを示している。本発明においては、上記例の他溶接ト
−チA,Bの一方のみを使用して上記溶接ワイヤ送給方
法、溶接ワイヤ加熱方法及び台車走行方法と組み合わせ
て行うこともできるなど種々の組み合わせが可能であ
る。
す図で、(a)、(b)、(c)及び(d)はその例を
示している。(c)に示したものは先端が尖っており、
小電流に適している。また(d)に示したものは先端が
平らで広くいので、大電流に適している。
(a)、(b)及び(c)はその例を示している。
(a)は非消耗電極を各々開先壁に指向させる例を示
し、(b)は(a)の非消耗電極を90゜回転して溶接
線方向に電極を指向する例を示す。また(c)は非消耗
電極を回転させて溶接線方向に傾斜ア−クを発生する例
で、特に横向溶接に有効な方法である。
示したが、ト−チブロック及び電極コレットのブロッ
ク、溶接電源などを3つ以上にして非消耗電極を3つ以
上にすることもできる。また、上記実施例では、ト−チ
冷却水入口(12A,12B) とト−チ冷却水出口(26A,26B) を
2つずつ設けているが、その数は必要に応じて適宜増減
することができる。さらに、上記実施例では、溶接電源
A(31)と溶接電源B(32)のそれぞれの一方の電極はト−
チ冷却水入口(12A,12B) 又はト−チ冷却水出口(26A,26
B) のそれぞれ一方を通って接続されているが、、各電
極を2つに分けて両方のト−チ冷却水入口(12A,12B) と
ト−チ冷却水出口(26A,26B) を通って接続することもで
きるし、ト−チ冷却水入口(12A,12B) とト−チ冷却水出
口(26A,26B)以外のところに接続することもできる。
先ず、溶接条件に合った形状の非消耗電極を選択し、こ
れらとワイヤガイドチップとを組み合わせたもの、すな
わち多電極構造体を電極コレット(13)に挿入する。この
状態でト−チキャップ(5)を回すと、電極コレット(1
3)が押し下げられて多電極構造体を挟み付けて固定す
る。これと前後して、溶接条件に合った溶接電流値、電
流波形、溶接ワイヤ加熱電流値などを制御装置に設定入
力する。その後、インナ−ガス、アウタ−ガス及びト−
チ冷却水を流して溶接を開始する。
定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない限り種々
の変更を加え得ることはもちろんである。
いるので、以下に記載するような優れた効果を奏する。 (1)複数の電極を近接して使用しているので、大電
流、高速化が図れ、高速度域で生じるハンピング現象の
発生限界速度の上限を拡大することができる。 (2)各電極に独立した溶接電源を接続しているので、
ア−クを他の電極に影響されることなく発生することが
できると共に、各電極のア−クをそれぞれ独立して制御
することができる。 (3)溶接ワイヤの給電部から溶接ワイヤの先端までの
距離を長くしているので、溶接ワイヤの加熱効果、特に
電気抵抗の小さい金属の小電流での加熱効果が優れ、溶
接ワイヤの溶融性能を高めることができる。 (4)ト−チブロック(9)を回転する回転手段を設る
ことができるので、回転手段を取り付けると溶接ア−ク
を回転オシレ−トすることができ、さらに溶接能率並び
に溶接品質の向上が図れる。(5)ア−ク制御ガスを電
極の周囲から流しているので、ア−ク及び溶け込みを制
御することができる。 (6)先端形状が異なる電極を種々組み合わせることが
できるので、ア−クの指向性を制御することができる。
図である。
給状態及び溶滴状態との関係を示す説明図である。溶接
ワイヤの加熱電圧又は電流と連続安定供給状態及び溶滴
状態との関係を示す説明図である。
図である。
加熱方法、ワイヤ供給方法並びに台車走行方法の組み合
わせの例を示す説明図である。
明図である。
る。
ティグ溶接法の正面図である。
ィグ溶接法の正面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 略円形状にそれぞれ絶縁して配置した複
数の非消耗電極の内側に組み込んだ絶縁体のワイヤガイ
ドチップの中央に設けた溶接ワイヤ貫通孔に給電加熱し
た溶接ワイヤを挿通すると共に、ワイヤガイドチップと
前記非消耗電極の間にインナ−ガスを供給し、且つ非消
耗電極の外周部にアウタ−ガスを流すことを特徴とする
多電極溶接方法。 - 【請求項2】 溶接ワイヤの溶滴化現象を溶接ワイヤと
母材との間の電圧の変化又は溶接ワイヤに流れる電流の
遮断によって検知して溶接ワイヤ加熱電流を遮断し、溶
接ワイヤが連続的に溶融池へ供給される状態になると同
時に通電を開始することを特徴とする請求項1記載の多
電極溶接方法。 - 【請求項3】 中央に溶接ワイヤ貫通孔(44)を設けると
共に、周囲にインナ−ガス流通路(24)を設けた絶縁体の
ワイヤガイドチップ(23)と、このワイヤガイドチップ(2
3)の周囲に略円形状にそれぞれ絶縁して取り付けた複数
の非消耗電極(22A,22B) からなる多電極構造体。 - 【請求項4】 絶縁体(25)を間に挟んだ複数のブロック
からなるト−チブロック(9)と、その上部に螺合した
絶縁体のト−チキャップ(5)と、その上部に取り付け
た溶接ワイヤ給電部(3,4)と、ト−チブロック
(9)の下部に固定したト−チカップ(21)と、ト−チブ
ロック(9)の内側に挿入した電極固定手段(13)と、こ
れに取り外し自在に固着した多電極構造体と、ト−チカ
ップ(21)の内部にあってアウタ−ガスを整流して噴出す
るコレットボデ−(15)と、ト−チブロック(9)の周囲
に設けたインナ−ガス入口(10)、アウタ−ガス入口(1
1)、ト−チ冷却水入口(12A,12B) 及びト−チ冷却水出口
(26A,26B) とからなることを特徴とする多電極溶接ト−
チ。 - 【請求項5】 絶縁体(25)を間に挟んだ複数のブロック
からなるト−チブロック(9)と、その上部に螺合した
絶縁体のト−チキャップ(5)と、ト−チブロック
(9)の下部にシ−ルパッキン(20)を介して取り付けた
ト−チカップ(21)と、ト−チブロック(9)の内側に挿
入した複数のブロックからなる電極コレット(13)と、こ
れに取り外し自在に固着したワイヤガイドチップ(23)及
びこの周囲に略円形状に取り付けた複数の非消耗電極(2
2A,22B) とからなる多電極構造体と、ト−チカップ(21)
の内部にあってト−チブロック(9)にト−チカップ(2
1)を固定すると共に、アウタ−ガスを整流して噴出する
コレットボデ−(15)と、ト−チブロック(9)の周囲に
設けたインナ−ガス入口(10)、アウタ−ガス入口(11)、
ト−チ冷却水入口(12A,12B) 及びト−チ冷却水出口(26
A,26B) と、ト−チキャップ(5)の上部にワイヤ給電
端子(4)を挟んで螺合したワイヤ給電部本体(3)
と、ワイヤ給電端子(4)に接続されたワイヤ加熱電源
(30)と、ト−チブロック(9)の各ブロックにそれぞれ
接続される複数の溶接電源(31,32) と、各電源を制御す
る制御装置(33)とからなり、ト−チキャップ(5)を回
転することによって電極コレット(13)を押し下げて多電
極構造体を取り外し自在に固着することを特徴とする多
電極溶接装置。
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|---|---|---|---|
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